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――なんだこりゃ。
アレン・カー以上のトンデモかもしれない。こんなのが世界中で売れてるの?
もうね、何が書いてあるのか全く意味不明。そもそも「ソバーキュリアス」とは何か? すらわからない。
普通、こういう変な用語を作ったなら、それがどういう意味かぐらい最初に書くじゃないですか。それに相当するらしいのが、本書ではこれ。ちょっと長く引用します。
断っておくと、私は医者でも脳科学者でも依存症の専門家でもないので人様の飲み方を診断する立場にはない。けれども、後悔の日曜だったか、みじめな月曜だったかに始まった自問をきっかけとして、酒とのつきあい方を根本的に、徹底的に見直した。見直す範囲は自分の過去や人生観にまで広がり、ここ10年は答えを見つけることに多くの時間を割いてきた。
そうするなかで飲み方が変わり、飲み方に対する考え方が変わった。飲酒という行為そのものに対するスタンスが一変した。アルコールが人間関係、生産性、幸福感、社会全体に与える影響を知った。その結果、生き方まで変わった。今は毎日が気分爽快で充実しており、すべてを手に入れた気分にさえなる。
こういう自問自答を、ソバーキュリアス、略して「ソバキュリ」と呼ぶことにした。
この文章、意味わかりますか。
酒とのつきあい方を見直したら生き方まで変わった、というのはまあわかる。ではソバーキュリアスという言葉は何なのか、というと、「こういう自問自答」がソバーキュリアスらしい。自問自答というのは「自問をきっかけとして、酒とのつきあい方を根本的に、徹底的に見直した。」部分のことか。sober curiousのsoberはしらふ、curiousは好奇心が強い、という意味らしいですが、英語圏の人ならこれで自然に通じるんですかね。
著者が結局酒をやめたのか、多少なりとも飲んでるなら今どれぐらい飲んでいるのかも不明(『ただし、死ぬまで一滴も飲まないことにするかどうかは保留にした。』とは書いてある)、酒をやめるなら飲み友達とは疎遠になってしまうのか、というのは酒飲みなら気になるところでしょうがそれも不明、挙句の果てに、スピリチュアルな方向に走ってる。
生体エネルギーの周波数を研究して30余年になるデイビッド・R・ホーキンス博士は※1情動や感情を数値化し、「意識の一覧表」なるものに表示している。
なんだそりゃ。
量子力学の世界では、振動数の高い物体(人間も?)は周囲の物体の振動数をも引き上げると言われる。
知りもしない量子力学のことをこんなふうに語る奴の言うことは一切聞き入れる必要はないと思います。
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