私は自宅PCとしては長いこと2015年に買ったLet's Note SXを使っていたのですが、当然こんな古いのはWindows11に対応してないし、Windows11は今年の10月にはサポートが切れるし、さすがにこれだけ古いと性能的にも困ることが(ごくたまに)あるし、ということで、PCの買い替えをずっと考えていました。
で、引き続きLet's Noteを、と思ってPanasonicの直販サイトに行ったら品切れ、入荷したらメールで知らせる、みたいな設定があったのでクリックしてみたら「この画面のここにボタンが出る」と案内だけ出て、その画面に行ってもボタンは存在しない。やっと探し当てた問い合わせフォームから問い合わせしてみたら、「このまま完売となり、生産完了になる可能性が高い商品となりますため入荷案内お知らせメールの登録ができない仕様となっております」だとさ。だったら最初からお知らせメールの案内なんか出すなよ。
で、結局、MSIのPrestige-13-AI+Evo-A2VMGとかいうのを購入。まあ、結果的に安くついた。メモリ32G、ストレージ1T、CPUはCore Ultra 7-258V。割とハイエンドだと思います。画面の解像度も2880x1800と高いのですが、ふだんは蓋閉じて外付けモニタにつないでいるのでまあ関係ない。細かく表示できても、どうせ読めないしな(老眼的に)。
ビックカメラで買ったのですが店頭に在庫がないとかで別店舗からの取り寄せになり、この土曜に受け取ってきました。それでこの週末にもろもろ移行作業。後のために何をしたかをメモっておきます(抜けはあるかもしれませんが)。
①言われるままにセットアップするとMicrosoftアカウントに紐づいたユーザがひとつ作られて、それはいいんだがC:\Usersの下に作られるユーザフォルダがメールアドレスから作られた「PXU00」なんてわけのわからない名前になっている。さすがにこれは嫌なので変え方を調べたら、「このアカウントをローカルユーザに変更し、新しいローカルユーザを作って管理者権限を与え、そのユーザをMicrosoftアカウントに紐づける」という手順が見つかった。そこで、そのアカウントをローカルユーザに変更しようとしたら、ローカルユーザのユーザ名を聞いてきたので、ああこれでローカルユーザが作れるのかな、と思ったらどうもこれは「同一アカウントでMicrosoftアカウントとローカルユーザを両方作る」機能だったようでユーザフォルダは増えなかった。仕方がないので別途もう一つローカルユーザを作ったところで力尽きたので今ログインしているユーザはまだMicrosoftアカウントに紐づいてない。
②フォルダの移行
私は自分のPCにはいつも「C:\maebashi」というフォルダを掘ってそこにたいていのものを突っ込むのでこれをコピー。
③メールソフトThunderbirdの移行
Thunderbirdなんてフォルダをコピーするだけで一撃だと思っていたのに、移行したつもりがさっぱり古いメールが出てこない。よくよく見たら、「プロファイルフォルダー」のフォルダをコピーしなければいけないのに上にある「更新フォルダー」をコピーして、移行されない! と昨日から首をひねっていた。これは私が悪い。
④スナップレイアウトの無効化
邪魔なウインドウをちょっと横によけておこうとすると画面半分を占拠してもっと邪魔になるというクソ機能を無効化。
⑤ウイジェットを消す
スタートボタンが真ん中に出るのはまあ慣れるとして、左下の「ウイジェット」にうっかりカーソルが行ったときに邪魔なものがどかんとでるのはさすがに許容できないので消した。
⑥Norton360のアンインストール
Windowsにはずいぶん前からWindows Defenderというアンチウイルスソフトが入っていて、他のアンチウイルスソフトはたいてい問題しか起こさないので削除。削除したからにはその後ちゃんとWindows Defenderが動いていることも確認。
⑦ターミナルのデフォルトをコマンドプロンプトに
普段使うのはコマンドプロンプトが多いのです。しかしPowerShellを使うこともあるので、どちらも起動できればそれでよいのですが、Windows11になって「ターミナル」というひとつのアプリに(ガワだけ)統合されてしまったのでやむなくコマンドプロンプトをデフォルトに。昔のPowerShellは背景が青くてコマンドプロンプトと区別がついてよかったのですが、それもなくなってしまった。改悪が過ぎる。
⑧Firefoxのインストールとブックマークの移行
検索するのにアドレスバーを使いたくないので検索窓を出したいのですが、うまくいってません。公式に載ってた方法は「そんなボタンないぞ」状態。
⑨Javaのインストール
今時点でjdk24でした。
⑩IntelliJのインストール
Javaの開発環境IntelliJを入れます。
⑪Tomcatのインストール
これは元PCからフォルダごと持ってきて、環境変数JAVA_HOMEを設定すれば終わり。
⑫PostreSQLのインストール
インストールしたうえで、元PCでダンプしたデータファイルも移行。
このへんまでが開発環境です。Visual Studio Communityも入れなきゃだけど。
⑬xyzzy, JTrimのインストール
xyzzyはテキストエディタ、JTrimは画像をくりぬいたりするツールです。どっちもC:\maebashiの下に置いてあるのでタスクバーにピン止めしただけです。
⑭WSL2のインストール
Windows上で動作するLinux環境WSL2をインストール。そのうえで、旧PCから秘密鍵を持ち込んで、このブログをホストしているさくらインターネットのサーバにSSHでログインできるところまで確認。
これくらいかなあ。WebページのアップロードにWinSCPを使っていますが、それはまだ入れてない。
最近、タブレットも買い替えたので(こっちもたいがい古くなってた)、散財したことですよ。
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