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[895] 感謝&訂正
投稿者:Comro
2007/02/20 02:13:25

前橋さんの書いた本(C言語ポインタ完全制覇)を入門書の次の次に読み、 分かりやすいし、補足も面白くて、良い本だと思い、作者をYAHOOで検索したら、このページに着きました。 ちなみに、入門書の次に読んだ本は、よく分からず途中で止めて、C言語ポインタ完全制覇を読みはじめました。 今までに僕の買ったC言語関係の本にはこんなこと書いてなく、 この本を読むまでいつも、配列とポインタの違いが分からず混乱していましたが、 違いが分かるようになりました。 まだ、190Pぐらいまでしか読んでいませんが、早くこの本を全部読んで、 途中で読むのを止めていた入門書の次の本を読破したいです。 この本と早めに出合えて本当に良かったです。 そして、訂正ですが、 「プログラミング言語を作る」の「見た目の問題(2005/6/25)」の Perl, Ruby, MODULA-2, Ada, Eiffel elseifについて、 僕はPerlしか知りませんが、Perlはelsifです。 それでは。
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[894] Re:Brainfuck
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>うーん、私が想定していたのは、内部形式をふたつ作るのではなく、 >「読み込んで内部形式に変換するところ」でまとめて変換する、というものでした。 >内部形式をふたつ作ってもよいでしょうが、ストロークを少なくするという >code golfの趣旨に反するような気がします。 ここでおっしゃっている内部形式が私の考えているものとずれているかもしれないですが、例えば、入力(文字列)を内部形式(メモリ上の変数)、例えば、リストなどに変換するのは、Pythonでは、sが入力文字列だとすると、list(s)とするだけですし、forなどに文字列(シーケンス)を直接渡しても、1文字ずつ処理してくれるので文字列が内部形式としても良いですし、どのタイミングで変換するかは問題ではないように思えますがどうでしょう? 文字列を1文字ずつ処理するのは、例えば、以下のような感じ。 >>> s = 'test' >>> for c in s: ... print c, ... t e s t >Perlはたまに使いますがたまにしか使わないので身に付かず、 >PHPはここの掲示板を作った程度、 >Rubyはちょこちょこ見ては試しにプログラムを動かしたりはしてますが、 >Rubyのソースを書くのに費やした時間よりRubyの実装のソースを読んだ時間の方が >長いくらい、 >PythonはRubyについてよりも浅学ですねえ。 なるほどです。しかし、crowbarみたいなスクリプト言語を作れるというのはすごいと思います。PythonがRubyよりも浅学というのはPythonファンの私としては残念です。 >「Rubyソースコード完全解説」をWebで読んじゃって本を購入しなかったので、 >罪滅ぼしに「ふつうのHaskellプログラミング」を読んでたり。 私も「ふつける」は購入しましたが、最近、MYCOMから出た「入門Common Lisp」という本も買ってしまいました。最近、(ぱ)さんが本を出さないのは残念です。何か書く予定があったら教えてください。
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[893] Re:Brainfuck
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>それをすべきタイミングは >>Brainfuckソースを読み込んで内部形式に変換するところでしょうから、 >>「文字列変換」ではないですよね。 > >リスト(内部形式)に変換してから別のリスト(内部形式)に変換しても >良いかもしれません。 うーん、私が想定していたのは、内部形式をふたつ作るのではなく、 「読み込んで内部形式に変換するところ」でまとめて変換する、というものでした。 内部形式をふたつ作ってもよいでしょうが、ストロークを少なくするという code golfの趣旨に反するような気がします。 >Perl、PHP、Ruby、Pythonなどを想定していました。 Perlはたまに使いますがたまにしか使わないので身に付かず、 PHPはここの掲示板を作った程度、 Rubyはちょこちょこ見ては試しにプログラムを動かしたりはしてますが、 Rubyのソースを書くのに費やした時間よりRubyの実装のソースを読んだ時間の方が 長いくらい、 PythonはRubyについてよりも浅学ですねえ。 「Rubyソースコード完全解説」をWebで読んじゃって本を購入しなかったので、 罪滅ぼしに「ふつうのHaskellプログラミング」を読んでたり。
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[892] Re:Brainfuck
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

すいません(汗)。先ほどの返信で、 >さすがに(ぱ)も手を出しているのかなと思いました。 「(ぱ)さんも」と書こうとして、「(ぱ)も」と書いてしまいました…。大変失礼致しました…<_O_>
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[891] Re:Brainfuck
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

ご回答ありがとうございます。 >Code Golf自体は以前「Matzにっき」からリンクを辿って、ページの構成が >わかりにくいのもあってちょっと眺めただけでしたが。 ルールがどこに明記されているのか分かりにくいのは私も感じました。 >ええと、Brainfuck問題というのは > > ... > >で、課題は、 >・マスタングさんがPythonで書いたBrainfuckの処理系に、 >・課題のページで与えられているBrainfuckのコードを食わせて、 >・正しい解答が、4秒以内に得られること > >ですよね? (「4秒以内」という制限がどこに書いてあるのか、見つけられていませんが) その通りです。4秒以内というのは問題によってたまに書いてるのですが、Code Golfでのルールみたいです。 >うちの処理系をベースにしたのであれば、実行部分は、アルゴリズム的に小手先で >最適化できる余地はあんまりないのではないでしょうか(Brainfuck処理系には、 >「]」が来たとき実行時に「[」を検索しているようなものもありますが、うちの >処理系はそのへんは読み込み時に済ませていますし)。 >Pythonの実装に依存するチューニングの余地はあるかもしれません。読み込んだ >Brainfuckプログラムをどのような内部形式で保持するか、とか。 Pythonの実装に依存するチューニングは確かにありそうですが、残念ながら思いつきません。内部形式もリストを使用しているのですが、dict(辞書)も値として式しか書けないので使えなさそうですし他には分かっていません。 >5秒を4秒にする程度のことであれば、「++++」を「+4」のようなひとつのコードに >するというアイディアで十分かとは思いますが、それをすべきタイミングは >Brainfuckソースを読み込んで内部形式に変換するところでしょうから、 >「文字列変換」ではないですよね。 6秒を4秒かもしれません。文字列変換というのは、例えば、'>+++++[<+++]<.'という入力(文字列)が与えられたときに、'>+5[<+3]<.'という文字列に変換してからリスト(内部形式)に変換することを想定していました。リスト(内部形式)に変換してから別のリスト(内部形式)に変換しても良いかもしれません。 文字列変換を考えていたのは、正規表現で簡単にできないかなと考えていました。 >(「スクリプト」が何なのかが不明ですが)いろいろな言語の本やら解説ページやら >読んではいますが、簡単なチュートリアルの例題とかではなく、実際に日頃から >自分の問題を解くために使っていないと、「身に付く」ことにはならないようですね。 スクリプトは、最近、LL言語と言われているもの、例えば、Perl、PHP、Ruby、Pythonなどを想定していました。普段使ってないと身に付くことにならないというのは同感です。私もC++やJavaは本読んでいただけなので全く身についていません。 Ruby、Pythonは世間で今流行っているというイメージがあったので、さすがに(ぱ)も手を出しているのかなと思いました。Haskellとか関数型言語などを勉強しているのかなとか。 悩んでいても進まないのでとりあえず、Brainfuck問題はPendingしておくことにしました。ありがとうございます。
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[890] Re:Brainfuck
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

Code Golf自体は以前「Matzにっき」からリンクを辿って、ページの構成が わかりにくいのもあってちょっと眺めただけでしたが。 >最近Pythonを覚えて、Code Golf(http://codegolf.com/) >というコンペにはまっているのですが、Brainfuck問題というのがあり、(ぱ)さんのソースを参考にさせて頂いたのですが、最後の問題が4秒以内という制限にTime outでパスしません。恐らくあと1秒くらい短縮しないとダメみたいです。 ええと、Brainfuck問題というのは http://codegolf.com/brainfuck ここのことで、「最後の問題」というのは、このページの一番下のところにある Rot-13の問題のことですか? WikipediaのRot-13のページ: http://ja.wikipedia.org/wiki/ROT13 で、課題は、 ・マスタングさんがPythonで書いたBrainfuckの処理系に、 ・課題のページで与えられているBrainfuckのコードを食わせて、 ・正しい解答が、4秒以内に得られること ですよね? (「4秒以内」という制限がどこに書いてあるのか、見つけられていませんが) >ネックは、入力の1文字1文字をループで回しているところだと思うのですが、3百万回のループが問題になっていそうです。スクリプトはループに弱いので。 うちの処理系をベースにしたのであれば、実行部分は、アルゴリズム的に小手先で 最適化できる余地はあんまりないのではないでしょうか(Brainfuck処理系には、 「]」が来たとき実行時に「[」を検索しているようなものもありますが、うちの 処理系はそのへんは読み込み時に済ませていますし)。 Pythonの実装に依存するチューニングの余地はあるかもしれません。読み込んだ Brainfuckプログラムをどのような内部形式で保持するか、とか。 >何か一般的に早くアウトプットを得る方法はあるのですか?とりあえず、'++++'などを'+4'のようにすればループ回数が劇的に減るかなと思っているのですが、まだ試していません。うまい文字列変換が思いつかないので。 5秒を4秒にする程度のことであれば、「++++」を「+4」のようなひとつのコードに するというアイディアで十分かとは思いますが、それをすべきタイミングは Brainfuckソースを読み込んで内部形式に変換するところでしょうから、 「文字列変換」ではないですよね。 >あと(ぱ)さんはスクリプトは勉強とかされていますか? (「スクリプト」が何なのかが不明ですが)いろいろな言語の本やら解説ページやら 読んではいますが、簡単なチュートリアルの例題とかではなく、実際に日頃から 自分の問題を解くために使っていないと、「身に付く」ことにはならないようですね。
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[889] Brainfuck
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

お久しぶりです、マスタングです。もし分かれば教えて欲しいです。 最近Pythonを覚えて、Code Golf(http://codegolf.com/) というコンペにはまっているのですが、Brainfuck問題というのがあり、(ぱ)さんのソースを参考にさせて頂いたのですが、最後の問題が4秒以内という制限にTime outでパスしません。恐らくあと1秒くらい短縮しないとダメみたいです。 ネックは、入力の1文字1文字をループで回しているところだと思うのですが、3百万回のループが問題になっていそうです。スクリプトはループに弱いので。 何か一般的に早くアウトプットを得る方法はあるのですか?とりあえず、'++++'などを'+4'のようにすればループ回数が劇的に減るかなと思っているのですが、まだ試していません。うまい文字列変換が思いつかないので。他に何かうまい方法ありますか? あと(ぱ)さんはスクリプトは勉強とかされていますか?
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[888] Re:大感激です
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>プログラミング(超)初心者です。 はじめまして。ほめていただきありがとうございます。 最近仕事に追われておりまして、Webページの更新もすっかり滞り、 この掲示板も放置状態でしたが、久々に投稿いただきその点でもありがとうございます。 >前橋先生の他の本を購入しようと思っています。 それはもう是非(商魂モード)
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[887] 大感激です
投稿者:White_Star_Cat
2007/02/20 02:13:25

プログラミング(超)初心者です。 「C言語体当たり学習 徹底入門」を図書館で借りました。 あまりのわかりやすさに大感激です。 (^o^)/ 前橋先生の他の本を購入しようと思っています。
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[886] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:17:27

広告なので削除しました。
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[885] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:19:26

広告なので削除。
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[884] Re:crowbar ver.0.4.02
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

>そういえばLGPLはスタティックリンクはだめでしたっけ。すっかり忘れてました。 必ずしもスタティックリンクが駄目というわけじゃないですが、 スタティックリンクすると、 LGPL http://www.gnu.org/licenses/lgpl.html の第6項 a) みたいな制約を満たさないといけなくなります。 すなわち、LGPL なライブラリを再リンクできるようにするため、 アプリケーションの側のオブジェクトコードか、ソースコードを 提供する必要が生じます。 それよりはダイナミックリンクして、第6項 b) の適用を選んだ方が 楽なことが多いんじゃないかと思います。
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[883] 本当の基礎からのWebアプリケーション入門 ―Webサーバを作ってみよう―
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

Subject変えました。 >>「本当の基礎からのWebアプリケーション入門 ―Webサーバを作ってみよう―」 > > ネットワークに関してはほとんど無知なので何とも言えませんが、Webサーバの >作成は原点に戻りすぎではありませんか?随分と役に立つとは思いますけど。 昔、「インターネットを256倍使うための本」というのがあって、その中に、 「シェルによるhttpdの実装」というのがありました。 …今探したらソースが公開されていました。こちらです。 http://www.ascii.co.jp/books/support/4-7561-1663-9/supplement/0001/shttpd こちらによれば、 http://www.ascii.co.jp/books/support/4-7561-1663-9/supplement/ 「筆者が偉いんではなく、shが偉いんでもなく、ズバリinetdが偉い」そうですが、 その部分をJavaかなんかでちょろっと書いてしまえば、Webサーバとしての機能は すぐに実装できそうですし、それをベースにいろいろ拡張すれば勉強になるんじゃ ないかなあ、と思うわけです。ブラウザが何を送ってきてるのか目で見えますし、 どう対応すればいいかもわかるので。
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[882] Re:crowbar ver.0.4.02
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>SDL は LGPL なので、スタティックリンクするよりは、Windows の場合なら >実行ファイルと同じディレクトリに展開されるようにアーカイブを作る方が >いいでしょうね。 そういえばLGPLはスタティックリンクはだめでしたっけ。すっかり忘れてました。 >LGPL よりライセンスの緩いライブラリとしては Allegro というのがあるよう >です。http://www.talula.demon.co.uk/allegro/ こちらも情報ありがとうございます。 >行数については、大学時代には、1日1000行、6日で6000行書いちゃう先輩が >いました。まあ、この人は特別で、絶対真似できんと当時から言ってましたが。 現在なら、1日1000行はやれないこともないのですが…あくまで「非常時」だけですね。 後で読みたくないコードになることが多いので。
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[881] Re:『センス・オブ・プログラミング!』誤植
投稿者:トル
2007/02/20 02:13:25

>Cで掲示板というのは別の意味ですごいというか、ずいぶん手間がかかったのでは >ないでしょうか。PHPを覚えるほうが手っ取り早いような。  PHPの$_POSTの代わりの物をせっせと作っていたりした辺りを手間と言えば確かにPHPより はずいぶん手間がかかりました。  一番時間がかかったのはデータベースを使わなかったので、保存や読み込みの辺りです。 ちょうどその頃「プログラミング言語を作る」でyaccとlexが使われていたので、興味本位で 使ってみたりしました。楽ができたかと聞かれますと微妙ですが。 >「本当の基礎からのWebアプリケーション入門 ―Webサーバを作ってみよう―」  ネットワークに関してはほとんど無知なので何とも言えませんが、Webサーバの作成は原点に 戻りすぎではありませんか?随分と役に立つとは思いますけど。 >掲示板のプログラムを公開することは、Webページのひとつも立てれば可能では >ないでしょうか。お金もかかりませんし。  それは可能ですが、見てくれる相手が未だにいないのが悩みの種です。メーリングリストなどに 参加してみたいとは思うのですが、今は色々とありますのでまだ先の事になると思いますし。
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[880] Re:『センス・オブ・プログラミング!』誤植
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>P.198 L.3 (4-6-1) >Line polyline_array[LINE_MAX]; 確認しました。ご指摘ありがとうございました。正誤表に入れておきます。 > 話が変わりますが、「PHPとMySQLで掲示板を作る」を前に読ませていただき、 >私も作ってみたいな~、と思い、前橋さんの掲示板を参考にして作ってみました。 >まともに使える言語がCしかなく、練習の意味合いも込めてCで作ったのですが、 >あまり上手くは作れませんでした。 Cで掲示板というのは別の意味ですごいというか、ずいぶん手間がかかったのでは ないでしょうか。PHPを覚えるほうが手っ取り早いような。 とはいえ、CGIはWebアプリケーションの基本ですから、(Perlでもよいので)一度は 作っておくべきものかとは思います。最近は、PHPやらJSPやらStrutsやら、果ては ASP.NET等いろいろ便利な道具があって、もちろんそれはそれでよいのですが、 結局下回りを知らないと困ることもありますから。 「本当の基礎からのWebアプリケーション入門 ―Webサーバを作ってみよう―」 なんての、誰か書いてくれませんかね… > 独学で、周りにプログラミングのできる知り合いがおらず、評価したりして >もらえないので寂しいです。 掲示板のプログラムを公開することは、Webページのひとつも立てれば可能では ないでしょうか。お金もかかりませんし。 > あと、「プログラミング言語を作る」も楽しく読ませていただいています。 ありがとうございます。停滞しておりましてすみません。
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[879] Re:crowbar ver.0.4.02
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

SDL は LGPL なので、スタティックリンクするよりは、Windows の場合なら 実行ファイルと同じディレクトリに展開されるようにアーカイブを作る方が いいでしょうね。 Linux の場合は、ディストリビューションに最初からついてきて、デフォルト でインストールされることが多いので、特に考慮の必要はないと思います。 LGPL よりライセンスの緩いライブラリとしては Allegro というのがあるよう です。http://www.talula.demon.co.uk/allegro/ 行数については、大学時代には、1日1000行、6日で6000行書いちゃう先輩が いました。まあ、この人は特別で、絶対真似できんと当時から言ってましたが。 大学祭の展示が素晴らしいってのは同感です。
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[878] 『センス・オブ・プログラミング!』誤植
投稿者:トル
2007/02/20 02:13:25

正誤表に載っていませんでしたので、お知らせします。(初版第一刷) P.198 L.3 (4-6-1) Line polyline_array[LINE_MAX]; とありますが、 PolyLine polyline_array[LINE_MAX]; ではないでしょうか?  話が変わりますが、「PHPとMySQLで掲示板を作る」を前に読ませていただき、 私も作ってみたいな~、と思い、前橋さんの掲示板を参考にして作ってみました。 まともに使える言語がCしかなく、練習の意味合いも込めてCで作ったのですが、 あまり上手くは作れませんでした。  独学で、周りにプログラミングのできる知り合いがおらず、評価したりしてもらえないの で寂しいです。  あと、「プログラミング言語を作る」も楽しく読ませていただいています。
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[877] Re:crowbar ver.0.4.02
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

どうもです。返答が遅くなりましてすみません。 >> そろそろWindowsに特化してもいいんじゃないかと思っていたり(謎)。 >これって昔聞いたあの話の関連ですかね。  この文言はcrowbar 0.4の時のToDoリストに入ってまして、この時は そういうこともそれなりに考えていたのですが、今はちょっと別方面に 手を出しつつあって、どうしようかなあ、という状態です。 >だとすると、SDL をライブラリとして使えば、Windows に特化しなくても >いいのではないかって気もします。  毎度アドバイスありがとうございます。  ちょっと調べてみましたが、このへんを見る限り、使い方はそんなに 難しくなさそうです。 http://lazyfooproductions.com/SDL_tutorials/index.php  ただ、あっち方面を目指す場合、「.EXEファイル単体で動く」というのは それなりに重要な用件であるように思います。crowbarもそっち方面を目指すなら、 HSPやひまわりがそうであるように、インタプリタとスクリプトをひとつの .EXEにまとめられなきゃな、と思っていました。そこに別のDLLが必要に なるというのはちょっと…(Windows限定なら、staticに固めてしまえばよいのかも しれませんが) >大学祭で見たアレも SDL で作ってた >そうです。たかだか千数百行であれくらいできてしまうってのも驚き >でしたが。  そう思います。  でも、自分が大学生だった頃のことを考えると、「千数百行」は「たかだか」では なかったわけで、その意味でもびっくりです。今の現役生はがんばってるなあ、と。  
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[876] crowbar ver.0.4.02
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> そろそろWindowsに特化してもいいんじゃないかと思っていたり(謎)。 これって昔聞いたあの話の関連ですかね。 だとすると、SDL をライブラリとして使えば、Windows に特化しなくても いいのではないかって気もします。大学祭で見たアレも SDL で作ってた そうです。たかだか千数百行であれくらいできてしまうってのも驚き でしたが。
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2007/02/20 02:18:23

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[872] Re:List 4-6
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> たとえ話は好きじゃないですが、材木屋さんになったと想像してください。 >材木がコンベアーに(縦方向に)乗って流れてくるのですが、材木の長さはまちまちです。 >あなたはそれを箱詰めして発送しなければなりません。 1点補足します。 あなたが立っている場所からはコンベアーの端しか見えず、材木はとても長いので、 材木が最後まで流れてこないと材木の長さがわからない、と思ってください。 …やっぱり、このたとえ話もはずしたかな?
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[871] Re:List 4-6
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>お世話になります。プログラミング初心者です。 > >「ポインタ完全制覇」のp218のList 4-6のプログラムで質問させてください。 > >76--79行目でmallocを使っているのは何故なのでしょうか。 > >代わりに、 > >return st_line_buffer; > >では駄目なのでしょうか。  マスタングさんが書いておられるように、この書き方では、2行目が読み込まれたときに1行目の領域が上書きされてしまいます。st_line_bufferが指す先の領域はひとつしかないからです。  ただし、たとえば以下のように書けば、 temp = st_line_buffer; st_line_buffer = NULL; st_current_buffer_size = NULL; return temp;  次のread_line()の呼び出しでは新たな領域が割り当てられますから、正しく動作することでしょう。ただし、st_line_bufferはALLOC_SIZE(256バイト)ずつまとめて伸びていきますから、行の長さによってはメモリが無駄になります。  256バイトずつではなく、1バイトずつrealloc()していけばこの無駄はなくせますが、p.221で説明しているようにrealloc()はそれなりに重い関数なので、あまり頻繁にrealloc()しないため、こうしているわけです。  List 4-6では、以下の戦略をとっています。 (1)ファイルから文字を1文字ずつ読み込み、いったん「一時置き場」に蓄える。 (2)「一時置き場」はひとつしかない。 (3)行が「一時置き場」に入りきらない場合、「一時置き場」は256バイトを単位に  まとめて拡張される。一時置き場が縮むことはない。 (4)行を最後まで読み終わり、行の長さが確定した時点で、その行の長さに  ぴったり合わせたサイズの領域を新たに確保し、そこにコピーして、  利用者に返す。  たとえ話は好きじゃないですが、材木屋さんになったと想像してください。材木がコンベアーに(縦方向に)乗って流れてくるのですが、材木の長さはまちまちです。あなたはそれを箱詰めして発送しなければなりません。  コンベアーの端に広めの作業領域を作り、いったん材木をそこに置いて、正確な長さを測ってから、ぴったりの大きさの箱を作るという方法が無駄がないと思いませんか? このプログラムではそういう方針をとっているわけです。  
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[870] Re:定義
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>僕が混乱したのは、きっと、1次式の定義に「式」という1次式を含む未定義の >クラスが登場したと受け止めたからだと思います。 その受け止め方は正解です。そして再帰的定義というのはそういうものです。 ちょうどうちのページにこんな文書がありまして、簡易的な電卓の構文規則を載せています。 http://kmaebashi.com/programmer/devlang/yacclex.html 7: expression /* 「式」とは… */ 8: : term /* 「項」、 */ 9: | expression ADD term /* または、「式」 + 「項」 */ 10: | expression SUB term /* または、「式」 - 「項」 */ 11: ; 12: term /* 「項」とは、 */ 13: : primary_expression /* 「一次式」、 */ 14: | term MUL primary_expression /* または、「項」 * 「一次式」 */ 15: | term DIV primary_expression /* または、「項」 / 「一次式」 */ 16: ; 17: primary_expression /* 「一次式」とは… */ 18: : DOUBLE_LITERAL /* 実数のリテラル */ 19: ; この電卓は括弧が使えないのでprimary_expressionの定義は異なりますが、 この電卓でも、式の定義にはやっぱり式が登場します。 K&Rをお持ちであれば、巻末の構文規則(p.298あたり)でCの式の構文が定義されています。 >式は1次式から構成されるものなのでしょうが、どのように構成されるものをそう言うのか、 >そこでの記述では不明だと思います。定義になっていないのでは。 ポインタ完全制覇における式の定義に関する説明は、 ・「式には1次式と呼ばれるものがあります」 ・「式に対して演算子を適用したり、演算子でもって式と式をつなぎ合わせたもののことも、   また式と呼びます」  となっています。  Cには関数呼び出し等を含めたくさんの演算子がありますし、sizeof(型)はどうなるのか等、この定義では曖昧すぎるというご意見はあるかと思いますが、この場所でそれを延々と書くのもよろしくないと判断した、のだと思います。ずいぶん前の話なので記憶が曖昧ですが。  
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[869] Re:List 4-6
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

一部、間違えました。 (誤) >char s1, s2; (正) char *s1, *s2;
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[868] Re:List 4-6
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>「ポインタ完全制覇」のp218のList 4-6のプログラムで質問させてください。 > >76--79行目でmallocを使っているのは何故なのでしょうか。 > >代わりに、 > >return st_line_buffer; > >では駄目なのでしょうか。違いがわからないのですが。 これは、オブジェクト指向の防御的コピーに近いですが、 read_line()が、st_line_bufferを素直に返している訳ではないので ちょっと違うかもしれません。 read_line.cファイルが1つのオブジェクト、st_line_bufferがprivateな メンバと考えると、実装詳細を直接戻すと、カプセル化が崩れるという 考え方も可能だと思います。 違いは以下です。 // もし、read_line()で、st_line_bufferを返す場合 char s1, s2; s1 = read_line(fp); // 例えば、s1が、"abc" s2 = read_line(fp); // 例えば、s2が、"def" // ここで、s1もs2も、"def"となる! // もし、read_line()で、コピーを返せば、 // s1は"abc"、s2は"def"となる。
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[867] List 4-6
投稿者:黒霧お湯割
2007/02/20 02:13:25

お世話になります。プログラミング初心者です。 「ポインタ完全制覇」のp218のList 4-6のプログラムで質問させてください。 76--79行目でmallocを使っているのは何故なのでしょうか。 代わりに、 return st_line_buffer; では駄目なのでしょうか。違いがわからないのですが。 ご教授いただけると幸いです。
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[866] Re:定義
投稿者:黒霧お湯割
2007/02/20 02:13:25

ご回答ありがとうございました。 > 説明不足でしたでしょうか。 > 「定義するもの自身をその定義で書いた」もののことを「再帰的定義」と言いまして、プログラミングの世界ではさほど珍しいものではありません。 僕が混乱したのは、きっと、1次式の定義に「式」という1次式を含む未定義のクラスが登場したと受け止めたからだと思います。 式は1次式から構成されるものなのでしょうが、どのように構成されるものをそう言うのか、そこでの記述では不明だと思います。定義になっていないのでは。
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[865] Re:定義
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>そのため 「部分式 1+2*3 」に括弧をつけて (1+2*3) と書くと、これが部分式になるという規則が必要なのです。 typo これぢゃ意味判らん orz 部分式 1+2*3 に括弧をつけて (1+2*3) と書くと、これが一次式になる ですな。
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[864] Re:定義
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

もっとあえて蛇足するなら (1+2*3)+4*5 とかを考えるといいかもしれません この例では括弧内を先に、括弧外の + を後に評価してもらわなければなりません。 もっというなら + より先に 4*5 を評価してもらわなければなりません。 そのため 「部分式 1+2*3 」に括弧をつけて (1+2*3) と書くと、これが部分式になるという規則が必要なのです。 実際のプログラムも再帰を使います。
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[863] Re:定義
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>1次式の定義の中で、「式を()で囲んだもの.」とあるのですが、 >定義するもの自身をその定義で書いたらいけないと思うのですが。  説明不足でしたでしょうか。  「定義するもの自身をその定義で書いた」もののことを「再帰的定義」と言いまして、プログラミングの世界ではさほど珍しいものではありません。 「再帰的定義」でGoogle: http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%86%8D%E5%B8%B0%E7%9A%84%E5%AE%9A%E7%BE%A9&lr= >きっと、その上3つを指しているんだと思うのですが・・・。 ポインタ完全制覇p.165より引用します。 | 1次式とは以下のものを指します。 | ・識別子(変数名、関数名のこと) | ・定数(整数定数と浮動小数点定数を含む) | ・文字列リテラル(""で囲まれた文字列) | ・式を()で囲んだもの  「その上3つ」と解釈すると、「(hoge)」とか「(0.5)」とか「("abc")」とかになりますが、「(hoge + 5)」と書いても1次式なので、その解釈ではまずいです。「その上3つ」は「1次式」の定義ですが、4つ目では「『式』を()で囲んだもの」と書いています。
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[862] 定義
投稿者:黒霧お湯割
2007/02/20 02:13:25

「C言語ポインタ完全制覇」の165ページなのですが。1次式の定義の中で、「式を()で囲んだもの.」とあるのですが、定義するもの自身をその定義で書いたらいけないと思うのですが。きっと、その上3つを指しているんだと思うのですが・・・。僕には精神衛生上きついっす。
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[861] Re:「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」読みました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>これは、オブジェクト指向とは言わないのではないでしょうか? >あえて言うなら、オブジェクト指向の特徴の一つである『データ抽象化』でしか >ないと思います。オブジェクト指向というには、『継承』の概念が実装されている >必要もあると思います。  まあそうなのかもしれませんけど、「どこまでやってるとオブジェクト指向であるか」といった用語の定義的な議論は、既にずいぶん曖昧な定義で使われている「オブジェクト指向」という言葉については、不毛だと思います。 前にもあげたページだと思いますが http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/reesoo-j.html | オブジェクト指向というものが動く標的であるため、オブジェクト指向の熱心な | 支持者はこのメニューのうちの適当なサブセットを気まぐれに選んで、それを以って | 他の言語はオブジェクト指向ではないと説得しようとする。 私も以下のように書きました。 http://kmaebashi.com/programmer/object/intro.html | ※2 「それは抽象データ型だ」という意見もあるかもしれませんが、抽象データ型は | オブジェクト指向に至るためには必須の概念です。 Matzにっきより。 http://www.rubyist.net/~matz/20030729.html#p01 |「オブジェクト指向」のもっとも重要な概念は通常のプログラミングにも登場して | いる。たとえば、Cで | FILE *f = fopen(path, "r"); | という呼び出しは「pathにあるファイルをオープンして、ファイルオブジェクトを | 得る」という処理そのものだ。別にオブジェクト指向は必要ない。CのFILE*には | fprintf()やfclose()などのいくつかの「メソッド」がある。 >(ただし、Xtも単なる抽象データ型だったかも。継承を実装していたか記憶が > 定かではありません。 継承は実現していましたね。たとえばMotifのRowColumnはManagerのサブクラスです。 # んで、JavaのレイアウトマネージャがComponentクラス階層の中になく、 # プラグイン的に突っ込むようになっているのを見て衝撃を受けましたとも。
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[860] Re:「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」読みました
投稿者:ytanaka
2007/02/20 02:13:25

>オブジェクト指向の標準関数がありますね。FILE * を介して行なうファイル入出力です これは、オブジェクト指向とは言わないのではないでしょうか? あえて言うなら、オブジェクト指向の特徴の一つである『データ抽象化』でしかないと思います。オブジェクト指向というには、『継承』の概念が実装されている必要もあると思います。 >その他、X Window System の Xlib やそのツールキットもオブジェクト指向です。 私は、学生の頃、Xtのソースを読んで、『なんだこのコーデイングは?なんで構造体に関数のポインタぶち込んでるんや?』『おお!そういうことか!すげー!』と凄い衝撃を覚えました。 このころは、まだオブジェクト指向という言葉を知らなかったのですが、あとからC++を勉強したときには、C言語のテクニックを駆使して無理やりオブジェクト指向に仕上げたXtはやっぱり凄かったんだと再認識しましたね。(ただし、Xtも単なる抽象データ型だったかも。継承を実装していたか記憶が定かではありません。でも、構造体に関数をぶち込んでいる時点でFILEとfopen等よりも高度ですね。関数のポインタを書き換えて振る舞いを変えさせることもできましたしね。)
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[859] Re:JAVA VMエラー
投稿者:aaa
2007/02/20 02:13:25

>本屋でJAVA謎+落とし穴徹底解明を見つけました。 >あまりにも難しい内容ですが今困っていますので教えてください。 >WIN XPSP2で証券会社のHPにアクセスすると下記ERRで強制終了します。 >またSUN JAVAコンソールをクイックしても同じERRになります。 > > ># ># An unexpected error has been detected by HotSpot Virtual Machine: ># ># EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION (0xc0000005) at pc=0x6d6c20e6, pid=1228, tid=2324 ># ># Java VM: Java HotSpot(TM) Client VM (1.5.0_02-b09 mixed mode) ># Problematic frame: ># V [jvm.dll+0x820e6] ># > >--------------- T H R E A D --------------- > >Current thread (0x0562a6a8): JavaThread "main" [_thread_in_vm, id=2324] > >siginfo: ExceptionCode=0xc0000005, reading address 0x00000008 > >Registers: >EAX=0x00000000, EBX=0x00000000, ECX=0x00000008, EDX=0x00000000 >ESP=0x069f5f74, EBP=0x069f5fac, ESI=0x0562a6a8, EDI=0x00000000 >EIP=0x6d6c20e6, EFLAGS=0x00010246 > >Top of Stack: (sp=0x069f5f74) >0x069f5f74: 6d6c494b 00000000 00000000 0562a764 >0x069f5f84: 6d317763 0000000c 09352923 00000000 >0x069f5f94: 100f38a0 00000000 00000000 056cf3a8 >0x069f5fa4: 0562a6a8 00000000 069f5fd0 6d304c3a >0x069f5fb4: 0562a764 6d317774 00000000 0562a764 >0x069f5fc4: 00000000 00000000 0562a764 069f5ff8 >0x069f5fd4: 6d30543a 0562a764 069f6003 6d317774 >0x069f5fe4: 6d317768 6d317750 055f5684 0562a764 > >Instructions: (pc=0x6d6c20e6) >0x6d6c20d6: e8 0c 2a ff ff c3 8b 44 24 04 8b 0d b0 64 7a 6d >0x6d6c20e6: 8b 04 01 c3 8b 44 24 04 8b 0d ac 64 7a 6d 8b 04 > > >Stack: [0x06900000,0x06a00000), sp=0x069f5f74, free space=983k >Native frames: (J=compiled Java code, j=interpreted, Vv=VM code, C=native code) >V [jvm.dll+0x820e6] >C [java.dll+0x4c3a] >C [java.dll+0x543a] >C [java.dll+0x54d3] >C [java.dll+0x18ba] >j java.lang.ClassLoader$NativeLibrary.load(Ljava/lang/String;)V+0 >j java.lang.ClassLoader.loadLibrary0(Ljava/lang/Class;Ljava/io/File;)Z+300 >j java.lang.ClassLoader.loadLibrary(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;Z)V+48 >j java.lang.Runtime.load0(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;)V+57 >j java.lang.System.load(Ljava/lang/String;)V+7 >v ~StubRoutines::call_stub >V [jvm.dll+0x818e8] >V [jvm.dll+0xd4989] >V [jvm.dll+0x817b9] >V [jvm.dll+0x887ae] >C [jpishare.dll+0x4380] >C [jpishare.dll+0x1eb2] >C [jpiexp32.dll+0x5744] >C [npjpi150_02.dll+0x1abf] >C [ole32.dll+0x2206a] >C [ole32.dll+0x40a03] >C [ole32.dll+0x4071d] >C [ole32.dll+0x27b76] >C [ole32.dll+0x27a62] >C [ole32.dll+0x27c48] >C [ole32.dll+0x27bf4] >C [ole32.dll+0x4112b] >C [ole32.dll+0x410e2] >C [ole32.dll+0x27c9b] >C [ole32.dll+0x27a62] >C [ole32.dll+0x27a7c] >C [ole32.dll+0x27a62] >C [ole32.dll+0x278f6] >C [ole32.dll+0x277af] >C [ole32.dll+0x27731] >C [urlmon.dll+0x3c5c7] >C [urlmon.dll+0x3cb1e] >C [urlmon.dll+0x3ce5a] >C [mshtml.dll+0x273785] >C [mshtml.dll+0x273afa] >C [mshtml.dll+0x26e889] >C [mshtml.dll+0x275cfe] > >Java frames: (J=compiled Java code, j=interpreted, Vv=VM code) >j java.lang.ClassLoader$NativeLibrary.load(Ljava/lang/String;)V+0 >j java.lang.ClassLoader.loadLibrary0(Ljava/lang/Class;Ljava/io/File;)Z+300 >j java.lang.ClassLoader.loadLibrary(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;Z)V+48 >j java.lang.Runtime.load0(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;)V+57 >j java.lang.System.load(Ljava/lang/String;)V+7 >v ~StubRoutines::call_stub > >--------------- P R O C E S S --------------- > >Java Threads: ( => current thread ) > 0x066f0878 JavaThread "traceMsgQueueThread" daemon [_thread_blocked, id=2540] > 0x066decc0 JavaThread "AWT-Windows" daemon [_thread_in_native, id=560] > 0x066de8d8 JavaThread "AWT-Shutdown" [_thread_blocked, id=460] > 0x066dab40 JavaThread "Java2D Disposer" daemon [_thread_blocked, id=1336] > 0x06657588 JavaThread "Low Memory Detector" daemon [_thread_blocked, id=2148] > 0x0659d750 JavaThread "CompilerThread0" daemon [_thread_blocked, id=292] > 0x06554df8 JavaThread "Signal Dispatcher" daemon [_thread_blocked, id=2536] > 0x06592a50 JavaThread "Finalizer" daemon [_thread_blocked, id=2532] > 0x0563a580 JavaThread "Reference Handler" daemon [_thread_blocked, id=2528] >=>0x0562a6a8 JavaThread "main" [_thread_in_vm, id=2324] > >Other Threads: > 0x06581580 VMThread [id=2496] > 0x05659768 WatcherThread [id=744] > >VM state:not at safepoint (normal execution) > >VM Mutex/Monitor currently owned by a thread: None > >Heap > def new generation total 576K, used 334K [0x100b0000, 0x10150000, 0x10810000) > eden space 512K, 52% used [0x100b0000, 0x100f3a80, 0x10130000) > from space 64K, 100% used [0x10140000, 0x10150000, 0x10150000) > to space 64K, 0% used [0x10130000, 0x10130000, 0x10140000) > tenured generation total 1408K, used 201K [0x10810000, 0x10970000, 0x160b0000) > the space 1408K, 14% used [0x10810000, 0x10842500, 0x10842600, 0x10970000) > compacting perm gen total 8192K, used 3930K [0x160b0000, 0x168b0000, 0x1a0b0000) > the space 8192K, 47% used [0x160b0000, 0x16486a20, 0x16486c00, 0x168b0000) >No shared spaces configured. > >Dynamic libraries: >0x00400000 - 0x00419000 C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe >0x7c940000 - 0x7c9dd000 C:\WINDOWS\system32\ntdll.dll >0x7c800000 - 0x7c931000 C:\WINDOWS\system32\kernel32.dll >0x77bc0000 - 0x77c18000 C:\WINDOWS\system32\msvcrt.dll >0x77cf0000 - 0x77d7f000 C:\WINDOWS\system32\USER32.dll >0x77ed0000 - 0x77f16000 C:\WINDOWS\system32\GDI32.dll >0x77f20000 - 0x77f96000 C:\WINDOWS\system32\SHLWAPI.dll >0x77d80000 - 0x77e29000 C:\WINDOWS\system32\ADVAPI32.dll >0x77e30000 - 0x77ec1000 C:\WINDOWS\system32\RPCRT4.dll >0x76350000 - 0x764bc000 C:\WINDOWS\system32\SHDOCVW.dll >0x765c0000 - 0x76653000 C:\WINDOWS\system32\CRYPT32.dll >0x77c40000 - 0x77c52000 C:\WINDOWS\system32\MSASN1.dll >0x75410000 - 0x75485000 C:\WINDOWS\system32\CRYPTUI.dll >0x76be0000 - 0x76c0e000 C:\WINDOWS\system32\WINTRUST.dll >0x76c40000 - 0x76c68000 C:\WINDOWS\system32\IMAGEHLP.dll >0x770d0000 - 0x7715c000 C:\WINDOWS\system32\OLEAUT32.dll >0x76970000 - 0x76aad000 C:\WINDOWS\system32\ole32.dll >0x59250000 - 0x592a4000 C:\WINDOWS\system32\NETAPI32.dll >0x76660000 - 0x76704000 C:\WINDOWS\system32\WININET.dll >0x76f10000 - 0x76f3c000 C:\WINDOWS\system32\WLDAP32.dll >0x77bb0000 - 0x77bb8000 C:\WINDOWS\system32\VERSION.dll >0x762e0000 - 0x762fd000 C:\WINDOWS\system32\IMM32.DLL >0x60740000 - 0x60749000 C:\WINDOWS\system32\LPK.DLL >0x73f80000 - 0x73feb000 C:\WINDOWS\system32\USP10.dll >0x77160000 - 0x77262000 C:\WINDOWS\WinSxS\x86_Microsoft.Windows.Common-Controls_6595b64144ccf1df_6.0.2600.2180_x-ww_a84f1ff9\comctl32.dll >0x7d5b0000 - 0x7ddad000 C:\WINDOWS\system32\SHELL32.dll >0x5ab60000 - 0x5abf7000 C:\WINDOWS\system32\comctl32.dll >0x58730000 - 0x58768000 C:\WINDOWS\system32\uxtheme.dll >0x74660000 - 0x746ab000 C:\WINDOWS\system32\MSCTF.dll >0x75ed0000 - 0x75fcd000 C:\WINDOWS\system32\BROWSEUI.dll >0x20000000 - 0x20010000 C:\WINDOWS\system32\browselc.dll >0x76d90000 - 0x76db2000 C:\WINDOWS\system32\appHelp.dll >0x76f80000 - 0x76fff000 C:\WINDOWS\system32\CLBCATQ.DLL >0x77000000 - 0x770ab000 C:\WINDOWS\system32\COMRes.dll >0x73620000 - 0x7364e000 C:\WINDOWS\system32\msctfime.ime >0x4edc0000 - 0x4ee16000 C:\WINDOWS\system32\imjp81.ime >0x648f0000 - 0x649c0000 C:\WINDOWS\system32\imjp81k.dll >0x3b100000 - 0x3b11b000 C:\WINDOWS\IME\IMJP8_1\Dicts\IMJPCD.DIC >0x75c40000 - 0x75cdc000 C:\WINDOWS\system32\urlmon.dll >0x77fa0000 - 0x77fb1000 C:\WINDOWS\system32\Secur32.dll >0x76570000 - 0x765c0000 C:\WINDOWS\System32\cscui.dll >0x76550000 - 0x7656c000 C:\WINDOWS\System32\CSCDLL.dll >0x76040000 - 0x76199000 C:\WINDOWS\system32\SETUPAPI.dll >0x10000000 - 0x100af000 c:\program files\google\googletoolbar1.dll >0x71a00000 - 0x71a0b000 C:\WINDOWS\system32\WSOCK32.dll >0x719e0000 - 0x719f7000 C:\WINDOWS\system32\WS2_32.dll >0x719d0000 - 0x719d8000 C:\WINDOWS\system32\WS2HELP.dll >0x76af0000 - 0x76b1b000 C:\WINDOWS\system32\WINMM.dll >0x5a820000 - 0x5a827000 C:\WINDOWS\system32\serwvdrv.dll >0x58a60000 - 0x58a67000 C:\WINDOWS\system32\umdmxfrm.dll >0x74cd0000 - 0x74d61000 C:\WINDOWS\system32\MLANG.dll >0x76940000 - 0x76964000 C:\WINDOWS\system32\ntshrui.dll >0x76ad0000 - 0x76ae1000 C:\WINDOWS\system32\ATL.DLL >0x759b0000 - 0x75a60000 C:\WINDOWS\system32\USERENV.dll >0x71a50000 - 0x71a62000 C:\WINDOWS\system32\MPR.dll >0x75eb0000 - 0x75eb7000 C:\WINDOWS\System32\drprov.dll >0x71b60000 - 0x71b6e000 C:\WINDOWS\System32\ntlanman.dll >0x71c20000 - 0x71c35000 C:\WINDOWS\System32\NETUI0.dll >0x71be0000 - 0x71c20000 C:\WINDOWS\System32\NETUI1.dll >0x71bd0000 - 0x71bd7000 C:\WINDOWS\System32\NETRAP.dll >0x71b40000 - 0x71b53000 C:\WINDOWS\System32\SAMLIB.dll >0x75ec0000 - 0x75ec9000 C:\WINDOWS\System32\davclnt.dll >0x73cc0000 - 0x73cd3000 C:\WINDOWS\system32\shgina.dll >0x758b0000 - 0x759a3000 C:\WINDOWS\system32\MSGINA.dll >0x762b0000 - 0x762c0000 C:\WINDOWS\system32\WINSTA.dll >0x73520000 - 0x7355d000 C:\WINDOWS\system32\ODBC32.dll >0x76300000 - 0x76348000 C:\WINDOWS\system32\comdlg32.dll >0x03aa0000 - 0x03ab7000 C:\WINDOWS\system32\odbcint.dll >0x092d0000 - 0x09349000 C:\WINDOWS\system32\Audiodev.dll >0x086c0000 - 0x08904000 C:\WINDOWS\system32\WMVCore.DLL >0x070d0000 - 0x0710b000 C:\WINDOWS\system32\WMASF.DLL >0x67930000 - 0x679d1000 C:\WINDOWS\system32\DBGHELP.DLL >0x76e90000 - 0x76ecc000 C:\WINDOWS\system32\RASAPI32.DLL >0x76e40000 - 0x76e52000 C:\WINDOWS\system32\rasman.dll >0x76e60000 - 0x76e8f000 C:\WINDOWS\system32\TAPI32.dll >0x76e30000 - 0x76e3e000 C:\WINDOWS\system32\rtutils.dll >0x72220000 - 0x72225000 C:\WINDOWS\system32\sensapi.dll >0x03dd0000 - 0x03e52000 C:\WINDOWS\system32\shdoclc.dll >0x04060000 - 0x0406e000 C:\Program Files\Adobe\Acrobat 7.0\ActiveX\AcroIEHelper.dll >0x7c340000 - 0x7c396000 C:\WINDOWS\system32\MSVCR71.dll >0x75de0000 - 0x75e8f000 C:\WINDOWS\system32\SXS.DLL >0x040c0000 - 0x04620000 C:\WINDOWS\system32\xpsp2res.dll >0x71980000 - 0x719bf000 C:\WINDOWS\system32\mswsock.dll >0x607c0000 - 0x60816000 C:\WINDOWS\system32\hnetcfg.dll >0x719c0000 - 0x719c8000 C:\WINDOWS\System32\wshtcpip.dll >0x04b20000 - 0x04b3c000 c:\progra~1\mcafee.com\vso\McVSSkt.dll >0x76ed0000 - 0x76ef7000 C:\WINDOWS\system32\DNSAPI.dll >0x76930000 - 0x76938000 C:\WINDOWS\system32\LINKINFO.dll >0x76f70000 - 0x76f76000 C:\WINDOWS\system32\rasadhlp.dll >0x03d80000 - 0x03d9c000 C:\Program Files\Adobe\Acrobat 7.0\ActiveX\PDFShell.dll >0x7cca0000 - 0x7cf85000 C:\WINDOWS\system32\mshtml.dll >0x74600000 - 0x74627000 C:\WINDOWS\system32\msls31.dll >0x74630000 - 0x7465a000 C:\WINDOWS\system32\msimtf.dll >0x64890000 - 0x648eb000 C:\WINDOWS\IME\imjp8_1\IMJPCIC.DLL >0x75ba0000 - 0x75c0e000 C:\WINDOWS\system32\jscript.dll >0x75390000 - 0x75401000 C:\WINDOWS\system32\mshtmled.dll >0x72c70000 - 0x72c79000 C:\WINDOWS\system32\wdmaud.drv >0x72c60000 - 0x72c68000 C:\WINDOWS\system32\msacm32.drv >0x77b90000 - 0x77ba5000 C:\WINDOWS\system32\MSACM32.dll >0x77b80000 - 0x77b87000 C:\WINDOWS\system32\midimap.dll >0x71c90000 - 0x71cac000 C:\WINDOWS\system32\ACTXPRXY.DLL >0x6bf50000 - 0x6bf85000 C:\WINDOWS\system32\dxtrans.dll >0x6d5d0000 - 0x6d5da000 C:\WINDOWS\system32\ddrawex.dll >0x736b0000 - 0x736f9000 C:\WINDOWS\system32\DDRAW.dll >0x73b10000 - 0x73b16000 C:\WINDOWS\system32\DCIMAN32.dll >0x6bf90000 - 0x6bfea000 C:\WINDOWS\system32\dxtmsft.dll >0x1c000000 - 0x1c006000 C:\WINDOWS\HKNTDLL.dll >0x5ec50000 - 0x5ec89000 C:\WINDOWS\ime\mscandui.dll >0x6d590000 - 0x6d5a1000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\npjpi150_02.dll >0x5c9a0000 - 0x5c9b7000 C:\WINDOWS\system32\OLEPRO32.DLL >0x6d400000 - 0x6d417000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\jpiexp32.dll >0x76f60000 - 0x76f68000 C:\WINDOWS\System32\winrnr.dll >0x6d450000 - 0x6d468000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\jpishare.dll >0x6d640000 - 0x6d7c5000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\client\jvm.dll >0x6d280000 - 0x6d288000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\hpi.dll >0x76ba0000 - 0x76bab000 C:\WINDOWS\system32\PSAPI.DLL >0x6d610000 - 0x6d61c000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\verify.dll >0x6d300000 - 0x6d31d000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\java.dll >0x6d630000 - 0x6d63f000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\zip.dll >0x6d000000 - 0x6d166000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\awt.dll >0x72f50000 - 0x72f76000 C:\WINDOWS\system32\WINSPOOL.DRV >0x73890000 - 0x73960000 C:\WINDOWS\system32\D3DIM700.DLL >0x6d240000 - 0x6d27d000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\fontmanager.dll >0x6d1f0000 - 0x6d203000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\deploy.dll >0x049c0000 - 0x049dd000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\RegUtils.dll >0x08910000 - 0x08bd6000 C:\WINDOWS\system32\msi.dll > >VM Arguments: >jvm_args: -Xbootclasspath/a:C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\deploy.jar;C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\plugin.jar -Xmx96m -Djavaplugin.maxHeapSize=96m -Xverify:remote -Djavaplugin.version=1.5.0_02 -Djavaplugin.nodotversion=150_02 -Dbrowser=sun.plugin -DtrustProxy=true -Dapplication.home=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0 -Djava.protocol.handler.pkgs=sun.plugin.net.protocol -Djavaplugin.vm.options=-Djava.class.path=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\classes -Xbootclasspath/a:C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\deploy.jar;C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\plugin.jar -Xmx96m -Djavaplugin.maxHeapSize=96m -Xverify:remote -Djavaplugin.version=1.5.0_02 -Djavaplugin.nodotversion=150_02 -Dbrowser=sun.plugin -DtrustProxy=true -Dapplication.home=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0 -Djava.protocol.handler.pkgs=sun.plugin.net.protocol vfprintf >java_command: <unknown> > >Environment Variables: >PATH=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin;C:\Program Files\Internet Explorer;;C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem;. >USERNAME=管理人室 >OS=Windows_NT >PROCESSOR_IDENTIFIER=x86 Family 15 Model 4 Stepping 1, GenuineIntel > > >--------------- S Y S T E M --------------- > >OS: Windows XP Build 2600 Service Pack 2 > >CPU:total 1 family 15, cmov, cx8, fxsr, mmx, sse, sse2, ht > >Memory: 4k page, physical 244464k(55328k free), swap 598668k(323724k free) > >vm_info: Java HotSpot(TM) Client VM (1.5.0_02-b09) for windows-x86, built on Mar 4 2005 01:53:53 by "java_re" with MS VC++ 6.0 > >
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[858] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:20:08

広告なので削除
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[857] 管理者により削除されました
2007/02/25 19:28:21

広告なので削除しました。
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[856] Re:BF-BASIC'n
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>えーっと、GPLかNYSLを適用しておいてもらえますでしょうか? そうでした。ライセンスの規定を忘れていました。ご指摘ありがとうございます。 NYSLにさせていただきました。
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[855] BF-BASIC'n
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

こんな言語を探してました。 えーっと、GPLかNYSLを適用しておいてもらえますでしょうか?
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[854] Re:インデント
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>なるほど。めったにプリントアウトしないため気づきませんでした。 私も今はプリントアウトはしませんが、25行のテキスト端末でvi使ってた時代は そういうわけにもいきませんでした。 >あ、ひょっとして勘違いだったかもしれません。申し訳ありません。 うーん、やはりそちらに書き込んだことはないようです。 >40代のオヤジ技術者です。これを機にお見知りおきを。 了解しました。こちらこそよろしくお願いいたします。
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[853] Re:インデント
投稿者:酔漢
2007/02/20 02:13:25

>と書くわけです。でも、当時ソースをプリントアウトしたとき、紙の切れ目で「}」が来ると、 >そこでif文が終わりなのか判定しにくいと思いやめました。 なるほど。めったにプリントアウトしないため気づきませんでした。 >す、すみません、「酔漢」さんがどなたかわかりませんです。 >私が定期的に書き込んでいる掲示板等は、そんなにないと思うのですが… あ、ひょっとして勘違いだったかもしれません。申し訳ありません。 40代のオヤジ技術者です。これを機にお見知りおきを。
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[852] Re:インデント
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >ちなみに私は >if() { > ... >} >else { > ... >} >と、そうとう変則的です。 でも、この書き方はたまに見かけると思います。 私も当初、else ifごとにコメントを入れたくて、そういう書き方にしていた頃があります。 if () { ... } /* ほにゃららの場合 */ else if (ほにゃらら) { ... } と書くわけです。でも、当時ソースをプリントアウトしたとき、紙の切れ目で「}」が来ると、 そこでif文が終わりなのか判定しにくいと思いやめました。 >ご挨拶が遅れました。はじめまして。私のところにいらっしゃるときと雰囲気が違うので驚きました。 す、すみません、「酔漢」さんがどなたかわかりませんです。 私が定期的に書き込んでいる掲示板等は、そんなにないと思うのですが…
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[851] インデント
投稿者:酔漢
2007/02/20 02:13:25

begin/endか{/}かというページを読んで、昔読んだインデント論争を思い出しました。こちらもbit誌の連載で、その後単行本に収録されたはずですが、実家の両親に捨てられました。 SIGPLAN NOTICEの読者投稿で行われた「インデントはいかにあるべきや」という論争で、今で言えば、C言語のifに続く{はifの行末か、ifの次の行で同じ深さか、はたまた一段落とすかという話です。最後は編集者が「もういい」と打ち切ったそうです。 ちなみに私は if() { ... } else { ... } と、そうとう変則的です。最近は誰も「宙ぶらりんのelse」の話をしないので寂しいです。 ご挨拶が遅れました。はじめまして。私のところにいらっしゃるときと雰囲気が違うので驚きました。
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[850] Re:「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」読みました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

このところどたばたしてまして返事が遅くなりましてすみません。 >で、思ったんですが、よくよく考えてみればC言語には昔からオブジェクト指向の標準関数がありますね。FILE * を介して行なうファイル入出力です そう思います。以下のページにそんなことを書きました。 http://kmaebashi.com/programmer/c_yota/inherit.html >その他、X Window System の Xlib やそのツールキットもオブジェクト指向です。 それも上記のページに書いています。 「疑り深い~」に書き足すかどうかはちょっと保留にさせてください。 # ていうか今は無理です。
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[849] 「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」読みました
投稿者:NOBORU
2007/02/20 02:13:25

で、思ったんですが、よくよく考えてみればC言語には昔からオブジェクト指向の標準関数がありますね。FILE * を介して行なうファイル入出力です (これだけでもう分かると思いますが、fopen() が新しいインスタンスを作る new のようなもの。fclose() が C++ の delete のようなもの。fprintf()やfgets()などの入出力関数は全て最初に作った FILE 型領域へのポインタを介して行なって、違う FILE * だと違うファイルが対象になります)。 解説にその辺のことも付け加えるといいんじゃないでしょうか。これならよほどの初心者か特殊な環境のプログラマでない限りは使ったことあるでしょうから理解され易いと思います。 p.s. その他、X Window System の Xlib やそのツールキットもオブジェクト指向です。
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[848] ハッシュは何を使うか
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

最近STLを勉強していて、C++の標準にはハッシュはないので 何で実現するかに迷っています。 もちろんアプリや目的が何かが重要ですが、実行速度優先で 考えていて、mapは遅いので使えないです。 ハッシュ関数はint値をテーブルサイズで割った余りを 返すという単純なものを考えています。 候補としては、以下のものを考えているのですが、 もっとうまい方法や常套手段はあるのでしょうか? 1) VC++のhash_map 2) SGIのhash_map 3) STLportのhash_map 4) templateで自作する .NET2003のVC++を使っているので1)か4)で考えているのですが、 良いサンプルがなかなかなくて、標準に入ってないだけで 結構苦労してます。慣れの問題かもしれないですが。 MSDNにも簡単なサンプルしかないし。
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[847] Re:マスタングさんへ
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> 私もそう思いますが、「センス・オブ~」でそう書いたところ査読して > くださった方からの反論があり、多少表現を変更した、という経緯も (^^; (^^; Cで単方向リストを書く場合、私も先頭のダミー要素は使いません。 リンクポインタへのポインタを使えば、不要になるからです。 でも、Lisp 文化圏あたりでは、ダミー要素も割と当たり前に使うんじゃ ないでしょうか? というか、C と C++ 以外の(リンクポインタへの ポインタを使えない) 言語では、わりと使うことが多いような。 あと私は、Cでも双方向リストを書く場合には、ほとんどの場合、環状にして ダミー要素を使います。結構そういう人は多いと思うんですけど、そうでも ないですかねえ。 試しに Java の標準ライブラリ jdk-1_5_0-src-scsl/j2se/src/share/classes/java/util/LinkedList.java を確認してみましたが、やはりダミー要素を使っているようですよ。
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[846] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>listのsortとアルゴリズムのsortやqsortなら後者の方が速いような気がしますが(気がするだけですが)、 >その話ではないのです。紛らわしくてすみません。 >連結リストを自分で実装した場合の話です。 > >↓の最後の方法のことを言いたかったのです。 >http://www.kouno.jp/home/c_faq/c13.html#10 了解しました。 ありがとうございました。
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[845] Re:マスタングさんへ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>先頭に置くなら番兵とは呼ばずにダミー要素と呼ぶべき。  私自身そう呼びますが(センス・オブ~ではダミーノードと呼んでいた)、774RRさん自身が「それとも最初に作ってる sta は番兵?」と書いておられるので、先頭のダミーノードを番兵と呼ぶ文化圏というのもありなのかなあ、と私は解釈しましたが。 >1方向リンクリストでも使わないほうが自然でしょう。  私もそう思いますが、「センス・オブ~」でそう書いたところ査読してくださった方からの反論があり、多少表現を変更した、という経緯も (^^;
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[844] Re:マスタングさんへ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>自分自身、リストの有用性自体をはっきりわかってないと思っています。  crowbarのcrowbar.hを見ると、連結リストをかなり使っていますね。 http://kmaebashi.com/programmer/devlang/crowbar_src_0_4/S/6.html  動的に追加される要素は、ランダムアクセスの必要がない限り、たいてい連結リストにしている、という感じです。  途中への追加とかがなくても連結リストを使っているのは、単にrealloc()で配列を伸ばすのが面倒だとか、型Tの配列をrealloc()で伸ばすとTのポインタが変わってしまって誰かが指していたときに困るとか(Tへのポインタの配列にすればいいんだけど)、create.cでの解析木の構築はrealloc()できないMEM_storage_malloc()を使っているとか、事情はいろいろありますが、単なる私の「癖」のような気もしないでもないです。
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[843] Re:elsif と else if
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

いろいろどたばたしておりまして、返信がずいぶん遅くなりましてすみません。 >私が初めて買ったCの入門書には「if文は入れ子を避けるために二分岐処理に限定してswitch文の使用を検討しろ」というようなことが書いてありました。  以前の同僚で、「昔はelse ifという書き方が大嫌いだった」というのがいました。  「昔は」と言っていたのでその後改宗したわけですが、「if~elseは二分岐処理に限定して使うべき」と昔は思っていた、ということでしょう。私には理由がよくわかりませんが、そう思う人はいるらしい、ということで。
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[842] Re:マスタングさんへ
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>># リストの最も簡単で速いソート方法は配列にコピーしてqso(略 > >配列へのコピー時間はなしにしても、list#sortよりも早いのですか? >qsoってqsort()のことですか? listのsortとアルゴリズムのsortやqsortなら後者の方が速いような気がしますが(気がするだけですが)、 その話ではないのです。紛らわしくてすみません。 連結リストを自分で実装した場合の話です。 ↓の最後の方法のことを言いたかったのです。 http://www.kouno.jp/home/c_faq/c13.html#10
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[841] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>う、確かに難しかったかも知れません(書くのはともかく読むのは)。 > > 1.最初の要素をピボットにして、 >  残りの部分をピボット未満の要素のリスト(left)とピボット以上の要素のリスト(right)に分割する > 2.それぞれをソートする > 3.leftと最初の要素とrightをこの順に繋げる > >ということをやっています。 ># それぞれを関数化すべきでしたね。 ># ちなみに簡単だと思った理由は(ループが1重は冗談として)分割した後の領域の境界について考える必要がないからです 解説ありがとうございます。 簡単かどうかは置いといて、結局やっていることは アルゴリズム的には、配列と同様なことをやっているようですね。 但し、配列とリンクリストは要素へのアクセス方法(の実装)は 違いますが。 >まあ、クイックソートは最悪の場合 O(n^2) になってしまうわけで、 >ランダムアクセスできないとどうしても、 >それを避けるために書いたコードのせいで定数項が大きくなってしまいそうです。 ># gccのSTLの実装ではランダムアクセスイテレータにしかできないことばっかりやってたり > >リンクリストの場合はデータ構造を直接いじってマージソートしてしまった方が速いでしょうしね(std::listは実際にそうなっていますが)。 確かに、std::listは、ソート用の自前のメンバ関数を持っていましたね。 ># ちなみに上で説明した方法もデータ構造を直接いじっています ># ですから、std::sortでは同じことは出来ません > > >>NykRさんのサンプルの計算量はいまいち良く分かりませんでした。 > >平均(のオーダー)は O(n log n) ですが最悪だと O(n^2)です。 結局、std::listで、std::sortが使えないのは、実装がstd::listだけ 特殊扱いになってしまうのでできないということですね。 containerによって場合分けするなら、配列と同様な計算量で 実装できるから問題ない訳で、std::sortは、 汎用的な実装をしているというだけですね。 汎用的と言っても、配列(系)の実装を想定しているだけだと思いますが。 ># リストの最も簡単で速いソート方法は配列にコピーしてqso(略 配列へのコピー時間はなしにしても、list#sortよりも早いのですか? qsoってqsort()のことですか?
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[840] Re:マスタングさんへ
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

勘違いがあったので訂正します。 >>ただ、ピボットを選ぶときにランダムアクセスできないとワーストケースに対応できないので、その意味では配列の方が良いと言えるかもしれません。 ピボットを選ぶのは関数呼び出し1回につき1度だけなので、頭から順にアクセスしていってもオーダーは変わりませんね。 という訳で「ワーストケースに対応できない」というのはこの意味では嘘でした。 >>実装はリンクリストの方がむしろ簡単だと思います。 > >クイックソートがリンクリストで実装できるのは知りませんでしたが、 >私はNykRさんの実装が難しくて理解できませんでした う、確かに難しかったかも知れません(書くのはともかく読むのは)。  1.最初の要素をピボットにして、   残りの部分をピボット未満の要素のリスト(left)とピボット以上の要素のリスト(right)に分割する  2.それぞれをソートする  3.leftと最初の要素とrightをこの順に繋げる ということをやっています。 # それぞれを関数化すべきでしたね。 # ちなみに簡単だと思った理由は(ループが1重は冗談として)分割した後の領域の境界について考える必要がないからです >STLのsort()はランダムアクセスイテレータが必要ですが、 >私のイメージは、listはクイックソートに対して、 >実行効率の面で現実的ではないからできないのだと思っています。 >実装が簡単だというのも重要だと思いますが、 >(STLは)ライブラリなのであくまでもパフォーマンスが問題で、 >やはりリンクリストでは配列と同等のパフォーマンスが >でないのではないでしょうか? まあ、クイックソートは最悪の場合 O(n^2) になってしまうわけで、 ランダムアクセスできないとどうしても、 それを避けるために書いたコードのせいで定数項が大きくなってしまいそうです。 # gccのSTLの実装ではランダムアクセスイテレータにしかできないことばっかりやってたり リンクリストの場合はデータ構造を直接いじってマージソートしてしまった方が速いでしょうしね(std::listは実際にそうなっていますが)。 # ちなみに上で説明した方法もデータ構造を直接いじっています # ですから、std::sortでは同じことは出来ません >NykRさんのサンプルの計算量はいまいち良く分かりませんでした。 平均(のオーダー)は O(n log n) ですが最悪だと O(n^2)です。 # リストの最も簡単で速いソート方法は配列にコピーしてqso(略
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[839] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>クイックソートは、アルゴリズムそのものにはランダムアクセスは不要です。 >ただ、ピボットを選ぶときにランダムアクセスできないとワーストケースに対応できないので、その意味では配列の方が良いと言えるかもしれません。 >実装はリンクリストの方がむしろ簡単だと思います。 クイックソートがリンクリストで実装できるのは知りませんでしたが、 私はNykRさんの実装が難しくて理解できませんでした (いやみではありません。能力的な問題です)。 STLのsort()はランダムアクセスイテレータが必要ですが、 私のイメージは、listはクイックソートに対して、 実行効率の面で現実的ではないからできないのだと思っています。 実装が簡単だというのも重要だと思いますが、 (STLは)ライブラリなのであくまでもパフォーマンスが問題で、 やはりリンクリストでは配列と同等のパフォーマンスが でないのではないでしょうか? NykRさんのサンプルの計算量はいまいち良く分かりませんでした。 クイックソートのアルゴリズムにランダムアクセスがなくても 実装可能だと言うのは了解しました。
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[838] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>>startは、staをさしている訳で、エラーの原因はstaは >>動的に確保されたオブジェクトではないからです。 >御意なのですが、だからといって最初を除外して free するというのも間違いと思う。 間違いではないと思います(逆に正解だとも言えません)。 ある意味どっちでも良いと思います。 サンプルの例ではauto変数であるstaがリンクリストの先頭な訳で、 これをそのまま(あるいはアドレスを)渡した方が分かりやすいと思った訳です。 free_list(sta.next);やfree_list(start->next);は分かりにくい気がします。 何でリンクリストの先頭(あるいはリンクリストそのものを表すもの)を 渡さないで、nextの要素を渡さないといけないのかという気がします。 確かに関数の汎用性を考えれば最初を除外するのは良くないと思います。 しかし、そういう次元の議論ではありません。 また、そもそもマルチプルインスタンスを考えた実装にはなっていないので マルチプルインスタンスに対応しようとすると破綻するのはしょうがないと 思います。 私ならlist(は名前を変えたい)の上にラッパーの構造体 (仮にllistとしましょう)を作成し、その中にlistの先頭を入れてあげます。 こうすれば、llistの中にダミーのstaも持たせることできますし、 どうにでも実装できます。free用の関数も以下で問題ないです。 free_llist(llist *head); マルチプルインスタンスだって当然できます。 問題は、どこまで実装を抽象化するかであり、今の負け組一号さんの 実装を踏襲するならば774RRさんのご指摘通り、問題点は多いです。 >リンクリストで番兵を使うというのが根底の発想として間違っている気がします。 また、これも間違っているとは断言できないと思います。 あくまで実装の問題で、実装を分かりやすくするために 番兵を入れるのであって、番兵を使うのが間違いではないと思います。 但し、負け組一号さんの番兵(ダミー?)の使い方が適切だとは 私も思っていません。
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[837] Re:マスタングさんへ
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

話の腰を揉んでみるテスト。ふにふに >リンクリストは、要素(サンプルの場合、list)を削除する処理が >配列に比べて早いというのが一般的に言われています。 リストを使う理由としては、配列だと削除された要素の後ろの要素を指すイテレータの扱いに困る、というのもありますね。 STLではそういうイテレータは無効になります。 >また、ソートに関しては基本的にリンクリストより配列の方が早いと思います。 >と言うのも、例えばクイックソートを使うならランダムアクセスが必要になるので >そもそもリンクリストでは(クイックソートは)無理です。 クイックソートは、アルゴリズムそのものにはランダムアクセスは不要です。 ただ、ピボットを選ぶときにランダムアクセスできないとワーストケースに対応できないので、その意味では配列の方が良いと言えるかもしれません。 実装はリンクリストの方がむしろ簡単だと思います。 void quick_sort(Node ** head_p) { if (*head_p != NULL && (*head_p)->next != NULL) { Node *p; Node *left = NULL, *right = NULL; Node **left_p = &left, **right_p = &right; for (p = (*head_p)->next; p != NULL; p = p->next) { if (p->value < (*head_p)->value) { *left_p = p; left_p = &(*left_p)->next; } else { *right_p = p; right_p = &(*right_p)->next; } } *left_p = *right_p = NULL; quick_sort(&left); quick_sort(&right); for (; *left_p != NULL; left_p = &(*left_p)->next) ; *left_p = *head_p, (*head_p)->next = right; *head_p = left; } } # いや、ループが1重で済んでるし<簡単
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[836] Re:マスタングさんへ
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

話の腰を折りまくります。 >774RRさんがおっしゃっていたようにstaは番兵ですね。 リンクリストで番兵を使うというのが根底の発想として間違っている気がします。 >startは、staをさしている訳で、エラーの原因はstaは >動的に確保されたオブジェクトではないからです。 御意なのですが、だからといって最初を除外して free するというのも間違いと思う。 tree や環状リストで番兵を使ったりはしません。 1方向リンクリストでも使わないほうが自然でしょう。 もし仮に番兵を配置するならリンクリストの末尾に置くのが適切です。 先頭に置くなら番兵とは呼ばずにダミー要素と呼ぶべき。 そして、仮に番兵/ダミー要素を使うのであれば、その番兵/ダミーも malloc() でとっておくべきです。 [813] で書いたとおり auto な番兵/ダミーを用意するのは大きな間違いです。 マルチプルインスタンスを実現しようとして list* root1=create_list(...); list* root2=create_list(...); 等と直したくなった場合に破綻します。 んで、この程度の話は [813] で紹介した先にて述べられ済みなのですけど。
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[835] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>なるほど!! >ありがとうございます >void free_list(list *start)の内容を見て、なっとくっす。 >チェーンをたぐりよせてmalloc()で取った領域を開放を繰り返し >NULLが来て、解放終わりって感じですね。 >すっごいわかりました。本当にありがとうございました。 void free_list(list *start) { list *curr, *temp; for (curr = start->next; curr != NULL;) { temp = curr->next; free(curr); curr = temp; } start->next = NULL; } あとで気がついたのですが、最後の行 start->next = NULL; という一行も入れておいた方が良いです。 これをしておかないと、freeした後に間違えて staのnextの参照や書き込みを行った場合問題となります。 参照をしたタイミングではオブジェクトはなくても ポインタの値は残っていて(ダングリングポインタと言います) 不正なアクセスとなります。 これは、問題の原因があるところと問題の発生位置 (別のところでアクセスバイオレーションになったりする) がずれる可能性があるため、気づきにくいバグとなります。 ここら辺の知識はポインタ関係ですので、(ぱ)さんの 「C言語ポインタ完全制覇」はかなりお勧めです。 私もこの本に早く出会っていればもっと早くレベルアップ できたのにと思っています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774111422/qid=1141917620/br=3-1/br_lfncs_b_1/249-0186723-6715515
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[834] Re:マスタングさんへ
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

> >void free_list(list *start) { > list *curr, *temp; > > for (curr = start->next; curr != NULL;) { > temp = curr->next; > free(curr); > curr = temp; > } >} > >これで、以下のように呼び出せます。 >free_list(start); > >先ほどの例だと、以下のように呼び出さないといけません。 >free_list(start->next); >もしくは、 >free_list(sta.next); なるほど!! ありがとうございます void free_list(list *start)の内容を見て、なっとくっす。 チェーンをたぐりよせてmalloc()で取った領域を開放を繰り返し NULLが来て、解放終わりって感じですね。 すっごいわかりました。本当にありがとうございました。
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[833] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

すいません。見落としてました。 free(start)はエラーになったということで、 startは、staをさしている訳で、エラーの原因はstaは 動的に確保されたオブジェクトではないからです。 774RRさんがおっしゃっていたようにstaは番兵ですね。 ですので、以下が正解です。 void free_list(list *start) { list *curr, *temp; for (curr = start->next; curr != NULL;) { temp = curr->next; free(curr); curr = temp; } } これで、以下のように呼び出せます。 free_list(start); 先ほどの例だと、以下のように呼び出さないといけません。 free_list(start->next); もしくは、 free_list(sta.next);
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[832] Re:マスタングさんへ
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>自分自身、リストの有用性自体をはっきりわかってないと思っています。 >せいぜい「線形リストなら、文字を打ち込んで行ってもチェーンのつなぎ換えで >ソートできて便利だな~」という程度の知識です。 リンクリストは、要素(サンプルの場合、list)を削除する処理が 配列に比べて早いというのが一般的に言われています。 ですので、要素の追加や削除を頻繁に行う場合は有用かもしれないですが、 実のところ、データ構造は配列が一番便利ですし、ツリーやキューなど の方が良いケースもありますので、リンクリストが有用な場面は少ない かもしれないです。 私は、Cで動的に要素を追加するのにリンクリストを使ってたり しましたが、C++ならvectorで動的な追加ができるので C++ならlist(リンクリスト)を使う場面は少ないかもしれません。 あとCでハッシュの実装をする場合は、リンクリストはよく使います。 また、ソートに関しては基本的にリンクリストより配列の方が早いと思います。 と言うのも、例えばクイックソートを使うならランダムアクセスが必要になるので そもそもリンクリストでは(クイックソートは)無理です。 ソートする必要があるなら、配列を使うべきだと思います。 >>関数でfreeするなら、引数でstartを渡してあげればOKです >で、free(start)してみたら、エラーになってしまい、ただ >free(start->next)としたら通りました。 >まぁ、free(start)が通らないのは、僕の理解不足からくる見当違いな事をしてるせい >だと思いますが、free(start->next)としたとき、チェーンで繋がった先のNULLに至るまで >にmalloc()で割り当てたそれぞれのメモリ領域も解放してくれるのかが僕の理解不足の >点です。free(start->next)したとき、next側のメモリだけ解放され、後に続く >NULLまでのmalloc()で取った領域は動かされず、残ったままなら これは私の言葉足らずでしたが、例えば、以下のような関数を作成してやれば OKです(テストしてないですが多分OKだと思います)。 void free_list(list *start) { list *curr, *temp; for (curr = start; curr != NULL;) { temp = curr->next; free(curr); curr = temp; } } で、呼び出し側は、free_list(start)とやれば良いので、 startという変数(の管理)が大事だと言った訳です。 >まだ、ちゃんと理解できてないと自分自身思いますので、まだまだ精進精進だと思って >います。 アルゴリズムとデータ構造は奥が深いですが、このぐらいはまだまだ入門です。 C言語でのアルゴリズムの専門的な本を購入されて読むことをお勧めします。 C++では標準ライブラリで基本的なデータ構造は用意されているのですが、 データ構造の基本的な知識がないときちんとした理解ができないので プログラミングの知識と経験はこつこつと積み上げていくしかないと思っています。 仕事レベルですと、「基本」を押さえておくことが非常に重要になりますし。
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[831] マスタングさんへ
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

レスありがとうございます 返信遅くてすいませんでした。 自分自身、リストの有用性自体をはっきりわかってないと思っています。 せいぜい「線形リストなら、文字を打ち込んで行ってもチェーンのつなぎ換えで ソートできて便利だな~」という程度の知識です。 ところで >負け組一号さんのサンプルで、startという変数が重要になります。 >どこかで(例えば関数で)free処理をするのでしょうが、 >start変数は、listの先頭を表していますので、これさえあれば >listにつながっているデータは全てfreeできます。 >関数でfreeするなら、引数でstartを渡してあげればOKです で、free(start)してみたら、エラーになってしまい、ただ free(start->next)としたら通りました。 まぁ、free(start)が通らないのは、僕の理解不足からくる見当違いな事をしてるせい だと思いますが、free(start->next)としたとき、チェーンで繋がった先のNULLに至るまで にmalloc()で割り当てたそれぞれのメモリ領域も解放してくれるのかが僕の理解不足の 点です。free(start->next)したとき、next側のメモリだけ解放され、後に続く NULLまでのmalloc()で取った領域は動かされず、残ったままなら マスタングさんの言う >現在のlistのnextの情報を先にとっておきます。 >そして、現在のlistをfree()します。 >その処理を現在のカーソルがNULLになるまで繰り返します。 >つまり、nextがNULLになるまで繰り返すのです。 という方法になるのか。と納得を得たしだいです。 まだ、ちゃんと理解できてないと自分自身思いますので、まだまだ精進精進だと思って います。
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[830] Re:elsif と else if
投稿者:奈々氏
2007/02/20 02:13:25

XSLTという言語では、if文にelse節はありません。 以下のようにあくまでif文しか書けないような言語仕様になっています。 <xsl:if test="...."> <!-- 何らかの処理 --> </xsl:if> 多分岐には、choose文(Cで言うところのswitch文)を使えという言語仕様になってますね。 <xsl:choose> <xsl:when test="...."> <!-- 何らかの処理 --> </xsl:when> <xsl:otherwise> <!-- 何らかの処理 --> </xsl:otherwise> </xsl:choose> これはこれですっきりしていて、キレイだと思います。 >>>then節とelse節で書けるものが違う、とか、if文だけ特別扱い、とか >> >>やっぱりこれを汚いと思う人が多いからではないでしょうか。 >> >>汚いかどうかは主観の問題ですけど、私なら、if文だけ特別扱いするくらいなら、 >>elsifを導入します。 > >なるほど。参考になります。 > > >>確かに、Cプログラマで、Cにはelse ifという特別な構文があると思っている人は >>少なくなかったですから、 > >私が初めて買ったCの入門書には「if文は入れ子を避けるために二分岐処理に限定してswitch文の使用を検討しろ」というようなことが書いてありました。 >「else節にif文を直接書く」という発想は知らなければ出てこないものなのかもしれませんね。 > > > >#つか金返せやゴルァ
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[829] ありがとうございます。
投稿者:初心者
2007/02/20 02:13:25

奈々氏 さん、(ぱ) さん、マスタング さん へ ご返信ありがとうございます。 頂いた情報がかなり参考になりそうです。 とにかく感謝します、これから徹夜でサイトや資料を読みます。
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[828] Re:elsif と else if
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>>then節とelse節で書けるものが違う、とか、if文だけ特別扱い、とか > >やっぱりこれを汚いと思う人が多いからではないでしょうか。 > >汚いかどうかは主観の問題ですけど、私なら、if文だけ特別扱いするくらいなら、 >elsifを導入します。 なるほど。参考になります。 >確かに、Cプログラマで、Cにはelse ifという特別な構文があると思っている人は >少なくなかったですから、 私が初めて買ったCの入門書には「if文は入れ子を避けるために二分岐処理に限定してswitch文の使用を検討しろ」というようなことが書いてありました。 「else節にif文を直接書く」という発想は知らなければ出てこないものなのかもしれませんね。 #つか金返せやゴルァ
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[827] Re:C言語サブセットについて
投稿者:奈々氏
2007/02/20 02:13:25

『UNIXプログラミング環境』という本の第8章にhocという簡易プログラミング言語を yaccとlexを用いて徐々に機能を追加して開発する過程が解説されています。 本書の著者の一人はBrian W. Kernighan、あの『プログラミング言語C』の著者なので、 かなり信用のおける内容だと思います。 ただし、yaccとlexそのものについてはあまり詳しく解説していません。 あと、『コンパイラの理論と実現』という本には、C-というC言語からいくつかの 機能を取り除いた言語のコンパイラの作成方法が解説されていたと思います。 どちらもソースコード付きなので、オススメです。
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[826] Re:C言語サブセットについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

訂正(?) >昔、「yacc/lex―プログラムジェネレータonUNIX」という本があって、この本には >・変数はA-Zだけ。配列なし。 >・バイトコードコンパイル方式。 >という簡易言語のサンプルが載っていました。 この本は、昔、啓学出版から出てたと思うんですが(小さめの版形で、半透明の カバーがかかってた奴)、今ぐぐるとテクノプレスから出ています。著者は同じだし、 内容も同じじゃないかと思うんですが。 ついでにこんなのも見つかりました。 http://www.watalab.cs.uec.ac.jp/tinyCabs.html
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[825] Re:C言語サブセットについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>flexとbissonで言語を作ってみようと思った人ですが。このページを読むと本当に勉強になりました。 どうもです。 >今、crowbarのソースを読んでますが、初心者なので、これよりもっとシンプルのソースあるでしょうか。 単にcrowbarより簡単なソースなら、うちのページにある(マスタングさんも挙げられた) 「電卓を作ってみよう」のcalcなんかがよいかもしれませんけれども。 ただし、作りたいものが「外面がCっぽい言語」なのか、「中の動きがCっぽい言語」で あるかによって、作り方は相当変わってきます。たとえばcrowbarは配列をヒープに 確保しますけど、内部的な動作を含めてCっぽい言語を作りたいのなら、配列もスタックに 確保すべきでしょう。内部的な動作を含めてCっぽい言語を作ったほうが、Cの理解が 深まる、という利点もあります。 >例え、データ型 intしかない、論理演算 if else while for <>= +-* /しかできるC言語サブセットのソース例はあるでしょうか。教えてください。よろしくお願いいたします。^^ 昔、「yacc/lex―プログラムジェネレータonUNIX」という本があって、この本には ・変数はA-Zだけ。配列なし。 ・バイトコードコンパイル方式。 という簡易言語のサンプルが載っていました。 また、「yaccによるCコンパイラプログラミング」 http://www.context.co.jp/~cond/books/yacc-book.html には、8086で動作する簡単なCコンパイラのソースが載っていました(構造体がない くらいで、ほぼCコンパチだったような気がします)。 でも、今はどちらも入手できないと思います。図書館とか会社の書庫とかで 探してみるのがよいのではないでしょうか。
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[824] Re:elsif と else if
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>if文のぶら下がり文に関してふと思いついたんですが、 >本体にブロックを強制する場合でも >else節にだけ、if文も書けるようにすればelsif(elif, elseif)というようなキーワードを導入しなくても困りませんよね? なるほど。確かに構文規則を以下のようにいじってbisonにかましてみましたが、 特にconflictは起きませんでした。 if_statement: IF LP expression RP block | IF LP expression RP block ELSE block | IF LP expression RP block ELSE if_statement | IF LP expression RP block elsif_list | IF LP expression RP block elsif_list ELSE block | IF LP expression RP block elsif_list ELSE if_statement >文法が微妙に汚くなるからでしょうか >then節とelse節で書けるものが違う、とか、if文だけ特別扱い、とか やっぱりこれを汚いと思う人が多いからではないでしょうか。 汚いかどうかは主観の問題ですけど、私なら、if文だけ特別扱いするくらいなら、 elsifを導入します。 確かに、Cプログラマで、Cにはelse ifという特別な構文があると思っている人は 少なくなかったですから、elseの後のif文だけ特別扱いしてもさほど混乱はないのかも しれませんけど、「Cにはelse ifという特別な構文があると思っている人」が 周囲にたくさんいた私としては、そういう人への啓蒙もこめてelsifを導入した、 という意図もあったようななかったような。
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[823] Re:C言語サブセットについて
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

>flexとbissonで言語を作ってみようと思った人ですが。このページを読むと本当に勉強になりました。 >今、crowbarのソースを読んでますが、初心者なので、これよりもっとシンプルのソースあるでしょうか。 >例え、データ型 intしかない、論理演算 if else while for <>= +-* /しかできるC言語サブセットのソース例はあるでしょうか。教えてください。よろしくお願いいたします。^^ crowbar 0.1のソースや「プログラミング言語を作る」の"電卓を作ってみよう"は 参考にならないでしょうか? また、初心者さんが求めている内容とは少し違いますが、 以下のものはどうでしょうか? 1) yacc入門講座(簡単な説明) http://www.tokumaru.org/yacc/index.htm 2) Bison入門(リファレンス) http://guppy.eng.kagawa-u.ac.jp/~kagawa/2000/SysProg/bison-1.2.8/bison-ja_toc.html 3) Flex(リファレンス) http://www.asahi-net.or.jp/~wg5k-ickw/html/online/flex-2.5.4/flex_toc.html 4) lex&yaccプログラミング(残念ながら日本語版は売り切れなようです) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756102972/qid=1141565795/br=3-2/br_lfncs_b_2/249-0186723-6715515 5) いまどきのプログラム言語の作り方(Javaで再帰下降型パーサの実装です) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839919232/qid=1141567196/br=3-1/br_lfncs_b_1/249-0186723-6715515 私も興味ありますので、何か良いサイトや参考書などあれば 逆に教えてください。 あくまでもflexやbison(yaccやlex)にこだわるなら 私は、ドラゴンブックやタイガーブックなどより先に、 yaccやlexをある程度理解しておくことが重要だと思っています。
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[822] C言語サブセットについて
投稿者:初心者
2007/02/20 02:13:25

flexとbissonで言語を作ってみようと思った人ですが。このページを読むと本当に勉強になりました。 今、crowbarのソースを読んでますが、初心者なので、これよりもっとシンプルのソースあるでしょうか。 例え、データ型 intしかない、論理演算 if else while for <>= +-* /しかできるC言語サブセットのソース例はあるでしょうか。教えてください。よろしくお願いいたします。^^
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[821] Re:elsif と else if
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

># elseというキーワードはあるのにthen節であることを示すキーワードはない訳で 何を言ってるんだろ? ええと、ブロックを中括弧で表現する言語でelsifのようなものを使う言語の中には、elseはあるのにthen節を示すキーワードは存在しない、というようなものもある訳で、 と言いたかったんですね。多分(ぉ
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[820] elsif と else if
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

if文のぶら下がり文に関してふと思いついたんですが、 本体にブロックを強制する場合でも else節にだけ、if文も書けるようにすればelsif(elif, elseif)というようなキーワードを導入しなくても困りませんよね? 何で世の中の多くの言語はそうなってないんでしょう? 文法が微妙に汚くなるからでしょうか then節とelse節で書けるものが違う、とか、if文だけ特別扱い、とか でも、then節とelse節を全く同じにする必要はないと思いますし、 # elseというキーワードはあるのにthen節であることを示すキーワードはない訳で # というのはちょっと苦しいか if文の中でif文を特別扱いするのもそんなに変なこととは思いません # うーん、気付いてないだけで何か他に問題があるんだろうか? # そこまでして else if と書けるようにするより、elsifを導入した方が簡単・・・でもないよなぁ。 どう思います?
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[819] Re:長文すみません
投稿者:マスタング
2007/02/20 02:13:25

タイガー改めマスタングです。 私なりに思ったことを書いてみます。 まず思ったのは、自分が少しでも複雑だなと感じる処理を考える場合は、 図を書いてみると理解しやすいです。 掲示板では少々書きづらいので自分なりに紙にでも書いてみてください。 >線形リストif(sagyou->num < fo->next->num)が、他の参考書を見ながら打ってた時 >next->next->...->numという感じで全部比較して見てるのか?となぜか思い >それで、逐一アドレス表示させるようにしたりして、自分なりに疑問を解消しつつ >本当に、fo->next->numは、nextだけを見てるのかとまだ疑問だったんですが >実は言いますと、この投稿フォームに、その疑問を考えながら書いてる間に >「あれ、これって、for文で回して、単に比較してチェーン変えてるだけだ」 >と、なぜか、その場で気づいたのですが、やはり確認しておこうと思い書きました。 listが数珠つなぎになっていて、forループの中でのfo変数は、 イメージとして、カーソルを表しています。 カーソルが先頭から末尾まで1つずつ各listを指しながら動く感じです。 これは、例えば、for (i = 0; i < num; i++)の、「i」と似ています。 iは、0から(num - 1)まで値を変えながら進んで行きます。 これは、「処理」としては、同じなので抽象化(同じ扱い)ができ、 一般的に、こういったカーソルをiteratorと言います (若干厳密性はないかもしれないですが、イメージはそんな感じだと思います)。 >free()に関しては、リストでmalloc()を使うのは解るが、それらをfree()にする >タイミングがよくわからなかったんですが、リストにして結果をはき出したら >またチェーンでたどってfree()にするのかなとか、まぁ、その、まだまだ >例題をみながら打ち込みながら理解しつつ、昨日覚えた事を今日忘れるような >日々つれづれとおくっておりまして、、、 負け組一号さんのサンプルで、startという変数が重要になります。 どこかで(例えば関数で)free処理をするのでしょうが、 start変数は、listの先頭を表していますので、これさえあれば listにつながっているデータは全てfreeできます。 関数でfreeするなら、引数でstartを渡してあげればOKです。 つまり、どこでfreeするかはユーザの自由ですが、freeするタイミングまで start変数を管理できていればOKな訳です。 start変数を管理(保持)する方法としては、ある関数内(ローカル)に持ち歩くか、 static変数(あるいは、グローバル変数)などで持っておくかの どちらかになると思います。 もちろん、別のデータ(構造)内に保持していても同じです。 freeするタイミングは重要ではないと思うのですが、 言えることがあるとすれば、いらなくなった時です。 >ただ、nextポインタがNULLになってるポインタを順次free()していけば出来るのかな >と思い、試してみます。 これは、違います。 nextポインタがNULLであろうが、NULLでなかろうが、 現在、カーソルが指しているlistをfree()します。 しかし、現在指しているlistをfree()してしまうと、 listに入っているnextの(ポインタの)情報がとれなくなってしまうので、 現在のlistのnextの情報を先にとっておきます。 そして、現在のlistをfree()します。 その処理を現在のカーソルがNULLになるまで繰り返します。 つまり、nextがNULLになるまで繰り返すのです。 まだ不明な点があればいくらでも聞いてください。
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[818] Re:長文すみません
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

確かに、おっしゃるとおりっす。 自分の文章は、論理的に書けてないですね。 とにかく、もっとソースを体当たりで打ち込んで理解を深めます。 その上で、ポインタ関連で疑問が生じたら書き込みささしてもらいます。
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[817] Re:長文すみません
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

あまり本質的な議論には参加してないくせに言うのもおかしいかもしれませんが少しだけ。 負け組一号さんは、一つの文章を短く切った方が文章の意味がわかりやすくなると思います。 「それが私の文章の味」とか言われちゃうと、それまでなのですが、 技術的な文章は、わかりやすさ重視でしょう。 なんとなく古文の授業を思い出してしまいます。 さて(ぱ)さんへのコメント中に 「どうfree()して行けば良いのかが解らない」とおっしゃってますが、 「どこでfree()というやつで解放してやれば良いのでしょうか」という質問では 求める答えが得られないのはお解かりでしょうか。 「方法」がわからないときに「記述する位置」を質問しても求める答えは得られないのは自明でしょう。 わからないことが「考え方や根拠」「概念」「方法」「動作原理」の どれなのかを分類するといいと思います。 少々きつい言葉で批判めいたことを書きましたが 自分自身の経験から「わからないことが何か」を理解した段階で 自然に「理解できる」場合が多いように思えます。 その一助として 「自分がわからない事柄は『方法』なのか?『考え方』なのか?『動作原理』なのか?」 と自問することは重要だと思っています。
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[815] 長文すみません
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

