毎度毎度似たような内容ですみませんが。
今回は2冊行きます。1冊目。
「山手線が転生して加速器になりました。」
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タイトルからしてふざけたようなタイトルですが、中身もまあ、ふざけたような内容です。それでもロバート・ラスバン・ウィルソンがテバトロン(当時最大の円形加速器)の予算について国会で語った言葉とか、ホーキングの第2パラドックスとか、フェルミのパラドックス(これは「三体」でも出てきたな)とか、いろいろ勉強になります。
内容は、同一の世界での連作短編集です。この世界では、パンデミックにより人間は都会から撤退していて、世界中のあちこちに分散して住み、リモートワークで暮らしています
「山手線が転生して加速器になりました。」
表題作。山手線が円形加速器になる話(そのまんまですね)。中央線は線形加速器になっています。
「未来人観光客がいっこうにやってこない50の理由」
ホーキングの第2パラドックスについて。ネタバレは避けます。
「不可能旅行社の冒険――けっして行けない場所へ、お連れします」
定年退職した科学者たちがVR世界であれやこれやする話。
「山手線が加速器に転生して一年がすぎました。」
表題作の続編。タイトルはオオアリクイのパロディですかね。
「ひとりぼっちの都会人」
子どもは守られないといけない。
「みんな、どこにいるんだ」
タコの話。
「総論 経済学者の目からみた人類史」
ネタバレは避けます。
次。
「辺境メシ ヤバそうだから食べてみた」
ここでも何度か取り上げている高野秀行さんの本です。
高野秀行さんの本らしく、読みやすくてするする読めます。
アフリカ、南アジア、東南アジア、日本、東アジア、中東・ヨーロッパ、南米と、世界中のいろいろなものを食べています。ざっと目次で数えると80種類以上、なのでいちいちここには並べませんが、ゴリラに始まって虫とかカエルとか、いや虫やカエルは奇食のうちに入らんだろうと思うようなストロングな人でも、この本の中での「食べ方」にはのけぞる人が多そうです。料理する前の虫をうっかり食べてしまうこと2回(これはどっちも単純に著者の不注意ですが)。
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