読書記録が続きます。最近は「だいぶ前の読書」としてだいぶ前に読んだ本を紹介してきましたが、この本はかなり前に読んだのにここに書くのを忘れていたっぽい。
柞刈湯葉さんの「横浜駅SF」。
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名城公園に花見に行ったときにだんご食いながら読んだ記憶があるので、読んだのはその頃だな。
柞刈湯葉(いすかり ゆば)というのは変わったペンネームですが、この方、もともと「イスカリオテの湯葉」というハンドルでTwitterで活動しておられたのが、商業デビューの際に(?)「長すぎる」という理由で「柞刈湯葉」にされたようです。
https://x.com/yubais/status/746278433542443009
いや私は正直なところ「イスカリオテの湯葉」では宗教色が強すぎるというかキリスト教徒を怒らせかねないので改名したのかと思ってた。
あとがきによれば『横浜駅は大正四年にこの惑星に誕生して以来、百年以上に渡り一度たりとも工事が終わったことが無い。』そうですが、本作は、無限に増殖を続ける横浜駅に本州のほとんどを覆われた世界が舞台です。まあふざけたような設定で、「エキナカ」に住む人はみんな体内に「Suika」が埋め込まれていてこれを使って改札を出入りできる、でも駅の外で生まれ育った主人公「ヒロト」はSuikaがなくてエキナカには入れないが、たまたま手に入れた「18きっぷ」で5日間だけエキナカに潜入する、というストーリーです。JR北日本とJR福岡は横浜駅の侵攻をなんとか食い止めようとしていたりする。
こんなふざけたような設定ですが、ストーリーはちゃんとしています。主人公ヒロトの物語は完結している。でも、畳み切れていない部分もあるんですよ。久保トシルとネップシャマイどこいった。
外伝として、「横浜駅SF 全国版」というのも出ています。
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こちらは、「横浜駅SF」に出てくる登場人物の前日譚的な短編集ですが、やっぱり前日譚なので、本編で畳み切れていなかった部分は出てこない。うーむ。
まあでも読みやすく面白い小説ではあると思います。
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