774RRさん、(ぱ)さん、返信ありがとうございます。 線形リストif(sagyou->num < fo->next->num)が、他の参考書を見ながら打ってた時 next->next->...->numという感じで全部比較して見てるのか?となぜか思い それで、逐一アドレス表示させるようにしたりして、自分なりに疑問を解消しつつ 本当に、fo->next->numは、nextだけを見てるのかとまだ疑問だったんですが 実は言いますと、この投稿フォームに、その疑問を考えながら書いてる間に 「あれ、これって、for文で回して、単に比較してチェーン変えてるだけだ」 と、なぜか、その場で気づいたのですが、やはり確認しておこうと思い書きました。 free()に関しては、リストでmalloc()を使うのは解るが、それらをfree()にする タイミングがよくわからなかったんですが、リストにして結果をはき出したら またチェーンでたどってfree()にするのかなとか、まぁ、その、まだまだ 例題をみながら打ち込みながら理解しつつ、昨日覚えた事を今日忘れるような 日々つれづれとおくっておりまして、、、 とりあえず、まだまだ、打ち込んで、理解を深め、この劣化した脳に新たなメモリを 加えたく(脳の細胞は再生しないが、新生はするらしいので)思いつつ、今度は ちゃんと何が解らないのかが解らない状態で質問せず、何が解らないか解るよう 質問(甘え)さしてもらいたいです。 上記の文を書いて、ポインタ完全制覇を読み直した結果、駄目じゃん俺と再認識 >>774Rさん >提示コードは先頭に追加される必要がある場合にうまくない。 >それとも最初に作ってる sta は番兵? 番兵の意味を聞かれて、持ってる書籍を見て初めて意味を知りました。番兵って奴です。 >一番最初の1個目を作る場合と、末尾に追加する場合とが特殊なわけだ。 >でも、実際には特殊ではなくて、ロジック上真ん中に挿入の場合と同じに扱える >ということが理解できるかどうかが肝 まだまだ、理解は出来るが、「さぁ作れ」と言われたら悩んでしまうレベルです。 >>(ぱ)さん >「どうわからないのか」をもう少し具体的に書いていただけませんか。 わからない部分は線形リストでmalloc()で割り当てて行った領域をどうfree()して行け ば良いのかが解らないといった感じです。 ただ、nextポインタがNULLになってるポインタを順次free()していけば出来るのかな と思い、試してみます。
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[814] Re:(ぱ)さんに甘えさして頂きます
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

どうも、(いつものことですが)「何がわからないのか」がわからないので 答えようにも困ってしまうわけですが。 >    if(sagyou->num < fo->next->num ) >の、fo->next->numは、その時点でのfoのnext側のnumを見てる >と捉えて良いのでしょうか。 この質問にYesかNoかで答えれば、(774RRさんが書いておられるように)「Yes」と 答えるしかないわけですが、疑問に思ったからには、何か引っかかるところが あるわけでしょう。 ->は所詮演算子なので、 p = fo->next->num; として「foのnext側のnumを見」る代わりに、 temp = fo->next; p = temp->num; と書いてもよいし、 fo->next->numの代わりに(fo->next)->numと書いても構わないわけですが、 こうやって書き換えると感覚的にわかりやすくなったりしますかね。 >ついで、malloc()で得たメモリは >どこでfree()というやつで解放してやれば良いのでしょうか。 これも、「要らなくなったとき」としか答えようがないのですが、 そんなことは入門書にも書いてあるはずで、それでわからなかったから 質問しているわけでしょう。 「どうわからないのか」をもう少し具体的に書いていただけませんか。
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[813] Re:線形リスト
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

リスト構造自体はそんなに難しいものではなくて、単に数珠つなぎになってるだけ。 例えば http://www9.plala.or.jp/sgwr-t/c/sec15-5.html 演習のほうも見てみませう。 提示コードは先頭に追加される必要がある場合にうまくない。 それとも最初に作ってる sta は番兵? 番兵にせよなんにせよ今のままでは sta が auto なのでまずいけど。 >fo->next->numは、その時点でのfoのnext側のnumを見てる もちろん >どこでfree()というやつで解放してやれば良いのでしょうか。 要らなくなったとき。 malloc() するってことは、当座しばらくは必要だから保持しとけ、ということ。 例えばワード等で文章を開いたときなんかにこうやって文書データを保持してるわけだ。 free() するのは文章を閉じたときとかワードを終了するときとか。 提示コードであればリストを破棄するのは main 終了直前でしょうな。 こういうのはポインタに関する「文法理解」ではなくてむしろ「アルゴリズム理解」の話。 線形リストの場合「真ん中に挿入」する場合がいちばん簡単で、紹介先の図のとおり。 一番最初の1個目を作る場合と、末尾に追加する場合とが特殊なわけだ。 でも、実際には特殊ではなくて、ロジック上真ん中に挿入の場合と同じに扱える ということが理解できるかどうかが肝。
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[812] (ぱ)さんに甘えさして頂きます
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

レス頂き、ありがとうございました。 そんで、(ぱ)さんに、甘えた質問さしていただきます。 ソースなんで長いですが自分でリストを理解しようと改造した線形リストです。 typedef struct list {     int num;     struct list *next; }list; int main() {     list sta ={0,NULL};     list *start = &sta; /*先頭*/     list *sagyou; /*作業領域*/     list *fo; /*for用*/     char str[16]; /*入力用*/     while(1) {         printf("整数を入力(Eで終了)-->");         gets(str);         if(strcmp(str,"E") != 0){//strcmpは文字列の比較             sagyou = (list *)malloc(sizeof(list));             if(sagyou == NULL ){                 printf("メモリ確保できず\n");                 exit(1);             }         }         else break;         sagyou->num = atoi(str);//atoiは文字列をint型に変換する         for(fo = start; fo->next != NULL; fo = fo->next){             if(sagyou->num < fo->next->num ){                 sagyou->next = fo->next;                 fo->next = sagyou;                 break;             }         }         if(fo->next == NULL){             fo->next = sagyou;             sagyou->next = NULL;         }     } で、上のリストで、数字を大きい順にしようとするとき for(fo = start; fo->next != NULL; fo = fo->next){     if(sagyou->num < fo->next->num ) の、fo->next->numは、その時点でのfoのnext側のnumを見てる と捉えて良いのでしょうか。ついで、malloc()で得たメモリは どこでfree()というやつで解放してやれば良いのでしょうか。 線形リスト、双方向リスト等、及び二分木探索などの例ばかりが 載ってる書籍を探しても、あるのは入門書ばかりで、初心者 から脱皮できない自分に負い目を感じる今日このごろです。
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[811] Re:カナダで「ほげ通り(HOGE ST.)」を見つけました
投稿者:マモル
2007/02/20 02:13:25

>情報ありがとうございます。後ほど「ほげを考えるページ」に追加情報として >挙げさせていただきます。 ありがとうございます。リンクにスペースが入ってリンク切れのようになっていました。もう一度リンクを書き込ませて頂きます。スイマセン…。 http://ameblo.jp/mamoru/entry-10009422221.html >リンクはどのページにもご自由にどうぞ。 勝手な書き込みでしたが、丁寧に対応して頂いてありがとうございました。 ではっ。
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[810] Re:左辺値としての配列名
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

なんとなくネタ的に面白いので追加検証。gcc ならソースコードがあるので読んでみた。 gcc-3.4.5 を追っかけ。 gcc-4 では大幅な変更が入っているので変わっているかもしれない。 int array[1]; array=0; なるソースコードに対する挙動 C の場合 gcc/c-typeck.c Line 3677 でエラーメッセージを出力 これは convert_for_assignment() 関数の末尾である。この関数の先頭部分で if (TREE_CODE (TREE_TYPE (rhs)) == ARRAY_TYPE || TREE_CODE (TREE_TYPE (rhs)) == FUNCTION_TYPE) rhs = default_conversion (rhs); なるコードが実行されている(すなわち右辺はデフォルト変換が実施されている) のに対して左辺のデフォルト変換を行うコードは見当たらない。 =代入式の左辺においては「配列名を先頭へのポインタに読み替える」変換は実施していない C++ の場合 gcc/cp/typeck.c Line 5295 でエラーメッセージを出力 これは build_modify_expr() 関数の一部であり if (TREE_CODE (lhstype) == ARRAY_TYPE) の内側にある。この例では右辺左辺の型が異なるのでこのエラー。 もし array=array; であるなら、型一致なのでこの行ではなく先に進んで ISO C++ forbids assignment of arrays エラーが発生。 いずれにせよ左辺のデフォルト変換を行う関数は呼ばれていない。
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[809] Re:カナダで「ほげ通り(HOGE ST.)」を見つけました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして。マモルと申します。 はじめまして。 >カナダのホワイトホースという町で「ほげ通り(HOGE ST.)」を見つけました↓。 > >http://ameblo.jp/mamoru/entry-10009422221.html 情報ありがとうございます。後ほど「ほげを考えるページ」に追加情報として 挙げさせていただきます。 >hoge研究の参考になれば嬉しく思います。また、誠に勝手ながら「ほげを考えるページ 」に無断でリンクを張らして頂きました。もし不都合があればリンクを削除いたします。 リンクはどのページにもご自由にどうぞ。
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[808] Re:左辺値としての配列名
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

774RRさん: >ところで JIS X 3010 は 2003 版が発行済で 2003 版には 6.2.2.1 が無かったです。 >引用元は 1990 版でしょうか? そうです。 NykRさん: >私自身は「変換する」と書いてあるんだから変換するんだろうと思ってますが、 >例えばこんなコードをgccでコンパイルすると コンパイラがそう実装するのは当然なので、特定の3つのケースを除き「変換する」と 書いてありそれに含まれないのだから(文法上は)変換すると解釈するのが自然だろうと 私は思いますが、変換するかどうかはさておき、代入できない理由としては、 「変更可能な左辺値ではないから」という理由も挙げておくべきであるように 思います。今は無理ですが、近々Web上で対応します。 >ついでに、K&Rの附録Aでは制約が書き加えられて変換しないことになっています。 日本語版p.245ですね。規格と違う説明をするのはいかがなものかと思いますが… ポインタ完全制覇を書いているとき、これに気付いてなかったのかなあ… 今となってはすっかり忘れています。
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[807] カナダで「ほげ通り(HOGE ST.)」を見つけました
投稿者:マモル
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。マモルと申します。 カナダのホワイトホースという町で「ほげ通り(HOGE ST.)」を見つけました↓。 http://ameblo.jp/mamoru/entry-10009422221.html hoge研究の参考になれば嬉しく思います。また、誠に勝手ながら「ほげを考えるページ 」に無断でリンクを張らして頂きました。もし不都合があればリンクを削除いたします。 ではっ。
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[806] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:22:36

意味不明の投稿なので削除しました。
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[805] Re:左辺値としての配列名
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

私自身は「変換する」と書いてあるんだから変換するんだろうと思ってますが、例えばこんなコードをgccでコンパイルすると int main(void) { int a[1]; a++; return 0; } array_inc_test.c: In function `main': array_inc_test.c:4: wrong type argument to increment と、型に問題がある、というメッセージが表示されます。 a++を(&a)++と、ポインタ値のインクリメントに置き換えると array_inc_test.c:4: invalid lvalue in increment と表示されますからgccではaはポインタではないみたいです。 ついでに、K&Rの附録Aでは制約が書き加えられて変換しないことになっています。
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[804] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:22:56

意味不明の投稿なので削除しました。
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[803] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:23:12

意味不明の投稿なので削除しました。
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[802] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:23:48

意味不明の投稿なので削除しました。
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[801] Re:左辺値としての配列名
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

あう sizeof は右辺値でもいいのか。 だったら「sizeof の係る式が左辺値の場合には右辺値変換するな」って旨を コンパイラ作者に通知する条文でもあるわけだな。 結論は変わらん。
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[800] Re:左辺値としての配列名
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

規格書の一部はコンパイラ作者向けに、一部はユーザ向けに書かれている。 で、当該項はユーザ向けだと、俺は思う。 俺がコンパイラ作るなら、左辺値が必要とされる文脈で右辺値変換するなんて無駄なことはしない。 単項 & や sizeof はまさに左辺値が必要とされるところであるから、そこで 無駄な右辺値変換を行わなければ規格書どおりの動作となるわけだ。 同じことが代入式の左辺でもいえる。 だから、俺的には配列名が代入式の左辺に現れたときに右辺値変換されるとは思わない。 「変更不可能」だから左辺におくとエラーと考えるほうが自然。 まあどう解釈しても結果は同じだからどうでもいいけど。
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[799] Re:左辺値としての配列名
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

前橋さん、774RRさん、ありがとうございます。 > 配列に代入できないのは変更可能な左辺値ではないから なるほど、 「配列に代入できないのは、配列は左辺値だが変更不可能だから」 と考える必要はないんですね。 「『変更可能な左辺値』ではないもの」には、 「変更不可能な左辺値」だけでなく「右辺値」も含まれますから。 (a)変更可能な左辺値 (b)変更不可能な左辺値 (c)右辺値 (d)その他 に分けたとして、 ・「ポインタ完全制覇」での説明:    「配列に代入できないのは、(c)だから」 ・私が[796]で書いた説明:    「配列に代入できないのは、(b)だから」 ・おそらく最も正確な説明:    「配列に代入できないのは、(a)でないから」 「(a)でない」を満たしさえすれば 配列に代入ができないことには変わりなく、 その実態が(b)なのか(c)なのか、あるいは(d)なのかは 別問題である、ということですね。
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[798] Re:左辺値としての配列名
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

char a[10]; char (*p)[10]=&a; // である場合に *p=0; あるいは *p={0}; であれなんであれ *p は代入式の左辺に置けません。 JIS X 3010:2003 6.5.16 代入演算子 [制約] 変更可能な左辺値でなければならない。 JIS X 3010:2003 6.3.2.1 変更可能な左辺値とは...[配列を含まない] なので >配列に代入できないのは変更可能な左辺値ではないから であり、それ以上でも以下でもないです。 ただしこの話はスレ題の「左辺値が要求される場所においても読み替えが起こるか」とは無関係。 無関係ではありますが、やはり同じく JIS X 3010:2003 6.3.2.1 型"~の配列"を持つ式は、型"~へのポインタ"の式に型変換する。 それは配列オブジェクトの先頭の要素を指し、左辺値ではない。 とありますから、スレ題に関して言えば「どちらでもいい」となります。 起こると解釈しても起こらないと解釈しても、いずれにせよ代入式の左辺に置けないことに違いは無い。 ところで JIS X 3010 は 2003 版が発行済で 2003 版には 6.2.2.1 が無かったです。 引用元は 1990 版でしょうか?
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[797] Re:左辺値としての配列名
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>配列名は式の中では先頭要素へのポインタ(右辺値)に読み替えられる、 >という規則は、代入演算子の左側のような、 >「左辺値が要求される場所」においてもそうなのでしょうか? JIS X3010の6.2.2.1によれば、 | 左辺値がsizeof演算子のオペランド、単項&演算子のオペランド、文字配列を初期化 | するのに使われる単純文字列リテラルまたはwchar_tに適合する要素型をもつ配列を | 初期化するのに使われる文字列リテラルである場合を除いて、型"~型の配列"をもつ | 左辺値は、型"~型へのポインタ"を持つ式に型変換する。 とあります。 もし、代入演算子の左側のような「左辺値が要求される場所」においては配列から ポインタへの読み替えが行われないのだ、とするのなら、上記の3つの条件の中に 単項&演算子のオペランドを含める必要はないはずです。&演算子のオペランドは もともと左辺値が要求される場所だからです。 ということで、上記3つの箇所を除いて、(左辺値が要求されようがされまいが) 式の中では配列はポインタに読みかえられる、と解釈するのが自然ではないでしょうか。 # とはいうものの、「変更可能な左辺値」の定義からわざわざ配列が除かれている # ところからすると、配列に代入できないのは変更可能な左辺値ではないからだ、 # という解釈もできるような気が…
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[796] 左辺値としての配列名
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。Cの「配列名」について、質問があります。 「ポインタ完全制覇」には、 char hoge[5]; hoge = "abcd"; がダメな理由は、hogeが右辺値だから、とあります。 配列名は式の中では先頭要素へのポインタ(右辺値)に読み替えられる、 という規則は、代入演算子の左側のような、 「左辺値が要求される場所」においてもそうなのでしょうか? 配列名は、右辺値(先頭要素へのポインタ)に読み替えられる前は、 配列オブジェクトそのものを表す変更不可能な左辺値なので、 「hoge = "abcd";がダメなのは、hogeは左辺値だけど変更不可能だから」 という説明であれば納得できるのですが、 どちらの説明が正しいのでしょうか?
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[795] Re:ポインタってそんなに難しいか?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>ところで、ポインタの概念は難しくないですが、使いこなすのは大変だ 禿げ上がるほど御意。 むかーーーーしの自分のソースを見ると良くわかったりします。 >実行時に型情報を持っていると誤解する人が出そうです。 今までに扱ったCPU/コンパイラ全てで「実行時型情報をもつポインタ」って無いですね。 無駄っぽなので。ただ、規格書は何も言及してないので「あっても違反ぢゃない」です。 # CPU 何種類使っただろう? 両手ぢゃ足らんくらいだな。 メモリアドレスをどう扱うか、ソースレベルで指定してる。と言うべきだったかな。 C++ の dynamic_cast/typeid 系が扱う型情報は、ポインタ自体にではなく、 その指す先のオブジェクトにあるワケで、やはりポインタには型情報は無いな。
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[794] Re:ポインタってそんなに難しいか?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>タイトルのとおりなのですが、ポインタってそんなに難しいですか? 難しいのでは。少なくとも難しいと思う人がいるからこそポインタ本の需要が生まれ、 私が日々の酒代を稼ぐ余地が生まれたというものです。ありがたいことです(ぉぃ) >正確には「ポインタの概念が」難しいと思ったこと無いというべきかな。 >ポインタ関連の表記が難しいとは思ったけど。 これはそう思います。私のそのへんに関する認識は、以下のページの冒頭に書きました。 http://kmaebashi.com/programmer/pointer.html だからこそ、ポインタ完全制覇では、宣言の構文やら配列とポインタの関係やらに 力を入れたつもりなのでして、「負け組一号」さんがまだわからないところがあるのなら、 具体的にどこがどうわからないと言っていただければ、アドバイスできるかもしれませんし、 私にとっても参考になるわけなのですが。 ところで、ポインタの概念は難しくないですが、使いこなすのは大変だ、というのも ありますね。同じオブジェクトを複数箇所から指して思わぬ書き換えをしてしまったり、 Cだと、free()しすぎや領域破壊の危険も高いです。 >メモリアドレスに、その扱い方の情報を付帯してるだけぢゃん。 774RRさんは当然わかって書いていると思うのですが、この言い方だと、ポインタが 実行時に型情報を持っていると誤解する人が出そうです。
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[793] ポインタってそんなに難しいか?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

タイトルのとおりなのですが、ポインタってそんなに難しいですか? 俺なんかは Z80 のアセンブラから入った口なので、ポインタが難しいと思ったこと無いです。 正確には「ポインタの概念が」難しいと思ったこと無いというべきかな。 ポインタ関連の表記が難しいとは思ったけど。 難攻不落なんて言うほどのものぢゃ糸色文寸無い。 メモリアドレスに、その扱い方の情報を付帯してるだけぢゃん。
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[792] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>もしsetjmp/longjmpがcreate_jmp()してから使うような形であったら、&なしがきれいですよね。 御意。 > 今まで考えなしに付けてなかったですけど、概念的には付けるべきだったのかしら。 俺なんかはその昔の &array が規定されてなかった頃からCをやってる人ですから 「配列名が先頭要素へのポインタに変換される」仕様が本能レベルで染み付いているので memset 等のポインタが必要な関数が使われてて引数に & が無い場合にはむしろ 「& がないから、これって配列なんだ」と解釈しがちな傾向がありますな。 # よく読んだら、ポインタ変数だったりすると後からびっくり。 概念的には & があるべきなのだと思う。ただ歴史的事情により 配列であることが明確な場合には & を書かないソースのほうが圧倒的多数だと思います。 > 例えば「配列へのポインタ」と「配列の先頭要素へのポインタ」の > 表現方法が異なるような処理系において > ...では、やっぱりmemset()の使用は推奨されないのかなぁ? void* は、内部表現が最大サイズとなるポインタを保持できなければならず、なおかつ、 必要な時には内部表現を失わずに元の型に戻せることが必須とされていますから、 問題ないです(問題あったら大変だ) # テスト略
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[791] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

#テストの(略) >>jmp_buf の場合は「set/longjmp で使うハンドル」と考えれば & なしにも違和感なし >handle = CreateWindow(...); >みたいなのだと思うので、戻り値ではなく引数で返すならやっぱり&が付くのではないかと。 もしsetjmp/longjmpがcreate_jmp()してから使うような形であったら、&なしがきれいですよね。 jmp_buf myjmp = create_jmp(); if ( (ret = setjmp(myjmp)) == 0 ) { ... } else { ... } ~略~ longjmp(myjmp, ret); >memset()の場合でも、&を付けない人のほうが多いんじゃないかなあ。 今まで考えなしに付けてなかったですけど、概念的には付けるべきだったのかしら。 例えば「配列へのポインタ」と「配列の先頭要素へのポインタ」の 表現方法が異なるような処理系において ...では、やっぱりmemset()の使用は推奨されないのかなぁ?
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[790] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

# テストに反応してみるテスト >jmp_buf の場合は「set/longjmp で使うハンドル」と考えれば & なしにも違和感なし ハンドルといえば、 handle = CreateWindow(...); みたいなのだと思うので、戻り値ではなく引数で返すならやっぱり&が付くのではないかと。 >memset の場合は要求されるのが void* だから &array のほうが適切な場合多し >strcpy の場合は要求されるのが char* だから array と書かなきゃいけない >scanf+%s の場合も同様 memset()の場合でも、&を付けない人のほうが多いんじゃないかなあ。 適当にぐぐって見たけど付いてない例が多いようです。 http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/default.asp?url=/japan/msdn/library/ja/vclib/html/_CRT_memset.asp http://www.cppreference.com/stdstring/memset.html >C/C++ はエラーメッセージの読み方が難しいのが減点ポイント (馬から落馬) まあ、エラーメッセージの良し悪しはコンパイラによるところもあるとは思いますが、 C言語自体が多様な書き方を許すためにエラーメッセージがわかりにくくなるところは ありますね。
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[789] Re:難解不落のポインタ すべてはプログラマにゆだねられ プログラマはポインタに揺らされる
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>char* p,p2; >とするとp2は >char p2;となってしまうと理解させていただいています。 この問題だけであれば、一度に複数の変数を宣言するなゴルアで回避できるのですが、 Cではたとえば配列なども型の一部ですから、どっちみち 型 変数名; の形では変数宣言を解読できないんですね。CESさんが出した問題がそうであるように。
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[788] Re:面白い本を探しているのですが……
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>前橋さんの本やこのホームページは、 >扱っている技術の内容が高く、 >現場のプログラミングにおいても、 >ものすごく役に立つのでよく見ています。 ありがとうございます。 >さて、私も「Java謎+落とし穴」を最近読んだのですが、 >少し内容が古くなってきたように感じます。 これは確かにそう思います。 >特に進化のスピードが速いJavaでは、 >本書で前橋さんが苦言を呈している >ジェネリックやenumなどの機能については、 >現在、ほとんど盛り込まれています。 そうですね。 >そこで、ここ最近、話題になっている? >「疑い深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」 >の内容に加筆したものを新規に書き起こして、 >加筆修正した改訂版を出してはどうでしょうか。 >(単に私が読みたいだけですが。) 「疑い深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」にあることは、言いっぷりは ともかくとして「謎+落とし穴」にも書いたつもりですから、J2SE5.0対応の改訂版、 ということになるのだと思いますけれど。 書いてみたいネタではあります。ただ、J2SE5.0は仕事で使っていないので、 本が書けるところまで私自身わかっているか、という問題はありますね。 # 仕事じゃまだまだJDK1.3が現役だったりします。
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[787] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

# あれこれ言ってみるテスト jmp_buf の場合は「set/longjmp で使うハンドル」と考えれば & なしにも違和感なし なまじ buf という文字列が見えてしまっているのが名前付けに失敗した例と思う memset の場合は要求されるのが void* だから &array のほうが適切な場合多し strcpy の場合は要求されるのが char* だから array と書かなきゃいけない scanf+%s の場合も同様 GCC はフォーマット文字列がリテラルな場合に警告してくれます。 scanf("%s", &buf); に対して gcc -Wformat hoge.c で piyo.c:4: warning: char format, different type arg (arg 2) みたいに。 C/C++ はエラーメッセージの読み方が難しいのが減点ポイント (馬から落馬) たいていの原因はエラー表示のある行の直前にあったりするし。 template 多用時は俺でもエラー判別がめんどくさかったりするですね。
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[786] 難解不落のポインタ すべてはプログラマにゆだねられ プログラマはポインタに揺らされる
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

Thank you for res. >char *p; > >よりも > >char* p; > >と書くほうがわかりやすい、という意味でしょうか? >それはそれで否定しませんが、それで問題は解決しない、ということもポインタ完全制覇は これについては、著書で理解しております。 char* p,p2; とするとp2は char p2;となってしまうと理解させていただいています。 あと、char *p;としてprintf("%p",p);としたとき参照されてない というエラーがでましたが、まぁ、ただ、もう理解してますので、蛇足です。 あと、他の言語では、配列とポインタは、”ほぼ別格”というのは、新たな知識として ありがとうございます。 とりあえず、今は構造体のリストを理解するために、脳をこねくりまわしている状態です。 しっかし、まぁ、I study hard and more hard to purogramming-Cってなことですな~ ついでの蛇足で int dt = (a = 20,b=10);とすると dt=10となるなんていう、たぶん一生必要ない知識ですが、まぁ、なんというか・・・ 色々あるな~・・・と思う、日々。 年々歳々花相似たり、年々歳々人同じからず
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[785] Re:面白い本を探しているのですが……
投稿者:七氏
2007/02/20 02:13:25

>>こんにちは。はじめまして。 >>Java謎+落とし穴を読ませていただきました。 > >どうもです。 > >>他の著者の方や他の言語でもこういう「面白い」本はあるのでしょうか。 > >分野がわからないとアレですが、アスキーの256倍シリーズとかですかねえ。 はじめまして。 前橋さんの本やこのホームページは、 扱っている技術の内容が高く、 現場のプログラミングにおいても、 ものすごく役に立つのでよく見ています。 さて、私も「Java謎+落とし穴」を最近読んだのですが、 少し内容が古くなってきたように感じます。 特に進化のスピードが速いJavaでは、 本書で前橋さんが苦言を呈している ジェネリックやenumなどの機能については、 現在、ほとんど盛り込まれています。 そこで、ここ最近、話題になっている? 「疑い深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」 の内容に加筆したものを新規に書き起こして、 加筆修正した改訂版を出してはどうでしょうか。 (単に私が読みたいだけですが。) 結構、売れると思いますw(余計なお世話ですか?)
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[784] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>ポインタの読み方から頑張って導こうとしなくても、こんなのを書いちゃうと一発だと、散々悩んでから気がついた。 > >template< typename ReturnType > >ReturnType Test(); > >std::cout << typeid( Test< char(*)[10] > ) << std::endl; マチガヘタ。 std::cout << typeid( Test< char(*)[10] > ).name() << std::endl; が正しい。
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[783] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>問: >>char 型の配列へのポインタを返す関数の宣言を記述しなさい。 >>関数名、引数、戻り値の要素数は任意とする。 > >用途としては、「\0込みで30文字以内の文字列を可変の個数返す関数」とかですかね。 ポインタの読み方から頑張って導こうとしなくても、こんなのを書いちゃうと一発だと、散々悩んでから気がついた。 template< typename ReturnType > ReturnType Test(); std::cout << typeid( Test< char(*)[10] > ) << std::endl; ちなみに、皆さんご存知だと思うけれど、正解はこう(N は要素数)。 char ( * f() )[ N ]; なんでこんなもので悩んでいたかというと、VC++ に奇怪なソースを発見したから。 配列の要素数を数えるコード。 template< typename _TypeOfArray, size_t _SizeOfArray > char ( * __countof_helper( _TypeOfArray ( & )[ _SizeOfArray ] ) )[ _SizeOfArray ]; #define _countof( _Array ) sizeof( * __countof_helper( _Array ) ) __countof_helper は、日本語で言うと「_TypeOfArray 型の配列(要素数は _SizeOfArray 個)の参照を引数に取り、char 型の配列(要素数は _SizeOfArray 個)のポインタを返す関数」の宣言。 返ってきたポインタを間接参照して sizeof すれば、引数に渡した配列と同じ要素数の char 型の配列のサイズ、すなわち引数の要素数が手に入るというカラクリ。 テンプレートに引数配列の要素数まで推測させているのにビックリ。
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[782] Re:ポインタ完全制覇へはまだ遠し
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>これなら、配列に書き込む時オーバーフローしてもしかたがないと思う反面 >過去にどっかで、誰か偉い人が、配列というものをポインタとはまた別の物として >規定をなぜしてくれなかったのかと思います。 配列とポインタがこんなふうにこんがらがった変な言語はC/C++くらいなものであり、 たいがいの言語では、明確に別なものとして定義されています(ポインタではなく 参照と呼んでいるかも知れないけれど)。 ポインタ完全制覇にも書いたように、Cはもともと現場の要求を満たすために でっちあげられた言語なので、「ベストな言語」どころか「ベストを目指した言語」 でもないように思います。でも、そこそこよくできていたため広く使われてしまった、 というのが世の常であるわけで。 デザインの「悪い方がよい」原則 http://chasen.org/~daiti-m/text/worse-is-better-ja.html >ついでに、初期化で >char array[] = "abcd"; >char *p = array; >の意味が最初僕はわかりませんでした。「*pの内容にarray?どういうこと?」と思いました >これもchar* p = array;とすれば意味がすんなりわかりました。 これは、 char *p; よりも char* p; と書くほうがわかりやすい、という意味でしょうか? それはそれで否定しませんが、それで問題は解決しない、ということもポインタ完全制覇には 書きました。
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[781] Re:面白い本を探しているのですが……
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>こんにちは。はじめまして。 >Java謎+落とし穴を読ませていただきました。 どうもです。 >他の著者の方や他の言語でもこういう「面白い」本はあるのでしょうか。 分野がわからないとアレですが、アスキーの256倍シリーズとかですかねえ。
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[780] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

本多さん: >「&a」で取得できる「配列へのポインタ」って使い道ってあります? 私の認識は、こっちに書いた通り。 http://kmaebashi.com/programmer/pointer.html | 配列から読み換えられたポインタは左辺値を持たないため、 & 演算子の | オペランドにはならないはずであるが、この例外規則のため、 & でアドレス | (配列の先頭要素のアドレスではなく、配列全体のアドレス)が 取得できる。 | この規則は初心者を混乱させることがある (例えば scanf("%s", buf) でなく、 | scanf("%s", &buf)と書いても 正常に動いてしまう(正常に動いたように見えて | しまう)が、 メリットは今ひとつわからない。 774RRさん: >int a[10]; >memset(&a, 0, sizeof a); >配列だから &a にせずとも a とだけ書けば事足りるのだが、配列の場合だけ & 不要ってのは >(単なる表記の問題ではあるが)初心者を惑わすもととなりうるんで。 strcpy(dest, src)とかでもdestに&は付きませんから、これは付けないほうが むしろ統一が取れるのではないでしょうか。 >typedef int i10[10]; // これは .h ファイルにあって >i10 a; memset(&a, 0, sizeof a); // こっちは .c ファイルにある >の場合には & ありのほうが自然で、ないのは不自然。 MinGWのsetjmp.hより: typedef _JBTYPE jmp_buf[_JBLEN]; でも、setjmp()を使うときは、 jmp_buf buf; if (setjmp(buf) == 0) { ... なのであって、&は付けません。 まあ、前から書いているように、私もこれって不自然だと思うんですが。
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[779] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>問: >char 型の配列へのポインタを返す関数の宣言を記述しなさい。 >関数名、引数、戻り値の要素数は任意とする。 用途としては、「\0込みで30文字以内の文字列を可変の個数返す関数」とかですかね。 CADやってたころは、たとえば3次元ポリラインなどで、「double3つの可変長配列」を よく受け渡ししたものです。また、4×4の行列もしょっちゅう引数で受け渡ししました。 配列を引数で渡すとき、 void func(double a[]) のように書けるシンタックスシュガーは、私は混乱を招くだけだと思うのですが、 やっぱりこれを使ったほうが読みやすい、という主張もわからなくはないです。 特に多次元配列では。 でも、仮引数の宣言でしか使えない(戻り値とか、一時変数に代入する時には使えない) んじゃやっぱ中途半端だよなあ。
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[778] ポインタ完全制覇へはまだ遠し
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

レスありがとうございます 私は 技術評論社の入門本物志向が身に付く本(浅井 淳さん 著)とウェブの初心者ページ で初心者としての知識を身につけ 初心者用問題集(確か~望洋さん 著)の本を一通り解いて C言語ポインタ完全制覇(前橋 和弥さん 著)と C言語文字列操作+ファイル入出力完全制覇(山地 秀美さん 著)を買い C言語文字列操作+ファイル入出力完全制覇の構造体を使ったリストの所で 頭がこんがらがり、今は、C言語入門シニア編(林 晴比古さん 著)by ソフトバンク で勉強中で、かつ、プログラムはなぜ動くのか(矢沢 久雄さん 著)by 日系BPを読み アセンブラを勉強した方が良いのか?と思いつつ、とにかくC言語をという感じで 勉強中です。 以上駄文ですが、なにかお勧めの本はありますか?あれば教えて頂きたいです。 このBBSにふさわしくない内容でしたら削除します。駄文もうしわけない。 ちなみに、ポインタに関しては、さし棒と考える事にしてます そんで、array[index]=*((array)+(index))だし これなら、配列に書き込む時オーバーフローしてもしかたがないと思う反面 過去にどっかで、誰か偉い人が、配列というものをポインタとはまた別の物として 規定をなぜしてくれなかったのかと思います。 ついでに、初期化で char array[] = "abcd"; char *p = array; の意味が最初僕はわかりませんでした。「*pの内容にarray?どういうこと?」と思いました これもchar* p = array;とすれば意味がすんなりわかりました。 で、勉強すればするほど、シンタックスシュガーなるもの、プログラミング言語に 存在してはいけないのじゃないのか?と初心者ながらに思いつつ 「まぁ、偉い人がこう決めたんだから、必要性もあるんだろう」と思っています。 以上、失礼します。
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[777] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

たとえばこんなのとか int a[10]; memset(&a, 0, sizeof a); 配列だから &a にせずとも a とだけ書けば事足りるのだが、配列の場合だけ & 不要ってのは (単なる表記の問題ではあるが)初心者を惑わすもととなりうるんで。 typedef int i10[10]; // これは .h ファイルにあって i10 a; memset(&a, 0, sizeof a); // こっちは .c ファイルにある の場合には & ありのほうが自然で、ないのは不自然。 個人的には char (*)[N] を単体で使うってのは他ではナイなぁ。 二次元(以上)配列を使うときに現れるだけだと思う。
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[776] 面白い本を探しているのですが……
投稿者:もつ
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。はじめまして。 Java謎+落とし穴を読ませていただきました。 難しい話がなぜか面白い文章になっていて読むのがとても楽しかったのですが、他の著者の方や他の言語でもこういう「面白い」本はあるのでしょうか。
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[775] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>「配列へのポインタ」の存在価値がわからんという人も居たな。 >多次元配列(より正確には配列の配列)を考えれば存在価値がわかるだろう。 「配列へのポインタ」という型はもちろん存在価値があるのですが、 読んでてふと思ったことがあります。 「int a[10];」という配列に対して、 「&a」で取得できる「配列へのポインタ」って使い道ってあります? っていうか実務で使った経験ってありますか? int a[10][20]を受け取る関数の引数とかでなく、 配列自身に「&」をつけて、それを使うプログラムを使ったことが、です。 言語仕様を確認しようとしたチョイプロとかじゃなくて 何か明確な意図を持って、それを使わなくちゃいけない または使うほうが適切と判断するような場面ってありましたか?
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[774] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

カンペキだ... もう何も言うことは無い。俺が書かなかった内容まで指摘済み。以下蛇足。 > ポイント先は「50バイト分のヒトカタマリ」であって、 これが理解できない人がいる、ってのが理解に苦しむというかなんというか。 int* だって 2byte なり 4byte なりの塊を指すワケだし、何一つ違わないと思うのだが。 もっと言うなら char* だって 8bit の塊 (もっと大きいこともあるが) を指すのだし。 「配列へのポインタ」の存在価値がわからんという人も居たな。 多次元配列(より正確には配列の配列)を考えれば存在価値がわかるだろう。 char a[10]; char (*p)[10]=a; なとき *p=0; と書けないから理解できんのだろうか。そりゃ無謀ってもんだが... っと、先の [772] は yuya さん宛てに書いたのではなくって ROM 者のための課題だったので そこの ROM なあなた、自分で一度考察してみると理解が深まって吉ですぜ。 # 774 げっと
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[773] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

頭の整理のために、ということで。 A1'. char(*)[10] はchar配列(要素数10)へのポインタ。 char*[10] はcharへのポインタの配列(要素数10)。 A1". char (*hoge)[10]; Q3. 暗黙の変換前は 「charの配列(要素数10)の配列(要素数5)」型であり、 b[0]~b[4]の5つ(配列が5つ)のこと。 暗黙の変換後はその先頭要素へのポインタになるので、 「charの配列(要素数10)へのポインタ」型の右辺値となり、 そのポイント先はb[0]です。 「b + 1」はb[1]を、つまり10バイト離れたところをポイントします。 Q4. &bの「b」は暗黙の変換が行なわれないので、 配列そのもの(この場合は「配列の配列」という配列そのもの)になり、 それに「&」を付けた「&b」は「charの配列の配列へのポインタ」型の右辺値です。 「&b」のポイント先は「50バイト分のヒトカタマリ」であって、 「&b + 1」はもはや配列外をポイントするので、 ここを書き換えると何が起こるか分かりません。それこそ >「配列へのポインタ」で示される先に実体が1つあるだけ という状態ですね。
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[772] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

こたえ書いちゃうのは簡単なので、書かずに盛り上げるテスト # この辺、ポインタ中級レベルになるのでしょうか?それとも上級? ここはまず「配列へのポインタ」っつーものがあることを理解しなければならない。 char a[10]; という配列があるとき &a[0] = 配列先頭要素へのポインタ右辺値 (char*) &a = char [10] 配列へのポインタ右辺値 (Q1. この型の表記を行え) である。これも概念レベルの問題なので理解できない人は一生理解しないままだったりする。 # A1.char(*)[10] 型。 Q1'. char(*)[10] と char *[10] の違いを述べよ Q1". char(*)[10] 型の変数を作るにはどう記述するといい? 先の例は「配列へのポインタ」で示される先に実体が1つあるだけ。つまりよくある char c; char* p=&c; と同じレベルの些細でつまらない例に該当する。だからより実用的な例に変えよう。 Q2.char b[5][10]; とするとき &b[0] の型を述べよ (答えは char[10] へのポインタ右辺値) Q3.では b とだけ書いたら何型で何を指す? (暗黙の変換前と変換後の両者を答えよ) Q4.では &b と書いたら何型で何を指す? このへんがすらすら答えられるようになるなら CES さんの問題も簡単。
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[771] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

こんにちは、CESさん。面白くてためになる問題ですね。 >関数名、引数、戻り値の要素数は任意とする。 戻り値はポインタなんですよね。 戻り値の要素数というのは? 戻り値であるポインタが指す先のchar型配列の要素数ということでしょうか? それとも、戻り値がポインタの配列になるかも知れないということでしょうか? いや、ポインタの配列を返したくても、その先頭要素へのポインタ(ポインタへのポインタ)を返すしかないわけですけれど(^^;)
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[770] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

この前、読み方で思いっきり躓いた。 せっかくだからクイズにしてみよう。 問: char 型の配列へのポインタを返す関数の宣言を記述しなさい。 関数名、引数、戻り値の要素数は任意とする。
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[769] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>うーん。なぜ皆「ポインタのポインタ」というのだろうか。すごく不思議。 >「ポインタへのポインタ」というほうがわかりやすくて正確だと思うのだが。 同意します。なので「ポインタ完全制覇」では、ある型Tを指すポインタは、 原則「Tへのポインタ」と言っているはずで…と思い、「ポインタのポインタ」で Googleしたらうちのページがトップに来た Σ(゚д゚lll)ガーン >ポインタで躓いている人の半分くらいはポインタ左辺値と右辺値の違いがわかってない。 一応そのつもりで、ポインタ完全制覇では、ポインタはまず型であり、ポインタ型が あるのだから、ポインタ型の変数もポインタ型の値もある、と書いているつもりです。 K&Rに「ポインタはアドレスを格納する変数である」と書いてあるのがやっぱり 諸悪の根源ではないかと。 今は(例によって)酔っ払っているので続きはまた考えます。
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[768] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

うーん。なぜ皆「ポインタのポインタ」というのだろうか。すごく不思議。 「ポインタへのポインタ」というほうがわかりやすくて正確だと思うのだが。 ポインタで躓いている人の半分くらいはポインタ左辺値と右辺値の違いがわかってない。 判ってるほうはわざわざ区別する気にならないのであえて明言しないし。 これは概念理解の問題なので、噛み砕いて説明しても無駄な場合が多くて泣きそう。 残り半分は宣言の読み方が判らないだけで、こっちは技術的問題なので慣れでなんとかなる。 int (*pf)(); と int func(int*); は C++ では明確に非互換なので無問題。 C では JIS X 3010:2003 6.7.5.3 関数宣言子にて「関数型が適合とは」の解説があり、 俺的解釈では pf=func; は適合であるため、「警告が出ないのがあたりまえ」 「もし警告が出るとしたら、それはコンパイラが親切なだけ」であると思われる。 int (*pf2)(void*); と int func(int*); は非互換でなきゃならない。 # 元発言者様の発言が質問になっていないので単なる感想。
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[767] Re:ポインタ完全制覇
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >はじめまして、プログラミングを勉強するには遅すぎる年齢(28)で >C言語を勉強している者です。それも再就職を目指し今は病気療養で傷病手当 お大事に。無理せずがんばってください。 >そこで、本の内容で、ポインタのポインタについて一切触れられてない点が気になり >ました。(そんなに、使う物では無いのかな?と勝手に思ってもいますが) ご意見ありがとうございます。 うーん、ポインタのポインタ(型)、というのは、単にポインタから派生したポインタ型に 過ぎませんから、宣言の読み方からすれば3章の記述で足りそうですし、 実際の使い方としては、4-2-2の「可変長配列の可変長配列」および4-2-4の 「引数経由でポインタを返してもらう」で扱っているつもりです。 また、実際にプログラムを書くときの用途もそんなところです。 もちろん、ポインタのポインタを引数で返してもらうときにはポインタのポインタのポインタを 使いますし、ポインタのポインタの可変長配列を作りたければやっぱりポインタのポインタの ポインタを… いやこっちはさすがに構造体を導入すると思いますが。 まあ、「ポインタのポインタって何だ?」と疑問を持った人が、ポインタ完全制覇で その説明を探すときのことを考えれば、章タイトルに「ポインタのポインタ」が 入っていたほうがよかったかもしれません。 >例えば >int (*func)(); >int func2(int*); >とプロトタイプ宣言し、mainブロック内で >func = func2; >とした時僕としては、プロトタイプ宣言時に >int (*func)(void*); なぜ、 int (*func)(int*); ではだめなのでしょうか。 ひょっとして、funcに代入される実際の関数は、 int func2(int*); int func3(char*); int func4(double*); のうちのどれだかわからない、ということでしょうか。 もしそうであれば、これはちょっと邪悪な書き方だと思います。 # 厳密に言うと規格上もまずいです。int*とvoid*が同じ形式とは限らないので。 どうしてもこういうことをしたければ、私なら、 int (*func)(void*); としておいて、関数側で、受け取った後でキャストします。 int func2(void *a) { int *int_p = (int*)a; ... }
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[766] ポインタ完全制覇
投稿者:負け組一号
2007/02/20 02:13:25

はじめまして、プログラミングを勉強するには遅すぎる年齢(28)で C言語を勉強している者です。それも再就職を目指し今は病気療養で傷病手当 で生活している、ま、いわゆる人生の負け組ですが、一応もがくだけもがこうと プログラミングを勉強しだし、前橋さんの著書ポインタ完全制覇を読みました。 そこで、本の内容で、ポインタのポインタについて一切触れられてない点が気になり ました。(そんなに、使う物では無いのかな?と勝手に思ってもいますが) それと、int (*func)();の様な形でプロトタイプ宣言したときに、引数の型を明示してないですが了解している警告として受け入れてはいますが 例えば int (*func)(); int func2(int*); とプロトタイプ宣言し、mainブロック内で func = func2; とした時僕としては、プロトタイプ宣言時に int (*func)(void*); としときたいのですが、別の著書では、void*を引数にすると厳しいコンパイラーでは エラーが出るとの事で(僕はVisual C++6.0で勉強していて、引数にvoid*を指定しても しなくても、警告もエラーも出ず実行できてしまいました) 引数は省略するほうが良いのだろうと思いつつ 警告でるなら、なんかやだな。とも思うんです。 かといって、引数として受け取る時にキャストする方法なんて知りませんし (ただの勉強不足なのでしょうが)そこら辺をもうちょっと本の中で知りたかったです。
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[765] Re:オブジェクト指向再入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」が非常に為になった。 >有り難うございます。 どうもです。あのページはうちのコンテンツの中でも毀誉褒貶が激しいページなので(w ためになったといっていただけるとたいへん励みになりますです。
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[764] オブジェクト指向再入門
投稿者:penchi
2007/02/20 02:13:25

「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」が非常に為になった。 有り難うございます。
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[762] Re:感謝状
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> そうでもないんですわ。push/popなんて命令も用意してもらえてません(T-T) > だいたい、レジスタに格納した番地のメモリにアクセスすると言う命令すらない(T-T) > 固定番地へのアクセスのみです。 ははあ、なるほど。 そうなると、式評価の途中の値は、レジスタに置くか、それが足りなくなったら どこか決めうちのワークエリアに置くことになるわけですね。その場所は、 コンパイル時に決定できますし。 勉強になりました。
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[761] Re:感謝状
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>>っていうか、対象ハードウエア(自社製ASIC)が構造上どない頑張ってもスタック構造を処理できないので(@_@) >すいません、そういうCPUは触ったことないので質問です。 このハードウエアはCPUとは呼べないでしょうね。 今どきのPCの周辺機器のほうがよほど複雑なプログラム実行が出来そうです(^^;) >eval.cの関数をwrite()に置き換えたとのことなので、そこで吐いているのはpush/popだと >思っていましたが、そうでもないんでしょうか? そうでもないんですわ。push/popなんて命令も用意してもらえてません(T-T) だいたい、レジスタに格納した番地のメモリにアクセスすると言う命令すらない(T-T) 固定番地へのアクセスのみです。 だからメモリの上から順にグローバル変数を割り付けていくと言うことしてます。 (っていうか、メモリも2kだけですし...)。 JMP命令はあるけど、固定JMPのみ、というわけで、関数呼び出しも再起呼び出し禁止、 関数の型はvoid func(void)のみって感じになりました。 コンパイラがwrite()で吐いてるのは 「メモリからレジスタ1へのコピー命令(に対応する数値)」とか 「レジスタ aとレジスタ bの演算命令(に対応する数値)」とか 「特殊機能を実行する機械語(に対応する数値)」とかを データファイルに書き出してます。 実際、(PCではないのですが)本当にあるシステムの周辺機器なので メインのCPU(こっちは汎用CPU!)上で動作するプログラムが 作ったデータファイルからデータを読み込んで対象ハードウエアに書き込み、 対象ハードウエアを起動するという形を取ります。
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[760] Re:感謝状
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>っていうか、対象ハードウエア(自社製ASIC)が構造上どない頑張ってもスタック構造を処理できないので(@_@) すいません、そういうCPUは触ったことないので質問です。 eval.cの関数をwrite()に置き換えたとのことなので、そこで吐いているのはpush/popだと 思っていましたが、そうでもないんでしょうか? それとも、その程度のスタック操作はできるけど、スタック上のインデクシングができないとか、 そういうことでしょうか?
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[759] Re:感謝状
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

> 対象とするプログラムが200~300ステップとのことなので、ローカル変数とかは >ばっさり省略されたんでしょうか。crowbar - αだとそんな感じになりそうな気が… はい。ばっさりと。 っていうか、対象ハードウエア(自社製ASIC)が構造上どない頑張ってもスタック構造を処理できないので(@_@) そんなのを作って「C言語のサブセットだ」と言い張るのは少々(だいぶ?)誇張だとは自覚してますが... アセンブラで記述した200~300ステップがC言語で50行以下にできるところが一番の収穫です(^^)
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[758] Re:感謝状
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> 感謝状なので、わざわざ 丁寧な書き方してみましたが、 > こそばゆかったっすか...(^^;) そりゃもう。 > じゃあ次からは丁寧に書かないようにしますわ(^O^)/ へい。それで結構でございますです。 > crowbar中のeval_...とか、execute_...って関数をwrite()文の羅列に置き換えたので、 > たぶんcrowbarを簡単にしただけです。  対象とするプログラムが200~300ステップとのことなので、ローカル変数とかは ばっさり省略されたんでしょうか。crowbar - αだとそんな感じになりそうな気が…
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[757] Re:感謝状
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>>前略 前橋様 > いつものmanybookの本多さんにこういうことを書かれたとすればさすがにこそばゆいので。 いや、いつもの本多ですが...(^^;) そっか、新しい掲示板はメールアドレスないんですよね。 感謝状なので、わざわざ 丁寧な書き方してみましたが、 こそばゆかったっすか...(^^;) じゃあ次からは丁寧に書かないようにしますわ(^O^)/ >>で一念発起、C言語で書けるようにコンパイラ(もどき)を作ることにしました。 > 正直、機械語を生成するCコンパイラだと、せいぜい構文解析までしか役に立たな >かったのでは、と思いますが、多少なりともお役に立てたのでしたらよかったです。 なにせ、コンパイラを作ろうなどと考えたこともなかったので 構文解析やらなにやらと、全く知らなかったので勉強になりました。 何よりソースコード付で、そのコードを丁寧に説明してあるのが わかりやすくて良かったです。 crowbar中のeval_...とか、execute_...って関数をwrite()文の羅列に置き換えたので、 たぶんcrowbarを簡単にしただけです。
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[756] Re:感謝状
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>前略 前橋様  はじめまして…でいいですよね?  いつものmanybookの本多さんにこういうことを書かれたとすればさすがにこそばゆいので。 >有益なページの提供に心から感謝します。  や、ありがとうございます。 >で一念発起、C言語で書けるようにコンパイラ(もどき)を作ることにしました。  正直、機械語を生成するCコンパイラだと、せいぜい構文解析までしか役に立たな かったのでは、と思いますが、多少なりともお役に立てたのでしたらよかったです。
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[755] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

[750] への追補。 > 設計手順としては、まず常識的な is-a を使って継承関係を考えてみた > 上で、それを LSP で検証すればいいんですよ。検証に通らない場合には、 > たとえ常識的なis-a 関係であっても、継承関係にはしません。検証に通 > れば、もちろん継承関係にします。 「常識的な判断」が悪いとは思いません。 ところで、「常識」と「真理」は違います。 日本人の常識とアメリカ人の常識が異なるのと同じように、販売支援ソフトと画像処理ソフトの設計常識が同じはずがありません。要するに、常識ってのはいっぱいあります。 その中から、今回作りたいソフトに適する常識を選ぶ必要があります。 経験に基づいて「常識的な設計手法は、適した設計である可能性が高い」と言うのであれば、俺が言う「いくつもの方法の中から、適したものを選べ」というのと、全く変わりません。 ですから、それを否定する kit さんは、「常識的な設計」すらすることができません。 > これも繰り返しになりますが、「照らすまでもなく」のような暗黙の知識は、 > 法則としては役に立たないんですよ。 では「常識」は暗黙の知識ではなく、明文化されているのですか?
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[754] 感謝状
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

前略 前橋様 有益なページの提供に心から感謝します。 最近、自社製の小さなハードウエアに搭載するためのアセンブラプログラムを作る仕事をすることになったんです。 規模がそれほど大きくない(200~300ステップ)のですが、アセンブラはやっぱり大変です。 で一念発起、C言語で書けるようにコンパイラ(もどき)を作ることにしました。 連載「プログラミング言語を作る」の前橋さんの説明とcrowbarソースコードを繰り返し読むことで なんとか2日ででっち上げることに成功しました。 さすがにcrowbarとは欲しい機能とは大分違うのでソースコードをそのまま利用することはしてません(できません)が、このページのおかげで大分楽に作ることが出来ました。 しょせん、ハードウエアの制限でポインタとか文字列とか浮動小数点とか多くの機能が実装しない超簡単コンパイラですし、当面私しか使わないし、出来たコードをデバッグしなくちゃいけないのは変わらないのですが...(^^;) 勉強になりました。どうも ありがとうございます。
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[753] Re:分析と設計
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>ただ、この手法を更に推し進めるとインターフェイスの多重継承の山になりかねないので要注意でしょう。 >>struct fooable { virtual void do_foo()=0; }; >>struct barable { virtual void do_bar()=0; }; >>struct bazable { virtual void do_baz()=0; }; >>struct hoge : fooable, barable {...}; >>struct piyo : barable, bazable {...}; > >推し進めるというか、どこかで一歩飛んでいる気がします。 >FlyingAnimal は(あるいは、飛行機を統一的に扱おうとしてさらに上位に定義した FlyingObject でさえ)、IFlyable とは一線を画したものであるような気がします。 >なぜそう思うのかは、いまのところ「直感」としか言いようがないのですが。 失礼。 今回は既に bird からしてインターフェイスでしたね。 Java や C# が言うところの「インターフェイス」の意味づけが、自分の中でよくできていない感じです。
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[752] Re:分析と設計
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>ただ、この手法を更に推し進めるとインターフェイスの多重継承の山になりかねないので要注意でしょう。 >struct fooable { virtual void do_foo()=0; }; >struct barable { virtual void do_bar()=0; }; >struct bazable { virtual void do_baz()=0; }; >struct hoge : fooable, barable {...}; >struct piyo : barable, bazable {...}; 推し進めるというか、どこかで一歩飛んでいる気がします。 FlyingAnimal は(あるいは、飛行機を統一的に扱おうとしてさらに上位に定義した FlyingObject でさえ)、IFlyable とは一線を画したものであるような気がします。 なぜそう思うのかは、いまのところ「直感」としか言いようがないのですが。
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[751] Re:分析と設計
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>「こうもり」を派生したくなった時点で、名前をflying_animalとかに変更するのが筋では? 御意。それは大いにありだと思う今日子の頃です。 今回のこの案件A’A”では、それでうまく行きそうです。みな幸せ。 ただ、この手法を更に推し進めるとインターフェイスの多重継承の山になりかねないので要注意でしょう。 struct fooable { virtual void do_foo()=0; }; struct barable { virtual void do_bar()=0; }; struct bazable { virtual void do_baz()=0; }; struct hoge : fooable, barable {...}; struct piyo : barable, bazable {...}; とてもまともに分析したとは思えない醜い設計です。 抽象度は増したのかもしれませんが、実用度が薄すぎます。まともに使いこなせるとはとてもとても。 # 自己反省をかねて age
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[750] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

kit さんへのまとめ。 俺は当初、kit さんは「オブジェクトの is-a など問題にしなくてよい。LSP のみが確かな判断基準となる」と言っているのだと思っていました。 理由は、 > 設計手順としては、まず常識的な is-a を使って継承関係を考えてみた > 上で、それを LSP で検証すればいいんですよ。検証に通らない場合には、 > たとえ常識的なis-a 関係であっても、継承関係にはしません。検証に通 > れば、もちろん継承関係にします。 これを [715] まで言わなかったことです。 しかし、実態は上記の通り、kit さんも、LSP を適用する前に、オブジェクトの is-a での判断を行っています。 そして、俺が [722] で書いた > 結局、この文献は「どんなものを継承関係にすべきか」という指針には、一言も言及していないのです(「どんなものを継承関係にしてはいけないか」は、LSP を用いて言及しています。<以下略>)。 これは、kit さんにも当てはまります。 上記の [715] の文章は、まさにこれだからです。 LSP で検証したことによって、最初に下した「常識的な判断」が正解だったか間違いだったかは確かに分かりますが、その「常識的な判断」は LSP を用いて下したものではありません。 kit さんも、「どんなものを継承関係にするのが正解か」は、LSP を用いて判断していないのです(判断しているのは「結果的に正解だったか」です)。 > これも繰り返しになりますが、「照らすまでもなく」のような暗黙の知識は、 > 法則としては役に立たないんですよ。 「照らすまでもなく間違いと分かる」のは「まるで神に囁かれたかのごとく、なんとなくわかる」のではありませんよ。「LSP など適用しなくても、分析をしっかりとやることによって、きちんと根拠付けて導かれる」のです。 もっとも、kit さんが求める「分析というステップをすっ飛ばして、『LSP に照らすまでもなく』正解が分かる、設計のお手本」から見れば、これでさえ暗黙的に見えるかもしれませんけれど。 kit さんの求めるものとは、「多くの場合に適用できる(が、たまには失敗することもある)、常識的な設計パターン」さえ超越した、「常に成功を約束された設計パターン」なのでしょう。すなわち、「あるクラスAは、どのような案件であるかによらず、常に、他のクラスの子クラスではないか、あるいは、Bの子クラスであるかのどちらかである」という保証(と、AとBの一対一の対応表)ですね。なぜなら、kit さんは「案件によって、Aの親はBが適切な場合も、Cが適切な場合もある。それは案件を分析してみるまで分からない」というのではダメだとおっしゃるからです。 そのようなパターンが本当に存在するのなら、それは素晴らしいことでしょう。 しかし、もしそれを実践したとすると、失敗するケースの方が多いように思えてなりません。 > むしろこういう説明は、 > この説明に沿って機械的に作業していけば、「オブジェクト指向設計」ができるんだ。 > という印象を与えかねないという点で有害だと思います。 > 確かに、ソフト屋は常に一定以上の品質のプログラムを供給しなければならないものであり、その意味では、「機械的にやっていけば誰でもちゃんとした設計ができる」という手法があるのならば大変結構なことです。しかし、残念ながら、オブジェクト指向設計はそこまでいっていないと私は思っています ※4。 > ていうか正直私は、こういうことは、未来永劫、決して「機械的にできる」ようにはならないと思います。 「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門/なぜわからなくなってしまうのか?」より抜粋。 わかってらっしゃるじゃないですか。
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[749] Re:分析と設計
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>>もしくは、間違ってfly()させちゃいけないのなら >>例外を投げるのもありかなと思います。 >これは LSP 違反だと思うのです。 >http://www2.ocn.ne.jp/~yamagu/object/LSP-J.pdf >の Rectangle と Square の例[本当の問題]と同等な問題を内在させることになりそうです。 >さて、こういう場合に「そもそも同一視すべきだったか」を私は問いたいのです。 ここで、前提条件として以下のものを考えます。 「struct bird { virtual void fly()=0; }; に対し、birdを継承したbat(こうもり)クラスの実装も クライアント側の処理もうまくいった。 ここで新たにpenguin(ペンギン)クラス(処理)を追加する必要が 生じた。」 この時の設計として、penguinクラスとbatクラスを 同一視(例えば、両方ともbirdから継承)すべきかどうかを考えてみます。 私の前回の発言のように、penguinクラスとbatクラスを 同一視して、penguinのfly()の実装で例外を投げようとすると、 birdを扱うクライアント側の処理でbatとpenguinを 同一扱いできないので、LSPに違反します。 つまり、penguinクラスのfly()の実装でどうしても例外を 投げたいのであれば、明らかに設計ミスで、birdクラスで 例外を投げるように設計しておかなければなりません。 しかし、penguinのfly()を、batクラスのfly()とクライアント側で 同一視できるように実装しておけば問題ありません (例えば、fly() {}のような空実装など)。 すなわち、774RRさんが、[745]の2でおっしゃってるように、 既に実装されているクライアント側の処理にマッチするように penguinのfly()を実装すれば問題ありません。 しかし、現実的には全てのクライアント側の処理を調べるのは 現実的ではないので、LSPを頼りに、 「penguinのfly()の振る舞いがbatのfly()の振る舞いと同等である」 という「常識的な」判断ができれば、クライアント側でbatとpenguinが 同一視できると判断しても妥当と言えるかもしれません。 また逆に、LSPに違反した継承を行った場合でも、 クライアント側で両方に共通した使い方のみで実装してあげれば 問題ありません (もちろん、その後、LSPに違反するような実装をクライアント側の 処理で行う実装を追加すれば問題が起きるので設計としては かなり危険な設計ですが)。 また、774RRさんの[743]での以下の疑問 >さて、こういう場合に「そもそも同一視すべきだったか」を私は問いたいのです。 は、「既に存在するクライアント側の処理がどうなっているか」と 「penguinのfly()の実装をどうしたいか」の両方に依存しているので 常に正解の設計方法論はないと私は思います (クライアント側の処理をあらかじめ規定するには、Design by Contractとかに 類する機能が必要だと思います)。 ここで、私の出た結論としては、私自身かなり混乱しているのですが、 つまり、penguinクラスをbirdから派生させてbatと同一視すべきかどうか という設計を迫られたとき、これがLSPに当てはまるかどうかを 考えようとして、 「penguinのfly()の振る舞いが、batのfly()の振る舞いと同一か」 という疑問を持ったとき、 penguinのfly()を実装しようとした時に、どう転んでも クライアント側の実装がbatのfly()と同一視しかできない実装になっている のであれば、全く問題ない訳で、 クライアント側の実装により、少しでも同一視できない可能性があるなら そういう設計すべきでない訳で、 つまり、それをどう判断できるかと言うと、クライアント側のコードの 予想がつかないため、そんなに単純にLSPで判断できないような気が してきました(クラスが単純ならできる場合もありそうです)。 ここでは、fly()関数1つのみを考えている訳ですが、実際は、クラスは 複数の関数を持つ場合がほとんどなので組み合わせるともっと複雑になるし。 結局、同一視すべきかは、LSPはかなり参考にはなるが、 どんな局面でも通用する設計方法は存在せず、「実装依存」な気がします。
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[748] Re:分析と設計
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>bird 派生クラスは全て「飛べる」必要があり、飛べないものをこいつから派生したらダメ。 >1.だから、この bird からダチョウクラスを派生させるのはダメ。 >2.もしダチョウクラスを bird から派生させたいのであれば bird の実装を再検討。 >ではどのような bird にすればよいか、は要件に応じて再分析が必要。 >その再分析の際に「特定の設計原理(銀の弾丸)」ってものはありえない。 >ただその分析の結果の実装は LSP に則るべし。 鼻血が出るほど同意。
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[747] Re:分析と設計
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

概ね、皆さんに同意ですね。 >struct bird { virtual void fly()=0; }; このクラス設計が意味するところは簡単で「鳥は飛べる」ただこれだけです。 論理学風の言い方をすれば「鳥ならば飛べる」。 >Q1.案件B(あるいはA’と言い換えても)では「こうもり」を扱う必要が生じた。 >基底クラスを書き換える/書き換えない?派生クラスの実装をどうする? 「飛べるならば鳥である」ではありませんから、コウモリを鳥のサブクラスにすることはできません。 どうしても統一的に扱いたいのならば、Flying-Animal クラスでも導入すべきです。 >Q2.案件C(あるいはA”)では「ダチョウ」「ペンギン」を扱う必要が生じた。 >基底クラスを書き換える/書き換えない?派生クラスの実装をどうする? これは、前提条件が崩れているわけですから、理想的には一からやり直すべきです。 鳥クラスの下に「飛べる鳥」クラスと「飛べない鳥」クラスを設けて、fly メソッドは飛べる鳥クラスに移動する…と、既存の bird.fly メソッドを使っているコードは動かなくなりますね。 コスト的にやり直しが許されないのならば、飛べない鳥クラスの fly メソッドは、何もしない空実装にするのも手かもしれません。
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[746] Re:分析と設計
投稿者:のぐー
2007/02/20 02:13:25

>struct bird { virtual void fly()=0; }; オブジェクト指向ぜんぜん分かってない者ですがひとつだけ。 そもそも、birdって言う名前をつかうこと自体、おかしくないですか? 「こうもり」を派生したくなった時点で、名前をflying_animalとかに変更するのが筋では? そしたら「ダチョウ」を派生できないことは明らかなはずで。
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[745] Re:分析と設計
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

んと、他人の意見だけ募集して自分の意見を出さないのはアレげなので私の見解。 LSP=同一基底クラスから派生したオブジェクトは、振る舞いが同一であると契約する 契約=派生クラス実装者と基底クラス利用者の間で取り決め ってことなので、そもそも struct bird { virtual void fly()=0; }; って設計した以上 bird 派生クラスは全て「飛べる」必要があり、飛べないものをこいつから派生したらダメ。 1.だから、この bird からダチョウクラスを派生させるのはダメ。 2.もしダチョウクラスを bird から派生させたいのであれば bird の実装を再検討。 ではどのような bird にすればよいか、は要件に応じて再分析が必要。 その再分析の際に「特定の設計原理(銀の弾丸)」ってものはありえない。 ただその分析の結果の実装は LSP に則るべし。 ってことなんですけど。
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[743] Re:分析と設計
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>ダチョウ、ペンギンを例外にするのは良くないので、 >上記の実装なら同一扱いできるので良いと思います。 そこまでは限りなく同意なのですが >もしくは、間違ってfly()させちゃいけないのなら >例外を投げるのもありかなと思います。 これは LSP 違反だと思うのです。 http://www2.ocn.ne.jp/~yamagu/object/LSP-J.pdf の Rectangle と Square の例[本当の問題]と同等な問題を内在させることになりそうです。 さて、こういう場合に「そもそも同一視すべきだったか」を私は問いたいのです。
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[742] Re:分析と設計
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

面白そうなので勝手に考えてみました。 初期の設計として私なら以下のように考えます。 >Shapeにdraw()を付けたら、その時はうまくいったとして。 > >Q1-1)機能拡張でShapeをグループ化できるようにしたとき、ShapeGroupクラスは > どこに位置づけるべきか? > >Q1-2)機能拡張で「補助線」機能を付けた。補助線は、描画中にだけ使用する機能で、 > 後工程に回らないからデータとしてファイルに保存しない。 > >A1-1(前橋版) >ShapeGroupをShapeのサブクラスにして、draw()をオーバーライドしてその >グループに含まれているShapeのdraw()メソッドを再帰的に呼んでやれば >描画はできますが、それはやっぱりアレなのでShapeのスーパークラスとして >Visibleとかの抽象クラス(またはインタフェース)を作り、ShapeGroupとShapeは >そのサブクラスかなあ。 >たとえば「color」というフィールドは、ShapeGroupには要らないだろうし。 これは、私も(ぱ)さんと同様にします。 つまり、ShapeGroupとShapeを共にVisibleから継承させて、 ShapeGroupにVisibleのリストを持たせます。 そうすればCompositeパターンになり、描画するときは、 トップからつながってるShapeを全て描画できます。 >A1-2(前橋版) >補助線がShapeのコレクションに入らないとすれば、完全に別扱いかなあ。 >もちろんVisibleを導入し、Visibleのコレクションを作って、Shapeは >ShapeコレクションとVisibleコレクションの両方から参照される、という >構造でもいいけど、両方のコレクションをメンテするのも面倒だし。 Visibleのサブクラスとして補助線クラス(AuxLine)を追加します。 AuxLineには、Visibleを集約させて(持たせて)、実際はShapeクラスを 持ちます。必要な機能をShapeから委譲させます。 結局、新たなクラスをShapeのサブクラスにするのは、 結合度が強すぎてガチガチになるので、 ゆるやかな結合で設計しておいた方が良いのかと思います。 これだけの情報だと情報量が少ないですが、 もっとうまい設計があったら教えて欲しいです。 >>Q2.案件C(あるいはA”)では「ダチョウ」「ペンギン」を扱う必要が生じた。 > >具体例が思いつきませんが、「描画されないShape」ですよね。 > >void draw() {} ダチョウ、ペンギンを例外にするのは良くないので、 上記の実装なら同一扱いできるので良いと思います。 もしくは、間違ってfly()させちゃいけないのなら 例外を投げるのもありかなと思います。
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[741] Re:分析と設計
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>Q1.案件B(あるいはA’と言い換えても)では「こうもり」を扱う必要が生じた。 >基底クラスを書き換える/書き換えない?派生クラスの実装をどうする? 鳥とかこうもりではあんまり具体的でもないと思うので、私は、例によって ドローツールっぽいものを考えるとします。 Shapeにdraw()を付けたら、その時はうまくいったとして。 Q1-1)機能拡張でShapeをグループ化できるようにしたとき、ShapeGroupクラスは  どこに位置づけるべきか? Q1-2)機能拡張で「補助線」機能を付けた。補助線は、描画中にだけ使用する機能で、  後工程に回らないからデータとしてファイルに保存しない。 A1-1(前橋版) ShapeGroupをShapeのサブクラスにして、draw()をオーバーライドしてその グループに含まれているShapeのdraw()メソッドを再帰的に呼んでやれば 描画はできますが、それはやっぱりアレなのでShapeのスーパークラスとして Visibleとかの抽象クラス(またはインタフェース)を作り、ShapeGroupとShapeは そのサブクラスかなあ。 たとえば「color」というフィールドは、ShapeGroupには要らないだろうし。 Shapeのグループ is a Shape と言って言えないことはないけど、苦しいし。 A1-2(前橋版) 補助線がShapeのコレクションに入らないとすれば、完全に別扱いかなあ。 もちろんVisibleを導入し、Visibleのコレクションを作って、Shapeは ShapeコレクションとVisibleコレクションの両方から参照される、という 構造でもいいけど、両方のコレクションをメンテするのも面倒だし。 >Q2.案件C(あるいはA”)では「ダチョウ」「ペンギン」を扱う必要が生じた。 具体例が思いつきませんが、「描画されないShape」ですよね。 void draw() {} でよさそうな… 以上、べたべたに実装よりの解答でした。
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[740] 分析と設計
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

盛り上がっているのは良いのですが、なんだか飽きて^H^H^Hわからなくなってきたので、 長すぎるスレにつながずに新規発言してみるテスト。 こんな場合、皆様ならどのように対処なさるでしょうか?ご意見拝借。 ある案件Aにおいては、こーいう設計が適切だと分析したので、以下のように書いた。 struct bird { virtual void fly()=0; }; そして現実にうまく行った。 Q1.案件B(あるいはA’と言い換えても)では「こうもり」を扱う必要が生じた。 基底クラスを書き換える/書き換えない?派生クラスの実装をどうする? Q2.案件C(あるいはA”)では「ダチョウ」「ペンギン」を扱う必要が生じた。 基底クラスを書き換える/書き換えない?派生クラスの実装をどうする? 抽象論だけだと理解しきれないのは俺だけ?なんか具体的な例が欲しくなったのです。
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[739] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>実はオブジェクト指向に限らず、ジェネリックプログラミングとも >通じる真理だと思うんですが… ジェネリックプログラミングに通じるのはわからなくもないですが、だから何です? ジェネリックプログラミングがそうだからといって、オブジェクト指向プログラミングもそうだという理由にはなりません。 >Webで公開されている文書であっても、原文の方で確認をすれば > then S is a subtype of T. >と書かれていますから、後者の意味であることは明らかなんですけどね。 なるほど。 件の本はまだ読んでいませんが、であるにしても、長方形と正方形の例をあのように用いているのであれば、どれほど信用が置けようか、という気はしますね。 >「完全に互換性のある属性と振舞いを示すのであれば、それは一見関係ないよ >うに見えても、実は関係があるのだ」というのが正解でしょう。 >CES さんは、この考え方を、一貫して拒否されているようですが… 属性や振る舞いに互換性があろうがなかろうが、何らかの関係はあります…と言うのも語弊がありますね。 関係は「ある」のではなく「作る」のです。作ろうと思えば、どんな関係だろうと作ることができます。これは、その気になればいくらでも互換性を持たせることができる、とも言えます。互換性は「示す」のではなく「持たせる」のですから。 問題は、その関係をプログラム上に表現することにメリットがあるのかどうかです。 そして、メリットがない関係は「関係ない」としても問題ありません。むしろ、そのような関係を徒に表現することは無駄であり害悪でしょう。 >> 俺は「LSP に照らすまでも無く、継承関係にしてはいけない場合がある」 >> と言う。 > >これも繰り返しになりますが、「照らすまでもなく」のような暗黙の知識は、 >法則としては役に立たないんですよ。だからこそ、明文化された LSP に >意味があるわけです。 俺は法則の話はしていません。 kit さんは「どういう関係を継承関係にすればいいのかという法則」を欲しているようですが、そんなものはありませんから。 LSP は満たすべき継承関係の指針ですが、使うべきところが違うと思うのです。 一応言っておくと、経験を否定しているわけではありません。 特定の案件に直面した時、「過去の経験から、こうすればうまく行くと思う」という提案は(最適ではなかったとしても)有意義です。 そのような場合でも「最適な選択肢は毎回違うのだから、経験などに頼らず、一から分析しなおすべきだ」と発言するのはバカです。 しかし、そのような特定の場面に依存しない、普遍的なガイドラインはない、と言っているのです。
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[738] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

「オブジェクト指向における is-a の関係は、オブジェクトの振舞い によって定義される」というのが、件の文献が言ってることなわけ ですが、どうも CES さんには受け入れられないみたいですね。 実はオブジェクト指向に限らず、ジェネリックプログラミングとも 通じる真理だと思うんですが… どうも CES さんとの溝は埋められそうにないわけですが、一応、 直接的な疑問には答えておきます。 > 件の文献も言っているではありませんか。 > 「サブタイプならば同じ振る舞いをすべきである」と書かれています。 > 「同じ振る舞いをするならサブタイプである」とは書かれていません。 訳が分かりづらくて、CESさんを誤解させてしまったのかもしれませんね。 Robert C. Martin の「アジャイルソフトウェア開発の奥義」をお持ちだ そうですから、そちらの該当箇所を参照されてみてはどうでしょうか。 144ページから引用します。 ここで望まれるのは、次に述べるような置換可能な性質である。 S型のオブジェクト o1 の各々に、対応するT型のオブジェクト o2が1つ存在し、Tを使って定義されたプログラムPに対して o2の代わりにo1を使ってもPの振る舞いが変わらない場合、 SはTの派生型であると言える。 Webで公開されている和訳では、確かに > 「サブタイプならば同じ振る舞いをすべきである」 と書かれているように読めるかもしれませんが、本当は > 「同じ振る舞いをするならサブタイプである」 と書かれているんです。Web の和訳のこの部分は誤訳に近いですね。 Webで公開されている文書であっても、原文の方で確認をすれば then S is a subtype of T. と書かれていますから、後者の意味であることは明らかなんですけどね。 > あるクラスと互換性のある属性と振る舞いを持つクラスは、そのクラスと何 > らかの関係があるクラスと見るべきです。 ここまでは合意します。 > 逆転させて言えば「関係の無いクラスに、互換性のある属性と振る舞いを持 > たせるべきではありません=継承関係にすべきではありません=LSP が成立 > してはいけません」となるのではないでしょうか。 違いますね。 「完全に互換性のある属性と振舞いを示すのであれば、それは一見関係ないよ うに見えても、実は関係があるのだ」というのが正解でしょう。 CES さんは、この考え方を、一貫して拒否されているようですが… > 小文字の is-a ってどこで使ってますか? ひょっとして原文? > 提示された日本語版には見当たらないのですが… ええと、小文字ではじまるのは「is-a」ではなく、「名詞」です。 また、ここで書いているのは原文の話です。日本語版を読んでいるだけでは、 何のことをさして書いているのか、分からないと思います。 > 俺は「LSP に照らすまでも無く、継承関係にしてはいけない場合がある」 > と言う。 これも繰り返しになりますが、「照らすまでもなく」のような暗黙の知識は、 法則としては役に立たないんですよ。だからこそ、明文化された LSP に 意味があるわけです。
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[737] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>えーと、以前の言及には気づいていませんでした。 ちょっと検索してみました。 # この掲示板には検索機能はないですが、今のところ # http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=kmaebashibbs&range=800 # とかやると過去の全発言が表示されるのでブラウザ内検索。 # もっと発言が増えてくると破綻しますが… そのうちガードをかけないと… 「一度や二度ではない」は言い過ぎだったようです。2回ですね。 このへんとか。 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=kmaebashibbs&from=372&range=1 >私はゲームプログラミングにはうといのですが、Javaで「継承やオー >バーライドやインタフェースやスレッドを知らなければならない」 >というのは、 > > * やろうとしていることが実は複雑である > * Javaの提供するモデルとやろうとしていることが合ってない いくらなんでもボールがマウスを追いかけるくらいが複雑だとは思えないので、 Javaに関して言えば、「Javaの提供するモデルとやろうとしていることが合ってない」 のだと思います。もちろんこれは用途次第で、ダイアログを使うビジネスアプリケーション ならJavaのモデルでよいわけです。 ただ、Javaの場合、もともとWebページの飾り付け用の言語として世間に投入された はずで、にもかかわらずこのモデルはどうよ? とは思います。これは言語ではなく ライブラリの問題ですけど。 また、Javaの場合、たかがhello, worldでも、classとかpublic static void mainとか System.outとかの謎の言葉が出てきます。これはライブラリでなく言語の問題でしょう。 これを見ておっかなく思う初心者はいるかもしれません。が、実は「決まり文句」と 思っておけば済むことかもしれませんし、クラスがあってもhello, worldを1行で 書ける言語は可能です(Rubyのように)。 たとえばクラスが難しいものだとしても、初心者にクラスが見えないのなら、 初心者向け言語からクラスを外す理由にはなりません。その点で、[731] のyuyaさんの 指摘は的を射ていると思います。 ということで、私もおおむね説得されているわけですが、 a)初心者だからといって入門書を最初から順番にやっていくだけとは限らない。  雑誌に載っていたりネットに転がっているコードを読むこともあるだろう。 b)初心者だってライブラリは使うしマニュアルも読む。 ということは言ってよいと思います。Javaでhello, worldを書くとき、System.outは 決まり文句と思っていればよいかもしれませんが、これを決まり文句と思っている間は APIリファレンスが引けません。 また、C++だと入門書の最初のページでcoutとか使ってるかもしれませんが、 これをちゃんと理解するには演算子のオーバーロードを知らなきゃいけませんし、 ちょっとコレクションを使おうとするとSTLが出てきてtemplateを知らなくては いけなくなったりします。STLでなく(危険を承知で)Cの配列を使おうと決心したと しても、既存の、ゲームを作るのにすごく便利なライブラリが、引数にSTLの vectorを要求してたりして。 そういえば、話としてはずれますが、最初にCを勉強したときには (c = getchar()) != EOF がおっかなく見えたことを思い出しました。 >「削ることによってわかりやすくなる」という意見はよく聞きます >が、実際は「適切なモデル(or 機能)を提供することによってわか >りやすくなる」のであって、削ることだけが能じゃないと思います。 もちろん、なんでもかんでも削ればよいと思っているわけではないです。
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[736] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:まつもと
2007/02/20 02:13:25

>書き込みありがとうございます。正直、ちょっとびっくりです。 ># ていうかここでMatzにっきにリンクしたのは一度や二度ではないのですが、 ># この話題で書き込みいただけるのはびっくりというか。 えーと、以前の言及には気づいていませんでした。 >> * サンプルで扱おうとしている概念そのものが難しい >> * サンプルの作者が難しく表現してしまった >> >>のいずれかで、それを言語のせいにするのはどうかと思います。 > >たとえば、私が[719]で書いた「マウスを追いかけるボールのプログラム」には、 >初心者がおっかなく思う機能はそんなにないと思います。「サンプルで扱おうと >している概念そのものが難しい」わけではないのではないでしょうか。 >でも、同じことをJavaでやろうと思ったら、継承やオーバーライドやインタフェースや >スレッドを知らなければならないわけです。以下のページは、そういう意図で >書きました。 私はゲームプログラミングにはうといのですが、Javaで「継承やオー バーライドやインタフェースやスレッドを知らなければならない」 というのは、 * やろうとしていることが実は複雑である * Javaの提供するモデルとやろうとしていることが合ってない のいずれかなのではないのですか。だとすると、検討すべきことは 初心者におっかない機能を取り除くことではなく、もう一歩踏み出 して、やろうとしていることを簡潔に記述できる高レベルなものを 提供することではないでしょうか。それが文法なのかライブラリな のかは知りませんが。 >という意見が出ていますが、「とりあえずオブジェクト指向は要らんな。」 >「構造体も要らん。」「変数は全部グローバル。」という意見には賛同しないものの、 >初心者にとっておっかない機能を除きつつ、それなりに実用に使える「落としどころ」 >は、どこかにあるんじゃないかと私は思っているわけです。 「削ることによってわかりやすくなる」という意見はよく聞きます が、実際は「適切なモデル(or 機能)を提供することによってわか りやすくなる」のであって、削ることだけが能じゃないと思います。
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[735] Re:「投稿」ボタン
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>プレビュー画面で >「『投稿』ボタンをクリックすると、投稿されます。」 >と言いつつボタンが「送信」になってますね(^^;)  修正しました。ついでに、前から気になっていた、「ちゃんと改行を入れたかどうかチェックしてください」という文言を削除しました。  以前の仕様では、<pre>で囲んでいたので改行を入れないと困ったことになりましたが、今は<tt>で囲んでいるので、改行を入れる必要はなくなったためです。 # 引用しにくい気はしますが、画面幅が不明なとき、改行は入れない方がよいという # 面もあるので、今後はそのへんは投稿者にお任せしますです。
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[734] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>であって、前橋さんが問題としている >(2)「初心者向きでない機能を使わないと初心者向けのサンプルが書けないこと」 うむむ。確かにそうですね。Javaで、ちょっとしたゲームを作るのが大変なのは 「初心者向きでない機能を使わないと初心者向けのサンプルが書けないこと」の方に 相当します。 私自身、考えがまだまとまっていないのですが、 「初心者向きでない機能があると、それは相当な高確率でプログラムに  顔を出す。たとえその機能を使わずともプログラムが書けたとしても」 というのでなければ、初心者向きでない機能を言語から外す理由にはなりませんね。 問題はこの命題が真かどうかですが。初心者向きでない機能があるが、それを使わずとも 初心者が満足する程度のプログラムが書ける言語を仮定して、 a)初心者向けの本などのサンプルプログラムで、わざわざ初心者向きでない  機能を使っているとしたら、その本の著者がアホ。 b)初心者がベーシックマガジンの投稿プログラムを解読しようとするケースはどうか。  これだと、初心者向きでない機能が使われていることもありそう。 c)ライブラリとかで初心者向きでない機能が使われていて、それを知らないと  重要なライブラリが使えない、とか。 b), c)みたいなケースもあるかなあ、とも思いますが… 現状のJavaScriptプログラマの大半は、たとえばクロージャを知らなくても 幸せにやってるわけで、確かにいらん心配のようにも思います。
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[733] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>私のお勧めサイトというと、ここの参考URLですかねえ。 >http://kmaebashi.com/programmer/devlang/array.html ありがとうございます。 1回は既に読んでいたのですが、頭に入っていなかったので 何回も読み直してみます。 >あと、紙ものの資料では、大昔の情報処理学会誌に「ごみ集めの基礎と最近の動向」 >というのがあって、とてもよかったのですが、現在では入手不能だと思います。 >私はというと会社で該当の情報処理学会誌が捨てられる直前に気が付いて、 >コピーしておいたのですが、その後数回の引越しで現在行方不明です…だめだめ。 もったいないですね。でも今回の記事に生かせているのでは ないでしょうか。 >>以下の本を購入しようと思ったのですが、(ぱ)さんは読んだことありますか? >> >>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/qid=1136566955/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-0589622-2949018 > >すみません、読んでないです。 有名らしいのですが、読んでなかったのですね。 GCに関してあまり勉強せずにできているなんてすごいですね。 また、投稿します。ありがとうございました。
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[732] 「投稿」ボタン
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

ひさしぶりに投稿してみて初めて気づいたんですが、 プレビュー画面で 「『投稿』ボタンをクリックすると、投稿されます。」 と言いつつボタンが「送信」になってますね(^^;) つまらんこと言ってすみません。
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[731] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 まつもとさんが「あまり問題にならない」と書いているのは (1)「言語が初心者向きでない機能を持つこと」 であって、前橋さんが問題としている (2)「初心者向きでない機能を使わないと初心者向けのサンプルが書けないこと」 とは別なのではないでしょうか? 私自身は(1)はまつもとさんと同様に「問題にならない」と思いますし、 (2)は前橋さんと同様に「そりゃ問題である」と思います。
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[729] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

書き込みありがとうございます。正直、ちょっとびっくりです。 # ていうかここでMatzにっきにリンクしたのは一度や二度ではないのですが、 # この話題で書き込みいただけるのはびっくりというか。 >>これにはいまいち賛同しかねるんですよねえ。サンプルで見かけるプログラムで >>「初心者向きでない機能」が使われていると、おっかなく思う初心者は大勢いそうです。 おっかなく思う初心者がいるから言語からその機能を抜くとすれば、以下の問題が 発生すると思います。 a)おっかなく思うような難しい概念を抜きにして、ゲームとかを作りたいと思う  初心者が達成したい要件を実現できるかどうか。 b)おっかなく思うような難しい概念を抜きにして、上級者の要件を満たせるかどうか。 おっかない機能を抜いても、a), b)の両方を満たしているのであれば、文句なしだと 思います。そりゃ本当の上級者は別の言語を使ったほうが「よりよい」かもしれませんが、 そういう「よりよい」言語との間に十分な「のりしろ」があるなら、初心者も シームレスに移行できるのではないでしょうか。 >>こちらにある、「「初心者(だけ)のための言語」ってのは駄目だと思っている」 >>という意見にも賛成します。 これ↑に矛盾すると思われるかもしれませんけど、要は程度問題で、いずれツールの 移行を余儀なくされるとしても、その時の抵抗が少ないのであれば、許容されるのでは ないでしょうか。HSPやN88BASICはこのへんが… # と言いつつ、HSPやN88BASICで苦労した経験は、その後他の言語のありがたみを # 理解するのに有用かもしれない、とも思ったりもします。この苦労を知らずに # 大人になると、「グローバル変数が便利だったから、あちこちで使った。」に # なりかねないわけで。 > * サンプルで扱おうとしている概念そのものが難しい > * サンプルの作者が難しく表現してしまった > >のいずれかで、それを言語のせいにするのはどうかと思います。 たとえば、私が[719]で書いた「マウスを追いかけるボールのプログラム」には、 初心者がおっかなく思う機能はそんなにないと思います。「サンプルで扱おうと している概念そのものが難しい」わけではないのではないでしょうか。 でも、同じことをJavaでやろうと思ったら、継承やオーバーライドやインタフェースや スレッドを知らなければならないわけです。以下のページは、そういう意図で 書きました。 http://kmaebashi.com/zakki/zakki0027.html#lang イベントリスナを実現するために内部クラスや匿名クラスを使うのは 「サンプルの作者が難しく表現してしまった」のかもしれませんが、それ以外の点に ついては、Javaでは避けようがないでしょう。 >それに初心者がおっかなく思う危険のある機能を取り除いた言語っ >てのは、結局実務に役立たずで学ぶ価値のない言語になりそうです。 まつもとさんも、Cが「実務に役立たずで学ぶ価値のない言語」とは思いませんよね? 現状でCが難しいのは、実行時のチェックがないためとんでもないバグが出ることと、 宣言の構文やポインタと配列の妙な交換性にあると私は思っています。 前者は多少効率を犠牲にすれば回避できる話ですし、後者は単なる言語のバグです。 こういう点を改良したCもどきは作れると私は思っていて、crowbarは、ある意味 その実装のひとつのつもりです(型無しだったり、プロトタイプベースだったり、 クロージャがあったりするのはアレですが)。 こちらにも、 http://www.rubyist.net/~matz/20040925.html#c05 | 文字列型が違和感なく扱えて、便利そうな関数がもっと多くて(?)、引数が常に値渡しであるC言語最強、と思う。 という意見が出ていますが、「とりあえずオブジェクト指向は要らんな。」 「構造体も要らん。」「変数は全部グローバル。」という意見には賛同しないものの、 初心者にとっておっかない機能を除きつつ、それなりに実用に使える「落としどころ」 は、どこかにあるんじゃないかと私は思っているわけです。
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[728] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:まつもと
2007/02/20 02:13:25

>ただ、 >| 初心者と言えども言語の全ての機能を一度にマスターする必要はない。 >| よって言語が初心者向きでない機能を持つことは、あまり問題にならない。 > >これにはいまいち賛同しかねるんですよねえ。サンプルで見かけるプログラムで >「初心者向きでない機能」が使われていると、おっかなく思う初心者は大勢いそうです。 「おっかなく思う」かもしれませんが、その原因は * サンプルで扱おうとしている概念そのものが難しい * サンプルの作者が難しく表現してしまった のいずれかで、それを言語のせいにするのはどうかと思います。 それに初心者がおっかなく思う危険のある機能を取り除いた言語っ てのは、結局実務に役立たずで学ぶ価値のない言語になりそうです。
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[727] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

この人たちは、どんなソフトウェアかによらず適用できる、万能の分析手法でも求めているんだろうか… そんなものがありゃ誰も苦労しねぇっつうの。
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[726] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>CESさんいわく > >>「is-a である関係が、LSP を満たすように作れ」と言っているのです。 > >それじゃあ「CESさん言うところのis-a」がLSPを満たすのは当たり前ですわな。 >そう定義したんだから。 「LSP を満たす関係が is-a である」とは言っていませんよ(そう言っているのは kit さんです)。 結果的にはそうなりますが、それは is-a の定義ではありません。 じゃあ is-a の定義は何なんだって話になりますが、言い換える言葉が見つかりませんね。is-a は is-a です。「A is-a B」は「AはBの一種」です。これがもっともシンプルかつ的確ではないですか。 以前に、ソフトウェアは「分析→設計→実装」の3段階で作られると言う話をしました。 俺の言う「is-a」の関係を決めるのは分析段階、LSP を満たすように作るのは設計段階の話です。 それで設計段階になって、LSP がどうしても満たせなくなったらどうするか? LSP を捻じ曲げて is-a を固持しろなんていってません。分析からやり直すのです。 ちょっと古い投稿を引用すが… [658] > 設計を見直す=分析のしなおし、だよん。って。 その通りではないですか。 あるプロジェクトに直面した時、「AはBの一種である」とも「AはBの一種ではない」とも、どちらの考え方もできます。 どちらが適切なのかを選ぶのが「分析」というプロセスですよ。 >我々は、設計段階で、どういう継承関係にすればうまくいくかを知りたい >ため、設計原則を求めているわけです。 そこで機械的に従えばいいガイドラインを求めるのは、分析プロセスの放棄ですよ。 >>1:オブジェクトが is-a であると仮定した。 >>2:LSP に照らし合わせたらうまく行かなかった。 >>  (照らし合わせるまでも無く判断できる場合もある) >>3:実はオブジェクトは is-a じゃなかったんだ。だから継承関係にはしない。 > >こちらも同様です。is-aの定義が「うまくいくかどうか」で決定されるんなら、 >「うまくいくようにやりなさい」と言ってるだけのことで、結局何も言って >いないのです。 そうですよ。 「どうすればうまく行くのか」は、その場合に応じて変わるのですから、それ以外に言いようが無いではありませんか。 こんな記事見つけました(Wikipedia - 「継承」) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%99%E6%89%BF > 一般的に、AがBを継承する場合、A is a B. (AはBの一種である)という > 意味的な関係(is-a関係)が成り立つ。従って、同じふるまいを持つから > と言って、意味的に無関係なクラス間に継承関係を持たせるのは適切でない > 場合が多い。 だそうですよ。
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[725] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

あんまりkitさんに押し付けておくのも申し訳ないのでちょっとだけ書きますが。 >>ところが、CES さんは、「継承してうまく動くような関係が is-a である。 >>したがって、継承してうまく動くような関係に対して、継承を当てはめれ >>ば良い」と言ってるに過ぎないわけです。これは見て分かるようにトート >>ロジーに過ぎず、設計の指針としては、全く役に立たないわけです。 このkitさんの言葉がすべてだと思いますがね。 >違います。 >「どういう関係が is-a であるか」については言及していません。 だから、それが問題なんだってば。既に指摘されているじゃないですか。 [715] >なぜなら、CES さんは、is-a という関係が具体的にどうあるべきかを一切述べ >ていないからです。 CESさんいわく >「is-a である関係が、LSP を満たすように作れ」と言っているのです。 それじゃあ「CESさん言うところのis-a」がLSPを満たすのは当たり前ですわな。 そう定義したんだから。 >1:オブジェクトが is-a であると仮定した。 >2:LSP に照らし合わせたらうまく行かなかった。 >  (照らし合わせるまでも無く判断できる場合もある) >3:実はオブジェクトは is-a じゃなかったんだ。だから継承関係にはしない。 こちらも同様です。is-aの定義が「うまくいくかどうか」で決定されるんなら、 「うまくいくようにやりなさい」と言ってるだけのことで、結局何も言って いないのです。
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[724] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

