またたまっている読書記録です。
「うんこ文学」。うんこのようなひどい文学、的な比喩ではなく、そのものズバリのうんこについての文学です。
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副題は「漏らす悲しみを知っている人のための17の物語」。まあそういう本です。
1本目は尾辻克彦さんのエッセイ。何度もギリギリでトイレに駆け込む経験を繰り返し、
小学生のときだって、もうダメだ、もうダメだと思いながら何とか家まで持ち帰った。それがギリギリの場合など、しゃがむと同時に出口が開かれる。しゃがみながらゲートが開き、つまり群衆がワッと出ながらしゃがむわけで、しゃがむと同時に脱ぐズボンの後方と群衆とが、ほとんどニアミスの状態で、おそらくあと数ミリのところでクルリとすり抜けて、ことなきを得ているわけなのである。
そんな経験を何度か繰り返してみると、やはりそこまで放出を持ちこたえるのは意志の力かと思ったりする。たんに物理的限界であれば、そんなニアミス状態が何度も起るはずがない。
論理的である。この論理的な考察は結局最後には裏切られるわけですが。
Kindle本はお試しで途中まで読めるのですが、お試しでここまで読んだときに購入を決めていました。
その他。「過酸化マンガン水の夢」という谷崎潤一郎の小説なんだかエッセイなんだか日記なんだかの文章も載っています。いやこれ本当に単なる日記に見える。
脱線しますが、
家人と珠子さんはかねてよりストリップショウと云うものを見せてほしいと云っており、本日午後予を促して日劇小劇場ミュウジックホールへ行くことにきめている様子なり。これは去年あたりから、女だけでは這入りにくいから一度連れて行けと頻りに促していたのだが、此の春河原町の京劇で「裸の女神」(原名Ah! Les Belles Bacchantes!)と云うパリで評判のバレスクの映画を見てから、急に日本のミュウジックホールの実演が見たくなったものと察せ察せられる。
そういうもんなの?
ジプシーローズと云う娘が殊にきれいであったこと
調べてみました。実在の方だったんですね。Wikipediaより。
美津子が推賞のジプシーローズはここのプリマドンナらしいけれどもやや老けていて体に脂肪があり過ぎるのと、混血児らしい容貌なのとが予の趣味に合わず、
Wikipediaによればストリッパー後半はアルコール依存になってたようですが、それにしても享年32歳の方が「やや老けていて」と言われるのか…… 時代か。
この本には「半地下生活者」という韓国の小説も収録されています。韓国で「半地下」といえば「パラサイト 半地下の家族」は映画館で観ましたが、この小説でも具体的な生活が伝わってきます。この小説は、「自室にトイレがなく、本来は大家さんの家のトイレを使わせてもらうはずが使わせてもらえない」青年の苦悩を描いた小説ですが、ストーリー上、主人公の青年が働く工場の労働者が途中でストライキを起こす。このストライキの結果はどうなったんだ。
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