元祖サイバーパンク「ニューロマンサー」。
こんな有名で重要な本を今頃初めて読んでる時点で私は読書家ではない。
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読んだきっかけは、先日紹介した万事快調(オール・グリーンズ)で、主人公がラップやるときのMCネームが「ニューロマンサー」だったので思い出したこと。女子高生が読んでる本を読んでないんじゃコケンにかかわる、とか思ったわけでもないですが。
上にも書いた通り、この本はサイバーパンクの元祖的な小説です。Wikipediaによれば『1999年の映画『マトリックス』は当初ニューロマンサーの映画化を目指したが、スポンサーが付かず企画が変更された。』とのこと。ニューロマンサーにはマトリックスもザイオンも出てきますが、名前が流用されたのかな。
士郎正宗の攻殻機動隊なんか、そのまんまですね。最近新作TVアニメもやってますが。なんならニューロマンサーには光学迷彩(劇中では「カメレオン服」なんて呼ばれたりもしてますが)も出てくる。――と思ったら、士郎正宗はニューロマンサーからの影響を否定しているの? えー?
なお日本を代表するSF作品として有名になった「攻殻機動隊」もニューロマンサーの影響を受けた作品であると誤解されがちであるが、それは映画版の話であり、原作コミック著者士郎正宗によるとニューロマンサーを読んだのは攻殻機動隊の連載開始後であり、世界観自体はニューロマンサー発刊時に既に一巻が入稿されていた「アップルシード」において構築されている。
Wikipediaの履歴より
――で、そういう後続作品でサイバーパンクに慣れ親しんだ我々なら、この本も苦も無く読めるのかと言うと、やっぱりどうにも読みにくい。同じ人間が違う呼び方をされたり、『その左手に小さくて重いものがあった。』とあってそれが手榴弾だとわかるのは次の章だったり、「ブラウン」がコーヒーメーカーだったりドローンだったり、「ボンか」というから何かと思ったらずいぶん前に出てきた地名だったり、どうにも戸惑います。じっくり読めばいいのかもしれないけれど、スマホで隙間時間に読むにはちとつらい。
巻末の用語集とか、Wikipediaとか読み込んだうえで再読すればだいぶすっきりするんでしょうが、いまからそれをやる熱意はないなあ。いつか読み直すかもしれないけれど。
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