あといくつか、最初の方の書き込みに対するレス。 俺が「オブジェクトの is-a は LSP よりも優先されるべきだ」と言ったのは、「まずオブジェクトの is-a で判断し、次に LSP で判断すべきだ」という意味です。 その結果、最初に「is-a」とした判断が誤っていたというケースがあるのは既に言っています。 そのような場合でも、LSP を捻じ曲げて、断固、最初の「is-a」に固執すべきだと言った覚えはありません。 そして、まず「(常識的なオブジェクトの)is-a で判断する」のは、kit さんも同じであると [715] で書かれています。しかし、そう書かれたのはここが初めてです。 俺はてっきり「オブジェクトの is-a は問題にしなくていい。LSP だけで継承関係を判断すればいい」のだと思っていたのですが。 [713] では > なぜ、オブジェクト自身の is-a 関係が継承関係の設計に使えない > 場合があるのか、そのことを説明しているのが LSP です (ただし、 > 正方形や円のケースでは、LSP 以外にも、メモリ効率という別の理 > 由もあります)。継承関係の設計において、オブジェクト自身の > is-a 関係は使えない場合がある弱い判断基準なわけですが、LSP > は常に使える絶対的な判断基準なわけです。実はLSP(オブジェクト > の振舞いに関する is-a) の方が、オブジェクト自身のis-aよりも > むしろ本質的な原則なわけです。 と書かれています。 > オブジェクト自身の is-a 関係が継承関係の設計に使えない場合がある のは事実です。 しかし、そういう「場合がある」のであって、「常に使えない」とは書かれていません。 事実、[715] では > たとえば、「常識的に考えた is-a 関係に対して、継承を当てはめれば良 > い」というのは、正方形と長方形の例のようにうまくいかない例外もあり > ますが、かなり使える原則です。 と書かれています。「is-a の関係は使えないわけではない」のですね。 にも関わらず、[713] では「is-a は役に立たない。LSP こそ基準にすべきだ」と書かれているように見受けられます。 そう読んでしまうのは、俺の読解力不足ですか? [715] を境に、そちらの主張が切り替わっているような気がするのですが。
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[723] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

要点抽出。 >議論が空転している気がするんです。整理しましょう。 >まず(常識的かどうかは置いておくとして)「オブジェクトの is-a」で大まかな関係を作るというのは、どちらも同じことを言ってますね。 >kit さんは、その上で「LSP に照らして破綻したら、継承関係にはしない」と言う。 >俺は「LSP に照らすまでも無く、継承関係にしてはいけない場合がある」と言う。 >結局、どの段階で、最初の「is-a」が間違えていたかを判断するのかが違うだけで、大差ないでしょう。 >問題は「LSP に照らさないと、間違いかどうか判断できないケースはあるのか」だと思うんですよ。 >そのへんどうです? 1:オブジェクトが is-a であると仮定した。 2:LSP に照らし合わせたらうまくいった。 3:継承関係を結んだ。 これに異論を差し挟む余地は無いでしょう。 問題は、そうでないケースですね。 kit さんの場合 1:オブジェクトが is-a であると仮定した。 2:LSP に照らし合わせたらうまく行かなかった。 3:オブジェクトは is-a なんだけど継承関係にはしない。 俺の場合 1:オブジェクトが is-a であると仮定した。 2:LSP に照らし合わせたらうまく行かなかった。   (照らし合わせるまでも無く判断できる場合もある) 3:実はオブジェクトは is-a じゃなかったんだ。だから継承関係にはしない。 結局、違うのは、過程3の前半だけなんですよね。 だから、[712] ではこう書いているんです。 > is-a と LSP をどうしても両立させられない例を一つでも出していただけませんか。 俺の方法ではうまく行かないケース、つまり 「どこからどう見ても疑念を挟む余地無く is-a なんだけど、LSP に照らし合わせたらうまく行かないから、LSP を優先するケース」 があるのか、ということなんです。俺が度々言う「is-a と LSP が矛盾するケース」ってのはこういうことなんです。 「常識的な is-a と LSP が矛盾するケース」ではないですよ。「どこからどう見ても」ってのは、「あらゆる非常識な関係も考慮に入れて」ってことです。 こういう場合があると言えますか? 俺は「あらゆる角度から見る」ことが不可能であるため、そのようなケースは存在しないと思うのですが。
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[722] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>「is-a の意味は常識的なものとは限らない。場合によって、適切なもの >を選べ」というのは、実のところ、まったく意味のない言明です。なぜな >ら、CES さんは、is-a という関係が具体的にどうあるべきかを一切述べ >ていないからです。 どう言えばいいですかねぇ。 「クラスはオブジェクトの集合である」と考えた時、「ある集合Aと、その部分集合Bがあったら、B is-a Aである」でいいですか? もっとも、「どのような基準に従ってオブジェクトを集合に分類するか」には、結局、唯一解がないのは同じことなんですが。 >我々は、設計段階で、どういう継承関係にすればうまくいくかを知りたい >ため、設計原則を求めているわけです。 そんな話は今初めて聞きましたがねぇ… >たとえば、「常識的に考えた is-a 関係に対して、継承を当てはめれば良 >い」というのは、正方形と長方形の例のようにうまくいかない例外もあり >ますが、かなり使える原則です。 それでいいと思いますよ。 我々の社会常識が「大多数にとって都合がいい見方」であるように「多くの場合に都合がいいケース」はあってもおかしくありません。 ただし、それがたまたま成り立たないからといって、それだけを槍玉に挙げないでいただきたい。 ちなみに、件の文献の、長方形と正方形の関係の誤りは、LSP を持ち出すまでも無く「間違いだ」と判断できるものです(まぁ、LSP を考えてみて判断しても構わないのですが。別にそれでも is-a と LSP の矛盾は指摘できませんから)。 オブジェクトの is-a よりも LSP を優先すべきだという根拠にはなりません。 >また、「LSPに従うオブジェクト同士に対して、継承を当てはめれば良い」 >というのは、常に利用可能な原則です。 >ところが、CES さんは、「継承してうまく動くような関係が is-a である。 >したがって、継承してうまく動くような関係に対して、継承を当てはめれ >ば良い」と言ってるに過ぎないわけです。これは見て分かるようにトート >ロジーに過ぎず、設計の指針としては、全く役に立たないわけです。 違います。 「どういう関係が is-a であるか」については言及していません。 「is-a である関係が、LSP を満たすように作れ」と言っているのです。 件の文献も言っているではありませんか。 > あるところで、何か、置き換えが必要なところがあるとする。 > 型Sのオブジェクトo1 と、型Tのオブジェクトo2があって、 > プログラムが既に型Tのオブジェクトを使うように構築されているとする。 > o1がo2で置き換えられても、SがTのサブタイプであるならば、 > Pは同じ振る舞いをするべきである。 「サブタイプならば同じ振る舞いをすべきである」と書かれています。 「同じ振る舞いをするならサブタイプである」とは書かれていません。 結局、この文献は「どんなものを継承関係にすべきか」という指針には、一言も言及していないのです(「どんなものを継承関係にしてはいけないか」は、LSP を用いて言及しています。しかし、それは LSP を用いなくても指摘可能であることは度々述べています)。 >> 全く同じ属性と振る舞いを持つクラスは、同じクラスだと考えるべきです。 >> これは、「LSP が成り立つならば is-a も成り立つ」と言い換えることもできます。 > >一つ目の文章は正しいと思います。 >しかし、一つ目の文章から二つ目の文章を導くことはできません。 突っ込まれるかなーと思っていました。 ちょっと拡大しましょう。 全く同じ属性と振る舞いを持つクラスは、同じクラスだと考えるべきです。 そして、あるクラスと互換性のある属性と振る舞いを持つクラスは、そのクラスと何らかの関係があるクラスと見るべきです。 逆転させて言えば「関係の無いクラスに、互換性のある属性と振る舞いを持たせるべきではありません=継承関係にすべきではありません=LSP が成立してはいけません」となるのではないでしょうか。 >なお、Martin 氏の文章を読み返してみて、私がこれまで説明で使って >用語法が、Martin 氏の用語法と異なっているのに気づきました。 >私がこれまで >1. オブジェクトの振舞いに関する is-a >2. オブジェクト自身に関する is-a >という二つの言葉で区別してきたことを、Martin 氏は >1. 振舞いの is-a == オブジェクト(CamelCase にした名詞)の is-a >2. 物(子文字で始まる名詞)の is-a >と呼んでいますね。 >まあ、独立に読んでいれば意味は通じると思いますが、併せて読むと >混乱するのであまり良くありませんね。どうも申し訳ない。 小文字の is-a ってどこで使ってますか? ひょっとして原文? 提示された日本語版には見当たらないのですが… >設計手順としては、まず常識的な is-a を使って継承関係を考えてみた >上で、それを LSP で検証すればいいんですよ。検証に通らない場合には、 >たとえ常識的なis-a 関係であっても、継承関係にはしません。検証に通 >れば、もちろん継承関係にします。 >簡単でしょう? >本来無関係のオブジェクト同士うんぬんなどと悩む必要はありません。 議論が空転している気がするんです。整理しましょう。 まず(常識的かどうかは置いておくとして)「オブジェクトの is-a」で大まかな関係を作るというのは、どちらも同じことを言ってますね。 kit さんは、その上で「LSP に照らして破綻したら、継承関係にはしない」と言う。 俺は「LSP に照らすまでも無く、継承関係にしてはいけない場合がある」と言う。 結局、どの段階で、最初の「is-a」が間違えていたかを判断するのかが違うだけで、大差ないでしょう。 問題は「LSP に照らさないと、間違いかどうか判断できないケースはあるのか」だと思うんですよ。 そのへんどうです? >なお、もし本来無関係だと思っていたオブジェクト同士にLSPが成り立つ >のであれば、実はそのオブジェクト同士は、たぶん無関係じゃないんですよ。 本当に無関係でないのなら構いませんが、「たぶん」というのはいただけません。 実のところ、「本当に無関係か」を判断することはできません。どうにかして関係を見出すことはできます。 しかし、その関係は、設計者の意図した関係で無い可能性が大きいでしょう。 そのような関係に、LSP を成り立たせることは、メリットがあるとは思えません。 >しかし、通常のソフトウェア開発で、そういう発見を必要とすることは >あまりありませんから、無関係だと思うオブジェクト同士について、 >いちいちLSPを検証してみる必要はありません。 LSP は「たまたま成り立っちゃう」ものではなくて「意図して成り立たせる」ものであると考えます。 であるならば、先のようなデメリットを考えた時に「意図して崩す」ことも、当然ありえる話です。 それをせず、「たまたま成り立っちゃう」のを放置しておくのは、バグの温床になりませんか。
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[721] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>processingのmouseXの代わりに、get_mouse_x()という関数を用意しました。 get_mouse_x()も、ウインドウ内の座標を返すのですから、ウインドウごとにしないと まずいですね。このへん考えるべきことはいろいろありそうですが、まあ方向性として。 ついでに補足しますけど、私は、HSPに関しては「もう21世紀なのにこの言語はないだろう」 というまつもとゆきひろさんの意見に賛成します。 http://www.rubyist.net/~matz/20040827.html#p01 こちらにある、「「初心者(だけ)のための言語」ってのは駄目だと思っている」 という意見にも賛成します。 http://www.rubyist.net/~matz/20040925.html#p02 ただ、 | 初心者と言えども言語の全ての機能を一度にマスターする必要はない。 | よって言語が初心者向きでない機能を持つことは、あまり問題にならない。 これにはいまいち賛同しかねるんですよねえ。サンプルで見かけるプログラムで 「初心者向きでない機能」が使われていると、おっかなく思う初心者は大勢いそうです。 crowbarはどうでしょうか。クロージャは、[717]を見るとわかるように、言語の作者の 私でさえ使いこなせていない。とほほほほ。 しかし、それはそれとして、オブジェクトの概念自体は必要だと思うし、初心者に わからないものでもないと思います。 w = open_window(800, 500); と書いてウインドウが開くのなら、そしてopen_window()を実行するたびに 何個でもウインドウが開けるのなら、そのウインドウに丸を描くのに w.fill_circle(x, y, 10); と書かなければならないのは、いくら相手が初心者でも、自明じゃないのかなあ。 別にfill_circle(w, x, y, 10); でもいいけど。 んで、シューティングゲームを作るのに敵をたくさん出したければ、自分でクラスっぽい ものを作らざるを得ないし、そのmove()メソッドをオーバーライドすることで、 ポリモルフィズムも自然に利用できるんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。
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[720] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> if (get_mouse_x() < x) { > x++; あ、条件式逆だった…
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[719] Re:プログラミングの入門用言語
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>てなことを書かれておられましたが、Processing(http://processing.org/)はどう >でしょうか? 情報ありがとうございます。ちょっと見てみました。 ExamplesのStructureを一通り見ただけですが、 ・やっぱりイベントドリブンなのか。(mouseXという謎の変数が出てきてますが) ・ウインドウをふたつ開くことはできるのか? あたりが感想(と疑問)です。イベントドリブンは、処理が分断されるので、 ゲームとかを作りたい人にはわかりにくいのではないか、と私は思っています。 >これは、言語はJavaそのものですが、IDEによって、クラス定義などの >初心者にとって面倒そうな部分をうまく隠蔽してあって、単なる手続き型言語のように >使えます。これなら初心者にとっても比較的とっつきやすいんじゃないかと思います。 うーん。とっつきやすいかとは思いますが、結構用途が限定された言語にも見えます。 draw()は言語仕様に組み込まれているんでしょうか? たとえば現在私が作っているcrowbarをベースに、ライブラリ関数を追加して、 以下のようなプログラムは作れるようになるのではないでしょうか。 processingのmouseXの代わりに、get_mouse_x()という関数を用意しました。 # マウスを追いかけるボールのプログラム。 w = open_window(800, 500); # 引数はウインドウのサイズ x = 0; y = 0; prev_x = x; prev_y = y; for (;;) { # 直前のボールの消去 w.set_color(BLACK); w.fill_circle(prev_x, prev_y, 10); # 中心のx, y, 半径 if (get_mouse_x() < x) { x++; } elsif (get_mouse_x() > x) { x--; } elsif (get_mouse_y() < y) { y++; } elsif (get_mouse_y() > y) { y--; } w.set_color(WHITE); w.fill_circle(x, y, 10); prev_x = x; prev_y = y; wait(100); # 100msec待ちつつイベントを拾う。最後のイベントで上書き。 } 私が件の雑記で書きたかったのは、「ベーシックマガジン向けプログラミング言語」が あったらいいなあ、ということなんですけど、これぐらい書けたら、汎用性を保ちつつ、 それなりに達成してないでしょうかね? もちろん、fill_circle()だけでなく、 イメージを指定された場所に表示する関数とかも必要ですけれど。 wait()あたりの一等地の名前を使うことについては、名前空間で対処するとして。 でも、processingは、Javaアプレットとして実行できるのはいいと思います。 ゲーム作ったらやっぱり友達に自慢したいと思うので。
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[718] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ご教授ありがとうございます。 >GCに少し興味を持ったのですが、お勧めのサイトなどありますか? 私のお勧めサイトというと、ここの参考URLですかねえ。 http://kmaebashi.com/programmer/devlang/array.html あと、紙ものの資料では、大昔の情報処理学会誌に「ごみ集めの基礎と最近の動向」 というのがあって、とてもよかったのですが、現在では入手不能だと思います。 私はというと会社で該当の情報処理学会誌が捨てられる直前に気が付いて、 コピーしておいたのですが、その後数回の引越しで現在行方不明です…だめだめ。 >以下の本を購入しようと思ったのですが、(ぱ)さんは読んだことありますか? > >http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/qid=1136566955/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-0589622-2949018 すみません、読んでないです。
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[717] Re:イテレータ(とCPS)
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

土曜はとあるイベントにて大阪で飲んだくれておりまして、ずいぶん返事が遅くなりまして すみません。 それプラス、私自身、クロージャに慣れておらず継続もわかっておらず、今回のNykRさんの サンプルはずいぶん荷が重いものでした。とはいえ放り出していては勉強にならんので、 私なりに解釈してみました。間違い等ありましたらご指摘ください。 さて、単に木をイテレートするだけなら、 tree.each(closure(item) { # このitemについてなんかする }); という形のeachメソッドをツリーに装備するのは簡単で、ツリーの中で再帰して、 要素ごとに、渡されたクロージャを呼び出せばよいのですが、こういう形式(内部イテレータ) だと、あるツリーについて、「ここまで走査した」という状態を保存しておけないのが 問題になるわけですよね。その点、NykRさんの提示されたイテレータでは、こういう 書き方も許される。 # ふたつのイテレータでツリーを並列に走査する。 for (ite1 = iterator_GoF(foreachTree_CPS(tr)), ite2 = iterator_GoF(foreachTree_CPS(tr)); !ite1.isDone() && !ite2.isDone(); ite1.next(), ite2.next()) { print(" " + ite1.currentItem()); print(" " + ite2.currentItem()); } これができるのが外部イテレータの強みです。 Cなどで、再帰を使ってツリーを辿る場合、「ここまで走査した」という情報がスタック上に ありますから、スタックが1本しかない以上、ふたつのイテレータを並行して使うことは できないわけです(片方が片方の繰り返しに完全に含まれるなら可能)。 tr = {13,{5,{3,{},{}},{13,{12,{},{}},{}}},{16,{16,{15,{},{}},{}},{17,{},{}}}}; この例では、nodeの[0]にそのノードの値が、[1]に左の子が、[2]に右の子が 入っていますから、再帰で間順で走査するなら以下のようになります。 function internalIterate(node) { if (node.size() == 0) { } else { internalIterate(node[1]); # ...(a) print(" " + node[0]); # とりあえず表示しておく internalIterate(node[2]); } } (a)の箇所で左の子について再帰呼び出しを行い、それが戻ってきてから続きの処理を やっています。「戻ってきてから続きの処理をやる」ことができるのが再帰の嬉しい ところですが、それを期待していては、外部イテレータは作れない。 そこで、「戻ってきてから続きの処理をする」のではなく、「戻ってきてから やってほしい続きの処理をクロージャとして渡す」とすれば、関数から戻ってこなくても よくなる。その変換をしたのがこれ。 function internalIterate(node, cont) { if (node.size() == 0) { cont(); } else { internalIterate(node[1], closure () { # 続きをクロージャで渡す。 print(" " + node[0]); internalIterate(node[2], cont); }); } } # 第2引数には「処理の続きを渡す」のだから、最後に「おしまい」と表示される。 internalIterate(tr, closure() {print("おしまい");}); さて、この状態では、要素ごとに行う処理がprint()に固定されていますから 汎用性がありません。では引数でなにか関数を渡せば、とこうしても、 internalIterate(node[1], closure () { # 続きをクロージャで渡す。 proc(node[0]); # 処理を引数procで渡す internalIterate(node[2], cont); }); これでは内部イテレータと同じですから意味がありません。 そこで、このproc()にも、続きの処理をクロージャで渡してやることにします。 function foreachTree_CPS(proc) { return closure internalIterate(node, cont) { if (node.size() == 0) { cont(); } else { internalIterate(node[1], closure () { proc(node[0], closure() { internalIterate(node[2], cont); }); }); } }; } 外部イテレータの場合、このprocの第2引数をnext()の際に呼び出せばよいわけですね。 なぜならそれが「処理の続き」だから。 イテレータはこうなります。 function iterator_GoF(foreach_CPS, collection) { this = new_object(); this.first = closure () { this.isDone = closure () { return false; }; foreach_CPS(closure (item, cont) { this.currentItem = closure () { return item; }; this.next = closure () { cont(); }; })(collection, closure(){ # ..(b) this.isDone = closure () { return true; }; }); }; this.first(); return this; } イテレータのfirst()が呼び出されたときに、foreach_CPS()を呼び出して、 internalIetrate()を取得し、それに対しcollectionとクロージャを渡しています(b)。 これがつまり元のソースの internalIterate(tr, closure() {print("おしまい");}); に相当するわけですが、「おしまい」と表示する代わりに、isDoneについて、 trueを返すよう関数を差し替えています。 んで、internalIterate()に渡しているproc()では、 this.currentItem = closure () { return item; }; this.next = closure () { cont(); }; currentItemを設定後、nextに対し、contすなわち「処理の続き」をセットしています。 これで、次に利用者がnext()を呼び出したとき、internalIteratorの続きが実行される、と。 NykRさんのソースとは微妙に変わっていますが、こんな解釈でよいでしょうか? # いやあ、実に勉強になりました。
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[716] プログラミングの入門用言語
投稿者:みずしま
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 大分前の雑記「プログラミングの入門用言語(2003/5/1)」の最後の方で、 > C, Javaライクな文法で、こういう方向性の言語って、現在あるんでしょうか。 てなことを書かれておられましたが、Processing(http://processing.org/)はどう でしょうか?これは、言語はJavaそのものですが、IDEによって、クラス定義などの 初心者にとって面倒そうな部分をうまく隠蔽してあって、単なる手続き型言語のように 使えます。これなら初心者にとっても比較的とっつきやすいんじゃないかと思います。
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[715] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:kit1
2007/02/20 02:13:25

> 唯一の正解は無いでしょう。場合によって、適切なものを選べば、それ > が正解です。 これが CES さんのやり方の問題なんです。 「is-a の意味は常識的なものとは限らない。場合によって、適切なもの を選べ」というのは、実のところ、まったく意味のない言明です。なぜな ら、CES さんは、is-a という関係が具体的にどうあるべきかを一切述べ ていないからです。 我々は、設計段階で、どういう継承関係にすればうまくいくかを知りたい ため、設計原則を求めているわけです。 たとえば、「常識的に考えた is-a 関係に対して、継承を当てはめれば良 い」というのは、正方形と長方形の例のようにうまくいかない例外もあり ますが、かなり使える原則です。 また、「LSPに従うオブジェクト同士に対して、継承を当てはめれば良い」 というのは、常に利用可能な原則です。 ところが、CES さんは、「継承してうまく動くような関係が is-a である。 したがって、継承してうまく動くような関係に対して、継承を当てはめれ ば良い」と言ってるに過ぎないわけです。これは見て分かるようにトート ロジーに過ぎず、設計の指針としては、全く役に立たないわけです。 結局、CES さんの主張は、LSP どころか、(常にうまくとは限らない)常識的 な is-a 関係による継承関係の設計よりも、さらに劣るものにしか見えません。 また、CES さんは下記のように書いていますが、これはそもそも意味不明です。 > 全く同じ属性と振る舞いを持つクラスは、同じクラスだと考えるべきです。 > これは、「LSP が成り立つならば is-a も成り立つ」と言い換えることもできます。 この二つの文章のうち、一つ目の文章は、クラスとクラスの等価関係に 関する文章です。 二つ目の文章は、クラスとクラスの包含関係に関する文章です。 等価関係に関する文章と、包含関係に関する文章が、同一の意味である という発想は、まったくもって非論理的だと私は思います。 なぜ、この二つの文章が等価だと発想されたのか、残念ながら、私には 理解できません。 一つ目の文章は正しいと思います。 しかし、一つ目の文章から二つ目の文章を導くことはできません。 なお、Martin 氏の文章を読み返してみて、私がこれまで説明で使って 用語法が、Martin 氏の用語法と異なっているのに気づきました。 私がこれまで 1. オブジェクトの振舞いに関する is-a 2. オブジェクト自身に関する is-a という二つの言葉で区別してきたことを、Martin 氏は 1. 振舞いの is-a == オブジェクト(CamelCase にした名詞)の is-a 2. 物(子文字で始まる名詞)の is-a と呼んでいますね。 まあ、独立に読んでいれば意味は通じると思いますが、併せて読むと 混乱するのであまり良くありませんね。どうも申し訳ない。 > オブジェクト指向の第一目的は「わかりやすくすること」であると(今 > は)思っています > 本来、無関係のオブジェクト同士を継承関係にするのがわかりやすいで > すか? 私が欲しいのは良い設計指針であって、オブジェクト指向の第一目的は 何かという問いの答は実はどうでもいいんですが(なぜなら、人によって 答がそれぞれ違うので、そんなことの統一見解を決めても実益がないから です)、それは置いておいて、かなり誤解されていると思います。 設計手順としては、まず常識的な is-a を使って継承関係を考えてみた 上で、それを LSP で検証すればいいんですよ。検証に通らない場合には、 たとえ常識的なis-a 関係であっても、継承関係にはしません。検証に通 れば、もちろん継承関係にします。 簡単でしょう? 本来無関係のオブジェクト同士うんぬんなどと悩む必要はありません。 なお、もし本来無関係だと思っていたオブジェクト同士にLSPが成り立つ のであれば、実はそのオブジェクト同士は、たぶん無関係じゃないんですよ。 しかし、通常のソフトウェア開発で、そういう発見を必要とすることは あまりありませんから、無関係だと思うオブジェクト同士について、 いちいちLSPを検証してみる必要はありません。
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[714] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>> 正方形は長方形のサブクラスであるとしても成り立つ場合は既に >> 書きました。is-a と LSP をどうしても両立させられない例を一 >> つでも出していただけませんか。 > >CES さんご自身が、正方形を長方形のサブクラスに『しない』方が >いい場合があると、[709]で認めているじゃないですか。常識的に >は、正方形 is-a 長方形ですから、当然、正方形は長方形のサブク >ラスとして継承関係を結ぶべきですし、Robert C. Martin 氏のエッ >セイでも、その方法をまず勧めています。しかし、そうしない方が >いい場合もあるわけですから、オブジェクト自身の is-a は必ずし >も判断基準に使えません。 俺はそういうことを言っているのではありません。 LSP なんか関係なく、「正方形 is a 長方形にならない場合もある」ということです。 その場合は、正方形が長方形でないのは何ら問題ではないのですから、「is a と LSP が矛盾する」とは言えません。 「常識的には」と書かれていますが、それが間違いの元です。 世の中に客観的な視点など存在しないというのは以前に書きました。 正方形 is a 長方形というのは、客観的に見えますが、「数学的に都合がいい見方」に過ぎません。常識と言うのも、大多数に都合がいい見方に過ぎません。真理ではないのです。 件の文献の勘違いは「長方形」の定義が曖昧なことです。 「正方形 is a 長方形」は数学に都合がいい見方、「縦と横の長さが独立していなければならない」は、このプログラムに都合がいい見方であって、数学に都合がいい見方ではない。 どちらの見方が間違いというのではありません。どちらも場合によっては正解なのですが、その「場合」が統一されていないのが間違いなのです。 このプログラムが「長方形」に何を期待しているのかが明確になっていないのがいけないのです。 大本の問題は、何のためのプログラムなのかを明確にしないまま、コードだけ示して煙に巻こうとしたことですね。 仮に、「常識的に考えて、正方形 is a 長方形なのだから、当然サブクラスにすべきだ」というのが正しいとして、では「りんご」は何のサブクラスにすべきですか? 常識的に考えて「果物」のサブクラス? それとも「バラ科の植物」? スーパーマーケットのシステム開発だったら「商品」のサブクラスにすべきではないですか? 唯一の正解は無いでしょう。場合によって、適切なものを選べば、それが正解です。 「正方形 is not a 長方形」にすべき場合は確かにあるでしょう。 それは、LSP に都合が悪いからそうなったのではなく、作りたいソフトの目的に合致しないからそうなったのです。 「is-a は LSP と両立できなかったので泣く泣く諦めた」のではなく「そもそも両立する必要が無かった」のです。 現在は is-a が推奨されています。百歩譲って has-a もまぁ認めるとしましょう。 問題は、「LSP さえ成り立つのなら、まったく無関係のクラス同士を継承関係にしていいのか」ということです。 (どういう設計になるのか知りませんが)LSP が成り立つのなら、車を鳥のサブクラスにするのもアリなのですか? オブジェクト指向の第一目的は「わかりやすくすること」であると(今は)思っています(以前、この掲示板に長期滞在したときは「バグを減らすこと」だと思っていました。考えは変わる可能性があります)。 本来、無関係のオブジェクト同士を継承関係にするのがわかりやすいですか? >> よろしければ、おすすめの本を紹介していただけないでしょうか。 > >今回紹介したエッセイ自身を含んだ、Robert C. Martin 氏の >「アジャイルソフトウェア開発の奥義」はいかがでしょう? >http://hamasyou.com/archives/System/aeeoeeueaconoeoeass.php >http://hamasyou.com/archives/System/aeeoeeueaoeeoeaass.php >に長めの紹介があります。 持ってますけど読んでませんでした。 OCP や LSP の評判を聞いて買ったのですが、買ったきりで。 そのうち読むことにしましょう。 こちらにも一点、考え直したことがあったので、最後にそれについて言及します。 オブジェクト指向において、オブジェクトを特徴付けるものは、属性と振る舞いです(プロパティとメソッドとか、メンバ変数とメンバ関数とか、言語によって呼び方はいろいろあるでしょうが)。 つまり、全く同じ属性と振る舞いを持つクラスは、同じクラスだと考えるべきです。 これは、「LSP が成り立つならば is-a も成り立つ」と言い換えることもできます。 しかし、逆に言えば「違うクラスに、全く同じ属性と振る舞いを持たせるべきではない」「関係の無いクラスに、LSP を成り立たせるべきではない」とも言えます。 そう考えれば、「is-a が成り立つのならば LSP が成り立つのは当然」「is-a が成り立たないのならば、LSP も成り立たせるべきではない」のではないでしょうか。
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[713] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> 俺がプログラミングを初めてまだ7年、オブジェクト指向が分かっ > てきたのはここ1、2年ほどのことですのでね。 意外と長いんですね。 私はプログラミング歴は24年ぐらい、オブジェクト指向に関しては プログラミング言語C++第1版の和訳や、Smalltalk-80のオレンジブッ クの和訳が出た頃からですから、20年弱くらいですかね。 その前に、先輩から米国byte誌のSmalltalk-80特集号を見せてもらっ たこともありましたが。 > 正方形は長方形のサブクラスであるとしても成り立つ場合は既に > 書きました。is-a と LSP をどうしても両立させられない例を一 > つでも出していただけませんか。 CES さんご自身が、正方形を長方形のサブクラスに『しない』方が いい場合があると、[709]で認めているじゃないですか。常識的に は、正方形 is-a 長方形ですから、当然、正方形は長方形のサブク ラスとして継承関係を結ぶべきですし、Robert C. Martin 氏のエッ セイでも、その方法をまず勧めています。しかし、そうしない方が いい場合もあるわけですから、オブジェクト自身の is-a は必ずし も判断基準に使えません。Robert C. Martin 氏が、エッセイの 「本当の問題」「何が悪いのか?」「Design By Contract」のとこ ろで説明しているのは、そういうことです。オブジェクト自身の is-a で考えるのは誤りであり、オブジェクトの振舞いに関する is-a で考えないといけないのです。前に出た円と楕円の話も同じ です。 このあたりは、和訳を読むよりも、原文 http://www.objectmentor.com/resources/articles/lsp.pdf の "What Went Wrong" のところを読んだ方が、むしろ理解しやす いかもしれません、「a Square object is definitely not a Rectangle object.」と書いてありますから。和訳の「決定的な違 いがあるのです。」という表現では、残念ながら、ここの is-a と is-not-a のニュアンスが消えてしまっています。私は原文の方を 先に読んだので、ここのところが非常に強く印象に残りました。 なぜ、オブジェクト自身の is-a 関係が継承関係の設計に使えない 場合があるのか、そのことを説明しているのが LSP です (ただし、 正方形や円のケースでは、LSP 以外にも、メモリ効率という別の理 由もあります)。継承関係の設計において、オブジェクト自身の is-a 関係は使えない場合がある弱い判断基準なわけですが、LSP は常に使える絶対的な判断基準なわけです。実はLSP(オブジェクト の振舞いに関する is-a) の方が、オブジェクト自身のis-aよりも むしろ本質的な原則なわけです。 現在では、has-a の関係は、継承よりも委譲を使うのが良い解だと されていますが、昔は has-a でも継承を使うことが良くありまし た。今でもたまにそういうプログラムを見ることがあると思います。 これも、アプリケーションを限定すれば、has-a で LSP を満たす 場合があることから来ているわけです。has-a で継承して問題のな いアプリケーションは、オブジェクト自身の is-a 関係で継承して 問題のないアプリケーションよりも、はるかに少ないので廃れてき ているわけですが。 has-a が廃れてきているのに is-a がそうではないのは、オブジェ クト自身についてis-a の関係が成り立つ場合のほとんど(ただし全 てではない)で、同時に、オブジェクトの振舞いに関する is-a 関 係(すなわちLSP)も満たすからです。 > よろしければ、おすすめの本を紹介していただけないでしょうか。 今回紹介したエッセイ自身を含んだ、Robert C. Martin 氏の 「アジャイルソフトウェア開発の奥義」はいかがでしょう? http://hamasyou.com/archives/System/aeeoeeueaconoeoeass.php http://hamasyou.com/archives/System/aeeoeeueaoeeoeaass.php に長めの紹介があります。 ただ、和訳だと上述したように、ニュアンスが失われる部分はある でしょうね。また、data中心でモデリングした結果の扱いについて は、この本の主張に異論がある場合もあるでしょう。この本では常 にOOAを優先すべしという方向ですが、data中心でモデリングした 結果の方を優先した方がいい場合もある筈です。 私は、Robert C. Martin 氏自身の名前は、亡くなられた石井勝さ んのページで知りました。 http://www.objectclub.jp/community/memorial/homepage3.nifty.com/masarl/article/oo-principles.html 石井さんがこのページを書かれたのは1999年ですね。 今ではLSPは有名な原則ですが、これが広まったのは Liskov 氏自 身の功績というよりは、Robert C. Martin 氏の功績の方が大きい と思います。私がこの法則を知ったのも今回のエッセイを読んだ からですし、google で The Liskov Substitution Principle を 検索して最初に出てくるのも、このエッセイですし。
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[712] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>もちろん、「オブジェクトが is-a であるか」と「オブジェクトの『振舞い』 >が is-a であるか」の二つが矛盾しない場合は問題ありません。しかし、矛盾 >した場合に優先すべきなのは、LSP の方です。 >しかしどうやら CES さんは、矛盾した場合、LSP よりも前者を優先すべきだ >とお考えのようですね。 どちらかと言えばそうかもしれません。 LSP を守ることも重要ですが、まずはオブジェクトの is-a を優先し、その上で LSP が守られるように都合をつけるべきだと思います(結果的には、両方守るべきです)。 >Robert C. Martin がこの文書を発表してから、もう10年近く、Liskov から >数えれば、もう15年以上経っており、私は既に常識的な知識だと思っていまし >たが、驚かれたということは、どうやらそうではなかったようですね。 俺がプログラミングを初めてまだ7年、オブジェクト指向が分かってきたのはここ1、2年ほどのことですのでね。 >そもそも LSP や、この文書が有名になったのは、「オブジェクトが is-a である >か」という判定条件が成り立たない場合があるということを、はっきりと示 >しているからだと思うのですが。 >is-a だけで済むのであれば、わざわざ原則として掲げる必要も、文書で解説 >する必要もありません。 >失礼ながら、御自身の考えを他人の掲示版で開陳されるよりも先に、もう少し >オブジェクト指向関係の良書で勉強された方が良いのではないでしょうか。 よろしければ、おすすめの本を紹介していただけないでしょうか。 >少なくともこれまでのところ、私は CES さんの意見に説得される可能性は >ありません。CES さんの考えを証明する具体的な例を一切目にしていません >ので。前の投稿でも書きましたが、私は机上の空論は嫌いですし、具体的な >例のない議論に説得されることは決してありません。 >(ぱ)さんも同様ではないかと思います。 その言葉はそっくりお返しします。 正方形は長方形のサブクラスであるとしても成り立つ場合は既に書きました。 is-a と LSP をどうしても両立させられない例を一つでも出していただけませんか。
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[711] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> いや恐れ入った。 > 「オブジェクトが is-a であるか」は守られなくてもいいのか。 その通りです。 もちろん、「オブジェクトが is-a であるか」と「オブジェクトの『振舞い』 が is-a であるか」の二つが矛盾しない場合は問題ありません。しかし、矛盾 した場合に優先すべきなのは、LSP の方です。 しかしどうやら CES さんは、矛盾した場合、LSP よりも前者を優先すべきだ とお考えのようですね。 Robert C. Martin がこの文書を発表してから、もう10年近く、Liskov から 数えれば、もう15年以上経っており、私は既に常識的な知識だと思っていまし たが、驚かれたということは、どうやらそうではなかったようですね。そも そも LSP や、この文書が有名になったのは、「オブジェクトが is-a である か」という判定条件が成り立たない場合があるということを、はっきりと示 しているからだと思うのですが。 is-a だけで済むのであれば、わざわざ原則として掲げる必要も、文書で解説 する必要もありません。 失礼ながら、御自身の考えを他人の掲示版で開陳されるよりも先に、もう少し オブジェクト指向関係の良書で勉強された方が良いのではないでしょうか。 あるいは、もし、「オブジェクトが is-a であるか」は LSP よりも優先する という考えをどうしても主張されたいのであれば、掲示版はそもそも不向きな メディアだと思います。 なぜ LSP よりも優先するのかを、適切な例を含めた上で、ご自分の Web ペー ジで解説された方が良いと思いますよ。 もし、Barbara Liskov や Robert C. Martin も優れた考えであるのなら、 独立した文書として公開する価値が十分あると思います。 少なくともこれまでのところ、私は CES さんの意見に説得される可能性は ありません。CES さんの考えを証明する具体的な例を一切目にしていません ので。前の投稿でも書きましたが、私は机上の空論は嫌いですし、具体的な 例のない議論に説得されることは決してありません。 (ぱ)さんも同様ではないかと思います。 > 「正方形は長方形のサブクラスであるか?」という質問に、唯一の正解はあり > ません。答えは、数学に厳密である必要がある場合には YES 、そうでない場 > 合には NO になります。 あるアプリケーションが、Robert C. Martin が例に示しているような 条件と、数学的に厳密であるという必要があるという条件のどちらも 同時に満たしている必要がある場合はどうすれば良いのでしょうか? もちろん、答えは NO です。 従って、上に書いた CES さんの答え「数学に厳密である必要がある 場合には YES」は、条件に抜けがある誤った答であるということに なります。 私には、CES さんが LSP の本質を理解していないように見えますね。 理解しているなら、上のような文章が出てくる筈はありません。
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[710] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

#ちょっと落ち着いて整理しましょう… >だったら最初からそう書けばいいのに。 >つか、それを読み取れというのは無茶と言うものです。 これは、(お互いに)「自分ではそう言ったつもりだったけど、相手には伝わらなかった」ということで傷み分けにしましょうや。 >私が最初から言っているのは、 > >「クラスを辞書で引いて分類と書いてあるからといって、プログラムの設計の際に、 >クラスを分類として捉えることが正しいことになるわけではない」 > >ということです。 なるほど。 俺は「辞書的用語」と「術語」の問題(あくまで用語の問題で、実際の設計はまた別問題)だと思っていました。 前橋さんは「どう呼ぶか」よりも「実際にどう設計するか」を問題視されていた。そこが齟齬の原因。 ちなみに、それに関する俺の答えは [706] > もちろん、実装の都合上、必ずしもそうとは言えないクラスが出てくることはあり得るでしょう。しかし、それらは例外として考えるべきであり、基礎としては無駄ではありません です。一言で言えば「(例外はあるかもしれないが)原則的に、辞書的意味と同じと考えていい」ということ。 後半は感情的になって煽ってしまったことはお詫びいたします。 #最後の最後で何とかまとまってよかった。
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[709] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

> リンク先の文章で示されている「正方形を長方形のサブクラスにするのが誤り」という話が的外れであることは、ずいぶん前に書いてますよ。 と言うだけでは何なのでちょっと補足。 「正方形は長方形のサブクラスである」というのは、数学的に見れば、確かにそうです。 しかし、長方形の数学的な性質とは、「4つの角が全て直角である四角形」というだけであって「縦と横の長さが独立していなければならない」という要件はありません。 リンク先の文章では、その数学的には必要とされていない要件を要求しているのですから、もはや「数学的には正方形は長方形のサブクラスだ」という前提は成り立たないのです。 では、正方形クラスを長方形クラスのサブクラスとして設計するのは誤りなのでしょうか? そうとは限りません。 数学的に正しいプログラムを書く必要があって、長方形の縦と横の長さが独立していなければならないという要件が無いのなら、この設計は全く妥当なものです。 「正方形は長方形のサブクラスであるか?」という質問に、唯一の正解はありません。 答えは、数学に厳密である必要がある場合には YES 、そうでない場合には NO になります。 提示された文章では、それがちぐはぐだからおかしなことになっているのです。 [653] あたりで言っているのはそういうことです。
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[708] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>> 「サブクラスの方が機能が上」という考え方だと、is-a の関係を考えた時 >> に「機能が豊富なものは機能がショボいものの一種」ということになって変 >> だよね。 > >変じゃないですよ? >Robert C. Martin が、Liskovの置換原則に関する有名な文書 >http://www2.ocn.ne.jp/~yamagu/object/LSP-J.pdf >で述べた通り、継承の際に使う is-a の関係は、「オブジェクトが is-a で >あるか」ではなく、「オブジェクトの『振舞い』が is-a であるか」で判断 >すべきです。 >「機能が豊富なものは機能がショボいものの一種」というのは、この原則を >平易な言葉で言い替えたものに過ぎません。 >オブジェクト指向設計の大原則です。 いや恐れ入った。 「オブジェクトが is-a であるか」は守られなくてもいいのか。 LSP を守るべきであるのは当然だけど、リンク先の文章で示されている「正方形を長方形のサブクラスにするのが誤り」という話が的外れであることは、ずいぶん前に書いてますよ。
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[707] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

抽象論は苦手なので、このスレッドには書かないようにしようと思ってたの ですが、堂々めぐりしているように見えるので。 > 「サブクラスの方が機能が上」という考え方だと、is-a の関係を考えた時 > に「機能が豊富なものは機能がショボいものの一種」ということになって変 > だよね。 変じゃないですよ? Robert C. Martin が、Liskovの置換原則に関する有名な文書 http://www2.ocn.ne.jp/~yamagu/object/LSP-J.pdf で述べた通り、継承の際に使う is-a の関係は、「オブジェクトが is-a で あるか」ではなく、「オブジェクトの『振舞い』が is-a であるか」で判断 すべきです。 「機能が豊富なものは機能がショボいものの一種」というのは、この原則を 平易な言葉で言い替えたものに過ぎません。 オブジェクト指向設計の大原則です。 > 集合論(というか論理学のベン図)で考えれば、スーパークラスはサブクラ > スよりも一段階抽象的なので、直接比較できないことはわかるよね。 これは、「オブジェクトが is-a であるか」を継承関係の設計の判断基準に 使うべきだと述べているように見えます。これは、第一近似として使いやすい 方法ではありますが、Robert C. Martin の文書で示されている通り、厳密に 考えると誤りであり、Liskovの置換原則の方を優先すべきです。
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[706] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>「術語としてのクラス」に「辞書的な『分類』という意味」を期待する > >ことについてとやかく言った覚えはありません。 >いや、とやかく言っている、というのならその部分を引用して示してください。 このへん@684 > でも、「クラス」という言葉の辞書的定義が「分類」だったからといって、 > 術語として使われるときそのままの意味とは限らないし、「クラス」という > 言葉を選んだ人が間違えたのかもしれない。だから、その言葉の意味に > 過剰な期待をしてもしょうがないのでは、と言っているのです。 >私が最初から言っているのは、 > >「クラスを辞書で引いて分類と書いてあるからといって、プログラムの設計の際に、 >クラスを分類として捉えることが正しいことになるわけではない」 > >ということです。 だったら最初からそう書けばいいのに。 つか、684 からそれを読み取れというのは無茶と言うものです。 >[684]での引用を再度引用しますが、 > >>この議論の最初のほうで、CESさんは >>>例えば、「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」ではありませんから、 > >と書いています。「ありません『から』」なんだというのでしょうか。 >もちろん、術語は用途をちゃんと表しているのにこしたことはないけれど、 >術語の方から、設計や分析についてのあるべき姿を導くことはできない。 「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」ではありませんから、「クラスはオブジェクトを作る原型になるもの」ではなく「クラスはオブジェクトを分類したもの」だと捉えるべきだ、ということです。 そして、そう捉えることは、まったく自然なように思われるのです(もちろん、実装の都合上、必ずしもそうとは言えないクラスが出てくることはあり得るでしょう。しかし、それらは例外として考えるべきであり、基礎としては無駄ではありません)。 >だから私は、術語なんかに期待するのではなく、 > >>クラスを分類として考えるのがよいとCESさんがお考えなら、それが具体的に >>有効であるケースを、例示して主張するのがよいのではないでしょうか。 > >と、具体的な例示をするのがよいのでは、と言っているのです。 「クラス」という言葉の「辞書的用法」と「述語的用法」に関しての議論だとばかり思っていたので、「クラスを分類だと考えていない」とはまさか思いませんでした。 こうも書かれているのに。 ># クラスを分類とする考え方を否定しているわけではありません。 > 「そのへんの入門書にある考え方だと、こういう例ではこういうモデリングを > してしまいがちだけど、分類として考えればこんなモデリングになって、 > こういう拡張をするときのことを考えたらこっちのほうが修正箇所が > はるかに少なくてすむよね」とか。 「サブクラスの方が機能が上」という考え方だと、is-a の関係を考えた時に「機能が豊富なものは機能がショボいものの一種」ということになって変だよね。 集合論(というか論理学のベン図)で考えれば、スーパークラスはサブクラスよりも一段階抽象的なので、直接比較できないことはわかるよね。 「サイヤ人とスーパーサイヤ人はどっちがすごいか」は、暗黙のうちに「サイヤ人=スーパーじゃないサイヤ人」という仮定を置かず、「サイヤ人はスーパーサイヤ人のスーパークラス」とする限り、比べられない(作中ではこの仮定が暗黙のうちに成立している)。 「スーパーじゃないサイヤ人とスーパーサイヤ人」ではスーパーサイヤ人の方がすごいけど、スーパーじゃないサイヤ人はスーパーサイヤ人のサブクラスではない。 …でいい? 「こう考えるといいよね」というよりも「こう考えないと明らかに変だよね」という感じなので、修正工数云々で対比することはできない。
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[705] Re:多態性(ポリモーフィズム)について
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

ふと思ったのは、「オブジェクト指向データベース」っていう言葉からして破綻している気がするなぁ…というものでした。 「オブジェクト指向データベース」って何なんだ…と思って、易しい入門を読んでみましたが、そこでは結局、「データを隠蔽し、getter と setter を持っているものがオブジェクトである」という程度でした。 結局のところ、「データベース」である以上は「オブジェクト指向言語と相性のいい永続化ストア」を脱し切れなくて、一歩踏み出すならば「オブジェクトベース」にならなければいけないような気がします(その具体的な形がどうなるかまでは分かりませんが)。 #まぁ、汎用機時代からデータスキーマを使いまわすような運用では、そうそうパラダイムシフトも起こせないでしょうけど。
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[704] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>まだ酔っ払ってますか? 何故そんな言葉を持ち出されたのかさっぱり分かりません。 スーパークラスやサブクラスは術語であり、悟空やベジータはスーパーサイヤ人です。 単純に置き換えただけですが何か? >「術語としてのクラス」に「辞書的な『分類』という意味」を期待するのは、 >まったく過剰ではないと思える、ということです。 だったら最初からそう書けばいいのに。 つか、 >>「クラス」も「スーパークラス」も、全く過剰だとは思えないので。 これからそれを読みとれというのは無茶というものです。 で、私は、 >「術語としてのクラス」に「辞書的な『分類』という意味」を期待する ことについてとやかく言った覚えはありません。 いや、とやかく言っている、というのならその部分を引用して示してください。 私が最初から言っているのは、 「クラスを辞書で引いて分類と書いてあるからといって、プログラムの設計の際に、 クラスを分類として捉えることが正しいことになるわけではない」 ということです。 [684]での引用を再度引用しますが、 >この議論の最初のほうで、CESさんは >>例えば、「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」ではありませんから、 と書いています。「ありません『から』」なんだというのでしょうか。 もちろん、術語は用途をちゃんと表しているのにこしたことはないけれど、 術語の方から、設計や分析についてのあるべき姿を導くことはできない。 だから私は、術語なんかに期待するのではなく、 >クラスを分類として考えるのがよいとCESさんがお考えなら、それが具体的に >有効であるケースを、例示して主張するのがよいのではないでしょうか。 と、具体的な例示をするのがよいのでは、と言っているのです。 私がどのような例示を求めているのかについて、誤解があるといけないので テンプレまで書いてあげました。 >「そのへんの入門書にある考え方だと、こういう例ではこういうモデリングを >してしまいがちだけど、分類として考えればこんなモデリングになって、 >こういう拡張をするときのことを考えたらこっちのほうが修正箇所が >はるかに少なくてすむよね」とか。 ここまでやっているのにさ。 回答はこれだぜ。 >例示が必要でしょうか? 「is-a」「汎化-特化」の考えは、まさに分類だと >思うのですが(「汎化」「特化」という用語を誰が考えたかは知りませんが、 >いくらこれが術語だからと言って「低機能」「高機能」という意味でないのは >明らかでしょう)。 (特に自分とこの掲示板で)こんな終わり方をするのは私も嫌なんですが、 意思の疎通をする気がないようなので、これまでとしたいと思います。
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[703] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>何が過剰なのかわからないのです。 > >[684]に書いたことを繰り返すつもりはありません。 #こういう終わり方は大嫌いなのですが 「意思の疎通ができてないみたいなので、これまでとしましょう」って打ち切っていいですか? >>「クラス」も「スーパークラス」も、全く過剰だとは思えないので。 > >もはや日本語むちゃくちゃになっていませんか? > >「スーパーサイヤ人に過剰な期待をするのはいかがなものか」 >「悟空もベジータも、全く過剰とは思えない」 > >意味不明です。 まだ酔っ払ってますか? 何故そんな言葉を持ち出されたのかさっぱり分かりません。 最初の文の意味が通じなかったのならば補足します。 「術語としてのクラス」に「辞書的な『分類』という意味」を期待するのは、まったく過剰ではないと思える、ということです。 何が「過剰な期待」で、何が「過剰でない期待」なのか。術語には何なら期待していいのか。 [684] を何度読み返しても、それがわからないんですよ。
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[702] crowbar ver.0.4のバグを修正しました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

># つhttp://www.shiro.dreamhost.com/scheme/docs/cont-j.html 紹介していただいたshiroさんのページは、以前読んだことはあったのですが、 あまり理解できずにそのままになっていました。 そこで今回、以下のページのActionScript版をベースに、crowbar版を書いて 試してみたところ… クラッシュしました。 http://torus.jp/memo/x200403/nandemo_keizoku_as.rd.html 調べてみたら、「配列リテラルの要素にオブジェクトを格納すると、一時的に スタックからの参照が切れることがあり、そのタイミングでGCすると死ぬ」という 潜在バグが(おそらくver.0.2から)あり、かつ、ver.0.4では「毎回GCする」という テスト用の状態でリリースしてしまったために発覚しました。 取り急ぎ修正版をリリースしました。毎度テストが甘くすみません。 力尽きたので今日はここまでです。
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[701] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>crowbarでも、CRB_dev.hにあるオブジェクト確保系の関数群において、自動的に >参照をスタックに積んでしまうことは可能です。ネイティブ関数実行後スタックを >戻す処理も、処理系側で苦もなくできます。 >なぜ今そうなっていないかというと… うーん、何故なんでしょう? (^^; >たとえば、オブジェクトを確保して、すぐに既存の配列の要素にセットする、 >という場合、特にスタックに積む必要はないのでその辺の無駄を嫌ったような >気がしますが、現状の仕様は、「いつGCが起きる可能性があるか」という点について >crowbarの内部実装をネイティブ関数の作者に晒していることになりますから、 >大変よろしくないですね。次バージョンでは修正します。 > >ネイティブ関数側で、大量のオブジェクトの確保/破棄を繰り返すような処理が >あるとすると、スタックが大量に無駄になりますが、そんなことわざわざ >ネイティブ関数で書かないですよねえ… あるいはその場合でも、 >ネイティブ関数用を呼び出したときのCRB_LocalEnvironmentに >local referenceの表を持ち、スタックではなくそちらに参照を入れるようにして >おけば、ネイティブ関数のプログラマに手で解放させることも不可能ではないですし。 ご教授ありがとうございます。 GCに少し興味を持ったのですが、お勧めのサイトなどありますか? 以下の本を購入しようと思ったのですが、(ぱ)さんは読んだことありますか? http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471941484/qid=1136566955/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-0589622-2949018
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[700] Re:多態性(ポリモーフィズム)について
投稿者:happie
2007/02/20 02:13:25

>そちらのblogも拝見しました。 ありがとうございます。 >「業務アプリケーションにはオブジェクト指向は >向かない」というのは同意見です。まあ業務アプリでも、フレームワークや、 >アプリケーションの「機能」の側でOOを使うところはたくさんありますが、 >「データ」に処理は結びつかないと思います。 そうなんですね。処理系、GUIアプリだとOOは相性はいいのですが、多くの本で、その辺の区別をせずに何でもOOがいいとして、で業務アプリを例にとって解説しているのですが、構造を見るとあまりOOっぽくない。最近流行のDIも、シングルトンを使ってかつインターフェースに対する実装クラスは一つが基本なので、これってOOなのって思ってしまいます。 >ということで、総論では賛成ですが、「メモリ中心では無理だから」という方の >理由付けはいらないんじゃないでしょうか。メモリに載ろうが載るまいが、 >あるいはオブジェクト指向データベースがディスク上のデータを透過的に見せて >そのへんの問題をすべてクリアしてくれようが、データに処理が結びついていない以上、 >やっぱりオブジェクト指向には合わないのだと思います。 確かにそのとおりですね。データと処理が結びつかないという議論とは別でした。 形上、オブジェクト指向的に作ったところでデータベースとの絡みでいろいろと問題が出てくるし、データベース中心に考えていった方がいいんじゃない、ということで、業務アプリケーションはオブジェクト指向に向いていないということを言おうとしていました。現在のORマッピングツールでは駄目ですね。おっしゃるとおり、たとえオブジェクト指向データベースで完全に透過的になったとしても、やっぱり「オブジェクト指向的」としか言えないでしょうね。
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[699] Re:多態性(ポリモーフィズム)について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして。happieと申します。 はじめまして。 >また『ポインタの完全制覇』や「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」 >については、本質的なところを突いているため大変興味深く読ませていただきました。 ありがとうございます。 >(ぱ)さんは、ポリモーフィズムに関してあまり記述がなかったように思いますが、 >どのようにお考えですか。 ポリモルフィズムは重要な概念だと思います。 「疑り深い~」でポリモルフィズムについて触れていないのは、今のところまで書いて 力尽きたというか、優先度がそれほど高くないと思ったからです。 マルチプルインスタンスについては、オブジェクト指向を普通に使っている人なら 誰でも普通に使っているにもかかわらず、そして初心者は結構そこでつまずくにも 関わらず、ほとんど誰もそれを重要であると声に出して言わないので、 これはまずいだろ、と思いあれを書いたわけですが、インタフェースと ポリモルフィズムに関しては、私は重要だと思いますし、誰もが重要だと言いますから、 特に声を上げる必要もないかなあ、と。 ただ、ポリモルフィズムが実際にどういう場面でどこまで使えるか、という点に ついては注意を払う必要があるとは思います。 最近、この掲示板の[649]にも書いていますが、「CADを作るとき図形にdraw() メソッドを付けるのは正しいのか」という話を、私はしょっちゅう出しています。 そちらのblogも拝見しました。「業務アプリケーションにはオブジェクト指向は 向かない」というのは同意見です。まあ業務アプリでも、フレームワークや、 アプリケーションの「機能」の側でOOを使うところはたくさんありますが、 「データ」に処理は結びつかないと思います。 業務アプリでは、たくさんのテーブルがあり、また、さらにたくさんの「機能」が あります。そして、しょっちゅう機能追加を行っても、そうそうテーブル定義には 変更を加えません。データが何よりえらいのであって、処理がデータに依存しても、 データが処理に依存してはいけない。これは基本的には「CADで図形にdraw()メソッドを 付けるべきではない」というのと同じことだと思います。 ということで、総論では賛成ですが、「メモリ中心では無理だから」という方の 理由付けはいらないんじゃないでしょうか。メモリに載ろうが載るまいが、 あるいはオブジェクト指向データベースがディスク上のデータを透過的に見せて そのへんの問題をすべてクリアしてくれようが、データに処理が結びついていない以上、 やっぱりオブジェクト指向には合わないのだと思います。
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[698] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>これは、Cの関数を抜けた後の話ですよね。レジストリに登録するという。 >>crowbarでは、Cの関数の実行中でも、ヒープ関連の関数を呼び出すと >>GCが動く可能性がありますから、ひとまずスタックに積まなければなりません。 > >私はよく分かっていないのですが、このcrowbarのアプローチは >メジャーなのですか? たぶん、メジャーでも、望ましいものでもないと思います。 Rubyだと、GCがCスタックをスキャンするから何もしなくてよく、 Pythonだと、参照カウンタを上げたり下げたりを手でやらなければいけなかったと 思いますが(過去形?)、たとえばJavaのJNIでは、別にCスタックをスキャンする わけでもないのに、確保したオブジェクトについては特に何もする必要はありません。 JavaHouseにある首藤さんの記事によれば、 http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/013314.html | JNI: native method のフレームごとに local references (の表) を用意、 | local references から辿れるオブジェクトは回収しない。 とのことです。 crowbarでも、CRB_dev.hにあるオブジェクト確保系の関数群において、自動的に 参照をスタックに積んでしまうことは可能です。ネイティブ関数実行後スタックを 戻す処理も、処理系側で苦もなくできます。 なぜ今そうなっていないかというと… うーん、何故なんでしょう? (^^; たとえば、オブジェクトを確保して、すぐに既存の配列の要素にセットする、 という場合、特にスタックに積む必要はないのでその辺の無駄を嫌ったような 気がしますが、現状の仕様は、「いつGCが起きる可能性があるか」という点について crowbarの内部実装をネイティブ関数の作者に晒していることになりますから、 大変よろしくないですね。次バージョンでは修正します。 ネイティブ関数側で、大量のオブジェクトの確保/破棄を繰り返すような処理が あるとすると、スタックが大量に無駄になりますが、そんなことわざわざ ネイティブ関数で書かないですよねえ… あるいはその場合でも、 ネイティブ関数用を呼び出したときのCRB_LocalEnvironmentに local referenceの表を持ち、スタックではなくそちらに参照を入れるようにして おけば、ネイティブ関数のプログラマに手で解放させることも不可能ではないですし。 >>ただ、たぶんこの場合、グローバル変数を共有して動かしたいのだと思います。 >>そうだとすれば、外部crowbarスクリプトのトップレベルを動かす方法は >>ありません。ただし、外部crowbarスクリプト中の関数であれば、 >>CRB_compile()とCRB_call_function()を使えば実行可能です。 > >外部crowbarスクリプト中の関数を呼べるということは、 >データを引数でC側からcrowbarの関数側にプッシュしてあげて、 >crowbarスクリプトのglobal変数に保存しておけば、 >データの共有はできると思います。 誤解させる書き方をしてしまったかもしれませんが、CRB_compile()と CRB_call_function()を使う方法なら、インタプリタを共有できますから、 グローバル変数によるデータ共有が可能です(まあ、引数で受け渡しするほうが よいのはよいでしょうけど)。 >私は、(ぱ)さんの本はほとんど持っていますが、もう少し内容を濃くして >「プログラミング言語を作る」もぜひ出版して欲しいです。 >早くていつ頃になりそうですか? いやあ、それはさっぱりわかりません。 まだ企画が動き出したわけですらないですし。
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[697] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>何が過剰なのかわからないのです。 [684]に書いたことを繰り返すつもりはありません。 >「クラス」も「スーパークラス」も、全く過剰だとは思えないので。 もはや日本語むちゃくちゃになっていませんか? 「スーパーサイヤ人に過剰な期待をするのはいかがなものか」 「悟空もベジータも、全く過剰とは思えない」 意味不明です。
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[696] 昨晩は酔っ払ってました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 えー、すみません、興味深い投稿がたくさんされてますが、昨晩は酔っ払って帰って きてそのまま寝てしまいました (^^;  お返事は今晩ということでよろしくお願いします。
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[695] イテレータ(とCPS)
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

http://kmaebashi.com/programmer/devlang/regexp.html > Java流の、要素を取り出すだけで強制的にポインタを進めてしまう仕様は、 > ちょっとどうかと思うんですがねえ。 同感です。マージとかやりにくそう。 というわけでどちらか片方にするなら、GoFの方が良いな、と思ってたりするのですが、以下のような関数を用意すれば、GoF方式とJava方式の両方をあまり手間をかけずに作ることができます。(両方欲しい、という訳ではありませんが) function iterator_GoF(foreach_CPS) { this = new_object(); this.first = closure () { this.isDone = closure () { return false; }; foreach_CPS(closure (item, cont) { this.currentItem = closure () { return item; }; this.next = closure () { cont(null); }; }, closure (ret) { this.isDone = closure () { return true; }; }); }; this.first(); return this; } function iterator_Java(foreach_CPS) { this = new_object(); closure () { this.hasNext = closure () { return true; }; foreach_CPS(closure (item, cont) { this.next = closure () { cont(null); return item; }; }, closure (ret) { this.hasNext = closure () { return false; }; }); }(); return this; } function foreach(foreach_CPS, proc) { # ついでに作った foreach_CPS(closure (item, cont) { cont(proc(item)); }, closure (ret) {}); } # foreach_CPSは CPS(continuation passing style, 継続渡し形式)で書かれたforeachです。 # つhttp://www.shiro.dreamhost.com/scheme/docs/cont-j.html これらの関数に対し、コレクション側でforeach_CPSを用意して渡せば それぞれの関数に対応したイテレータが返されます。 例えば以下のような2分木があったとすれば tr = {13,{5,{3,{},{}},{13,{12,{},{}},{}}},{16,{16,{15,{},{}},{}},{17,{},{}}}}; function foreachTree_CPS(tree) { return closure (proc, fin) { closure internalIterate(node, cont) { if (node.size() == 0) { cont(null); } else { internalIterate(node[1], closure (ret) { proc(node[0], closure (ret) { internalIterate(node[2], cont); }); }); } }(tree, fin); }; } という関数を1つ定義するだけで print("foreach:"); foreach(foreachTree_CPS(tr), closure (item) { print(" " + item); }); print("\n"); print("GoF :"); for (i = iterator_GoF(foreachTree_CPS(tr)); !i.isDone(); i.next()) { print(" " + i.currentItem()); } print("\n"); print("Java :"); for (i = iterator_Java(foreachTree_CPS(tr)); i.hasNext();) { print(" " + i.next()); } print("\n"); のように、3種類のイテレータが使えてまあ便利。 でもシーケンシャルなコレクションだとそれほど嬉しくはありません。 CPSではforやwhileがまともに使えないので、例えば配列用のforeach_CPSは function foreachArray_CPS(array) { return closure (proc, fin) { closure loop(index, cont) { if (index == array.size()) { cont(null); } else { proc(array[index], closure (ret) { loop(index + 1, cont); }); } }(0, fin); }; } なんてことになって、要素数が多いとforeachに渡したときにクラッシュするなあ、とか、初期値と変数が遠いなあ、とか。 今の実装だと末尾再帰の最適化は物凄く大変そうですしね。 # でもこの形式のループは個人的にはむしろ欲しかったりします、crowbar ver.0.3.02にcall/ccを付けたので。ちなみに、この時点で末尾再帰の最適化はやりやすくなったのですが、CRB_Objectが増えたので先にGCを改造しなければならないのでした(どうでもいい報告)。 この手法は、 ・外部イテレータを直接作るのが難しくて ・ループによらないアクセスが簡単な データ構造(木とか) *では* 役に立ちます。 # ライブラリが簡単に書けます。というのはそれほど嬉しいことではない気がする
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[694] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>LuaやJavaScriptの方法だと、名前空間が動的になるんですよね。 >環境作ってないので試してませんけど、Luaで「hoge = string」と書くと、 >hoge.sub()で文字列置換ができるようになるんじゃないでしょうか。 試してみたらできました。 静的、動的な違いというのも理解しました。 ありがとうございます。 >また、単なるテーブル(crowbarならオブジェクト)を名前空間に使うと、 >ライブラリ関数が壊せてしまうというのも、問題だと思います。 >Luaでは、string.subに代入できるんですよね? こちらも試してみたらできました。 確かに問題になりそうですね。 >と言いつつ、実は今crowbarに予約語finalを持ち込んで定数を作れるように >したりしてるので、ライブラリ関数のメンバとか名前空間オブジェクトをfinalに >してしまえば、これでもいい気がしてきました。うーん。 crowbarでfinalで定数作れるようにしてたんですね。 よくimmutableなクラスを作るときにはfinalにしないといけないと 書いてあるので、そういう意味ではfinalは必須な気もします。 Luaには定数にする方法はなかったような…。 >これは、Cの関数を抜けた後の話ですよね。レジストリに登録するという。 >crowbarでは、Cの関数の実行中でも、ヒープ関連の関数を呼び出すと >GCが動く可能性がありますから、ひとまずスタックに積まなければなりません。 私はよく分かっていないのですが、このcrowbarのアプローチは メジャーなのですか? >Luaの仮想スタックって、まさにcrowbarのスタックのような独自スタックでは? >crowbarのような手間がなさそうなところからして、Cの関数の部分だけ、 >Cスタックをスキャンするconservative GCなのかなあ、とも思ったのですが、 >テーブルを確保すると勝手にスタックに積まれること、他の参照型というと >文字列くらいですがCRB_Stringのような型では扱っていないことからして、 >コンサバGCではないようですね。 Luaの仮想スタックは、確かに独自スタックです。 しかし、私の知識不足とLuaのGCのメカニズムは記述がなかったため よく分かりません。 >うーん、CRB_add_native_function()は別にinterface.cの中で呼ぶ必要はないんですが >(実際今はnative.cとかの中で呼んでますし)。実行中でも呼べますから、 >ネイティブ関数内でも登録可能です。 実行中に呼べるのは応用範囲が広がりそうですね。 >これに近いことをするのであれば、(ver.0.4で新設された)CRB_create_closure()で >クロージャ作って、CRB_add_assoc_member()でオブジェクトに登録するなり >CRB_add_global_variable()でグローバル変数に登録するなりもできます。 crowbarのように実際のデータを直接扱えるとコードが分かりやすいと 思います。 Luaみたいに仮想スタック上にデータを作っておいて…みたいのは 分かりにくいです。 >crowbarスクリプトをまったく独立して動かせばよいのなら、インタプリタを >もうひとつ作って実行すればよいです。 >ただ、たぶんこの場合、グローバル変数を共有して動かしたいのだと思います。 >そうだとすれば、外部crowbarスクリプトのトップレベルを動かす方法は >ありません。ただし、外部crowbarスクリプト中の関数であれば、 >CRB_compile()とCRB_call_function()を使えば実行可能です。 外部crowbarスクリプト中の関数を呼べるということは、 データを引数でC側からcrowbarの関数側にプッシュしてあげて、 crowbarスクリプトのglobal変数に保存しておけば、 データの共有はできると思います。 C側に戻したいときもC側から渡す引数につめてあげれば 戻せます。 私は、この(例えば)Cとスクリプトとのデータの共有が一番 重要と思っているのですが、crowbarでも簡単にできそうですね。 だとすれば、既に組み込み言語として十分使えるレベルだと思います。 実は、Luaではこの一番重要な部分が一番面倒くさいです。 >やりたいこと・やるべきことはいろいろあって、その中にはcrowbar以外のことも >含まれます。もう少ししたら、crowbarほっぽりだして別の言語を作り始める >可能性も(かなり高い確率で)あります。企画の趣旨的には、crowbarを実用言語に >するよりも、バイトコードインタプリタのような違う実行形態の言語をもうひとつ >作る、という方が合っている気がしますし。 バイトコードインタプリタはかなり興味深いです。 楽しみにしています。 >ということで、crowbarに期待してくださるのは大変嬉しいことですし、 >私としても励みになるのですが、私の時間が有限である以上お応えできるかどうかは >わからない、ということで、すみませんがご理解ください。 私は、(ぱ)さんの本はほとんど持っていますが、もう少し内容を濃くして 「プログラミング言語を作る」もぜひ出版して欲しいです。 早くていつ頃になりそうですか? >あと、今だと鬼車のライセンス表記をどこかに含めなければいけませんよね。 >次バージョンで検討します。 ソースの理解は、まず動作が分かってからだと思うので、 とりあえず簡単に動かしてみたいという気持ちはあります。 あと、Cとの連携方法など、ユーザの視点でのcrowbarの使い方 みたいな文章も欲しいところです。 時間がないでしょうが、いつも楽しみにしていますので 頑張ってください。
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[693] 多態性(ポリモーフィズム)について
投稿者:happie
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。happieと申します。 以前、拙HPで勝手に(ぱ)さんのページを紹介させていただきました。 また『ポインタの完全制覇』や「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」については、本質的なところを突いているため大変興味深く読ませていただきました。 オブジェクト指向の本質が、マルチプルインスタンスにあるということについても全く同意見です。 ところで、一部のオブジェクト論者の中には、ポリモーフィズムこそがオブジェクト指向の本質で、インターフェースでプログラミングすることが最も重要なことのように謳っています。実際、デザインパターンの解説書ではそのことがたびたび強調されています。 (ぱ)さんは、ポリモーフィズムに関してあまり記述がなかったように思いますが、どのようにお考えですか。
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[692] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>もっと言ってしまえば、「クラス」ではなくて「りんご」でも別に良かった…ということ? > >私は「術語に*過剰な*期待をするのはいかがなものか」と言っているのです。 >「術後にまったく期待するな」などと言った覚えはありません。 何が過剰なのかわからないのです。 「クラス」も「スーパークラス」も、全く過剰だとは思えないので。
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[691] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>しかし、私はLuaの方法と、モジュールによる名前空間の分割の >本質的な違いを説明することはできません。 LuaやJavaScriptの方法だと、名前空間が動的になるんですよね。 環境作ってないので試してませんけど、Luaで「hoge = string」と書くと、 hoge.sub()で文字列置換ができるようになるんじゃないでしょうか。 Javaなどでもimportでパッケージ指定を省略できたりしますが、その規則は あくまで静的です。これを動的に変えられると、どこで何呼んでるんだか さっぱり、という状態になりそうな気がします。もっとも、 「そんなことしないでしょ」という考え方もありますが。 # でも、s = stringとかしてタイプ量を節約する人はいる気がする。 また、そういう規則では、統合開発環境はお手上げでしょうが、それは 形無し言語全般に言えることかも。 RDEとやらの入力保管機能はどうなってるんだろ、とマニュアルを見てみたら… ううむ。 http://rubyde.sourceforge.net/hiki/ja/Auto%2BComplete.html また、単なるテーブル(crowbarならオブジェクト)を名前空間に使うと、 ライブラリ関数が壊せてしまうというのも、問題だと思います。 Luaでは、string.subに代入できるんですよね? と言いつつ、実は今crowbarに予約語finalを持ち込んで定数を作れるように したりしてるので、ライブラリ関数のメンバとか名前空間オブジェクトをfinalに してしまえば、これでもいい気がしてきました。うーん。 >配列とハッシュが同列なら、配列リテラルがあるので、 >ハッシュリテラルも欲しいところです。 >初期化ができないと不便なので私は必須だと思っています。 ご意見ありがとうございます。 …と言いつつ、やりたいことは他にもあるので、すみませんが優先順位は高くないです。 >(2)に関しては、Luaは、GCされたくなければ、グローバルとして >別に残しておかなければなりません。 これは、Cの関数を抜けた後の話ですよね。レジストリに登録するという。 crowbarでは、Cの関数の実行中でも、ヒープ関連の関数を呼び出すと GCが動く可能性がありますから、ひとまずスタックに積まなければなりません。 >また、LuaがコンサバGCかどうかは不明ですが、 >crowbarのようなcrowbarスタックはLuaには、ないと思います。 Luaの仮想スタックって、まさにcrowbarのスタックのような独自スタックでは? crowbarのような手間がなさそうなところからして、Cの関数の部分だけ、 Cスタックをスキャンするconservative GCなのかなあ、とも思ったのですが、 テーブルを確保すると勝手にスタックに積まれること、他の参照型というと 文字列くらいですがCRB_Stringのような型では扱っていないことからして、 コンサバGCではないようですね。 >現状のCRB_add_native_function()で、ネイティブ関数を登録 >しておかなければならないのは、interface.cのソースを直接 >いじらないといけないので、これはLuaの方が楽だと思います。 うーん、CRB_add_native_function()は別にinterface.cの中で呼ぶ必要はないんですが (実際今はnative.cとかの中で呼んでますし)。実行中でも呼べますから、 ネイティブ関数内でも登録可能です。 >Cで書いた関数(例えば、l_sin()という関数)を、 >lua_pushcfunction(L, l_sin) >lua_setglobal(L, "mysin") >で、登録することによりLuaでmysin()という関数が使えます。 これに近いことをするのであれば、(ver.0.4で新設された)CRB_create_closure()で クロージャ作って、CRB_add_assoc_member()でオブジェクトに登録するなり CRB_add_global_variable()でグローバル変数に登録するなりもできます。 >また、Luaでは、CからLuaのコードを呼ぶ際に、 >Lを、lua_State型の変数とすると、 >lua_dofile(L, "test.lua") >により、test.luaが実行されるのですが、 >crowbarでは、これはどうやればできますか? crowbarスクリプトをまったく独立して動かせばよいのなら、インタプリタを もうひとつ作って実行すればよいです。 ただ、たぶんこの場合、グローバル変数を共有して動かしたいのだと思います。 そうだとすれば、外部crowbarスクリプトのトップレベルを動かす方法は ありません。ただし、外部crowbarスクリプト中の関数であれば、 CRB_compile()とCRB_call_function()を使えば実行可能です。 >ただのプログラミング練習言語で終わらせるのはもったいないと >思います。 >何か特徴を付けて、存在価値のある言語にして欲しいです。 やりたいこと・やるべきことはいろいろあって、その中にはcrowbar以外のことも 含まれます。もう少ししたら、crowbarほっぽりだして別の言語を作り始める 可能性も(かなり高い確率で)あります。企画の趣旨的には、crowbarを実用言語に するよりも、バイトコードインタプリタのような違う実行形態の言語をもうひとつ 作る、という方が合っている気がしますし。 ということで、crowbarに期待してくださるのは大変嬉しいことですし、 私としても励みになるのですが、私の時間が有限である以上お応えできるかどうかは わからない、ということで、すみませんがご理解ください。 >あと、できれば、Windows版のcrowbar.exeもダウンロード >できるようにして欲しいです。 確かに便利だと思いますし、今まで考えなかったわけでもないのですが、 企画の趣旨的にどうかという気もします。 あと、今だと鬼車のライセンス表記をどこかに含めなければいけませんよね。 次バージョンで検討します。
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[690] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>もっと言ってしまえば、「クラス」ではなくて「りんご」でも別に良かった…ということ? 私は「術語に*過剰な*期待をするのはいかがなものか」と言っているのです。 「術後にまったく期待するな」などと言った覚えはありません。 >例示が必要でしょうか? 「is-a」「汎化-特化」の考えは、まさに分類だと思うのですが(「汎化」「特化」という用語を誰が考えたかは知りませんが、いくらこれが術語だからと言って「低機能」「高機能」という意味でないのは明らかでしょう)。 そんな話をした覚えもありません。
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[689] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>ここを見る限り、stringというテーブルに、いろんなメソッドを >クロージャとして埋め込んでいる、という認識でよいでしょうか? その通りです。 私の表現は間違ってました。 stringテーブルにクロージャが入っているですね。 >ここでのstringの使われ方は、純粋に名前空間としてのものですよね。 >現状のcrowbarには、名前空間を分割する機能がないので、今回はreg_で >逃げたわけです。モジュールによる名前空間の分割はいずれそのうちやろうと >思っていますから、現時点で、Lua的な方法(crowbarでやるなら、グローバルな >stringというオブジェクトにクロージャを格納することになるのでしょう)で >解決しようとは思いません。 おっしゃる通り、名前空間と同じ仕組みです。 事実、Luaにはパッケージという概念がなく、テーブルにより パッケージを表現します。 しかし、私はLuaの方法と、モジュールによる名前空間の分割の 本質的な違いを説明することはできません。 しいて言えば、モジュールが一般的な意味のモジュールであれば、 文法を用意してあげることにより、ソースを見たときの 分かりやすさ(明確さ)は増すような気はします。 Javaみたいな感じだとpackageが名前空間を表していることが明確です。 Rubyのモジュールだと結局Luaと同じになるような気がします。 >crowbarの場合、スコープチェーンは「最上位の関数の中」までで止まっていますが、 >これをグローバルな領域まで広げ、グローバルな名前空間もassocで表現するようにして、 >グローバル変数もそのassocに、またグローバルな関数はクロージャとして >格納するようにすれば、名前空間の考え方が統一されるとともに、 >モジュールが欲しければトップレベルのオブジェクトをモジュールとして考えればよい、 >ということになります。実際JavaScriptはそんな感じになっています。 これもおっしゃる通りです。 Luaでは、グローバルなテーブルというものが、あらかじめ存在し、 stringなどは、その中に登録されています。 >ハッシュはですねえ… >もちろん考えていないことはないのですが、問題は、どの階層で実現するかです。 >言語の外で、ライブラリとして提供しても十分だと思うんですが、 >どうでしょうか(基本型のハッシュキーの取得方法は考えるにしても)。 >ハッシュのリテラル(「{"a" => "hoge"}」みたいなの)って要りますかねえ。 >考えるべきところはたぶんふたつあって、 私のイメージでは、配列(リスト)とハッシュは、同じ階層だと 思っています。 私の中で、リスト、ハッシュ、文字列は基本的なデータ構造だと 思います。 また、Luaでは、Table型により、配列とハッシュの両方を表現可能です。 >a)ハッシュのリテラルを言語仕様として用意するかどうか。 >b)ハッシュのオブジェクトを、(JavaScriptやLuaのように)現状のassocの > 別の見え方として考えるかどうか。 > >私としては、a)はまあやるならやってもいいけど(ただし優先順位は低い)、 >b)は嫌、というところです。 a)に関しては、 配列とハッシュが同列なら、配列リテラルがあるので、 ハッシュリテラルも欲しいところです。 初期化ができないと不便なので私は必須だと思っています。 b)に関しては、 assocの別の見え方にするというより、ハッシュを作り、 それでassocを表現するというイメージだと思いますが、 個人的には分けても統一化してもどちらでも良いと思います。 >ええと、私はLuaを使っていないのでご意見をお聞かせ願いたいわけですが、 >現状で、Luaとcrowbarを比べてみてどうでしょうか? >Luaとcrowbarでネイティブ関数を書くときのことを比較すると、 > >(1)引数や戻り値 > Lua…スタックを直接操作 > crowbar…引数や戻り値なので、ちょとはわかりやすいかな。 >(2)GC > Lua…何もしなくていい(?) Ruby的コンサバGC? >  lua_newtable()が「新しい空のテーブルを作り、スタックに積む。」そうだから、 >  スタックにないものは勝手にGCされそうな気もするんですが。 > crowbar…GCされたくなかったらスタックに積んどけ。 >  正直、これは面倒くさいです。せめて、最後のスタックの後始末を処理系側で >  やれば、というか実はそれは造作もないのですが。 >(3)アプリケーション固有データ > Lua…ユーザデータ > crowbar…ネイティブポインタ >  ファイナライザの仕様も含め、そっくりに見えます。また車輪を再設計したか。 (1)に関しては、crowbarの方は、CRB_Valueの構造が一度 分かってしまえば分かりやすいと思います。 Luaでは、常に目に見えない仮想スタックの状態がどうなっているかを 把握しておかないといけないのでかなり分かりづらいです。 (2)に関しては、Luaは、GCされたくなければ、グローバルとして 別に残しておかなければなりません。 また、LuaがコンサバGCかどうかは不明ですが、 crowbarのようなcrowbarスタックはLuaには、ないと思います。 (3)に関しては、Luaの方は、仮想スタック経由で扱うので 関数により抽象化されていて、 crowbarの方は、CRB_Valueで直接アクセスするので、 私個人の考えでは、crowbarの方が、何をやっているのかが 分かりやすいような気もします。 とにかくLuaでは常に仮想スタック経由なので、 そこら辺の仕組みが分かってしまえば良いのですが、 それがメリットなのかはまだ分かっていません。 >いっそ今みたいに特定の引数を持ったネイティブ関数が呼ばれる仕様ではなく、 >また、CRB_add_native_function()で関数を登録する必要もない、というようにして、 >もっと楽にネイティブ関数を書けるようにするというのも考えられますが… >処理系依存のコードはあんまり書きたくないですし。 現状のCRB_add_native_function()で、ネイティブ関数を登録 しておかなければならないのは、interface.cのソースを直接 いじらないといけないので、これはLuaの方が楽だと思います。 Luaでは、ライブラリとして登録するのは同様に面倒ですが、 ただLua側からC側の関数を呼びたいだけなら、 Cで書いた関数(例えば、l_sin()という関数)を、 lua_pushcfunction(L, l_sin) lua_setglobal(L, "mysin") で、登録することによりLuaでmysin()という関数が使えます。 このぐらいの手軽さがないと組み込みとは言えないと思います。 また、Luaでは、CからLuaのコードを呼ぶ際に、 Lを、lua_State型の変数とすると、 lua_dofile(L, "test.lua") により、test.luaが実行されるのですが、 crowbarでは、これはどうやればできますか? >まあ、別にRubyと張り合う気はないんですけど。 >方向性として、組み込み用スクリプトというのは、[685]にも書いたように >そもそも言語処理系に興味を持った時点からありました。 >ただ、今は別の方向も考えています。こんなの↓とか。 > >http://kmaebashi.com/zakki/zakki0027.html#lang ただのプログラミング練習言語で終わらせるのはもったいないと 思います。 何か特徴を付けて、存在価値のある言語にして欲しいです。 あと、できれば、Windows版のcrowbar.exeもダウンロード できるようにして欲しいです。 新しいバージョンをすぐテストしたいので。 よろしくお願いします。
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[688] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>「術語に対して」過剰な期待をしてもしょうがないのでは、ということです。 >この議論の最初のほうで、CESさんは > >>例えば、「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」ではありませんから、 > >ということを書いています。 >でも、「クラス」という言葉の辞書的定義が「分類」だったからといって、 >術語として使われるときそのままの意味とは限らないし、「クラス」という >言葉を選んだ人が間違えたのかもしれない。だから、その言葉の意味に >過剰な期待をしてもしょうがないのでは、と言っているのです。 ># クラスを分類とする考え方を否定しているわけではありません。 では、極論すれば、辞書的な「分類」という意味と、術語としての「クラス」という用語は切り離して考えるべきだ、ということ? もっと言ってしまえば、「クラス」ではなくて「りんご」でも別に良かった…ということ? 「りんご」の辞書的な意味は明らかに違うけれど、術語なんだから、それで通じれば別にいいじゃん…と。 しかし、如何に述語だとは言っても、何の根拠もなく選ばれた言葉であるはずはなし、そして、「クラス」には「分類」という意味があって、オブジェクト指向のクラスを「分類」として捉えると自然なのは事実なんだから、その言葉はそのような意味を持って選ばれたと考えるのは、過剰ではないと思うのですけれど。 本当に「何の根拠もなく選ばれたはずはない」のかどうか、あるいは根拠があったにしても「『分類』という意味を意図して選んだ」のかどうか、その真相はわからないのですが、別に後付けの意味だとしても、それはそれで構わないと思います。意味がないよりはずっといい。 >「それはそうかもしれませんけど」「それほど無理はない」んならいいじゃん、 >術語に過剰な期待をしてもしょうがない、と私は言っているわけです。 「りんご」だったら「それほど無理は無くない」と思うけれど、まぁ極論だからそこに突っ込むのは無し。 >クラスを分類として考えるのがよいとCESさんがお考えなら、それが具体的に >有効であるケースを、例示して主張するのがよいのではないでしょうか。 例示が必要でしょうか? 「is-a」「汎化-特化」の考えは、まさに分類だと思うのですが(「汎化」「特化」という用語を誰が考えたかは知りませんが、いくらこれが術語だからと言って「低機能」「高機能」という意味でないのは明らかでしょう)。
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[687] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

補遺。 >現状のcrowbarには、名前空間を分割する機能がないので、今回はreg_で >逃げたわけです。モジュールによる名前空間の分割はいずれそのうちやろうと >思っていますから、現時点で、Lua的な方法(crowbarでやるなら、グローバルな >stringというオブジェクトにクロージャを格納することになるのでしょう)で >解決しようとは思いません。 crowbarの場合、スコープチェーンは「最上位の関数の中」までで止まっていますが、 これをグローバルな領域まで広げ、グローバルな名前空間もassocで表現するようにして、 グローバル変数もそのassocに、またグローバルな関数はクロージャとして 格納するようにすれば、名前空間の考え方が統一されるとともに、 モジュールが欲しければトップレベルのオブジェクトをモジュールとして考えればよい、 ということになります。実際JavaScriptはそんな感じになっています。 crowbarがそうなっていないのは、ver.0.1からの流れ、というのも否定できないですが、 printに代入できるのはいかがなものか、とか、名前空間はやっぱり静的なほうが わかりやすいんじゃないか、とか、グローバル変数とローカル変数は分けて考える べきじゃないか、とか、いろいろ考えてこうなっています。この選択が正しかったか どうかはよくわかりませんが。 このへんはいずれ「crowbarプログラマのためのJavaScript入門」(仮題)で 書こうかと思っています。 # タイトルはネタなのであまり怒らないように。
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[686] Re:正規表現関連の関数の質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>最後の方に、正規表現関連の関数がグローバルということが >書かれていましたが、私は、Pythonは、よく知らないのですが、 >何で正規表現の関数をクロージャに押し込んで提供していないのですか? >例えば、Luaであれば、Stringというクロージャに入っています。 Luaは以前リファレンスをちょっと眺めたきりなので、 ここで言う「クロージャ」が何であるのかがよくわからないのですが。 http://lua-users.org/wiki/StringLibraryTutorial ここを見る限り、stringというテーブルに、いろんなメソッドを クロージャとして埋め込んでいる、という認識でよいでしょうか? http://www.uri.sakura.ne.jp/~cosmic/yuno/lab/lua5_manual_ja.html#5.3 ここを見ても、 | 文字列ライブラリはすべて、テーブル string 内の関数として提供される。 と書いてあるし。 ここでのstringの使われ方は、純粋に名前空間としてのものですよね。 現状のcrowbarには、名前空間を分割する機能がないので、今回はreg_で 逃げたわけです。モジュールによる名前空間の分割はいずれそのうちやろうと 思っていますから、現時点で、Lua的な方法(crowbarでやるなら、グローバルな stringというオブジェクトにクロージャを格納することになるのでしょう)で 解決しようとは思いません。 >また、crowbarには、まだハッシュを組み込んでなかったと思うのですが、 >ハッシュは組み込まないのですか? >必須なデータ構造だと思います。 ハッシュはですねえ… もちろん考えていないことはないのですが、問題は、どの階層で実現するかです。 言語の外で、ライブラリとして提供しても十分だと思うんですが、 どうでしょうか(基本型のハッシュキーの取得方法は考えるにしても)。 ハッシュのリテラル(「{"a" => "hoge"}」みたいなの)って要りますかねえ。 考えるべきところはたぶんふたつあって、 a)ハッシュのリテラルを言語仕様として用意するかどうか。 b)ハッシュのオブジェクトを、(JavaScriptやLuaのように)現状のassocの  別の見え方として考えるかどうか。 私としては、a)はまあやるならやってもいいけど(ただし優先順位は低い)、 b)は嫌、というところです。 >あと、最近、Luaを勉強していて、組み込み言語と謳っている割りに >例えば、LuaとCとのインタフェースを書くのがかなり面倒で >少しがっかりしているのですが、crowbarはぜひとも組み込み部分を強化 >して欲しいです ええと、私はLuaを使っていないのでご意見をお聞かせ願いたいわけですが、 現状で、Luaとcrowbarを比べてみてどうでしょうか? Luaとcrowbarでネイティブ関数を書くときのことを比較すると、 (1)引数や戻り値  Lua…スタックを直接操作  crowbar…引数や戻り値なので、ちょとはわかりやすいかな。 (2)GC  Lua…何もしなくていい(?) Ruby的コンサバGC?   lua_newtable()が「新しい空のテーブルを作り、スタックに積む。」そうだから、   スタックにないものは勝手にGCされそうな気もするんですが。  crowbar…GCされたくなかったらスタックに積んどけ。   正直、これは面倒くさいです。せめて、最後のスタックの後始末を処理系側で   やれば、というか実はそれは造作もないのですが。 (3)アプリケーション固有データ  Lua…ユーザデータ  crowbar…ネイティブポインタ   ファイナライザの仕様も含め、そっくりに見えます。また車輪を再設計したか。 いっそ今みたいに特定の引数を持ったネイティブ関数が呼ばれる仕様ではなく、 また、CRB_add_native_function()で関数を登録する必要もない、というようにして、 もっと楽にネイティブ関数を書けるようにするというのも考えられますが… 処理系依存のコードはあんまり書きたくないですし。 >鬼車を搭載しても、まともに張り合ったら、Rubyに対抗するのは >難しいと思いますので、組み込み用スクリプトでメジャーなものは >なさそうなので、そういう方向はどうでしょうか? まあ、別にRubyと張り合う気はないんですけど。 方向性として、組み込み用スクリプトというのは、[685]にも書いたように そもそも言語処理系に興味を持った時点からありました。 ただ、今は別の方向も考えています。こんなの↓とか。 http://kmaebashi.com/zakki/zakki0027.html#lang ていうか、企画本来の主旨であったはずの「プログラミング言語の作り方の紹介」 という観点からすれば、crowbarは、crowbarのような実装方針の言語としては とっくにオーバースペックであり、たぶん私は暴走している状態なわけですが。 ええと誰か止めて。
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[685] Re:すごいですね。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>私は、LINUXで動くCADを作りたいと思っています。 リンク欄のsourceforgeのページから、ホームページを辿って見てみました。 http://sagcad.sourceforge.jp/ 浅学にてSagCADは知らなかったのですが、crowbarよりずっとすごいじゃないですか。 BBS(は見えなかったのですがそのGoogleキャッシュ)を見てみると、ドイツの人とか 英語圏の人とかも巻き込んで開発されているようですし。 実は私は10年くらい前、資料などに使う図を描くドローツールについて、 いいのがないので作りたいと思っていました。当時は、ていうか実は今も UNIX上でTgifを使っていますが使い勝手の点で満足していません。 たとえばシステム構成図などでは、データベースとかを円筒形を斜め上から 見た図で表現することがあります。Word付属のドローツールとかでも この円筒形は描けますが、縦に伸ばすと楕円部分の縦横比まで変わってしまう。 これは美しくないわけで、「中に入る文字列に合わせてサイズは自動調整。 でも楕円部分の縦横比は変わらない」という機能が欲しいわけですが、これを ドローツール本体に組み込むのも美しくない。となるとスクリプト言語が必要かなあ… と言語処理系に興味を持ち始めて今に至るわけです。 以後、いくつも言語を作ろうとして作りかけで放棄してきたわけですが (言語処理系を作りかけた人は誰もがこれをやってると思う)、crowbarは仕様で 無理をしなかったことと、何よりも「公開したこと」により、どうにかここまで こぎつけることができました。 というわけで、CADのマクロとして使うというのは、crowbarの実に正当な使い方と いうか、本来あるべき姿のように思います。バグがあったらすみませんですが、 よろしくお願いいたします。 >ホームページ上では、僕が作ったソースに組み込めるようなことが >描いてありました。まだ試していませんが、試せるところまで進んだら >ぜひ、使わせてください。 CADに組み込む際には、スクリプトから図形を作ったり、図形をスクリプトから 操作したりしなければならないでしょうから、「図形」とか「図面」とかを ネイティブポインタ型で表現することになると思います。 その上でネイティブメソッドをいくつか書けば、CADと連携できるのでは、 と思います。 # 「図形」や「図面」にメソッドを付けるには、今の仕様ではcrowbarの # オブジェクトでラップすることになりますが、ネイティブポインタ型に # 「メソッドもどき」を付ける機能があってもいいかな、とも思っています。 それでは、SagCADにcrowbarが組み込まれる日を楽しみにしています。
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[684] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>よくわかんなくなってきました。「過剰な期待をするな」とはどういうことですか? >「違和感を覚えるな」というのは無理な期待だ、ということでしょうか? 「術語に対して」過剰な期待をしてもしょうがないのでは、ということです。 この議論の最初のほうで、CESさんは >例えば、「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」ではありませんから、 ということを書いています。 でも、「クラス」という言葉の辞書的定義が「分類」だったからといって、 術語として使われるときそのままの意味とは限らないし、「クラス」という 言葉を選んだ人が間違えたのかもしれない。だから、その言葉の意味に 過剰な期待をしてもしょうがないのでは、と言っているのです。 # クラスを分類とする考え方を否定しているわけではありません。 CESさんはこうも書いています。 >「クラスとは分類である」という考えをすると、具体的なものはオブジェクトで、 >クラスは全て抽象的なものということになるからです(その点、「抽象クラス」 >ってのは良くないネーミングだと思います)。 私の返答がこう(「スーパークラス」の話は発散するので省略)。 >それはそうかもしれませんけど、具体的なオブジェクトにできないものが >抽象クラスで、具体的なオブジェクトを作れるものがconcrete classってのは、 >それほど無理はないんじゃないでしょうか。 「それはそうかもしれませんけど」「それほど無理はない」んならいいじゃん、 術語に過剰な期待をしてもしょうがない、と私は言っているわけです。 クラスを分類として考えるのがよいとCESさんがお考えなら、それが具体的に 有効であるケースを、例示して主張するのがよいのではないでしょうか。 「そのへんの入門書にある考え方だと、こういう例ではこういうモデリングを してしまいがちだけど、分類として考えればこんなモデリングになって、 こういう拡張をするときのことを考えたらこっちのほうが修正箇所が はるかに少なくてすむよね」とか。 結城浩さんが書いておられるように、「例は嘘をつかない」ですから。 http://www.hyuki.com/dig/eg.html
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[683] 正規表現関連の関数の質問
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

