「せめて週末には1本ぐらい映画を見ようチャレンジ」とかなんとか前回書いたのは7月ですが、次にアマプラで映画を観たのはそれから2か月以上後か…… いやさ最近はチェンソーマンとかタローマンとか、映画館では観てたんですが、そういやここには書いてないな。
さておき先週の週末に観たのは、1979年公開、沢田研二主演の映画「太陽を盗んだ男」。先週の週末と言いつつ、日曜の夜に観始めたものの寝なきゃいけない時間になってしまって、翌月曜の夜はkmaebashi.comのSSL証明書の更新をやってたら終わってしまって、結局最後まで観たのは火曜の夜でした。
amazon primeの画面のスクショとリンクを貼っておきます。
沢田研二扮する中学校の理科教師が東海村の原発から盗み出したプルトニウムで原爆を作って政府を脅迫する、という話です。
東海村には原発はあってもプルトニウムはないだろう※1、とか、取り出した金属プルトニウムをそのまま1個の塊にしたらその時点で爆発するだろう、とか、ツッコミどころは多々ありますが、前半の原爆製造工程はなんだか妙に面白い。バイクのヘルメットを密閉して放射能除けにしていたりして。
で、いよいよできた原爆で何をするのか、ですが、主人公には主義も主張も目的もありません。原爆で政府を脅迫して何をするかといえば、最初は「野球のナイターをちゃんと最後まで放送すること」なんかを要求している※2。終盤ではラジオDJの「零子」が主人公に協力しますが、こっちの動機も全然わからない。面白ければ何でもいいのか。
1979年頃と言えば、学生運動も終焉していた時代で、この時代(しらけ世代?)の若者ならこういう「理由なき原爆」も共感できたんでしょうか。終盤で主人公は「この町はもう死んでるようなものだ」みたいなことを一度だけ言いますが、それもなんだか取ってつけたような感じに私には見えました。
ところで、途中で「エヴァ破」で出てきた音楽が流れました。エヴァがこの映画から音楽を持ってきてたんですね。以下、知恵袋より。
エヴァ破でシンジが通学していたときに流れた曲のタイトルについて
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028141630
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