K.Maebashi's blog

だいぶ前の読書「インシテミル」


読書記録の消化が続きます。

今回はミステリー。「インシテミル」。

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ここのTogetterまとめで勧められていたから買ったのですが……

みなさんの「うわぁあぁ~~~~!!なんだこれ!!!面白すぎる!!!!」ってなった作品を教えてください→つい読み耽ったり斜め上の展開に衝撃を受けた作品が集結
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――いやあ、これはひどい。









<ネタバレ回避の空白>







登場人物が揃いも揃ってバカすぎるでしょ。
法外なバイト代でミステリ読みの「主人」に集められ、その中で殺人するように仕向けられる、という設定自体はまあ、荒唐無稽だけど「そういうもの」と思ってもよい。しかしその状況下での各登場人物の行動がバカすぎる。

ミステリーオタクの「主人」は殺人と「探偵役」による解決を見たがっているとして、でも集められた人間は報酬が積み増しされるぐらいで人殺しまでしようとは思わないでしょう普通。人殺しまでしようと思う人が混じっているとして(おそらく主人の企みで、混じっていたわけだが)、そういう人も、表向きは「人殺しはしたくない」という態度をとるはず。
だったら、まず最初、西野さんが死ぬ前の段階で、「各個人に配られてたすべての武器を持ち寄って、金庫に入れておく」ぐらいのことは誰かが思いつくはずだし、思いつかなかったとしても途中からでもやっておかしくない。西野さんが死んだ時点で、犯人がこの中にいるのだと思ったのなら、そこからでも全員分の武器を確認して銃を持っている人を確認するはずでしょう。

「殺されるかもしれないから武器は手放せない」なんて発想するか? 相手の武器もわからないのに。

私は西野さんは「よっぱらって廊下をうろうろしていてガードに殺されたのかな」と思ったけれど(実際は自殺だったけれども)、ガードに殺された可能性を誰も考えないのもおかしい。いっそ犯人と疑われて監獄に入れられる方が安全なのでは? と誰も思わないのもおかしい。

設定はいくら荒唐無稽でもいいけど、小説である以上、各登場人物が何を考えどう動くのか、そこに納得感がないなら完全に駄作でしょう。これはひどい。本当にひどい。



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ブログを作ってみました。何を書くかは未定。

まえばし

いわゆるSEですが、Excelは嫌い。酒は好き。
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