いつも「プログラミング言語を作る」を楽しく拝見させて頂いています。 早速、「正規表現ライブラリ鬼車の搭載」を拝見させて頂きました。 最後の方に、正規表現関連の関数がグローバルということが 書かれていましたが、私は、Pythonは、よく知らないのですが、 何で正規表現の関数をクロージャに押し込んで提供していないのですか? 例えば、Luaであれば、Stringというクロージャに入っています。 また、crowbarには、まだハッシュを組み込んでなかったと思うのですが、 ハッシュは組み込まないのですか? 必須なデータ構造だと思います。 あと、最近、Luaを勉強していて、組み込み言語と謳っている割りに 例えば、LuaとCとのインタフェースを書くのがかなり面倒で 少しがっかりしているのですが、crowbarはぜひとも組み込み部分を強化 して欲しいです (例えば、C側で、LuaのTableをダイレクトに作れず、Luaのスタックを 経由しないとできないので面倒)。 鬼車を搭載しても、まともに張り合ったら、Rubyに対抗するのは 難しいと思いますので、組み込み用スクリプトでメジャーなものは なさそうなので、そういう方向はどうでしょうか? 私は、D言語やioはあまり知らないですが、組み込み用言語の デファクトスタンダードとか、存在するのでしょうか?
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[682] すごいですね。
投稿者:kappa
2007/02/20 02:13:25

私は、LINUXで動くCADを作りたいと思っています。 その中で、マクロのようなものを組み込みたいと思って、 自分で少し考えていたんですが、これは、これで、また新たな 専門的な知識が必要だと感じましたし、CAD自体まだまだな 自分には、いつになることかとたまに、どこかにないかなと探 し続けていました。 今回ここにたどり着いて、サンプルを動かしてみました。 すごいですね。 ホームページ上では、僕が作ったソースに組み込めるようなことが 描いてありました。まだ試していませんが、試せるところまで進んだら ぜひ、使わせてください。 僕は、プロでもないし、未熟者ですが、そのときは、いろいろ質問 させてください。 最近、あれもやりたい、これもやりたいと悩んで、CAD自体手を付けられない 状態でした。 このサイトに来て、このようなすばらしいものがあるのなら、 今は、マクロについては何も考えず、目標のCADに専念しようと やる気が起きてきました。ありがとうございます。
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[681] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>何度も繰り返しますが、私が言っているのは、 >「術語に過剰な期待をするのはいかがなものか」 >ということだけです。 >スーパークラスという言葉を否定した覚えも、スーパークラスは集合論で言えば >スーパーセットである、というのを否定した覚えもありません。 よくわかんなくなってきました。「過剰な期待をするな」とはどういうことですか? 「違和感を覚えるな」というのは無理な期待だ、ということでしょうか?
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[680] OTDの掲示板を閉鎖しました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

旧掲示板として存続してきたOTD版の掲示板ですが、最近は広告書き込みばかりで、 その量も尋常ではないので、閉鎖しました。トップページにも案内を出しましたが、 過去ログは以下のURLから参照できます。 http://kmaebashi.com/bbs/otdindex.html どうでもいいことですが、過去ログは、30件ずつブラウザで表示し、 HTML保存(ここは手作業)したものに対し、crowbarで変換をかけることで 生成しました。crowbarで行ったのは、広告やJavaScriptの削除、前後の ページへのリンクの付加です。 バリバリにうちの掲示板のHTMLに依存したスクリプトなので、そのまま 他の人の役に立つ可能性はゼロですが、数少ないcrowbarのサンプルソースとして 以下に公開しておきます。 http://kmaebashi.com/bbs/conv_crb.html
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[679] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ただ、違和感を感じるからといって否定するのでは、何かを学習することはできないでしょう。学習は違和感を覚え、それを解消することによって積み重ねていくものです。 だーかーらー。 いつ誰が、スーパークラス、サブクラスという言葉を否定しましたか? 何度も繰り返しますが、私が言っているのは、 「術語に過剰な期待をするのはいかがなものか」 ということだけです。 スーパークラスという言葉を否定した覚えも、スーパークラスは集合論で言えば スーパーセットである、というのを否定した覚えもありません。
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[678] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

> 私が最初から言っているのは、「術語に過剰な期待をするのはいかがなものか」ということです。 > 集合論で見て、サイヤ人はスーパーサイヤ人のスーパーセットですが、やっぱりスーパーサイヤ人の方に「スーパー」が付いている。そういう言葉の使い方が現実にある以上、「スーパークラス」という言葉に違和感を感じる人もそりゃいるだろうねえ、と言っているだけです。 そうかなぁ、とも思ったのですが、一人で3連投するのもどうかと思ったのでやめときました。 「スーパークラス」という用語に違和感を感じるのは構いませんが、しかし「基底クラス」という言い方はもっとまずいと思うのです。前述したように、クラスは上下関係ではなく包含関係にあるからです。 「スーパーサイヤ人の方がスーパーだ」という考えに固執していると、「サブクラス(に属するオブジェクト)は機能が多いものだ」という誤解を招きます。 「スーパークラス」「サブクラス」という用語を使わなくても、自然に集合論的考え方ができるのであれば、それで結構だと思います。 ただ、違和感を感じるからといって否定するのでは、何かを学習することはできないでしょう。学習は違和感を覚え、それを解消することによって積み重ねていくものです。 前にも言いましたが、「スーパークラスはサブクラスよりも『含むものが多い』という点で集合の能力が上、すなわちスーパーだ」という考え方もできます。そして、「スーパーサイヤ人は機能が多い方がスーパーなのに、集合論は機能が少ないほうがスーパーなんだ。そういうものなんだ」と違和感を感じたまま暗記するよりは、是非、違和感を解消していただきたいと思うのです。 というわけで、俺は「スーパークラス」「サブクラス」という呼び方を布教していきたいと思います。 > で、集合論で考えるなら円は楕円のサブセットなのであって、それを「客観的な視点などというものは存在しません」などと言って否定してしまったら、それこそ数学を全部敵に回すと思うんですが、如何? 「円は楕円のサブセットである」というのは、集合論が決めることではありません。数学(幾何学)が決めることです。 (どんな論理に基づくかは知りませんが)「楕円は円のサブセットである」と言っても、それは幾何学的には間違えているかもしれませんが、集合論的には間違えていません。集合論は集合の関係を提供するのみで、その中身の妥当性にまでは関与しないからです。 そして、数学さえ真理ではありません。かつてはユークリッド幾何学が真理とされていた時代もありましたが、今では「ユークリッド幾何学は、いくつかの都合のいい前提の基にのみ成立する、一面の真実でしかない」ということは広く知られています。
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[676] Re:リンク切れ報告
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>こんばんは。archerと申します。 >「プログラミング言語を作る」のページの下のほうにある、 >「現状の最新版のダウンロードはこちらから。」のリンクが切れている(Not Found)ようです。 ご報告いただきありがとうございます。修正しました。
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[675] リンク切れ報告
投稿者:archer
2007/02/20 02:13:25

こんばんは。archerと申します。 「プログラミング言語を作る」のページの下のほうにある、 「現状の最新版のダウンロードはこちらから。」のリンクが切れている(Not Found)ようです。 とりあえず、報告まで。
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[674] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>まさにその程度のプログラムにおいて、そしてそこから大きくしていく過程において、のこと >を自分は想定していました。 >for文やif文の学習という過程から、だんだんと大きなプログラムを組んでいく場合において、 >オブジェクト指向をうまく取り入れられないかな、と考えたわけです。 思うのですが、オブジェクト指向は目的ではなく手段なのだから、 for文やif文の学習という過程から、だんだんと大きなプログラムを組んでいく 場合において、「このままでは破綻する」という状況がオブジェクト指向でうまく 回避できる、というのが想像できればよいのではないでしょうか。 ま、とはいえ世の中には「5000行の関数」を書いてしまうツワモノもいるわけで、 力技でもできる奴(どういう意味で「できる」かはアレですが)はやってしまうという のもあります。実際、5000行はともかく数百行程度なら、どんな書き方をしていても なんとかなってしまう、という面はあります。では一万行に挑んで痛い目に遭ってみれば オブジェクト指向のありがたみがわかるのかというと…そうなのかもしれませんが、 それでは痛い目に遭うためのコストが大きすぎますよね。 そのあたりは、「この方法では、もっと規模が大きくなったときどうなるだろう?」と 想像力で補うのがよいのではないかと思います。 >しかし、これだとサブルーチンという考え方だけで大丈夫だという記述もあり、 サブルーチンで大丈夫な範囲ならサブルーチンで大丈夫。 オブジェクト指向の方がよいのなら、サブルーチンに比べて「どこがどうよいのか」が 説明できなければならない、というのが私の言いたかったところです。 >いろいろなオブジェクト指向入門で見た「コードの再利用」というのも、なんだか疑わしい >と思っています。継承することによって再利用というのがしっくりこなかったです。 これはたぶんRqさんの感覚のほうが正しいのではないかと。
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[673] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>この違和感が「集合論で考えればわかりやすいね」で解決しなくて「いや、どうしても直感的に受け入れられない」ってことだとすると、オブジェクト指向を集合論で考えちゃいけねぇってことになる。それはいくらなんでも横暴じゃないかなぁ…数学を全部敵に回しそうだ。  私が最初から言っているのは、「術語に過剰な期待をするのはいかがなものか」ということです。  集合論で見て、サイヤ人はスーパーサイヤ人のスーパーセットですが、やっぱりスーパーサイヤ人の方に「スーパー」が付いている。そういう言葉の使い方が現実にある以上、「スーパークラス」という言葉に違和感を感じる人もそりゃいるだろうねえ、と言っているだけです。  いつ私が「オブジェクト指向を集合論で考えちゃいけねぇ」と言いましたか? 言っていると思うのなら、その部分を具体的に引用して示してください。  んで、集合論で考えるなら円は楕円のサブセットなのであって、それを「客観的な視点などというものは存在しません」などと言って否定してしまったら、それこそ数学を全部敵に回すと思うんですが、如何?
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[672] あけましておめでとうございます
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。 つーわけでもう元日は終わっていますが壁紙変更。 去年もこれやって微塵も反応なかったんですがめげない。
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[671] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:Rq
2007/02/20 02:13:25

こんばんは。前回は、はじめてであるのに名乗らずに失礼しました。 自分が浅学なのを暴露してしまうような気がしますが…こういう理解でいいのかな、と 少し確認の意味で書いてみます。 CES さん: >どの程度のことを「大規模」と言うかわかりませんが、オブジェクト指向が適用できない(適用する必要が無い)ほど小規模なものとなると、せいぜい 50 行…いや、20 ~ 30 行程度のプログラムになってしまうかなー、と。 まさにその程度のプログラムにおいて、そしてそこから大きくしていく過程において、のこと を自分は想定していました。 for文やif文の学習という過程から、だんだんと大きなプログラムを組んでいく場合において、 オブジェクト指向をうまく取り入れられないかな、と考えたわけです。 >> ・プログラムを分割することが大切 > >YES。それすげぇ大切。 この部分で、前にタイガーさんがおっしゃっていた >こうすることで、依存関係を親側に集中化でき、単純化できます。 というようなことを実現するために、分割が必要になってくるのだ、と自分は理解しています。 しかし、これだとサブルーチンという考え方だけで大丈夫だという記述もあり、どのように コードを組めばオブジェクト指向プログラミングとなるのか、というところが未だに自分の 中で曖昧になってしまっています。 いろいろなオブジェクト指向入門で見た「コードの再利用」というのも、なんだか疑わしい と思っています。継承することによって再利用というのがしっくりこなかったです。そこで デザインパターンから継承の利点などを見つけれればと思いましたが、自分にはまだ荷が 重かったようでした。 >目的が良くわかんないです。 >まず、「オブジェクト指向」と「手続き型」は対立しません。 >現在主流のオブジェクト指向言語は、手続き型言語に、オブジェクト指向のサポートを加えたものです。 >ですから、「手続き型の中でオブジェクト指向を実践」するということは、立派にオブジェクト指向です。 > >「手続き型の中でオブジェクト指向を実践」とは、どんなことを意図されて書かれたのでしょう? いろいろな人がオブジェクト指向プログラミングの特徴について書いていますが、 オブジェクト指向プログラミングは、堅牢なコードを書いていく技術であり、そのために データの抽象化や、マルチプルインスタンス(これは堅牢なコードのためじゃないかも しれませんが)があるのかな、と思っています。 そのなかで、技術的なアプローチから入っていこう、とした場合に、まず何を理解して 実践すればいいのかが、現在のオブジェクト指向ではまったくといっていいほど分からない のでは、と思った次第です。 確かに、「再」入門の人々にとっては当たり前なのかもしれませんが、「初」入門の 人にとっては、ということです。(ということで、この質問はかなりこの掲示板の趣旨 からは離れているのかな、と思います。しかし、「初」入門の自分がいろいろな入門を 見てきた中で、一番しっくりきたのがこの「再」入門であったので、何かしらそういう 視点からの助言が得られるのでは…と思い、提示しました(大変参考になりました)。) >まぁ、最初のうちはわからないなりに模索して失敗してみろって事ですね。 >そのうち、だんだんとありがたみがわかってくると思います。 ということなので、今自分が実践できることは、プログラムを分割して、単一の仕事 だけをさせるようにし、責任の所在を分かりやすくしてみることかな、とおもいます。 そして、これから挑戦していくものとして、(ぱ) さんがおっしゃっていた >上に挙げたX-Drawでは、Shape(図形)にdraw()メソッドを付けることで、 >プログラムのあちこちにShapeの種類による分岐(Cならswitch case, Pascalなら >case of文ですか)を書くことを避けることができ、図形の追加が容易にできるので、 >これはまさに上のページやOOSCで挙げている例と合致していると思うのですが… という部分から、if文やcase文を使わないですむコードを書いてみたいと思っています。 具体的すぎる話だけだと、抽象度の高い設計ができないということなので、 データの抽象化というものを具体的にコードにできるようにしたいと思っています。 やってみて考えてみて、経験から分かってくるというのが唯一の正解である、という のは理解できるのですが、具体的にこういう学習をしてみようと思っていると書くこと によって、自分の進んでいるのがオブジェクト指向なのか、それとも間違っているのか について助言が得られたらな、と思っています。
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[670] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>「スーパーサイヤ人」がネタに出ましたね。集合で考えればふつうのサイヤ人が >>スーパーサイヤ人のスーパーセットです(悟飯やトランクスは混血だけど…)。 >>集合で考えれば確かにそうなんだけど、「スーパーサイヤ人」の方がスーパーだ、 >>という言葉の使い方も確実にあるわけで、そこに違和感を覚えてることも >>そりゃあるんじゃないかと。 > >#言うまでもないことだとは思うのですが。 >「スーパーサイヤ人」と、そのスーパーセットである「サイヤ人」では、どっちがすごいか…というのは比べられません。 >「スーパーサイヤ人」と「ノーマルサイヤ人(?)」なら、スーパーサイヤ人の方がすごいですが、これはどちらも「サイヤ人」のサブセットです。 >「サイヤ人=ノーマルサイヤ人」でないところが罠ですね。違和感の元はここかと。 この違和感が「集合論で考えればわかりやすいね」で解決しなくて「いや、どうしても直感的に受け入れられない」ってことだとすると、オブジェクト指向を集合論で考えちゃいけねぇってことになる。それはいくらなんでも横暴じゃないかなぁ…数学を全部敵に回しそうだ。
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[669] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>「スーパーサイヤ人」がネタに出ましたね。集合で考えればふつうのサイヤ人が >スーパーサイヤ人のスーパーセットです(悟飯やトランクスは混血だけど…)。 >集合で考えれば確かにそうなんだけど、「スーパーサイヤ人」の方がスーパーだ、 >という言葉の使い方も確実にあるわけで、そこに違和感を覚えてることも >そりゃあるんじゃないかと。 #言うまでもないことだとは思うのですが。 「スーパーサイヤ人」と、そのスーパーセットである「サイヤ人」では、どっちがすごいか…というのは比べられません。 「スーパーサイヤ人」と「ノーマルサイヤ人(?)」なら、スーパーサイヤ人の方がすごいですが、これはどちらも「サイヤ人」のサブセットです。 「サイヤ人=ノーマルサイヤ人」でないところが罠ですね。違和感の元はここかと。
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[668] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>#自分で言語を作ったら別の呼び方にしたいけれど。 では言語を作ることをお勧めしますです。 # と思って「プログラミング言語を作る」を続けてるわけですが。 でも、たとえばcrowbarではオブジェクトの要素を「メンバ」と呼んでいますが、 JavaScriptあがりの人があれをプロパティと呼んだり、Selfとかあがりの人が スロットと呼ぶことを妨げようとは思いません。「crowbarにはプロパティはない」とか 言い始めたら、そりゃトンデモです。 だからもちろんJavaにはポインタが…すみません脱線しすぎました。 >集合の「スーパーセット」と「サブセット」に対応すると考えれば、 >じつにしっくり来るです。 この議論は昔JavaHouseでやったことがあるんですが、その時は 「スーパーサイヤ人」がネタに出ましたね。集合で考えればふつうのサイヤ人が スーパーサイヤ人のスーパーセットです(悟飯やトランクスは混血だけど…)。 集合で考えれば確かにそうなんだけど、「スーパーサイヤ人」の方がスーパーだ、 という言葉の使い方も確実にあるわけで、そこに違和感を覚えてることも そりゃあるんじゃないかと。 >C++ 流儀の「基底クラス」は、スーパーの方が下のように聞こえるので直感的? Straustrupは、そこに違和感を感じたから基底クラス(base class)という言葉にした、 という話を聞いたことがありますが、確か2chで読んだ話だと思うので信憑性は 定かではありません。
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[667] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>たとえば「スーパー」クラスの方が「サブ」クラスよりへぼいってのも直感には >>反しますよね。術語は所詮術語なので、あんまり厳密性を求めてもしょうがない >>気がします。 > >集合の「スーパーセット」と「サブセット」に対応すると考えれば、じつにしっくり来るです。 >「上位クラス」「下位クラス」というネーミングも、上の方がショボい気がしてよろしくないですね。 >C++ 流儀の「基底クラス」は、スーパーの方が下のように聞こえるので直感的? >ただ、機能に注目するとサブクラスの方が多いんですが、スーパーの方が「範囲が広い」という点は優位ですね。 クラスはオブジェクトの集合なのだから、上下関係ではなくて包含関係で見るべき。 だとすれば、「サブクラスがヘボい」んじゃなくて「スーパークラスもサブクラスも同じ機能を持っているんだけど、スーパークラスではその一部に言及されていないだけ」なのだから、機能の比較はできなくて、広さで優位に立つスーパークラスの方がすごい。 こういうところも、論理面から攻めると違和感を無くすことができました、という例。
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[666] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>concrete class って何なのか、参考までにお聞きしてもよろしいでしょうか。 > >通常の定義では、abstractでないクラスがconcrete classでしょう。 >Googleしてもいっぱい出ますし。 やっぱりそれですか。 それでいくと、継承できないと問題が出そうな気もしますけど…まぁそれは置いといて。 >それはそうかもしれませんけど、具体的なオブジェクトにできないものが >抽象クラスで、具体的なオブジェクトを作れるものがconcrete classってのは、 >それほど無理はないんじゃないでしょうか。 現状、そのような用法で広く使われておりますので、あえてそれに反旗を翻すような真似はいたしませんです。 #自分で言語を作ったら別の呼び方にしたいけれど。 >たとえば「スーパー」クラスの方が「サブ」クラスよりへぼいってのも直感には >反しますよね。術語は所詮術語なので、あんまり厳密性を求めてもしょうがない >気がします。 集合の「スーパーセット」と「サブセット」に対応すると考えれば、じつにしっくり来るです。 「上位クラス」「下位クラス」というネーミングも、上の方がショボい気がしてよろしくないですね。 C++ 流儀の「基底クラス」は、スーパーの方が下のように聞こえるので直感的? ただ、機能に注目するとサブクラスの方が多いんですが、スーパーの方が「範囲が広い」という点は優位ですね。
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[665] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>concrete class って何なのか、参考までにお聞きしてもよろしいでしょうか。 通常の定義では、abstractでないクラスがconcrete classでしょう。 Googleしてもいっぱい出ますし。 >「クラスとは分類である」という考えをすると、具体的なものはオブジェクトで、 >クラスは全て抽象的なものということになるからです(その点、「抽象クラス」 >ってのは良くないネーミングだと思います)。 それはそうかもしれませんけど、具体的なオブジェクトにできないものが 抽象クラスで、具体的なオブジェクトを作れるものがconcrete classってのは、 それほど無理はないんじゃないでしょうか。 たとえば「スーパー」クラスの方が「サブ」クラスよりへぼいってのも直感には 反しますよね。術語は所詮術語なので、あんまり厳密性を求めてもしょうがない 気がします。
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[664] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>class bird { virual void fly()=0; }; >という設計においては「こうもりは鳥」であるし「ダチョウは鳥でない」 これはすごく面白い。深いなぁ。
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[663] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>以前ここの掲示板でオブジェクト指向のポイントは、以下の >2点であるという結論になっていたと思います。 >1. データの抽象化 >2. マルチプルインスタンス >何ができれば、オブジェクト指向になるのかは難しいと思いますが、 >上記の2点はオブジェクト指向を語る上で重要だと思います。 >あと、データのアクセス制御(制限?)なども重要だと思っています。 アクセス制限は抽象化の範疇だと思います。
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[662] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>結局設計に万能の「正解」はなく、たとえば拡張に備えるにしても「どんな拡張が >ありそうか」ということをある程度予測してからでないと設計方針は選べないんじゃ >ないかなあ、と思います。つまらない結論かもしれませんけど。 「分析」→「設計」→「実装」の流れで言うならば、万能の唯一解がないのは「分析」でしょうね。 分析が正しくできていれば、正しい設計はおのずと導かれる気がします。 >そうですよね。実のところ私はconcrete classなんざ継承できなくても >よいのでは、と思っていますが、上で出ている例(Note, PUBLICICATION, Shape)は >どれも抽象クラスですし、使用範囲を間違えなければ、有効に使えると思います。 concrete class って何なのか、参考までにお聞きしてもよろしいでしょうか。 「クラスとは分類である」という考えをすると、具体的なものはオブジェクトで、クラスは全て抽象的なものということになるからです(その点、「抽象クラス」ってのは良くないネーミングだと思います)。 #実装の再利用のためのクラスはクラスである意味が薄いと思いますし。
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[661] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

#話が脇にそれてたので源流復帰。 > ・大規模なプログラムの開発でないと効果を発揮しない どの程度のことを「大規模」と言うかわかりませんが、オブジェクト指向が適用できない(適用する必要が無い)ほど小規模なものとなると、せいぜい 50 行…いや、20 ~ 30 行程度のプログラムになってしまうかなー、と。 > ・プログラムを分割することが大切 YES。それすげぇ大切。 > ・デザインパターン(設計)を知らないといけない(? 知っていて損はないけれど、必須ではないと思う。俺も知らないし。 >そしてここのオブジェクト指向再入門で言っているマルチプルインスタンスというのは オブジェクト指向の一番の基礎はカプセル化です。 カプセル化ってのは、「データと処理をペアにして、このペアを最小単位として考える」ことです。 マルチプルインスタンスってのは、このペアがいっぱいあることです。 >では、ここからが自分の疑問の核心なのですが、手続き型の学習の中で(あるいは小規模すぎるプログラムの中で)でもオブジェクト指向を実践する方法はないだろうか、ということです。 目的が良くわかんないです。 まず、「オブジェクト指向」と「手続き型」は対立しません。 現在主流のオブジェクト指向言語は、手続き型言語に、オブジェクト指向のサポートを加えたものです。 ですから、「手続き型の中でオブジェクト指向を実践」するということは、立派にオブジェクト指向です。 「手続き型の中でオブジェクト指向を実践」とは、どんなことを意図されて書かれたのでしょう? > ・「開放・閉鎖の原則(OCP:Open-ClosedPrinciple)」 これは「よりよいオブジェクトの設計のための指針」なので、初歩でまず覚えるべきことではないような気がします。 >しかしそのためには手続きを分節化し、プログラムを設計する能力がいるだろう、と思っています。 これはオブジェクト指向でなくとも、多かれ少なかれ必要な能力です。 >このような場合に、デザインパターンが有効なのだと思いますが、具体的にどうプログラムを組むのか、というところで自分は躓いている状況です。 別の掲示板で、素晴らしい言葉を見つけました。この言葉を送ります。 Good judgement comes from experience, and experience comes from bad judgement. (よい判断は経験から来ます。また、経験は悪い判断から来ます。 ) Experience is a wonderful thing. It enables you to recognize a mistake when you make it again. (経験は素晴らしいものです。再びそれを作る場合、それによって誤りを認識することができます。) まぁ、最初のうちはわからないなりに模索して失敗してみろって事ですね。 そのうち、だんだんとありがたみがわかってくると思います。
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[660] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>分析→設計→実装、の段階のどこのレベルで話をするかがきわめて大事。 そう思います。 私は、ビーム砲の弾からインベーダーへの関連を持つというモデルを正解として 紹介していることをもって「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座」を 批判していますが、「分析」のレベルなら、ビーム砲の弾からインベーダーへ 線を引っ張るのもよいのかもしれません。実際、そういう文脈で、私も文章を 批判している記事は見たことがあります。 インベーダーゲームにおいて、ビーム砲の弾がインベーダーを破壊するのは 確かですから、ここに線を引っ張るのは、客先の業務でありがちな「暗黙知」を 明確にするという意味では意味があるのかもしれません。 …が、憂鬱本の場合、「クラスのメンバに相手クラスのポインタを持つということで 実際に関連を張るわけです」と明言している点で、これは完璧に実装の本であり、 結局憂鬱本がトンデモ本であるという評価に揺らぐところはないわけですけど。
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[659] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>何が言いたいかというと、「円は楕円のサブクラスである」というのは、 >そうであったほうが都合がいい場合にのみ、真実となるわけです。 まったく同意です。私が言いたかったのは、「数学や論理学の世界」を突き詰めると、 円は楕円のサブクラスである、というのを、絶対の真実として突き進んでしまう 危険があるのではないか、ということです。 >「Circle を Ellipse のサブクラスにすることが妥当と思えない」のは >ひとつの真実ですが、絶対の真理ではありません。Circle を Ellipse の >サブクラスにすることが適切な場合もあります。 まあそうかもしれません。(私にはそういう状況が思いつかないというだけで) その意味では、「だからといってCircleをEllipseのサブクラスにすることが 妥当とは思えません」と書いたのは不用意だったかもしれませんね。
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[658] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

もう全面的に御意。 分析→設計→実装、の段階のどこのレベルで話をするかがきわめて大事。 >でも、案件Aで今書いたコードが、案件A ver2 でも有効なことはすごく大切。それもひとつの再利用性。 ここんところ、鼻血が出るほど御意。 幸い今までのところ ver2 で設計見直しになった例は(俺の担当範囲では)まだないので 「OOって何」に対する俺の理解はそう外れてはいないのだと思われ。 分析→設計のレベルの話を後輩君にするときにはこういう例を出してる。 class bird { virual void fly()=0; }; という設計においては「こうもりは鳥」であるし「ダチョウは鳥でない」 「こうもりは鳥でない」「ダチョウが鳥である」にしたいのなら、先の設計は変。 設計を見直す=分析のしなおし、だよん。って。
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[657] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

そして、[651] をちょっと補足。 >>こっちの考え方は、突き詰めると数学や論理学の知識が必要になってしまうので、 >>実装面ほど簡単ではありません(私も勉強したいのですが、それらベースと >>なる知識が足りないため足踏みしています)。 >実装面べたべたで行くと、抽象度の高い設計ができずに後ではまるといった >問題があるのかもしれませんが、実装を離れて理論で突っ走っても、結局変なことに >なってしまうように思います。月並みですがバランスが大事、ということでしょうか。 設計段階においてはその通りです。 ただ、ソフトウェアは「設計」「実装」の2段階ではなく、その前に「分析」を加えた3段階で作られます。そして、(本来は)分析なくして設計はなく、設計なくして実装はありえません。 実装の方が触るのは容易なので、実際には「実装→設計→分析」とスキルアップしていくケースが多いのでしょうか。 たぶん「分析」ができないと、オブジェクト指向の真髄を知ったとは言えないだろうなぁ、と思うわけです(実装だけ知っていれば、「オブジェクト指向プログラミング」は極められるかもしれませんが、「オブジェクト指向」を極めるにはそれだけでは足りません)。 当初のタイトルは『オブジェクト指向「初」入門』ですが、これはつまり『オブジェクト指向プログラミング「初」入門』ということですよね。 分析入門もあればいいのになぁ…と思いつつ、最近こんな本を読んでいたり。 http://www.sra.co.jp/people/aoki/IntroductionToOOAOOD/ ただ、「分析」を行うには、論理学を知っていたほうがいいのはあるかもしれませんが、[651] で意図したのはそういうことではありません。 「オブジェクト指向」そのものの数学的、論理学的意味についてです。 たとえば、クラスは分類だと言いましたが、数学的に言えば、クラスはオブジェクトの集合です。派生クラスは部分集合で、多重継承は積集合で…なんて数学の知識は、実務では分析レベルでもそうそう必要ない気がします。 もっと突っ込むと、群論とか圏論といった、ムズカシイ数学が出てきます(勉強したいのですがさっぱりわかりません)。 ちなみに、圏論には「オブジェクト」「クラス」「モルフィズム」というような用語が登場します。…なんとなくオブジェクト指向チックですよね? こういう方面から攻めるのも併用すると、より理解が深まるんじゃないかな、ってことです。
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[656] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

> えっと、前橋さんとCESさんと結局同じこといってるようにしか見えないのですが気のせい? > >> 月並みですがバランスが大事 >> 「それをどう見れば都合がいいか」 > 今、やってる案件においてどう設計すれば適切か、バランスとか都合よさとかから決めろ > としか読めん。 たぶん違うこと言ってる。 前橋さんは > 分析レベルでは、確かに「分類」と捉えたほうがよいのかもしれません とも言われているけれど、俺がしている話はどれも分析レベルだったんだ。と、今更気づく。 そこから一段階進んだ「設計」の段階では、確かにバランスが大事。 [653] のレスをつけたのは「円を楕円のサブクラスにすることが間違いとは限らないよ」って言いたかったから。 > 「円と楕円はどっちがスーパークラスか?」という問題で間違った解を選んでしまいそうな気もします。 > 数学や論理学の世界では、円は楕円の特殊形ですが、だからといってCircleをEllipseのサブクラスにすることが妥当とは思えません。 少なくとも、この問題文だけを見て、「円が楕円のサブクラスであるのは間違いだ」とは言えない、ということ。 「常に」という言葉を補って、「Circle を Ellipse のサブクラスにすることが『常に』妥当とは思えません」ということならば、それは正解。 >だから私は「再利用性」って奴にはかなり疑問。 >案件Aにおいては今書いたコードが適切であっても、それは案件Bでは通用しない >ってのはごく普通にありそうですし。 でも、案件Aで今書いたコードが、案件A ver2 でも有効なことはすごく大切。それもひとつの再利用性。 >>「真実はいつもひとつ!」 >いや、真実はいつもひとつです(と、俺は思う)。 >その真実ってのは、人に理解できるような代物ではなかったりすることもある。 >だから、個々人で理解の仕方が違うってのは普通の話。 ひとつしかないのは「事実」だと思う。 それをどう見るかが「真実」。 でも、「真実」という言葉が「人によって違うもの」という意味に合致するかどうかはどうでもいい(というか、自分でもそういう意味なのかは疑問)。 ただ、「真実は人の数だけある」ってよく聞くから、その言葉を使っただけで、「普遍的に正しいものは無いんだよ」ってことが伝わるなら、「真実」って言葉にこだわる必要はない。
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[654] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

えっと、前橋さんとCESさんと結局同じこといってるようにしか見えないのですが気のせい? >月並みですがバランスが大事 >「それをどう見れば都合がいいか」 今、やってる案件においてどう設計すれば適切か、バランスとか都合よさとかから決めろ としか読めん。 だから私は「再利用性」って奴にはかなり疑問。 案件Aにおいては今書いたコードが適切であっても、それは案件Bでは通用しない ってのはごく普通にありそうですし。 >「真実はいつもひとつ!」 いや、真実はいつもひとつです(と、俺は思う)。 その真実ってのは、人に理解できるような代物ではなかったりすることもある。 だから、個々人で理解の仕方が違うってのは普通の話。 どの角度から見るかで見え方=コードの実装が異なるだけです。 同じ真実を違う角度で見れば、違うコードになる。ってただそれだけと思う。
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[653] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>「円と楕円はどっちがスーパークラスか?」という問題で間違った解を選んで >しまいそうな気もします。 >数学や論理学の世界では、円は楕円の特殊形ですが、だからといってCircleを >Ellipseのサブクラスにすることが妥当とは思えません(ただ、メンバが増えている >からといって、EllipseをCircleのサブクラスにするのが適切とも思えません)。 「真実は人の数だけある」とか、よく言われますよね。 唯一不変の真理なんてものはどこにも無くて、人によって「それをどう見れば都合がいいか」というのが違うわけです(大勢にとって都合がいいことが真理だと勘違いされがちですが…)。 何が言いたいかというと、「円は楕円のサブクラスである」というのは、そうであったほうが都合がいい場合にのみ、真実となるわけです。オブジェクト指向では、よく「正方形は長方形のサブクラスである」という話が問題になりますが、これも同様ですね。 我々の日常でも「リンゴは果物のサブクラスである」というのは一面の真実ですが、唯一の真理ではありません(植物学者には「リンゴはバラ科のサブクラスである」の方が都合がいいでしょうし、スーパーでは「リンゴは商品のサブクラスである」のほうが都合がいいでしょう。これらはどれも真実です)。 客観的な視点などというものは存在しません。 「Circle を Ellipse のサブクラスにすることが妥当と思えない」のはひとつの真実ですが、絶対の真理ではありません。Circle を Ellipse のサブクラスにすることが適切な場合もあります。どちらも正解で、間違いは名探偵のように「真実はいつもひとつ!」だと思うことです。
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[652] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>例えば、「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」では >ありませんから、「クラスからオブジェクトを作る」という言い方は >おかしいのです(実装面からの理解であれば問題ありません)。 たとえばUMLだと、「継承」という言葉よりも「汎化」という言葉を使いますよね。 クラスという言葉の辞書的な定義はともかく(単に用語が不適切であるという可能性も あるので)、分析レベルでは、確かに「分類」と捉えたほうがよいのかもしれません。 >こっちの考え方は、突き詰めると数学や論理学の知識が必要になってしまうので、 >実装面ほど簡単ではありません(私も勉強したいのですが、それらベースと >なる知識が足りないため足踏みしています)。 ただ、そっち方面を突き詰めると、たとえば(よくある例ですが) 「円と楕円はどっちがスーパークラスか?」という問題で間違った解を選んで しまいそうな気もします。 数学や論理学の世界では、円は楕円の特殊形ですが、だからといってCircleを Ellipseのサブクラスにすることが妥当とは思えません(ただ、メンバが増えている からといって、EllipseをCircleのサブクラスにするのが適切とも思えません)。 実装面べたべたで行くと、抽象度の高い設計ができずに後ではまるといった 問題があるのかもしれませんが、実装を離れて理論で突っ走っても、結局変なことに なってしまうように思います。月並みですがバランスが大事、ということでしょうか。
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[651] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

オブジェクト指向を学ぶには、2つのアプローチがあると思います。 ひとつは技術面から、もうひとつは論理面からです。 技術面からというのは、よく言われている「クラス、継承、カプセル化、多態性、OCP」などのキーワードから理解していく方法です。実装面からのアプローチとも言えます。 プログラムをいかにうまく分割し、個々の保守性を上げるかという点が重要です。 論理面は、思想面とも言えるかもしれません。 例えば、「クラス」という用語の意味は「分類」であって、「原型」ではありませんから、「クラスからオブジェクトを作る」という言い方はおかしいのです(実装面からの理解であれば問題ありません)。 オブジェクトは作るのではなく、既にこの現実世界に存在しているのです。それを抽象化して、分類したものがクラスであるというのが、この考え方の第一歩ではないかと思われます。 こっちの考え方は、突き詰めると数学や論理学の知識が必要になってしまうので、実装面ほど簡単ではありません(私も勉強したいのですが、それらベースとなる知識が足りないため足踏みしています)。 技術面の方がわかりやすいのですが、論理面を知らないと、オブジェクト指向の真髄を知っているとは言えないと思います(技術面だけ理解してオブジェクト指向を知った気になっていると、失敗すると思います)。そして、論理面がわかってくると、技術面が、すとんと胸に落ちるように理解できるようになるのではないでしょうか。 オブジェクト指向がこれだけ流行っているのですから、論理面からの入門ももっとあっていいと思うんですけどね…。
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[650] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 >いろいろなオブジェクト指向入門を見てきて、オブジェクト指向は > ・大規模なプログラムの開発でないと効果を発揮しない > ・プログラムを分割することが大切 > ・デザインパターン(設計)を知らないといけない(? >という特徴を持っているのではないかと思っています。 私は、上記のどれもオブジェクト指向の特徴を表していないと 思います。 以前ここの掲示板でオブジェクト指向のポイントは、以下の 2点であるという結論になっていたと思います。 1. データの抽象化 2. マルチプルインスタンス 何ができれば、オブジェクト指向になるのかは難しいと思いますが、 上記の2点はオブジェクト指向を語る上で重要だと思います。 あと、データのアクセス制御(制限?)なども重要だと思っています。 >では、ここからが自分の疑問の核心なのですが、手続き型の学習の中で(あるいは小規模すぎるプログラムの中で)でもオブジェクト指向を実践する方法はないだろうか、ということです。 > >今自分が目をつけているのが、 > ・「開放・閉鎖の原則(OCP:Open-ClosedPrinciple)」 >というもので、これにのっとって実践を進めれば今ある機能を追加していくということでオブジェクト指向の利点を理解しやすく、かつ小さなプログラムを大きくしていけるのではないかと考えています。ここでの継承は、コードの再利用ではなく堅実なプログラムを組むため、という理由付けになりオブジェクト指向と呼べるのでは?と思っています。 > >しかしそのためには手続きを分節化し、プログラムを設計する能力がいるだろう、と思っています。 >このような場合に、デザインパターンが有効なのだと思いますが、具体的にどうプログラムを組むのか、というところで自分は躓いている状況です。 私は普段オブジェクト指向言語を使用していないのですが、 オブジェクト指向を意識したプログラミングをしています。 小規模であっても、手続き型言語であってもオブジェクト指向的 発想は可能です。 例えば、GUIのいくつかのパーツがあって、これらが互いに依存しあう 場合、これら同士でお互いを直接呼び出さないようにします。 必ず親(Mediator)を作って、間接的に制御します。 こうすることで、依存関係を親側に集中化でき、単純化できます。 これの本質部分は、全くオブジェクト指向は関係ありません。 GUIパーツ自身は、本来自分がやるべきことのみ やらせるようにします(単一責任の原則)。 あと、OCPにより、小さなプログラムを大きくしていける (コードを再利用する)というのは、私はそんなに単純ではない と思います。 OCPとは、つまり、上側のコードの再利用であり、下側の コード(処理やデータなど)を追加のみするということですが、 それが、そんな単純にうまくいくなら、トップダウンの 開発が重要ということになります。 仕様変更によるプログラムへの影響は多くが、より上側の処理 であり、より下側の処理の方が再利用の確率は高いと 思います。 プログラムを大きくしていく秘訣はいかにプリミティブな 関数など(より下側の処理)を充実していくかとか、 いかにモジュール化により、プログラムを分割していくかに よると思います。 そもそもOCPは、オブジェクト指向言語だけでは不十分で、 例えば、ログの処理やエラー処理が入ると それだけで処理の「汎用性」が失われ、OCPが成立しません (例えば、エラーを出すタイミングを変えるなど)。 アスペクト指向言語があれば十分かは分かりませんが、 あらかじめ仕様変更を予想してOCPが成立するように 再利用可能なコードを組むのは現実的には不可能だと思います。 但し、局所的に(場合によって)は、うまくいく時ももちろんあります。
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[649] Re:オブジェクト指向「初」入門
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >いろいろなオブジェクト指向入門を見てきて、オブジェクト指向は > ・大規模なプログラムの開発でないと効果を発揮しない > ・プログラムを分割することが大切 > ・デザインパターン(設計)を知らないといけない(? >という特徴を持っているのではないかと思っています。 デザインパターンはOOPの応用例であって、デザインパターンのためには OOPを知らないといけないけど、逆は真ではないのではないでしょうか。 GoFのパターンにはある意味マニアックなものもありますし。 >では、ここからが自分の疑問の核心なのですが、手続き型の学習の中で >(あるいは小規模すぎるプログラムの中で)でもオブジェクト指向を >実践する方法はないだろうか、ということです。 「小規模すぎる」というのがどの程度かわかりませんが、先に例に出した オセロや、以下のページにおいてあるドローツールなどは、趣味でも 十分作成可能な規模だと思いますがどうでしょうか。 ドローツール「X-Draw」のJavaアプレットによる実行例: http://kmaebashi.com/nazojava/xdraw/index.html サンプルソースはこちら: http://kmaebashi.com/nazojava/index.html >今自分が目をつけているのが、 > ・「開放・閉鎖の原則(OCP:Open-ClosedPrinciple)」 >というもので、これにのっとって実践を進めれば今ある機能を追加していくと >いうことでオブジェクト指向の利点を理解しやすく、かつ小さなプログラムを >大きくしていけるのではないかと考えています。 OCPというと、最近Matzにっき経由でこんなページを見つけましたが http://www.morijp.com/masarl/homepage3.nifty.com/masarl/article/dp-ocp-2.html ここの例だと音符クラスを使っていますね。 元祖MayerさんのOOSC(第1版)だと出版物(PUBLICIATION)クラスです。 上に挙げたX-Drawでは、Shape(図形)にdraw()メソッドを付けることで、 プログラムのあちこちにShapeの種類による分岐(Cならswitch case, Pascalなら case of文ですか)を書くことを避けることができ、図形の追加が容易にできるので、 これはまさに上のページやOOSCで挙げている例と合致していると思うのですが… ただ、ドローツール程度ではこれでよくても、実際大規模なCADなどでこういう 方法が使えるかといえば、 ・draw()といっても、ウインドウシステム等の違いにより描画方法は異なる。  ディスプレイリストを保持するシステムを使うなら、そもそも描画はdraw()じゃないぞ。 ・Shapeだからといってdraw()するとは限らない。データをファイルから  読み込んで解析だけして結果をテキストファイルに吐くようなツールだってあるぞ。 という問題もあるわけでして(あっちこっちに書いてるネタですが)。 結局設計に万能の「正解」はなく、たとえば拡張に備えるにしても「どんな拡張が ありそうか」ということをある程度予測してからでないと設計方針は選べないんじゃ ないかなあ、と思います。つまらない結論かもしれませんけど。 >ここでの継承は、コードの再利用ではなく堅実なプログラムを組むため、 >という理由付けになりオブジェクト指向と呼べるのでは?と思っています。 そうですよね。実のところ私はconcrete classなんざ継承できなくても よいのでは、と思っていますが、上で出ている例(Note, PUBLICICATION, Shape)は どれも抽象クラスですし、使用範囲を間違えなければ、有効に使えると思います。
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[648] オブジェクト指向「初」入門
投稿者:Rq
2007/02/20 02:13:25

オブジェクト指向再入門、とても面白く読ませていただきました。その中で ・手続き型言語を習得している「途中」の自分がどのようにオブジェクト指向を実践していけるのだろうか というところで疑問を抱いたので質問したいと思います。ここでのオブジェクト指向議論とは違う疑問なのかもしれませんが、書きたいと思います。 自分は、対象読者とされている「手続き型言語を習得し」た人ではないです。大学に入ってからプログラミングを習っています。使っている言語はDelphiです。 Delphiはオブジェクト指向言語ということだったのですが、学んでいるのは手続き型の勉強なのではないか、と感じました。そこからオブジェクト指向に興味を持ち、調べたもののこの再入門冒頭に書かれていたとおり、挫折しました。そして、もう一度と思っているところです。 いろいろなオブジェクト指向入門を見てきて、オブジェクト指向は ・大規模なプログラムの開発でないと効果を発揮しない ・プログラムを分割することが大切 ・デザインパターン(設計)を知らないといけない(? という特徴を持っているのではないかと思っています。 そしてここのオブジェクト指向再入門で言っているマルチプルインスタンスというのは、Delphiのコードで言うと Type TStringList = class(TString); でTStringList型が出来て(これが「わけのわからない例え話」だったらすみません…) var Str1,Str2 : TStringList; というPrivate宣言をすることによって Str1 := TStringList.Create; Str2 := TStringList.Create; という具合に、同じ形のものを複数作成できる。そして、 Str1.hogehoge; Str2.hogehoge; というように、命令の主体を明らかにできる、ということが具体的な内容なのかなと考えています。 では、ここからが自分の疑問の核心なのですが、手続き型の学習の中で(あるいは小規模すぎるプログラムの中で)でもオブジェクト指向を実践する方法はないだろうか、ということです。 今自分が目をつけているのが、 ・「開放・閉鎖の原則(OCP:Open-ClosedPrinciple)」 というもので、これにのっとって実践を進めれば今ある機能を追加していくということでオブジェクト指向の利点を理解しやすく、かつ小さなプログラムを大きくしていけるのではないかと考えています。ここでの継承は、コードの再利用ではなく堅実なプログラムを組むため、という理由付けになりオブジェクト指向と呼べるのでは?と思っています。 しかしそのためには手続きを分節化し、プログラムを設計する能力がいるだろう、と思っています。 このような場合に、デザインパターンが有効なのだと思いますが、具体的にどうプログラムを組むのか、というところで自分は躓いている状況です。 しかし、上記のようなオブジェクト指向「初」入門が、オブジェクト指向言語から入った人には必要なのではないか、と思いました。再入門という観点からは不適切かもしれませんが、提起してみました。 乱文失礼いたしました。
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[647] Re:オブジェクト指向
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>三角格子の各線を(軸でなく)座標値とすれば、隣に行くにはふたつの値を >いじらなければいけませんから、これはNykRさんのものと同じになるのでしょうか。 えーっと、各線に座標値を割り当てて、    |     |    x0     x1    |     |   /\    /\  y0  z0  y1  z1 /    \/    \ 「各マスの中心から、各辺に対して伸ばした線を軸とする」と、 x0=x1, y0≠y1, z0≠z1 だから 隣に行くためにいじる値は2つになりますね。 私のと同じになるみたいです。 んーと、でも三角格子の各線を軸とする方法もあると思いますよ。 私の方法をもう少しまじめに書きます。 んーと、 上から下へのラインを x軸 右上から左下へのラインを y軸 左上から右下へのラインを z軸 とすると、あるマスから例えば左右のマスへ移動するとき、 x軸方向に0、y軸方向に±1、z軸方向に±1 (× 辺の長さ分) 動かさなきゃいけません。 他の2方向についても2つの値をいじらなきゃいけませんよ、と。 で、この場合は、辺と座標軸が1対1に対応しています。 (ぱ)さんの最初の方法は、本来同一平面上にあるマスを別の平面にある要素(配列の)として表そうとしたところに問題があったのではないかと。
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[646] Re:オブジェクト指向
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>各マスの中心から、各辺に対して伸ばした線を軸とする、というイメージです。 > >ええと、あるマスが位置(i, j, k)にあったとします。 >このとき周りのマスは ... >右下 と 右隣の左下 のマスは同一のはずなので、別の場所にあるのはまずいのではないかと。 あれっ? 確かにおっしゃる通りです。よく考えずに書いていました。 いやそのマスと座標値が1:1対応しなきゃいかんよね、とは考えていて、 三角格子の交点をつまんでひっぱり挙げるとついて来る線は3本に決まるから、 1:1対応だよな、とか思っていましたが、この時三角格子の各線は座標値を 表しているのであって、軸を表しているわけではないですからね。 とここまでは実は考えていたつもりなんですが、同じだよな、となぜか (2次元の座標系のイメージにひきずられていたのでしょう)考えて 先の投稿のように書いてしまったわけなんですが、 三角格子の各線を(軸でなく)座標値とすれば、隣に行くにはふたつの値を いじらなければいけませんから、これはNykRさんのものと同じになるのでしょうか。
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[645] Re:オブジェクト指向
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

横から失礼します。 >>>六角オセロの場合は、3次元の配列にすると、はさむところの判定が >>>楽にできるかもしれませんね。各添え字の上限が一定しないですけど。 >> この場合、最初の2次元は私の書いたx,y座標ですか? >> 3つめの座標はどういう方向になるんですか? > >各マスの中心から、各辺に対して伸ばした線を軸とする、というイメージです。 ええと、あるマスが位置(i, j, k)にあったとします。 このとき周りのマスは 右隣 : (i+1, j, k) 右下 : (i, j+1, k) 左下 : (i, j, k+1) 右隣の左下 : (i+1, j, k+1) にあるはずですよね?(とは限りませんけど、気にしないことにします) 右下 と 右隣の左下 のマスは同一のはずなので、別の場所にあるのはまずいのではないかと。 何か勘違いしてたらすいません。 # こんなの思いつきました。直方体を斜めから見たら6角形になることを利用する訳ですが、 # どっち向きでも添字を2つ動かさなければならない・・・。 / \ / \ / \ |\ /|\ /|\ /| \|/ \|/ \|/ \   |\ /|\ /|\ /| / \|/ \|/ \|/ |\ /|\ /|\ /| \|/ \|/ \|/ \   |\ /|\ /|\ /|   \|/ \|/ \|/
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[644] Re:オブジェクト指向
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>>>六角オセロの場合は、3次元の配列にすると、はさむところの判定が >>>楽にできるかもしれませんね。各添え字の上限が一定しないですけど。 >> 3つめの座標はどういう方向になるんですか? >各マスの中心から、各辺に対して伸ばした線を軸とする、というイメージです。 >4角形だと、辺の数が4だから、軸の数は2, >6角形だと、辺の数が6だから、軸の数は3, >この方法だと、ある軸の数値を変化させることで、次々と隣のマスが現れますから、 >はさむところの判定が楽にできるのではないかと。 なるほどぉ。勉強になります。 ありがとうございます。 ...とは言っても実際にゲームを作ったりはしないのですが 何しろ時間がなくて...能力も?(^^;) >>友人や家族でこのゲームを良くやるのですけど、 >>いつもどうやってプログラムするのかなって考えていたりします<-職業病?(^^;) >>そういう融通が効く人間ってすごいなぁとか思います。 >人間の「知能」って不思議です。 最近、コンピュータなしだとほとんど仕事ができないので 考えるのは全てコンピュータの方で私自身はコンピュータの (特殊な)入力補助装置になりさがっているのではないかなどと 感じ出しているのですが、そう錯覚することが「知能」なのでしょうか。
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[643] Re:オブジェクト指向
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>六角オセロの場合は、3次元の配列にすると、はさむところの判定が >>楽にできるかもしれませんね。各添え字の上限が一定しないですけど。 > この場合、最初の2次元は私の書いたx,y座標ですか? > 3つめの座標はどういう方向になるんですか? 各マスの中心から、各辺に対して伸ばした線を軸とする、というイメージです。 \ \ \ /\/\/\ ―|00|01|02| \/\/\/\ ― |10|11|12| /\/\/\/ ―|20|21|22| \/\/\/\ ― |30|31|32| \/\/\/ /  /  / 4角形だと、辺の数が4だから、軸の数は2, 6角形だと、辺の数が6だから、軸の数は3, この方法だと、ある軸の数値を変化させることで、次々と隣のマスが現れますから、 はさむところの判定が楽にできるのではないかと。 >友人や家族でこのゲームを良くやるのですけど、 >いつもどうやってプログラムするのかなって考えていたりします<-職業病?(^^;) >そういう融通が効く人間ってすごいなぁとか思います。 昔は「コンピュータがチェスで人間に勝てたら、そのコンピュータには知能が あるとみなしてよいのではないか」という議論があったそうですが、 今じゃ誰もそんなこと言いませんもんねえ。 人間の「知能」って不思議です。
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[642] Re:オブジェクト指向
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>>例えば六角形のマスでも >>普通に二次元で値を保持しておけばいいんですね。 >六角オセロの場合は、3次元の配列にすると、はさむところの判定が >楽にできるかもしれませんね。各添え字の上限が一定しないですけど。 この場合、最初の2次元は私の書いたx,y座標ですか? 3つめの座標はどういう方向になるんですか? >>Catanみたいなボードゲームは、どうやって実装するのか、想像できないですけど。 >ミソは、ゲーム板をばらばらにして組みなおせる、ってところでしょうか。 六角形のマス自身における駒もあり、6個の角における駒もあり、 6個の辺における駒もあって、それぞれどのマスに隣接してるかが 重要になるゲームなので、マスだけに2次元座標を与えちゃダメなんでしょうね。 辺や角に座標を与えたら、それこそワケわからんのですけど(@_@) >その場合は、「隣接するマスを知っている」モデルが使えるかもしれませんね。 おそらくそういうモデルを適用するのでしょうけど、 初期化がすごく大変そうです。 友人や家族でこのゲームを良くやるのですけど、 いつもどうやってプログラムするのかなって考えていたりします<-職業病?(^^;) そういう融通が効く人間ってすごいなぁとか思います。
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[641] Re:オブジェクト指向
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>例えば六角形のマスでも >普通に二次元で値を保持しておけばいいんですね。 昔ASCIIに載っていた国産初のRPG「アルフガルド」なんかでも、そういう形で 座標を表現していたはずです。ユーザに見せるのがこの形式の座標なので、 内部的にもたぶんそうだったんじゃないかしら。 六角オセロの場合は、3次元の配列にすると、はさむところの判定が 楽にできるかもしれませんね。各添え字の上限が一定しないですけど。 >Catanみたいなボードゲームは、どうやって実装するのか、想像できないですけど。 これですか。 http://www.hanayamatoys.co.jp/catan/index.html ミソは、ゲーム板をばらばらにして組みなおせる、ってところでしょうか。 その場合は、「隣接するマスを知っている」モデルが使えるかもしれませんね。 表示の際の位置決めとか面倒そうですけど。
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[640] Re:オブジェクト指向
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>六角形や三角形のマスを使うものがあるじゃないですか。 >いったいどう言う形で情報を記憶するんでしょう? >二次元配列じゃ、素直に考えると、うまくない...かな? あ、何か複雑なこと考えすぎていたみたいです。 例えば六角形のマスでも 普通に二次元で値を保持しておけばいいんですね。 /\ |xy|として、下の様に座標を与えておいて \/ 表示するときに工夫すればいい...のかな? /\/\/\ |00|01|02| \/\/\/\ |10|11|12| /\/\/\/ |20|21|22| \/\/\/\ |30|31|32| \/\/\/ 隣り合うモノかどうかの計算もちょっとズレるけど 四角形のマスと大きく変わるわけじゃないんですね。 三角形も同じように出来ますね。 Catanみたいなボードゲームは、どうやって実装するのか、想像できないですけど。
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[639] Re:オブジェクト指向
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

全然、話の本筋とは関係ないのですが、オセロみたいなボードゲームに 六角形や三角形のマスを使うものがあるじゃないですか。 あぁいうのをプログラムで実現するとしたら、 いったいどう言う形で情報を記憶するんでしょう? 二次元配列じゃ、素直に考えると、うまくない...かな? 三角形のマスなら二次元目の方向を斜め方向にするのかしら? マス一つ一つがオブジェクトになっていて、 最初に隣り合うマスの情報をマスオブジェクトにあたえるんでしょうか。 初期化や、プレイヤーからの指定が、ちょっとめんどくさそう。
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[638] Re:オブジェクト指向
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>> これは結構わざとらしい例だと思いますが、 > >全く本筋と関係ない話ですが、4隅の無いオセロは現実に存在します。 > >http://www.google.co.jp/search?hl=ja&c2coff=1&q=%22%EF%BC%98%EF%BC%98%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%AD%22&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr= ややっ。 知りませんでした。情報ありがとうございます。 盤面の絵とかがなかなか見つからなかったのですが、10×10の盤面で、 4隅の3つのマスが存在しないわけですね。 Javaアプレット版88オセロ: http://www.eb.waseda.ac.jp/murata/~kami/othello/othello.html というわけで、 >> これは結構わざとらしい例だと思いますが、 この部分に関しては、撤回いたします。
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[637] Re:オブジェクト指向
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>>「オセロゲームの新しいルールを作ったので、それを反映してください。 >>そのルールとは、4隅が無い物です」 > > これは結構わざとらしい例だと思いますが、 全く本筋と関係ない話ですが、4隅の無いオセロは現実に存在します。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&c2coff=1&q=%22%EF%BC%98%EF%BC%98%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%AD%22&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
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[636] Re:オブジェクト指向
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 はじめまして。ご意見ありがとうございます。 >しかし、オブジェクト指向の世界では「メッセージは非常に重要な要素」ですから、 >この表現では、「オブジェクト指向の世界ではメッセージは重要でない」と >誤解されてしまうおそれがあります。  何があればオブジェクト指向か、という点についてはいろいろ議論があって、 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/reesoo-j.html | オブジェクト指向というものが動く標的であるため、オブジェクト指向の熱心な | 支持者はこのメニューのうちの適当なサブセットを気まぐれに選んで、それを以って | 他の言語はオブジェクト指向ではないと説得しようとする。 という議論もあったりしますね。Ruby作者のまつもとゆきひろさんによれば、 http://www.rubyist.net/~matz/20030807.html  『最低限の条件は「アイデンティティがある」こと』だそうですが、これはだいたい 私と同じことを言っているように感じています(違うかもしれないけど)。もっとも私の 説明だとクラスが前提になっているので、まつもとさんの定義の方が範囲が広いですけど。  オブジェクト指向というものがこのように「動く標的」であるとして、 私が件のページで書いているのは、対象言語をJavaとした範囲のものである、 ということをまずご理解ください。  さて、その上で、実際のモデリングをどのように行うかですが。 >オセロの例がありますが、「石を置く」「置けるかチェックする」「盤面を >初期化する」「マスの状態を返す」の関数をサンプルとしてありますが、 >これでは不十分です。 >何が足りないかというと、「マスそのもののオブジェクト」です。 マスそのもののオブジェクトを作るかどうかの議論は、かつてこのへんで したことがあります(現在過去ログが読めない状態のようなので、 Internet archiveより)。 http://web.archive.org/web/20041114033519/http://www.ogis-ri.co.jp/otc/otc2/oosquare-ml/Archive/200205.month/2713.html 私の結論は、マスなんぞのクラスを持ち込んでもしょうがない、8×8の列挙の 配列にすべきだ、というものです。 >それでは、次のような話を持ちかけられたらどうしますか? >「オセロゲームの新しいルールを作ったので、それを反映してください。 >そのルールとは、4隅が無い物です」  これは結構わざとらしい例だと思いますが、そういう例でも、私が公開している オセロのソースをいじるとして、Board#checkPutPossibility()とBoard#isFull()と reverseDiscs()あたりをちょっと直せば十分なんじゃないかしら…と適当に試したら なんか動いたっぽいです。 なお、(修正前の)ソースはこちらで公開しています http://kmaebashi.com/javaworld/index.html 4隅が(空欄として)存在するのは気に食わないかもしれませんが、そもそものお題が 「4隅が無いオセロ」と定義されているのだからそんなに変とも思えません。 >そう、8x8-4=60のマスすべてにメッセージを送るのです。 ... >60人いる保育所の子供全員に「みんなー!クリアしなさい!」と叫ぶ >先生のようです。 で、結局「先生」は、最低でも「真ん中の4つのマス」を把握していなければ いけません。 石を打つ人は、先生にお願いするのかもしれませんけど、もしそうなら 結局先生はすべての子どもの座標を把握している必要があるでしょう。 そりゃま(x, y)で引けるmapと考えてもいいですが、見るからに格子である あの「盤面」をわざわざそんなふうに捉えることが果たして自然かどうか。 >たとえば、「マスに石が置けるかチェックする」は、自分の8方の隣のマスに >問いかけます。 「8方の隣のマス」という時点で、構造が2次元の格子であることに規定されて いますね。たとえば三角格子や3次元に対応できない点において、sionさんの モデルも二次元配列も似たようなものであるように私には見えます。 ところでもしsionさんのモデルが、各マスが8方の隣のマスへの参照を保持する、 というものであれば、「斜めでは挟めない」という新ルールのオセロにおいて (隅がない、というのよりはありそうなのでは)、無駄になりますよね。 逆もまた真です。 >とても回りくどい、面倒な方法に思われますが、実際のコーディングで表せば、 >一般的なやり方と量はさほど変わりません。 一度ソースを見せていただけないでしょうか。いや、皮肉ではなく。 オセロの盤面は、よっぽど奇妙な拡張を考えない限り、2次元配列で十分だし、 なにしろもとが格子なので2次元配列にするのが自然です。 上で挙げたoosquareの投稿にあるように、以前勉強会でオセロを例にしたときに、 >たとえば、「マスに石が置けるかチェックする」は、自分の8方の隣のマスに >問いかけます。 というモデルで作ってみようとした人はいました。隣のマスを見つける方法が わからなくて挫折してましたけど。 # 彼の名誉のために言っておけば、もちろん全部参照持てばできることは # わかっていたでしょう。「本当にそんなアホなことするの?」と思ったから # やらなかっただけで。 私がああいう文章を書いたのは、オブジェクト指向といえばメッセージだ、 という言葉に惑わされて、そういう変な設計が「オブジェクト指向的」で、 なにやらありがたいものであるかのように思い込まされ、混乱してしまった人が 周囲に結構いたためです。 >たしかにそうです。また、白、黒の他に「赤」という石が追加になったら記述を >追加する必要があります。 >しかし、その追加はオブジェクト(クラス)についてすればよい事になります。 どのクラスについて追加すればよいとお考えでしょうか? >蛇足ですが、20年以上前から有るGPSS等のシミュレーション言語では、 シミュレーションにおいて、actor的なオブジェクト指向がうまくいくケースが あるのは確かでしょう。他にもうまく適用できる分野はあるのかもしれません。 でもたとえば最適値を計算しなければならないようなケースで、こっちのオブジェ クトがちょっと最適じゃないから隣のオブジェクトにメッセージを送って… なんてことやってると、無限ループに陥ることもありますよね。 何事も適材適所。少なくともオセロにおいて、隣のマスにメッセージを送って… などという設計が適切であるとは思えません。
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[635] オブジェクト指向
投稿者:sion
2007/02/20 02:13:25

大変な長文失礼します 興味深く読ませていただきました。 世の中の多くの解説は 「クラスとインスタンス、そして継承。及びパッケージ化」があればオブジェクト指向である。それがオブジェクト指向の本質である・・・かのような誤った物が多いです。 クラスや継承、ブラックボックス化は、たしかにオブジェクト指向の重要な構成要素になる「事がある」かもしれませんし、便利な物かもしれませんが、それがすべてではありません。 現在存在するオブジェクト指向言語と呼ばれる物もそういった意味では不十分な物ばかりです。 そのような中で、前橋さんのHPの解説はとてもすばらしい物と思いました。 ただ、「なぜわからなくなってしまうか」のページの説明で 「オブジェクト指向をわかりにくいものにしている最大の要因として、「メッセージ」という言葉が挙げられます。」 とあります。 もちろん、これは「現在存在するオブジェクト指向と呼ばれる言語では、実質関数呼び出しなのだからわかりずらい」と言われているのだと思います。 しかし、オブジェクト指向の世界では「メッセージは非常に重要な要素」ですから、この表現では、「オブジェクト指向の世界ではメッセージは重要でない」と誤解されてしまうおそれがあります。 あと、 「カプセル化とは、「実装詳細の隠蔽」のことです。外部に対しては必要最低限のインターフェースのみを公開し、それ以外は隠蔽することで、実装の変更を可能にしたり、そのモジュールを他でも使いまわすことを可能にする、という概念です。」 と有りますが、これは誤りです。 「実装詳細の隠蔽」は、確かに良い事ですし重要ですが、カプセル化の本質は「メッセージのやりとりを行う単位を作成する」ことです。そして、これがオブジェクト指向の根本です。 オセロの例がありますが、「石を置く」「置けるかチェックする」「盤面を初期化する」「マスの状態を返す」の関数をサンプルとしてありますが、これでは不十分です。 何が足りないかというと、「マスそのもののオブジェクト」です。 8x8=64のマスすべてをオブジェクトとする必要があります。 すると、「え?8x8の配列で良いでしょう!?」と思われるかもしれません。 それでは、次のような話を持ちかけられたらどうしますか? 「オセロゲームの新しいルールを作ったので、それを反映してください。そのルールとは、4隅が無い物です」 実際、4隅が無いオセロなんてつまらない物かもしれませんが、まあ、例と言う事で・・。 このような話が持ちかけられたら、残念ながら前橋さんのサンプルでは大きなプログラム修正が必要になってきます。 たとえば、盤の初期化。 真ん中の4石以外はすべてクリアすると思いますが、おそらくC言語的に書くと for (y = 0; y < 8; y++) for (x = 0; x < 8; y++) ban(y,x) = 0 みたいに書くのだと思いますが、これでは、この処理を大きく変更しなければ成りませんね。 何しろ4隅が無いのですから。(まあ、「4隅の分データを無視すれば良いのでは」とか言う話は置いて置いてください。) 石が置けるかチェックする処理なども同じです。 本来のオブジェクト指向の考えでは、たとえば盤のマス一つ一つをオブジェクトにします。 そして、それらのマスに「あなた(たち)の中身をクリア(石がない状態にする)しなさい!」と「メッセージ」を送ればよい事になります。 そう、8x8-4=60のマスすべてにメッセージを送るのです。 「結局60のマスに送るとき、ループ処理するのでは?」と思われるかもしれませんが、それは、現在のオブジェクト指向言語の不備の問題であり、本来のオブジェクト指向の考えでは、60のオブジェクトに大号令すればよい事になります。 たとえば、  masu(all): message (CLR) みたいに。 もちろんこのような例で書ける言語はありません。私の勝手な文法です。 60人いる保育所の子供全員に「みんなー!クリアしなさい!」と叫ぶ先生のようです。 この方法だと、盤が8x8だろうが、4隅が欠けていようとも、6x10のマスであろうが、コーディングを変える必要はなくなります。60人の子供たちは、必死に自分のマスをクリアする事に専念します。 盤の形の変更はマスの初期配置処理(インスタンス生成)さえ変えればよい事になります。 「石を置けるかどうかチェックする」ルーチンも同じです。 60のオブジェクトたちは、互いにメッセージをやりとりしあい、石をひっくり返す事ができるか確かめて答えを返す事になります。 たとえば、「マスに石が置けるかチェックする」は、自分の8方の隣のマスに問いかけます。「今、僕のマスに白を置こうとしているけど、君のところは黒かい?そして、盤が切れるまでの間に、白有るかい?」「僕のところは黒だけど、隣については聞いてみるね」などなど・・・。 この方法だと、たとえ、隣に突然穴があいていたとしても関係有りません。盤の形が変わっても関係有りません。オブジェクト同士がメッセージのやりとりで処理しますから。(もっと根本のルール変更が有ればこのオブジェクトも修正が必要になりますが、修正はこのオブジェクトのみになります。) とても回りくどい、面倒な方法に思われますが、実際のコーディングで表せば、一般的なやり方と量はさほど変わりません。 「’石を置く’、’置けるかチェックする’、’盤面を初期化する’、’マスの状態を返す’の処理を一つにまとめてオブジェクトにしただけで、根本は変わらないのでは?」という声が聞こえてきそうですが、違います。 「マス」というオブジェクト(部品)が作成されています。この部品を利用して、オセロに似た別のゲームができるかもしれません。たとえば、時間とともに盤に穴があくオセロとか・・・。 その例ですと、「時間とともに盤に穴をあける」という処理を追加すればよいだけですが、従来のやり方では、おそらく全面書き直しでしょう。 すると、「結局は穴があくのを前提にマスのオブジェクトを記述しなければならないのでは?」という声が聞こえてきそうです。 たしかにそうです。また、白、黒の他に「赤」という石が追加になったら記述を追加する必要があります。 しかし、その追加はオブジェクト(クラス)についてすればよい事になります。その際は、それこそ「継承」を使って派生クラスを作り、赤石の処理のみを追加すればよいかもしれません。 これで、部品の組み合わせにより「白黒64マスの昔ながらのオセロ」「4隅のないオセロ」「白黒赤石のある64マスのオセロ」「時間とともに穴のあくオセロ」など、様々なバリエーションを作る事ができます。 しかし、従来のコーディング技術では、おそらくバリエーションの数だけプログラムを全面書き直す事になるでしょう。もしくは、if文の嵐になるでしょう。 今度は、「じゃあ、そのマスを関数やサブルーチンにすれば良いのでは?」と疑問があがるかもしれません。 はい、それでかまいません。オブジェクト指向の「本質」は、クラスやインスタンス、継承やブラックボックス化することではなく、「オブジェクト単位で扱うことの考え方」ですので。 場合によっては、昔ながらのBasicでも、その本質は記述する事はできます。(読みづらいでしょうが) オブジェクト指向におけるオブジェクトとメッセージの重要性、わかっていただけたでしょうか? なお、この意見は私の個人的な意見ではありません。20年以上オブジェクト指向に携わってきた経験により他の人からのアドバイス、文献から得た物であります。 ところで、私の文章の中には 「本来のオブジェクト指向の考え」という言葉があります。 「本来の・・・って、誰がいつ考えた物が本来なんだ?」とつっこまれそうですね・・・ただ、現在主流のOOPでは、生産性の向上なんてあり得ない気がするのは確かです。 蛇足ですが、20年以上前から有るGPSS等のシミュレーション言語では、オブジェクトを複数生成してメッセージをやりとりしながら、すべてのオブジェクトが(論理的に)同時進行で処理を行います。 内部的に関数コールでしょ!?って・・・いえ違います。
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[634] Re2:メモリ管理モジュール(MEM)について
投稿者:エイト
2007/02/20 02:13:25

お返事ありがとうございます。 なるほど、MEM_create_controller で別領域に確保されたMEM_Controllerの初期値を渡してるんですね。 アプリ側では MEM.h をインクルードする前に #define MEM_CONTROLLER apl_ctrlとかで使用する、と言う事ですね。 Alignですが、アライメント用ですか。なるほど気づきませんでした。 K&Rも是非見てみます。 ありがとうございました。 お言葉に甘えて、また質問がありましたら、是非質問させていただきます。
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[633] Re:メモリ管理モジュール(MEM)について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>エイトと申します。 はじめまして。 >MEM.h の、MEM_Controller は、要は各メモリの根っこやエラー時の動作を握ってる >構造体ですよね。 >実体は memory.c に記載され、アプリ側には不確定形で公開していますよね。 >つまりアプリ側にはどうやったって構造が見えない形になってます。 そうです。 >しかし、MMS_CONTROLLER がdefine されると、defineされた値をMEM_xxx_func で >持ちまわる事が可能になるわけですよね。 >これの利点というか、アプリに選択肢を与えてる理由って、なんでしょうか。 おっしゃる通り、MEM_Controllerは、各メモリの根っこやエラー時の動作を握っています。 で、MEMの上位のプログラムが複数の部分(モジュール)から構成されている場合、 モジュールごとに、メモリの根っこやエラー時の動作を変えたいと思うかもしれません。 たとえば、crowbarを組み込んだアプリケーションを作るとして、そのアプリケーション 側でもMEMを使うとしたら、独立したMEM_Controllerを使いたいのではないでしょうか。 たとえばデバッグのためにMEM_dump_blocks()を呼ぶとして、crowbarで使っている メモリの情報まで吐かれても邪魔です。 MEM_Controllerは不完全型でその内容は隠されていますが、MEM_create_controllerで 独立したMEM_Controllerを取得することが出来ます。 また、独立したControllerを使わせたいなら、MEM_malloc()などで引数として MEM_Controllerを渡すという手もありますが、 引数が増えると面倒ですし、実際にはひとつのMEM_Controllerで済むことが 多いでしょうし、独立したMEM_Storageが使いたいという場合でも、たいていは.c単位で 切り替えられれば充分じゃないかなあ、と考えて、こういう実装になっています。 ただし根っこを静的に押さえているのでマルチスレッドなどを考えると問題になる かもしれません。 # ていうかそれ以前に、複数のMEM_Controllerを使うテストはしてないので、 # ちゃんと動くかどうかは定かではないですが f(^^; >MMS_malloc_func 等を個別で呼べなくなるというデメリットはありますが >MEM_Storage に突っ込んで、アプリに見せなくさせるのも一考かなと思ってますが >いかがでしょうか。 うーん、MEM_Storageは使わない関数もあるので、アプリに見えなくするなら mem_default_controllerにstatic指定を付けてmemory.c以外からは見えなくしてしまう ことになるんでしょうけど。 >2. >memory.c 内に定義されているHeader_tag が、union で定義されているのはなぜでしょうか? >Alignの存在する意味がわからないです。 アライメントを取るためです。 たいていのCPUでは、データ型によって、たとえばdoubleは8バイト刻みの領域にしか 配置できないなどの制限があります。 MEM_malloc()で確保された領域には、何が格納されるかわかりませんから、 MEM_malloc()はもっとも厳しい型で境界調整された領域を返す必要があります。 Alignは、その境界調整を行うための共用体です。 このあたりのことは、「プログラミング言語C」(いわゆるK&R)でサンプル実装している malloc()でも考慮されていますので、K&Rをお持ちであればそちらも参考にしてください。 こんな感じで回答になっていますでしょうか? 追加の疑問点等ありましたらまたお気軽にどうぞ。
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[632] メモリ管理モジュール(MEM)について
投稿者:エイト
2007/02/20 02:13:25

エイトと申します。 当HPは自分にとって大変勉強になり、無謀ながらcrowbar の解析をしております。 すいませんが、二点程質問が御座います。どうか宜しくお願いします。 1. MEM.h の、MEM_Controller は、要は各メモリの根っこやエラー時の動作を握ってる構造体ですよね。 実体は memory.c に記載され、アプリ側には不確定形で公開していますよね。 つまりアプリ側にはどうやったって構造が見えない形になってます。 しかし、MMS_CONTROLLER がdefine されると、defineされた値をMEM_xxx_func で持ちまわる事が可能になるわけですよね。 これの利点というか、アプリに選択肢を与えてる理由って、なんでしょうか。 MMS_malloc_func 等を個別で呼べなくなるというデメリットはありますが MEM_Storage に突っ込んで、アプリに見せなくさせるのも一考かなと思ってますがいかがでしょうか。 2. memory.c 内に定義されているHeader_tag が、union で定義されているのはなぜでしょうか? Alignの存在する意味がわからないです。 お時間ある時で構いませんので、返答の程、どうかよろしくお願いいたします。
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[631] Re:「体当たり学習」誤植
投稿者:a
2007/02/20 02:13:25

>ご指摘ありがとうございます。 > >正誤表に追加しました。チェック漏れが多く申し訳ありません。 > kkkkk
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[630] Re:「体当たり学習」誤植
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

ご指摘ありがとうございます。 正誤表に追加しました。チェック漏れが多く申し訳ありません。
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[629] 「体当たり学習」誤植
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。「体当たり学習」の初版第1刷が手元にあるのですが、 まだ正誤表にない誤植がありましたのでお知らせします。 p.125 Fig 3-3 ASCIIコード表 (1) 表中の最右列2段目、正しくは「i 105(69)」と、小文字の「i」であるべきところが 大文字の「I」になってしまっています。 (2) 同列の最下段、チルダの十進表記は「126」なのに「127」になっています。 下の註●も同様です。十六進表記(7E)のほうは合ってますね。 (3) 2つ目の註●で「日本では¥が割り当てられていることが多い」となっていますが、 それならば表中の該当部分は「¥ 92(5C)」ではなく「\ 92(5C)」と すべきではないでしょうか? お忙しいとは思いますが、どうぞご確認ください。
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[628] [業務連絡]サーバが止まるそうです
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

レンタルサーバ屋さんより、メンテナンスのため下記期間サーバが止まるという 連絡がありました。 10月31日(月) 午前2時-午前5時 この期間は、kmaebashi.comを閲覧できません。また、この掲示板も使用できません。 ただし、私宛のメール(PXU00211@nifty.ne.jp) および(なぜかケロロ軍曹に乗っ取られた)裏掲示板 http://otd9.jbbs.livedoor.jp/maebashi/bbs_plain は動作します。
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[627] Re:PHPでのLocation
投稿者:太郎
2007/02/20 02:13:25

説明不足で申し訳ございませんでした。 また、ご指摘いただきましてありがとうございました。 状況はご指摘いただいたとおりでした。  教えていただいたページで解決できました。 貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。
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[626] Re:PHPでのLocation
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>PHPを最近いじってるのですが、Locationが動きません。。 「動きません」だけでは何がなんだかわかりません。 おそらくここで「Location」と言っているのは、header()関数でLocationヘッダを 送出しているということなのだと思いますが、だとすれば、Locationはそもそも PHPの機能ですらないですし。 >そのまま書いてるはずですが・・・ 「そのまま」って、何のままですか? >こればっかりは調べようもないし、質問させていただきました。 広告の入るレンタルサービスを使っていると、動作しないことがあるようですけどね。 http://sb.xrea.com/archive/index.php/t-757.html 何しろ「太郎」さんが提供する情報が少なすぎて、何もわかりません。
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[625] PHPでのLocation
投稿者:太郎
2007/02/20 02:13:25

初めて投稿させていただきます。 よろしくお願いします。 PHPを最近いじってるのですが、Locationが動きません。。 そのまま書いてるはずですが・・・ こればっかりは調べようもないし、質問させていただきました。 多分皆さんからすると、かなりレベルが低いですが、どうぞよろしくお願いいたします。
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[624] Re:キリ番踏みました…
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

えー。 >400000です… >くだらないことですいません…。 kitさんの投稿にレスしようとして気付きました。えらく長いこと放置して しまいましてすみません。 わざわざ報告いただきありがとうございます。 だらだらと長いことやってきただけのサイトではありますが、400,000とは、 思えば遠くに来たもんです。作ったばかりのときはねえ… 知人系MLでURL流したら「7ゲット」とか言われたりねえ… 残念ながら、キリ番踏んでもプレゼントとかできるものはありませんけれど。 「前橋の恥ずかしい写真」なんて誰も欲しくないでしょうし。
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[623] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

いつもありがとうございます。お返事が大変遅くなりましてすみません。 >日本語関係は、ISO-C の mbr/wcs 系関数 (1バイトずつ処理するなら >mbrtowc(3)) を使うのはどうですか? >想像だけど、これで Windows なら wchar_t は Unicode になるん >じゃないでしょうか。 やってみました。WindowsXP + MinGWです。 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <string.h> #include <locale.h> #include <wchar.h> int SJIStoUCS16(const char *src, wchar_t *dest) { int src_idx, dest_idx; int status; mbstate_t ps; memset(&ps, 0, sizeof(mbstate_t)); for (src_idx = dest_idx = 0; src[src_idx] != '\0'; ) { status = mbrtowc(&dest[dest_idx], &src[src_idx], 2, &ps); dest_idx++; src_idx += status; } return dest_idx; } int main(int argc, char **argv) { const char *src = "abcあいうえお憂鬱"; wchar_t dest[1024]; int size; int i; setlocale(LC_CTYPE, ""); for (i = 0; src[i] != '\0'; i++) { printf("[%02x]", ((unsigned char*)src)[i]); } putchar('\n'); size = SJIStoUCS16(src, dest); for (i = 0; i < size; i++) { printf("[%04x]", dest[i]); } putchar('\n'); return 0; } C:\>gcc sjtoucs16.c -o sjtoucs16 -lmsvcp60 C:\>sjtoucs16 [61][62][63][82][a0][82][a2][82][a4][82][a6][82][a8][97][4a][9f][54] [0061][0062][0063][3042][3044][3046][3048][304a][6182][9b31] UNICODE(UCS-2)に変換できたようです。 コンパイルオプションに-lmsvcp60がないと、mbrtowc()はリンクできません。 しかし、mbtowc()では不要です。よくわかりません。 また、mbsrtowcs()は、いろいろ試しましたが動いてくれませんでした。 setlocale(LC_CTYPE, "")とすると-1を返しますし、setlocale()しなければ 動きますが、戻ってくるのは、元のS-JISをwchar_tに1バイトずつ入れただけのものです。 それをwprint()すると、ちゃんと表示されるのですが。こっちもよくわかりません (Linuxでは動く)。 http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/default.asp?url=/japan/msdn/library/ja/vclib/html/_crt_setlocale.2c_._wsetlocale.asp | LC_CTYPE | 文字処理関数 (isdigit、isxdigit、mbstowcs、mbtowc の各関数は除く)。 このせい? (全然わかってませんが)
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[622] 管理者により削除されました
2007/02/20 02:25:08

広告なので削除。
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[621] 管理者により削除されました
2007/02/25 19:31:24

広告なので削除しました。
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[620] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>あ、はい、そのバグが復活してます。 修正しました。報告いただきありがとうございました。 ># マスターのソースはUNIX側のひとつしかないのに、どうしてこんなことが ># 起きたのか謎です。 この「謎」はすぐ解明できたのですが… あまりにはずかしいので黙秘権を行使させてください (^^; # いくら忙しいからって、あんなことしてちゃこんなことも起きるよなあ…
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[619] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>あ、はい、そのバグが復活してます。 うわっ。 すみません、今GLOBALかけたソースを見ても、確かにそうなっています。 今日はちょっと無理なので、明日にでも修正させていただきます。 # マスターのソースはUNIX側のひとつしかないのに、どうしてこんなことが # 起きたのか謎です。 ご迷惑をおかけしまして申し訳ありません > 皆様
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[618] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>># if~elseのバグが… > >        then側とelse側が同じだというバグ あ、はい、そのバグが復活してます。
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[617] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

レスの順番がむちゃくちゃですみません。 >abort()の前にファイルを閉じないといけませんね どちらかというと、出力のたびにfflush()すべきでしょうね。 デバッグ用出力のファイルポインタをバッファリングするなんて使用者側の問題だ、 と主張することはできるかもしれませんが。次回までには修正を検討します。 ># if~elseのバグが… す、すみません、then側とelse側が同じだというバグと、論理型の畳み込みに 関するバグはあって、修正したつもりなのですが、まだ何かありましたでしょうか。 この際恥は何度でもかきますが、バグがあるなら直しておきたいと思いますので。
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[616] Re:のまネコですよ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>avexがわざわざネコのキャラで作成したから話がややこしくなったような。 >まったくネタを知らない人からすればネコである必要性がないわけですから。 当初avexはマイヤヒ公式サイトでも「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」とかやってましたから、 2ちゃんねらをひっくるめて盛り上げていきたかったんでしょう。 「モナーの兄弟ののまネコが大人気!」と喜んでればよかったのに、それだけの 度量が2ちゃんねら側になかったということじゃないでしょうか。
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[615] Re:のまネコですよ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>どうでもいいですが「ゆんゆん」にはきっちり元ねた?があったのですね。 >あまりにもアレげなので興味のある方はご自分で検索してみてください。 同じ作詞家による別の歌がこちら。 http://www.jona.or.jp/~epic/gekkan/oct99/ あまりにもアレげなのでクリックは自己責任で。
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[614] Re:のまネコですよ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

avexがわざわざネコのキャラで作成したから話がややこしくなったような。 まったくネタを知らない人からすればネコである必要性がないわけですから。 # もっとも、「のまねこ」というのは語感・語韻が良いというのもあるでしょうけれど。
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[613] Re:のまネコですよ
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

どうでもいいですが「ゆんゆん」にはきっちり元ねた?があったのですね。 あまりにもアレげなので興味のある方はご自分で検索してみてください。
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[612] Re:のまネコですよ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>「世界の中心で愛を叫ぶ」をエヴァの最終話のタイトルからパクって名づけたと思っている人もいるわけですが、 そういや、これ自体は別に誤解でもないですな。
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[611] Re:のまネコですよ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

根本的に読解力がない頭が不自由な人なのか、妄想炸裂電波ゆんゆんの頭が気の毒な人なのか… >自分の著作物を勝手に企業に商用利用されたとき、 >裁判をやれば勝てるとあなたは思っているみたいですが、 わたしゃそんなこと言ってないですが。言っていると思うのなら、私の主張から、 その部分を引用して示してください。 >あと、 >「世界の中心で愛を叫ぶ」をエヴァの最終話のタイトルからパクって名づけたと思っている人もいるわけですが、 >すべての誤解を解く方法があるのなら、ぜひご教授願いたいのですが?w ないんじゃないですか? そんな方法があると言った覚えもないですが。 言っていると思うのなら、私の主張から、その部分を引用して示してください。 # 結局、この問題で騒いでいるのって、こんなレベルの電波さんばっかりなのかしら。
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[610] Re:のまネコですよ
投稿者:774
2007/02/20 02:13:25

自分の著作物を勝手に企業に商用利用されたとき、 裁判をやれば勝てるとあなたは思っているみたいですが、 そもそも裁判にかかる時間や費用を出せなくて泣き寝入りする人もいるでしょう。 仮に裁判に入ったとしても、 ネットにどんな内容のものがいつからいつまでUPされていたのか なんて証拠がどこにあるんですか? 何年もかかるであろう裁判に、(ずっとではないとは言え) 必要なときに出続けてくれる証人をどうやって探すんですか? 仮に「勝訴」できたとしても、 元々無料で公開していた物であれば経済的な損害は0円なので 慰謝料として2、300万とれる程度では? それに、元々お金目当てに作っていたのでなければ、 それは「勝訴」ではあっても勝利ではありませんね。 この問題を危険視している人が皆、 2ちゃんねるとモナーとエイベックスだけの問題だと 思っているわけではありませんよ? あと、 「世界の中心で愛を叫ぶ」をエヴァの最終話のタイトルからパクって名づけたと思っている人もいるわけですが、 すべての誤解を解く方法があるのなら、ぜひご教授願いたいのですが?w そして、「モナーが2ch生まれだと誤解されて怒っているあめぞう出身者」の人たちにも 教えてあげたらどうですか?w
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[609] Re:のまネコですよ
投稿者:名無しさん
2007/02/20 02:13:25

レスありがとうございます。色々お知りじゃないですか(笑) それでしたら私からは何もお伝えする事はございませんです。 電凸の件の録音ソースは私も知らないんですが、一応私の知ってる範囲では 9/30現在のAvexコメント後の10/2に電話で聞いても同じ回答だったということだけです。 (ソース無くてホントすみません) 私個人の見解ですが原著作権を主張しているのはやはり気になっています。 たぶんグッズ作成者は作成する時気にするのでは?と思いますし、 黒フラのような状態(指摘されれば引っ込めるが、売ってしまうだろう)を作り出してしまうと思っています。 確かに現状ののまネコは大分形が変わっていますので…。今となっては私も経緯に怒っているだけかもしれません。 Scriptの件も拝見させて戴いて前回の書き込みもさせて戴いたわけですが、 この喩えはおそらく黒フラ作成者「わた」氏の気持ちに近いのでは?とも思いました。 (失礼でしたらすみません) キャラクタ商売はイメージが全てですから。 その意味ではフリーカルチャーは分野によって度合いが違うものだとも思いました。 確かにFlashの文化発展のためには一般の目に触れるイイ機会だったと思います。 それを潰してしまう事は残念というのは同意見です。貴重なご意見をありがとうございました。
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[608] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>>何で2回? > >crowbarに付属するデバッグ用ルーチンは、 >・事前に設定したファイルポインタ >・stderr >の両方にエラーメッセージを吐くようになっているようです。 >そして、「事前に設定したファイルポインタ」は、デフォルトでstderrなので、 >デフォルトでは両方に出る… ということです。 …なるほど。了解です。どこでassertが2回も呼ばれてるんだろ? と見当はずれな疑問を抱いてました abortしてるんだから1回しか呼べないって (汗 >大昔に作ったものなので、今ソースを見て確認しました。ファイル指定の出力の方は >本当に動くかどうかも自信がありません (^^; abort()の前にファイルを閉じないといけませんね # if~elseのバグが… # |ミ サッ
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[607] Re:deleteとdelete[]
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>[601]>ところで、閲覧したいメモリは仮想メモリでしょうか? 物理メモリでしょうか? > >仮想アドレスの章: はい、今 読んでみました。仮想メモリと物理メモリの話ですね。 >閲覧したいのは物理メモリです。仮想メモリもついでに見てみたいです。 特定プロセスの仮想メモリのユーザ空間(32bit OS なら、アドレスが下位 31bit の範囲に収まる部分)は、デバッガを使えば、割と簡単に見ることができます。 上位領域を見る方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか? 物理メモリの内容は、/Device/PhysicalMemory というセクションにマップされているようです…と言っても何のことだかわからないと思います。 SysInternals で、ここを覗き見るサンプルが公開されています。 http://www.sysinternals.com/Information/TipsAndTrivia.html#PhysMem
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[606] Re:のまネコですよ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ここです。誤解される事を嫌がる人が多いという事です。 のまネコについて、avexがゼロから作ったものだ、という誤解というのは、 (もともとあめぞう起源らしい)モナーについて、2ちゃんで生まれたものだ、 という誤解があるのと同様でしょう。 後者の誤解のため、実際にあめぞう掲示板出身の人は怒っていたりするわけですが、 誤解をしている人がいたら、正しい情報を伝えて誤解を解けばよいのですから、 たいした問題ではないと私は考えます。たいした問題だと考える人がいてもいいですが、 その場合、あめぞうな人の主張も受け入れなければフェアではないですね。 のまネコから知る人というのは(定義からして)その時点でモナーを知らないわけですから、 その人たちに「のまネコはモナーを元にしているんだよ」ということを啓蒙できれば、 モナーを知る人の数はむしろ増えるわけです。 >モナーグッズ作成者(イラストやぬいぐるみの作成者が以前よりおります)はパクリの目で見られます。 現実問題としてこれはないでしょう。現在最もメジャーな形ののまネコと、 本来の形のモナーはほとんど似ていません。また、PVの中には(モナーというより) モララーやマダーに近いネコが確かに登場しますが、そんな誤解を懸念するなら、 誤解されないような売り方をすればよいわけです。 エヴァンゲリオンがヒットしたあと、エリスンのアレは書店で平積みになって ましたが、パクリの目で見られましたか? 片山恭一のアレがヒットしたあと、エヴァンゲリオンはパクリの目で見られましたか? > 「Avexに1つ1つ作品を見せていただいて類似性を確認させていただく事になります」 >というのがAvex社の電話回答です。 これのソースはあるでしょうか。 私が知っているのはこれだけです。 http://that3.2ch.net/test/read.cgi/goods/1126073495/28 | ‘私個人がモナーのイラストに描いてネットにアップする際、 | 似てしまうから、違いを教えて欲しい。そしてモナーグッズを個人的に作って | 売る際、著作権にひっかからないのか’ | と avexに電話で聞いてみた所、 | イラストは個人の主観で、個人がモナーを描いたと思うなら問題ない。ただし、 | グッズなどはavexに一つ一つ、聞きにきて欲しい。 | …と言っていた。 もともと私は、avexが「のまネコに関して」独占した権利を主張するのは当たり前だと 思っています(だから2ちゃんの圧力に屈して商標取り下げに至ったのは不当だと思う)。 マイヤヒのCDをひっくるめ、プロモーションには金も労力もかかります。 第三者が、目が「o」で口が「ω」の、明らかにモナーではない方ののまネコを 販売してavexの利益を荒らすのは少なくともよいことではないでしょう。 そこへ、「似てしまうのでどうすりゃいいか」という質問が電話できたら、 「弊社に確認してください」という回答以外ありえないように思います。 上記程度のソースでは、会話の正確な流れがわからないので、もし録音等の ソースをご存知でしたら教えてください、ということです。 | なんでパクッた人にお伺いを立てなくてはいけないのか | 疑問だし、そのうちイラスト、モナー系のフラッシュなども | 制限かけてきそうで怖いですね。 | そういう事しないと、文章で示してもらわないと・・・ で、avexはちゃんと文章で示したわけですよね? http://www.bmybox.com/%7Estudio_u/nomaneko/avex.php | しかし今回出願した商標につきましては、あくまでもグッズとして展開される | キャラクターの「のまネコ」のみであり、当然のことではありますが、わたしたちが、 | モナーの利用に対して権利を主張することは一切ありませんし、他のアスキーアート | (例:しぃ、モララーなど)に対しても同様です。 これ以上何を望むのでしょうか。 >「既存AAはそのまま使っていいけど、新規AAは確認してほしい」 こちらについてもソースの提示をお願いします。 いずれにせよ、電凸(電話で突撃)で聞けるようなコメントは、Webなどでの公式見解が 出ればそれに上書きされるものだと私は思いますが。 >Avex社の対応の仕方に頭にきている者も多い事を付け加えておきます。 avexの対応について、これはどうかと思うところは私もあります。 最新の公式見解なんか、確かに企業が公に発表する文章とは思えません。 しかし、2ちゃんねらの、黒FLASHやマンガAAのような明らかな著作権侵害を容認しておきながら、 のまネコ程度のパクリで著作権がどうのと騒ぎ出すダブルスタンダードっぷりや、 「きみたちのものだったという証拠はあるのかね?」とか 「君たちはもう勝手にこのねこを使ってはいけない」とか、 嘘八百を並べ立てたFLASHで同情を引こうとしたりする卑怯っぷりに http://www.geocities.jp/doronumaneko/ 腹を立てている人も最低ここにひとりはいることを付け加えておきます。 avexという大企業が、黒FLASHまで大目に見て、面白いネタに乗ってきてくれたという 流れをぶち壊してくれたことも、心底残念に思います。
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[605] のまネコですよ
投稿者:名無しさん
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。雑記帳読みまして。。 Programingに関係なくてすみません。 私のまネコ反対派です。1個人の意見で申し訳ないですが、だいたいの総意は皆似たようなもんでして、 ・avexがいくら儲けたって、損する人はいないんだから別にいいです。 ・avexがのまネコの著作権を主張しても、モナーが使えなくなるようなことはないです。 これはその通りです。 皆が嫌がってるのは ・そういう誤解が広まることは、私にとって嬉しいことではないですが、 ここです。誤解される事を嫌がる人が多いという事です。 モナーグッズ作成者(イラストやぬいぐるみの作成者が以前よりおります)はパクリの目で見られます。 10/2現在では商標は取り下げて戴けましたがオリジナル主張し商品販売を続けておりまして、モナーグッズを作成する場合は  「Avexに1つ1つ作品を見せていただいて類似性を確認させていただく事になります」 というのがAvex社の電話回答です。 「既存AAはそのまま使っていいけど、新規AAは確認してほしい」 と言う事もAvexの電話回答で言われております。 怒りの理由をお判りになって戴けたらありがたく思います。 Avex社の対応の仕方に頭にきている者も多い事を付け加えておきます。
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[604] Re:deleteとdelete[]
投稿者:もぐ
2007/02/20 02:13:25

こんばんは。 [603]>(B) は静的に確保したいわゆる二次元配列 char a[MX][MY] と完全互換です。 [603]>char a[MX][MY] を渡して欲しいと思っている関数には (B) だけが使えます。 なるほど。 こんど 似たようなコードを書くときには いろろ変えて遊んでみます。 おせわになりました
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[603] Re:deleteとdelete[]
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>ソースのわかりやすさでも、機能性とかバグ回避の点でも >(B)が優れているとは言えないわけですね。 いいえ。必ずしもそうとは言い切れません。 (B) は静的に確保したいわゆる二次元配列 char a[MX][MY] と完全互換です。 char a[MX][MY] を渡して欲しいと思っている関数には (B) だけが使えます。 =配列の全要素がメモリ上で連続である必然がある用途に対しては (B) でなければなりません。 fwrite こそしないかもしれませんが memset はしたくなるかもしれませんしね。 仮想記憶の話を書きましたが、容量的に char a[MX][MY] と書いて問題ない状況下に おいては (B) を避ける理由がありませんし、問題が出る状況下ではどっちにせよダメですから。 http://forums.belution.com/ja/cpp/000/000/89s.shtml とかに類似の話題がありますな。とりあえず参照してみてください。 まあ今なら vector の vector を使うほうがお勧めです(A に類似:それでよい用途なら)。 生 new なんぞ使うと delete 忘れのほうが怖いので。
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[602] Re:deleteとdelete[]
投稿者:もぐ
2007/02/20 02:13:25

ありがとうございました。 [601]>どちらもpの型はchar**ではないでしょうか。 そうです。すごく初歩的なミスで はずかしですけど。 [601]>ただし、p[n]を個別に解放したいとか、個別にサイズ変更(realloc)したいとかの [601]>場合には(B)の方法は使えません。 [600]>なので、しょぼい仮想記憶 (というかスワップ機能) を持つOSだと問題が発生しえます。 わかりました。 ソースのわかりやすさでも、機能性とかバグ回避の点でも (B)が優れているとは言えないわけですね。 [601]>ポインタ完全制覇をお持ちなら、「2.1 仮想アドレス」を参照してください。 [601]>ところで、閲覧したいメモリは仮想メモリでしょうか? 物理メモリでしょうか? 仮想アドレスの章: はい、今 読んでみました。仮想メモリと物理メモリの話ですね。 閲覧したいのは物理メモリです。仮想メモリもついでに見てみたいです。 [600]>VC++ の IDE デバッガとか gdb とか、いろいろデバッガがありますね。 [600]>わざわざ作るまでも無いような気がします。 あ~、なるほど。知りませんでした。 とりあえず、デバッガを使ってみます。 [600]>>上のプログラム(B)のときのメモリ開放は [600]>>delete[] p[0]; [600]>>delete[] p; [600]>正解です。 やっぱり当然ですね。 でも、うっかり次のように書いてしてしまいそうで やっぱり(B)はあんまり良いコーディングではないですね for(y=0;y<yM;y++)delete[] p[y]; delete[] p; 以上 参考になりました。ありがとうございました。
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[601] Re:deleteとdelete[]
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>(A)(B)どっちが良いのでしょうか? どちらもpの型はchar**ではないでしょうか。 それはさておき、 >ちなみに個人的な意見(というか直感)では >(A)の方がわかりやすいですね。たぶん。 >しかし、 >(B)の方が、例の「どこかの領域」を節約するため効率的と思います。 これはその通りなので、わかりやすさと効率を秤にかければよいと思います。 ただし、p[n]を個別に解放したいとか、個別にサイズ変更(realloc)したいとかの 場合には(B)の方法は使えません。 >fread(p[0],sizeof(char),xM*yM,fp); >と一発で書けて便利と思います。 そうですが、そういうことを始めると一発でデータファイルの互換性が 失われるのでおすすめはできません。 >■メモリー閲覧 >(なければ、私が自分で作ってみたいな...と思っています) 774RRさんがすでにおっしゃっているように、そういうプログラムをデバッガと 言います。 ところで、閲覧したいメモリは仮想メモリでしょうか? 物理メモリでしょうか? 他プロセスの仮想メモリを覗くのも物理メモリを覗くのも、C言語レベルで 標準的な方法は存在しないため、そんなに簡単には作れないと思います。 ポインタ完全制覇をお持ちなら、「2.1 仮想アドレス」を参照してください。
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[600] Re:deleteとdelete[]
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>また、(B)では、連続するデータがメモリー上に連続して確保されるはずなので ですです。 なので、しょぼい仮想記憶 (というかスワップ機能) を持つOSだと問題が発生しえます。 連続するメモリ領域全てをひとかたまりに swap したがるような OS だと、 (A) では連続領域が小さいのに対して (B) は連続領域が大きいので、 (A) より (B) のほうがスラッシングが置きやすいです。 現代OSにはそんなしょぼいものは無いですけど... >fread(p[0],sizeof(char),xM*yM,fp); >と一発で書けて便利と思います。 最近こーいうことしないからなんともいえませんね。 >上のプログラム(B)のときのメモリ開放は >delete[] p[0]; >delete[] p; 正解です。 >■メモリー閲覧 そーいうソフトのことを普通はデバッガと言いますが... VC++ の IDE デバッガとか gdb とか、いろいろデバッガがありますね。 わざわざ作るまでも無いような気がします。 ただメモリが見えるだけではつまらないので。
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[599] Re:deleteとdelete[]
投稿者:もぐ
2007/02/20 02:13:25

■delete a[];はエラーか? >> x=new char[n]; を開放するときは delete x[]; >>という人もいますが、これは間違いではないでしょうか。 > >そもそもそんな書き方ってできましたっけ。 柴田望洋さんとういう方の次のHPには http://www.bohyoh.com/CandCPP/FAQ/FAQ00085.html new/deleteのサンプルリストがあって int *a = new int[no]; /* 確保 */ //中略 delete a[]; /* 解放 */ とあります。 気になったので、今、Borland C++5.5でコンパイルしてみると コンパイルエラーで叱られました。 #投稿した後でテストするあたりは、ものぐさなもので、  すいません。(あ、石投げないで) ■2次元配列の動的確保 ところで、また教えてください。 xM列yM行の2次元の配列p(というか配列もどき)を確保するときは Borland C++5.5 のマニュアルによると (program A) char *p;p=new char *[yM]; for(y=0;y<yM;y++)p[y]=new char[xM]; とあります。これは、次のように書いても良いと思います。 (program B) char *p;p=new char *[yM]; p[0]=new char[xM * yM]; for(y=1;y<yM;y++)p[y]=p[0]+y*xM; (A)(B)どっちが良いのでしょうか? ちなみに個人的な意見(というか直感)では (A)の方がわかりやすいですね。たぶん。 しかし、 (B)の方が、例の「どこかの領域」を節約するため効率的と思います。 また、(B)では、連続するデータがメモリー上に連続して確保されるはずなので fread/fwriteなどの場合 fread(p[0],sizeof(char),xM*yM,fp); と一発で書けて便利と思います。 この点、みなさん、どうお考えですか。 ■2次元配列の開放 上のプログラム(B)のときのメモリ開放は delete[] p[0]; delete[] p; ですよね。 (初心者なのでなんとなく自信がないです。くだらない質問ですいません。) ■メモリー閲覧 最後に、メモリー操作の結果を確認するソフトというのは 何かありますか?(メモリー閲覧ソフト?) つまり、このソフト自体は指定されたアドレスに常駐させておき キーボードなどでアドレス範囲を指定すると そこのメモリーのデータが10進数で表示される というものです。 (なければ、私が自分で作ってみたいな...と思っています) 以上、お願いします。
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[598] Re:deleteとdelete[]
投稿者:もぐ
2007/02/20 02:13:25

はじめまして (と、前回の登校文に書くのを忘れていました)。 (ぱ)さん、774RRさん さっそくのお返事、ありがとうございます。 参考になりました。
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[597] Re:deleteとdelete[]
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

あうー explicit_constructor_call が抜けた... for (size_t i=0; i<n; ++i) explicit_constructor_call(&p0->array[i]); を new[] の中に追加しといてください。 # 表記は placement-new および t->~T() ; でもよかったわけだが、まあいいや
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[596] Re:deleteとdelete[]
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

すでに完璧な答えが出てますが、一応フォローをば。 >>ところで delete と delete[] はどう違うのでしょうか。 >>両者を取り違えると不都合があるのでしょうか。 はい、言語仕様上「未定義」つまり、「誤りであり、何が起きても文句は言えない」状態です。 不都合が生じても一向に構いませんし、プログラマの期待通りに動いても構いません。 >> x=new char[n]; の後の delete[] x; でchar型のn個の領域が開放されますが >>このときのnの値(開放すべきデータのサイズ)は >>メモリのどこに保存されているのでしょうか。 言語仕様は何も定めていません。なのでまさに >「どこかの管理領域」としか言いようがないです が、実装を簡単にするために、こんな手が使われることが多いです。 T* p=new T[n]; は内部で struct anonymous_n_array_of_T { size_t n; // この n の前後に padding が入ることもあります T array[n]; }; anonymous_n_array_of_T* p0=malloc(sizeof(anonymous_n_array_of_T)); p0->n=n; return &p0->array[0]; 同様 delete[] p; の内部処理は anonymous_n_array_of_T* p0=translate_pointer(p); // get p-sizeof(size_t) for (int i=p0->n; i>=0; --i) explicit_destructor_call(&p0->array[i]); free(p0); // 説明のためにいろいろ略:キャストの明示など よって new/delete[] や new[]/delete をしてしまうと、正しく配列要素数が取り出せず 誤動作してしまうのです(デストラクタが呼ばれすぎ・呼ばれないなど)=未定義動作 VC++ など一部のコンパイラでは POD (plain old data) 型 (char/int など) の new[]/delete[] が単純な malloc/free になっているので new[] を delete しても動いてしまい、問題が発覚しにくくなっています。 その昔、開発中の C++ では delete[n]p; と要素数の指定が必要でした。 これはあまりもアレげなので現在の仕様になった、と D&E にあります。
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[595] Re:deleteとdelete[]
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> x=new char; とした後、これを開放するときは delete x; > x=new char[n]; とした後、これを開放するときは delete[] x; >となっていると思います。 >ところで delete と delete[] はどう違うのでしょうか。 >両者を取り違えると不都合があるのでしょうか。 C++はさして詳しいわけではないのですが。 仕様上はおそらくこの場合の挙動は不定で、「何が起きても文句は言えない」状態だと 思いますが(ちゃんと調べてませんすみません)。 現実問題としてありそうなのは、charのような基本型でなくクラスの配列の場合、 最初のひとつのオブジェクト以外のデストラクタが呼び出されない、ということでしょう。 >また、もちろん > x=new char[n]; の後の delete[] x; でchar型のn個の領域が開放されますが >このときのnの値(開放すべきデータのサイズ)は >メモリのどこに保存されているのでしょうか。 「どこかの管理領域」としか言いようがないですが(管理方法によっては、 サイズを直接保持する必要はないかもしれません)。 動的メモリ確保の挙動については、ポインタ完全制覇の2-6-3あたりを参照して ください。C++でも、ずっと下の方では、特に変わるものではありません。 逆に言うと、Cと同レベルのメモリ管理機構の上にC++をのっけてしまったから、 プログラマの側が忘れず[]を付けることを強制されているとも言えるでしょう。 >それから > x=new char[n]; を開放するときは delete x[]; >という人もいますが、これは間違いではないでしょうか。 そもそもそんな書き方ってできましたっけ。 Bjarne本の第3版の構文規則を見ると、 delete-expression: ::opt delete cast-expression ::opt delete [ ] cast-expression とありますが… すみませんどなたか詳しい方の救援をお願いします。
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[594] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ダウンロードしようとしたら、UNIX版のtgzファイルがver.0.3.01とver.0.3.02で同じになってました。 … >if (5 < 8) { > print("5 < 8\n"); >} else { > print("5 >= 8\n"); >} > >を実行すると怒られました。 ご指摘ありがとうございます。まぬけなバグで申し訳ありません。 修正してアップロード途中です。最近ネットの調子が悪いようで、 GLOBALをかけたソースの途中で今止まっています。 >| Assertion failure (v->type == CRB_DOUBLE_VALUE) file..create.c line..187 定数同士の比較では、解析木の畳み込みを行うのですが、論理型を追加したときの 修正漏れで、「畳み込んだ式は整数か実数のどちらかだ」というassert()が残っていました。 テスト不足ですみません。 >何で2回? crowbarに付属するデバッグ用ルーチンは、 ・事前に設定したファイルポインタ ・stderr の両方にエラーメッセージを吐くようになっているようです。 そして、「事前に設定したファイルポインタ」は、デフォルトでstderrなので、 デフォルトでは両方に出る… ということです。 大昔に作ったものなので、今ソースを見て確認しました。ファイル指定の出力の方は 本当に動くかどうかも自信がありません (^^;
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[593] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

>crowbarのver.0.3.02は、9/26中には出します… : >いやその所詮マイナーバージョンアップなんですが。 ダウンロードしようとしたら、UNIX版のtgzファイルがver.0.3.01とver.0.3.02で同じになってました。 あと、 if (5 < 8) { print("5 < 8\n"); } else { print("5 >= 8\n"); } を実行すると怒られました。 | Assertion failure (v->type == CRB_DOUBLE_VALUE) file..create.c line..187 | v->type..1 | Assertion failure (v->type == CRB_DOUBLE_VALUE) file..create.c line..187 | v->type..1 | アボートしました 何で2回?
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[592] deleteとdelete[]
投稿者:もぐ
2007/02/20 02:13:25

前橋さんの「C言語 ポインタ完全制覇」 とても面白かったです。 さて、この本と少ししか関係がないので申し訳ありませんが Cの文法によると、 x=new char; とした後、これを開放するときは delete x; x=new char[n]; とした後、これを開放するときは delete[] x; となっていると思います。 ところで delete と delete[] はどう違うのでしょうか。 両者を取り違えると不都合があるのでしょうか。 また、もちろん x=new char[n]; の後の delete[] x; でchar型のn個の領域が開放されますが このときのnの値(開放すべきデータのサイズ)は メモリのどこに保存されているのでしょうか。 それから x=new char[n]; を開放するときは delete x[]; という人もいますが、これは間違いではないでしょうか。 以上、お願いします。
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[591] キリ番踏みました…
投稿者:P
2007/02/20 02:13:25

400000です… くだらないことですいません…。
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[590] Re:なんだかんだで遅れていますが
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

>crowbarのver.0.3.02は、9/26中には出します… 日本語関係は、ISO-C の mbr/wcs 系関数 (1バイトずつ処理するなら mbrtowc(3)) を使うのはどうですか? 想像だけど、これで Windows なら wchar_t は Unicode になるん じゃないでしょうか。(UNIX 系だと wchar_t 表現も locale 依存に なります。Linux の場合は Unicode) これが存在しない古い OS では1バイト文字だけサポートするとか。
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[589] なんだかんだで遅れていますが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

crowbarのver.0.3.02は、9/26中には出します… と言っておかないとずるずる遅れていきそうなので (^^: いやその所詮マイナーバージョンアップなんですが。
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[588] Re:ポインタ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>さて、リターンした後ですが、main()側は、aとb両方のアドレスを >知っているわけです。なので、bのアドレスをスタックなどに積む必要は >ないのでは、と言いたかったわけですが。 なるほど(^-^;) 了解です。
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[587] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>Pascalではprocedureのネストが可能で、 >>呼ばれた側の関数から呼び出し側の関数のローカル変数を参照できるため、 > >C言語に変数引数を追加した言語でも、グローバル変数を使えば同じことが起きませんか? あ、そりゃそうだ f(^^; いろいろ見逃してましたね。ご指摘ありがとうございます。
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[586] Re:ポインタ
投稿者:のぐー
2007/02/20 02:13:25

>Pascalではprocedureのネストが可能で、 >呼ばれた側の関数から呼び出し側の関数のローカル変数を参照できるため、 C言語に変数引数を追加した言語でも、グローバル変数を使えば同じことが起きませんか?
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[585] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>呼び出し側で、通常の値渡しと同じように現状の値をスタックに積み、 >>関数から戻って来たところで、呼び出し側でコピーを行えばよいのでは。 >そうですそうです。 >なので「コピー先(元)がどこ?」って情報がどこかには必要ですよね。 ええと、C(C++?)風擬似言語で、 void hoge(int &a) ←変数引数の宣言 { printf("%d", a); a = 10; } int main() { int b = 20; hoge(b); } と書いたとき、 (1)通常のCの関数呼び出しと同様、main側で、bをスタックに積む。 (2)よって、hoge()のprintf()では、20が表示される。 (3)hoge()内の「a = 10;」により、引数aに10が設定されて、リターン。 さて、リターンした後ですが、main()側は、aとb両方のアドレスを 知っているわけです。なので、bのアドレスをスタックなどに積む必要は ないのでは、と言いたかったわけですが。
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[584] Re:ポインタ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>呼び出し側で、通常の値渡しと同じように現状の値をスタックに積み、 >関数から戻って来たところで、呼び出し側でコピーを行えばよいのでは。 そうですそうです。 なので「コピー先(元)がどこ?」って情報がどこかには必要ですよね。
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[583] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ただ、その場合でも関数から戻ってきた際のコピー先を引数として渡さなくても、 >暗黙的にはスタックとかに積んでおく必要がありそうですね。 呼び出し側で、通常の値渡しと同じように現状の値をスタックに積み、 関数から戻って来たところで、呼び出し側でコピーを行えばよいのでは。
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[582] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

まずお詫びと訂正ですが、[575]でURLの訂正をしましたけれど、 [576]でまた間違ったほうのURLを貼ってしまいました。正しいのは http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/028873.html#body です。 >話は完全にそれますが、この JavaHouse での記述は誤りですね。 そうでした。(完璧に意識の外でしたが)Pascalではprocedureのネストが可能で、 呼ばれた側の関数から呼び出し側の関数のローカル変数を参照できるため、 呼び出し側の関数のローカル変数がいつ変更されたのかが見えてしまうわけですね。
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[581] Re:ポインタ
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

>|「元の変数を参照 >| している」ということを意識する必要がありません。アドレスが渡されると >| いうのは実装上の都合であって、コピーを渡してリターン時に元のところに >| コピーし戻すという実装でも同じ意味になります (これをcall-by-value- >| resultと呼ぶ)。 > >とあるように、そもそも単なる変数引数であれば「参照値」自体を意識する >必要はないのではないか、ということです。 話は完全にそれますが、この JavaHouse での記述は誤りですね。 var x:integer; procedure hoge(var a: interger); begin a:=1; a:=a+x; end; x:=10; hoge(x); のように、変数引数が alias となるケースでは、参照渡しの場合と、 call-by-value-result 場合とで結果が異なります。 参照渡し: x=2 call-by-value-result: x=11 参照値であるということを意識しないですむとは限りません。
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[580] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>これが同じ意味になるのは、pascalにコピーコンストラクタのようなものがないからですよね。もしC++だったら別の意味になってしまいます。 なるほど。それはわかります。 >ということで、「コピー渡し」「原本渡し」という言葉を考えてみました。 >従来「値渡し」と呼んでいるものは、たいていの場合スタックにコピーが作られるので「コピー渡し」であると。逆に「参照渡し」と呼んでいるものは「原本渡し」であると。 なんというか憂鬱本の「実体渡し」を彷彿とさせますが… それはさておき。 「変数引数」的なことをやりたいときに、参照渡しだと、実装上面倒なことに なるケースがあるわけです。たとえばJavaでは、素朴なVMでは、ヒープ中の オブジェクトの先頭以外、ポインタが継続して指すことはありませんが、 参照渡しを許すと、ローカル変数やら、オブジェクトのメンバやら、配列の 要素を指すポインタが継続して保持されてしまう。これは、ガベージコレクタの 実装を考えると何かと面倒です。 そのせいかどうかは知りませんが、Javaは変数引数という機能を言語から 捨て去ってしまった。でも、やっぱりそれじゃswap()も作れないし不便だよね、 という時に、call-by-value-resultという実装方法は効果を発揮するわけです。 Pascal的な言語だと、こうやって実装の楽なGCと変数引数が混在できますが、 コピーコンストラクタを好き勝手に書けるC++だと難しそうではあります。 C#では、=でコピーコンストラクタが動くわけではなかったですよね。確か。
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[579] Re:ポインタ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>ということで、「コピー渡し」「原本渡し」という言葉を考えてみました。 「shallow copy渡し」「deep copy渡し」とか出てきたりして(^-^;)
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[578] Re:ポインタ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>| いうのは実装上の都合であって、コピーを渡してリターン時に元のところに >| コピーし戻すという実装でも同じ意味になります (これをcall-by-value- >| resultと呼ぶ)。 おお、なるほど! で書かれても実際にはコピーを渡す、という実装のされ方もありえるわけですね。 メモメモ・・・と。 ただ、その場合でも関数から戻ってきた際のコピー先を引数として渡さなくても、 暗黙的にはスタックとかに積んでおく必要がありそうですね。 >アプリケーションプログラムを書くのなら、なるべく上の方の世界に住んでいたいなあ、 >と私は思うわけでして。 あ、これは私も思います。
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[577] Re:ポインタ
投稿者:のぐー
2007/02/20 02:13:25

>| コピーを渡してリターン時に元のところに >| コピーし戻すという実装でも同じ意味になります (これをcall-by-value- >| resultと呼ぶ)。 ここにだけ反応。 これが同じ意味になるのは、pascalにコピーコンストラクタのようなものがないからですよね。もしC++だったら別の意味になってしまいます。 ということで、「コピー渡し」「原本渡し」という言葉を考えてみました。 従来「値渡し」と呼んでいるものは、たいていの場合スタックにコピーが作られるので「コピー渡し」であると。逆に「参照渡し」と呼んでいるものは「原本渡し」であると。 コピーを作るかどうかが意味論上、重要な違いをもつ場合もありますので、 こういう区別って大事だと思うんですが。
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[576] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>> うーん、これが関数の引数についてであれば、「参照渡し」はあくまで >> 「変数引数」の実装手段に過ぎない、と考えれば、これをそこまで言ってしまうのは >> 実装に過度に踏み込んでいる気もします。 >なるほど。ポインタ値ならぬ、「参照値」を引き出した後のことは実装任せと >いうことですね。 ええ、すみません、リンクを貼り損ねたおかげで誤解させてしまったようです。 私が言いたかったのは、貼りなおしたリンク先に http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/028784.html#body | Pascalなどでは、(C系と違って)aの参照と | しての値(アドレス)をどこか他のところへ代入することはできませから、aと | いう参照値の生存範囲はそのスコープ内に限られます。そのような言語では、 | 変数aは呼出し元の変数と「同一物」と考えれば済みます。「元の変数を参照 | している」ということを意識する必要がありません。アドレスが渡されると | いうのは実装上の都合であって、コピーを渡してリターン時に元のところに | コピーし戻すという実装でも同じ意味になります (これをcall-by-value- | resultと呼ぶ)。 とあるように、そもそも単なる変数引数であれば「参照値」自体を意識する 必要はないのではないか、ということです。 まあ、Pascalはともかく少なくともC++では、そういう引数渡しを言語自体が 「参照渡し」と呼んでいるので、ここまで言ってしまうのも問題かもしれませんが、 アプリケーションプログラムを書くのなら、なるべく上の方の世界に住んでいたいなあ、 と私は思うわけでして。
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[575] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>うーん、これが関数の引数についてであれば、「参照渡し」はあくまで >「変数引数」の実装手段に過ぎない、と考えれば、これをそこまで言ってしまうのは >実装に過度に踏み込んでいる気もします。 > >参考リンク: >http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/028784.html#body すみません、リンクURL貼り損ねました。正しくはこっちです。 http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/028873.html#body
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[574] Re:ポインタ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

> 「JVMはアドレスを使うとは限らんからJavaにはポインタはないのだ」 > という批判からすれば、2段階離れたところにいるわけです。 了解です。 > でもそれを前提にしてくれるな、というのが私の言いたかったことなのでした。 Javaプログラマ達さんのいう「ポインタ」の概念が、 K&Rの「ポインタは、他の変数のアドレスを内容とする変数であり」(p.114)の文章を 前提としているなら「Javaにはポインタがない」という主張はあり得ますね。 ただし、その場合は引用なりすべきだと思います。 > うーん、これが関数の引数についてであれば、「参照渡し」はあくまで > 「変数引数」の実装手段に過ぎない、と考えれば、これをそこまで言ってしまうのは > 実装に過度に踏み込んでいる気もします。 なるほど。ポインタ値ならぬ、「参照値」を引き出した後のことは実装任せということですね。 # 私はまだまだこの辺りの線引きがヘタだなぁ・・・
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[573] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>JVMの仕様書 → 参照はポインタ > >K&R → ポインタはアドレス > >ゆえに参照はアドレス > > >・・・と3段論法にしてしまいますか(^-^;) 私が言っているのは、 ・Javaのポインタ(参照)は「C/C++の」ポインタとは違う(ところがある)  →Java謎+落とし穴~ 2.1.2「C/C++のポインタとJavaのポインタとの違い」 ・Cのポインタは、必ずしも(生)アドレスである必要はない  →ポインタ完全制覇 2.9 「言語仕様と実装について」 ということなので、村山さんが言うところの、 「JVMはアドレスを使うとは限らんからJavaにはポインタはないのだ」 という批判からすれば、2段階離れたところにいるわけです。 まあ、村山さんの批判対象は、きっと私以外の誰かなのでしょうが。 >↑は冗談としても、ポインタというのはすべからく「データの在り処を >指し示すもの」でしかないわけで、Javaの「参照」もC言語のような >ポインタではないという風に結論付けてもポインタというのはプログラミング >言語にはついて回る概念だと考えています。 そう思います。ただ、もしポインタについて「データの在り処を指し示すもの」 という定義をとらず、「ポインタとはアドレスのことなのだ」という定義の上で 話すのであれば、「Javaにはポインタがない」という主張はあり得ます (そういうこともJava謎+落とし穴~には書きました)。 でもそれを前提にしてくれるな、というのが私の言いたかったことなのでした。 > 参照渡しについて、値渡しとの違いを説明するときにも「データの在り処を >渡す」としか説明できないのであれば、それはやはりポインタでしかないと思います。 うーん、これが関数の引数についてであれば、「参照渡し」はあくまで 「変数引数」の実装手段に過ぎない、と考えれば、これをそこまで言ってしまうのは 実装に過度に踏み込んでいる気もします。 参考リンク: http://java-house.jp/ml/archive/j-h-b/028784.html#body
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[572] Re:ポインタ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

JVMの仕様書 → 参照はポインタ K&R → ポインタはアドレス ゆえに参照はアドレス ・・・と3段論法にしてしまいますか(^-^;) ↑は冗談としても、ポインタというのはすべからく「データの在り処を指し示すもの」でしかないわけで、Javaの「参照」もC言語のようなポインタではないという風に結論付けてもポインタというのはプログラミング言語にはついて回る概念だと考えています。  それがスタックデータへのポインタであれば「スタックポインタ」ですし、インストラクションデータへのポインタであれば「インストラクションポインタ」でしょう。  参照渡しについて、値渡しとの違いを説明するときにも「データの在り処を渡す」としか説明できないのであれば、それはやはりポインタでしかないと思います。  オライリー本では「参照型はオブジェクトへのハンドル」と説明していますが、仮にハンドラが存在したとしても最終的にはデータの在り処を知る必要が出てきますよね。 # ついでに「C言語で言うとポインタと考えられるでしょう」とも書いてあります。:-)
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[571] Re:ポインタ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>確かにJavaにはポインタがあると考えたほうが理解はしやすいでしょうが、 >やはり「厳密に言えば」無いと思います。 > >まぁ理由はリンクしているページに書いてあるとおりなのですが。 >思います、なんて書いてるのは自身がJava仮想マシン仕様書を読んだことが無いからで・・・ ネットジーンの村山さんの文章ですね。 | Java言語にもJavaVMにも,C言語でいうようなポインタ(pointer) という | 概念は全く存在しない.あるのは参照(reference)であり,参照と | ポインタは異なる概念になる. (中略) | (C言語におけるポインタは単なる「アドレス値を保持する変数」に過ぎない. | Cにおいては配列や文字列さえもポインタ演算で表現されている.これに対して | 参照というのはもっと抽象的な概念で,保持するのがアドレス値であるとは限らない. | 概念が異なるため,例えば「参照どうしの大小関係」や「参照と数値型との相互変換」 | などは,そもそも「定義」することができない. Javaに「アドレス値」としてのポインタは存在しません。そんなことは当たり前で、 そういう意味での「ポインタ」がJavaにあるなどとは誰も主張していないでしょう。 少なくとも私は見たことがありません。村山さんの脳内にはいるのかもしれませんが。 ていうかそもそもCにおいても、ポインタ同士の大小章比較が保証されているのはひとつの 配列内だけだし、ポインタと数値型との相互変換はできますが、それで何が起きるかは 処理系定義なんですが、そういうことをわかって書いてるのかな。 | JavaVMの実装でC言語,及びそのポインタが使われることが多いのは事実だが, (中略) | それは実装依存の話でしかない. 実際、初期の実装では、コンパクションを容易にするために生アドレスではなく オブジェクトハンドルを使っていました。「Java謎+落とし穴」ではそういうことも 書いているわけで(p.131)、私からすれば「だから何?」でしかないです。 | ポインタを「指し示すもの」という一般用語として解釈することも不可能 | ではないが,かなり言い訳じみている. なぜこれが「言い訳じみている」のか、一言も説明してませんね。 PascalやModula2の立場はどうなるのか、とこれも「Java謎+落とし穴~」には 書きました(p.83)。 ところで、村山さんが根拠にしているはずの、JVMの仕様書には以下の記述があります。 http://java.sun.com/docs/books/vmspec/2nd-edition/html/Concepts.doc.html#29375 | There are three kinds of reference types: the class types (§2.8), the | interface types (§2.13), and the array types (§2.15). An object is a | dynamically created class instance or an array. The reference values | (often just references) are pointers to these objects and a special null | reference, which refers to no object. 参照値はポインタだって書いてあるじゃん。
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[570] Re:ポインタ
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>「ポインタは最適化できない」ということだと思うのですよ。 >(なぜなら「型」という概念上のものだから) すみません、おっしゃっていることがイマイチ掴めません。 >(なぜなら「型」という概念上のものだから) とのことですが、Javaにも「参照型」という概念がありますよね?
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[569] Re:ポインタ
投稿者:Java謎+落とし穴読みました
2007/02/20 02:13:25

>規格上、Cのポインタの内部表現は実装依存で、必ずしもアドレス値であるとは限らないわけです。 >リンク先のページは僕も以前読んだ事があって、とてもタメになりました。でも、「Cのポインタはアドレス値」を前提にした説明は変だな、って思います。 アドレス値を保持する変数という言い方は確かに正確ではないかもしれませんが、 ここで言いたかったのはそういうことではなくて、 「ポインタは最適化できない」ということだと思うのですよ。 (なぜなら「型」という概念上のものだから) C関係の説明は確かに変ですが、そこは言いたかった本質ではないのではないかと。
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[568] Re:ポインタ
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>確かにJavaにはポインタがあると考えたほうが理解はしやすいでしょうが、 >やはり「厳密に言えば」無いと思います。 > >まぁ理由はリンクしているページに書いてあるとおりなのですが。 前橋さんのこちらの文章はお読みになりましたか? http://kmaebashi.com/seiha/hosoku001.html 規格上、Cのポインタの内部表現は実装依存で、必ずしもアドレス値であるとは限らないわけです。 リンク先のページは僕も以前読んだ事があって、とてもタメになりました。でも、「Cのポインタはアドレス値」を前提にした説明は変だな、って思います。
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[567] ポインタ
投稿者:Java謎+落とし穴読みました
2007/02/20 02:13:25

横からすいません。 Java謎+落とし穴読みました。 なかなか面白い本ですが、ポインタについて少し。 確かにJavaにはポインタがあると考えたほうが理解はしやすいでしょうが、 やはり「厳密に言えば」無いと思います。 まぁ理由はリンクしているページに書いてあるとおりなのですが。 思います、なんて書いてるのは自身がJava仮想マシン仕様書を読んだことが無いからで・・・ リンク先のページに間違いがある可能性もありますが、 説得力で言うとリンク先のページのほうが上かな、と。 まぁどちらも大人な感じを受けますので、 どっちでもいいといえば正直どっちでもいいんですがね^^;
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[566] Re:reallocについて
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

あーなんか誤解を招きかねない?のでちょっと修正 malloc 等で得られたポインタ値が prm に入っているとします (仮に 0xabcd としよう) free(prm); する前の時点では prm==0xabcd であり 0xabcd 番地のメモリを使うことができます。 free(prm); した後の時点でも prm==0xabcd ですが 0xabcd 番地のメモリは使えなくなっています。 ってただそれだけの話ですね。 # 厳密に言えば 0xabcd 番地にメモリはあるが、使用権限が無いというべきか。 free(prm); の後に free(prm->cpItem); のような操作をしてはいけません。 free(prm); した時点で prm の指す先は無効となっています。 こういうのをダングリングポインタとか言いますな。
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[565] Re:reallocについて
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

prm が指す先のメモリ領域は正しく開放されます。 その結果 prm 自体は無効なメモリ領域を指すようになるだけです。 まったく一切何の問題もありません。 >引数を変更しても呼び出し元には影響を与えないように思います。 そこのところはまさに御意なのですが、 どこで「prm そのもの」を操作しているのでしょうか? prm が指す先を操作しているだけです。 ごくふつーに、配列等で行っている処理とまったく同じ事をしていますよ。
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[564] Re:reallocについて
投稿者:SEC
2007/02/20 02:13:25

>正>void PrmDestroy( typChangePrm *prm) >正>{ >正> int i; >正> >正> if ( prm && prm->cpItem) { >正> for ( i=0; i<prm->itemCount; i++) { >正> free(prm->cpItem[i]); >正> } >正> } >正> if ( prm) free(prm->cpItem); >正> free(prm); >正>} 上記関数のfree(prm);の部分ですが、 この処理でprmはきちんと開放されているのでしょうか。 Cの引数は値渡しなので、(この場合、引数はポインタですが、ポインタも値渡し) 引数を変更しても呼び出し元には影響を与えないように思います。 free(prm->cpItem);のように、ポインタの中身に対する変更は問題ないと思います。
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[563] Re:aaaaa
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>aaaaaa 上に書いてあるように、テスト書き込みならテスト掲示板の方にお願いします。
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[562] Re:大したことではないのですが
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>http://kmaebashi.com/programmer/devlang/yacclex.html 上のyaccfile.png >という画像の説明において、mycalc.l → yacc となっているのが気になりました >(mycalc.y → yacc ですよね?間違っていたらゴメンナサイ)。 ご指摘ありがとうございます。 おっしゃるとおり間違っていますので、修正しました。ありがとうございました。
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[561] aaaaa
投稿者:yosyyi
2007/02/20 02:13:25

aaaaaa
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[560] aaaaa
投稿者:yosyyi
2007/02/20 02:13:25

aaaaaa
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[559] 大したことではないのですが
投稿者:hajimemasite
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 yacc/lex の解説ページを探していてたどり着きました。 説明がわかりやすくて助かります。 http://kmaebashi.com/programmer/devlang/yacclex.html 上のyaccfile.png という画像の説明において、mycalc.l → yacc となっているのが気になりました (mycalc.y → yacc ですよね?間違っていたらゴメンナサイ)。 これからも頑張ってください。
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[558] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>大変失礼しました。私の能力の低さが露呈してます(T-T) ぐぁっ、私はそこって全然気がつきませんでした(T_T)
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[557] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>とはいえいわゆる non-ANSI な超古い処理系ではダメなのもあったような記憶がうっすらと。 あ、non-ANSIは知らないです。いわゆる「ぬるぽ」になるかもしれませんね。
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[556] Re:reallocについて
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>>free() の解説に、空ポインタの場合何もしないとあるので無問題です。 >C89もセーフですよ。 とはいえいわゆる non-ANSI な超古い処理系ではダメなのもあったような記憶がうっすらと。 そーいう化石のようなプラットフォームまで考えるかどうか次第かな。
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[555] Re:reallocについて
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>>>free() の解説に、空ポインタの場合何もしないとあるので無問題です。 >>C89もセーフですよ。 確かにfree(NULL)は無問題なのですが、以下の※の箇所は大問題でした。 | if ( (prm = malloc( sizeof( typChangePrm))) == NULL) { | fprintf(stderr,"ERROR: memory allocation\n"); | goto LERROR; ←ココ | } (中略) | LERROR: | free( prm->cpItem); ← ※ | free( prm); | return NULL; |} このような箇所は「if ( prm ) free( prm->cpItem);」が必要ですね。 以下の箇所も間違っていますね。 誤>void PrmDestroy( typChangePrm *prm) 誤>{ 誤> int i; 誤> 誤> for ( i=0; i<prm->itemCount; i++) 誤> free(prm->cpItem); 誤> free(prm->cpItem); 誤> free(prm); 誤>} 正>void PrmDestroy( typChangePrm *prm) 正>{ 正> int i; 正> 正> if ( prm && prm->cpItem) { 正> for ( i=0; i<prm->itemCount; i++) { 正> free(prm->cpItem[i]); 正> } 正> } 正> if ( prm) free(prm->cpItem); 正> free(prm); 正>} 大変失礼しました。私の能力の低さが露呈してます(T-T)
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[554] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>realloc() に失敗する状況でどうリカバリーするかの仕様次第ですけど、 >書かない癖つけたほうがいいと思う。 私もそう思います。 なので私のサンプルはメモリの再配置が多そうだったことも含めて 完全にfree()してしまったりしてます(^-^;)
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[553] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>free() の解説に、空ポインタの場合何もしないとあるので無問題です。 C89もセーフですよ。
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[552] Re:reallocについて
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>矢印の箇所でgotoしたとき、prmはNULLだからSegmentation faultになりませんか。 C89 でどうだったかは知りませんが少なくとも C99 では free() の解説に、空ポインタの場合何もしないとあるので無問題です。 MSDN や HPUX11.00 の man にも同一の旨の記述があります。
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[551] Re:reallocについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>typChangePrm *CreatePrm( char *cString, int itemCount) >{ > typChangePrm *prm = NULL; > int i; > > if ( (prm = malloc( sizeof( typChangePrm))) == NULL) { > fprintf(stderr,"ERROR: memory allocation\n"); > goto LERROR; ←ココ > } (中略) > LERROR: > free( prm->cpItem); > free( prm); > return NULL; >} 矢印の箇所でgotoしたとき、prmはNULLだからSegmentation faultになりませんか。
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[550] Re:reallocについて
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

こんな感じかなぁ? 要素追加しちゃったけど。 ---- #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <string.h> typedef struct{ int itemCount; char cString[50]; char **cpItem; } typChangePrm; typChangePrm *CreatePrm( char *cString, int itemCount) { typChangePrm *prm = NULL; int i; if ( (prm = malloc( sizeof( typChangePrm))) == NULL) { fprintf(stderr,"ERROR: memory allocation\n"); goto LERROR; } if ( strlen( cString) >= 50 ) return NULL; strcpy( prm->cString, cString); prm->itemCount = itemCount; if ( (prm->cpItem = malloc( sizeof(char *) * itemCount )) == NULL) { fprintf(stderr,"ERROR: memory allocation\n"); goto LERROR; } for ( i=0; i<itemCount; i++) prm->cpItem[i] = NULL; return prm; LERROR: free( prm->cpItem); free( prm); return NULL; } void PrmDestroy( typChangePrm *prm) { int i; for ( i=0; i<prm->itemCount; i++) free(prm->cpItem); free(prm->cpItem); free(prm); } void PrmResize( typChangePrm *prm, int itemCount) { char **tmp; int i; if ( prm->itemCount >= itemCount ) { for ( i=itemCount; prm->i<itemCount; i++) free( prm->cpItem[i]); prm->itemCount = itemCount; return; } tmp = prm->cpItem; if ( (tmp = realloc( tmp, sizeof(char *) * itemCount)) == NULL) { fprintf(stderr,"ERROR: memory allocation\n"); goto LERROR; } prm->cpItem = tmp; for ( i=prm->itemCount; i<itemCount; i++) prm->cpItem[i] = NULL; prm->itemCount = itemCount; return; LERROR: free( prm->cpItem); } void PrmSetItem( typChangePrm *prm, int item_no, char *item) { if ( item_no >= prm->itemCount) return; if ( (prm->cpItem[ item_no] = strdup( item)) == NULL) fprintf(stderr,"ERROR:memory allocation\n"); } void PrmShow( typChangePrm *prm) { int i; printf("********************************\n"); printf("Item Count:%d\n",prm->itemCount); printf("cString :%s\n",prm->cString); for ( i=0; i<prm->itemCount; i++) printf("Item[%d]:%s\n",i,((prm->cpItem[i]==NULL)?"NULL":prm->cpItem[i])); } int main(void) { typChangePrm *prm; char *item[] = { "hello", "world", "program"}; if ( (prm = CreatePrm("c-string",2)) == NULL) return 1; PrmSetItem(prm,0,item[0]); PrmSetItem(prm,1,item[1]); PrmShow( prm); PrmResize( prm, 3); PrmSetItem(prm,2,item[2]); PrmShow( prm); PrmResize( prm, 1); PrmShow( prm); PrmDestroy(prm); return 0; }
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[548] Re:reallocについて
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>data.cpItem[n] = realloc( data.cpItem[n], new_size); 皆さん同じコードをかかれていますけど、これってダメコードですよ。 realloc() に失敗したら、旧 data.cpItem[n] がリークしますね。 # 旧値が失われて復旧の手段が無い。 realloc() に失敗する状況でどうリカバリーするかの仕様次第ですけど、 書かない癖つけたほうがいいと思う。
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[547] Re:reallocについて
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>要はコダマンさんが、 > ・cpItem自体をreallocしたいのか > ・cpItem[n]のほうをreallocしたいのか >に尽きるんじゃないでしょうか。 要求をちゃんと定義してもらわずに作業を始めると戻り工数が大きくなりますよねー 私は最初「構造体の中のポインタ配列のreallocの方法」と言ってるので typedef struct{ char cString[50]; char *cpItem[]; }typChangePrm; typChangePrm data; data.cpItem[n] = realloc( data.cpItem[n], new_size); の程度のことを質問してると思ってましたが...(^^) 日本語の解釈って色々できるんですね。
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[546] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

要はコダマンさんが、  ・cpItem自体をreallocしたいのか  ・cpItem[n]のほうをreallocしたいのか に尽きるんじゃないでしょうか。 まきじさんのサンプルは前者をrealloc()ですけれど、 後者も行いたい場合はやはりこちらもrealloc()で書いたほうが便利でしょうね。 # あとcpItem自体が縮小した場合の考慮をしないとメモリリークしますね。 # ってここはツッコミ入れなくても大丈夫か(^-^;)
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[545] Re:reallocについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>…が、既にかずまさんからツッコミが入ってますが、まきじさんのコードだと、 >2回目のrealloc()でも第一引数にNULL渡してますね…ケアレスミスだとは思いますが。 よく読んでなかったのでここも修正です… 2回目のrealloc()は別に領域拡張しているわけではなく、単なるmalloc()と 同値なので、上の私の記述は見当外れですね。失礼しました。
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[544] Re:reallocについて
投稿者:まきじ
2007/02/20 02:13:25

>最初から第一引数に定数のNULLを渡すくらいなら、malloc()を使うべきでしょう。 realloc() の質問でしたので、realloc() にしただけです。 特に深い意味、意図はないです。
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[543] Re:reallocについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>>data.cpItem[i] = malloc(sizeof(char) * 64); > >realloc() の第一引数を、NULL にすれば、malloc() と同じ動作をします。 >よって、realloc(NULL,sizeof(char) * 64); でも問題ありません。 いや、もちろんそれは知っていますが、スタイルとしてどちらを取るかという 問題です。 もともと、realloc()の第一引数をNULLにすればmalloc()と同じ動作をする、 という仕様は、最初のメモリ確保と2回目以降のメモリ確保とで別々のコードを 記述する手間を避けるためのものでしょう。 ですから、この例で言えば、data.cpItemの指す先を確保した際、 その中身を全部NULLに初期化しておけば、 data.cpItem[i] = realloc(data.cpItem[i],sizeof(char) * 64); と書けば、このポインタの指す先にデータが来るかどうかわからないような 時、重複したコードを書かなくてよくなるわけです。 この仕様自体はそれなりに便利なものだとは思うのですが(でもこれも realloc()の仕様としてはオーバースペックだという意見もありうるわけですが)、 最初から第一引数に定数のNULLを渡すくらいなら、malloc()を使うべきでしょう。 …が、既にかずまさんからツッコミが入ってますが、まきじさんのコードだと、 2回目のrealloc()でも第一引数にNULL渡してますね…ケアレスミスだとは思いますが。 これは私は気付いていませんでした。
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[542] Re:reallocについて
投稿者:まきじ
2007/02/20 02:13:25

>最初の 10個の領域とは別に、新たに 20個の領域を確保 *(data.cpItem + i) = realloc(NULL,sizeof(char) * 64); で、要素数が 64 個の char 型配列が新たに、20 個確保されていると云うことですね? それより前で、10 個確保されているので、第一引数に NULL を指定すると、 新たに 20 個確保され10 個分、余分にメモリを消費する。 だから、解放するか、20 個の内 10 個は、前と同じ内容なので、残りの 新たに確保された領域 10 個に対して、malloc() してやれば良いですね。 data.cpItem[10] から領域を新たに確保という事で for(i = 10;i < 20; i++){ *(data.cpItem + i) = realloc(NULL,sizeof(char) * 64); strcpy(*(data.cpItem + i),str); } でどうでしょうか?
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[541] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

そういうわけで私流に書き直してみるテスト。 --- #include <stdio.h> #include <stdlib.h> #include <string.h> typedef enum { true = (1 == 1), false = !true } boolean; typedef struct{ char cString[50]; char **cpItem; } typChangePrm; void freeMemory(typChangePrm *data) { int i; printf("freeMemory - start\n"); for(i = 0; data->cpItem[i]; i++) { printf(" free(item) : pointer[%p]\n", data->cpItem[i]); free(data->cpItem[i]); } printf(" free(item container) : pointer[%p]\n", data->cpItem); free(data->cpItem); data->cpItem = NULL; printf("freeMemory - end\n"); return; } boolean allocateMemory(typChangePrm *data, size_t itemSize) { char **prevMemory; size_t allocateSize; int i; printf("allocateMemory - start\n"); if (data->cpItem != NULL) { freeMemory(data); } data->cpItem = calloc(itemSize + 1, sizeof(char *)); // +1して番兵をつける printf(" allocate(item container) : pointer[%p]\n", data->cpItem); for(i = 0;i < itemSize; i++){ data->cpItem[i] = calloc(64, sizeof(char)); if (data->cpItem[i] == NULL) { freeMemory(data); // 初期化に失敗したら壊す return false; } printf(" allocate(item) : pointer[%p]\n", data->cpItem[i]); } printf("allocateMemory - end\n"); return true; } int main(void){ typChangePrm data; char str[]="hoge"; size_t allocateSize; size_t itemSize; int i; data.cpItem = NULL; allocateMemory(&data, 10); allocateMemory(&data, 20); freeMemory(&data); return 0; }
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[540] Re:reallocについて
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

ついでに言うと、2回目のアロケートを以下のように書き直しても   *(data.cpItem + i) = realloc(*(data.cpItem + i), sizeof(char) * 64); realloc失敗時に*(data.cpItem + i)がNULLになってしまってやはりダメですね。
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[539] Re:reallocについて
投稿者:かずま
2007/02/20 02:13:25

>realloc() の第一引数を、NULL にすれば、malloc() と同じ動作をします。 >よって、realloc(NULL,sizeof(char) * 64); でも問題ありません。 malloc も realloc も関係ありません。そのプログラム自体に問題があります。 最初の 10個の領域とは別に、新たに 20個の領域を確保していて、最初の 10個の領域は二度と使えません。これをメモリーリークといいます。
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[538] Re:reallocについて
投稿者:まきじ
2007/02/20 02:13:25

>>data.cpItem[i] = malloc(sizeof(char) * 64); realloc() の第一引数を、NULL にすれば、malloc() と同じ動作をします。 よって、realloc(NULL,sizeof(char) * 64); でも問題ありません。
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[537] Re:reallocについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

ええと、これはコダマンさんの質問に対するひとつの解答例、ということで よいでしょうか? ところで私なら、 >*(data.cpItem + i) = realloc(NULL,sizeof(char) * 64); この部分はこう書きます。 >data.cpItem[i] = malloc(sizeof(char) * 64);
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[536] Re:reallocについて
投稿者:まきじ
2007/02/20 02:13:25

#include<stdio.h> #include<stdlib.h> typedef struct{ char cString[50]; char **cpItem; /* ポインタのポインタにする*/ }typChangePrm; int main(void){ typChangePrm data; char str[]="hoge"; int i; /* 10 個の要素を持つポインタの配列を確保 */ data.cpItem = realloc(NULL,sizeof(char*) * 10); for(i = 0;i < 10; i++){ /* *(data.cpItem + i) に 64 個 の要素を持つ char 型の配列を確保 */ *(data.cpItem + i) = realloc(NULL,sizeof(char) * 64); strcpy(*(data.cpItem + i),str); } for(i = 0;i < 10; i++) printf("%s\n",*(data.cpItem + i)); strcpy(str,"foo"); /* ポインタの配列の要素数を 20 個に変更 */ data.cpItem = realloc(data.cpItem,sizeof(char*) * 20); for(i = 0;i < 20; i++){ /* *(data.cpItem + i) に 64 個 の要素を持つ char 型の配列を確保 */ *(data.cpItem + i) = realloc(NULL,sizeof(char) * 64); strcpy(*(data.cpItem + i),str); } for(i = 0;i < 20; i++) printf("%s\n",*(data.cpItem + i)); return 0; }
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[535] Re:reallocについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >typedef struct{ > char cString[50]; > char *cpItem[]; //タイプ/処理名/置換先項目/置換元項目/デフォルト値/ >}typChangePrm; まず質問ですが、コンパイラはなんでしょうか? いわゆるANSI-C (ISO-C89)では上のコードは通りません。 ISO-C99なら通ります。gccにも似たような独自拡張があったような。 >↑のような構造体の中のポインタ配列のreallocの方法がわからず苦戦しております。 で、単にcpItemを可変個確保したいだけなら、このページが参考になるでしょう。 http://seclan.dll.jp/c99d/c99d04.htm#dt19990726 確保するサイズは sizeof(typChangePrm) + sizeof(char*) * num ですね。 ただ、それ以前の問題として、こういう構造体をrealloc()する時は、 「この構造体を指しているポインタはないか」ということを意識する必要があります。 realloc()するとアドレスが変わることがあるため、これを指しているポインタがあると そっちも書き換えてやらなければいけません。 それが難しいのなら、可変長構造体を使うのではなく、この構造体に 可変長配列へのポインタを持たせるべきでしょう。 typedef struct{ char cString[50]; char **cpItem; // この先の領域をrealloc()する。 }typChangePrm; # ところでcpItemの数はどっかで保持してるんでしょうか。
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[534] reallocについて
投稿者:コダマン
2007/02/20 02:13:25

始めまして。 typedef struct{ char cString[50]; char *cpItem[]; //タイプ/処理名/置換先項目/置換元項目/デフォルト値/ }typChangePrm; ↑のような構造体の中のポインタ配列のreallocの方法がわからず苦戦しております。 どなたか、ご存知でしたら教えてください。
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[533] Re:名前のないクロージャで再帰呼び出し
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

ええと、まず目的として、クイックソートなんだから当然再帰を使いたい、 ってのがあって、つまりいかにしてquick_sort_sub()を呼び出すかが 問題なわけですが、 以下の箇所で定義されているふたつのクロージャを、それぞれ c1, c2とすると、 fp_op2(closure(quick_sort_sub) { ←c1 return closure(left, right) { ←c2 c2が、通常のクイックソートの実行部ですが、その中では、 その外周のクロージャであるc1の引数である、quick_sort_sub()が 参照できるわけですね。 c1は、引数としてクロージャを受け取り、戻り値としてc2を返すわけですが、 c1の引数にc2を渡して実行できれば万事解決である、と。 で、これを実現しているのがfp_op2()であるわけですが、 これは以下のように書き換えることが可能で、 function fp_op2(f) { c3 = closure(p) { return p(p); }; c4 = closure(x) { c5 = closure(g, h) { return f(x(x))(g, h); }; return c5; }; return c3(c4); } 最後のreturnでc3が実行されていますが、 c3というのは、クロージャを受け取り、そのクロージャにそれ自身を 渡して実行して返す関数なわけで、で、c3のpに実際に渡されているのは c4なので、つまりこのタイミングでc4が実行される。 c4は引数としてxを受け取りますが、c3の定義からして、 xにはc4自身が格納されている。 そして、c4は、戻り値としてc5を返す。 この戻り値は、c3の戻り値でありすなわちfp_op2()の戻り値でもある。 呼び出し元のquick_sort()関数のほうでは、fp_op2()の戻り値に 引数ふたつ与えて評価して、それがクイックソートの実行となる。 で、そのc5ですが、「f(x(x))」のfはつまりc1であり、 その引数の「x(x)」におけるxはc4なので、fの引数には c4の戻り値が渡されることになる。 c4の戻り値であるc5はつまり、引数をふたつとってc1の戻り値 すなわちc2を実行して返す、という、c2のラッパーなので、 当初の目的である 「c1の引数にc2を渡して実行できれば万事解決である」 というのが実現できている… うーん、ぶすぶす… (頭から煙が出ている音) Paul Grahamの「簡潔さは力なり」の中で、 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/power-j.html 数式を散文で書くと量が増える、なんてことが書いてありますが、 数式の力を持ち合わせていない私が書くとこうなってしまうわけで、 やっぱり勉強不足ですね。
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[532] Re:名前のないクロージャで再帰呼び出し
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

> …頭から煙が出そうになったので、サンプルのソースを読もうとしてみました。 サンプルをそのまま追うと多分死にます。 簡略化してから追うと fp_op2(closure(f) { return closure(x, y) { ... f(a, b) ... }; }) ⇒ Z Z(c, d) ⇒ closure(f) { return closure(x, y) { ... f(a, b) ... }; }(Z)(c, d) ⇒ closure(x, y) { ... Z(a, b) ... }(c, d) こんな感じです。 参考ページ http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~kawai/pub/is/isis2-note.html http://www.ice.nuie.nagoya-u.ac.jp/~h003149b/lang/fix.html # 「不動点演算子」じゃなかなか見付からないですね。orz # どうやって見付けたんだろう。 == 私も(crowbarを基に)プログラミング言語を作ろうと思っていますが、 そのときは名前付きのクロージャは入れないで、 Schemeの拡張シンタックスのような機能を付けようと思っています。 んで、 named_closure tag (x, y, ...) { ... } と書けば closure(tag) { tag = closure(x, y, ...) { ... }; return tag; }(null) と展開されるようなものをプログラマが自分で作れるようにしたいな、と(不動点演算子はどこへ行った) # で、ライブラリに入れておく
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[531] Re:名前のないクロージャで再帰呼び出し
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして、「プログラミング言語を作る」楽しく読ませていただいています。 どうも。はじめまして。最近停滞しておりましてすみません。 >crowbarには再帰呼び出しのための名前付きのクロージャがありますが、 >名前のないクロージャでも、不動点演算子を使えば再帰呼び出しは可能です。 知らなかったので、「不動点演算子」をGoogleしてみました。 …頭から煙が出そうになったので、サンプルのソースを読もうとしてみました。 …すみません、今の眠い頭ではちょっと追えそうにないので、後日再挑戦してみます。 興味深いネタの提供ありがとうございました。 # 勉強不足を痛感いたしますです。
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[530] 名前のないクロージャで再帰呼び出し
投稿者:NykR
2007/02/20 02:13:25

はじめまして、「プログラミング言語を作る」楽しく読ませていただいています。 crowbarには再帰呼び出しのための名前付きのクロージャがありますが、名前のないクロージャでも、不動点演算子を使えば再帰呼び出しは可能です。 # 不動点演算子(2引数関数用) function fp_op2(f) { return closure(p) { return p(p); }(closure(x) { return closure(g, h) { return f(x(x))(g, h); }; }); } # 使用例。コードは(ぱ)さんの本にあったクイックソートをそのまま使わせていただきました function quick_sort(data, less) { fp_op2(closure(quick_sort_sub) { return closure(left, right) { pivot = data[(left + right) / 2]; left_index = left; right_index = right; while (left_index <= right_index) { for (; less(data[left_index], pivot); left_index++) {} for (; less(pivot, data[right_index]); right_index--) {} if (left_index <= right_index) { temp = data[left_index]; data[left_index] = data[right_index]; data[right_index] = temp; left_index++; right_index--; } } if (left_index < right) { quick_sort_sub(left_index, right); } if (left < right_index) { quick_sort_sub(left, right_index); } }; })(0, data.size() - 1); return data; } print("" + quick_sort({ 5,6,3,2,1,9,8,0,7,5,3,2,4,3 }, closure(lhs, rhs) { return lhs < rhs; }) + "\n"); # => (0, 1, 2, 2, 3, 3, 3, 4, 5, 5, 6, 7, 8, 9) 名前付きクロージャを使った方が簡単でわかりやすいですが(ついでに効率もいいです)、こういうのもありますよ、ということで投稿しました。 # 既にご存じでしたら申し訳ありません
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[529] Re:crowbar ver.0.3.01について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> | IF LP expression RP block ELSE block > { > $$ = crb_create_if_statement($3, $5, NULL, $7); > } >の間違いではないでしょうか? ご指摘ありがとうございます。その通りです。(また)まぬけなポカをしており 申し訳ありません。 なぜ気付かなかったんだろう… とtest.crbを見てみたのですが、 elsifを使っているパターンと、else側を通らないパターンでしか テストしてませんね… 論外。 さすがに今日は直せないので、この週末に対処させていただきます。 ご指摘ありがとうございました。
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[528] crowbar ver.0.3.01について
投稿者:tsuka
2007/02/20 02:13:25

はじめまして.楽しく拝見させていただいております. 「プログラミング言語を作る」のcrowbar ver.0.3.01についてなのですが, crowbar.yのif statementの | IF LP expression RP block ELSE block { $$ = crb_create_if_statement($3, $5, NULL, $5); } は, | IF LP expression RP block ELSE block { $$ = crb_create_if_statement($3, $5, NULL, $7); } の間違いではないでしょうか? 使っていて気付いたのですが・・・. 既にお気づきor指摘済みかもしれませんが念のため.
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[527] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:SFファン
2007/02/20 02:13:25

ご無沙汰しています。 メモリリークの問題等を解決して何とかプロトタイプが出来ました。 まだ、 1)先手=人プレーヤー 後手=コンピュータプレイヤー オンリー 2)3手目以降人プレーヤーが打てない。 等の制限はありますが、コンピュータプレイヤーに打たせる事には成功しました。 コンピュータプレイヤーが打つ速度はJava版より速いです。 もっと改良を重ねて、最終的には本将棋ソフトを作成したいと考えています。 ソースを公開しますので、何かご意見があればお聞かせ下さい。 http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc.lzh
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[526] Re:JAVA VMエラー
投稿者:じゃぶじゃぶ
2007/02/20 02:13:25

アドバイスありがとうございます。 >そんなのはその証券会社にでも問い合わせるのが筋では? 証券の回答:SUNに問い合わせてください SUNでは米国に英語で問い合わせてください たらいまわし >いずれにせよこのエラーは、環境の不具合か、VMにバグがあるかしなければ >発生しないエラーです。ユーザ側で対処できることがあるとすれば、 >JRE(できれば少し古いの)を再インストールすることぐらいでしょう 結局:マイクロソフト VMビルドをインストールすることでHPアクセスできるようになりました。
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[525] Re:JAVA VMエラー
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>本屋でJAVA謎+落とし穴徹底解明を見つけました。 だから何? >あまりにも難しい内容ですが今困っていますので教えてください。 >WIN XPSP2で証券会社のHPにアクセスすると下記ERRで強制終了します。 そんなのはその証券会社にでも問い合わせるのが筋では? あるいは、他のJavaアプレットのあるページ(うちのリバーシなど)も 動かなければ、そちらのブラウザの環境の問題ですし。 うちのリバーシのページ: http://kmaebashi.com/javaworld/reversi.html いずれにせよこのエラーは、環境の不具合か、VMにバグがあるかしなければ 発生しないエラーです。ユーザ側で対処できることがあるとすれば、 JRE(できれば少し古いの)を再インストールすることぐらいでしょう。 >またSUN JAVAコンソールをクイックしても同じERRになります。 クイック… http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%99%E3%82%8B&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2 なるほどねえ。
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[524] JAVA VMエラー
投稿者:じゃぶじゃぶ
2007/02/20 02:13:25

本屋でJAVA謎+落とし穴徹底解明を見つけました。 あまりにも難しい内容ですが今困っていますので教えてください。 WIN XPSP2で証券会社のHPにアクセスすると下記ERRで強制終了します。 またSUN JAVAコンソールをクイックしても同じERRになります。 # # An unexpected error has been detected by HotSpot Virtual Machine: # # EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION (0xc0000005) at pc=0x6d6c20e6, pid=1228, tid=2324 # # Java VM: Java HotSpot(TM) Client VM (1.5.0_02-b09 mixed mode) # Problematic frame: # V [jvm.dll+0x820e6] # --------------- T H R E A D --------------- Current thread (0x0562a6a8): JavaThread "main" [_thread_in_vm, id=2324] siginfo: ExceptionCode=0xc0000005, reading address 0x00000008 Registers: EAX=0x00000000, EBX=0x00000000, ECX=0x00000008, EDX=0x00000000 ESP=0x069f5f74, EBP=0x069f5fac, ESI=0x0562a6a8, EDI=0x00000000 EIP=0x6d6c20e6, EFLAGS=0x00010246 Top of Stack: (sp=0x069f5f74) 0x069f5f74: 6d6c494b 00000000 00000000 0562a764 0x069f5f84: 6d317763 0000000c 09352923 00000000 0x069f5f94: 100f38a0 00000000 00000000 056cf3a8 0x069f5fa4: 0562a6a8 00000000 069f5fd0 6d304c3a 0x069f5fb4: 0562a764 6d317774 00000000 0562a764 0x069f5fc4: 00000000 00000000 0562a764 069f5ff8 0x069f5fd4: 6d30543a 0562a764 069f6003 6d317774 0x069f5fe4: 6d317768 6d317750 055f5684 0562a764 Instructions: (pc=0x6d6c20e6) 0x6d6c20d6: e8 0c 2a ff ff c3 8b 44 24 04 8b 0d b0 64 7a 6d 0x6d6c20e6: 8b 04 01 c3 8b 44 24 04 8b 0d ac 64 7a 6d 8b 04 Stack: [0x06900000,0x06a00000), sp=0x069f5f74, free space=983k Native frames: (J=compiled Java code, j=interpreted, Vv=VM code, C=native code) V [jvm.dll+0x820e6] C [java.dll+0x4c3a] C [java.dll+0x543a] C [java.dll+0x54d3] C [java.dll+0x18ba] j java.lang.ClassLoader$NativeLibrary.load(Ljava/lang/String;)V+0 j java.lang.ClassLoader.loadLibrary0(Ljava/lang/Class;Ljava/io/File;)Z+300 j java.lang.ClassLoader.loadLibrary(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;Z)V+48 j java.lang.Runtime.load0(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;)V+57 j java.lang.System.load(Ljava/lang/String;)V+7 v ~StubRoutines::call_stub V [jvm.dll+0x818e8] V [jvm.dll+0xd4989] V [jvm.dll+0x817b9] V [jvm.dll+0x887ae] C [jpishare.dll+0x4380] C [jpishare.dll+0x1eb2] C [jpiexp32.dll+0x5744] C [npjpi150_02.dll+0x1abf] C [ole32.dll+0x2206a] C [ole32.dll+0x40a03] C [ole32.dll+0x4071d] C [ole32.dll+0x27b76] C [ole32.dll+0x27a62] C [ole32.dll+0x27c48] C [ole32.dll+0x27bf4] C [ole32.dll+0x4112b] C [ole32.dll+0x410e2] C [ole32.dll+0x27c9b] C [ole32.dll+0x27a62] C [ole32.dll+0x27a7c] C [ole32.dll+0x27a62] C [ole32.dll+0x278f6] C [ole32.dll+0x277af] C [ole32.dll+0x27731] C [urlmon.dll+0x3c5c7] C [urlmon.dll+0x3cb1e] C [urlmon.dll+0x3ce5a] C [mshtml.dll+0x273785] C [mshtml.dll+0x273afa] C [mshtml.dll+0x26e889] C [mshtml.dll+0x275cfe] Java frames: (J=compiled Java code, j=interpreted, Vv=VM code) j java.lang.ClassLoader$NativeLibrary.load(Ljava/lang/String;)V+0 j java.lang.ClassLoader.loadLibrary0(Ljava/lang/Class;Ljava/io/File;)Z+300 j java.lang.ClassLoader.loadLibrary(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;Z)V+48 j java.lang.Runtime.load0(Ljava/lang/Class;Ljava/lang/String;)V+57 j java.lang.System.load(Ljava/lang/String;)V+7 v ~StubRoutines::call_stub --------------- P R O C E S S --------------- Java Threads: ( => current thread ) 0x066f0878 JavaThread "traceMsgQueueThread" daemon [_thread_blocked, id=2540] 0x066decc0 JavaThread "AWT-Windows" daemon [_thread_in_native, id=560] 0x066de8d8 JavaThread "AWT-Shutdown" [_thread_blocked, id=460] 0x066dab40 JavaThread "Java2D Disposer" daemon [_thread_blocked, id=1336] 0x06657588 JavaThread "Low Memory Detector" daemon [_thread_blocked, id=2148] 0x0659d750 JavaThread "CompilerThread0" daemon [_thread_blocked, id=292] 0x06554df8 JavaThread "Signal Dispatcher" daemon [_thread_blocked, id=2536] 0x06592a50 JavaThread "Finalizer" daemon [_thread_blocked, id=2532] 0x0563a580 JavaThread "Reference Handler" daemon [_thread_blocked, id=2528] =>0x0562a6a8 JavaThread "main" [_thread_in_vm, id=2324] Other Threads: 0x06581580 VMThread [id=2496] 0x05659768 WatcherThread [id=744] VM state:not at safepoint (normal execution) VM Mutex/Monitor currently owned by a thread: None Heap def new generation total 576K, used 334K [0x100b0000, 0x10150000, 0x10810000) eden space 512K, 52% used [0x100b0000, 0x100f3a80, 0x10130000) from space 64K, 100% used [0x10140000, 0x10150000, 0x10150000) to space 64K, 0% used [0x10130000, 0x10130000, 0x10140000) tenured generation total 1408K, used 201K [0x10810000, 0x10970000, 0x160b0000) the space 1408K, 14% used [0x10810000, 0x10842500, 0x10842600, 0x10970000) compacting perm gen total 8192K, used 3930K [0x160b0000, 0x168b0000, 0x1a0b0000) the space 8192K, 47% used [0x160b0000, 0x16486a20, 0x16486c00, 0x168b0000) No shared spaces configured. Dynamic libraries: 0x00400000 - 0x00419000 C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe 0x7c940000 - 0x7c9dd000 C:\WINDOWS\system32\ntdll.dll 0x7c800000 - 0x7c931000 C:\WINDOWS\system32\kernel32.dll 0x77bc0000 - 0x77c18000 C:\WINDOWS\system32\msvcrt.dll 0x77cf0000 - 0x77d7f000 C:\WINDOWS\system32\USER32.dll 0x77ed0000 - 0x77f16000 C:\WINDOWS\system32\GDI32.dll 0x77f20000 - 0x77f96000 C:\WINDOWS\system32\SHLWAPI.dll 0x77d80000 - 0x77e29000 C:\WINDOWS\system32\ADVAPI32.dll 0x77e30000 - 0x77ec1000 C:\WINDOWS\system32\RPCRT4.dll 0x76350000 - 0x764bc000 C:\WINDOWS\system32\SHDOCVW.dll 0x765c0000 - 0x76653000 C:\WINDOWS\system32\CRYPT32.dll 0x77c40000 - 0x77c52000 C:\WINDOWS\system32\MSASN1.dll 0x75410000 - 0x75485000 C:\WINDOWS\system32\CRYPTUI.dll 0x76be0000 - 0x76c0e000 C:\WINDOWS\system32\WINTRUST.dll 0x76c40000 - 0x76c68000 C:\WINDOWS\system32\IMAGEHLP.dll 0x770d0000 - 0x7715c000 C:\WINDOWS\system32\OLEAUT32.dll 0x76970000 - 0x76aad000 C:\WINDOWS\system32\ole32.dll 0x59250000 - 0x592a4000 C:\WINDOWS\system32\NETAPI32.dll 0x76660000 - 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0x4ee16000 C:\WINDOWS\system32\imjp81.ime 0x648f0000 - 0x649c0000 C:\WINDOWS\system32\imjp81k.dll 0x3b100000 - 0x3b11b000 C:\WINDOWS\IME\IMJP8_1\Dicts\IMJPCD.DIC 0x75c40000 - 0x75cdc000 C:\WINDOWS\system32\urlmon.dll 0x77fa0000 - 0x77fb1000 C:\WINDOWS\system32\Secur32.dll 0x76570000 - 0x765c0000 C:\WINDOWS\System32\cscui.dll 0x76550000 - 0x7656c000 C:\WINDOWS\System32\CSCDLL.dll 0x76040000 - 0x76199000 C:\WINDOWS\system32\SETUPAPI.dll 0x10000000 - 0x100af000 c:\program files\google\googletoolbar1.dll 0x71a00000 - 0x71a0b000 C:\WINDOWS\system32\WSOCK32.dll 0x719e0000 - 0x719f7000 C:\WINDOWS\system32\WS2_32.dll 0x719d0000 - 0x719d8000 C:\WINDOWS\system32\WS2HELP.dll 0x76af0000 - 0x76b1b000 C:\WINDOWS\system32\WINMM.dll 0x5a820000 - 0x5a827000 C:\WINDOWS\system32\serwvdrv.dll 0x58a60000 - 0x58a67000 C:\WINDOWS\system32\umdmxfrm.dll 0x74cd0000 - 0x74d61000 C:\WINDOWS\system32\MLANG.dll 0x76940000 - 0x76964000 C:\WINDOWS\system32\ntshrui.dll 0x76ad0000 - 0x76ae1000 C:\WINDOWS\system32\ATL.DLL 0x759b0000 - 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0x5c9b7000 C:\WINDOWS\system32\OLEPRO32.DLL 0x6d400000 - 0x6d417000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\jpiexp32.dll 0x76f60000 - 0x76f68000 C:\WINDOWS\System32\winrnr.dll 0x6d450000 - 0x6d468000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\jpishare.dll 0x6d640000 - 0x6d7c5000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\client\jvm.dll 0x6d280000 - 0x6d288000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\hpi.dll 0x76ba0000 - 0x76bab000 C:\WINDOWS\system32\PSAPI.DLL 0x6d610000 - 0x6d61c000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\verify.dll 0x6d300000 - 0x6d31d000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\java.dll 0x6d630000 - 0x6d63f000 C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin\zip.dll 0x6d000000 - 0x6d166000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\awt.dll 0x72f50000 - 0x72f76000 C:\WINDOWS\system32\WINSPOOL.DRV 0x73890000 - 0x73960000 C:\WINDOWS\system32\D3DIM700.DLL 0x6d240000 - 0x6d27d000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\fontmanager.dll 0x6d1f0000 - 0x6d203000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\deploy.dll 0x049c0000 - 0x049dd000 C:\Program Files\Java\jre1.5.0_02\bin\RegUtils.dll 0x08910000 - 0x08bd6000 C:\WINDOWS\system32\msi.dll VM Arguments: jvm_args: -Xbootclasspath/a:C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\deploy.jar;C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\plugin.jar -Xmx96m -Djavaplugin.maxHeapSize=96m -Xverify:remote -Djavaplugin.version=1.5.0_02 -Djavaplugin.nodotversion=150_02 -Dbrowser=sun.plugin -DtrustProxy=true -Dapplication.home=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0 -Djava.protocol.handler.pkgs=sun.plugin.net.protocol -Djavaplugin.vm.options=-Djava.class.path=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\classes -Xbootclasspath/a:C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\deploy.jar;C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\lib\plugin.jar -Xmx96m -Djavaplugin.maxHeapSize=96m -Xverify:remote -Djavaplugin.version=1.5.0_02 -Djavaplugin.nodotversion=150_02 -Dbrowser=sun.plugin -DtrustProxy=true -Dapplication.home=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0 -Djava.protocol.handler.pkgs=sun.plugin.net.protocol vfprintf java_command: <unknown> Environment Variables: PATH=C:\PROGRA~1\Java\JRE15~1.0_0\bin;C:\Program Files\Internet Explorer;;C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem;. USERNAME=管理人室 OS=Windows_NT PROCESSOR_IDENTIFIER=x86 Family 15 Model 4 Stepping 1, GenuineIntel --------------- S Y S T E M --------------- OS: Windows XP Build 2600 Service Pack 2 CPU:total 1 family 15, cmov, cx8, fxsr, mmx, sse, sse2, ht Memory: 4k page, physical 244464k(55328k free), swap 598668k(323724k free) vm_info: Java HotSpot(TM) Client VM (1.5.0_02-b09) for windows-x86, built on Mar 4 2005 01:53:53 by "java_re" with MS VC++ 6.0
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[523] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>CESさん自身が挙げられたこのページに、 >http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/414 >| Smalltalk(アラン・ケイ)は“オブジェクトへのメッセージ送信”という >| メタファをしてその「オブジェクト指向」と、C++(ストラウストラップ)は >| 抽象データ型からの発展型(あるいはそれとは別のクラスのあり方)をして >| その「オブジェクト指向」と位置づけ、その進化の初期の過程で整備されました。 > >と書いてあるわけですが。読んでいませんか? ふむぅ…読み飛ばしていたような気がします。 やっぱり、C++ 流儀にどっぷりつかった視点では理解しにくいですから。 >また、既に書きましたが、(私が作っているcrowbarのような)タイプベースの言語では、 >そもそもクラスがないので、抽象データ型からは離れているように思います。 crowbar がどのような言語かはまだじっくりと見ていないのですが、クラスが無かろうとも、オブジェクト指向(モジュール指向)であれば、抽象データ型が無いということは無いと思います。 > http://kmaebashi.com/programmer/object/othello.html > ここは読みましたか? 書いてから全編に渡って何度か読み直しました。 結果、読めば読むほど >オブジェクト指向=モジュール化+マルチプルインスタンス なんだな、と感じるようになりました。 > 私の「再入門」は、そういう読者をターゲットとしているつもりです。 つまり、 > 「既にモジュール指向は知っている人のためのオブジェクト指向入門」 ということですね。 そういうスタンスだということであれば、私の反論はまったく的外れです。 ご気分を害されましたら、申し訳ございません。 > 「オブジェクト指向もモジュール指向も知らないが、 > マルチプルインスタンスは知っている」人というのは、具体的にどんな経歴(言語 > 経験)で、どんなプログラムを書く人なのでしょうか。 前にも申しましたように、 int i; int j; これで、モジュール指向ではありませんがマルチプルインスタンスです。 モジュール化を知る前の人だって、こういうことは素でやるでしょう。 >> マルチプルインスタンスで、何故再利用性が高まっているのでしょうか。 > strtok()みたいに、よそで使われてないか意識しないと使えないようでは、 > 再利用性が高いとは言えないと思うんですが? うん、確かにそうです。 …何なんでしょう。↑の1行を書くのに1時間悩みました。 たぶんあれです。 私はオブジェクト指向とモジュール指向を混同していたから。 マルチプルインスタンスではなく責務の分離こそオブジェクト指向だと思っていながら、データが1つしかない本当のモジュール指向を全然やってないから、マルチプルインスタンスのありがたみがわかってなかったんじゃないかな、と。 長きに渡お付き合いいただき、ありがとうございました。 ここで頂いたコメントをヒントにして、自分なりにもう少し煮詰めてみたいと思います。
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[522] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>マルチプルインスタンスで、何故再利用性が高まっているのでしょうか。 >また、その再利用性は、ライブラリの再利用性とどう違うものなのでしょうか。 strtok()みたいに、よそで使われてないか意識しないと使えないようでは、 再利用性が高いとは言えないと思うんですが?
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[521] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>オブジェクト指向=モジュール化+マルチプルインスタンス >ということでよろしいのでしょうか。 >ただ、そうしますと、再入門講座はどうしても不適切だと言わざるを得ません。 http://kmaebashi.com/programmer/object/othello.html ここは読みましたか? ここでは、まず「モジュール」としてboard.cを作り、その後それを複数生成 できるようにしています。 | 以前のboard.cというモジュールは、カプセル化は実現できていましたが、 | 静的にひとつしか存在しませんでした。それが、必要に応じていくつも生成できる | ようになったものがオブジェクトです。そして、このようにオブジェクトを | 必要な数だけ生成し、それに付属した関数を呼び出しながら動作していくという | プログラミングスタイルが、「オブジェクト指向」であるわけです。 つまり、私の説明では、 >オブジェクト指向=モジュール化+マルチプルインスタンス まさにこれが前提になっているのであり、なのになぜ不適切といわれるのかが わかりません。 >・マルチプルインスタンスはモジュール指向以前からあった > →オブジェクト指向もモジュール指向も知らない人でも、これは知っている >・非オブジェクト指向、オブジェクト指向の知名度に比べて、モジュール指向の > 知名度が低い > (私のように、オブジェクト指向とモジュール指向を混同している可能性が高く、 > 非オブジェクト指向→モジュール指向→オブジェクト指向 という経路ではなく、 > 非オブジェクト指向→オブジェクト指向 という経路を辿ると思っている) …ということは、 「モジュール」→「マルチプルインスタンス」 という説明の順序は逆で、 「マルチプルインスタンス」→「モジュール」 という順序のほうがよい、という主張でしょうか? そうなのかもしれませんが、ではその順序で説明したら、どんな感じの説明に なるのでしょうか。私にはちとイメージがつかめません。 また、上のページでこう書いたように、 | 既に書いたように、board.cはオブジェクト指向とは言えません。 | そして、多くのCプログラマには、「この設計でいったい何がいけないのか?」と | 思えるのではないかと思います。 そこそこ経験を積んだCプログラマなら、「モジュール化」はある程度意識して いるものです。また、オブジェクト指向の入門書を読めば、「カプセル化」の 話はたいてい書いてあります。 結果として、 http://kmaebashi.com/programmer/object/response3.html こちらで示したように、 284 :デフォルトの名無しさん :03/09/16 11:45 | データの局所性を高めたり隠蔽するってさ、 | 一データ群を取り扱う関数群を一つのソースにまとめて、データへのアクセスは | 専用のI/O関数を介してやり取りするのと違いはある? | Cでもこういうのを徹底しとけばいいんでしょ? こういう誤解をしてしまう可能性が非常に高いわけです。 # 284さんはその後うちの掲示板にも登場されました。 # やはりboard.cのようなものをイメージされていたようです。 私の「再入門」は、そういう読者をターゲットとしているつもりです。 CESさんのおっしゃるような「オブジェクト指向もモジュール指向も知らないが、 マルチプルインスタンスは知っている」人というのは、具体的にどんな経歴(言語 経験)で、どんなプログラムを書く人なのでしょうか。 少なくとも私には、具体的にイメージできません。
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[520] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>C++などの流儀のOOは、そう言われることが多いようですね。 > >C++ ファミリーじゃない言語をよく知らないので、よろしければ、 >他の流儀では何がオブジェクト指向だと呼ばれているのか、ご教示願えませんか。 CESさん自身が挙げられたこのページに、 http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/414 | Smalltalk(アラン・ケイ)は“オブジェクトへのメッセージ送信”という | メタファをしてその「オブジェクト指向」と、C++(ストラウストラップ)は | 抽象データ型からの発展型(あるいはそれとは別のクラスのあり方)をして | その「オブジェクト指向」と位置づけ、その進化の初期の過程で整備されました。 と書いてあるわけですが。読んでいませんか? また、既に書きましたが、(私が作っているcrowbarのような)タイプベースの言語では、 そもそもクラスがないので、抽象データ型からは離れているように思います。 >「型」がある→「マルチプルインスタンスが前提」という繋がりがよくわかりません。 >「鋳型」「ケーキ型」などは、同じ形のものを量産するためにありますが… >そもそも「型」の語源は「type」ですし、「クラス」という用語もそうですが、 >「分類」というような意味があるんじゃないでしょうか。 実は拙著「Java謎+落とし穴~」ではタイヤキの型を使ってクラスとインスタンスの 説明をしていますが、タイヤキ型がtypeでないことはわかってて注でツッコミ入れたり してます。それはさておき。 typeだから分類だ、という解釈をしたところで、分類というのは、通常ひとつの カテゴリに複数のナニモノカが入るでしょう。 ただ、イメージとしては、プログラミング言語における「型」は、 結構タイヤキの型の方に近いような気もします。インスタンス生成なんて 型にタネとアンコ(メモリ)を詰めてタイヤキ作るイメージそっくり。
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[519] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>で、リンク先の内容を読み返してみました。 >僕はこの説明で、初心者向けとしても十分足りているように思えるのですが、いかがでしょうか。 うーん…何に足りているのでしょうか? マルチプルインスタンスの利点はわかりやすく解説されていますが、モジュール指向の説明は相変わらず見当たりませんし、例の「こちら」のリンク元である > ただ、私は、オブジェクト指向によりプログラムの再利用性は高まると思っています。オブジェクト指向の「マルチプルインスタンス」という特性が、「状態」を持つ部品を、プログラムのあちこちで使いまわすことを可能にしているからです。この点についてはこちらで後述します。 という文との関連がわかりません。 マルチプルインスタンスで、何故再利用性が高まっているのでしょうか。 また、その再利用性は、ライブラリの再利用性とどう違うものなのでしょうか。
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[518] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>の「こちら」については、前橋さんが 2005/07/19 02:12:13 の投稿で > >>おそらくこのリンク先は、 >>http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html >>ここのStringTokenizerあたりの説明のことを指しているのだと思います。 >># 既に忘却の彼方です。すみません。 > >とおっしゃられております。 あ、ほんとだ。失礼しました。。 で、リンク先の内容を読み返してみました。 僕はこの説明で、初心者向けとしても十分足りているように思えるのですが、いかがでしょうか。
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[517] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

考えを整理してみると、今、世の中にあふれている「オブジェクト指向」の説明は、その多くが誤解を孕んでいるような気がしてきます。 それはさておき。 >たぶん、例の > >http://kmaebashi.com/programmer/object/naze.html > >の、「この点についてはこちらで後述します。」の箇所で、その説明をされるおつもりだったのではないでしょうか。(予想ですけど) の「こちら」については、前橋さんが 2005/07/19 02:12:13 の投稿で >おそらくこのリンク先は、 >http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html >ここのStringTokenizerあたりの説明のことを指しているのだと思います。 ># 既に忘却の彼方です。すみません。 とおっしゃられております。
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[516] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>しかし、ということはやはり、 > >オブジェクト指向=モジュール化+マルチプルインスタンス > >ということでよろしいのでしょうか。 僕は概ね、そう思っています。 でも、前橋さんのご意見がどうであるかは、わからないです。 >ただ、そうしますと、再入門講座はどうしても不適切だと言わざるを得ません。 たぶん、例の http://kmaebashi.com/programmer/object/naze.html の、「この点についてはこちらで後述します。」の箇所で、その説明をされるおつもりだったのではないでしょうか。(予想ですけど)
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[515] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>あ、すみません。 > [512]を読まずに投稿してしまいました。。(汗) > >失礼しました。 > CESさん いえいえ、お気になさらずに。 しかし、ということはやはり、 オブジェクト指向=モジュール化+マルチプルインスタンス ということでよろしいのでしょうか。 ただ、そうしますと、再入門講座はどうしても不適切だと言わざるを得ません。 というのは ・マルチプルインスタンスはモジュール指向以前からあった  →オブジェクト指向もモジュール指向も知らない人でも、これは知っている ・非オブジェクト指向、オブジェクト指向の知名度に比べて、モジュール指向の知名度が低い  (私のように、オブジェクト指向とモジュール指向を混同している可能性が高く、  非オブジェクト指向→モジュール指向→オブジェクト指向 という経路ではなく、  非オブジェクト指向→オブジェクト指向 という経路を辿ると思っている) ためであり、「オブジェクト指向の最低要件はマルチプルインスタンス」という文面からは、「モジュール指向からオブジェクト指向へ至るまでの差分として最低限必要なものはマルチプルインスタンス」という意味が読み取りにくいためです。 注釈として > 「それは抽象データ型だ」という意見もあるかもしれませんが、抽象データ型はオブジェクト指向に至るためには必須の概念です。 という記述はありますが、そもそも犬がどうのというたとえ話がわかっていない人が、抽象データ型云々と言われてわかるとも思えません。
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[514] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

あ、すみません。 [512]を読まずに投稿してしまいました。。(汗) 失礼しました。 > CESさん
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[513] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

前橋さんが紹介してくださった、まつもとひろゆきさんの日記の「アイデンティティ」という言葉を眺めていて、自分の中で少し整理ができてきました。 >int main() >{ > int i = 0, j = 0; > return 0; >} > >これはオブジェクト指向か? ってことになるです(それ以前に全く意味のないプログラムであることに突っ込んじゃダメ)。 >int 型のマルチプルインスタンスを実現しているし、i と j は識別可能です。 >マルチプルインスタンス「だけ」では、オブジェクト指向とは思えないのですが… >静的だろうが動的だろうが「データ」があって、そのデータの「責務」が明確になっているとき、それはオブジェクト指向、ではないのかな。 おそらく、重要なのは (1) データ構造や振る舞いを、特定の名前に紐付けて定義できる (2) 定義したオブジェクトを、複数生成できる (3) 生成されたインスタンスは、それぞれが個別の状態を持つ (4) それぞれのインスタンスの違いが、識別可能である ということだと思うんです。 いわゆる手続き型言語でも、(1)はそれほど難しい話ではないでしょう。 そしてそれが、CESさんのおっしゃる「責務の明確化」なんだと思います。最初に774RRさんがおっしゃっていた、「自分にできることを自分自身が知っている」というのも(1)でしょう。 でもその責務を持った単位が、 ・ 複数生成できて、それぞれが状態を持ち、かつそれぞれが識別可能(つまり、(2)と(3)と(4)) ということでなければ、それは、「オブジェクト」とは言えないのではないでしょうか。 で、いわゆる手続き型言語では、それらを実装するのが容易ではない、ということなんだと思います。
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[512] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

なんか、えーと。 「それってオブジェクト指向じゃなくてモジュール指向じゃん」ということへの反論にまったくなっていない。 だって私自身「じゃあモジュール指向って呼んでもいいよこの際」って納得してしまっているから。 モジュール指向とオブジェクト指向の違いって何だろう? マルチプルインスタンスがそれ? あー、そうか。そういうことか。 > 私は、オブジェクト指向の「本質」と呼ぶべきものは、カプセル化でも継承でもポリモルフィズムでもなく、「マルチプルインスタンス」にあると思っています > 「それは抽象データ型だ」という意見もあるかもしれませんが、抽象データ型はオブジェクト指向に至るためには必須の概念です。 (オブジェクト指向再入門/はじめに より) マルチプルインスタンスばかり強調されるので、マルチプルインスタンスさえあればモジュール化が無くてもオブジェクト指向かと誤解してしまった。 抽象データ型+マルチプルインスタンス=オブジェクト指向? 「オブジェクト指向の最低要件はマルチプルインスタンス」というのは、「モジュール化はすでにある前提として、オブジェクト指向に至るための差分として何が必要かという最低要件」ということなのだろうか。 しかし、マルチプルインスタンス「だけ」ならば、モジュール指向の前からあったものだし、オブジェクト指向がモジュール指向から派生しているならば、やはりモジュール指向も知っておかねばならんのだろうなぁ。 「オブジェクト指向再入門」が「既にモジュール指向は知っている人のためのオブジェクト指向入門」ならば「マルチプルインスタンス」を説明すればいいわけだが、しかしそうとも思えないしなぁ…
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[511] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

> 最低限の条件は「アイデンティティがある」ことである。アイデンティティとはある「オブジェクト」と別の「オブジェクト」が、同じかそうでないか判定できる、という意味だ。 っていうと、じゃあ int main() {  int i = 0, j = 0;  return 0; } これはオブジェクト指向か? ってことになるです(それ以前に全く意味のないプログラムであることに突っ込んじゃダメ)。 int 型のマルチプルインスタンスを実現しているし、i と j は識別可能です。 マルチプルインスタンス「だけ」では、オブジェクト指向とは思えないのですが… 静的だろうが動的だろうが「データ」があって、そのデータの「責務」が明確になっているとき、それはオブジェクト指向、ではないのかな。 >C++などの流儀のOOは、そう言われることが多いようですね。 C++ ファミリーじゃない言語をよく知らないので、よろしければ、他の流儀では何がオブジェクト指向だと呼ばれているのか、ご教示願えませんか。 #ただ、私が「オブジェクト指向」という時、それは暗黙のうちに「C++ ファミリーのオブジェクト指向」を指していますが(だって他の知らないもん)。 >>「型」という概念がない言語もあるだろうから、「抽象データ」かな。 > >型の概念のない言語はそうそうないでしょう。RubyやらSmalltalkやらは >静的な型付けがないだけで、型は立派にあります。 そうでしたか。浅学を晒してしまいました。 >>マルチプルインスタンスは…申し訳ないが、抽象データとはちょっと関係なさそう? > >そして、「型」がある以上、それを複数生成するのは前提でしょうから、 >マルチプルインスタンスは、少なくともクラスベースのOOでは、外せない本質だと >私は考えているわけです。 「型」がある→「マルチプルインスタンスが前提」という繋がりがよくわかりません。 「鋳型」「ケーキ型」などは、同じ形のものを量産するためにありますが… そもそも「型」の語源は「type」ですし、「クラス」という用語もそうですが、「分類」というような意味があるんじゃないでしょうか。 まず型ありき、ではなくて。 最初は混沌として分類されていなかった「オブジェクト」があり、それを分類するために後から「型」が生まれた…のか? オブジェクトを分類することによって、似た性質を持つものをひとまとめに扱うことも「抽象化」です。 使う側はその似ている「性質」だけを知ってればいいんであって、似ているけれど「微妙に違う」部分は知らなくてもいいわけですからね。 そうすると「型は責務の分離のためにある」と言えなくもないような。 うーん違う。「型」じゃ意味が広すぎる(int 型にどんな責務があるって言うんだ…)。 「型」は純粋にオブジェクトの分類のためだけにあり、分類に責務を関連付けたのが「オブジェクト指向」か? これも違う。 オブジェクト指向以前から「型」はあったけれど、オブジェクト指向の「型」は「インターフェイスセット」のことかと。 そのオブジェクトに何ができるのか、でそのオブジェクトを表現したもの。 また、オブジェクトをそのように表現することが「オブジェクト指向」。
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[510] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>> プログラマに飛躍を感じさせる力を与えるための道具、という見方です。 > >すいません。ちょっとよくわかりませんでした。 すみません。。 ちょっとアルコールが入っているので、意味不明な事を書いてしまいました。 「自分が思っていることを、容易に表現することができる表現力」、それを実現するための道具 みたいな感じのことを言いたかったんです。 # 上記でも意味不明ですね。。
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[509] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>オブジェクト指向のキモは「抽象データ型」? C++などの流儀のOOは、そう言われることが多いようですね。 >「型」という概念がない言語もあるだろうから、「抽象データ」かな。 型の概念のない言語はそうそうないでしょう。RubyやらSmalltalkやらは 静的な型付けがないだけで、型は立派にあります。 >マルチプルインスタンスは…申し訳ないが、抽象データとはちょっと関係なさそう? そして、「型」がある以上、それを複数生成するのは前提でしょうから、 マルチプルインスタンスは、少なくともクラスベースのOOでは、外せない本質だと 私は考えているわけです。 [489]で自分で突っ込んでるように、じゃあプロトタイプベースではどうなるんだ、 という話はありますけどね。
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[508] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>・ オブジェクトは複数生成できる。 >・ 生成されたオブジェクトは、ユニークである まつもとゆきひろさんがこのように書いていますが、 http://www.rubyist.net/~matz/?date=20030807 | そして、その最低限の条件は「アイデンティティがある」ことである。 | アイデンティティとはある「オブジェクト」と別の「オブジェクト」が、 | 同じかそうでないか判定できる、という意味だ。 これは、keiさんの挙げられたふたつめの条件に合致するでしょうね。
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[507] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>組み込み系の仕事をしていると「***が1つ、△△△が1つ」なんてのは >よくあるのです。 >顧客要望的にも、コスト的にも、2つになることは決してありえない、って状況。 そういう場合は、全メンバがstaticであるクラスを作るなり、 C流にstaticな変数や関数で.cファイルに閉じ込めたりするコードを書くのが 正解だと思います。 でも、それが「オブジェクト指向」かと言うと、それは違うのでは、と私は 思います。 keiさんが別途書いておられるように、それは「モジュール化」では。 モジュール化を意識した言語であるModula2が、オブジェクト指向言語と 呼ばれることはないと思います。 >のように、全メンバが static なクラスってのを使います。 ところで、C++のstaticなメンバってのは、私は機能的に重複したものだと 思っています。staticフィールドはグローバル変数で書けるし、 名前空間の汚染はnamespaceで防げるし、ファイル内でstaticにすれば カプセル化もできるし。staticメソッドは関数で書けるし、 friendがあるから選択的エキスポーともある程度可能だし。 まあ、重複した機能が山ほどあるのはC++ではいつものことですけど。
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[506] Re:思うに
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>マルチプルインスタンス=オブジェクト指向と言い >切ってしまうと、それはちと問題かなと思います。 誰もそんなことは言っていないのでは? >Javaの仕様でネイティブ >バイナリを吐くコンパイラがほしいです。 >あったらすごい売れそう。 いろいろあるようですが、このへんなんかがメジャーじゃないですかね。 http://www.xlsoft.com/jp/products/jet/index.html ところで、ネイティブコンパイラを使っても、必ずしも性能が上がるとは 限りません。だいたい今時のJVMは結局JITでネイティブコードに変換していますし、 私もいくつかベンチマークもしてみましたが、数値計算とかで、CとJavaで 性能に差が出ることはそうそうありません。現状では、JITはメモリ食いなので、 実際のアプリケーションではそのへんで差が出るのでしょうけど。 上記のJETのページにもありますが、ネイティブコードに落とす重要な理由のひとつは 「Run anywhereを実現するため」なんですね。皮肉なものです。 JREが入ったマシンは少ないが、Windowsならどこにでもあるので。
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[505] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>逆に言えば、動的結合や多態は、いわゆる「手続き型」言語では、容易には実装できない、と言いたかったのでした。 >極論するならば、全ての言語も対等で、どの言語でも、他の言語で実装可能な機能は、どんな内容でも実装可能なはずです。 > >でも、それが容易であるか容易でないかの違いは、かなり大きいと思います。 まず私は、オブジェクト指向言語を否定しているわけではありません。 ただ、「オブジェクト指向って何だ?」っていうことを考えると、継承も多態性もサポートのひとつでしかなくて、本質ではないと思ったわけです。 本質でなければ要らないということは全く無くて、それらのサポートや、言語にそれらの機能があることによって、より強固なオブジェクトが楽に作れるのは素晴らしいことだと思います。 > プログラマに飛躍を感じさせる力を与えるための道具、という見方です。 すいません。ちょっとよくわかりませんでした。 > それは「モジュール指向」とでも呼ぶべきものであって、オブジェクト指向とは言えないんじゃないかなぁ、と。 「オブジェクト」もそうですけど、「モジュール」ってのも広義な言葉ですよね。 ただ、「モジュール指向」も案外外した言葉ではないような。むしろ「オブジェクト指向」よりわかりやすくないか、それ? 「モジュール」って、たぶん「それ自体が独立していて、他のものとの依存性が低く、組み換えが可能である部品」みたいな意味ですよね。
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[504] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>>個人的な考えとしては、動的結合も多態性も、責務の分離をはっきりさせるための手段でしかないと思います。 全くそうだと思うんですが、でもそれも、ひとつの側面に過ぎないのかな、とも思います。 僕個人は、動的結合や多態は、「プログラマが魔法を実現する」ための手段だと思っています。つまり、プログラマに飛躍を感じさせる力を与えるための道具、という見方です。 >つまり、動的結合や多態性がない「オブジェクト指向」があってもいいのではないか、ということです。 で、そういった動的な要素がなければ(つまり、責務の分離だけであれば)、それは「モジュール指向」とでも呼ぶべきものであって、オブジェクト指向とは言えないんじゃないかなぁ、と。 # 僕の見方はかなり偏り過ぎな気もしますが。。
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[503] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>>そして、それらの側面が無いと、いわゆる「手続き型」と、何も変わりが無いのでは、と思います。つまり、データと手続きをセットにするということ自体は、「手続き型」言語でも容易に可能なわけですから。 > >「手続き型言語」と「手続き型プログラミング」、 >「オブジェクト指向言語」と「オブジェクト指向プログラミング」は分けて考えるべきだと思います。 もちろん、それはそうだと思います。 なので、 >>「手続き型」言語でも容易に可能 と、「容易に」と書いた訳です。 逆に言えば、動的結合や多態は、いわゆる「手続き型」言語では、容易には実装できない、と言いたかったのでした。 極論するならば、全ての言語も対等で、どの言語でも、他の言語で実装可能な機能は、どんな内容でも実装可能なはずです。 でも、それが容易であるか容易でないかの違いは、かなり大きいと思います。
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[502] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

#追記 >>という側面が無いと、動的結合や多態は、説明できないのではないのかぁ、と思いました。 > >個人的な考えとしては、動的結合も多態性も、責務の分離をはっきりさせるための手段でしかないと思います。 つまり、動的結合や多態性がない「オブジェクト指向」があってもいいのではないか、ということです。
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[501] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>という側面が無いと、動的結合や多態は、説明できないのではないのかぁ、と思いました。 個人的な考えとしては、動的結合も多態性も、責務の分離をはっきりさせるための手段でしかないと思います。 以前は何でもかんでもバグを減らすための手段と捉えて失敗しましたが、「責務の分離」を目的に置いてみることにしました。 >そして、それらの側面が無いと、いわゆる「手続き型」と、何も変わりが無いのでは、と思います。つまり、データと手続きをセットにするということ自体は、「手続き型」言語でも容易に可能なわけですから。 「手続き型言語」と「手続き型プログラミング」、 「オブジェクト指向言語」と「オブジェクト指向プログラミング」は分けて考えるべきだと思います。 Java 使ってもオブジェクト指向っぽくないプログラムは作れるし、C 言語でもオブジェクト指向プログラミングはできます。 あと、C に端を発する C++ とか Java とかの言語は、「手続き型オブジェクト指向言語」だと思います。 「手続き型言語」の対義語は「関数型言語」らしいので。
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[500] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

# すみません、また発散させてしまいます。。 >「自分にできることを自分自身が知っている」のがOOだと思っていますが、違うのでしょうか? そっかー。 ・ (データや手続きの)所属がはっきりしている というのは、オブジェクト指向の根幹な気がしてきました。目から鱗です。 でも、それからさらに少し考えてみたんですが、 ・ オブジェクトは複数生成できる。 ・ 生成されたオブジェクトは、ユニークである という側面が無いと、動的結合や多態は、説明できないのではないのかぁ、と思いました。 そして、それらの側面が無いと、いわゆる「手続き型」と、何も変わりが無いのでは、と思います。つまり、データと手続きをセットにするということ自体は、「手続き型」言語でも容易に可能なわけですから。
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[499] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

オブジェクト指向では「責務の分離」が大切。 平たく言えば、オブジェクトを使う上で、知っていなければならないこと、知らなくてもいいこと、知っていてはならないことがきちんと分かれていること。 > 「自分にできることを自分自身が知っている」のがOO 自分自身は「何ができるか」と「どうやるか」を知っているけれど、他人には前者だけ教えておけばいい。 うーん…これを一言で言ったものが「抽象化」ということなんだろうか。 オブジェクト指向のキモは「抽象データ型」? 「型」という概念がない言語もあるだろうから、「抽象データ」かな。 してみるに、カプセル化も継承も多態性も実装隠蔽もメッセージパッシングも、すべてはこれをサポートするためのものでしかないことがわかる。 マルチプルインスタンスは…申し訳ないが、抽象データとはちょっと関係なさそう? うん、何だか、散々語り尽くされたところに落ち着いてしまった感がある。 現時点でのマイ定義: 「オブジェクト指向とは、データの抽象化によってバグを減らすための技術である」。 私の失敗は、いろんなものを同一視しすぎたこと。 例えば ・類似のコードをサブルーチンに分けるのは、コード修正の際に書き換える箇所を少なくすることによってバグを減らす技術。 ・データの抽象化は、オブジェクトを「使う側」のコードを再利用することによって、修正の必要性を軽減する技術。 ・ほら、この2つは結局同じ(コードを書き換える量を減らすのを目的とした)ことだ。 ここまで一般化してしまったから、わけがわからなくなってしまった。 サブルーチンの切り出しは、責務の分離とまったく関係が無い。だからこれを同一視してはいけなかった。 #我ながら、実に「何を今更」だな。 #ツッコミお待ちしています。
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[496] Re:マルチプルインスタンス
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>発散していてどこにつけていいかわからないので新規投稿。 ここにまとめレス。 > たとえば、以下のページでは、 > http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/reesoo-j.html > オブジェクト指向言語の要件を箇条書きにしたうえで、 極論、この一覧の要件をひとつでも満たせば、あるいは、ここに無いけれど何か妥当っぽい特徴を持っていれば、そして、その言語がオブジェクト指向であると主張すれば、それはオブジェクト指向になってしまうのかもしれない。 この一覧には > 全てはオブジェクトなり - 全ての値はオブジェクト。Smalltalkでは真だが、 Javaでは (int等のため) 真ではない。 とある。「オブジェクト」の定義にもブレがあるだろうが、これに従って解釈すると、 > int i; > int j; > これでマルチプルインスタンス、ってのはヒネクレ過ぎ? これを Java のコードとして見るならば、i や j はインスタンスではあるがオブジェクトではないのだろう(i や j をオブジェクトと呼ぶときの「オブジェクト」と、「オブジェクト指向」の定義を語るときの「オブジェクト」は意味が違うのは明らかだしね)。 > カプセル化のない(今はあるんでしたっけ?)のPythonとか、 > メソッドとオブジェクトを実行時にくっつけるPerlとか、 > メソッドとオブジェクトが直接関連していないCLOSとか… うーん…それらの言語については、というか、C++ / C# / Java あたりの C ファミリーしか私は知らないんですが。 ただ、前に述べたとおり、Win32 API のメッセージアーキテクチャはオブジェクト指向なので、「メソッドとデータの結合」は必須要件ではないんだろう。 > Simulaは、むしろC++に近い言語だという認識です。 コードを見た感じ、そうみたいですね。 どうも私は(偏見というか思いっきり間違いなのですが)Simula と Smalltalk を同一視してしまう。 Smalltalk はオブジェクト指向云々以前に関数型言語なので、C++ や Java とは同列で比較しにくいものがあるけれど。 > 全メンバが static なクラスってのを使います。 > 拡張性0ですがこれも立派なクラスだと思っております。 > 「自分にできることを自分自身が知っている」のがOO 確かに。 でも、(static メンバでもいいから)何らかのデータを持っていないと、それはクラスだけどオブジェクト指向とは言い難いような気がします。 「自分」ってのは「データ」のことだと思うから。
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[495] マルチプルインスタンス
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

発散していてどこにつけていいかわからないので新規投稿。 マルチプルインスタンスでないオブジェクト指向というか C++ ソースを結構書いている 身としては、マルチプルインスタンスが必須といわれてしまうとちょと悲しいかも。 組み込み系の仕事をしていると「***が1つ、△△△が1つ」なんてのはよくあるのです。 顧客要望的にも、コスト的にも、2つになることは決してありえない、って状況。 そーいう場合に***の制御を行うクラスとして class ***_t { static int Flags; static void CheckABC(); public: static bool IsXYZ(); }; のように、全メンバが static なクラスってのを使います。 拡張性0ですがこれも立派なクラスだと思っております。 「自分にできることを自分自身が知っている」のがOOだと思っていますが、違うのでしょうか? たまたまその結果として複数インスタンスの利用が簡単になっているのだと考えますが。
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[494] Re:思うに
投稿者:N
2007/02/20 02:13:25

「インスタンス」という意味であれば構造体であれ クラスであれmallocしたメモリであれインスタンス には違いないわけです。 マルチプルインスタンス=オブジェクト指向と言い 切ってしまうと、それはちと問題かなと思います。 まあ実際言葉の定義(オブジェクト指向とは何ぞや) なんかはどうでもよくて、作りやすくてバグが減る のなら何でもいいと個人的には考えています。 そういう「なんでもいいじゃん」的な考え方でいく と、C++の汚い文法よりはJavaなんかのほうが洗練 されていて好みですね。Javaの仕様でネイティブ バイナリを吐くコンパイラがほしいです。 あったらすごい売れそう。
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[493] Re:オブジェクト指向とは…(Re:「オブジェクト指向再入門」について)
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>(あっちから覗かれてないことを祈りつつビクビク書きこむけれど) >Simula っぽくないとオブジェクト指向とは認められない、とか言わないよね… 詳しいわけではないですが、Simulaは、むしろC++に近い言語だという認識です。 http://www.cee.hw.ac.uk/~rjp/bookhtml/chap09.html Example 9.4のあたりを見ると、メソッドは「procedure」として宣言されてますし。
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[492] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

ええと、chatモード? >ところで、C で > >int i; > >と書いたとき、これは(int クラスではないけれど)int 型のインスタンスと >呼べはしまいか。 >int 型のオブジェクトと呼んでも、間違いとは言えまい。 ていうかK&Rでは、これのことをオブジェクトと呼んでますね。 >オブジェクト指向っていうと「データと関数をくっつけたものがオブジェクトです」と >いう説明がなされることが多いが、いわゆるカプセル化というのは必須要件では >ないのだろうか。 カプセル化のない(今はあるんでしたっけ?)のPythonとか、 メソッドとオブジェクトを実行時にくっつけるPerlとか、 メソッドとオブジェクトが直接関連していないCLOSとか…
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[491] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>| つまり、「オブジェクト指向」というのはちゃんと定義された概念ではない。 ふむ、結局そんなもんなんですか。 >でも、最低限、オブジェクト指向の必要条件(十分条件でないことは承知の上で)を >言うのであれば、「マルチプルインスタンス」は結構外せない線と言えると思います。 >インスタンスとはすなわちオブジェクトであり、オブジェクトがなければ、 >さすがにオブジェクト指向とは呼べないでしょうから。 ところで、C で int i; と書いたとき、これは(int クラスではないけれど)int 型のインスタンスと呼べはしまいか。 int 型のオブジェクトと呼んでも、間違いとは言えまい。 んで int j; これでマルチプルインスタンス、ってのはヒネクレ過ぎ? オブジェクト指向っていうと「データと関数をくっつけたものがオブジェクトです」という説明がなされることが多いが、いわゆるカプセル化というのは必須要件ではないのだろうか。
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[490] Re:思うに
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>で、私の考えるオブジェクト指向とは、 > >「クラス(部品)を作り、組み合わせてアプリケーションを作る」 これだけだと、「ライブラリ」あるいは「モジュール」と、「クラス」との 区別が曖昧になってしまうのではないでしょうか。 Nさんが、 http://kmaebashi.com/programmer/object/othello.html こちらのページにある、static指定でカプセル化を図ったC版board.cを オブジェクト指向とみなすのであれば別ですが、 静的にひとつしかないboard.cモジュールは非OOで、 create_board()関数により複数のBoardを作ることができる版はOO的である、 ということに同意されるのであれば、マルチプルインスタンスが(すくなくとも クラスベースのOOにとって)必要条件であるということにも同意されるはずだと 思うのですが。 というわけで、 >なので「マルチプルインスタンス=オブジェクト指向」 >という説にはあえて反対しておきたいと思います。 >そんな大げさなもんではないと私は考えています。 こちらもよくわかりません。しかも、上記のご意見は、その前段に >関数ポインタ(複数)とそれを操作するデータ(構造体) >をパッケージングすることで実現するというのは、 >C++への移行期であった当時は「なるほど」と思った >ものです。 とあります。私の認識では、これは立派なマルチプルインスタンスです。 http://kmaebashi.com/programmer/object/intro.html ここで、C++ FAQから引用し、 | もしCでマルチプルインスタンスが必要なら、プログラマは構造体を使いますが、 | こっちはカプセル化をサポートしません。 と書いているように。
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[489] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

管理人である私のいないところで会話が進んでいくのが、この手の掲示板の あるべき姿だと思ってます。皆様書き込みありがとうございます。 >じゃあ「オブジェクト指向」という言葉の定義は何かというと、詰まってしまって… 用語定義に拘泥するのはあまり意味があるとは思えないんですが、 無意味なことにこだわるのも人間だってことで。 たとえば、以下のページでは、 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/reesoo-j.html オブジェクト指向言語の要件を箇条書きにしたうえで、 | つまり、「オブジェクト指向」というのはちゃんと定義された概念ではない。 | ある人々 (AbelsonとSussman?) はLispはオブジェクト指向だと言うが、それは | {3,4,5,7} に基づく (但し、全ての型はプログラマの頭の中に存在するとする)。 | Javaは {1,2,3,7,8,9} があるからオブジェクト指向だ。 Eは {1,2,3,4,5,7,9} と | 6のほとんどをもつから、もっとオブジェクト指向だと言えるかもしれない。 (中略) | オブジェクト指向というものが動く標的であるため、オブジェクト指向の熱心な | 支持者はこのメニューのうちの適当なサブセットを気まぐれに選んで、 | それを以って他の言語はオブジェクト指向ではないと説得しようとする。 と述べています。実際、その通りだと私も思います。 でも、最低限、オブジェクト指向の必要条件(十分条件でないことは承知の上で)を 言うのであれば、「マルチプルインスタンス」は結構外せない線と言えると思います。 インスタンスとはすなわちオブジェクトであり、オブジェクトがなければ、 さすがにオブジェクト指向とは呼べないでしょうから。 ただ、マルチプルインスタンスという定義自体、クラスベースのOOに特化してないか、 と言われるとそれはそうかもしれず。プロトタイプベースの場合、(ある特定の クラスの)インスタンスが複数生成される、というわけではないですから。 # プロトタイプベースの言語でも、結局クラスっぽいものを作ることが # 多いとは思いますけどね。
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[488] Re:オブジェクト指向とは…(Re:「オブジェクト指向再入門」について)
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>ただ、これは個人的な感性の問題かもしれませんが、僕個人は、抽象化によって得られるメリットは、 > >「バグが減るから嬉しい」 > >よりも、 > >「表現力が高まるから嬉しい」 > >って側面の方が強いように思えます。 > ># 個人の主観の問題に還元しちゃうのは、ちょっとおもしろくないですけど。。 まだ個々人の主観を越える同意が得られる段階ではないんでしょうか? 決して新しいものではないと思うんですけどね。 >>くだんの再入門にかぎらず、世の多くの「オブジェクト指向入門」が入門の先に見据えているものは、 >>実は、オブジェクト指向なんかじゃなく(実際、ほとんどその説明のために行を割いておらず) >>オブジェクトのメリットを論じたり、オブジェクトを使った効率的なプログラミングをするためのもの >>に過ぎないんじゃないかなぁ…という問題も、もちろんあります。 > >えーっ。 >それじゃ駄目なの??? > >って思ってしまいました。 「オブジェクトを使って効率的にプログラミングすること」って「オブジェクト指向」じゃないのかな? それとも、あくまで「オブジェクト指向とは何か?」っていう説明をせよということなのかしら。 #私は知りたいけれど、入門者には必要か? と思う (あっちから覗かれてないことを祈りつつビクビク書きこむけれど)Simula っぽくないとオブジェクト指向とは認められない、とか言わないよね…
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[487] Re:オブジェクト指向とは…(Re:「オブジェクト指向再入門」について)
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>という話になると、結局、「バグが減るから嬉しい」に帰結するんじゃないでしょうか。 それもありだと思います。 ただ、これは個人的な感性の問題かもしれませんが、僕個人は、抽象化によって得られるメリットは、 「バグが減るから嬉しい」 よりも、 「表現力が高まるから嬉しい」 って側面の方が強いように思えます。 # 個人の主観の問題に還元しちゃうのは、ちょっとおもしろくないですけど。。 >余談になりますが、このサイトの「オブジェクト指向再入門」に言及されているページを見つけました。 >http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/755 ↑このリンク先から引用 >くだんの再入門にかぎらず、世の多くの「オブジェクト指向入門」が入門の先に見据えているものは、 >実は、オブジェクト指向なんかじゃなく(実際、ほとんどその説明のために行を割いておらず) >オブジェクトのメリットを論じたり、オブジェクトを使った効率的なプログラミングをするためのもの >に過ぎないんじゃないかなぁ…という問題も、もちろんあります。 えーっ。 それじゃ駄目なの??? って思ってしまいました。
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[486] Re:思うに
投稿者:N
2007/02/20 02:13:25

突っ込まれると思うので一応言い訳しておくと、 Cでも擬似マルチプルインスタンス的な作り方は 可能です。 とある人の書いたソースでは、typedefした構造体 に関数ポインタを持たせ、同じ機能で複数の状態 を持った「オブジェクト(インスタンス)もどき」 を使って機能を実現していました(某パズルですが)。 関数ポインタ(複数)とそれを操作するデータ(構造体) をパッケージングすることで実現するというのは、 C++への移行期であった当時は「なるほど」と思った ものです。 なので「マルチプルインスタンス=オブジェクト指向」 という説にはあえて反対しておきたいと思います。 そんな大げさなもんではないと私は考えています。 強いて言うなら「設計概念の1つです」とでも言えば 十分じゃないでしょうか。
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[485] 思うに
投稿者:N
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。面白く読ませていただきました。 思うに、Cなどでは構造化設計に始まり、原始的な オブジェクト指向的設計まである程度踏み込んで いたのではないかと思います。この点は同じ論を 唱えていらっしゃると思います。 ただ、手続き型言語では「オブジェクト指向設計」 とは「呼んでいなかった」だけではないかな、と 個人的には思っています。 Cで言うと、 ・データを持つオブジェクトが操作方法を知っている  >より緻密なソースファイル分割  >関数名のルール付け  >データ操作関数のファイル内限定 ・インターフェースの限定による(使用者から見た)隠蔽  >static関数、ファイル内static変数(privateメンバに相当) ・ポリモーフィズム、継承、同じ動作は同じ名前に  >これはクラス型言語にしかできない機能ですね これらを、言語仕様面からより便利に使えるように したのがC++なりJavaなりであって、オブジェクト指向 のような概念的なことは(意識するしないをおいて) 近代の開発では行っていたと思います。 で、私の考えるオブジェクト指向とは、 「クラス(部品)を作り、組み合わせてアプリケーションを作る」 ことであると考えています。七面倒くさい用語はそれを 表現するための方便に過ぎないと。 このような(オブジェクト指向的)作り方をすると、手続き 型言語で感じていた以上に、ライブラリ的立場の部品と本来 のアプリケーション的立場の部品をいやでも意識させられる ことになります。 従来であれば、「じゃあこの機能とこの機能は整理して別に ライブラリ化しよう」ということになるのでしょう。それは クラス型言語でも可能だと思いますが、クラス型言語なら、 ライブラリ化という結構エネルギーを使う作業をしなくても クラス単位で再利用という手軽な使い方ができるのは1つの メリットかと思います。 長くなりましたのでこのへんで。
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[484] オブジェクト指向とは…(Re:「オブジェクト指向再入門」について)
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

だんだんこちらのサイトのコンテンツの内容と関係なくなってきましたので、タイトル変えました。 >横槍、失礼します。 横槍大歓迎です。 >でも、オブジェクト指向って、再利用だけが利点でしょうか? >オブジェクト指向に限らず、「抽象化すること」によって得られる利点を、適当につらつらと考えてみましたが、 > >・ 設計の向上(データ構造、モジュール間の関連等) >・ 可読性の向上 >・ 保守性の向上 >・ 意思疎通の向上 > >等々、ちょっと考えただけでも色々出てきそうです。 うん、なるほど。 確かに抽象化と再利用を直結させるのは短絡的ですね。 が、もう一歩突っ込んで、 ・何のために設計をはっきりさせるん? ・可読性や保守性が向上するとどんなメリットがあるん? ・意思疎通が円滑になるとどのように嬉しいん? という話になると、結局、「バグが減るから嬉しい」に帰結するんじゃないでしょうか。 #とか言ってるとそのうち「より儲かるから嬉しい」に帰結しそうで、身も蓋もなくなってくるんですが。 はじまりは 「わけわからんたとえ話よりも、『オブジェクト指向を使うと何が嬉しいのか』に重きを置いて説明すべきではないか」 にあります。 C 言語の知識がある前提でオブジェクト指向を教えるとすると、何が嬉しいのかと言えばやっぱり「バグが減る・バグが出にくくなるから嬉しい」んだと思います。 #設計がきれいになることによってもたらされるメリットではなく、きれいになること自体が純粋に嬉しい、というのも共感できるところではあるのですが。 もうこうなると、オブジェクト指向のどこがいいのか、バグさえ減るならオブジェクト指向じゃなくたっていいじゃないか、ということになってしまうので、私の意見はやっぱりどこか間違えてるっぽいんですが。 括りすぎ、一般化し過ぎたんでしょうか。 そもそも「オブジェクト指向」という言葉の定義からして統一されたものがない…とも聞きますが。 余談になりますが、このサイトの「オブジェクト指向再入門」に言及されているページを見つけました。 http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/755
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[483] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

横槍、失礼します。 >>>バグを減らすにはどうすればいいかというと、極力コードを書き起こす量、 >>>き換える量を減らすことです。 >>>継承や多態性は抽象化のための手段であり、抽象化は再利用のための手段であり、 >>>利用はコードを書く量を減らすための手段であると思います。 (中略) >「オブジェクト指向はバグを減らすための技術である」は真であると思いますが、「バグを減らすための技術はオブジェクト指向である」これは偽です。 (中略) >カプセル化も継承も多態性も「ソースコードを量を減らし、バグを減らすための手段である」と括ってしまうと、「バグを減らすための技術はオブジェクト指向である」が真になってしまうので。 確かに、 1) バグを減らすには、コード量を減らすことである 2) オブジェクト指向による抽象化は、再利用のための手段である 3) 再利用によってコード量が減る 4) コード量が減れば、バグが減る 5) オブジェクト指向は、バグを減らすための技法である という論理の筋は、理解できます。 でも、オブジェクト指向って、再利用だけが利点でしょうか? オブジェクト指向に限らず、「抽象化すること」によって得られる利点を、適当につらつらと考えてみましたが、 ・ 設計の向上(データ構造、モジュール間の関連等) ・ 可読性の向上 ・ 保守性の向上 ・ 意思疎通の向上 等々、ちょっと考えただけでも色々出てきそうです。 なので、「オブジェクト指向はバグを減らす技術」っていうのは、確かに真かもしれないのですけど、それはひとつの側面に過ぎないんじゃないかな、と思いました。 以上、横槍というか、茶々でした。
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[482] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>>バグを減らすにはどうすればいいかというと、極力コードを書き起こす量、 >>き換える量を減らすことです。 >>継承や多態性は抽象化のための手段であり、抽象化は再利用のための手段であり、 >>利用はコードを書く量を減らすための手段であると思います。 > >そこまで一般化してしまえばそうかもしれませんが。 それが悩みと言えば悩みで。 「オブジェクト指向はバグを減らすための技術である」は真であると思いますが、「バグを減らすための技術はオブジェクト指向である」これは偽です。 じゃあ「オブジェクト指向」という言葉の定義は何かというと、詰まってしまって… カプセル化も継承も多態性も「ソースコードを量を減らし、バグを減らすための手段である」と括ってしまうと、「バグを減らすための技術はオブジェクト指向である」が真になってしまうので。 「カプセル化を中核とし、それにバグ軽減のための様々な技法を付随させたものである」という定義を試みたこともありましたが、カプセル化だけ特別扱いするのもどうかと思いますし… >たとえば、interfaceを使うのと継承を使うのとでは、短期的には継承を使う方が >ソースは短くなるものですが、それでもinterfaceを使おう、というのが >最近の風潮ですし。 ただ闇雲にソースを短くすればいいというわけではありません。 そもそも、オブジェクト指向を使えば、どうしたってソースは肥大化すると思います。 一時的にはそうであっても、将来的に、トータルで見て書く量を減らそう、ということです。 >一例ですけど、StrutsのActionがinterfaceでなくクラスなのが気になって >しょうがないのです。私の場合。 Struts については(というか、Java 自体)よく知らないので、コメントは控えさせていただきます。
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[481] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>これについては、 >「Smalltalk に端を発する、『オブジェクト同士のコミュニケーションは > メッセージパッシングだ』とする派と、C++ 流儀の『メッセージパッシングとは > 要するに関数呼び出しのことだ』とする派、2通りの『オブジェクト指向』が > 存在し、それがごっちゃになって受け取られているためだ」 そういうことなら、C++やJavaを使いたい人には、ことさらメッセージ云々と 説明するのは有害だということになりそうです。違う流儀なのですから。 >>すみません、ちなみにその本は何という本でしょうか。 >>よろしければ教えてください。 > >http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894711885/ あ、やっぱり。この本は読みました。 >バグを減らすにはどうすればいいかというと、極力コードを書き起こす量、 >き換える量を減らすことです。 >継承や多態性は抽象化のための手段であり、抽象化は再利用のための手段であり、 >利用はコードを書く量を減らすための手段であると思います。 そこまで一般化してしまえばそうかもしれませんが。 たとえば、interfaceを使うのと継承を使うのとでは、短期的には継承を使う方が ソースは短くなるものですが、それでもinterfaceを使おう、というのが 最近の風潮ですし。 一例ですけど、StrutsのActionがinterfaceでなくクラスなのが気になって しょうがないのです。私の場合。
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[480] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

レスありがとうございます。CES です。 >SDKでウィンドウプロシージャを書く人は、「メッセージ」のディスパッチを >特に苦労なく学べるんじゃないかと思っています。まあイベントドリブンへの >発想の転換は必要でしょうが、メッセージの受け渡しそのものは別に難しくない。 >Cの知識そのままでいけます。 >でも、「オブジェクト指向ではオブジェクト同士がメッセージを~」という >説明では混乱する人が出てくる。これは、「メッセージパッシングは >関数呼び出しとは異なるものだ」という説明があるせいだろうと思うわけです。 これについては、 「Smalltalk に端を発する、『オブジェクト同士のコミュニケーションはメッセージパッシングだ』とする派と、C++ 流儀の『メッセージパッシングとは要するに関数呼び出しのことだ』とする派、2通りの『オブジェクト指向』が存在し、それがごっちゃになって受け取られているためだ」 という記述を見つけました。 http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/414 私は C++ 流しか知らないので、やはりオブジェクト指向の源流を理解するためには、Smalltalk(というか Simula?)を学ぶべきなのかな、と思います。 >>「オブジェクト指向で再利用性は高まるか?」 >> >>高まると思いますが、マルチプルインスタンスについて論じているらしい >>「こちら」のリンクが切れているので、先がすごく気になります… > >や、すみません。リンク先のURLにNOREFと書いてあるので、いずれ続きを書くつもり >だったんだろうと思います。 >で、当初書くつもりだったことは既に書いたつもりですので、 >おそらくこのリンク先は、 >http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html >ここのStringTokenizerあたりの説明のことを指しているのだと思います。 ># 既に忘却の彼方です。すみません。 了解いたしました。後ほど読ませていただきます。 >>まぁ、この Eiffel 本は「だから C++ はダメな言語だ。さぁ、皆で >>Eiffel を使おう!」とか言い出しそうな勢いですが。 > >すみません、ちなみにその本は何という本でしょうか。 >よろしければ教えてください。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894711885/ コイツです。 >私が書いたのは、「継承は、(ソースであれなんであれ)再利用の手段ではない」 >ということです。継承は抽象化の手段だと思っています。 「継承はコードを書かないための技術である」というのも、あながちハズレではない気がしています。 結局、オブジェクト指向とは何のために存在するのかというと、突き詰めれば「バグを減らすため」だと思います。 バグを減らすにはどうすればいいかというと、極力コードを書き起こす量、書き換える量を減らすことです。 継承や多態性は抽象化のための手段であり、抽象化は再利用のための手段であり、再利用はコードを書く量を減らすための手段であると思います。
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[479] Re:「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

どうも。はじめまして。 >しかし、それでも難しいという印象を持たれているのは、「どういうものか」は >頑張って説明するけれど、「どのようにありがたいのか」が伝わらないためでは >ないでしょうか。 そう思います。ていうかプログラミング言語はもちろん、プログラミングパラダイム まで含めても所詮「道具」に過ぎないわけで、道具なら、何の役に立つのかが わからなければならないはずです。 >「メッセージ」というと、ぱっと思いつくのが「(WM_CREATE などの)Window > メッセージ」ですが、Windows のアーキテクチャというのは、まさに > オブジェクト指向なのだと痛感させられます。 … >が、MFC なんぞ使わず SDK でウィンドウプロシージャを書いている人は、 >非オブジェクト指向言語を使っているんだなぁ、と思うと、何だか妙な気分です。 SDKでウィンドウプロシージャを書く人は、「メッセージ」のディスパッチを 特に苦労なく学べるんじゃないかと思っています。まあイベントドリブンへの 発想の転換は必要でしょうが、メッセージの受け渡しそのものは別に難しくない。 Cの知識そのままでいけます。 でも、「オブジェクト指向ではオブジェクト同士がメッセージを~」という 説明では混乱する人が出てくる。これは、「メッセージパッシングは 関数呼び出しとは異なるものだ」という説明があるせいだろうと思うわけです。 >「オブジェクト指向で再利用性は高まるか?」 > >高まると思いますが、マルチプルインスタンスについて論じているらしい >「こちら」のリンクが切れているので、先がすごく気になります… や、すみません。リンク先のURLにNOREFと書いてあるので、いずれ続きを書くつもり だったんだろうと思います。 で、当初書くつもりだったことは既に書いたつもりですので、 おそらくこのリンク先は、 http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html ここのStringTokenizerあたりの説明のことを指しているのだと思います。 # 既に忘却の彼方です。すみません。 >それは Eiffel が「外部から書き込み可能な public 変数」という概念を >持たないから言えることであって、その保護機能がない C++ では、 >変数を private にして getter のみ実装することは、Eiffel 風に言えば >「公開」であると思います。 もうひとつ重要なのは、Eiffelでは引数無しのメソッド呼び出しでは()が 不要だということですね。 >まぁ、この Eiffel 本は「だから C++ はダメな言語だ。さぁ、皆で >Eiffel を使おう!」とか言い出しそうな勢いですが。 すみません、ちなみにその本は何という本でしょうか。 よろしければ教えてください。 >> 継承は、ソースの再利用の手段ではないということです。 > >うーん…結局、ソース以外の何を再利用するんだろう、と思います。 >いや、言わんとすることはわかるんですが、突き詰めると、ソースの >再利用じゃん、と。 私が書いたのは、「継承は、(ソースであれなんであれ)再利用の手段ではない」 ということです。継承は抽象化の手段だと思っています。 >最後にひとつ、感じたことを言わせていただくと… >この再入門講座は「オブジェクト指向とは何であるか」ではなく >「オブジェクト指向とは何でないか」を説明していることが多いように >思えたのでした。 まあこれはそうでしょうねえ。 既存の説明について、ちょっとそれはないんじゃないか、というコンセプトで 書いてますから。
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[478] Re:徹底入門:誤植
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>100ページの7および10行目に出てくる macro.c というファイルは >4行目の cpp.c の書き間違いということで宜しいでしょうか。 書き間違いです。昔のことなのでさすがに記憶が曖昧ですが、このファイル名を cpp.cにするかmacro.cにするか迷っていて、最終的にはcpp.cにしたものの、 いくつか直し忘れがあった、ということだと思います。 こんなポカがいまだに残っているとは思いませんでした。 正誤表に追加しておきました。ご指摘ありがとうございました。 >なお当方の環境(Mac OS X 10.2.8 + gcc-3.1)で、cpp cpp.c と >gcc -E cpp.c を実行したところ以下のようになりました。 gcc -Eの方では、どうもCコンパイラが動いているように見えますね。 うちのgcc gcc (GCC) 3.4.2 (mingw-special) では再現していません。 Mac OS X をお持ちの方の情報をお待ちしております。
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[477] 「オブジェクト指向再入門」について
投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 なんか最近、自前のプログラミング言語を作りたくなって来たのであちこちフラフラしていて、こちらに流れ着きました。 「プログラミング言語を作る」のコーナーは、後ほどじっくり読ませていただきます。 さて、今回は一言「オブジェクト指向再入門」に物申させて頂きに参上仕りました。 文句ばっかりでなく、賛同とか感想の方が多いかもしれませんが… 「いい加減、わけのわからない「たとえ話」はやめよう」 賛成です。 この「わけのわからないたとえ話」というのは、「オブジェクト指向とはどういうものであるか」を、筆者なりに精一杯噛み砕いて説明しようとしたものだと思います。 しかし、それでも難しいという印象を持たれているのは、「どういうものか」は頑張って説明するけれど、「どのようにありがたいのか」が伝わらないためではないでしょうか。 「オブジェクトに「メッセージ」を送って…」 > 「メッセージ送出」と呼ばれているのは、たいていのオブジェクト指向言語では実のところ一種の関数呼び出しです。 重箱の隅を突っつくような指摘をお許しください。 オブジェクト指向で言うところの「メッセージ送出」が、大抵の(メジャーな)オブジェクト指向言語において「関数呼び出し」という形をとっているのは、確かにその通りです。 が、「オブジェクト指向」と「オブジェクト指向言語」は別のものであることは(非「オブジェクト指向言語」で「オブジェクト指向」を実現されている管理人様ならば)周知のことであると存じます。 「メッセージ」というと、ぱっと思いつくのが「(WM_CREATE などの)Window メッセージ」ですが、Windows のアーキテクチャというのは、まさにオブジェクト指向なのだと痛感させられます。 ウィンドウの原型を定義するウィンドウ「クラス」があり、個々のインスタンスであるウィンドウはそのクラスから作られ、振る舞いをカスタマイズしたい場合は「サブクラス化」し、「メッセージ」を送ると、同じメッセージであってもウィンドウごとに「多態的」な動作をする。 が、MFC なんぞ使わず SDK でウィンドウプロシージャを書いている人は、非オブジェクト指向言語を使っているんだなぁ、と思うと、何だか妙な気分です。 「オブジェクト指向で再利用性は高まるか?」 高まると思いますが、マルチプルインスタンスについて論じているらしい「こちら」のリンクが切れているので、先がすごく気になります… 「それは「カプセル化」なのか?」 > データ隠蔽ではなく実装隠蔽だ、という言葉があって、まあこれも > 言葉遊びの匂いがしないでもないですが、同様のことを言っているように > 思います。 (皆様からのご意見(2)より) そういう文句を、ある Eiffel 本で見ました。 確かに、C++ でいうクラスで private にするものには「そのクラスがカプセル化するデータ」と「実装のために必要なデータ」の2種類があり、これを区別することは有用であると思います。 が、この Eiffel 本は「データを隠蔽してしまったら誰も触れなくなる。データは公開せよ」というわけのわからんことを言います。 それは Eiffel が「外部から書き込み可能な public 変数」という概念を持たないから言えることであって、その保護機能がない C++ では、変数を private にして getter のみ実装することは、Eiffel 風に言えば「公開」であると思います。 まぁ、この Eiffel 本は「だから C++ はダメな言語だ。さぁ、皆で Eiffel を使おう!」とか言い出しそうな勢いですが。 「継承について」 > 継承は、ソースの再利用の手段ではないということです。 うーん…結局、ソース以外の何を再利用するんだろう、と思います。 いや、言わんとすることはわかるんですが、突き詰めると、ソースの再利用じゃん、と。 「オブジェクト指向言語によるサポート」 > こんなの見た目が変わっただけじゃないか! > 全くそのとおり。継承を考えない限りにおいては、オブジェクト指向言語といってもその程度のものです。 オブジェクト指向とは、ある日、何の前触れも無くぽっと生まれたものではなく、それ以前の歴史を脈々と受け継いだ上に、生まれるべくして生まれたものだと思います。 そして、「オブジェクト指向言語」とは、非オブジェクト指向言語よりもオブジェクト指向を「それっぽく書ける」だけの代物であって、正に「サポート」程度の役割しかないものだと思います。 オブジェクト指向の三本柱は「カプセル化」「継承」「多態性」だなんて、いったい誰が言ったんでしょうか。 結局のところ、(最初にも書きましたが)その三本柱が「何の役に立つのか」が見えないとダメなんだと思います。 C 言語で継承や多態性を実現するのは難しいですが、継承や多態性によって「何を成し遂げたいのか」がわかっているなら、きっと C でも素晴らしいプログラムが書けることでしょう。 もっと言ってしまうと、「オブジェクト指向」って、結局何なんだかよくわからなくなってきます。 おそらくそれは「オブジェクト思考」みたいなもんであって、「これ」というはっきりした形が無い「考え方」なんだと思います。 でも「じゃあ、その考え方に則っていればなんでもオブジェクト指向なのか」というとそんなことは無くて。…何なんでしょうね、オブジェクト指向って。 最後にひとつ、感じたことを言わせていただくと… この再入門講座は「オブジェクト指向とは何であるか」ではなく「オブジェクト指向とは何でないか」を説明していることが多いように思えたのでした。
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[476] 徹底入門:誤植
投稿者:
2007/02/20 02:13:25

『C言語体当たり学習徹底入門』(第2刷)を読み返していたときに気が付いたのですが、100ページの7および10行目に出てくる macro.c というファイルは4行目の cpp.c の書き間違いということで宜しいでしょうか。なお当方の環境(Mac OS X 10.2.8 + gcc-3.1)で、cpp cpp.c と gcc -E cpp.c を実行したところ以下のようになりました。これに関しては処理系の違いによるものと考えておいて良いのでしょうか。cpp.c と cpp.h は99ページの例に従っています。 % cpp cpp.c | cat -n 1 # 1 "cpp.c" 2 # 1 "cpp.h" 1 3 hogehoge 4 hogehoge 5 hogehoge 6 # 2 "cpp.c" 2 7 8 9 10 hogehoge piyopiyo 100. % gcc -E cpp.c | cat -n cpp.h:1: undefined type, found `hogehoge' cpp.h:2: illegal external declaration, missing `;' after `hogehoge' cpp.c:5: undefined type, found `hogehoge' cpp.c:5: illegal external declaration, missing `;' after `piyopiyo' cpp-precomp: warning: errors during smart preprocessing, retrying in basic mode 1 # 1 "cpp.c" 2 3 # 1 "cpp.h" 1 4 hogehoge 5 hogehoge 6 hogehoge 7 # 1 "cpp.c" 2 /* 上の例と少し違います */ 8 9 10 11 12 hogehoge piyopiyo 100 .
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[475] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>心ならずもトリガーになってしまった者として >一言お詫びさせて頂きます。 いやそんな、これはどうひっくり返っても竹内さんに責任があるような話では ありませんので、お気になさりませんよう。 >掲示板での(本来の)議論を楽しみにしておりますので、 >今後とも宜しくお願い致します。 私も最近むやみやたらと忙しく、更新が滞っておりましてすみません。 こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
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[474] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:haj-bamboo
2007/02/20 02:13:25

ヨルダンの竹内です。 最初の投稿以来、ちょっと忙しかった事もあり、掲示板を参照してませんでした。 その後の迷惑投稿について、私の最初の投稿が切っ掛けになっているらしい状況を知り、 何だか申し訳ない気持ちです。 >6/12 16:24 問題の書き込みがあった。「国際協力、掲示板」でGoogleして >     たどり着いた模様。 心ならずもトリガーになってしまった者として 一言お詫びさせて頂きます。 この手の不心得者は至る所に居て、やりきれない気持ちになりますが、 掲示板での(本来の)議論を楽しみにしておりますので、 今後とも宜しくお願い致します。
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[473] ライブチャットひろば
投稿者:稲葉 信二
2007/02/20 02:13:25

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[472] Re:掲示板のバグ
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

おお、ビンゴでしたか。 該当スレッドをいろんな形式で表示してみたり、 「PHP & MySQL」のコンテンツでデータ構造を調べたりして、 パズルを解くように推理して楽しんでました。 生データに手を入れて整合性を壊してしまうという落とし穴には私もよくハマります。 冗長なデータ構造(ここではmessage.top)をあえて導入している場合は特に注意が必要ですよね。 (ぱ)さんの掲示板は実用重視でシンプルに洗練されてますね。 お役に立てて何よりです。
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[471] Re:祝! 新掲示板移行
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>レスの練習です 練習の投稿ならテスト用掲示板 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=testbbs の方でお願いします。 また、この掲示板では、HTMLソースの中に「REMOTEHOST_ID」という形で 投稿元のIPアドレスをハッシュした値を埋め込んでいるので、 同一人物が複数回投稿すると、ハンドル名を変えても、それが同一人物による 投稿であることが誰の目にもバレてしまうのでよろしく。
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[470] Re:掲示板のバグ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

このところ客先に詰めていて帰りが遅かったため、対処が遅れましてすみません。 まさにそれが原因だったようです。修正しました。ご指摘ありがとうございます。 >以前、スレッドのトップに位置するメッセージの親IDが >NULLであるべきところが0になっていたのを修正した際、 こういう修正を行ったこと自体、きれいさっぱり忘れていたので、 「この掲示板は最初からスレッド表示をサポートしていたし、  初期の投稿はそれこそ何度もスレッド表示で見たはずなんだけどなあ」 と悩んでいました。 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=kmaebashibbs&thread=303 この対応のことですね。このときもご指摘いただきありがとうございました。
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[469] Re:祝! 新掲示板移行
投稿者:レス
2007/02/20 02:13:25

>というわけで早速テストです。 >変換指定子に「#」があるのを知りませんでした。_no > >#include <stdio.h> > >int main(void) { > int hoge = 4095; > printf("%#010x\n", hoge); > > return 0; >} > >ただ、「0x」の大文字小文字変換もそのうしろの >変換指定子「x」依存なのがちょっと嫌かも。 >もっとも普段からリテラルで0X00000FFFなどと書かないから >見慣れないというだけでしょうが・・・ レスの練習です
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[468] 掲示板のバグ
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

以前、スレッドのトップに位置するメッセージの親IDが NULLであるべきところが0になっていたのを修正した際、 本当にメッセージ[0]の子であった メッセージ[1]の親IDまでNULLにしてしまっていませんか? 一度D/Bをご確認ください。
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[467] Re:掲示板を移行しました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

あのー、これは何でしょう… と見ているうち、「みつ」さんの意図はわかりませんが、ひとつこの掲示板の バグを見つけました。「みつ」さんの投稿から、 「この投稿を含むスレッドを表示」しても、ひとつの投稿しか表示されないようです。 今はまったく余裕がない状況なので、後ほど対処します。
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[466] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>http://6029.teacup.com/scjv/bbs >ここなんかだと、完全に本人の投稿だとみなされて叱責されてますね。 いや、ぶっちゃけ本人の投稿ではないと決まったわけでもないと思いますがね。 ご本人がこれほど明確に否定している以上、あまり迂闊なことは言えませんが、 以下、事実だけを記します。 6/12 16:24 問題の書き込みがあった。「国際協力、掲示板」でGoogleして      たどり着いた模様。 6/17 02:25 私から山本氏にメールを送る。当然そこにはうちの掲示板のURLを書いた。 6/17 06:38 例の書き込みと同じIPアドレスからふたたびアクセス。 また、http://www.ets-org.jp/contact.htmlを見ると、山本敏晴氏の メールアドレスは toshi@zar.att.ne.jp であり、ドメインがspammerのそれと 一致しています。 もちろん、「spammerはたまたま山本敏晴氏と同じatt.ne.jpを使用していて、 たまたま5日ぶりに書き込みのその後が気になって掲示板を確認しに来た」という 可能性が否定できるものではありません。 しかし…
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[465] Re:掲示板を移行しました
投稿者:みつ
2007/02/20 02:13:25

>仕様について簡単に説明します。 > >・発言内容は全て<pre>で囲まれます。ソースリストを載せるのに便利にするためです。 > 適当な位置で改行を入れてください。 >・でもやっぱり改行を入れ忘れる人もいるので、プレビュー表示をつけました。 > 確認してから「送信」をクリックしてください。 >・タグは全無効です。<font color="red">ほらね</font> >・クリッカブルURLの機能があります。 > http://kmaebashi.com > タグは無効なので<a>タグは書けません。 >・現状では削除機能がないので削除用パスワードは単なるお飾りです。 >・スレッド表示時、スレッドトップの「▼」をクリックすると、そのスレッドの > 発言を一覧表示します。 >・一画面あたりの表示数は以下の通りです。 > - 日付順表示…30 > - 日付順インデックス…50 > - スレッド表示…20スレッド >
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[464] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

http://6029.teacup.com/scjv/bbs ここなんかだと、完全に本人の投稿だとみなされて叱責されてますね。 # 「善意」で名前を騙られちゃたまりません。 暇に任せて調べたら、以前にも同じようなことが行なわれてたようです。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&c2coff=1&rls=GGLD%2CGGLD%3A2004-51%2CGGLD%3Aja&q=%22%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E6%95%8F%E6%99%B4%22+%22%E5%BE%85%E6%9C%9B%E3%81%AE%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E5%BC%BE%22&lr= まぁ本人が「待望の第二弾、満を持して登場!」なんて書かないか(^^;)
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[463] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

返事が遅くなりましてすみません。 >本人以外が勝手にやってるなら消した方がいいし、 >たとえ本人がやってる場合も、掲示版spamの一種なので >消した方がいいんじゃないですかね。 > >問い合わせをした方がいいかどうかは迷うところですが。 問い合わせをするのであれば、少なくとも先方がこの書き込みを 確認するまでは削除できないと考えます。 この書き込みは、住所や電話番号なども含まれていますが、 もともと公開情報ですから急いで消さなければいけないものではないでしょう。 というわけで、(しばし迷いましたが)問い合わせメールを出しました。 回答によっては削除いたします。
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[462] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

>なので、まさかご本人がやっているはずはないと思うんですが… >問い合わせメールでも出してみますかね。 本人以外が勝手にやってるなら消した方がいいし、 たとえ本人がやってる場合も、掲示版spamの一種なので 消した方がいいんじゃないですかね。 問い合わせをした方がいいかどうかは迷うところですが。
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[461] Re:あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

さて。どうしたものでしょうか。 リンク先を見ると、「山本敏晴」という人は、何冊も本を出してたり、 講演会や写真展などの活動をされている方のようです。 そういう、社会的な立場もある人が、  「無差別宣伝掲示板書き込み」 という迷惑行為を、実名出してやるとは、ちと私には信じがたいところがあります。 # 少なくとも私にとって、[640]の投稿は、よくあるアダルトサイトなどの広告書き込み # よりも数段不快です。 なので、まさかご本人がやっているはずはないと思うんですが… 問い合わせメールでも出してみますかね。
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[460] あなたのたいせつなものはなんですか?
投稿者:山本敏晴
2007/02/20 02:13:25

新刊の紹介です。 カンボジアの写真絵本を出版しました。 題名 「あなたのたいせつなものはなんですか?  ・・・カンボジアより」 小学館刊 山本敏晴写真・文 定価1500円プラス税 「あなたのたいせつなものは、なんですか?」 カンボジアの子供達にこの質問をし、 それを絵に描いてもらってきました。 また絵に描いてもらった後に、 必ずその子の家に行き、 その子の住んでいる家の写真、 家族の写真、 その村の風景写真などを撮影させてもらいました。 こうした取材を行っている理由は、 様々な国の様々な文化を紹介し、 世界の多様性を皆様にご覧頂きたいと思っているからです。 絵を描いてもらうだけではなく、 暮らしている様子を取材しているのは、 「これこれこういう社会背景に住んでいる人が、  こういうものを大切だと思っている・・」 というその流れを理解して頂きたく思うからです。 今回、カンボジアの子供達が描いた「たいせつなもの」は、 多岐にわたっています。 明るい絵、暗い絵、よくわからないもの・・・。 そうした彼らの考え方とその生活している背景をご覧頂き、 様々な国に、様々な考え方の人達がいることを、 まずは見て頂ければ嬉しく思います。 そして、どんなに変わった考え方をしている人達にも、 必ず一緒に暮らしている家族がいて、 大切な友達がいることを知って頂ければ幸いです。 NPO法人 宇宙船地球号 Earth the Spaceship : ETS 事務局長 山本敏晴 108-0014 東京都港区芝5-20-7-504 電話  03-5443-8969 ファックス  03-6400-5949 http://www.ets-org.jp
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[459] Re:yacc,lex以外
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>伊藤と申します。 はじめまして。 >yacc,lex以外にbison,flexというのがあり、 >そっちのほうが新しいと聞いた記憶ありなのですが、 >例の企画では、なぜyacc,lexなんでしょうか?? bison とflexは、GNUプロジェクトが開発したyacc/lexの互換品ですね。 ですから、「bison/flexではなくyacc/lexを使った」というわけではなく、 基本的にはどちらも同じものです。 実際、crowbarのUNIX版はLinuxに付属していたyacc/lexでmakeしていますが、 Windows版はbison/flexを使用しています(配布しているMakefileを使う場合)。 bison/flexは、(GNUのやることなので当然のように)yacc/lexの上位互換に なっていて、いろいろ機能追加がなされています。しかし、今回の要件では 特に不要なので、それなら低機能なほうに合わせたほうが使える人も増えるのでは、 と考えて、UNIX版はyacc/lexでmakeしているわけです。
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[458] yacc,lex以外
投稿者:伊藤
2007/02/20 02:13:25

伊藤と申します。 yacc,lex以外にbison,flexというのがあり、 そっちのほうが新しいと聞いた記憶ありなのですが、 例の企画では、なぜyacc,lexなんでしょうか?? 素朴な疑問です(^^
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[457] Re:C言語ポインタ完全制覇に関する質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>すみません、そのように実行しても'外部シンボル_mainが未解決'というエラーが出ます。 このエラーメッセージは、その名前の関数なりグローバル変数なりの定義が 見つからないときに出ます。つまりmain関数がないということです。 main関数を書いてない(mainを書いた.cファイルをリンクしていない)か、 mainと書いたつもりでスペルを間違えたとかでしょう。
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[456] Re:学習教材として使わせて下さい
投稿者:haj-bamboo
2007/02/20 02:13:25

竹内です。 >はい。まったく問題ありませんので、ご自由にお使いください。 >わかりにくいところ等ありましたら、また掲示板の方にでも書き込んでください。 ありがとうございます。また書き込みさせて頂きます。 >何かと大変な状況かと思いますが、ご活躍を期待しております。 上記リンクにヨルダン日記等も書いておりますので、 お暇な時にでも見てみて下さい。
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[455] Re:C言語ポインタ完全制覇に関する質問
投稿者:mituo
2007/02/20 02:13:25

すみません、そのように実行しても'外部シンボル_mainが未解決'というエラーが出ます。
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[454] Re:C言語ポインタ完全制覇に関する質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>エラー_外部シンボル'get_word'が未解決 リンクしていないからでしょう。 BorlandのCコンパイラを使っているのなら、たとえば bcc32 hoge.c とやればhoge.exeという実行形式ができますが、単語の出現頻度のプログラムは、 main.c, get_word.c, initialize.c, add_word.c, dump_word.c, finailze.cを リンクしてひとつの実行形式になります。個別に bcc32 main.c などとやっていれば当然上記のエラーが出ます。 bcc32 -owordmanage main.c get_word.c initialize.c add_word.c dump_word.c finalize.c のように書けば「wordmanage.exe」というひとつの実行形式ができるはずです。
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[453] C言語ポインタ完全制覇に関する質問
投稿者:mituo
2007/02/20 02:13:25

管理人様、スペースお借りします。 C言語ポインタ完全制覇を熟読中ですが、単語の出現頻度を表示するプログラムに関してOSはXP、コンパイラはboland5.5を使っているのですが、本の記載されてる通り実行したところ、エラー_外部シンボル'get_word'が未解決(以下initialize,add_word,dump_word,finalizeも同様のエラーが出ます)というエラーができ実行できません。全く原因が分からないんですがどうかアドバイスをお願いします。
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[452] Re:学習教材として使わせて下さい
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>始めまして。竹内敏彦と申します。 はじめまして。 >私は現在、国際協力機構のシニア海外ボランティアとして >中東の国ヨルダンのアル・フセイン大学(http://www.new.ahu.edu.jo/) >のコンピュータ・エンジニアリング&IT学部にて学生の面倒を見ています。 遠いところから興味を持っていただきありがとうございます。 それにしてもヨルダンとは。うちのページも(日本語しかないくせに)ずいぶん グローバルになったものだと喜びつつも驚いております。 >とりあえず、HPからダウンロードさせて頂いたドキュメント、ソースコード等を、 >学生の学習参考資料として使わせて頂こうと思っています。 はい。まったく問題ありませんので、ご自由にお使いください。 わかりにくいところ等ありましたら、また掲示板の方にでも書き込んでください。 何かと大変な状況かと思いますが、ご活躍を期待しております。
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[451] 学習教材として使わせて下さい
投稿者:haj-bamboo
2007/02/20 02:13:25

始めまして。竹内敏彦と申します。 専門的な会話に突然割り込む様で申し訳ないのですが、 メールよりも掲示板へ、という記述がありましたので、 こちらへ投稿させて頂きました。 私は現在、国際協力機構のシニア海外ボランティアとして 中東の国ヨルダンのアル・フセイン大学(http://www.new.ahu.edu.jo/) のコンピュータ・エンジニアリング&IT学部にて学生の面倒を見ています。 (まだ着任1ヶ月目で、言葉の問題等もあり、実際に教えるところまでは行っていません。) 学生の中に、プログラミング言語が作ってみたいという者がおり、 私自身に知識が無いので、学生に示す具定例があった方が良いと思い WEBで検索していたところ、前橋さんのページにたどり着きました。 crowbarのソースやドキュメントを参考にして、 私自身の勉強も兼ねて学生に紹介したいと思っています。 「プログラミング言語を作る」のページには、断り無く勝手に使って良い との記述がありましたが、念の為、一言お断わりしてからと思った次第です。 とりあえず、HPからダウンロードさせて頂いたドキュメント、ソースコード等を、 学生の学習参考資料として使わせて頂こうと思っています。 アラビア語しか話せない学生が多いので、私の翻訳・説明で どこまで解ってくれるか判りませんが、内容の理解が出来れば それを土台にして、新しい言語を作成出来たら良いな、とも考えております。 (理解するまで行けるかどうかも現時点では不安なのですが...。) 唐突にお邪魔して申し訳ありませんでした。では、失礼致します。
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[450] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>条件の判断を言語の文法として導入せず、アプリケーション側で >判断してもらう場合、上に伝搬させたい例外の throw を忘れやす >そうな気もします。Java に慣れている人だと、finally 節の中 >では普通 throw を行わないので、特に危ないかも。 確かにそうですね。私自身「Java謎+落とし穴~」にそんなことを書いてました。 >欲しい機能のが OR 条件だけなら、catch の後に例外を羅列でき >るような文法にするんですかねえ… ひとまずORがあれば、そのcatch節の中で処理の振り分けはできそうなので (できるように作ればですが)、よさそうな手に思えます。 try {  … } catch (HogeException, PiyoException: ex) {  … } とかですかねえ…
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[449] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> (1)例外の種類の区別を、言語レベルで提供するか、ライブラリ >  レベルで提供するか、規約レベルの話にするか。 ゼロ除算や、浮動小数点関係のエラーのような例外は、言語処理系 の側で投げて欲しいので、完全にライブラリレベルだけってわけに はいきませんよね。 利用者側で例外の種類を拡張できないようにするのも不便そうだし、 結局、折衷策にせざるをえないような気がします。 > (2)例外の種類別catchを、言語レベルで提供するか、アプリケー >  ションで判断してもらうか。 > > Javaのように、catchを例外の種類ごとに書く方法だと、OR条件 > (この例外とこの例外の時にはこうする)のようなものが書きにく > くて、なんとかならんもんかと常々思っているのですが… 条件の判断を言語の文法として導入せず、アプリケーション側で 判断してもらう場合、上に伝搬させたい例外の throw を忘れやす そうな気もします。Java に慣れている人だと、finally 節の中 では普通 throw を行わないので、特に危ないかも。 欲しい機能のが OR 条件だけなら、catch の後に例外を羅列でき るような文法にするんですかねえ…
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[448] Re:javac パズル16
投稿者:pf
2007/02/20 02:13:25

[446] >JDK1.0ベースで記述されているためです。Javaは1.1になったときイベントの扱いが >一新され、古い流儀のプログラムでは、上記の警告が出るようになりました。 [447] >確認ですが、警告が出るだけで、コンパイルは通ってクラスファイルもできていて、 >しかるべきHTMLファイルをつければ動くわけですよね? >うちのWebページをネット上で見たときしか動かない、というわけではなく。 はい。警告が出るだけで、それ以外はすべてOKです。 大変な作業になるのかと思い、提供されるかもしれない修正版と比較しようと思っていましたが、Eclipse 3.1 の力(ちから)を借りて、問題となる部分を書き換えました。 お騒がせしました。 反省: 先ず自分でやれぇー。( 他の初心者は困っていないのだろうか。大きなお世話 ) 反省: 件名の扱いを JavaHouse で知りました。
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[447] Re:javac パズル16
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

書き忘れました。 確認ですが、警告が出るだけで、コンパイルは通ってクラスファイルもできていて、 しかるべきHTMLファイルをつければ動くわけですよね? うちのWebページをネット上で見たときしか動かない、というわけではなく。
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[446] Re:javac パズル16
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>"注: Puzzle16Applet.java は推奨されない API を使用またはオーバーライドしています。" これが出るのは、「パズル16」はなにしろ7年も前に書いたものなので、 JDK1.0ベースで記述されているためです。Javaは1.1になったときイベントの扱いが 一新され、古い流儀のプログラムでは、上記の警告が出るようになりました。 >"警告"の出ないソースを提供していただけないでしょうか。 さすがに今更あのプログラムを直す気にはなれませんし、JDK1.0のプログラムと しては「正しい」わけですから、すみませんがこちらで修正版を提供する つもりはありません。ご了承ください。
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[445] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>Java や C++ の例外の場合、例外の受け手は直接指定せず、受け手が >存在しない場合はトップレベルまで伝搬するわけですが、こういう風に >書くと、それとはだいぶ意味的に違うものになりそうです。 う。確かに私の書いたのだと、トップレベルまで伝搬しませんし、 例外の種類に関わらずcatch節に流れ込みますね。 例外の種類に関わらずcatchに流れ込むことについては、 「自分が知らない例外だったらcatch節で投げ直してよ」という方法で いけそうな気がしますが(ていうかクラス階層という概念がないcrowbarでは、 別途例外階層を定義する手段を提供しない限りそうなってしまいそうですが)、 catch節で例外を投げなおしたときには、上位がさらにtryで囲まれていれば そっちのtryのcatch節に流れ込むように思います(というかそう作らなければ 面白くない)。ただ、catch節で例外を投げなおすためには、上位のtry用の クロージャを持っていなければいけないので、何かと面倒そうではあります。 >また、例外の伝搬を >実装するために、クロージャのリストも管理することになるんじゃ >ないかな… こういうことですかね。 >でも Lisp みたいなマクロがないと、文法的に結構面倒くさそうなので、 >言語レベルで定義しちゃった方が、むしろ好ましいかもしれませんね。 ということで言語レベルで定義しようとせこせこ弄り回しているわけですが、 上に書いたように、crowbarにはクラス階層の概念がないので、どうやって catchしたものか考えているところです。 Common Lispの例外処理は、ちょっとぐぐって以下のページを見つけたのですが、 http://www.geocities.jp/m_hiroi/xyzzy_lisp/abclisp16.html やっぱり階層構造を(おそらくライブラリレベルで)実現していますね。 上に書いたような「なんでもcatchに流れ込むから、あとはアプリケーションで 投げ直してくれ」という戦略をとるにせよ、なんらかの方法で識別がつかないと そもそもアプリケーションでも区別がつきませんから、どうしようかと 考えているところです。 (1)例外の種類の区別を、言語レベルで提供するか、ライブラリレベルで提供するか、  規約レベルの話にするか。 (2)例外の種類別catchを、言語レベルで提供するか、アプリケーションで  判断してもらうか。 Javaのように、catchを例外の種類ごとに書く方法だと、OR条件(この例外と この例外の時にはこうする)のようなものが書きにくくて、なんとかならんもんかと 常々思っているのですが…
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[444] javac パズル16
投稿者:pf
2007/02/20 02:13:25

プログラマなページ -> 超手抜きJavaパズル -> パズル16 のソースを javac Puzzle16Applet.java した処、次のようなメッセージが出ました。 "注: Puzzle16Applet.java は推奨されない API を使用またはオーバーライドしています。" 更に、javac のメッセージを手がかりに詳細を見ると"警告"が三つありました。 "警告"の出ないソースを提供していただけないでしょうか。 ブラウザ上では作動しています。 以上
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[443] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> こういうtry関数をライブラリで用意することで、アプリケーション側では > こう書けるのかなあ、と。 ははあ、なるほど。 Java や C++ の例外の場合、例外の受け手は直接指定せず、受け手が 存在しない場合はトップレベルまで伝搬するわけですが、こういう風に 書くと、それとはだいぶ意味的に違うものになりそうです。 Java や C++ の例外処理機構と意味的に同じものは、ラベル指定の break 機能と、Lisp で言う unwind-protect (Java の finally) があり、処理系 側がトップレベルで break に使うラベルを何か定義してくれれば、 一応ライブラリレベルで、実装はできるとは思います。 ただ、その場合、例外の種類を表すものはグローバル変数 (あるいは スレッドローカル変数) で保持することになり、また、例外の伝搬を 実装するために、クロージャのリストも管理することになるんじゃ ないかな… 例外の catch は、finally 節内で、例外の種類を保持する グローバル変数を参照するだけで、できそうです。 でも Lisp みたいなマクロがないと、文法的に結構面倒くさそうなので、 言語レベルで定義しちゃった方が、むしろ好ましいかもしれませんね。 > Lispはレキシカルスコープでもクロージャの受け渡しができるわけでしょうか。 > Lispのマクロは、「コードを示すリストをプログラムからいじること」という > レベルでしか理解していないです。throwに相当するシンボルをさくっと > 置き換えればよいのかな。 catch & throw は、throw する先を表すキーとしてシンボルを 使うわけですが、このキーとクロージャの対応を管理する連想 リストは、関数呼びだしのネストに従って、スタック式に管理 します。この連想リストは、言語が提供するものではなく、 ライブラリが内部的に管理する単なるデータ構造に過ぎないので、 レキシカルスコープとは関係ないわけです。
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[442] Re:・・・読んでよかった。
投稿者:pf
2007/02/20 02:13:25

さっそくの返信、ありがとうございます :-) 「回避策」については、動的確保の Board *create_board() {} から調べ直してみます。イメージが index に固執していたようです。 java.util.LinkedList は初めて見ました。APIをちょっと読んでみましたが、分かったような分からないような。色々と実験して、プログラムに取り込もうかと思います。 掲示板の以前の内容もとても参考になります。 つくづく思います。通りすがりにリンクを保存しておいてよかったと。 さっ、きょうも日蝕を仰ぎ見つつお勉強。(Eclipse 3.1) では。 追伸: まだ、朝。早く本屋開かないかなぁー。楽しみ。
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[441] Re:「オブジェクト指向再入門」読んでよかった。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「オブジェクト指向再入門」。なるほどー。そうですか。面白かった。ためになった。 はじめまして。面白く読んでいただけたようで何よりです。 >>※2 もし、board.cの中で「たくさんの盤面」を配列で管理しているのなら、 >>board_create()の戻り値はintかもしれません。 しかし、戻り値をintにしてしまう >>と、いざ盤面の数に制限をなくそうとして malloc()による動的確保に切り替えたと >>き困ります。 逆に、最初から「Boardへのポインタ」にしておけば、 配列で実装し >>ている場合にも困りません。&board[index]を返せばよいからです。 > >ここで、&board[index] の index には何を使うのでしょうか。 >整数(int)を使うと、引用文二行目の int と同じ制限がかかってしまうと思うのですが。 まず、board.cの中で「たくさんの盤面」を配列で管理しているのなら、 おそらく盤面の数には制限ができることでしょう(回避策は後述)。 Cの配列は基本的に固定長だからです。 ただ、その場合でも、board_create()の戻り値をBoard*にしておけば、 将来的にmalloc()による動的確保に切り替えたとき、利用者側に影響を与えなくて 済む、というのが上の注の主旨です。 &board[index]のindexは、board.cが内部的に保持しているだけであり、 アプリケーションには見せません。簡略化して書くとこんな感じです。 static Board board[BOARD_MAX]; static int board_count = 0; Board *create_board() { return &board[board_count++]; } 実際にはfree_board(Board *b)も要るので、そういう場合はポインタ比較しながら ループを回すことになるのでしょう。 昔、SunOS4か何かのfopen()が、10個くらいまではFILEの固定長配列の中から FILE*を返すようになっていたと思います。それ以上オープンするときは動的に 確保するわけです(これが上で書いた「回避策」)。 >質問: 「どのオブジェクトに仕事をさせるのか」の具体例は。 > >連続的に部分拡大をしていく画像(マンデルブロ集合)を表示する JFrame を沢山作っ >ているのですが、或る画像の JFrame にアクセスする場合、配列を使う事しか思い浮 >かびません。( JFrame[] win = new JFrame[100]; // 100: ∞は可 ??? ) 状況がよくわからないのですが、配列を使う方法でも、 「この画像のJFrameにアクセスしたい!」と思ったときには、そのインデックスが わかっていなければいけないわけですよね?] どうせインデックスを保持しなければならないのなら、代わりにJFrameの参照を 保持しても同じことではないのでしょうか。 もし、「すべてのJFrame」をどこかで保持する必要があるのであれば、 java.util.LinkedListなりを使えばよいと思います。 >答えてもらいたいから云うのではないが、「センス・オブ・プログラミング!」と >「Java謎+落とし穴 徹底解明」の目次を技術評論社サイトで見ましたが、とても良さ >そうですね。買うしかないか。また日曜プログラムが遅れる(-L-) や、どうぞよろしくお願いいたします(_o_)
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[440] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>try(closure(throw) { >> }, >> closure() { >> }); > >この例はちょっと意味が良く分かりませんでした。 説明不足ですみません。これ全体がJavaでいうところのtry catchになっており、 ライブラリ関数tryの第1引数にtry節、第2引数にcatch節のclosureを渡します。 また、catch節側にも引数が要りますね。 function try(c1, c2) { exception = null; toplevel: { throw = closure(ex) { exception = ex; break toplevel; }; c1(throw); } if (exception != null) { c2(exception); } } こういうtry関数をライブラリで用意することで、アプリケーション側では try(closure(throw) { # try節 }, closure(exception) { # catch節 }); こう書けるのかなあ、と。 >Common Lisp 等にある return/return-from の機能は、もっと >原始的な感じで、むしろ C の setjmp/longjmp に近いレベルに >なります。たとえば、break にラベル指定ができるとすると、 >(Lisp 風じゃなくて crowbar 風に書くと) こういう感じになる >と思います。 … >for (;;) { > toplevel: { > exit_to_toplevel = closure() { break toplevel; }; > command = キー入力; > do_it(command); > } >} breakの機能自体は、同じものを想定していると思っています。 >上のように書くにしても、ユーザーが明示的に closure を変数に >セーブするのではなく、closure は catch & throw マクロに >付随する連想リストの中に隠されて、ユーザの目には見えなくなります。 crowbarで上記try関数を書くとして、もしローカル変数がダイナミックスコープに なっていれば、throwのクロージャを引数で渡さなくてよさそうなんですが、 ダイナミックスコープは混乱しそうなので付ける気はないわけでして、 Lispはレキシカルスコープでもクロージャの受け渡しができるわけでしょうか。 Lispのマクロは、「コードを示すリストをプログラムからいじること」という レベルでしか理解していないです。throwに相当するシンボルをさくっと 置き換えればよいのかな。
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[439] 「オブジェクト指向再入門」読んでよかった。
投稿者:pf
2007/02/20 02:13:25

「オブジェクト指向再入門」。なるほどー。そうですか。面白かった。ためになった。 疑問点と質問(受け付けてくれるのかな?)です。 疑問点: "オセロを例に考える" の文末。 >※2 もし、board.cの中で「たくさんの盤面」を配列で管理しているのなら、 >board_create()の戻り値はintかもしれません。 しかし、戻り値をintにしてしまう >と、いざ盤面の数に制限をなくそうとして malloc()による動的確保に切り替えたと >き困ります。 逆に、最初から「Boardへのポインタ」にしておけば、 配列で実装し >ている場合にも困りません。&board[index]を返せばよいからです。 ここで、&board[index] の index には何を使うのでしょうか。 整数(int)を使うと、引用文二行目の int と同じ制限がかかってしまうと思うのですが。 "盤面の数に制限をなくそうとして" とありますが、限りなく無限に近く拡張できる index とはどのようなものなのでしょうか。 質問: 「どのオブジェクトに仕事をさせるのか」の具体例は。 連続的に部分拡大をしていく画像(マンデルブロ集合)を表示する JFrame を沢山作っ ているのですが、或る画像の JFrame にアクセスする場合、配列を使う事しか思い浮 かびません。( JFrame[] win = new JFrame[100]; // 100: ∞は可 ??? ) 他に何か方法があれば教えて頂けないでしょうか。 以上 追伸: ( 管理者権限で削除可 ) 答えてもらいたいから云うのではないが、「センス・オブ・プログラミング!」と 「Java謎+落とし穴 徹底解明」の目次を技術評論社サイトで見ましたが、とても良さ そうですね。買うしかないか。また日曜プログラムが遅れる(-L-)
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[438] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> (Java風に考えれば)こんな感じですかね。 >try(closure(throw) { > }, > closure() { > }); この例はちょっと意味が良く分かりませんでした。 Common Lisp 等にある return/return-from の機能は、もっと 原始的な感じで、むしろ C の setjmp/longjmp に近いレベルに なります。たとえば、break にラベル指定ができるとすると、 (Lisp 風じゃなくて crowbar 風に書くと) こういう感じになる と思います。 exit_to_toplevel = null; function subroutine() { ... 中略 ... if (致命的エラーが起きたら) { exit_to_toplevel(); } ... 中略 ... } function do_it(command) { ... 中略 ... subroutine(); ... 中略 ... } for (;;) { toplevel: { exit_to_toplevel = closure() { break toplevel; }; command = キー入力; do_it(command); } } あるいは、関数名を指定した return (return_from) があれば、 こんな感じです。 function subroutine(do_exit) { ... 中略 ... if (致命的エラーが起きたら) { do_exit(false); } ... 中略 ... return 1234; } function do_it(command) { do_exit = closure(result) { return_from do_it result; }; ... 中略 ... value = subroutine(do_exit); ... 中略 ... return true; } for (;;) { command = キー入力; if (!do_it(command)) { print("error happend\n"); } } もっとも、Lisp でこういうプリミティブなスタイルのプログラミング が良く行われているというわけではないですが… 上のように書くにし ても、ユーザーが明示的に closure を変数にセーブするのではなく、 closure は catch & throw マクロに付随する連想リストの中に隠されて、 ユーザの目には見えなくなります。 また、いまどきは、もっと Java 等に似たスタイルが使われているようです。 http://www.gigamonkeys.com/book/beyond-exception-handling-conditions-and-restarts.html
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[437] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>あと、素朴な疑問なんですが、現在 && や || が短絡演算になってない >のは単なる手抜きの結果とのことなんですが、これはやはり将来的には >短絡演算になると期待していていいんでしょうか? あ、それはすぐできるのでやります。すっかり忘れてました。 >さらに妄想ですが、ラベル指定の break/return 文に関して、字面的に >ネストした内側のクロージャから、外側の関数のラベルを指定して脱出 >できると、ライブラリレベルで Lisp 風の catch & throw が書けて楽 >しいと思います。 なるほど… 勉強になります。 (Java風に考えれば)こんな感じですかね。 try(closure(throw) { }, closure() { }); throwには脱出用のclosureが入っているつもりなんですが、これはやっぱり 引数で渡すことになるんでしょうか? ただまあ例外処理については、今のところふつうの(?) try catch finallyを 付けようかと思ってますけど。
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[436] Re:PHP の オブジェクト指向度は Ruby に 追いついたのかな
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

どうもです。はじめまして。 >そのときに 感じたのは PHP の オブジェクト指向は 後付で Ruby に 比べると >美しくないなと。 すみません、私はPHPはPHP4でこの掲示板を書いたぐらいで、 とりわけオブジェクト指向的なところには詳しくないです。 ただ、PHP4の、オブジェクトをデフォルトで値として扱うアプローチは、 変だなあとは思ってました。参照の代入などがどこまで使えるものなのかは 知りません。 >でも PHP も PHP 5 となり かなり 変わってきたのではないかと 思っています。 ちょっと見てみました。 http://www.atmarkit.co.jp/flinux/special/php5/php5a.html まるっきりJavaなような。 >オブジェクト指向としてみた場合の PHP は Ruby と 比べて どうなんでしょうか。 「○○の方がよりオブジェクト指向的である」という比較に意味があるとは 私は思いません。すべてがメソッドでなくても、関数があったっていいじゃないか、 と思います。 でも、機能ごとに、それぞれがどんな形で実現しているかを比較するのは 面白そうではありますけど。
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[435] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

っと簡単に書きましたが、大域脱出ができるようになると、 Lisp の unwind-protect、Java の finally 節相当の機能が どうしても欲しくなり、さらにその向こうにもっと深い淵が 待ってるような気もしますね。(NaClにはunwind-protect も ありました。)
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[434] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> 一応つけました。 : > 動いたものを貼っておきます。 素早い… どうもありがとうございます。 あと、素朴な疑問なんですが、現在 && や || が短絡演算になってない のは単なる手抜きの結果とのことなんですが、これはやはり将来的には 短絡演算になると期待していていいんでしょうか? さらに妄想ですが、ラベル指定の break/return 文に関して、字面的に ネストした内側のクロージャから、外側の関数のラベルを指定して脱出 できると、ライブラリレベルで Lisp 風の catch & throw が書けて楽 しいと思います。(returnするだけのクロージャを作っておいて、必要 な時に呼び出すと大域脱出できる。実際 Common Lisp はそういう言語 規格になってます。っていうか内輪の話になりますが、昔NJSのNaClに 対して、そういうcatch & throw の実装をマクロで書いて遊んでいたの でした。)
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[433] PHP の オブジェクト指向度は Ruby に 追いついたのかな
投稿者:Clarimonde
2007/02/20 02:13:25

ちょっと 脱線していると思うのですが 戯言に お付き合いを。 おととし わざわざ東京まで Lightweight Language Saturday に 行ってきました。 そのときに 感じたのは PHP の オブジェクト指向は 後付で Ruby に 比べると 美しくないなと。 でも PHP も PHP 5 となり かなり 変わってきたのではないかと 思っています。 オブジェクト指向としてみた場合の PHP は Ruby と 比べて どうなんでしょうか。
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[432] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>http://kmaebashi.com/programmer/devlang/index.html >のページに、最新版への配布ページへのリンクがあると、 >多少はこういう間違いが減るかもしれません… 一応つけました。 ただ、crowbarはまだいろいろな意味で未完成品なので、 いかにもな「ダウンロードページ」はまだ作りたくないところです。 ver.0.3.01の修正でkitさんのプログラムが動くようになりましたので、 動いたものを貼っておきます。 function ArrayIterator(anArray) { this = new_object(); index = 0; this.first = closure() { index = 0; }; this.next = closure() { index++; }; this.isDone = closure() { return index >= anArray.size(); }; this.currentItem = closure() { return anArray[index]; }; return this; } function compare(i, j) { for (; !i.isDone() && !j.isDone(); i.next(), j.next()) { if (i.currentItem() < j.currentItem()) { return -1; } if (i.currentItem() > j.currentItem()) { return 1; } } if (i.isDone() && j.isDone()) { return 0; } if (i.isDone()) { return -1; } else { return 1; } } a = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8}; b = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 9}; print("compare.." + compare(ArrayIterator(a), ArrayIterator(b)) + "\n"); for (i = ArrayIterator(a); !i.isDone(); i.next()) { print("" + i.currentItem() + " "); } print("\n");
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[431] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>本質的には同じことですよね。多重度の問題。UMLで「0..*」とか書くやつです。 >先のタイガーさんの「方法1.」だと、コレクションが唯一のイテレータを >保持していると言えますから、多重度は1です。 > >コレクションそのものが複数作れますから、イテレータも複数作れるには >違いないけれど、ひとつのコレクションに対してはひとつだから先に書いたような >問題が発生します。 > >インスタンス自体がひとつしかないケースは、なんというか「地面」があって、 >そこからそのオブジェクトに線が引いてあって、地面のところに「多重度1」の >指定があるようなイメージを持っています。私の場合。 > >で、その線の根元というのは要するにstaticな変数なのであって、 >私はあまりたくさんのオブジェクトが地面にくくりつけられているモデルは >好きじゃないので、staticに冷淡だったりするわけです。 概念とかを説明するときに、そういったイメージとかの説明があると 理解しやすくて分かりやすいですね。 今回マルチプルインスタンスとか多重度が重要というのが分かりました。 1つのデータ(オブジェクト)の個数を考えるのは簡単ですが、 2つ以上のデータ、つまりある1つのデータの個数に対して、 それに関連するデータの個数が複数必要なのか、1つで良いのかとか、 それが多重度ということですね。 >ええと、Javaのようにイテレータの生成メソッドをコレクションに付けた上で、 >それぞれオーバーロードというか、別のクロージャを割り当てれば、if文は >出てこないのでは? おっしゃる通りだと思います。確かにJavaではそうなっていますし、 Javaのやり方は、うまいやり方だと思います。 Iterator(処理)は、ArrayList(データ)を知らないといけない訳ですし。 ただ、単一責任の原則というのがあって、1つのオブジェクト(クラス)は、 それぞれ1つの役割のみを持つようにするということで、 Iteratorの生成をArrayList自身に持たせるというのは、どうなのでしょうか? ただ逆に、生成部分を他に分けたからといってメリットがあるわけではないですし、 むしろ、ArrayList自身に持たせてしまった方がすっきりする気がします。 ただ、Javaの設計がベストなのかは分かりません。 あと、「プログラミング言語を作る」が書籍化されることを期待しています。 ありがとうございました。
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[430] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ところでこれって、(ぱ)さんの言われているマルチプルインスタンスの問題ですか? この部分にレスつけ忘れてました。 本質的には同じことですよね。多重度の問題。UMLで「0..*」とか書くやつです。 先のタイガーさんの「方法1.」だと、コレクションが唯一のイテレータを 保持していると言えますから、多重度は1です。 コレクションそのものが複数作れますから、イテレータも複数作れるには 違いないけれど、ひとつのコレクションに対してはひとつだから先に書いたような 問題が発生します。 インスタンス自体がひとつしかないケースは、なんというか「地面」があって、 そこからそのオブジェクトに線が引いてあって、地面のところに「多重度1」の 指定があるようなイメージを持っています。私の場合。 で、その線の根元というのは要するにstaticな変数なのであって、 私はあまりたくさんのオブジェクトが地面にくくりつけられているモデルは 好きじゃないので、staticに冷淡だったりするわけです。
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[429] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>あと方法2ですが、よく考えてみたらArrayとLinkedの区別をIteratorクラスに隠す >のは良くないですね。if~elseが出てくるので。 ええと、Javaのようにイテレータの生成メソッドをコレクションに付けた上で、 それぞれオーバーロードというか、別のクロージャを割り当てれば、if文は 出てこないのでは? ところで、現行の実装では、配列にはメンバを追加できないので、配列から イテレータを取得できるようにするにはeval.cをいじって「メソッドもどき」を 追加しなきゃいけないわけですが、まあこれはこれでいいんじゃないかと 私としては思っています。「すべてがオブジェクト」とか主張したいわけでは ないですので。
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[428] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>これはまずいのでは。たとえば「コレクション中に同じ要素がないかどうか」を >二重ループでチェックするような場合、コレクションそのものが位置を保持していると >ひとつしか持てないので困ります。 確かにその通りですね。良くない設計ですね。 結局、外部Iteratorしかなさそうですね...。 ところでこれって、(ぱ)さんの言われているマルチプルインスタンスの問題ですか? >方法2. Iteratorクラスを作る。ArrayクラスとLinkedクラスの区別は、 > Iteratorクラスの中に隠す。 > compare()に、Iteratorのインスタンスを渡す。 あと方法2ですが、よく考えてみたらArrayとLinkedの区別をIteratorクラスに隠す のは良くないですね。if~elseが出てくるので。 ArrayIteratorとLinkedIteratorの両方を用意して、利用者側(クライアント側)が それを使うしかないですね。クラスの生成部分を抽象化したければJavaみたいに Factoryで隠せば良いですので。 今回色々勉強になりました。ありがとうございました。
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[427] Re:オブジェクトとクロージャ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして。 はじめまして... と言いつつ、TRIPLEさんのblogは少し前から読んでました。 「プログラミング言語を作る」でGoogleしたらひっかかりましたので (^^; # 書いた方としては反応が気になるわけです。やっぱり。 >"JavaScriptの実装に似ている" >という印象を受けましたが、"Hawksさん"のサイトも参考にされていたのですね。 です。あのページにはお世話になりました。 こういう、どちらかというとマイナーな機能をcrowbarに組み込むのは、 企画の趣旨的にどうかとも思いましたが(どうせ言語の作り方を説明するなら、 対象読者がいつも使ってる言語の方が目的が絞れるように思うので)、 Hawksさんのページを含め、JavaScriptについていろいろ調べてたら、 「うおお、これは作ってみたい」と思ったのでこうなりました。 それでは今後ともよろしくお願いいたします。
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[426] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

私は常々Javaとかで外部イテレータを使うたび、「めんどくせー」と思ってました。 なので、Ruby式のイテレータいいじゃん、と思っていましたが、 確かにkitさんのおっしゃるようなケースで困りますね。 (Javaのように)コレクションがIteratorを返すようになっていれば、 ライブラリ関数のforeachとクロージャで、C#のforeachみたいなものは作れるから、 その方面でいくのがよさそうですね。 >方法1. ArrayとLinkedの両方に共通なメソッドで、各要素を先頭から順に > 取り出せる関数(インターフェース)を定義する。 これはまずいのでは。たとえば「コレクション中に同じ要素がないかどうか」を 二重ループでチェックするような場合、コレクションそのものが位置を保持していると ひとつしか持てないので困ります。 コレクションにeachメソッドを付けるやり方では、位置を押さえているのは eachメソッドのローカル変数なので問題にならないですけど。
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[425] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

Rubyで、kitさんのcompare()メソッドを実装するにはどうすれば実現可能か考えてみました。 まず、Array(配列を表す)クラスの他にLinked(リンクリストを表す)クラスが あると過程して、この2つのクラス両方がcompare()に区別なく渡せるような実装を考えます。 方法1. ArrayとLinkedの両方に共通なメソッドで、各要素を先頭から順に 取り出せる関数(インターフェース)を定義する。 つまり、next()、isDone()、currentItem()を両方のクラスに実装する。 compare()に、ArrayやLinkedのインスタンスを渡し、 このメソッドを使って実装する。 方法2. Iteratorクラスを作る。ArrayクラスとLinkedクラスの区別は、 Iteratorクラスの中に隠す。 compare()に、Iteratorのインスタンスを渡す。 方法3. Linkedにも(Arrayクラスの様な)to_aメソッドを実装し、 to_aで、全要素を配列にして1つずつ比較。 私はあまりRubyに精通していないので、以上の単純な方法を考えました。 まず、方法3ですが、実現はできてもcompare()の実装の「ロジック」が ストレートな表現ではないため、良い方法とは思えません。同様に 特殊なことで実現できたとしても同じ意味で良くないです。 方法1は、「データ構造」クラスの中に(2つのクラスに共通な、つまり抽象的な) データのアクセサをつけることで実現します。 方法2は、kitさんと同様にIteratorクラスで表現する方法です。 方法1と方法2の比較ですが、どちらが良いのかは難しいですが、 Arrayクラスをあまりよごしたくないので、直感的にはIteratorクラスを 作成する方が良いように思えます。 >しかし、記述力というか、制御構造の自由度という点では >ArrayIterator 的なやり方の方が優れていますから、もしもどちらか その通りかもしれません。 >実際のところは、たいていの言語のコレクションライブラリが、each >メソッド式と、ArrayIterator 的方法の両方の機能を提供しているよ >うな気がします。 RubyはIteratorクラスがありません。observer(Observableモジュールを使う) とかはあるみたいなので、Iteratorも標準で入れて欲しいです。 >この場合、ArrayIterator() 式を外部 Iterator、each メソッド式を >内部 Iterator と呼んで区別するようです。 結局、データ構造のクラスの中に入れるか、別のクラスにするかという 感じでしょうか。 私もIteratorと言うと外部の方が思い浮かびます。Javaのイメージで。 crowbarは、Rubyのイメージだったので内部の方の実装をイメージしてました。
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[424] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> GoF のデザインパターンをはじめ、Iterator という名称を用いた > 時には、ArrayIterator() が生成するような、繰り返し用のオブジェ > クトを指すことの方が多いんじゃないでしょうか。 念のため確認してみたんですが、GoF の場合、クラス図では ArrayIterator() 式のやり方しか記載してないんですが、 文章の方では、ruby の each メソッド式のやり方も紹介してました。 この場合、ArrayIterator() 式を外部 Iterator、each メソッド式を 内部 Iterator と呼んで区別するようです。 読んだのははるか昔なので、さっぱり忘れてました。 失礼しました。
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[423] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> 利用者側がclosureを作るのが面倒というのは、 : > iterate()というメソッドの中にループ処理を隠している分、 > Iteratorを使うよりも記述はシンプルだと思います。 確かに、「面倒」というのは、あまり適切じゃない形容詞でしたね。 each メソッドのような方法は、できる能力が限られている分、むし ろArrayIterator 的なやり方よりも短い表現で済むのが (crowbar を 含めて) 普通だと思います。 > Iteratorのご紹介ありがとうございます。ただIteratorは良い方法 > だと思いますが、Array自身にeachメソッドを付ける方法とどちら > が良いかはよく分かりません。 誤解を与えて申し訳ないです。Ruby でいう each メソッドのような 方法が悪いと言ってるわけではありません。each メソッド式のやり 方で十分な場合は、記述が短いという点で優れているわけですから、 そちらを使った方がいいことの方が多いでしょう。 しかし、記述力というか、制御構造の自由度という点では ArrayIterator 的なやり方の方が優れていますから、もしもどちらか 片方だけしか提供しないから選べと言われたら、ArrayIterator 的方 法がいいんじゃないでしょうか。 実際のところは、たいていの言語のコレクションライブラリが、each メソッド式と、ArrayIterator 的方法の両方の機能を提供しているよ うな気がします。 ただ、Iterator という言い方をした時に、each メソッドのような 方法が最初に出てくることには若干違和感があります。 GoF のデザインパターンをはじめ、Iterator という名称を用いた時 には、ArrayIterator() が生成するような、繰り返し用のオブジェク トを指すことの方が多いんじゃないでしょうか。
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[422] オブジェクトとクロージャ
投稿者:TRIPLE
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 "プログラミング言語を作る"の"オブジェクトとクロージャ"の実装を見て "JavaScriptの実装に似ている" という印象を受けましたが、"Hawksさん"のサイトも参考にされていたのですね。 私もJavaScriptの変数のスコープや配列の機能、"functionの使い方"で悩んでいたときに、"Hawks"のサイトをみて疑問が解消されましたし。 JavaScriptは"小技集"みたいなサイトはたくさんあるのですが、"言語仕様"をわかりやすく解説したサイトはあまりなく、とても重宝しています。 そういえば、JavaScriptも型のない言語なのですが、他の人が書いたソースをデバックしているときキレそうになったことがあります。 その人が書いたソース、コメントが何一つなく、関数の引数に何を渡しているのかさっぱりわかりませんでしたから。 その時、"Javaの謎+落とし穴"の"Javaにgenericがないのは欠陥だ"という意味が実感できたような気がしますが(笑)
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[421] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>えーと、iterator は、iterator 自体がオブジェクトであるような >作りにした方が便利だと思います。iterator を利用する側が >必ず closure を作るのは面倒くさいですし、なにより、 利用者側がclosureを作るのが面倒というのは、Ruby風の a1.iterate() { |i| print("" + i + " "); } という書き方ができないからであって、iterate()というメソッドの 中にループ処理を隠している分、Iteratorを使うよりも 記述はシンプルだと思います。 ただ逆に、慣れてないとループしているというのが分かりづらくなっています。 >複数のコレクションを、複数の iterator を使って同時に並行して >アクセスするようなプログラム、たとえばコレクションどうしの >大小比較: >function compare(i, j) { ... >} >print(compare(ArrayIterator(a), ArrayIterator(b)) + "\n"); >みたいなことをしようとすると、eachメソッド方式では困っちゃいます。 Iteratorのご紹介ありがとうございます。ただIteratorは良い方法だと思いますが、 Array自身にeachメソッドを付ける方法とどちらが良いかはよく分かりません。 Arrayみたいな「データ構造」を表すクラス(もどき)にリスト(の要素)をイテレートするという 「処理」を表すメソッドを持たせるのは、真面目に考えればよくないのかもしれませんが、 頻繁にでてくる処理なので、Arrayに持たせるのはバランス的に自然なのかもしれません。 ただ、compare()みたいなのをどう表現するのかは、調べてみます。 (ぱ)さんへ >ひとつのクラスのconstructorで10個のpointが作られた時、 >「クラスフィールド」はひとつしかないので、ただのインスタンス変数とは違うでしょう。 よく考えたらその通りでした。すいません。 closureの特性をうまく利用した方法だと思います。
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[420] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

取り急ぎ。 >で、コンパイルしてみると、 >1. 単項の「!」演算子がない。(これは欲しいです) >2. C言語の「,」演算子がないので、for 文の3番目の項の > 「i.next(), j.next()」でエラー ... >実行すると > 33:面面面面民藥算劼boolean型には使えません。 >となります。これはなぜでしょうね。 これは、エラーメッセージ生成部分がバグっているようで、本来は 「33:==はboolean型には使えません。」 と出るべきものです(メッセージの可変部が先頭にあるとだめらしい)。 で、==がなぜbooleanに使えないかというと、単に実装してないためです(^^; eval.cのeval_binary_booleanにelse ifを書き足すだけのはずですが、 すみません忘れてました。 http://kmaebashi.com/programmer/devlang/crowbar_src_0_3/S/10.html#280 booleanの比較なんてそうそうするもんじゃない、という考え方もありますが、 その上単項の!もないのではどないせいっちゅうんだ、という話ですね。 いろいろ仕様のポカ、テスト漏れがありましてすみません。次バージョンで直します。 報告ありがとうございました。
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[419] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

いろいろ訂正… > で、コンパイルしてみると、 「コンパイルしてみる」じゃなくて「実行してみる」ですね。(^^;) コンパイラ言語ばかり使っている癖でつい… > this.next = closure() { this.index = this.index++; }; ここは編集間違いで this.next = closure() { this.index++; }; でした。 あと、this.theArray と this.index をユーザに公開するのは 良くないので、ArrayIterator() の実装は function ArrayIterator(anArray) { this = new_object(); index = 0; this.first = closure() { index = 0; }; this.next = closure() { index++; }; this.isDone = closure() { return index >= anArray.size(); }; this.currentItem = closure() { return anArray[index]; }; return this; } とした方がいいですね。 > 実行すると > 33:面面面面民藥算劼boolean型には使えません。 > となります。これはなぜでしょうね。 これは調べてません。
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[418] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> と、ここまで書いて、実際に動作するプログラムかどうか試そうとしたら、 > 文法エラーになっちゃいました。 実装をちらっと見たら、すぐ原因が分かりました。 最新版である crowbar 0.3 ではなくて、crowbar 0.1.01 を使っていた のが原因でした。(大汗;;;) 大変失礼しました。 http://kmaebashi.com/programmer/devlang/index.html のページに、最新版への配布ページへのリンクがあると、 多少はこういう間違いが減るかもしれません… で、コンパイルしてみると、 1. 単項の「!」演算子がない。(これは欲しいです) 2. C言語の「,」演算子がないので、for 文の3番目の項の 「i.next(), j.next()」でエラー 3. closure() への代入文で「;」を忘れていた といった問題がありました。 直してみたものが以下の通りなんですが、 実行すると 33:面面面面民藥算劼boolean型には使えません。 となります。これはなぜでしょうね。 function ArrayIterator(anArray) { this = new_object(); this.theArray = anArray; this.index = 0; this.first = closure() { this.index = 0; }; this.next = closure() { this.index = this.index++; }; this.isDone = closure() { return this.index >= this.theArray.size(); }; this.currentItem = closure() { return this.theArray[this.index]; }; return this; } function compare(i, j) { while (i.isDone() == false && j.isDone() == false) { if (i.currentItem() < j.currentItem()) { return -1; } if (i.currentItem() > j.currentItem()) { return 1; } i.next(); j.next(); } if (i.isDone() && j.isdone()) { return 0; } if (i.isDone()) { return -1; } else { return 1; } } a = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8}; for (i = ArrayIterator(a); i.isDone() == false; i.next()) { print("" + i.currentItem(), " "); } print("\n");
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[417] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> >あと、制御構造の抽象化としてiteratorのようなものを表現する場合、 > >Ruby(のeachメソッド)みたいにクロージャをメソッドに渡す形でサンプルを > >書いてみたのですが、 > >もっとうまいやり方がありますか? > これでよいのではないでしょうか。 えーと、iterator は、iterator 自体がオブジェクトであるような 作りにした方が便利だと思います。iterator を利用する側が 必ず closure を作るのは面倒くさいですし、なにより、 複数のコレクションを、複数の iterator を使って同時に並行して アクセスするようなプログラム、たとえばコレクションどうしの 大小比較: function compare(i, j) { for (; !i.isDone() && !j.isDone(); i.next(), j.next()) { if (i.currentItem() < j.currentItem()) return -1; if (i.currentItem() > j.currentItem()) return 1; } if (i.isDone() && j.isdone()) return 0; if (i.isDone()) return -1; else return 1; } print(compare(ArrayIterator(a), ArrayIterator(b)) + "\n"); みたいなことをしようとすると、eachメソッド方式では困っちゃいます。 なので、たぶん次のような設計の方がいいと思います。 function ArrayIterator(anArray) { this = new_object(); this.theArray = anArray; this.index = 0; this.first = closure() { this.index = 0; } this.next = closure() { this.index++; } this.isDone = closure() { return this.index >= this.theArray.size(); } this.currentItem() = closure() { return this.theArray[this.index]; } return this; } と、ここまで書いて、実際に動作するプログラムかどうか試そうとしたら、 文法エラーになっちゃいました。UNIX版をコンパイルしてみたんですが、 次のような1行だけのプログラムで a = {1,2}; 1:文法エラー({付近) となります。 また、次のような2行だけのプログラムでも a = new_object(); a.hoge = 1; 2:不正な文字(.) となります。 crowbarの実装の中身は全然見てないんですが、UNIX版だけの問題なんでしょうか?
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[416] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>うーん、私が狙ったのは、複数のpointオブジェクトから共通に参照できる >>ひとつのクラスフィールド、です。 ... >それだとprivateなインスタンス変数な気がします...。間違ってたらすいません。 ひとつのクラスのconstructorで10個のpointが作られた時、 「クラスフィールド」はひとつしかないので、ただのインスタンス変数とは違うでしょう。 >あと、制御構造の抽象化としてiteratorのようなものを表現する場合、 >Ruby(のeachメソッド)みたいにクロージャをメソッドに渡す形でサンプルを >書いてみたのですが、 >もっとうまいやり方がありますか? これでよいのではないでしょうか。私もやるとすればこういう形だと思っていました。 >あと、C#のforeachやJava5の拡張forのようなものを実装する予定はありますか? 予定は未定ですが、文法としてそういうものを実装するつもりはありません。 言語仕様がライブラリに依存するのはあまり美しくないと思っていますので。
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[415] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>うーん、私が狙ったのは、複数のpointオブジェクトから共通に参照できる >ひとつのクラスフィールド、です。 >まあ、create_point_class()を複数回呼んでしまえば複数作れてしまいますが、 >それは利用者側の問題にしてよいのではないかと。 それだとprivateなインスタンス変数な気がします...。間違ってたらすいません。 但し、パフォーマンスはともかく、利用者側から見れば、 やりたいことは実現できますので現時点では十分かもしれません。 >あくまで「静的な」(ひとつしかない)データが、グローバル変数以外の方法で必要だ、 >ということであれば、Cのstatic指定したローカル変数のようなものを付けると >いうのはひとつの手かもしれませんが。 staticのローカル変数でも実現可能ですね。どう設計するかですね。 あと、制御構造の抽象化としてiteratorのようなものを表現する場合、 Ruby(のeachメソッド)みたいにクロージャをメソッドに渡す形でサンプルを書いてみたのですが、 もっとうまいやり方がありますか? あと、C#のforeachやJava5の拡張forのようなものを実装する予定はありますか? function Array(arr_data) { this = new_object(); this.arr_data = arr_data; this.iterate = closure(c) { for (i = 0; i < this.arr_data.size(); i = i + 1) { c(this.arr_data[i]); } }; return this; } a = {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8}; c1 = closure(i) { print("" + i + " "); }; a1 = Array(a); a1.iterate(c1);
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[414] Re:synchronizedメソッドの“変なこと”
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>>ずいぶん昔、私もマルチスレッドではないのですが、複数のCPUで一つのデバイスに >>アクセスするようなプログラムではまったことがあって、その原因はこんな行でした。 >> x |= y; >なんかモロにマルチスレッドのように思うんですが… (^^; 全く異なる複数のCPU上で動作する2つのプロセスが同じリソースにアクセスする様なものも「マルチスレッド」と言うのかどうか、ちとわからんのですが、 >でも、組み込みなどだとまた事情が違いそうですね。 組み込みの癖に複数のCPUがあるなんていう贅沢な組み込み環境なのですが、複数のCPUがあるくせに排他制御や割り込みをあげるハードウエアがプア...というか、存在しなくて(CPUは汎用品だけど、CPU間をつなぐ部分が社内製だった)、しかたなく同時にアクセスできるメモリにフラグを立てる形で実現していたとかいう状況だったりします。 で、フラグが何種類か必要なので、ビット対応にした(だからORしてる)というなんとも間抜けな設計でスタートしていて。 そもそも通信をガシガシやる部分だったので「ほとんどの情報は共有されてる」ために「複数のスレッドで共有するオブジェクトを限定する」っていうのは意味がなくて「入り口に管理用のオブジェクトを置くとかしてちゃんと管理する」のまさに管理用のオブジェクトが、こんなのだったんですね。あのころは若かったと言い訳して...(^^;)
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[413] Re:synchronizedメソッドの“変なこと”
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ずいぶん昔、私もマルチスレッドではないのですが、複数のCPUで一つのデバイスに >アクセスするようなプログラムではまったことがあって、その原因はこんな行でした。 > > x |= y; なんかモロにマルチスレッドのように思うんですが… (^^; これぐらいミクロなレベルでバグを入れてしまうと、もうたいていはデバッグどころか 再現するのも不可能でどうしようもなくなりますから、Webアプリケーションなんかでは、 ・そもそも複数のスレッドで共有するオブジェクトを限定する。 ・それでも共有するオブジェクトは、入り口に管理用のオブジェクトを  置くとかしてちゃんと管理する。 ってことだと私は思っています。 でも、組み込みなどだとまた事情が違いそうですね。
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[412] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ソースの5行目は、 >this.constructor = closure() { >でなく、 >class.constructor = closure() { >だと思います。 です。すみません間違えました。 あと、「closure(x, y) {」のように引数が必要ですね。 >上のコードでは、new_object()でオブジェクトを作成しないと >「#このへん」の変数を参照できないと思いますので、 >結局インスタンス変数に見えるような気がします。 うーん、私が狙ったのは、複数のpointオブジェクトから共通に参照できる ひとつのクラスフィールド、です。 まあ、create_point_class()を複数回呼んでしまえば複数作れてしまいますが、 それは利用者側の問題にしてよいのではないかと。 あくまで「静的な」(ひとつしかない)データが、グローバル変数以外の方法で必要だ、 ということであれば、Cのstatic指定したローカル変数のようなものを付けると いうのはひとつの手かもしれませんが。
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[411] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 >「今の(crowbarの)仕様」ということだと、そもそもクラスがないのに、 >クラスメソッド、クラス変数とは何ぞや? という話になるかと思いますが、 確かにその通りですね。クラス「らしきもの」ですね。 >function create_point_class() { > class = new_object(); > # このへん > > this.constructor = closure() { > this = new_object(); > this.x = x; > this.y = y; > > this.print = closure() { > print("(" + this.x + ", " + this.y + ")\n"); > }; > … > return this; > }; > return class; >} > >とか書けばできそうに思うのですが、どうでしょうか(すみません試してないです)。 >「#このへん」で作ったローカル変数や、ローカル変数に代入したクロージャは、 >コンストラクタの中で定義されているメソッドからだけ参照できるはずです。 ソースの5行目は、 this.constructor = closure() { でなく、 class.constructor = closure() { だと思います。 上のコードで名前空間らしきものが表現できているように思いますが、 私の考えていたのは、オブジェクトを作らないでグローバルと名前空間が違う、 でも静的な寿命を持つ変数が使えるかを考えていました。 上のコードでは、new_object()でオブジェクトを作成しないと 「#このへん」の変数を参照できないと思いますので、 結局インスタンス変数に見えるような気がします。 >私としては、クラス変数やクラスメソッドというものに、わざわざ言語仕様で >対応するだけの価値を感じていません。 >crowbarにはそもそもクラスがないですが、クラスベースのOO言語を作るとしても、 >クラス変数やクラスメソッドはつけず、グローバル変数のようなものにして、 >名前空間を選択的に開示できるような形にすると思います。 たぶんその辺は言語の特徴になってくると思いますので、クラス変数らしきものを どう表現するのか(あるいはしないのか)は難しいかもしれません。 ただ、Javaとかに慣れているとクラス変数はストレートで分かりやすい気がします。
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[410] Re:synchronizedメソッドの“変なこと”
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>◎getとsetが分かれていたり… ~中略~ >ふたつのスレッドA, Bが以下のようにxをインクリメントしようとすると、 > x = p.getX(); // スレッドA ←(1) > x = p.getX(); // スレッドB ←(2) > p.setX(x+1); // スレッドA ←(3) > p.setX(x+1); // スレッドB ←(4) ~中略~ >結局、マルチスレッドで正しくプログラムを動かしたいのであれば、 >Pointのような低レベルなクラスで、個々のメソッドに機械的にsynchronizedを >つけても意味がなく、アプリケーションのレベルで対処しなければなりません。 ~中略~ >あんまり理解されてないことなんですかねえ。 こういうのって、マルチスレッド プログラムで再現性の低いバグで悩んだ経験がないとなかなか思いつかないことかもしれませんね。 ずいぶん昔、私もマルチスレッドではないのですが、複数のCPUで一つのデバイスにアクセスするようなプログラムではまったことがあって、その原因はこんな行でした。 x |= y; xの値をCPUレジスタに読み出して、その値にyの値を加えたものを、xに書き込む...前に別のCPUからxに書き込みがあったんです。 このときは高い確率で再現できるプログラムが偶然用意できたのが幸いでしたが。
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[409] Re:クラスメソッドとクラス変数
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「プログラミング言語を作る」をいつも楽しみにしています。 ありがとうございます。 >クラスメソッドとクラス変数は、今の仕様で実現は可能ですか? 「今の(crowbarの)仕様」ということだと、そもそもクラスがないのに、 クラスメソッド、クラス変数とは何ぞや? という話になるかと思いますが、 現在、create_point()のような関数を作ることでクラスじみたことを 実現しているように、何とか似たことを実現したい、ということであれば、 「クラスもまたオブジェクトである」 「インスタンスは、クラスのconstructorメソッドで生成する」 ということにして、 function create_point_class() { class = new_object(); # このへん this.constructor = closure() { this = new_object(); this.x = x; this.y = y; this.print = closure() { print("(" + this.x + ", " + this.y + ")\n"); }; … return this; }; return class; } とか書けばできそうに思うのですが、どうでしょうか(すみません試してないです)。 「#このへん」で作ったローカル変数や、ローカル変数に代入したクロージャは、 コンストラクタの中で定義されているメソッドからだけ参照できるはずです。 >また、実現不可能な場合、追加の仕様としてはどういうのを考えていますか? >グローバル変数で代用するのはちょっと…と思います。 私としては、クラス変数やクラスメソッドというものに、わざわざ言語仕様で 対応するだけの価値を感じていません。 crowbarにはそもそもクラスがないですが、クラスベースのOO言語を作るとしても、 クラス変数やクラスメソッドはつけず、グローバル変数のようなものにして、 名前空間を選択的に開示できるような形にすると思います。
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[408] クラスメソッドとクラス変数
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 「プログラミング言語を作る」をいつも楽しみにしています。 個人的には、オブジェクトとクロージャ辺りからだんだん面白くなってきたと思います。 まだ機能的に色々追加していくのだと思いますが、クラスメソッドとクラス変数は、今の仕様で実現は可能ですか?色々考えたのですが、思いつきません。 また、実現不可能な場合、追加の仕様としてはどういうのを考えていますか? グローバル変数で代用するのはちょっと…と思います。
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[407] Re:synchronizedメソッドの“変なこと”
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>こんにちは。はじめまして。 はじめまして。書き込みありがとうございます。 >もしよろしければ、可能性として起こりうる"変なこと"をご教示願えませんでしょうか? >getとsetが分かれていたり、setのXとYが分かれていたりしていたのでは、 というのが一応ヒントというか根拠のつもりです。 簡単な方から。 ◎setのXとYが分かれていたりしていたのでは… 現在(100, 100)であるPointを、(200, 200)に移動させたかったとしましょう。 そのために、 p.setX(200); p.setY(200); と書くと、setX()してからsetY()するまでの間、一時的に(200, 100)という状態になり、 この状態が他スレッドから見えてしまいます。 ◎getとsetが分かれていたり… ふたつのスレッドA, Bが以下のようにxをインクリメントしようとすると、 x = p.getX(); // スレッドA ←(1) x = p.getX(); // スレッドB ←(2) p.setX(x+1); // スレッドA ←(3) p.setX(x+1); // スレッドB ←(4) (3)でスレッドAがインクリメントした結果が(4)で上書きされてしまい、 ふたつのスレッドがひとつずつインクリメントしているはずなのに、 結局xは1しか増えないことになります。 ひとつめの問題は仕様だと言い張ることも可能かもしれませんが、 ふたつめの問題はおそらく致命的でしょう。 結局、マルチスレッドで正しくプログラムを動かしたいのであれば、 Pointのような低レベルなクラスで、個々のメソッドに機械的にsynchronizedを つけても意味がなく、アプリケーションのレベルで対処しなければなりません。 この手の問題は標準のクラスライブラリにもあって、古いコレクションクラス (Vectorなど)は、メソッドごとにちまちまとsynchronizedを付けていますが、 現実問題としてこれは無意味であり、後継のArrayListなどでは外されたわけです。 // ループが回っている間に別スレッドでremove()とかされると例外が発生する size = v.size(); for (int i = 0; i < size; i++) { Object o = v.get(i); } でも今Googleしてみたら、「シングルスレッドでよいときは効率向上のために ArrayListを使い、スレッドセーフにしたければVectorを使うべし」と解説している ページの多いこと… あんまり理解されてないことなんですかねえ。
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[406] synchronizedメソッドの"変なこと"
投稿者:sgi
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。はじめまして。 楽しく拝読させて頂いております。 「オブジェクト指向再入門/なぜわからなくなってしまうのか?」の中の記述に判らないところがありましたのでご質問させてください。 ~引用ここから~ ところで「Javaの格言」という本では、 Pointのx, yをprivateにするメリットとして、マルチスレッド時の排他制御を挙げています。しかし、getX(), getY(), setX(), setY() を作ってそれぞれをsynchronizedにしたところで、この仕様ではマルチスレッドには対応できません。ちょっと考えてみればわかるように、 getとsetが分かれていたり、setのXとYが分かれていたりしていたのでは、複数のスレッドで実行されたら結局変なことが起きます。 ~引用ここまで~ synchronizedメソッドをコールすると、コールしたスレッドがインスタンス(メソッドのレシーバ)のモニタを取得するために、別スレッドが当該インスタンスのsynchronizedメソッドを呼び出しても安全(スレッドセーフ)であると認識しております。 上記の引用のなかの"変なこと"というのが、私の認識であるところの"スレッドセーフ"でないことを指すのか、または別のことを指すのか判りませんでした。 もしよろしければ、可能性として起こりうる"変なこと"をご教示願えませんでしょうか? よろしくお願いします。
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[405] Re:ページ移動の通知
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >前橋さんのリンク先にある >「中野康明の雑学ペ-ジ(2003/11/30追加)」 >は下記に移動しました。 わざわざご連絡いただきありがとうございます。修正しておきました。
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[404] ページ移動の通知
投稿者:中野康明
2007/02/20 02:13:25

前橋さんのリンク先にある 「中野康明の雑学ペ-ジ(2003/11/30追加)」 は下記に移動しました。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/yasuaki/misc.htm その関連で引かれている「チョン」についての雑文のページも移動しました。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/yasuaki/misc/lang/lang35.htm 修正戴ければ幸いです。
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[402] Re:「C言語 ポインタ 完全制覇」
投稿者:G
2007/02/20 02:13:25

>これは、「Linkable」の定義に対する修正ですから、ひとつめの方です。 >Linkableは、その前のページのFig.5-15におけるLinkableShapeに対応する型で、 >ポインタを3つ持ち、双方向連結リストを構成します。 > >こちらは、双方向連結リストの先頭と末尾を保持することで、「リスト全体」を >表現する構造体です。 > これらが間違っていないのであれば、 私の勉強不足だとわかりました。 じっくりと勉強していきます。 >int a; >int *p; >p = &a; > >とあったとき、pに1加算するだけなら問題ないが、2加算すると規格違反である、 >という意味です。 ># ただし、たいていの処理系では、2だろうと3だろうと、加算するだけなら動きます。 わかりました。 ありがとうございました。
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[401] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>まず、「クラスのポインタ」が何を指すのか不明です。 >「Board* board = new Board()」の様にnewしたポインタ変数の事です。 クラスとインスタンスは別物なので、その違いは強く意識したほうがよいかと。 new Board()ではBoardクラスのインスタンスが生成(new)され、 「new Board()」という式はそのインスタンスへのポインタを返します。 上の「board」にはそれが代入されるわけですから、boardは、 インスタンスへのポインタであって、「クラスのポインタ」ではありません。 また、「newしたポインタ変数の事です」とのことですが、上の例にある ポインタ型の変数といえば「board」ですが、ここではboardがnewされている わけではありません。 細かいことを言うようですが、 「わかっている人が、厳密さを求められない局面で、適当に省略しながら話す」 のと、 「本当にわかってない」 のでは大違いですので一応念のため。 >僕の憶測ですが、Javaのリバーシゲームでthisを多用していますが、 >これは特に使用しなくていいんですね。 はい。インスタンスフィールドとローカル変数の区別をつけるため、 私はthis.をつけるようにしている、というだけです。 言語がthisを強制していてくれれば、こういう事故も起きないんですけどねえ。 http://d.hatena.ne.jp/higepon/20050329
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[400] Re:「C言語 ポインタ 完全制覇」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>こんにちは、はじめまして。 はじめまして。ミスが多く申し訳ありません。 >「 >p.285 >誤 > > typedef struct Linkable_tag { > void *object; > Shape *prev; > Shape *next; > } Linkable; > >正 > > typedef struct Linkable_tag { > void *object; > struct Linkable_tag *prev; > struct Linkable_tag *next; > } Linkable; >」 >とあります。 >しかし、P285にあるプログラムは2つあるのですが、 これは、「Linkable」の定義に対する修正ですから、ひとつめの方です。 Linkableは、その前のページのFig.5-15におけるLinkableShapeに対応する型で、 ポインタを3つ持ち、双方向連結リストを構成します。 >となっていて、2つめは >「 >typedef struct{ > Linkable *head; /* 先頭の要素 */ > Linkable *tail; /* 末尾の要素 */ >}LinkedList; >」 こちらは、双方向連結リストの先頭と末尾を保持することで、「リスト全体」を 表現する構造体です。 >それと、P43のところで、正誤表では、 >「 >と書いてありますので、ふたつ超えた所に向けない限り問題なさそうです。 >」 >となっていますが、本では、 >「 >と書いてありますので、2以上加算しないかぎり問題なさそうですが。 >」 >とあります。 同じ意味のつもりで書いていますが… int a; int *p; p = &a; とあったとき、pに1加算するだけなら問題ないが、2加算すると規格違反である、 という意味です。 # ただし、たいていの処理系では、2だろうと3だろうと、加算するだけなら動きます。
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[399] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:SFファン
2007/02/20 02:13:25

>「静的コール」というのが何を指しているのかわかりませんが、 「Board::move(~)」の様な呼び出しの事を指しています。名称は間違ってるかも知れません。 >まず、「クラスのポインタ」が何を指すのか不明です。 「Board* board = new Board()」の様にnewしたポインタ変数の事です。 「オブジェクトに仕事をさせる、ということ」を読ませて貰って、上記の様に一々ポインタ変数をnewせずにパラメータにポインタ変数を持たせて引き継がせればいい事が分かりました。 僕の憶測ですが、Javaのリバーシゲームでthisを多用していますが、これは特に使用しなくていいんですね。 現在、はさみ将棋プログラムに修正をかけていますが、まだまだメモリリークが起きている状態です。 指摘された修正をほぼ全て行なってメモリリークが起きるかどうかテストしたいと思います。 ご回答の程ありがとうございました。
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[398] 「C言語 ポインタ 完全制覇」
投稿者:G
2007/02/20 02:13:25

こんにちは、はじめまして。 早速ですが、「C言語 ポインタ 完全制覇」を購入して 読んでいるのですが、正誤表を見てみると、 「 p.285 誤 typedef struct Linkable_tag { void *object; Shape *prev; Shape *next; } Linkable; 正 typedef struct Linkable_tag { void *object; struct Linkable_tag *prev; struct Linkable_tag *next; } Linkable; 」 とあります。 しかし、P285にあるプログラムは2つあるのですが、 1つめは、 「 typedef struct{ void *object; Shape *prev; Shape *next; }Linkable; 」 となっていて、2つめは 「 typedef struct{ Linkable *head; /* 先頭の要素 */ Linkable *tail; /* 末尾の要素 */ }LinkedList; 」 となっていてどこをどのように訂正すればいいかわかりません。 それと、P43のところで、正誤表では、 「 と書いてありますので、ふたつ超えた所に向けない限り問題なさそうです。 」 となっていますが、本では、 「 と書いてありますので、2以上加算しないかぎり問題なさそうですが。 」 とあります。 どちらが正しいのでしょうか? すべてをみたわけではありませんので、ほかはどうなっているのかわかりません。 出版は平成15年7月1日 初版 第7刷発行です。
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[397] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>VC++はメソッドの静的コールをしようとすると怒られるので、 「静的コール」というのが何を指しているのかわかりませんが、 staticメソッド以外は、インスタンスがなければ呼び出すことはできないでしょう (Javaと同じです)。 >メソッドを呼び出す場合、そのクラスのポインタをnewしてますが、 >それがマズイ様です。 まず、「クラスのポインタ」が何を指すのか不明です。 Boardなりのクラスの「インスタンスのポインタ」の意味であるとすれば、 「メソッドを呼び出す場合、そのクラスのポインタをnewしてます」 というのは、私がこっちのページに書いた新人君の失敗と同じ失敗を しているように見えます。 http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html | そして、とある新人君は、(AWTの)Canvasに線を引きたい、という時、 | その場でCanvasをnewしてそのCanvasに線を引いてくれました。 | もちろんそのCanvasと、実際に画面に貼られているCanvasは違う | Canvasですから、画面に線は表示されず、彼は悩んでいたわけです。 | また別の新人君は、描画した図形を保持する「ShapeCollection」という | クラスについて、画面の再描画のため必要になったところでいきなりnewして | くれました。当然、新たに作り出されたShapeCollectionは空っぽなので、 | 画面には何も描画されませんでしたけど ※4。 手前味噌ですが、一度通して読んでみてはいかがでしょうか。 >クラスのポインタ変数を使用せずにこのプログラムを構築することは >出来るのでしょうか。 インスタンスへのポインタを使わずにこのプログラムを構築することは、 対戦用のBoardを静的に1個だけ持つようにして、先読み用のBoardを スタックに確保するようにすれば、不可能ではないでしょう。 でも、「対戦用のBoardを静的に1個だけ持つ」というのではせっかくの OO言語のメリットを捨てることになるので、あまりお勧めはしません。
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[396] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:SFファン
2007/02/20 02:13:25

指摘のあったcppをインクルードするのをやめ、プレイヤーもBoardのポインタを持つ様にしたのですが、メモリリークを起こしてしまってます。 VC++はメソッドの静的コールをしようとすると怒られるので、メソッドを呼び出す場合、そのクラスのポインタをnewしてますが、それがマズイ様です。 クラスのポインタ変数を使用せずにこのプログラムを構築することは出来るのでしょうか。 ご回答の程よろしくお願いします。
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[395] Re:リンク切れの指摘
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >「配列とポインタの完全制覇」のページを見ていたところ、 >“技術評論社さんによる書籍案内はこちら”のリンク先が移動しているようです。 ご指摘ありがとうございます。修正しました。 センス・オブ・プログラミング以外すべて貼り替えですね。 # ASPをPHPに切り替えたのか…
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[394] リンク切れの指摘
投稿者:ふくはらかずろう
2007/02/20 02:13:25

「配列とポインタの完全制覇」のページを見ていたところ、 “技術評論社さんによる書籍案内はこちら”のリンク先が移動しているようです。 http://www2.gihyo.co.jp/books/bookinfo.asp?ID=4-7741-1142-2 だったのが、 http://www.gihyo.co.jp/books/syoseki.php/4-7741-1142-2 に、移動したようですね、、、
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[393] Re:オレンジニュースにて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>ところで、「配列とガベージコレクタ」の「配列は参照型である」の説明で、 >>コードと図の配列の添字の値が食い違っているみたいです。 修正しました。 ついで…と言ってはなんですが、[329]で教えていただいた「ほげほっぽ」の件を、 「ほげを考えるページ」に追記しました。すっかり忘れていまして、対応が 遅くなりまして申し訳ありません (_o_)
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[392] Re:オレンジニュースにて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>オレンジニュースというサイトで、crowbarが紹介されていました。 > >http://secure.ddo.jp/~kaku/tdiary/20050426.html 情報ありがとうございます…が、さっきから試してますが、あっちのサーバが コケてるようですね。 >ところで、「配列とガベージコレクタ」の「配列は参照型である」の説明で、 >コードと図の配列の添字の値が食い違っているみたいです。 ご指摘ありがとうございます。 すみません、ちょっと今すぐは直せないので、連休に入ったら修正しておきます。 # 私も「1から数える」呪縛から開放されてないようです。
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[391] オレンジニュースにて
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

オレンジニュースというサイトで、crowbarが紹介されていました。 http://secure.ddo.jp/~kaku/tdiary/20050426.html > ■ 前橋和弥氏、新プログラミング言語「crowbar」を作る(現在ver.0.2) > http://kmaebashi.com/programmer/devlang/index.html ところで、「配列とガベージコレクタ」の「配列は参照型である」の説明で、 コードと図の配列の添字の値が食い違っているみたいです。
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[390] Re:感謝
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>C++ は「必ずしもオブジェクト指向である必然が無い言語」ですからね。 >better C として使っても一向に構わないわけで。 > >template なんかも「オブジェクト指向」とはまったく反対方向からの >generic programming を目指す代物ですし。 > >std::vector<char> v; >std::copy(std::istreambuf_iterator(is), std::istreambuf_iterator(), std::back_inserter(v)); >とかなんとか。 >ジェネリック関数+ジェネリック部品、ってのはオブジェクト指向とは言いがたいし。 なるほど。あまり意識してなかったのですが、genericの機能は、オブジェクト指向とはあまり関係ないのかもしれませんね。 上記のリストのデータをトラバースするのにiteratorを使うのは、少なからずオブジェクト指向的であると思いますが、「genericの機能の部分」がオブジェクト指向であるとは言えないかもしれません。 でも、オブジェクト指向と連携すると強力な機能だと思います。 774RRさんのご指摘のように、オブジェクト指向を意識しない使い方でも、C++はかなり使えそうですね。 逆に私は、例えばCを使うときにはモジュール化を意識して、オブジェクト指向風なプログラミングをしています。
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[389] Re:感謝
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

C++ は「必ずしもオブジェクト指向である必然が無い言語」ですからね。 better C として使っても一向に構わないわけで。 template なんかも「オブジェクト指向」とはまったく反対方向からの generic programming を目指す代物ですし。 std::vector<char> v; std::copy(std::istreambuf_iterator(is), std::istreambuf_iterator(), std::back_inserter(v)); とかなんとか。 ジェネリック関数+ジェネリック部品、ってのはオブジェクト指向とは言いがたいし。
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[388] Re:感謝
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>C言語上級PGですが、VC++を使い始め、オブジェクト指向のさわりを勉強して >いる最中ですが、今までなかなか理解できませんでしたが、こちらのホームページを >穴が開くほど見つめて(=読んで)みたところ、一行一行、激しく首を振りながら、 >やっと理解し始めました。同時に、今まで読んでいた入門書、解説書等に腹が立って >きました。ただし、もう、それらの入門書、解説書を読んでもすらすらと読めるよう >になると思います。ありがとうございます。 C++関連の書籍では、オブジェクト指向の考え方を分かりやすく解説した本があまりありません。 どちらかと言うと、文法や実装面での解説の本が多いような気がします。 余計なお世話かもしれませんが、オブジェクト指向の基本を勉強したいのであれば、C++でもJavaでもオブジェクト指向の知識は同じなので、(ぱ)さんの書かれた、「Java謎+落とし穴徹底解明」をお勧めします。この本は、実装は確かにJava言語ですが、オブジェクト指向の基本的な考え方を扱っていると思います。 例えば、「Effective C++」では、オブジェクト指向を体系的に解説していないため、オブジェクト指向の基本を身につけるのは難しいかもしれません。 GoF本でも同様だと思います。 ちなみに、匿名さんが読まれた入門書、解説書は何というタイトルの本ですか?
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[387] 感謝
投稿者:匿名
2007/02/20 02:13:25

C言語上級PGですが、VC++を使い始め、オブジェクト指向のさわりを勉強して いる最中ですが、今までなかなか理解できませんでしたが、こちらのホームページを 穴が開くほど見つめて(=読んで)みたところ、一行一行、激しく首を振りながら、 やっと理解し始めました。同時に、今まで読んでいた入門書、解説書等に腹が立って きました。ただし、もう、それらの入門書、解説書を読んでもすらすらと読めるよう になると思います。ありがとうございます。
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[386] Re:hh
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>hh なんでしょう。これ。 テスト書き込みならテスト用掲示板のほうにお願いします。 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=testbbs
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[385] hh
投稿者:hh
2007/02/20 02:13:25

hh
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[384] hh
投稿者:hh
2007/02/20 02:13:25

hh
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[383] Re:エイプリルフール
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>>この4/1に発表されたPhthonのエイプリルフールネタ >>空白文字の使い方に厳しい「新言語」が出来たのか!と思ってしまうまでした。 修正しました。 ううう。typoをネタにされてしまった… (;_;) 関係ないけど「思ってしまうま」でGoogleすると結構ひっかかりますね。 「思ってしまう。ま、…」ってのも多いですけど。 >新言語ってわけでもなさそうですよ。 > Phthon >http://www.google.co.jp/search?q=Phthon&start=0&start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official とまあこのように誰にもでもあるポカということでひとつ。
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[382] Re:エイプリルフール
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>>この4/1に発表されたPhthonのエイプリルフールネタ >空白文字の使い方に厳しい「新言語」が出来たのか!と思ってしまうまでした。 > 新言語ってわけでもなさそうですよ。 > Phthon http://www.google.co.jp/search?q=Phthon&start=0&start=0&hl=ja&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-a&rls=org.mozilla:ja-JP:official
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[381] エイプリルフール
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>この4/1に発表されたPhthonのエイプリルフールネタ 空白文字の使い方に厳しい「新言語」が出来たのか!と思ってしまうまでした。
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[380] Re:お邪魔しますー
投稿者:hairo
2007/02/20 02:13:25

>使用していただく分にはまったく問題ありません。あのソースのライセンスは、 >NYSL↓と思っていただいて結構です。 >http://www.kmonos.net/nysl/ > >ただし、Webページに乗っているものは、いろいろなバージョンが混在していますから、 >単純に貼っただけでは動かないと思います。その点はご承知おきください。 > レスありがとうございました。 確かに、貼り付けただけでは動きませんね^^; 自分のトコロに合わせてカスタマイズしたら動きだしました。 これから勉強しつつやっていこうと思います。 ありがとうございました。
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[379] Re:教えてください。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>M4sugar requires GNU M4. Install it before installing M4sugar or >bison: I/O error >set the M4 environment variable to its path name やや、うちではcygwinが入っているので気付きませんでした。 MinGWを使うなら、おそらくcygwinではなくてMSYSを使うのが普通なのでしょう。 後ほど書き加えておきます。情報ありがとうございました。
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[378] Re:教えてください。
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>>m4をインストールして、M4環境変数を設定したらできました。 >前者があれば、後者はたぶん不要です。 >後者(環境変数 M4 を設定)が必要なのは m4 が標準でないところにインストールされている場合。 >cygwin setup で単純にインストールしたら標準ディレクトリに配置されるはずで、 >よって後者は不要のはずです (ウチではそうなっています) cygwinは、インストールしたことなく分からなかったので、 m4を単体でインストールしました。 デフォルトのパスで、C:\Program Files\GnuWin32\bin\m4.exe にインストールされました。 bison.exeも同一フォルダに入っています。 MinGWは、C:\MinGWにインストールしたのですが、この場合 m4をインストールすべき標準ディレクトリは、どこになるのでしょうか? C:\MinGW\binにm4.exeをコピーしても駄目でした。 初心者なので基本的な質問ですいません。
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[377] Re:教えてください。
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>m4をインストールして、M4環境変数を設定したらできました。 前者があれば、後者はたぶん不要です。 後者(環境変数 M4 を設定)が必要なのは m4 が標準でないところにインストールされている場合。 cygwin setup で単純にインストールしたら標準ディレクトリに配置されるはずで、 よって後者は不要のはずです (ウチではそうなっています)
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[376] Re:教えてください。
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

>>M4sugar requires GNU M4. Install it before installing M4sugar or >のメッセージを見れば一目瞭然なような気がしますが何がわからないでしょうか。 >Cygwin Setup で m4 を追加インストールしてください。 m4をインストールして、M4環境変数を設定したらできました。 ありがとうございました。
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[375] Re:教えてください。
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>M4sugar requires GNU M4. Install it before installing M4sugar or のメッセージを見れば一目瞭然なような気がしますが何がわからないでしょうか。 Cygwin Setup で m4 を追加インストールしてください。
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[374] 教えてください。
投稿者:タイガー
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。タイガーです。 「プログラミング言語を作る」のページで、Windows版のソースをダウンロードし、MinGW、bison、flexをインストールして、binのパスを追加したのですが、gmakeを実行すると、以下のエラーが出ます。 M4sugar requires GNU M4. Install it before installing M4sugar or bison: I/O error set the M4 environment variable to its path name 環境は、Windows XP SP1で、「bison crowbar.y」を実行すると同様のエラーが発生します。 なぜこのエラーが発生するのですか?回避方法があれば教えてください。
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[373] Re:実体渡し
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

引用の順序を変更しています。 > ただ、「PlayerがBoardの実体を保持していてはいかんでしょ > う。」といった話をするときには、「実体」またはそれに類 > する言葉が要るのではないかと思っています。 そうですね。 念のために言うと、僕も、実体という言葉に対して(ぱ)さんと 同じ感覚を持っています。 > > Python プログラマで一人、"call by object reference" > > のことを指して "call by object" と呼んでいる例が見つ > > かりましたが、これだと、日本語と英語で意味が逆になり > > ますし。 > > 日本人でも、「オブジェクト==参照」という解釈の人もいる > ようですから、「日本語と英語で意味が逆」になるわけでも > ないような気がします。 以下の松本さんの例もそうなんですね。 > http://www.rubyist.net/~matz/?date=20030730 > | もっとも多くの言語には「オブジェクト」でない「値」も > | ある。またCの例を出すと、構造体はオブジェクトではな > | い。代入によってコピーが発生するからだ。 BASICの文字 > | 列もオブジェクトではない。 > 最初読んだとき、かなり違和感がありました。「参照」と > 「値」の話ならその通りですが、上記の文を読む限り、「オ > ブジェクト」が「参照」とほぼ同義で使われているからです。 まったく同様な違和感があります。 > >http://aspn.activestate.com/ASPN/Mail/Message/python-Tutor/509290 > ざっと読みました。 > | (2) there is no pointer type in Python, so you > | *can't* pass "a reference" to an object > Pythonは(Javaと同様)なんでもかんでも参照だと思っていま > したが、 それで合ってると思います。 > これはどういう意味でしょう。変数への参照が取れないって > ことかなあ。 参照への参照が取れないってことでしょうね。 > # でも「you *can't* pass "a reference" to an 『object』」 > # だしなあ。 > ## 私がPythonについて誤解しているようでしたらご指摘く > ## ださいませ。 上の記事の著者である Tim Peters が言う "object" というの は、松本さんの言う object と同じもの、すなわち我々の感じ るところの「object への参照」のことなので、特に矛盾はな いと思います。 Smalltalk や Ruby など、全ての型が object である言語で育 つと、自然にこういう感覚になるのかもしれませんが、機械語 による実装を見て意味を理解するタイプの人間からすると、 ちょっとついていけない感じですね。 で、我々の感覚でいう「オブジェクトへの参照の値渡し (call by object reference)」は、Tim Peters や松本さんのような 感覚を持つ人にとっては、 実体渡し == "call by object" となるわけです。 結局、以下の懸念は、まったく当たっており、注釈をつけたの は正解だということになると思います。 > おっしゃるとおり、術語としてちゃんと定義されてな > さそうなので、誤解を招く可能性があると思うのです > が。そのために、先の投稿で注釈をつけたわけです。 同様に、 > 参照渡しを実体渡しと読んでいるのはその本(および > その本に言及したWebページ)以外では、私は見たこと > ないです。そんなの広く使われてるじゃん、という方 > は情報よろしくお願いします。 についても、(少なくとも Python の世界では?) 広く使われている と考えた方がいいのかもしれません。Tim Peters 氏は、Python の 世界では結構な有名人のようですし。 以下は余談です。 > >ただ、Java を含む多くの GC つき言語では、参照の値 > >渡しをするわけで、この術語は使えませんね。 > ええと、少なくともJavaやCなら「値渡ししかない」で済み > そうな気がするのですけど。 もちろんそうです。 ただ、C++ でオブジェクトを参照渡しすることと、まあだいた い等価なことは、Java でも当然行なわれていることなわけで、 C++ と Java に関する話をするときに、これを意味する術語が 欲しいように思います。 で、これを "call by object" と呼びたくない派の人間として は、"call by object reference" のように呼びたくなるわけ です。 もっとも google によると "call by object reference" の 用例は230件しかないそうなので、こういう欲求は、非常に マイナーなのかもしれませんが。
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[372] Re:実体渡し
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「参照渡し (call/passing by reference)」と「値渡し >(call/passing by value)」が標準的な術語だと思うの >で、言葉としては、これを使うのがいいような気がする >んですが。言語も C++ ですし。 同意します。私自身、「ポインタ完全制覇」でも「Java謎+落とし穴~」でも、 「値渡し」という言葉を使用しています(どこかで「実体渡し」という言葉を 使っているかもしれませんが…)。 ただ、「PlayerがBoardの実体を保持していてはいかんでしょう。」といった 話をするときには、「実体」またはそれに類する言葉が要るのではないかと 思っています。 おっしゃるとおり、術語としてちゃんと定義されてなさそうなので、誤解を 招く可能性があると思うのですが。そのために、先の投稿で注釈をつけたわけです。 >ただ、Java を含む多くの GC つき言語では、参照の値 >渡しをするわけで、この術語は使えませんね。 ええと、少なくともJavaやCなら「値渡ししかない」で済みそうな気がするのですけど。 >Python プログラマで一人、"call by object reference" >のことを指して "call by object" と呼んでいる例が見 >つかりましたが、これだと、日本語と英語で意味が逆に >なりますし。 日本人でも、「オブジェクト==参照」という解釈の人もいるようですから、 「日本語と英語で意味が逆」になるわけでもないような気がします。 http://www.rubyist.net/~matz/?date=20030730 | もっとも多くの言語には「オブジェクト」でない「値」もある。 | またCの例を出すと、構造体はオブジェクトではない。代入によって | コピーが発生するからだ。 BASICの文字列もオブジェクトではない。 最初読んだとき、かなり違和感がありました。「参照」と「値」の話なら その通りですが、上記の文を読む限り、「オブジェクト」が「参照」と ほぼ同義で使われているからです。 >http://aspn.activestate.com/ASPN/Mail/Message/python-Tutor/509290 ざっと読みました。 | (2) there is no pointer type in Python, so you *can't* pass "a | reference" to an object Pythonは(Javaと同様)なんでもかんでも参照だと思っていましたが、 これはどういう意味でしょう。変数への参照が取れないってことかなあ。 # でも「you *can't* pass "a reference" to an 『object』」だしなあ。 ## 私がPythonについて誤解しているようでしたらご指摘くださいませ。
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[371] Re:実体渡し
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

話題がそれるので、件名を変更しました。 「参照渡し (call/passing by reference)」と「値渡し (call/passing by value)」が標準的な術語だと思うの で、言葉としては、これを使うのがいいような気がする んですが。言語も C++ ですし。 ただ、Java を含む多くの GC つき言語では、参照の値 渡しをするわけで、この術語は使えませんね。Java と C++ で共通に使える用語としては、「オブジェクト参照 渡し (call/passing by object reference)」と「コピー 渡し (call/passing by copy)」が分かりやすいような 気がします。が、google で探すと、使っている例が少 ないなあ… 特に日本語で「オブジェクト参照渡し」を 使っている例が少ないです。あと、コピー渡しは、値渡 しと同じ意味なので、この対比は実は対称じゃないのも イマイチかも。 「実体渡し」に関しては、google で探して上位に出る サイトでは、「コピー渡し」の意味で使っているサイト ばかりのようですね。でも実体渡しって、日本以外でも 使われている用語なんでしょうか? Python プログラマで一人、"call by object reference" のことを指して "call by object" と呼んでいる例が見 つかりましたが、これだと、日本語と英語で意味が逆に なりますし。 http://aspn.activestate.com/ASPN/Mail/Message/python-Tutor/509290 「実体渡し」を英語に訳すとすると、どうなるんでしょう?
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[370] Re:お邪魔しますー
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ソースの半分くらいしか理解できてませんが、読んだ感じだとDBフィールド用意して、あのソースを貼り付けるだけで出来そうなんですが(笑) >使用してもよいでしょうか? 使用していただく分にはまったく問題ありません。あのソースのライセンスは、 NYSL↓と思っていただいて結構です。 http://www.kmonos.net/nysl/ ただし、Webページに乗っているものは、いろいろなバージョンが混在していますから、 単純に貼っただけでは動かないと思います。その点はご承知おきください。
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[369] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc.lzh  まず、うちにはVC++をコンパイルする環境はないですし、デバッグまで するつもりもないので、ざっと眺めた感想ですが。  BoardがBoard.cppで定義されていて、#include "Board.cpp"してるとかは さておくとしても、PlayerがBoardの実体を保持していてはいかんでしょう。 Playerがふたりいるとき、それぞれがBoardを抱え込んでいては、ゲームに なりません。  先読みのときBoardをヒープにclone()するのなら、以後それはポインタで 持ち歩いたほうがよさそうに思うのですが、実体で引数渡ししていますし。 Boardの中のcellは、実体で持ってよさそうですがポインタで保持してますし、 にもかかわらずBoardにコピーコンストラクタがありません。  それぞれがaccess violationの原因になるかどうかはさておき、 C++を使うのなら、ポインタと実体の区別を意識するのが重要だと思います。 Javaにはポインタしかないので、Javaから移植するのなら、なんでもかんでも ポインタにするのが楽かもしれません(メモリリークを起こしそうですが)。 なお、ここでは「実体」という言葉を、「ポインタではないデータそのもの」 という意味で使っています。 以前読んだC++本では、引数の参照渡しを「実体渡し」と呼んでてびっくりしました。 「コピーではなく、それそのものを渡す」という意味で「実体渡し」なんだろうと 思いますが、一般的かなあ… 私のように「ポインタではないデータそのもの」の意味で「実体」という言葉を 使うのもさほど一般的ではないかもしれませんが、参照渡しを実体渡しと読んでいるのは その本(およびその本に言及したWebページ)以外では、私は見たことないです。 そんなの広く使われてるじゃん、という方は情報よろしくお願いします。
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[368] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:SFファン
2007/02/20 02:13:25

前回貼った圧縮ファイルには、圧縮前のフォルダだけ圧縮されていた様です。 たびたびすみません。 http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc.lzh
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[367] サポートセンター
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

掲示板を読んでいたらなんとなく「さぽせん」ホームページを思い出しました。 ... っていやそれだけ。
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[366] お邪魔しますー
投稿者:hairo
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 ここ数日サイトに訪れさせてもらっています。 最近(ここ2、3年)ですがSQL+PHPで仕事することが多く、それまで無知だった自分がいつのまにやら基本構文(?)を覚えてしまい、無料サーバーを借りてDB組み込みつつ動的なものを作り始めました。 さしあたって、簡単な雑記帳やカウンターなどは楽にできました(それでも丸三日はかかりました)が、BBSはどうしたもんかなーとgoogleで回っていたら。このサイトに来ました。 ソースの半分くらいしか理解できてませんが、読んだ感じだとDBフィールド用意して、あのソースを貼り付けるだけで出来そうなんですが(笑) 使用してもよいでしょうか?
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[365] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc.lzh  このリンクから.lzhファイルをダウンロードすることはできました。サイズは301バイト。  解凍してみたら、ショートカットのファイルがひとつだけあらわれました。
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[364] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:SFファン
2007/02/20 02:13:25

当方がWebについて良く知らないため、ダウンロードして貰えなくてすみません。 今回もうまくいかないかも知れませんが、とりあえず貼って見ます。 http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc.lzh
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[363] Re:crowbar MEMモジュール
投稿者:tos
2007/02/20 02:13:25

> それだとおっしゃるとおりチェック漏れを起こすと思います。どういうわけか、 また、ボケた質問しているんじゃないかと思って、ドキドキしてましたが、 今回はあってたみたいで安心しました。 >というわけで、私はこの通りポカもミスも人並み以上にしますので、 >全然たいしたことはないです f(^^;;; いえいえ、これからも前橋さんのソースで勉強させていただきます。 ありがとうございました。
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[362] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>実装を始めて気がついたのですが、goto文って実はもっとも単純だと >思っていたのですが、実は難しいのですね。  です。crowbarにgotoがないのはそのためです(w。かろうじてbreakとcontinueは ありますが、これも戻り値でちまちま返すことになってしまっています。 # Rubyはこのへんをsetjmpとlongjmpでやっているようですが。 >というように、状況に応じて改行を文の区切り文字と認識したりあるいは >無視したりしています。Ruby では Lex などの字句解析機を使わずに自前の >実装を使われているそうなので、ありものの字句解析機を利用しなかったのは、 >利用できなかったからなのでは?と勝手に想像しています。  いきなり答をばらす行為になるのかもしれませんが、Rubyの実装については、 以下のページに詳細な説明があります。 http://i.loveruby.net/ja/rhg/index.html  「状態付きスキャナ」にも、1章が割り当てられています。
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[361] Re:リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして。  どうもです。  ここを見ている第三者のために経緯を説明すると、SFファンさんは 既にJavaWorld誌経由で質問されていて、私からも一度回答を返しています。 ただあまり編集さんを煩わせるのもなんですし、よろしければ掲示板の方へ、 と私が書いたので、こちらで質問されたようです。 >そこでVC++への移植を試みました。しかし時々盤オブジェクトの参照で >アクセスバイオレーションが起きてしまいます。 >Java版と同じ様に盤(cell)をnewしていますが、別クラスもしくは >Boardクラスの他のメソッドから見れていない様です。 >この件についてJavaWorld経由で前橋氏から解答を貰いましたが >盤オブジェクトは構造体にしなければいけない様な事が書いてありました。  そういうことを書いた覚えはないですが…  私が書いたのは、以下の通りです。 # その他、本当にC++にすれば速くなるかは疑問、という趣旨のことも書きましたが。 >可能性としては、以下のようなことが考えられるでしょうか。 > >・メンバにアクセス修飾子を付けない場合のデフォルトの意味が、JavaとC++では > 異なる(Javaはデフォルトでパッケージ内丸見えだがC++はデフォルトでprivate)。 >・高速化を狙ったのなら、1手先読みするたびにBoardを毎回newするのではなく、 > Boardをスタック上に確保するような変更を加えたのでしょうか? > もしそうだとして、盤面の配列部分をJava版と同じようにヒープに確保して > いるとすれば、コピーコンストラクタを正しく書かないと動作しません。 > # Boardをスタックに置いておきながら、盤面の配列をヒープに取るようなことは > # 普通しないと思うので、この可能性は薄そうですが。  ひとまず「アクセスバイオレーション」とのことなので、コンパイル時のエラー ではなく実行時のエラーなのでしょう。よってひとつめの可能性は排除できます。  「Java版と同じ様に盤(cell)をnewしていますが」とありますが、もしこれが、 「Boardはスタックにとっているのに2次元配列cellはヒープにとっている」という ことなら、ふたつめの可能性は考慮する価値があるかもしれませんが… 私のソースを直接C++で書き直したのなら、Boardこそヒープに取るでしょうし、 やっぱり可能性は薄いように思います。 >http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc  403 Forbiddenです。
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[360] Re:crowbar MEMモジュール
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> とはならず、「(char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)とMARK_SIZEの隙間」 >の方が先に壊れるような気がするのですが、違いますでしょうか?  すみません、勘違いしていました。tosさんが心配しておられるのは、 アプリケーションに返す領域の「前の」MARK部分なのですね。  それだとおっしゃるとおりチェック漏れを起こすと思います。どういうわけか、 後ろのMARKのことだとばかり思い込んでいました。  ご指摘ありがとうございました。次のバージョンで直します。 >ただ、私は前橋さんを勝手に師匠と思って、ソースを勉強させていただいて >いますので、もう少しお付き合いください。 というわけで、私はこの通りポカもミスも人並み以上にしますので、 全然たいしたことはないです f(^^;;;
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[359] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:緒方
2007/02/20 02:13:25

>>>・制御構文はとりあえずifとgotoのみ(とほほ・・・) >>>・他の制御構文はifとgotoで実装してライブラリ提供 >> >> どのような形式で実行する言語を想定しておられますでしょうか。 > >むむっ、実はあまり考えていません。あれこれ空想する際には、アセンブリのイメージで考えていて、無条件ジャンプと条件ジャンプがあればとりあえず事足りるかな、という風に思って上記のように書きました。 実装を始めて気がついたのですが、goto文って実はもっとも単純だと思っていたのですが、実は難しいのですね。 今はソースを読み込んだら即構文木を作って評価するインタープリタを作っているのですが、今のインタープリタにgoto文を実装するとすると、上方向にジャンプする場合も下方向にジャンプする場合も、入力ストリームをラベル位置まで巻き戻したりスキップしたりしなければなりません。BASICのgoto文ってどういう実装になっているか調べてみようかと思っています。 >>>b, a = a, b #スワップ 他にも難しい実装に気がつきました。Ruby のように文の区切り文字を省略させたいのですが、これがまたかなり難しいです。Ruby だと 1 + 2 # 1+2 と評価される 1 # 1 と評価される + 2 # +2 と評価される 1 # 1 と評価される + # この時点では式が継続するものと予測されるので評価しない 2 # 上の行と合わせて +2 と評価される 1 + # そういえばこのケースは試してないですが、 2 # 多分 1+2 と評価されるのでは? というように、状況に応じて改行を文の区切り文字と認識したりあるいは無視したりしています。Ruby では Lex などの字句解析機を使わずに自前の実装を使われているそうなので、ありものの字句解析機を利用しなかったのは、利用できなかったからなのでは?と勝手に想像しています。 というのも、上記のような改行仕様を flex で実装しようとしたところ、状態遷移だけでかなり複雑になってしまい、私ではお手上げでした。
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[358] リバーシゲームのはさみ将棋への改造
投稿者:SFファン
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 「JavaWorld」2003年3月号掲載の前橋氏作のリバーシゲームをはさみ将棋に改造しました。 しかし3手読みが限界で強くありません。 そこでVC++への移植を試みました。しかし時々盤オブジェクトの参照でアクセスバイオレーションが起きてしまいます。 Java版と同じ様に盤(cell)をnewしていますが、別クラスもしくはBoardクラスの他のメソッドから見れていない様です。 この件についてJavaWorld経由で前橋氏から解答を貰いましたが盤オブジェクトは構造体にしなければいけない様な事が書いてありました。 以前作りかけていたはさみ将棋に前橋氏作のリバーシゲームを改造したものを上乗せしたので、まだ構造的におかしいですが、問題点があればご指摘をお願いします。 http://revolver.at.infoseek.co.jp/hasami-vc
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[357] Re:crowbar MEMモジュール
投稿者:tos
2007/02/20 02:13:25

細かい突っ込みで時間を取っていただき、申し訳ありません。 ただ、私は前橋さんを勝手に師匠と思って、ソースを勉強させていただいて いますので、もう少しお付き合いください。 (char*)&header[1] - (char*)header->s.markがパディングを考慮したものだとすると、 (char*)&header[1] - (char*)header->s.markの値は、MARK_SIZEよりも大きい場合が あると思います。 そうすると、 >しかし、このへんが壊れるのはほとんど配列のオーバランで、もしそうなら、 >(char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)とMARK_SIZEの隙間より先に、 >MARK_SIZEでチェックしている部分が壊れるはずです。 とはならず、「(char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)とMARK_SIZEの隙間」 の方が先に壊れるような気がするのですが、違いますでしょうか?
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[356] Re:crowbar MEMモジュール
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>check_mark_sub(unsigned char *mark) ... >でチェックしているのは、MARK_SIZEのようです。 はい。これは単に、アプリケーションに返す領域の「前に入れたマーク」と 「後ろに入れたマーク」で同じcheck_mark_sub()を使いたかったため …だったと思います。要するに単なる手抜きです。 関連するソースはこのへん: http://kmaebashi.com/programmer/devlang/crowbar_src_0_1_01/S/5.html#148 >これだと、(char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)がMARK_SIZEでは無かった場合、 >チェック漏れが起きてしまいそうな気がするのですが、あっていますでしょうか?(ヨワヨワです) (char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)とMARK_SIZEの差にあたる部分を 選択的に破壊するようなバグがあれば、確かにチェック漏れを起こすはずです。 しかし、このへんが壊れるのはほとんど配列のオーバランで、もしそうなら、 (char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)とMARK_SIZEの隙間より先に、 MARK_SIZEでチェックしている部分が壊れるはずです。 MEMでできるのはどっちみち確率的なチェックでしかありません。たとえば たまたま0xCDでマーク部分を破壊されたら気付きませんし、MEMで保持している 連結リストをぶっ壊されたら原因の究明は困難になってしまいます。 そう考えれば、この程度のチェックの甘さは許容範囲かなあ、と思っています。 だったら0xCDを詰めるのも、最初からMARKのサイズだけでいいじゃん、という ツッコミはもちろんあり得るわけですが、そんなことでたいして速度が稼げる わけじゃなし、どうでもいいんじゃないかなあ、と。 ただし、もちろんmark_check_head()とmark_check_tail()を別々に 作ってもたいした手間ではありません。チェックの甘さはさておき、 ソースの統一感という点からすると、修正したほうがよいかもしれませんね。 正直、あまり優先度は高くないですが、気が向いたら直しておきます。
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[355] crowbar MEMモジュール
投稿者:tos
2007/02/20 02:13:25

皆さんこんにちは、tosです。 crowbarのMEMモジュールに関して質問があります。 memory.cの void set_header(Header *header, int size, char *filename, int line) { . . . memset(header->s.mark, MARK, (char*)&header[1] - (char*)header->s.mark); ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ } でmemsetのサイズとしてMARK_SIZEでは無く、上記のようなサイズを設定しているのは、 パディングを考慮してのことなのかなと思いますが、 void check_mark_sub(unsigned char *mark) { int i; for (i = 0; i < MARK_SIZE; i++) { if (mark[i] != MARK) { fprintf(stderr, "bad mark\n"); abort(); } } } でチェックしているのは、MARK_SIZEのようです。 これだと、(char*)&header[1] - (char*)header->s.mark)がMARK_SIZEでは無かった場合、 チェック漏れが起きてしまいそうな気がするのですが、あっていますでしょうか?(ヨワヨワです)
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[354] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:mizu
2007/02/20 02:13:25

>クロージャがネストするたびに、配列の要素が増えるのではなく、配列が >増えるわけですよね。つまり2次元配列(配列の配列)が渡ることになる、と。 >あるいは、ネストが増えるたびに引数の数そのものが増えるのかも >しれませんね。 引数の数が増える方を想定していました。2次元配列の方だと、クロージャから 外側の環境の変数にアクセスするたびに2次元配列にアクセスすることになる分、 性能が低下しそうなので。 > >どちらにせよ、それなら納得です。 > >最近本格的に時間がなくて、断片的な疑問の提示しかできなかったため >余計なお手間を取らせてしまいました。すみません。 いえ、こちらこそ、説明が足りなかったせいで余計な手間を取らせてすいません でした。
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[353] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>foreach と using を分けた C# もそれはそれで偉い、というか >何でもクロージャよりそっちのほうが個人的にはまっとうな >考え方という気が現在はしていますけどね。 私も基本的にはそう思うんですが、時々思うのは、 「言語仕様がライブラリに依存しているのはなんかヘン」ってことです。 foreachはIEnumerableに依存していますよね。 まあでもそれを言えばピュアなOO言語は数値などのリテラルもクラスの インスタンスですし、Cだってexit()に依存しているとは言えるので、 気にするほうがおかしいのかもしれません。 crowbarも、配列の生成は、配列リテラルを除きネイティブ関数に頼るつもりですし。
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[352] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>すいません。説明不足でした。前の例で配列を1つしかクロージャに渡して >いないのは、あの例ではクロージャがネストしていないため、そうなっている >だけで、クロージャのネストが増えるごとに、クロージャに渡される配列の数 >は1つずつ増えて行く仕組みになっています。つまり、クロージャがn段ネスト >した場合、n個の配列がクロージャに渡されることになります。 クロージャがネストするたびに、配列の要素が増えるのではなく、配列が 増えるわけですよね。つまり2次元配列(配列の配列)が渡ることになる、と。 あるいは、ネストが増えるたびに引数の数そのものが増えるのかも しれませんね。 どちらにせよ、それなら納得です。 最近本格的に時間がなくて、断片的な疑問の提示しかできなかったため 余計なお手間を取らせてしまいました。すみません。
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[351] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:mizu
2007/02/20 02:13:25

>まず前提として、 > >・クロージャはそれ自体が式なので、クロージャの中にも書けるはず。 > よって、クロージャはネスト可能。 >・ということは、内側のクロージャは、外側のクロージャの環境と、 > さらにその外側(普通の関数)の両方の環境が見えなければならない。 > >というのがあって、mizuさんの案だと配列をひとつしか渡していないので、 >いいのかな、と思ったわけです。 すいません。説明不足でした。前の例で配列を1つしかクロージャに渡して いないのは、あの例ではクロージャがネストしていないため、そうなっている だけで、クロージャのネストが増えるごとに、クロージャに渡される配列の数 は1つずつ増えて行く仕組みになっています。つまり、クロージャがn段ネスト した場合、n個の配列がクロージャに渡されることになります。 > 再帰がなければ静的にインデックス計算することも可能でしょうが、 >再帰を許すと、インデックスが動的に変化することになりませんか、 >というのが先の投稿の意図です。 ># 私はクロージャ初心者なので何か勘違いしている可能性はありますが… クロージャのネスト段数は静的に決定され、かつ、クロージャから 参照されている変数がどのクロージャ(関数)のものであるかは、静的に決定 可能なので、再帰の有無に関わらず、(クロージャから参照される)変数の インデックスは静的に計算できるはずだと思うのですが…。何か勘違いしている のかもしれませんので、もう少し考えてみます。
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[350] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:Shin
2007/02/20 02:13:25

>> foreach(collection, function(item) { >> print(item); >> }); >> >>こんな感じだと読みにくいですかねえ。 > >そんなことはないですよ。むしろ読みやすいと思います。 Ruby なら collection.foreach { |item| print item } なわけで、メソッド/クロージャによるライブラリ的実装の ほうがよっぽど読みやすいとは言えそうですねぇ。 # 他のに多様な仕組みとの共通性という意味で これはクロージャの構文の勝利ですね。 foreach と using を分けた C# もそれはそれで偉い、というか 何でもクロージャよりそっちのほうが個人的にはまっとうな 考え方という気が現在はしていますけどね。 # Net::HTTP.start(host) { |http| ... } みたいに # 後始末のためにクロージャを使うのってなんか変な感じがしている
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[349] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>> ええと、クロージャが再帰した時はどうなるのでしょうか。Pascalの >>スタティックリンクのような仕掛けがないと困るような気が… >>すみませんよぱらいなので頭動いてないです。 まず前提として、 ・クロージャはそれ自体が式なので、クロージャの中にも書けるはず。  よって、クロージャはネスト可能。 ・ということは、内側のクロージャは、外側のクロージャの環境と、  さらにその外側(普通の関数)の両方の環境が見えなければならない。 というのがあって、mizuさんの案だと配列をひとつしか渡していないので、 いいのかな、と思ったわけです。  再帰がなければ静的にインデックス計算することも可能でしょうが、 再帰を許すと、インデックスが動的に変化することになりませんか、 というのが先の投稿の意図です。 # 私はクロージャ初心者なので何か勘違いしている可能性はありますが… >あと、Pascalはよく知らないのですが、Pascalのスタティックリンクとは >どのようなものなのでしょうか?  Pascalは関数のネストができるので、内側の関数からは外側の関数の ローカル変数が参照できます。かつ再帰を許すため、現状のスタックの トップからの、外側の関数のローカル変数の位置は静的には決まりません。 そこで、最新の環境に、外周の関数の環境へのポインタを保持していて それをスタティックリンクと呼びます。 # Pascalの処理系を読んだわけではないので、「エキスパートCプログラミング」の # 受け売りですが。 >とすると、変数のルックアップは、ある環境を探索して、見つからなければ >外側の環境へのリンクをたどって…という風に行われるのでしょうか。 そのつもりです。JavaScriptではこんな感じらしいですし。 http://www.hawk.34sp.com/stdpls/jsnotes/jssinso/  ただ、グローバル変数を単なる再外周の環境として扱うか、特別扱いするかは 現在悩んでいるところです。
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[348] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:mizu
2007/02/20 02:13:25

> うーん、私はLispはEmacs Lispやxyzzy Lispで遊んだ程度ですので、 >Lispそのものについては何も言いませんが(Paul Grahamのエッセイは日本語訳された >範囲ではたぶん全部読んでますし、Lispを悪く言うつもりはないですが)、 私も、Lispは、Schemeとかで遊んだ程度なので、あまり偉そうには言えないです。 >コンパイラコンパイラが使える環境なら、多少の構文の複雑さは問題にならない >はずです。 確かにそうだと思います。しかし、構文を少しずつ拡張していくという作業は、 いかにパーザジェネレータを使っていても、面倒ではあります。その点、Lisp系なら 一度S式パーサを書いておけば、基本的にはパーザをいじらなくても構文を拡張 できる(まあ、S式で書けるものしか基本的には書けませんが)というのは、嬉しい気が します。それが初心者にとって、どれだけ嬉しいかはわかりませんが。 >だとすれば、初心者さんにとって、馴染みの薄いLispの勉強と、 >言語処理系の作成というふたつのことを同時に勉強させるのは酷というものでは >ないでしょうか。 Lispの核となる概念自体はかなりシンプル(だと思う)なので、覚えるべき事柄は そう多く無い気もします。もちろん、Common LispなりSchemeなりを実装しようと 思うと、勉強しなければならないことがたくさんあるはずですが、処理系作成の 勉強としては、「Lispのようなもの」を作れれば十分ですし。ただ、馴染みが 薄いため、取っ付きが悪いというのはありそうです。 > もっとも、何かを理解しようと思ったら、それを作ってみるのが一番手っ取り早い >とは思っていまして、Lispを勉強したい人に「じゃあLispを作ってみようよ」という >提案は有効だと思います。でも、言語処理系を作ってみたい、という人が、 >本当に作りたいのは、Lispなんでしょうか。 たぶん(多くの人にとっては)違うと思います。しかし、とりあえず練習として 作ってみることで、言語処理系の作成に必要な基礎知識が身につくという効果は あると思います。どうせ、初めて作る言語で、いきなり自分の欲しい言語を作る なんてのは無理ですし。 >>基本的なアイデアとしては、いわゆる「単純委譲」をコンパイラが自動生成する > > 了解です。 > ところで、この形式で、MyListはArrayListなんでしょうか。 > そうだとすれば、多重継承を許そうとすると、「ArrayListインタフェース」のような >インタフェースをたくさん作らなければならないような気がします。 いえ。あくまで委譲コードの自動生成なので、型としては、ArrayListと MyListは何ら関係がありません。ですから、型の継承関係を作りたけ れば、別途クラスを継承するか、インタフェースを実装します。 例えば、MouseListenerとWindowListenerのインタフェースを多重継承して、 それぞれの実装をMouseAdapterとWindowAdapterに委譲するコードは、 class MouseAndWindowAdapter implements MouseListener, WindowListener { /*MouseListenerインタフェースに対する呼び出しを委譲*/ forward MouseListener mouseListener_ = new MouseAdapter(); /*WindowListenerインタフェースに対する呼び出しを委譲*/ forward WindowListener windowListener_ = new WindowAdapter(); } と書けます。 >>で、問題になっている環境へのアクセス方法ですが、クロージャから外側の >>環境にアクセスしていることをコンパイラが検出したら、外側の環境での変数 >>へのアクセスをObject型配列の要素に対するアクセスに変換して、Object型配列 >>への参照を、クロージャに渡すという方法を取ります。 > > ええと、クロージャが再帰した時はどうなるのでしょうか。Pascalの >スタティックリンクのような仕掛けがないと困るような気が… >すみませんよぱらいなので頭動いてないです。 クロージャの中で、自分を再帰的に呼び出したときということでしょうか。 それなら、おそらく問題無いと思います。 例えば、以下のような再帰でフィボナッチ数列を計算するクロージャfibが あったとして(これだと、クロージャにする意味があまりありませんが)、 interface UnaryIntegerFunction { int call(int arg); } class Hoge{ public static void main(String[] args){ UnaryIntegerFunction fib = #(int n){ if(n == 1 || n == 2){ return 1; }else{ return fib.call(n - 1) + fib.call(n - 2); } }; System.out.println(fib.call(3)); } } これは、 class UnaryIntegerFunction$1 implements UnaryIntegerFunction { private Object[] environment_; UnaryIntegerFunction(Object[] environment){ environment_ = environment; } public int call(int n){ if(n < 2){ return 1; }else{ return ((UnaryIntegerFunction)environment_[1]).call(n - 1) + ((UnaryIntegerFunction)environment_[1]).call(n - 2); } } } class Hoge { public static void main(String[] args){ Object[] environment = new Object[2]; environment[0] = args; environment[1] = new UnaryIntegerFunction$1(environment); System.out.println("fib(3) = " + ((UnaryIntegerFunction)environment[1]).call(3)); } } というコードに変換されます(先の投稿の例では、引数をenvironment 配列に入れるのを忘れていたので、若干先の例とは変換のされ方が違っています)。 このコードは問題無く動くと思うのですが、何か勘違いしているでしょうか? あと、Pascalはよく知らないのですが、Pascalのスタティックリンクとは どのようなものなのでしょうか? > ちなみにですが、crowbarはJavaScript的に環境ごとに連想配列を持ち、 > 外側環境へのリンクを持とうと思っています。 とすると、変数のルックアップは、ある環境を探索して、見つからなければ 外側の環境へのリンクをたどって…という風に行われるのでしょうか。
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[347] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>簡単に実装するなら、Lisp系言語などが楽でいいのではと思いましたが、 >どうでしょうか。普通の言語に比べて、構文がちょっと特殊ですが、機能 >拡張がわりと容易ですし、言語設計の面白さは十分に味わうことができるの >ではないかと思います。  うーん、私はLispはEmacs Lispやxyzzy Lispで遊んだ程度ですので、 Lispそのものについては何も言いませんが(Paul Grahamのエッセイは日本語訳された 範囲ではたぶん全部読んでますし、Lispを悪く言うつもりはないですが)、 いわゆる「普通のプログラマ」に馴染みが薄いというのは確かだと思うわけです。  んで、この辺のスレ http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/tech/1106129164/ とか見るにつけ、「Lispなら処理系作るの簡単だよ」というアドバイスがちょくちょく あって、それはそれで嘘ではないと思うのですが、yaccなりJavaCCなりの コンパイラコンパイラが使える環境なら、多少の構文の複雑さは問題にならない はずです。だとすれば、初心者さんにとって、馴染みの薄いLispの勉強と、 言語処理系の作成というふたつのことを同時に勉強させるのは酷というものでは ないでしょうか。  もっとも、何かを理解しようと思ったら、それを作ってみるのが一番手っ取り早い とは思っていまして、Lispを勉強したい人に「じゃあLispを作ってみようよ」という 提案は有効だと思います。でも、言語処理系を作ってみたい、という人が、 本当に作りたいのは、Lispなんでしょうか。 >基本的なアイデアとしては、いわゆる「単純委譲」をコンパイラが自動生成する  了解です。  ところで、この形式で、MyListはArrayListなんでしょうか。  そうだとすれば、多重継承を許そうとすると、「ArrayListインタフェース」のような インタフェースをたくさん作らなければならないような気がします。 >で、問題になっている環境へのアクセス方法ですが、クロージャから外側の >環境にアクセスしていることをコンパイラが検出したら、外側の環境での変数 >へのアクセスをObject型配列の要素に対するアクセスに変換して、Object型配列 >への参照を、クロージャに渡すという方法を取ります。  ええと、クロージャが再帰した時はどうなるのでしょうか。Pascalの スタティックリンクのような仕掛けがないと困るような気が… すみませんよぱらいなので頭動いてないです。  ちなみにですが、crowbarはJavaScript的に環境ごとに連想配列を持ち、 外側環境へのリンクを持とうと思っています。
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[346] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:mizu
2007/02/20 02:13:25

今回の投稿は、説明の都合上、大分長くなってしまいました。迷惑でしたら、 すいません。 >やってみるとそんなに難しくはないんですよね。実際、今回の企画はそれを >示そうと思ってはじめました。時間がなくてなかなか思うに任せていませんが。 ># そんなに難しくはない、ということを示したいんだから、あっという間に ># 実装できた方が説得力あるんでしょうけどねえ。 簡単に実装するなら、Lisp系言語などが楽でいいのではと思いましたが、 どうでしょうか。普通の言語に比べて、構文がちょっと特殊ですが、機能 拡張がわりと容易ですし、言語設計の面白さは十分に味わうことができるの ではないかと思います。 >・委譲の言語仕様とか、 基本的なアイデアとしては、いわゆる「単純委譲」をコンパイラが自動生成する というもので、Java風に書くと、 class MyList{ forward List list_ = new ArrayList();//委譲宣言 } というコードから、 class MyList{ List list_ = new ArrayList(); public void add(Object o){ list_.add(o); public Object get(index i){ return list_.get(i); } } というコードをコンパイラが生成します。もちろん、これだけだと メソッド名が衝突したときに問題が発生しますが、経験から言って、 そのような衝突は、おそらくさほど頻度は高くないだろうと思われるので、 コンパイルエラーにして、衝突したメソッドのみ、プログラマにどのフィールドに 委譲するか(あるいはそもそも委譲せず、そのメソッドを新たに定義するか)を 選択させれば良いと考えています。 あと、全部のメソッドを委譲するだけでは不便なので、委譲したくないメソッドを 列挙する機能も必要かなと考えていますが、これはまだ実装するかどうかわかり ません。 >・クロージャの実装方法(環境へのアクセス方法)とか、 実は、クロージャの部分はまだ実装できていないのですが、仕様は大体決まって いて、クロージャは、新たなデータ型を導入するのではなく、インタフェース の実装クラスのインスタンスとして、クロージャを生成するという方法を 取ろうと思っています。 ActionListener n = #(ActionEvent event){ System.out.println("actionPerformed"); }; というコード(#以降がクロージャの定義で、eventはクロージャの仮引数です)は、 class ActionListener$1 implements ActionListener { public void actionPerformed(ActionEvent event){ System.out.println("actionPerformed"); } } ... ActionListener n = new ActionListener$1(); というコードにコンパイルされます。 ここでは、ActionListenerがメソッドを1つしか持っていないため、クロージャ の定義では、メソッド名を指定する必要はありませんが、メソッドを複数持った インタフェースの場合、対応するメソッドを指定する構文を用意しようかと 思っています。 で、問題になっている環境へのアクセス方法ですが、クロージャから外側の 環境にアクセスしていることをコンパイラが検出したら、外側の環境での変数 へのアクセスをObject型配列の要素に対するアクセスに変換して、Object型配列 への参照を、クロージャに渡すという方法を取ります。例えば、 class Hoge{ public static void main(String[] args){ int n = 0; ActionListener listener = #(ActionEvent event){ n++; }; listener.actionPerformed(null); System.out.println("n: " + n); } } というコードは、 class ActionListener$1 implements ActionListener { private Object[] environment_; ActionListener(Object[] environment){ environment_ = environment; } public void actionPerformed(ActionEvent event){ environment_[0] = new Integer(((Integer)environment_[0]).intValue() + 1); } } class Hoge{ public static void main(String[] args){ Object[] environment = new Object[1]; ActionListener listener = new ActionListener$1(environment); listener.actionPerformed(null); System.out.println("n: " + ((Integer)environment[0]).intValue()); } } というコードにコンパイルされます。このようなクロージャの実装方式は、 クロージャを新たなデータ型として導入するのに比べて、正直使い勝手は 悪いですが、既存のライブラリを活用するという点では、この方式の方が 良いのではないかと思っています。 >・型宣言を省略する方法とか(静的型とのことなので、レキシカルな最初の代入から推測?) その通りです。例えば、以下の代入があったとして、 n = 1; 代入があった時点でのスコープで、nが宣言されてされていなければ、それは int n = 1; という宣言とみなされます。代入される値の型が参照型の場合も、同じですが、 nullが代入される場合だけやや特殊で、 n = null; は、 Object n = null; とみなされます。この機能があれば、例えば、よくある String line; while((line = reader.readLine()) != null){ .. } というコードが、変数宣言無しで、 while((line = reader.readLine()) != null){ .. } だけで書けるようになります(lineのスコープはwhile文で閉じています)。 以上、長々と説明を書かせていただきましたが、よろしければツッコミや 意見をいただければ幸いです。 > 公開される日を楽しみにしています。 どうも有難うございます。頑張って開発を進めたいと思います。
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[345] Re:プログラミング言語を作る
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>プログラミング言語を作るというと、 >やはり「難しそう」というイメージがあるのか、敬遠されることが >多いです。 やってみるとそんなに難しくはないんですよね。実際、今回の企画はそれを 示そうと思ってはじめました。時間がなくてなかなか思うに任せていませんが。 # そんなに難しくはない、ということを示したいんだから、あっという間に # 実装できた方が説得力あるんでしょうけどねえ。 >実は私も新しいプログラミング言語をJavaCCで作っていまして、近いうちに >公開しようかと考えているところです。 おお、すばらしい。 >どんな言語かと言いますと、Java VMのバイトコードを吐く、静的型の >オブジェクト指向言語で、JavaのOOP機能に、委譲やクロージャなどを備えた言語 >です。既にほとんどの機能のコンパイルができる所まで完成していて、今少しずつ >ドキュメントを書いているところです。 > >一応、特色としては、Javaライクな静的型オブジェクト指向言語でありながら、 >スクリプト言語のようにトップレベルにスクリプトがかけたり、型宣言が省略可能 >な辺りでしょうか。 ・委譲の言語仕様とか、 ・クロージャの実装方法(環境へのアクセス方法)とか、 ・型宣言を省略する方法とか(静的型とのことなので、レキシカルな最初の代入から推測?)  等に興味があります。  公開される日を楽しみにしています。
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[344] プログラミング言語を作る
投稿者:mizu
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 新企画「プログラミング言語を作る」楽しみにしています。私はよく 友達(もちろん、一応プログラミング経験者の)に、「言語作ろうぜ。 面白いよ」とよく言っているのですが、プログラミング言語を作るというと、 やはり「難しそう」というイメージがあるのか、敬遠されることが 多いです。 こういうページを見て、「俺言語を作ってやろう」という人が増えるなら、 プログラミング言語好きとしては、嬉しいので、頑張ってください。もちろん、 無理をされない程度に。 ------------------------ 以下、ちょっと宣伝です。 実は私も新しいプログラミング言語をJavaCCで作っていまして、近いうちに 公開しようかと考えているところです。 どんな言語かと言いますと、Java VMのバイトコードを吐く、静的型の オブジェクト指向言語で、JavaのOOP機能に、委譲やクロージャなどを備えた言語 です。既にほとんどの機能のコンパイルができる所まで完成していて、今少しずつ ドキュメントを書いているところです。 一応、特色としては、Javaライクな静的型オブジェクト指向言語でありながら、 スクリプト言語のようにトップレベルにスクリプトがかけたり、型宣言が省略可能 な辺りでしょうか。
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[343] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:緒方
2007/02/20 02:13:25

>>・制御構文はとりあえずifとgotoのみ(とほほ・・・) >>・他の制御構文はifとgotoで実装してライブラリ提供 > > どのような形式で実行する言語を想定しておられますでしょうか。 むむっ、実はあまり考えていません。あれこれ空想する際には、アセンブリのイメージで考えていて、無条件ジャンプと条件ジャンプがあればとりあえず事足りるかな、という風に思って上記のように書きました。 中間コードを吐くタイプにしようかと考えていて、中間コードはXMLにしようかとも思っています。 > foreach(collection, function(item) { > print(item); > }); > >こんな感じだと読みにくいですかねえ。 そんなことはないですよ。むしろ読みやすいと思います。 >> return x + y, x * y #戻り値の数は任意個数 >>b, a = a, b #スワップ > >これはおそらくリストのような概念を導入し、コンマで区切った式でリストが >生成され、代入時左辺がリストで区切られていると、対応する要素に代入される、 >ということですよね。 >関数呼び出しの際も引数がコンマで区切られていますが、これも、リストとして >渡されて、仮引数に代入される、ということでしょうか。面白そうだと思います。 すごい考察です。僕はそこまで考えていませんでした(^-^;
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[342] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>・制御構文はとりあえずifとgotoのみ(とほほ・・・) >・他の制御構文はifとgotoで実装してライブラリ提供  どのような形式で実行する言語を想定しておられますでしょうか。  gotoって、現状のcrowbarのような、解析木実行形式の言語だと、結構実装が 難しいと思っています。バイトコード実行形式だと楽なんですが。  制御構造をライブラリで提供する、というのは、crowbarでも考えてはいて、 クロージャで実現できると思ってはいますが…  foreach(collection, function(item) { print(item); }); こんな感じだと読みにくいですかねえ。 > return x + y, x * y #戻り値の数は任意個数 >b, a = a, b #スワップ これはおそらくリストのような概念を導入し、コンマで区切った式でリストが 生成され、代入時左辺がリストで区切られていると、対応する要素に代入される、 ということですよね。 関数呼び出しの際も引数がコンマで区切られていますが、これも、リストとして 渡されて、仮引数に代入される、ということでしょうか。面白そうだと思います。
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[341] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:緒方
2007/02/20 02:13:25

>>Java並みとはいわないまでも、Digital Marsにはもうちょっとがんばって、 >>標準ライブラリをもう少し整えてもらいたいものです。 > > むむ。言語作りかけの身としてはプレッシャーです (^^; うっ、墓穴だったかも(^-^;; でも思うに、言語仕様はシンプルで、機能はライブラリとして実現するのがやっぱり移植性とかメンテナンスとかを考えるとベストなので、ライブラリ作りは必須ですよね。でも、それこそシェアを握っている言語のライブラリ相当をそろえるのは不可能なので、 >いっそWindowsに特化してゲームとかを楽に作れる言語にしようか、とか >考えているところです。 特定用途に特化したライブラリでテリトリーを構築するのはよい案ですね。かくいう僕はターゲットはまだ決めてないんですが、プロトタイプはこんな言語にしようと考えています。 ・いわゆる型なし ・制御構文はとりあえずifとgotoのみ(とほほ・・・) ・他の制御構文はifとgotoで実装してライブラリ提供 def foo(x, y) { #関数宣言 return x + y, x * y #戻り値の数は任意個数 } a, b = foo(10, 20) #セミコロン不要 b, a = a, b #スワップ print(b, " ", a) 上記コードで 30 200 と表示されるような。
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[340] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>前橋さんもおっしゃってましたけど、DはCやJavaに比べて決定的にライブラリや >ツールが不足していて、言語仕様的には同等あるいは勝っているにも関わらず、 >ちょっと大き目のコードを書こうと思うととたんに苦しくなります。  なるほど。  でも、Cと比べれば、これだけ揃ってればまあそこそこ、という気もします。  http://www.kmonos.net/alang/d/phobos.html  GUIはWindowsのAPIを叩けるわけですよね。 >Java並みとはいわないまでも、Digital Marsにはもうちょっとがんばって、 >標準ライブラリをもう少し整えてもらいたいものです。  むむ。言語作りかけの身としてはプレッシャーです (^^;  言語そのものの機能が一通り揃ったら、鬼車でもくっつけるか、 いっそWindowsに特化してゲームとかを楽に作れる言語にしようか、とか 考えているところです。
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[339] 業務連絡:しばらく繋がらなかったようです
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 さっき私も、繋がらないなあ、と思っていたのですが、復旧したようです。  レンタルサーバ屋さんのお知らせより。 >上位回線プロバイダIDCの管理下にあるレイヤ3ファイアウォールルータの障害により、 >本日12:10頃より13:00頃の間、一時的にサーバーに接続できない状態となっておりま >した。 >現在は復旧いたしましたので、アクセス可能となっております。 >この度は障害によりご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
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[338] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:緒方
2007/02/20 02:13:25

>「フロンティア」は「あがり」なのか「ババをひく」係なのか… >いやその第三者的には是非ともがんばっていただきたく(ひでぇ) 前橋さんもおっしゃってましたけど、DはCやJavaに比べて決定的にライブラリやツールが不足していて、言語仕様的には同等あるいは勝っているにも関わらず、ちょっと大き目のコードを書こうと思うととたんに苦しくなります。 Java並みとはいわないまでも、Digital Marsにはもうちょっとがんばって、標準ライブラリをもう少し整えてもらいたいものです。
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[337] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>lex/yaccで独自言語を作った場合、gccのフロントエンドにして各種Linuxディストリ >ビューションに標準で組み込まれるのが、もっともよいあがりですか。 現状で、個人作の独自言語で成功しているものというと、私としては PerlとかRubyとかPythonとかが浮かぶわけですが、このへんはたいてい ネイティブコードに落とさずインタプリタで実行していますよね。 # Dは違いますけど。 でも、多少なりとも速度を求めるのなら、JITでJavaやC#に勝負を挑むのは無謀なので、 gccのバックエンドを使ってネイティブコードを吐かせるというのは妥当な手段の ような気もします。というわけで自分用のメモ。 GCC Frontend HOWTO http://www.tldp.org/HOWTO/GCC-Frontend-HOWTO.html >JavaCCの場合は、Java VM上で動くようなバイトコードを吐いてWrite Once, >Run Anywhereなんでしょうか。 JVMのバイトコードを吐くのは簡単だと思うのですが、JVMはJavaの言語仕様に 強く依存しているのがなんとも… CLRはよく知らないのですが、JVMより制限が緩いようなら、勉強しようという 気になります。 >Dで独自にパースする場合は、D言語フロンティアになる、ってところでしょうか。 「フロンティア」は「あがり」なのか「ババをひく」係なのか… いやその第三者的には是非ともがんばっていただきたく(ひでぇ) >まだlex/yaccかJavaCCか確定していませんが、理解度からすると8:2でlex/yaccですね。 了解です。もしよろしければ公開を希望、という意思表示だけしときます、 ということにさせていただきたく存じますです。
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[336] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:緒方
2007/02/20 02:13:25

こんばんは。緒方です。 >>前橋さんがlex/yaccで作られるので、やっぱりそうかぁ~、ということで >>僕もそうしようと思います。 > >いやどうせならここは敢えて違う方法をとってみるということでひとつ。 ># 別にプレッシャーかけるつもりはないですが… (^^; それぞれで作った場合の「あがり」について考えるわけです。「あがり」というのはサラリーマンなら社長、政治家なら総理大臣、フリーターなら発明家、という人生ゲームのそれです。 lex/yaccで独自言語を作った場合、gccのフロントエンドにして各種Linuxディストリビューションに標準で組み込まれるのが、もっともよいあがりですか。 JavaCCの場合は、Java VM上で動くようなバイトコードを吐いてWrite Once, Run Anywhereなんでしょうか。 Dで独自にパースする場合は、D言語フロンティアになる、ってところでしょうか。 他にもSmalltalkで書いてSmalltalk VM上で動作するようにしようかとか、C#で書いて.NET上で動作するようにしようかとかも考えたのですが、現実的なのはコンパイラコンパイラで作る方法なので、というかフルスクラッチはさすがにげんなりですね。 まだlex/yaccかJavaCCか確定していませんが、理解度からすると8:2でlex/yaccですね。
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[335] Re:「プログラミング言語を作る」
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>こんばんは、はじめまして。緒方と申します。  どうも。はじめまして。書き込みありがとうございます。 >新しく始められた「プログラミング言語を作る」は僕にとってすごく >タイムリーな話題です。僕も今年に入ってから独自言語の「構想」を練っています。  独自言語の構想を練るのも楽しいですよね。  欲張りすぎると発散するケースが多いのですが… (経験上) >前橋さんがlex/yaccで作られるので、やっぱりそうかぁ~、ということで >僕もそうしようと思います。 いやどうせならここは敢えて違う方法をとってみるということでひとつ。 # 別にプレッシャーかけるつもりはないですが… (^^; >連載楽しみにしています。  それがその、最近体調が優れないのと、仕事のほうがアレなので、あまり時間が 避けそうにない状況です。  ただ、まぬけなバグが2件、残ったままになっているのは気持ちが悪いので、マイナー バージョンアップ版(配列なしでbooleanとネイティブポインタ型を組み込んだ版)を、 さっさと出そうと思います。
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[334] ネットのお仕事です!
投稿者:taro
2007/02/20 02:13:25

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[333] 「プログラミング言語を作る」
投稿者:緒方
2007/02/20 02:13:25

こんばんは、はじめまして。緒方と申します。 新しく始められた「プログラミング言語を作る」は僕にとってすごくタイムリーな話題です。僕も今年に入ってから独自言語の「構想」を練っています。 lex/yaccを使用するか(この場合実装はC/C++)JavaCCを使用するか(これなら実装はJava)、それとも構文解析機は手書きするか(だとすると実装はD)、かなり長い間悩みました(電卓がいくつか出来上がりました^^;)。前橋さんがlex/yaccで作られるので、やっぱりそうかぁ~、ということで僕もそうしようと思います。 連載楽しみにしています。
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[332] Re:センス・オブ・プログラミング買いました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「センス・オブ・プログラミング」購入しました。 どうもです。お買い上げいただきありがとうございます。 >ところがこの本は違う!いわば企画モノですがパワーがあります。 (たぶん)おほめいただきありがとうございます。 企画モノAV… いや別に嫌いなわけじゃないですが(ぉぃ >きちんと読み込みたいです。Cの本も読んでみます。 こちらもよろしくお願いします。
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[331] Re:ほげほっぽ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ほげほっぽなる麦焼酎があるようです。仕事の後に、ほげほっぽ。  風邪引いて寝込んでいます。返事が遅くなりましてすみません。  情報ありがとうございました。今やる体力はないですが、後ほど 「ほげを考えるページ」に追記しておきます。
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[330] センス・オブ・プログラミング買いました
投稿者:orange
2007/02/20 02:13:25

マエバシさん はじめまして。 「センス・オブ・プログラミング」購入しました。 かなり良い本ですね~!! 書店でぱっと手にとって、つい買ってしまいました。 初心者向けにもかかわらずかなり高度な内容が書かれていて グッジョブ!です。 日経BPに似たようなサイズの本がありますが、あちらはいわば 有名AV女優のようなもの。 なんかお高くとまってイマイチ・・・な気がしていました。 ところがこの本は違う!いわば企画モノですがパワーがあります。 そしてなにより愛がある!! 技術的に普段どうなんだろうね・・と思っていた点にも明快に 書かれていて非常にコ気味良かった(ハンガリアン表記法など)。 そしてこれだけ笑える技術書というのも珍しい! 「おかしい・・・・どこもおかしくない」は爆笑す! ワタクシデビューが遅く小さなシステム屋でaccessVBAでシコシコ作ってました。 このたび、けっこう大きめのところに開発で入ることになり 本格的に勉強せねばと思い本を買いあさっていたところです。 きちんと読み込みたいです。Cの本も読んでみます。 ありがとうございました~。
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[329] ほげほっぽ
投稿者:HOGE
2007/02/20 02:13:25

ほげ症候群から抜け出せません。気が付くと、ほげほげしてしまいます。 ほげほっぽなる麦焼酎があるようです。仕事の後に、ほげほっぽ。
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[328] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:chikato
2007/02/20 02:13:25

ご回答有難うございます。 遅くなりまして申し訳有りません。 > その mingw\stdio.h は使われていないからです。 > cygwin の gcc のデフォルトは -mcygwin であり mingw ではありません。 > とりあえず gcc -mno-cygwin test5.c とすればコンパイル通るような気もします。 これで出来ました。 実行結果も同じになりました。 「-mno-cygwin」オプションはMinGWランタイムライブラリを使用せよリンクの為のオプションなのですね。 ランタイム…関連するヘッダファイルと対応するライブラリの総称 > ちょっと調べれば判る程度の問題だと思うのですが、聞く前に調べましたか? 文法エラーとばかり思い込んでいました。 > ただ、\cygwin\usr\include\mingw\stdio.hを見つけることができたなら、 > \cygwin\usr\include\stdio.hを先に見つけてそうですし、ふたつあるなら > どっちか片方が使われているはずで、デフォルトで使われるのは、 > パスの短い方(\cygwin\usr\include\stdio.h)と推論するのが普通じゃないかなあ、 > とは思います。 そういわれてみればそうですよね。 スイマセン。二つあるのもそんなものなのかなと思って疑問視してませんでした。 > \cygwin\usr\include\stdio.hそのものにFILEの定義はないかもしれないですが、 > そこから#includeしているファイルの中にあるはずです。 \cygwin\usr\include\stdio.h内に typedef __FILE FILE; を見つけ ↓ \cygwin\usr\include\sys\reent.h内に typedef struct __sFILE __FILE; を見つけ ↓ \cygwin\usr\include\sys\reent.h内に struct __sFILE { unsigned char *_p; /* current position in (some) buffer */ int _r; /* read space left for getc() */ int _w; /* write space left for putc() */ short _flags; /* flags, below; this FILE is free if 0 */ short _file; /* fileno, if Unix descriptor, else -1 */ struct __sbuf _bf; /* the buffer (at least 1 byte, if !NULL) */ int _lbfsize; /* 0 or -_bf._size, for inline putc */ #ifdef _REENT_SMALL struct _reent *_data; #endif /* operations */ _PTR _cookie; /* cookie passed to io functions */ _READ_WRITE_RETURN_TYPE _EXFUN((*_read),(_PTR _cookie, char *_buf, int _n)); _READ_WRITE_RETURN_TYPE _EXFUN((*_write),(_PTR _cookie, const char *_buf, int _n)); _fpos_t _EXFUN((*_seek),(_PTR _cookie, _fpos_t _offset, int _whence)); int _EXFUN((*_close),(_PTR _cookie)); /* separate buffer for long sequences of ungetc() */ struct __sbuf _ub; /* ungetc buffer */ unsigned char *_up; /* saved _p when _p is doing ungetc data */ int _ur; /* saved _r when _r is counting ungetc data */ /* tricks to meet minimum requirements even when malloc() fails */ unsigned char _ubuf[3]; /* guarantee an ungetc() buffer */ unsigned char _nbuf[1]; /* guarantee a getc() buffer */ /* separate buffer for fgetline() when line crosses buffer boundary */ struct __sbuf _lb; /* buffer for fgetline() */ /* Unix stdio files get aligned to block boundaries on fseek() */ int _blksize; /* stat.st_blksize (may be != _bf._size) */ int _offset; /* current lseek offset */ #ifndef _REENT_SMALL struct _reent *_data; /* Here for binary compatibility? Remove? */ #endif #ifndef __SINGLE_THREAD__ _flock_t _lock; /* for thread-safety locking */ #endif }; を見つけました。
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[327] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

時間がないのでちょっとだけ。 >ちょっと調べれば判る程度の問題だと思うのですが、聞く前に調べましたか? MinGWとcygwinの関係とかに関する知識がないと、そっち方向を調べることを 思いつかなくても不思議はないかもしれません。 ただ、\cygwin\usr\include\mingw\stdio.hを見つけることができたなら、 \cygwin\usr\include\stdio.hを先に見つけてそうですし、ふたつあるなら どっちか片方が使われているはずで、デフォルトで使われるのは、 パスの短い方(\cygwin\usr\include\stdio.h)と推論するのが普通じゃないかなあ、 とは思います。 \cygwin\usr\include\stdio.hそのものにFILEの定義はないかもしれないですが、 そこから#includeしているファイルの中にあるはずです。
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[326] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

その mingw\stdio.h は使われていないからです。 cygwin の gcc のデフォルトは -mcygwin であり mingw ではありません。 とりあえず gcc -mno-cygwin test5.c とすればコンパイル通るような気もします。 ちょっと調べれば判る程度の問題だと思うのですが、聞く前に調べましたか?
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[325] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:chikato
2007/02/20 02:13:25

遅くなりまして申し訳有りません。 > というわけで修正プログラムです。 : > return 0; > } 大変有難うございます。 でもコンパイルすると $ gcc -o test5 test5.c test5.c: In function `dump_buffer': test5.c:7: error: structure has no member named `_cnt' test5.c:8: error: structure has no member named `_ptr' test5.c:11: error: structure has no member named `_ptr' となってしまい、プログラム実行できずじまいです。 cygwinのを(\cygwin\usr\include\mingw\stdio.h)調べてみましたら #ifndef _FILE_DEFINED #define _FILE_DEFINED typedef struct _iobuf { char* _ptr; int _cnt; char* _base; int _flag; int _file; int _charbuf; int _bufsiz; char* _tmpfname; } FILE; となってました。 うーん、どうしてコンパイルエラーになってしまうんでしょうか?
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[324] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

まず前回のコードにポカがあったので再掲します。ついでに色々いじりました。 > _baseがバッファの根元を押さえ、_cntが現在格納されているデータのサイズだと >想像し(外しているかも)、こんなプログラムを書いてみました。 baseはおそらくバッファの根元を押さえているのでしょうが、バッファから 1文字消費されるたびに中身を移動させていくとは思えないので、 おそらく環状バッファか何かになっていて、現在バッファリングされている 内容の先頭は_ptrが抑えているのでしょう。 というわけで修正プログラムです。 #include <stdio.h> void dump_buffer(FILE *fp) { int i; printf("["); for (i = 0; i < fp->_cnt; i++) { if (fp->_ptr[i] == '\n') { printf("<\\n>"); } else { putchar(fp->_ptr[i]); } } printf("]\n"); } int main(void) { int c; for (;;) { dump_buffer(stdin); c = getchar(); if (c == EOF) break; putchar(c); } return 0; } うちの環境での実行結果。 C:\ctest>buffer [] abcdefg a[bcdefg<\n>] b[cdefg<\n>] c[defg<\n>] d[efg<\n>] e[fg<\n>] f[g<\n>] g[<\n>] [] さて、 >> C:\ctest>buffertest >> aaa >これはエコーバックですよね。 そうです。 >> [aaa] >これはdump_buffer関数でのputchar、printf出力ですね。 そうです。 >> a[aa] >aが一回だけ入力されているのにこのようになるのですかね?? ここに誤解があります。ここで左端に出ている[]に入らないaは、 エコーバックではなく、main()の中でputchar()されている文字です。 つまり、手で「aaa」と入力すると、バッファから1文字ずつ消費しながら putchar()している、という様子を示しているわけです。 # でも、前回のプログラムに「abc」と入れると、変な出方をするのでした(^^;
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[323] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:chisato
2007/02/20 02:13:25

ご回答大変有難うございます。 > 掲示板では一般にマルチポストは嫌われます。 マルチだと思われたのならお詫び致します。m(_ _)m >  ただ、今回の例だと、時期がずれていて、質問内容も違うので、マルチポストに > 当たるかどうかはわかりません。 そう思っていただければ大変助かります。m(_ _)m > が、この手の掲示板を見ている人は、同じような > ジャンルの掲示板は見ていることが多い、ということは意識している必要があると > 思います。かずまさんも、たまにこの掲示板にも登場されます。 今後、誤解が生じませぬよう成るべく異なるサンプルリストを提示するよう心がけま す。 >>select関数についての振舞いについて調べています。 > 端末ドライババッファとstdinバッファの振舞いについて調べるのに、 > わざわざselectを使う必要があるのでしょうか。もちろん別にselectでもいいです > が、 > getchar()とputchar()でもよいような。 そうですか。参考にしてみます。ただ、最近、select関数を知ったのでちょっと使っ てみたくなりまして。 >  端末ドライバのバッファは覗けないと思います(少なくとも標準的な方法では)。 >  標準入力のバッファは、FILE構造体に紐づいていますから、stdio.hから > 調べればよいでしょう。 >  私の環境(gcc (GCC) 3.4.2 (mingw-special))ではこうなっていました。 : > > [実行結果] > C:\ctest>buffertest > aaa これはエコーバックですよね。 > [aaa] これはdump_buffer関数でのputchar、printf出力ですね。 > a[aa] aが一回だけ入力されているのにこのようになるのですかね??
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[322] Re:正誤の誤?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 はじめまして。 > それはさておいて、なんとなしに同書の正誤表を見ていたら「賭け網」と書かれた >箇所に気づきました。「賭け」でよかったのかな、と思ったもので。ちなみにGoogleで >検索するとこちらのサイトがトップ3にランクインしてました。  ご指摘ありがとうございます。まぬけなポカでした。修正しました。
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[321] 正誤の誤?
投稿者:田中
2007/02/20 02:13:25

 貴著「センス・オブ・プログラミング!」が図書館にあったので今度借りようと思っている者です(著者さんとしてはうれしさ半減?)。  それはさておいて、なんとなしに同書の正誤表を見ていたら「賭け網」と書かれた箇所に気づきました。「賭け」でよかったのかな、と思ったもので。ちなみにGoogleで検索するとこちらのサイトがトップ3にランクインしてました。
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[320] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 掲示板では一般にマルチポストは嫌われます。  ただ、今回の例だと、時期がずれていて、質問内容も違うので、マルチポストに 当たるかどうかはわかりません。が、この手の掲示板を見ている人は、同じような ジャンルの掲示板は見ていることが多い、ということは意識している必要があると 思います。かずまさんも、たまにこの掲示板にも登場されます。 >select関数についての振舞いについて調べています。 端末ドライババッファとstdinバッファの振舞いについて調べるのに、 わざわざselectを使う必要があるのでしょうか。もちろん別にselectでもいいですが、 getchar()とputchar()でもよいような。 ... >端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くにはどうすれば >いいのでしょうか?  端末ドライバのバッファは覗けないと思います(少なくとも標準的な方法では)。  標準入力のバッファは、FILE構造体に紐づいていますから、stdio.hから 調べればよいでしょう。  私の環境(gcc (GCC) 3.4.2 (mingw-special))ではこうなっていました。 typedef struct _iobuf { char* _ptr; int _cnt; char* _base; int _flag; int _file; int _charbuf; int _bufsiz; char* _tmpfname; } FILE;  _baseがバッファの根元を押さえ、_cntが現在格納されているデータのサイズだと 想像し(外しているかも)、こんなプログラムを書いてみました。 #include <stdio.h> void dump_buffer(FILE *fp) { int i; printf("["); for (i = 0; i < fp->_cnt; i++) { putchar(fp->_base[i]); } printf("]\n"); } int main(void) { int c; while ((c = getchar()) != EOF) { dump_buffer(stdin); putchar(c); } } [実行結果] C:\ctest>buffertest aaa [aaa] a[aa] a[a] a[] bbb [bbb] b[bb] b[b] b[]  それっぽく動いているように見えます。  重要なのは、標準入出力ライブラリの関数は、そのバッファリングのメカニズムを 含め、普通にCで、システムコールの上に実装されている、ということです。 実装を想像すると、理解が深まると思います。
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[319] Re:端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

http://www3.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?pointc2+3409 ここの人ですか? せっかく「とても適切でわかりやすい」回答があるのですから、 100回くらい繰り返して読むべきです。
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[318] 端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くには?
投稿者:chisato
2007/02/20 02:13:25

select関数についての振舞いについて調べています。 (Win2k+Cygwin) #include <stdio.h> #include <string.h> #include <stdlib.h> #include <sys/types.h> #include <sys/socket.h> #include <netinet/in.h> #include <netdb.h> #include <sys/types.h> #include <curses.h> #include <signal.h> #include <unistd.h> //=================== void session_loop(){ fd_set mask; FD_ZERO(&mask); FD_SET(0,&mask); fd_set readOK; int width=1; char c; printf("う\n"); while(1){ printf("あ\n"); readOK=mask; printf("こwidth=%d\n",width); select(width,(fd_set *)&readOK,NULL,NULL,NULL); printf("け\n"); if ( FD_ISSET(0, &readOK ) ){ printf("い\n"); c=getchar(); //getcharはバッファリングあり関数 printf("c=%c\n",c); printf("さ\n"); } } } //================= int main(void){ session_loop(); return 0; } というリストで 端末ドライババッファやstdinバッファの振舞いについて学習しています。 端末ドライバにバッファリングされた文字群がgetchar関数のread要求とかでstdinバッファに排出される様子や stdinバッファの文字群がgetchar関数の読込み毎に減っていく様子を垣間見たく思っています。 端末ドライバのバッファやstdinバッファの中身を覗くにはどうすればいいのでしょうか?
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[317] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> ゲームプログラマじゃないですって(^-^;) ありゃりゃ、すみません。旧掲示板でゲームのフレームワークの話をしておられたので ゲーム系の人かと思ってました。失礼しました。 > あとは「僧侶が使うと魔法が発動するが、勇者が使うと武器になる」とか >「フィールドによっては効果が封印されてしまう」など作り込み次第で例外は >いくらでもありそうです。 … > あとはリフレクトされるカウンターなんかがあると更に面倒になるのでしょうね。 >そしてそのカウンターに「反応」できるとなると・・・考えるだけで目が回りそう >です。 うわあ。なるほど。 これで、武器や職業の種類が少なければ、いっそif文べたべたでやってしまえという ことになりそうですが、おそらくそうでもないんでしょうね。 大筋はポリモルフィズムで、例外的なのはif文で場合分け、とかするのかな。 何にせよ大変そうです。
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[316] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

 ゲームプログラマじゃないですって(^-^;) 大昔に書いたと思いますがバリバリC/S系です。 # 確かに趣味ではゲーム作ってますけど・・・  Cでも関数は書き方、作り方にある程度の定石がありますが、結局のところは適材適所になって例外はいくらでもあるわけで、この辺りは悩みどころかもしれませんね。CADに関してはやったことないのであまり深く言及できませんが、ShapeのZオーダだけで単純に判定できなそう、くらいの認識です。 > このへんは、ダブルディスパッチ(いや、Character→Arm→Enemyのトリプル >ディスパッチかな)でいけそうな気がしますが、どうなんでしょうか。  そうですね・・・アイテム攻撃でも「武器を選択すれば殴れる」ような場合とか「魔法が発動してしまう」場合もあるのでもう1回くらいディスパッチが必要になるかもしれませんね。  あとは「僧侶が使うと魔法が発動するが、勇者が使うと武器になる」とか「フィールドによっては効果が封印されてしまう」など作り込み次第で例外はいくらでもありそうです。  ひと昔前のRPGであれば、攻撃が0、魔法が1などになっていて、引数でどの武器、どの魔法なんて指定していましたが、それをしっかりOOPで纏めるほどディスパッチの回数が多くなりそうな気がします。  あとはリフレクトされるカウンターなんかがあると更に面倒になるのでしょうね。そしてそのカウンターに「反応」できるとなると・・・考えるだけで目が回りそうです。
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[315] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>使う側は全体魔法の場合は、こう書く...かなぁ? > for( i=0; i<number_of_enermy; i++) Attack( enermy[i], magic); 「全体魔法の場合は」というif文が出てくるのが、本来は美しくないんでしょうけど。 現実問題そこの場合分けなしではうまく書けないのかもしれませんし。 >でも、やっぱりattack()がintを返すのは問題かなぁ。 >enermyのステータスなり何なりに効果を与えるのが自然...かな? ということで、条件分岐は避けられないとするのなら、いっそget_attack_point() にして後の判断は上位に任せるという方法もあるかとは思います。OO的ではないですが。 もちろん、そのメソッド名が「attack()」では全然ダメですけどね。
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[314] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

私はそもそもRPGをろくすっぽやったこともないんですが。 # 家庭用ゲーム機持ってないもんで… # 大昔、PC1500版labyrinthを作ろうとして挫折した記憶が(以下略) > これもまた面倒で、明らかに敵のグループを選択して魔法を撃つ場合と、 > フィールド上で「ボカーン!」と爆発する魔法を撃つ場合を考えないと > いけないでしょうね。(後者は味方の巻き添えもありえますし)  プロのゲームプログラマさんの投稿ありがとうございます。  こういうのは、いわゆる「教科書的なOO」が適用できないケースですよね。 RPGに限らず、CADなどでも、例外的な事象はいくらでもあるわけで。  ユーザが画面上である座標をクリックしたとき、最寄の図形を選択したいわけですが、 ・「折れ線」の上に「中間点(vertex)」がある場合、vertexを優先して検出したい。 ・せっかく直線を選択したのなら、クリックした座標から下ろした垂線の足も  検出したい。  とかの要望も出てきて、  Shape#distance(double x, double y)  をいろんなShapeでオーバーライドすれば完璧! とはなかなかならないのが現実です。 > ですからAttackTo(Enemy)と書いた場合でも、内部的にはEnemy.DamageFrom(This)と >書いて、Enemy側で「その攻撃が本当にダメージになるか」などを判断する必要が >あるのじゃないかと思います。  このへんは、ダブルディスパッチ(いや、Character→Arm→Enemyのトリプル ディスパッチかな)でいけそうな気がしますが、どうなんでしょうか。
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[313] [業務連絡]改行について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「はてな」で書くときの癖で改行入れるの忘れました・・・orz これなんですが、この掲示板では当初発言内容をすべて<pre>で囲んでいたため、 手で改行を入れないと改行されなかったのですが、 現在は、<tt>で囲み、かつ空白を&nbsp;に置換することで、 改行を行いつつ、ソースを貼っても極端にインデントが崩れないようにしています。 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=kmaebashibbs&from=25&range=1 # 要するに、OTDの時は<pre>で囲む以外手がなかったんだけど、今はスクリプト # 自体が自作なんだから、空白を&nbsp;に置換することなんて簡単なのに # しばらくそれに気付かなかった私がアホだったわけで。 よって、現在は、ことさら手作業で改行を入れる必要はなくなっています。 私は、返信の際にうまく「>」が入るように、改行を入れていますけど。 ということでお気になさらず。
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[312] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

> ・・・などとOOPでRPGを作成したことがないので自信なしですが(^-^;) 作成したことのある人のほうが少なそうに思えますが。さて。 > あとはGetAttckPoint()メソッドを作る場合でも、内部ステータス的にアイテム攻撃になる場合もありますし、アンデッドのように属性で効果が変わる場合もあります。 攻撃の効果が相手によって変わるなんてのは 関数Attack()の実装を オブジェクト(攻撃対象)によって 異なる様に記述したいのだから、 継承なり仮想関数なりを使うのが自然なんでしょうかねぇ。 使う側は全体魔法の場合は、こう書く...かなぁ? for( i=0; i<number_of_enermy; i++) Attack( enermy[i], magic); なんかちょっと違う気がする...よーく考えないとあかんかなぁ。 でも、やっぱりattack()がintを返すのは問題かなぁ。 enermyのステータスなり何なりに効果を与えるのが自然...かな?
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[311] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

「はてな」で書くときの癖で改行入れるの忘れました・・・orz
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[310] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

> Shapeと違ってCharacterは、そのRPGでしか使わないから、attack(Enemy)でも >良いような気もしますが、RPGではきっと「周囲にいる複数の敵にいっせいに >ダメージを与える技」ってのがありそうですし。  これもまた面倒で、明らかに敵のグループを選択して魔法を撃つ場合と、フィールド上で「ボカーン!」と爆発する魔法を撃つ場合を考えないといけないでしょうね。(後者は味方の巻き添えもありえますし)  前者も炎とかを出すのであれば後者のルーチンと共通化した関数にすることができそうですが、マインドアタックなどの場合は直接効果を与える処理(ステータスなども弄る処理)になるでしょうし。  あとはGetAttckPoint()メソッドを作る場合でも、内部ステータス的にアイテム攻撃になる場合もありますし、アンデッドのように属性で効果が変わる場合もあります。  ですからAttackTo(Enemy)と書いた場合でも、内部的にはEnemy.DamageFrom(This)と書いて、Enemy側で「その攻撃が本当にダメージになるか」などを判断する必要があるのじゃないかと思います。  ・・・などとOOPでRPGを作成したことがないので自信なしですが(^-^;)
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[309] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>int get_attack_point() const { return power+weapon; } >int get_defence_point() const { return vitality+armor; } >ならとりあえず許します。  これは同意です。  私があちこちに書いている「Shapeにdraw()メソッドを入れてはいけない原則」に 則れば、attack(Enemy)よりもget_attack_point()の方が良いような気もします。  Shapeと違ってCharacterは、そのRPGでしか使わないから、attack(Enemy)でも 良いような気もしますが、RPGではきっと「周囲にいる複数の敵にいっせいに ダメージを与える技」ってのがありそうですし。
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[308] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

attack() を動詞ととるなら確かに「設計がヘン」です。 こんな設計見せられたら、私も却下します。 int get_attack_point() const { return power+weapon; } int get_defence_point() const { return vitality+armor; } ならとりあえず許します。 初心者に最初に見せるサンプルというのはきわめて大事です。 「適切なサンプル」を見せるのなら良い。 「テキトーなサンプル」は見せるだけ有害です。 孵ったばかりの雛鳥と同じく、そのサンプルが刷り込まれてしまいます。 トンデモ系の設計を刷り込まれてしまった初心者のコードは手がつけられなくなります。
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[307] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>単刀直入に言うと >「ゴチャゴチャ長ったらしい。いずれわかるものを余計にわからなくしてるんじゃないか」 繰り返し確認ですが(3回目くらいかしら)、これは、私が書いた 「疑り深いあなたのためのオブジェクト指向再入門」 http://kmaebashi.com/programmer/object/index.html に関する言及ですか? (Y/N) >で、ちょっとこう説明すればいいんじゃないかってのを書いたんで見てください >http://kill.s31.xrea.com/object.html で、こっちの説明のほうが、「疑りぶかい~」の説明よりも優れている、という 主張であると。 まあねえ、初心者向けにどんな説明がよいか、なんてことは、実際に初心者を大量に 連れてきてアンケートでもしないとわからないことなので、どっちが優れているかは 私にはなんとも言えませんが。 まあ、初心者としての感想は初心者の人に任せるとして、一応初心者ではないつもりの 私の目から、norgeさんの説明を見ると。 >結論:クラスは構造体としても使える 12~13年前のC++の入門書では、こういうふうに、クラスを構造体の拡張として 説明しているものが多かったですね。 で、getterとsetterをつけて、「ほらカプセル化できてるでしょ」とやるわけです。 が、この説明じゃ、norgeさん自身が書いているように、 >実際はこんなバカな事は誰もやらないだろうが、 と思われるだけでしょう。ていうか私がPointの例で言っているように、 setterを解放しといてカプセル化もクソもないもんだ。 おそらくnorgeさん自身そう思うからこそ、getter/setterの話より先に、 >構造体ではなくクラスを使う意味 として、 >public int attack() { > return power + weapon; //攻撃力と武器の攻撃力の和を返す >} これを出したんでしょうが… 「なぜattackすると整数値が返ってくるの?」 [258]の例: >public int run (int gas) { > return (gas * this.mileage); >} 「なぜrunすると整数値が返ってくるの?」 「オブジェクト指向的に考えてこんなメソッドはおかしい」的な議論は私自身 嫌いなわけですが、そんな私から見ても、こんな設計、仮に仕事で若いのが書いてきたら コードレビューの段階で却下します。 void attack(Enemy) ならともかく。 だいたい、attack()みたいなメソッドをCharcterに入れるのは、ポリモルフィズムを 期待するのでもない限り無意味で、「char1.power + char.weapon」をあちこちに 分散させるのが嫌なら void attack(Character, Enemy) という「関数」を作ってもいいはずだから、「 >結論:簡単に記述できるようになる にはなりませんね。
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[306] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:norge
2007/02/20 02:13:25

どうもどうも、返事がアレだけだったんでしばらく見てなかった 単刀直入に言うと 「ゴチャゴチャ長ったらしい。いずれわかるものを余計にわからなくしてるんじゃないか」 と思ったもんで で、ちょっとこう説明すればいいんじゃないかってのを書いたんで見てください http://kill.s31.xrea.com/object.html あくまで「こんな感じに説明すればいいんじゃないか」というわけなんで実際に初心者に見せるときはもうちょい細かくわかりやすく書いた方がいいと思う
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[305] Re:「スレッド順インデックス」の表示について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>細かいことを言えば、復活した新規投稿の投稿時刻が一律 >「2005/2/10 02:26:00」 >になってしまっているという問題が残っていますね。 言われて初めて気が付きました… 今回変更された6本の投稿について、日付が変わってしまったのは申し訳ないですが しょうがないとして(すみません)、 ・データ構造上、日付を保持するフィールドがposteddateしかないこと。 ・それがTIMESTAMP型であること。 ・よって、削除などを行った場合にも、posteddateが変更されてしまうこと。 は、仕様としてかなりどうかと思うので、いずれ修正しようと思います。 これまたご指摘ありがとうございました。
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[304] Re:「スレッド順インデックス」の表示について
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

>D/Bを復元すると共に、スクリプトも修正しました。 ありがとうございます。 細かいことを言えば、復活した新規投稿の投稿時刻が一律 「2005/2/10 02:26:00」 になってしまっているという問題が残っていますね。 日付順のソートに影響があるわけでもないし、 大きな問題ではないとは思いますが……。 ともあれ、迅速に対応していただいてありがとうございました。
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[303] Re:「スレッド順インデックス」の表示について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

テストを兼ねて、敢えて返信ではなく新規投稿にしています。 >「スレッド順インデックス」の表示にすると、 >[292] 投稿者により削除されました >が一番上に表示され、 >それよりも後に立てられたスレッドが全く表示されなくなっていませんか? D/Bを確認したところ、この掲示板では、新規投稿はparent(親投稿のID)がNULLに ならなければならないところ、すべてゼロになっていました。 結果として、全て投稿番号0の子になっていました。 saltがらみでスクリプトを修正した際、SQLをsprintf()で組み立てるところを 直していてポカしたようです。 >各投稿を「日付順インデックス」からたどって「この投稿を含むスレッドを表示」すると、 >どれも上の[292]に属しているような扱いになっている模様です。 これは、上記D/Bの崩れにより発生した問題のようです。 D/Bを復元すると共に、スクリプトも修正しました。 ご指摘ありがとうございました。テストが不十分ですみませんでした。
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[302] 「スレッド順インデックス」の表示について
投稿者:yuya
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 ご著書、特に「ポインタ完全制覇」を愛読しております。 この掲示板の動作について疑問があるのですが、 「スレッド順インデックス」の表示にすると、 [292] 投稿者により削除されました が一番上に表示され、 それよりも後に立てられたスレッドが全く表示されなくなっていませんか? 各投稿を「日付順インデックス」からたどって「この投稿を含むスレッドを表示」すると、 どれも上の[292]に属しているような扱いになっている模様です。 お時間がありましたらご確認ください。
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[301] (ぱ)さんへ
投稿者:hiro
2007/02/20 02:13:25

(ぱ)さんへ。 hiroです。 先ほどの件、ファイヤーウォールが接続を制限していた為に 生じたものだったようです。 解除し、無事localhostへ繋がりました。 ご協力頂いて、有難うございました。
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[300] やはり、エラーが出てしまいます・・
投稿者:hiro
2007/02/20 02:13:25

>>ERROR 2003: Can't connect to MYSQL server on 'localhost' >>(10061) >パスを通そうとして、上記エラーが出ることはないはずです。 > >mysqlのクライアントを立ち上げようとした時にこのエラーが出るのなら >わかりますが。 > >もし、コマンドプロンプトから「mysql」とタイプして上記メッセージが出るのなら、 >MySQLのサーバが起動していないのでしょう。サービスに登録するか、 >mysqldを実行する必要があります。 > >ウェルノウンポートでないだけで、65535までのポート番号は存在しうるでしょう。 > こんにちわ。 (ぱ)さん、ありがとうございます。 パスの件、クライアントを立ち上げようと思った、の間違いでした。すみません。 OSはおっしゃる通りWindowsなのですが、テキスト通り C:\mysql\bin\mysql -u root というコマンドを入力しても、サーバーには接続されないという上記のメッセージ が表示されてしまいます。 コマンドプロンプトからユーザー名やパスワードを確認し、起動したいのですが、 どうすれば接続できるのでしょうか? ちなみにサービスは登録されており、「mysql」は管理ツールから開始できる状態です。 お手数ですが、アドバイスを宜しくお願いいたします。
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[299] Re:hash_user_password()
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ほとんど文脈無視ですが_o_、salt として本文を使うってのはどうですかね? むにゃ。もう直しちゃいましたし (^^; saltとして本文を使うということは、D/B流出がなくてもsalt漏れまくり、 ということですから、秘密の文字列を併用しなければだめでしょうけど、 それ前提なら使える手かとは思います。 でも、複数の投稿に同じsaltが振られる可能性がそこそこありますし、 別にフィールドを増やすことは可能なので、本文を使う必然性はないですよね。
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[298] Re:誰か助けてください
投稿者:どぅ
2007/02/20 02:13:25

>>最近C言語を始めたのですが、この問題がどうしても解けません。誰かといてください。お願いします(>_<) > > 宿題は自分でやるべきでしょう。 初めまして、どぅと申します。 前橋さまの「C言語 ポインタ完全制覇」と「Java謎+落とし穴徹底解明」によって蒙を啓かれた者です。まだ理解できていないところもありますが、この二冊には大変お世話になっております(現在進行形)。 さて、本題ですが、宿題は自分でやるべきで、それがマキバオーさんの為だと思いますし、それゆえ(ぱ)さまは流石思いやりのある対応をされたなぁと思うのですが、残念ながら私は利己的で、マキバオーさんの為にはならないと知りながら、申し訳ないけど自分の興味の為に課題をやってしまいました。情けは人の為ならず(←ダブルミーニング!)。尤も正しい答えに到達しているかは分かりませんが。 この手の問題は、半分数学ですね。より正確に言うと、ドコまで数学で解いて、ドコからプログラムにやらせるか。これは連続的にスペクトルをなしていて、一方の端が、「全部人間様が数学を駆使して計算する」反対側の端が「全部プログラムにしてコンピュータが計算する」になってます。つまり大ざっぱにいうと、 1.全部数学で人間様がやる。 2.半分数学で人間様がやって、半分プログラムにしてコンピュータがやる。 3.全部プログラムにしてでコンピュータがやる。 の3パターンに分かれると思います。おそらく出題者は2を期待してるんじゃないかなーと思いますが、どうなんでしょ?1で解くと多分ダメなんでしょうね^^;とりあえず「おそらくこんな解が期待されてるんだろうなぁ」てな2の解を示して、その次に3の解を書いてみます。 ■パターン2 まず、n期目で残高があれば良い。そんで、n期目の残高は、nとmとb(と利率1.05)で決まりますね。つまりn期目の残高はn, m, bの関数になるので Z(n, m, b)と書けると。それが残っていると言うことは、 Z(n, m, b) > 0 となると。この不等式をbについて解けば良いわけですね。じゃあZ(n, m, b)って何なのよ? こういうのはとりあえず普通1期目、2期目、3期目、ぐらいまで具体的に求めてみると何か見えてくる可能性があります。と言うわけで、各期の残高を求めてみると。。。 1期目:1.05(b - m) = 1.05b - 1.05m 2期目:1.05(1.05b - 1.05m - m) = 1.05^2b - 1.05(2.05)m 3期目:1.05(1.05^2b - 1.05(2.05)m - m) = 1.05^3b - 1.05(1.05(2.05) + 1)m ここら辺までくると何かが見えてきますね!?つまりi期目の残高は、 1.05^ib - ???m となりそうです。???のところをよーく見ると、 ???は、前期の???に1を足して、1.05倍する となってそうです。つまり、i期の???をY(i)とすると、 Y(i+1) = 1.05(Y(i) + 1) Y(1) = 1.05 と言えそうです。これ、漸化式ってやつだけど、どうやら解くのは面倒そうですね。。 #根性入れれば解けるので、そうすれば「1」のパターンになる!! とりあえず、Y(i)はそのまま(1から順番にやれば求まりそうだし)とすると、i期における残高は、 X(i)b - Y(i)m ただし、X(i) ,Y(i)は次の通り、 X(i) = 1.05^i Y(i)は、次の漸化式を満たす Y(i+1) = 1.05(Y(i) + 1) Y(1) = 1.05 で表されます。これがn期で残っていると言うことは、 X(n)b - Y(n)m > 0 と言うことになりますので、bについて解くと(X(n) > 0に注意して) b > Y(n)m / X(n) となります。Y(n)は漸化式にしたがって1から順番に計算していけば求まりますが、めんどいなぁ。誰かやってくれないかなぁ。。。人間様が考えるのはここまで。あとはコンピュータにやってもらいまひょ。ついでにX(n) = 1.05^nも計算してもらいます。 で、プログラムは次の通り。解に自信がなかったので、求まったbの値で本当に良いのか、各期残高を順に表示して検算もしてます。求まるbはぎりぎりの値なので、n年目には残高が0円になってしまいますが、bはそれより大きければ良いということで。。。 ちなみに、銀行でどの有効桁数で情報を持っているのか、つまり0.1銭とかにも利子が付くのか!?は気にしてません。doubleの有効桁数の範囲で計算してます。 あと、math.hが入ってますので、コンパイル時に-lmを忘れずに!(←なんて親切なんだ!?) #include <stdio.h> #include <math.h> #include <stdlib.h> int main(int argc, char** argv){ int n = 0; int m = 0; double x_n = 0.0; double y_n = 1.05; double b = 0.0; double zandaka = 0.0; int ii; /* パラメータチェック */ if ( argc != 3 ){ printf("usage %s n m\nn:期間 m:引き出し額\n", argv[0]); return 0; } /* パラメータ取得 */ n = atoi(argv[1]); /* 期間 n */ m = atoi(argv[2]); /* 引き出し額 m */ /* i期における残高: ( X(i) * b ) - ( Y(i) * m ) * ただし、 * X(i) = 1.05^i, * Y(i) : Y(i+1) = 1.05 * ( Y(i) + 1 ), Y(1) = 1.05 * n期において0円以上あるためには * (X(n) * b) - (Y(n) * m) > 0 * これを bについて解くと、 * b > Y(n) * m / X(n) */ /* X(n)を求める */ x_n = pow(1.05, n ); /* Y(n)を求める。ここがキモ */ for ( ii = 2; ii <= n; ii++ ){ y_n = 1.05 * ( y_n + 1 ); } /* b(の下限)を求める */ b = (y_n * m) / x_n; /* 残高の変化の様子を表示(検算) */ zandaka = b; for (ii = 1 ; ii <= n; ii++){ zandaka = 1.05 * ( zandaka - m ); printf("%3d: %f\n", ii, zandaka); } /* 表示 */ /* printf("X(n) = %f\n", x_n); */ /* printf("Y(n) = %f\n", y_n); */ printf("n = %d\n", n); printf("m = %d\n", m); printf("b > %f\n", b); return 0; } ■パターン3 次に、人間様は何も考えないで、全部プログラムでコンピュータにやらせるパターンをやってみます。 b=1万円から初めて、n期目でも残高が残っているまで、bを1万円ずつインクリメントしていきます。なので、精度が1万円単位になってます。1円単位の精度が欲しい場合は0.0001万円から初めて0.0001ずつインクリメントすれば良いでしょう。10000倍遅くなりますが・・・ 言うまでもなく、このアルゴリズムは余りにバカ正直で(特に1円単位なると影響大)、普通はちょっと工夫すると思いますが、「人間様は何も考えない」パターンということで。 これをどうやって高速化するか(スペクトルをちょっと人間様寄りにする)は、マキバオーさんの宿題と言うことで。。。もしかしたらそれが求められている解かも? #include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main(int argc, char** argv){ double b = 0; int n = 0; int m = 0; double zandaka; int ii; if ( argc != 3 ){ printf("usage %s n m\nn:期間 m:引き出し額\n", argv[0]); return 0; } n = atoi(argv[1]); /* 期間 n */ m = atoi(argv[2]); /* 引き出し額 m */ /* n期目でも残高が残るまでbをインクリメントしていく */ for ( b = 1 ;zandaka <= 0 ; b += 1){ /* 残高を、残っている限り、最大n期目まで求める*/ zandaka = b; for (ii = 1 ; ii <= n && zandaka > 0; ii++){ zandaka = 1.05 * ( zandaka - m ); } } /* 残高の変化の様子を表示(検算) */ zandaka = b; for (ii = 1 ; ii <= n && zandaka > 0; ii++){ zandaka = 1.05 * ( zandaka - m ); printf("%3d:%f\n", ii, zandaka); } /* 表示 */ printf("n = %d\n", n); printf("m = %d\n", m); printf("b > %f\n", b); return 0; } ソースは無保証です!!! ただ、バグのご指摘、ご批評など頂ければ幸いです。
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[297] Re:hash_user_password()
投稿者:Shin
2007/02/20 02:13:25

>>これを気にするのであれば、salt とプログラム埋め込みのsecret >>の両方を使うのが良いと思います。どちらか片方だけであれば、 >>salt の方を選ぶのが良い習慣だと思います。 > >両方使うようにして、今までの分はsaltを空文字にしておけば、 >今までの投稿については、以前のパスワードが変わらず使えるかなあ、と >一瞬考えたのですが、D/B流出の時にパスワードがばれる危険性を考えて >いるのだからそれじゃ本末転倒ですね (^^; > >今までの投稿が削除できなくなってもおそらく誰も困らないでしょうから >(いまさら「しくじったので書き直し」はないでしょうから)、今度時間が >できたときに修正しておきます。 ほとんど文脈無視ですが_o_、salt として本文を使うってのはどうですかね? 管理者による本文の修正は出来なくなりますけどね。
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[296] Re:誰か助けてください
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>最近C言語を始めたのですが、この問題がどうしても解けません。誰かといてください。お願いします(>_<)  宿題は自分でやるべきでしょう。
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[295] 誰か助けてください
投稿者:マキバオー
2007/02/20 02:13:25

最近C言語を始めたのですが、この問題がどうしても解けません。誰かといてください。お願いします(>_<) 1.ある銀行では毎期末に預金残高に対して5%の利率で利息がつく.この銀行に,例えばa万円を一期間預金すると,期末には1.05×a万円の預金残高になる. 第1期の初めに,Aさんはこの銀行にb万円の預金を持っている.Aさんは,まずb万円から第1期分m万円を引き出す.残りの預金に対し第1期末に5%の利息がつく.ここで,b > mとする.第2期目からも毎期初めにこの預金からm万円ずつを引き出す.ただし,預金残高がm万円に満たないときには,その全額を引き出すものとする. Aさんの預金残高がn期間にわたって0円とならないために必要な第1期初めの預金額「b」を計算したい.期間「n」と毎期の引き出し額「m」を入力して,上の条件を満たす最小の「b」を求めるプログラムを作れ.なお,単位は「万円」とする.また,n >= 2 とする.
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[293] 削除機構を修正しました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 kitさんのご指摘を受けまして、パスワード認証にsaltを使うようプログラムを 修正しました。  これに伴い、この投稿以前に設定した削除用パスワードは使えなくなっています。 あしからずご了承ください。 # ここで力尽きたので、解説記事の修正はまだ…
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[291] Re:Pathが通らないのですが・・
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>MYSQLのことで、ご質問させて頂きます。 >インストール後に、コマンドプロンプトで >パスを通そうとしたところ、以下のエラーが表示されてしまいました。 > >ERROR 2003: Can't connect to MYSQL server on 'localhost' >(10061) Windowsでパスを通すとき通常コマンドプロンプトは使わないと思うし、 パスを通そうとして、上記エラーが出ることはないはずです。 mysqlのクライアントを立ち上げようとした時にこのエラーが出るのなら わかりますが。 もし、コマンドプロンプトから「mysql」とタイプして上記メッセージが出るのなら、 MySQLのサーバが起動していないのでしょう。サービスに登録するか、 mysqldを実行する必要があります。 >10061というポート番号は存在しないのは、理解しています。 ウェルノウンポートでないだけで、65535までのポート番号は存在しうるでしょう。
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[290] Pathが通らないのですが・・
投稿者:hiro
2007/02/20 02:13:25

MYSQLのことで、ご質問させて頂きます。 インストール後に、コマンドプロンプトで パスを通そうとしたところ、以下のエラーが表示されてしまいました。 ERROR 2003: Can't connect to MYSQL server on 'localhost' (10061) 10061というポート番号は存在しないのは、理解しています。 なるべく具体的にどこのファイルをどう変更すると助言頂けると 助かります。 宜しくお願い致します。
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[289] Re:hoge
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

>僕は大学生なのですが、プログラムの先生がhogeを多様していました。 ひょっとして WIDE 関係のネットワークの先生だったりしません? >それどころかfugaなるものをも使用していました。 hoge, fuga は結構よく見ます。 hoge, huga という変種もあるようです。 google で探すと hoge, piyo より多いです。 hoge のページに記載してもいいですよねえ。
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[288] hoge
投稿者:カンコン
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 むつかしい議論をしている最中恐縮ではありますが・・・ 僕は大学生なのですが、プログラムの先生がhogeを多様していました。 それどころかfugaなるものをも使用していました。 これはほげ学に新風を巻き起こすのでは、と思い、書き込みをしました。 よければ参考にしてください。
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[287] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>で、そーいう入門段階を既に過ぎた人でないと >| 継承は確たる「設計思想」が無い場合、スーパークラスが単なる「ごみ置き場」 >| と化していることが多いようです。 >なんて議論は理解できないでしょう。 これはそう思います。 ># 今この場では「入門」の話に限定、していい?のですよね。 了解です。 ちょうどoosquare-mlで継承の話が出てたので[283]のように書きましたけど、 「継承の問題点」のような話は入門者にわかりにくいのは確かだと思いますので、 そういう話は別スレ立てることにして、今この場は「入門」の話に限定、しておきましょう。 まあ入門者相手でも、継承が「ソースの再利用のためのテクニック」だと言われれば それは変だと思いますが、774RRさんの出されている >「ほらほら、『使うほう』はその実体が具体的に何であるか気にしなくていいんだよ」 という例は、継承の使い方としてまっとうだと思いますし。
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[286] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

仕事中の現実逃避で、前橋さんが紹介されたoosquare-mlを読んでました。 読んだ感想なんですが、僕の中では、ただ単に「手抜きのために継承は使うな」って いうだけのような気がします。(考えなさ過ぎ?) 委譲を使ったとしても、やたらと関連が集中しているクラスを作ってしまったら、 結局ごみ置き場になってしまいますし。 > 「ぴゅあOO」を学んでも、それが明日役立つか、って言われるとキツイものがあります。 > 「入門者でも即、目に見える価値」が無いと教える側としては困るのです。 僕はそれほど教える立場にはいないんですけど、確かにそれは感じますね。 2年ほど前にあったSun Super Tech DaysのBOFを覗いた時、どなたかが 「インドではプログラマを養成する際、UMLなどを使用して、まずオブジェクト指向から 叩き込む。実際のプログラムを教えるのはその後。日本のIT業界もそうでなければ。」 といった趣旨の発言をされていました。 その時は、「あー、そーなんだー。」ぐらいに思っていたんですけど、今になって 思えば、全然そんな事はないんじゃないかと。プログラマなんだから、まずプログラムを 覚えろと。 オブジェクト指向が有効かどうかという判断は、その後なんじゃないかと、最近では 思います。 例えばデザインパターンなんて教えるものじゃなくて、試行錯誤や見よう見真似で、 「気が付いたら使ってた」ぐらいが理想だよなぁ、なんて思ったりします。 で、教える側は、そこに到ることの出来る基礎を身につけさせてあげれば良いのでは、 そしてその基礎というものは、オブジェクト指向というよりも、「プログラムを組む ための地力」となる知識と経験なのでは、と思います。
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[285] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

飴と鞭、って鞭ぢゃないですけど、既に kei さまが [278] で述べられているとおり > 結局、「それが出来ると何がうれしいのか」ってことを実感してからじゃないと、 これが端的に直感できるのが「使うほうは基底クラス、実装するほうは派生クラス」 だと *個人的には* 思います。 飴が無ければ、鞭で叩かれないと新しい知識の勉強なんてしないでしょ? # そーいうのに興味が無い人の場合。放っておいていい子は教えなくても勝手にやってるし。 C++ の場合 <algorithm> だけでも学ぶ価値&即戦力になる実力があるのですが 「ぴゅあOO」を学んでも、それが明日役立つか、って言われるとキツイものがあります。 「入門者でも即、目に見える価値」が無いと教える側としては困るのです。 で、そーいう入門段階を既に過ぎた人でないと | 継承は確たる「設計思想」が無い場合、スーパークラスが単なる「ごみ置き場」 | と化していることが多いようです。 なんて議論は理解できないでしょう。 # 今この場では「入門」の話に限定、していい?のですよね。
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[284] Re:hash_user_password()
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>従って、あらかじめ辞書を記憶媒体に作成するのは不可能で、全ての >メッセージについて、試行するしかありません。 >これに要する計算コストは、O(M*D) となり、M が大きければ、 >O(N) や O(D) よりも有意に大きな値になります。 納得しました。計算量はM倍ですよね。 うちの掲示板ではMがそんなに大きくないので、「全てのsaltに対応する 辞書を作成する」というのが現実的と思えず、「探索空間が salt のビット数分 広がる」のところで混乱していました。 丁寧な説明ありがとうございました。
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[283] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>とりあえず俺的には入門者に最初に教えたいのが継承派生です。 ちょうど今、oosquare-mlで継承の是非に関する議論が白熱しています。 http://www.ogis-ri.co.jp/otc/otc2/oosquare-ml/Archive/thread.html なんかもう、「言葉の上だけの議論は空しい」状態になってる気もしますが… まあ継承には色々な問題があると私も思うんですが、一連の議論の中で、 http://www.ogis-ri.co.jp/otc/otc2/oosquare-ml/Archive/200501.month/4468.html | 継承は確たる「設計思想」が無い場合、スーパークラスが単なる「ごみ置き場」 | と化していることが多いようです。 これ、具体的にはどういう例なんだろう… あるクラス群が共通に使うメソッドを、それらのクラスのスーパークラスに 山ほど押し込んでいる、ってことかなあ。 スーパークラスには「外から見て」そのクラスに必要なメソッドが入っていれば よいわけで、サブクラスが共通に使うメソッドなんか持つ必要はないと 思うんですが。共通処理があるのなら、Utility.javaみたいな「関数」を 書けばいい。 >「ほらほら、『使うほう』はその実体が具体的に何であるか気にしなくていいんだよ」 >ある程度プログラム経験がある人だと、これで結構ぐらぐらしてくれます。 これはJavaならinterfaceですよね。 ただ、interfaceには実装がまったく書けないので、やっぱりデフォルトの挙動が 欲しい、とか思ったときに、DefaultHogeとかSimpleHogeとかAbstractHogeとか 作っちゃうわけで… これがよいのかどうか。 http://struts.apache.org/api/org/apache/struts/action/Action.html これなんかはどうなんだろう。私なら、こういうのは反射的にinterfaceにしますが。 クラスにした結果、結構ごみ置き場になってるような気も。
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[282] Re:hash_user_password()
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> また、異なるメッセージであっても、同一ユーザーは同じパスワードを > 使い回すと仮定します。 この仮定は本質的ではないので、N==M とおいて、 Sとして十分大きなビット数を用いると、辞書攻撃に必要な計算量が、 min(M*D/M, M*D/D) == min(D, M) 倍程度になるわけです。 と書いた方が分かりやすかったですね。
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[281] Re:hash_user_password()
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> saltがばれてる状態では、「探索空間が salt のビット数分広がる」 > ことはないように思いますが…まだ何か勘違いしてますでしょうか。 D: 辞書のサイズ S: salt のビット数 N: ユーザ数 M: メッセージ数 とします。 ここで、一つのMD5ハッシュ値から辞書を引いてパスワードを得るコスト を O(1) とします。 また、異なるメッセージであっても、同一ユーザーは同じパスワードを 使い回すと仮定します。 なお、2^S は、M より有意に大きいため、ほぼ全てのメッセージについて、 異なる salt が使われているものとします。 ここで、salt なしの場合、辞書作成に必要なコストは O(D)、辞書攻撃に 必要なコストは O(N) です。 では、salt ありの場合は、どうでしょう。 全てのありうる salt に対して辞書を作成するのに必要な計算コスト および記憶コストは O(D * 2^S) ですが、これは S が十分大きければ (例えば S=64) 計算量的にも、あるいは記憶容量的にも実現不能になります。 従って、あらかじめ辞書を記憶媒体に作成するのは不可能で、全ての メッセージについて、試行するしかありません。 これに要する計算コストは、O(M*D) となり、M が大きければ、 O(N) や O(D) よりも有意に大きな値になります。 すなわち、Sとして十分大きなビット数を用いると、辞書攻撃に必要な 計算量が、min(M*D/N, M*D/D) == min(M*D/N, M) 倍程度になるわけです。
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[280] Re:hash_user_password()
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

なんだかすごく初心者な発言をしている気がしますが、聞くは一時の恥ということで。 >データベース中には複数のMD5化されたパスワードが存在する >わけですが、salt がないと、単一の辞書を使って、全ての >パスワードに対する試行を行うことができます。これに対し、 >salt があると、2 の salt のビット数乗 の辞書が必要になる >わけです。 つまりこういうことでしょうか。 ・パスワード候補となりうる文字列に「秘密」を連結し、MD5ハッシュ値を算出する。  大量の文字列に対してこれを行い、辞書を作る。 ・辞書が何らかの記憶媒体に載るとしたら、ハッシュ値がばれればパスワードもばれる。  ハッシュ値の方から逆引きできるようなしかけにしておけば一瞬。 ・辞書を作るにはひとつのパスワードを抜くのと同じ計算量が必要だけど、  「秘密」方式では、その計算量で、全てのパスワードがばれる。 うーん、でも、 >salt があると、探索空間が salt のビット数分広がるため、 saltがばれてる状態では、「探索空間が salt のビット数分広がる」ことはない ように思いますが…まだ何か勘違いしてますでしょうか。 >これを気にするのであれば、salt とプログラム埋め込みのsecret >の両方を使うのが良いと思います。どちらか片方だけであれば、 >salt の方を選ぶのが良い習慣だと思います。 両方使うようにして、今までの分はsaltを空文字にしておけば、 今までの投稿については、以前のパスワードが変わらず使えるかなあ、と 一瞬考えたのですが、D/B流出の時にパスワードがばれる危険性を考えて いるのだからそれじゃ本末転倒ですね (^^; 今までの投稿が削除できなくなってもおそらく誰も困らないでしょうから (いまさら「しくじったので書き直し」はないでしょうから)、今度時間が できたときに修正しておきます。
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[279] Re:PerlでPDFを表示したいのですが。
投稿者:iWA
2007/02/20 02:13:25

http://cpan.org/ に行って「PDF」で検索してみるのもよいかも。
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[278] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

# どこにぶら下げようか迷いました。。 僕の職場の新人研修は、いきなりJavaです。 会社的には「今はJavaの案件が一番多いから」ぐらいの理由で選んでいるんだと 思います(情けない。。) で、そんな新人研修をしてきた後輩を見る限り、「オブジェクト指向から入れば 簡単」ということでは無さそうです。 確かに、概念的な部分の吸収は早いように感じます。 でもそれって、ただ単に「何も疑問を持たないから」ってだけなんですよね。 しかも、実際のコードでは、オブジェクト指向を「使えない or 使わない」んです。 結局、「それが出来ると何がうれしいのか」ってことを実感してからじゃないと、 使いこなすことが出来ないんじゃないかと思います。
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[277] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>とりあえず俺的には入門者に最初に教えたいのが継承派生です。 あ、ここでの「入門者」は「プログラム経験があって、でもオブジェクト指向は入門者」です。 今年の新入社員君がプログラム経験無いようなら、いきなり C++ など逝ってみたいと思います。
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[276] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

ウチは組み込み屋さんなのでアセンブラ経験はほぼ全員が、C 経験は半数が、もっています。 C++ を本格的に使っているのは俺だけです。 次のプロジェクトでは後輩君に C を飛ばして C++ をいきなり使わせようとたくらみ中です。 # どうなることやら... とりあえず俺的には入門者に最初に教えたいのが継承派生です。 「ほらほら、『使うほう』はその実体が具体的に何であるか気にしなくていいんだよ」 ある程度プログラム経験がある人だと、これで結構ぐらぐらしてくれます。
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[275] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:けろ助
2007/02/20 02:13:25

あら、私のネタ振りから別スレッドに。 前橋さん> 自分自身がオブジェクト指向から入った人、またはそういう人を身近にたくさん 前橋さん> 見てきた人の経験を聞いてみたいです。 サンプルが少なくて申し訳ないですが、友人に 1 人、Java から本格的にプログラミングを始めた人がおります。 それ以前も C 言語を触ったことがあるのですが、"Hello, World." 程度でした。 私>「プログラミングは Java が初めて」という人ならこういう経験をしなくて済むかもしれません。 私> 何しろ邪魔する前知識が無いですから。 実はこれ、その友人のことなんです。 今度彼と会う機会があるので、もっと詳しくインタビューしてみますね。
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[274] Re:hash_user_password()
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> これですが、辞書攻撃を、Webで稼動中の掲示板に対して行うことを想定して > いますでしょうか。それとも、既にテーブル内容が流出していることを > 前提に、辞書攻撃でパスワードを解析しよう、というお話でしょうか。 テーブル内容が流出していることを前提にしています。 > 後者だとすると、テーブルが流出した時点でsaltはだだ漏れです。 そうです。 > これは、ひとつのパスワードがばれても、同じハッシュになっている他の > パスワードが芋づる式にばれることはない、ということでしょうか? 違います。辞書攻撃に必要な計算量が増えるという意味です。 > 同時間で、ほぼ同数のパスワードが抜かれてしまいそうに思う > のですが。 salt があると、探索空間が salt のビット数分広がるため、 辞書攻撃に要する時間が長くなります。以下のページにも、 同様な示唆があります。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0307/24/epn09.html http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ja/f_and_m/html/vxconprotectingpasswordcredentials.asp データベース中には複数のMD5化されたパスワードが存在する わけですが、salt がないと、単一の辞書を使って、全ての パスワードに対する試行を行うことができます。これに対し、 salt があると、2 の salt のビット数乗 の辞書が必要になる わけです。 > 別の場所に置いてあるだけ"秘密"の方がまだマシかも。 これを気にするのであれば、salt とプログラム埋め込みのsecret の両方を使うのが良いと思います。どちらか片方だけであれば、 salt の方を選ぶのが良い習慣だと思います。
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[272] Re:hash_user_password()
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

すみません、風呂の中で考えてたらちょっとわからなくなりました。 >今のやり方だと、仮に異なるユーザが同一のパス >ワードを利用していた場合、その事実を管理者は >知ることができるわけですが、salt を使えばその >心配もありません。 これはその通りだと思います。また、クラッカーにD/Bを継続的に監視されて いる場合、いろいろなパスワードで書き込んでみることで、パスワードを 推測することもできることになります。 >また、仮に "秘密" や salt が洩れた場合に、辞書 >攻撃への耐性が若干高くなります。(salt があると、 >同じ辞書は一つのメッセージにしか使えないため、 >探索空間が広くなる) これですが、辞書攻撃を、Webで稼動中の掲示板に対して行うことを想定して いますでしょうか。それとも、既にテーブル内容が流出していることを 前提に、辞書攻撃でパスワードを解析しよう、というお話でしょうか。 前者だとすると、"秘密"やsaltが漏れていようがいまいが関係なさそうですし (そもそもレンタルサーバ業者にプロセス止められそうですが)、 後者だとすると、テーブルが流出した時点でsaltはだだ漏れです。 別の場所に置いてあるだけ"秘密"の方がまだマシかも。 >同じ辞書は一つのメッセージにしか使えないため、 >探索空間が広くなる) これは、ひとつのパスワードがばれても、同じハッシュになっている他の パスワードが芋づる式にばれることはない、ということでしょうか? しかし、実際問題こんな掲示板の投稿が消されてもさしたる実害はないわけで、 問題は「お金が絡むようなところと共通のパスワードを使う人がいたケース」だと 思っています。 そんなユーザは投稿ごとにパスワードを変えたりしそうにないですし(そんな ユーザに限らずともそうなんじゃないかと思いますが)、同一ハンドルの人は 1回しか調べない、程度のことで、同時間で、ほぼ同数のパスワードが抜かれて しまいそうに思うのですが。 どちらが安全か、という問題以前に、まず私の認識は合ってますでしょうか?
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[271] Re:オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

便乗して・・・ Javaを教えるほうにC言語などを知らないで育った方が 一体どれくらいいるのかも知りたいかも。 (あくまで参考として)
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[270] オブジェクト指向から入れば簡単?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

まったく違う話題にシフトします。件名とスレッド変えました。 >「プログラミングは Java が初めて」という人ならこういう経験をしなくて済むかもしれません。 >何しろ邪魔する前知識が無いですから。 「Cなどの言語を知っている人は、今までの知識が邪魔をしてオブジェクト指向の習得が 難しいけど、最初からオブジェクト指向を覚えるのなら簡単だ」 とたまに聞きますけど、これはどの程度事実なんでしょうか。 たまに、上の言葉の後ろに「なにしろオブジェクト指向は自然だから~」というのが 続いたりすると、どうも眉に唾をつけたくなります。私の場合。 古い知識が邪魔をするという傾向はもちろんありますが(FORTRAN屋やCOBOL屋が設計した Cプログラムにどれほど泣かされたことか)、じゃあまったくの初心者がJavaから 入門したとして、最初に動かすプログラムがhello, world. だったら、結局のところ 手続き指向→オブジェクト指向の流れで習得することになるように思います。 Javaの場合、hello, world.といってもアプレットから入るんでしょうか。 その場合、#include <stdio.h>なんかとは比べ物にならないくらい「とりあえず こう書いとけ」的な記述が増えてしまいますが、まあ、それは「いずれ分かる」と 言っておけばよいでしょう。 んで、ただブラウザにhello, world.と表示されるだけのプログラムから 順次発展していく場合、どの辺で「オブジェクト指向」を意識することになるんでしょうか。 クラスがアプレットしかなければ、メソッドも単なる関数ですし、インスタンスフィールドは グローバル変数と同じです。 GUIのボタンを作ったりするところは、「決まり文句」としか思ってもらえない気も するんですが、こういうところから、だんだんオブジェクト指向になじんでいったり するのかな。 私自身はBASICから入ったクチですし、新人にJavaを教えたことは何度となくありますが うちの会社では新人はまずCの研修を受けてくるので、「オブジェクト指向から入門」 した人の観察例が私にはほとんどありません。 自分自身がオブジェクト指向から入った人、またはそういう人を身近にたくさん 見てきた人の経験を聞いてみたいです。
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[269] Re:hash_user_password()
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>つまり、"秘密" はソース埋め込みにせず、メッ >セージごとに乱数で生成することにし、salt 自体も >message表に記録しておくわけです。 毎度ながらご指摘ありがとうございます。 掲示板のパスワードとしてどこまでの仕様が必要であるかはさておき、 この記事を読んで「パスワードの暗号化はこうすれば万全なんだ」と思ってしまう人が いるとまずいので、取り急ぎ注釈をつけました。
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[268] hash_user_password()
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

PHPとMySQLで掲示板を作る / 削除 / 削除系ソース の hash_user_password() ですが、"秘密" は、 UNIX パスワードなどで使われている salt の やり方にするのはどうですか? つまり、"秘密" はソース埋め込みにせず、メッ セージごとに乱数で生成することにし、salt 自体も message表に記録しておくわけです。 今のやり方だと、仮に異なるユーザが同一のパス ワードを利用していた場合、その事実を管理者は 知ることができるわけですが、salt を使えばその 心配もありません。 また、仮に "秘密" や salt が洩れた場合に、辞書 攻撃への耐性が若干高くなります。(salt があると、 同じ辞書は一つのメッセージにしか使えないため、 探索空間が広くなる)
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[267] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:けろ助
2007/02/20 02:13:25

私も横からすんません。 norge さんは「プログラミング自体初めての人」と「オブジェクト指向は初めての人」を一緒くたにしちゃって るんだと思うんですけど。推測ですが。 まぁ、「Java (オブジェクト指向言語) を学ぶ前に、C 言語 (手続き指向言語) で得た知識は一度きれいに忘れ てください」って入門書もあったりしますし、私も読んだことがあります。 そういうやり方も、アリかなぁとは思うのですが。一応書けるようにはなるし。 でもですねぇ…、Java で得た知識と C 言語で得た知識がきれいに結びつかないのは苦痛でした。 入門書を読み、サンプルをグジグジいじくっては、覚えているだけで 3 回は挫折してしまいました。 とにかく、自分が何をやっているのかを、感覚としてさっぱり捕まえられなかった。 # こういう感覚はプログラマとして「まっとう」だと思ってます。 # 挫折しといてナンですが…。 「プログラミングは Java が初めて」という人ならこういう経験をしなくて済むかもしれません。 何しろ邪魔する前知識が無いですから。 かと言って、C 言語経験者を「古い知識に縛られたロートル」だとも思いません。 低レベルな概念と高レベルな概念がきれいに結びついた知識体系を獲得した時、飛躍的に応用が利くようになる からです (ちょっと大げさかな…)。 # アセンブラ上がりの高級言語プログラマであれば、また違ったセンスや発想を持っているように思います。 知識というのは、互いに結び付けられて意識下で体系化されてこそ意味を持ちうるわけで、その結びつきを強化 したり手繰り寄せたりしないと、新しい知識や発想に行き着けないと思ってます。私。 あれ、これ、前橋さんの意見の要約にしかなってないかも…。
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[266] Re:PerlでPDFを表示したいのですが。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>プログラムを始めたばかりのものです。 >Perlで作成する事になりました。 >PDFを表示する仕様があります。 >どの様にすればよいかわかりません。 >教えて頂ければありがたいです。 私はPerlにもPDFにも詳しくないですが… PerlとPDFをキーワードに、Googleで検索しました(日本語限定)。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=Perl+PDF&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja 1件目がこれ。 http://www.warpstream.co.jp/package_pdfserver.html?afl=cgirescue1 商品のようです。 お金を出すのが嫌なら、2件目がこれ。 http://hp1.jonex.ne.jp/~nakajima.yasushi/ PDFJというモジュールがあるようです。 PDFJでGoogleすると、結構有名なようですね。 ただ、ざっと見て、ライセンスの規定がよくわかりませんが… また、1件目のページの中に >PDFLibなどのライブラリで作成することはできますが、 とありますから、PDFLibとPerlでGoogleするのも手です。これも商品のようですが。
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[265] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>そこらへんどうなんですか? > >いずれ分かる  これだけではあんまりなのでちょっと書き足しときますか。  根拠も挙げず、イカれたレコードか何かのように、「いずれ分かる」と言い続ける だけなら、バカにでもできるわけです。  まあ、それでもnorgeさんの最初の投稿には、 >Cの#include<stdio.h>がいい例じゃないすかね と書いてあったから、私はこれを 「Cの#include <stdio.h>は『とりあえずこう書いとけ』と言われても理解できたでしょ?  だからクラスを書くことについても、同様に『とりあえずこう書いとけ』と  言ってもいずれ理解できるのではないか」 という意味だと解釈しました。つまり「#include <stdio.h>」が、 「とりあえずこう書いとけ」と教えればよいというnorgeさんの主張の根拠であると 解釈したわけです。 そう解釈した上で、反論を書きました。[253]はわかりにくかったようなので、 [255]で改めて説明しています。それでもまだわかりにくかったとか、 再反論があるとか、あるいは最初の私の解釈が間違っていたとかなら拝聴いたしますが、 norgeさんはあいかわらず >そのうち分かるからとりあえずそうしときなさい と繰り返すばかり。だから、 >対話する気がないのなら、掲示板なんぞに出てこないで、自分でWebページでも >立てて好きなことを言っていればいいでしょう。 と言っているのです。 それからね、 >>でも、「クラスを作る」のケースでは、すぐにわかる見返りがないでしょう。 >いずれ分かる んで、こんなクラスを書かせるわけ? > class Car { >  private int mileage >  public Car(int mil) { >   this.mileage = mil; >  } >  //引数:ガソリン注入 >  public int run (int gas) { >   return (gas * this.mileage); >  } > } 「先生! 書けました」 「ではjavacでコンパイルしてください」 「Car.classってファイルができたんですけど、これってなんですか?」 「いずれ分かる」 ( ゚д゚)ポカーン そもそもこのCarクラスってのは、いったい何をするためのプログラム(の一部?) なんですかね? 何をするためのクラスでもない、というのなら、私が 「疑り深い~」で批判している「犬」や「猫」のクラスと同じです。 私は「疑り深い~」において「犬」「猫」でクラスを説明することを批判して いますが、それを批判したいのなら、そう書けばいい。もちろん根拠を挙げた上で。 ついでに書いといきますと、句読点の使い方の変な文章は、デムパに見えますぜ。
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[264] Re:D言語を覚えよう!
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>他の掲示板にD言語って書いたら、そんなのねーよって言われた。  で?  対話をする気もなく、言いたいことを一方的に書き散らすだけなら、掲示板なんぞに 出てこないでください。
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[263] D言語を覚えよう!
投稿者:ケビ岡田
2007/02/20 02:13:25

他の掲示板にD言語って書いたら、そんなのねーよって言われた。
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[262] PerlでPDFを表示したいのですが。
投稿者:ゴン太
2007/02/20 02:13:25

プログラムを始めたばかりのものです。 Perlで作成する事になりました。 PDFを表示する仕様があります。 どの様にすればよいかわかりません。 教えて頂ければありがたいです。
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[261] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

横槍失礼します。 プログラミングセンスを上達させるには、ある種の悟り体験というか、 「あー、そういうことなのか!」っていう感動を覚える体験が必要なんだと 思います。 norgeさんがおっしゃるように、本当にセンスのある奴は放っておいても、 そういった悟りを開くのかもしれないですけど。 「そのうちわかる」的教え方では、僕のようなその他大勢のへっぽこ コード書きは、感動を覚える前に挫折していってしまうのが目に見えています。 そういったへっぽこであっても、ある程度はセンスを磨くことのできる教え方 ってものもあるはずです。 前橋さんの本やこのサイトのドキュメントは、まさに「それだ」と感じます。 導入部分で、感動の一端が垣間見れるように導いてあげるのが、一番良い教え方 だと思うのですが。
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[260] D言語
投稿者:ケビン岡田
2007/02/20 02:13:25

D言語万歳
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[259] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>いずれ分かると言っても納得してもらえないのか、 >ちゃんと最初に説明しないといずれもクソも分からないのか、 … >そこらへんどうなんですか? いずれ分かる
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[258] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:norge
2007/02/20 02:13:25

なんか分かってないっつーか理解力がないっつーか。。 「なんでこんなことしなきゃいかんの?」 っていう人に対して 「とりあえずそうやっとけばいずれ分かる」 って言えばいい、って2回も言ったのにそれに対して何も返事が返ってきてない 下にコピーした返事らしきものがあるけど、ちゃんとした答えじゃない >でも、「クラスを作る」のケースでは、すぐにわかる見返りがないでしょう。 いずれ分かる >なにせCとかに慣れた人なら、staticメソッドの塊で何でも書いちゃうでしょうから。 最初は黙ってpublicとかいときなさい >だから、「なんでこんなことしなきゃいかんの?」という疑問に答える必要がある、 それもいずれ分かる いずれ分かると言っても納得してもらえないのか、 ちゃんと最初に説明しないといずれもクソも分からないのか、 単に意地で最初から説明したいのか、 そこらへんどうなんですか? ちなみに例としてはこんなん class Car {  private int mileage  public Car(int mil) {   this.mileage = mil;  }  //引数:ガソリン注入  public int run (int gas) {   return (gas * this.mileage);  } }
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[257] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

で、結局何が言いたいんですか? >結局問題なのはマルチプルインスタンスによる、多様性、つまりコンストラクタ等で設定した値によって振る舞いが違うと >ならそれの超簡単版でも作ればいいんじゃないかな 具体的には? >>だから、「なんでこんなことしなきゃいかんの?」という疑問に答える必要がある >前も言った気がするけど、そのうち分かるからとりあえずそうしときなさい >じゃまずいっすかね で、それに対する私の意見は書いたわけで、さらに反論があるのなら書けばいいし、 ないのならそれでいい。あるいは私の言っていることが意味不明だというのなら それも、そう書けばいい。 >VC++のSDKとかいちいち全部説明してたら死ぬし VC++のSDKをいちいち全部説明しろ、と誰か言っていますか? 対話する気がないのなら、掲示板なんぞに出てこないで、自分でWebページでも 立てて好きなことを言っていればいいでしょう。
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[256] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:norge
2007/02/20 02:13:25

結局問題なのはマルチプルインスタンスによる、多様性、つまりコンストラクタ等で設定した値によって振る舞いが違うと ならそれの超簡単版でも作ればいいんじゃないかな >だから、「なんでこんなことしなきゃいかんの?」という疑問に答える必要がある 前も言った気がするけど、そのうち分かるからとりあえずそうしときなさい じゃまずいっすかね VC++のSDKとかいちいち全部説明してたら死ぬし やっぱ最初は「そのうち分かるからとりあえずこういう風にやっとけばいい」 これの一言に尽きると思う
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[255] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

で、結局何をおっしゃりたいんでしょうか? この部分にレスが付いたって事は、「疑り深い~」に対する反論や感想の類と 思っていいのかなあ。 >>いざインスタンスを作るときには、やっぱり「なんでこんなことしなきゃ >>いかんの?」という疑問を持つはずで、それには答えなきゃいかんと思うんですがねえ。 > >とりあえずそうしときなさい、いずれ分かるから >ってことじゃダメっすかね たとえば「hello, world.」を表示するときの#include <stdio.h>は、 「とりあえずそうしときなさい。ほら、hello, world.って表示されたでしょ」 と言えます。この例では、「とりあえずそうしとく」ことで、 hello, world.が表示されるという短期的な見返りがあるわけです。 でも、「クラスを作る」のケースでは、すぐにわかる見返りがないでしょう。 なにせCとかに慣れた人なら、staticメソッドの塊で何でも書いちゃうでしょうから。 だから、「なんでこんなことしなきゃいかんの?」という疑問に答える必要がある、 と私は考えています。
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[254] Re:書き方覚えて後から理解
投稿者:norge
2007/02/20 02:13:25

>いざインスタンスを作るときには、やっぱり「なんでこんなことしなきゃ >いかんの?」という疑問を持つはずで、それには答えなきゃいかんと思うんですがねえ。 とりあえずそうしときなさい、いずれ分かるから ってことじゃダメっすかね 実際オレがそうだったし それでも分からんやつは才能がないと諦めた方がいいんじゃないの
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[253] 書き方覚えて後から理解
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 件名付けました。 >ここで言っても仕方ない事かもしれないけど、理解するのはあとだと思う >あーだこーだ説明されるよりまず、こう書けばクラスが作れるっていう書き方が重要 >書き方覚えてあとから理解した方がいい >Cの#include<stdio.h>がいい例じゃないすかね  いや、私はまったく同意するんですが(実際、体当たり学習~では、#include <stdio.h> について、そういうことを書いてるし)。  唐突にこう言われても何がなんだかわからないんですが、いったい何を おっしゃりたいんでしょうか? 「疑り深い~」に対する反論なのかなあ。 ただ、これについて言えば、CプログラマにJava教えるとき、 なんでもstaticメソッドで書かせればすぐ理解できると思うけど、 いざインスタンスを作るときには、やっぱり「なんでこんなことしなきゃ いかんの?」という疑問を持つはずで、それには答えなきゃいかんと思うんですがねえ。
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[252] 無題
投稿者:norge
2007/02/20 02:13:25

ここで言っても仕方ない事かもしれないけど、理解するのはあとだと思う あーだこーだ説明されるよりまず、こう書けばクラスが作れるっていう書き方が重要 書き方覚えてあとから理解した方がいい Cの#include<stdio.h>がいい例じゃないすかね
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[251] Re:ビルドという行為について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>お陰様で風邪も良くなりまして、また勉強に励んでおります。  ええと、ご無理されませんように。 >そんな中で、J2EE は一定の成果を上げることができた、と。  EJBなんか本当に必要なのか? という声はなくもないですが。  ただ、EJBを使おうが使うまいが、Webアプリケーションでは、何らかの「型」を決めて アプリケーションを開発する傾向はあります。Strutsなどは「型」を提供してくれますし、 たいていプロジェクトごとにさらに細かい型を決めます。  実際、それで生産性は上がりますし、品質もある程度均一化できると思うのですが、 考えてみれば、「どこ見ても同じようなパターンで書いてある」というのは、 「同じことを複数の箇所に書いてはいけない原則」に反するのではないかと 思うこともあります。  アスペクト指向ってのはそのへんをどうにかしようという発想なのだと思うのですが、 私はちゃんと追えてません。 >で、ツールの制限の話なのですが、実は私、色々な所で悪口を聞く COBOL を嫌いになれません。 >COBOL の持つ記述上の制約は、「誰でも、それなりに実用に耐えうるソースを書ける」と信じられていた時代な >らではのものだからです。  すみません、私はCOBOLはやったことないです(入門書をみた程度)。 「誰が書いても似たようなコードになる」という話はよく聞きますけれど。  一時期、TeXに凝っていた頃、「マクロでどうにでも化ける言語ってすごいじゃん」と 思ってしまったことがありますが、読むほうからするとむしろたまったもんじゃ ないんですよね。C++は、演算子のオーバロードで結構いかようにも化けますが、 おかげで、読む方は、そのクラスの仕様がわからなければ手が出せない。 たとえば文字列のクラスがあったとして、それが実体として扱われるのか参照として 扱われるのかはC++の文法からだけではわからないわけです。 # STLのstringの話をしているわけではないですからね。念のため。  その点、Javaなら参照しかないので迷いようがない。こういうのは結構重要かなあ、 とも思ったりしてます。  ちなみに、そういう発想にはおそらく真っ向から反するのがこちら。 「簡潔さは力なり」 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/power-j.html
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[250] Re:ビルドという行為について
投稿者:けろ助
2007/02/20 02:13:25

お世話になっております、けろ助でございます。 お陰様で風邪も良くなりまして、また勉強に励んでおります。 > あのディレクトリ構成は実際「Web アプリに限定したからこそ」だと思います。 > ていうか私はあれを最初に見たとき、こんなことをフレームワークで決めて欲しくない、 > と思いました。が、ユーザとしては無限の自由度を欲しがりますが、それがかえって > 混乱を招くこともあるわけで、あれはあれでよいのかもしれません。 つたない考えなのですが、これって「『今対象としている問題の領域』をどこに限定し、いかにモデル化する か」というテーマに帰着していくんだと思うんですね。 オブジェクト指向設計の用語では「ドメイン」と呼ぶそうですが。 ドメインの決定とモデル化を上手く行うことが、結局のところ良い設計となる…ということになるのでしょう。 「アルゴリズムとデータ構造」といった、割と枯れたテーマなら、ノウハウや経験則の蓄積も豊富で体系的にま とめられた書籍を気軽に入手して勉強できる程の環境にあると思いますが、上に挙げたテーマは「まだこなれて ないジャンル」であるだけにまだ模索状態なような気がします。 そんな中で、J2EE は一定の成果を上げることができた、と。 今のところ、私はそんな解釈をしています。 > Cが、もし最初から、インデントがいわゆる「K&Rスタイル」になっていないものを > コンパイラのレベルで文法エラーで弾いていたら、スタイルにまつわる宗教戦争は > 発生しなかったわけで。 > # でも、そういうことをツールの設計者がガチガチに決めてしまうと、なんか > # 普及しなさそう、という気もします。 ええ。そういう意味なら、C 言語は、上手いことユーザーのニーズに (今も) マッチした言語ですね。 制限と自由のさじ加減が非常にバランスが良い言語だと思ってます (除:宣言構文)。 「C 言語ポインタ完全制覇」を最初に読んだ時は「殴るんなら James Gosling より Dennis Ritchie だろ」と 思っていた私ですが、Java を本格的に書き始めた今では考えが全く逆ですから (汗)。 で、ツールの制限の話なのですが、実は私、色々な所で悪口を聞く COBOL を嫌いになれません。 COBOL の持つ記述上の制約は、「誰でも、それなりに実用に耐えうるソースを書ける」と信じられていた時代な らではのものだからです。 # 実は私、前の会社でホスト系言語 (COBOL、PLI/I、JCL …等々) の解析プログラムをメンテしてました。 # COBOL はソース記述開始位置等に非常な制約がある言語です。 # また、今では「変態言語」の名は Perl が欲しいままにしていますが、私ならその称号を PL/I に与えたい。 話それました。すみません。 要は、「『作者の設定した自由と制約』が時代やユーザーのニーズとどれだけマッチしているか」、が一番重要 な事項になのだろう、と思った、ということです。 流行る言語なり、ツールなりは、時代に見出されただけであって、後々まで残る方法論とはまた別なのだ、って 事なんです。 前向きに考えるなら「今からでもソフトウェア工学の根本的進歩を目の当たりにできる」と思えるでしょうし、 後ろ向きに考えるなら「なんだ、ソフトウェア工学ってこの程度なのか…」と思える混沌とした時代なのかな…。
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[249] Re:ビルドという行為について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>またぞろ風邪がぶり返してきそうです… (鼻水と咳が止まらない…) 何でだろ。 無理されないように。ゆっくり休んでください。 >そうですねぇ…、J2EE は、役割 (ロール) を含め、かなりきっちりとした規定があるようですが、「Web アプ >リに限定したからこそ」という印象が、私にはあるのです。 あのディレクトリ構成は実際「Web アプリに限定したからこそ」だと思います。 ていうか私はあれを最初に見たとき、こんなことをフレームワークで決めて欲しくない、 と思いました。が、ユーザとしては無限の自由度を欲しがりますが、それがかえって 混乱を招くこともあるわけで、あれはあれでよいのかもしれません。 Cが、もし最初から、インデントがいわゆる「K&Rスタイル」になっていないものを コンパイラのレベルで文法エラーで弾いていたら、スタイルにまつわる宗教戦争は 発生しなかったわけで。 # でも、そういうことをツールの設計者がガチガチに決めてしまうと、なんか # 普及しなさそう、という気もします。 > 名前しか知りませんが、Mavenてそーゆーのには役に立たないんでしょーか? これは私も知りませんでした(Jakartaもなんか多すぎ)。勉強しておきます。
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[248] Re:ビルドという行為について
投稿者:けろ助
2007/02/20 02:13:25

前橋さん、iWA さん、早速のレスありがとうございます。 またぞろ風邪がぶり返してきそうです… (鼻水と咳が止まらない…) 何でだろ。 前橋さん> ディレクトリ階層ということなら、JavaによるWebアプリケーションなら、 前橋さん> J2EEによる規定がありますよね。 前橋さん> その他のアプリケーションだと、confとかetcとかdocとか、よく使うディレクトリ名は 前橋さん> ありますが… きっちり規定されたルールというと… どうでしょうか。 そうですねぇ…、J2EE は、役割 (ロール) を含め、かなりきっちりとした規定があるようですが、「Web アプ リに限定したからこそ」という印象が、私にはあるのです。 J2EE はやたら敷居が高いので本をパラパラと読んだだけでの感想ですが…。 前橋さん> プロパティファイルは読みにくいので、今ならXMLの方がよく使われている気がします。 なるほど。Properties クラスの名前空間は階層的ではないですし、そちらが主流なのは良く解ります。 質問の件に限らず、ずっと思っていたことがありまして、今回改めてそれを確認した思いがします。 それは、「言語にせよ、ツールにせよ、その設計思想を体得しないことには充分に力を引き出せない」というこ とです。 言語やツールの成長を初期から追いかけるか、時間と労力を割いて慣れ親しむかしないといけないのでしょうね。 個人的には、作者にその辺りの説明責任があると思うのですが…。 私の場合、C + Make という環境でいたのですが、同じ UNIX 発祥とはいえ、Java + Ant では考え方が随分違う のでかなり面食らいました。 Win + VB から移行するよりは楽なのでしょうけど。 iWA さん> 名前しか知りませんが、Mavenてそーゆーのには役に立たないんでしょーか? さっそく調べてみました。プロジェクト管理ツールだそうですね。 [Jakarta Project のページ] http://www.ingrid.org/jajakarta/turbine/jp/turbine/maven/index.html [Maven を取り上げているサイト・1] http://www.02.246.ne.jp/~torutk/index.html [Maven を取り上げているサイト・2] http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/java/030613/j_j-maven.html Eclipse にすら挫折した (手を出すには時期尚早だと感じた) 私ですので、今すぐ Maven を活用できる訳では ないのですが、Maven が持つ「プロジェクトの標準ディレクトリ構成」はかなり参考になりました。 自分でグジグジ環境をいじってたらこのレベルに辿りつくのに半年じゃ効かんですわ…。 レスを下さった皆様、どうもありがとうございました。 Java に関しては完全に独学 (周りに使える人がいない…) で、暗中模索の状態が続いていたのですが、何だか 少し光が差してきたような気がします。
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[247] Re:ビルドという行為について
投稿者:iWA
2007/02/20 02:13:25

名前しか知りませんが、Mavenてそーゆーのには役に立たないんでしょーか?
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[246] Re:ビルドという行為について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>レスが大変遅れまして申し訳ありません (雑事に追われた挙句風邪で4日間も寝込んでて…日頃の行い?)。 おや。お大事に。 >これが、「『とりあえず動けばいいや』的な作りでも何とかなる場合も多い」という意味でしたら同意です。 >だからこそ、Java を使用したアプリケーションの構築には、デザインパターンのように一定のセオリーや経験 >則の蓄積があるはずだ、と思っていたのです。 ディレクトリ階層ということなら、JavaによるWebアプリケーションなら、 J2EEによる規定がありますよね。 その他のアプリケーションだと、confとかetcとかdocとか、よく使うディレクトリ名は ありますが… きっちり規定されたルールというと… どうでしょうか。 Cに関しては、GNUプロジェクトには規約がありますが、configureを前提にされると 辛い、ていうか嫌。 http://www.sra.co.jp/wingnut/standards-j_toc.html#Managing%20Releases >が、Java には、Java 実行環境内からのみ参照できる環境変数もどきの「プロパティ」というものがありますか >ら、設定ファイルの値はプログラム内から読み込むというのが普通 (らしい) です。 プロパティファイルは読みにくいので、今ならXMLの方がよく使われている 気がします。
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[245] Re:ビルドという行為について
投稿者:けろ助
2007/02/20 02:13:25

前橋さん、本多さん、レスありがとうございます。 レスが大変遅れまして申し訳ありません (雑事に追われた挙句風邪で4日間も寝込んでて…日頃の行い?)。 こちらでお二人にまとめてレスしようと思います。 前橋さん> いやあ、このあたりは、最近はかなり「若い奴にお任せ」してる部分が大きいので、 前橋さん> 私がこの方面に詳しいかというとそんなことはないと思います (^^; ガーン。そうなのですか…。 前橋さん> 詳しくないなりに思うところを書きますが、こういうのはアプリケーションと 前橋さん> 環境により千差万別なわけですが、実はプログラマが仕事で書くプログラムの 前橋さん> 95%は特定顧客からの受注アプリケーションだという現実があって(※1)、 前橋さん> その場合、特に相手がUNIXワークステーションだったりすると環境はかなり 前橋さん> 限定できますから、「ディレクトリまるごとtarで固めてインストール先で展開。 前橋さん> パスは全て絶対指定」みたいなやり方でもなんとかなっちゃう、という面はあると 前橋さん> 思います。 前橋さん> Windows環境ではさすがにそういうのは避けるべきかと思いますが(PCはきっと 前橋さん> 他のことにも使うので)、業務用の特注アプリケーションだと、Cドライブにしか 前橋さん> インストールできなくてもさほど問題にはならなかったりします。 これが、「『とりあえず動けばいいや』的な作りでも何とかなる場合も多い」という意味でしたら同意です。 例えば、実行モジュールと設定ファイルが同一ディレクトリに置く、なんてことはマトモなアプリケーションで ならやってはいけないことだと思いますが、動かそうと思えば動くわけですし…。 前橋さん> 一般に配布するのでどこでも動くようにしたい、と考え出すと、途端に難しく 前橋さん> なりますよね。Cの場合、かつては#ifdef __SOLARIS__ とか書いてましたが 前橋さん> これはひどいということでautoconfみたいなのが出てきましたけどconfig.hに 前橋さん> 頼ってたらテストが大変(というか不可能)という状況には変わりなく、 前橋さん> 結局は、(Javaが本質的にそうであるように)最初からどこでも動くように書くのが 前橋さん> 正しいのでしょう。 私もそう思います。 だからこそ、Java を使用したアプリケーションの構築には、デザインパターンのように一定のセオリーや経験 則の蓄積があるはずだ、と思っていたのです。 が、お話を聞く限りそういう類のものは無いようですね…。 本多さん> Javaはよくわかりませんが、私はX関係とかで一般に公開されている 本多さん> かなり熟練されている人たちが作ったと思われるプログラムの 本多さん> ディレクトリ構造とかを真似してみたりしてます。 こういうノウハウは、まだ誰もドキュメントとして体系的にまとめてはいないのでしょうね。 X 関係ですか…へっぽこな私には厳しそうだ…。 …と、ここまで考えて、「アプリケーションの構成法を一般的な形に体系化するのは実は無理があるのではない か」と思えるようになってきました。 設定ファイルの読み込み方ひとつ取っても、C だと設定ファイルに記述された値を環境変数に代入し、シェル上 でコマンドに引数として渡すのが普通 (らしい) です。 が、Java には、Java 実行環境内からのみ参照できる環境変数もどきの「プロパティ」というものがありますか ら、設定ファイルの値はプログラム内から読み込むというのが普通 (らしい) です。 パスの指定にしても、C ならカレントディレクトリからの相対指定が可能なのに、Java は基底ディレクトリか らの相対指定しかできませんし…。 Make と Ant では、もう基本にある考え方そのものが違うという気がします。 でもなぁ…せめて個別のビルドツールについて、その設計思想を解説した本やサイトくらいあっても良さそうな ものだとやっぱり思うのですよ。
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[244] Re:「センス・オブ・プログラミング」からの引用について
投稿者:tasaeda
2007/02/20 02:13:25

tasaedaです。ご返信ありがとうございます。 >正直、私としてはあまりこういう質問が来ることは想定していなかったのですが、 私もちょっと筋違いかなとは思ったのですが、引用については様々な本や記事で話題に なっていますし、少しでも自信がなければ(私自身経験不足ですから)しっかり確認を とっておいた方が良いだろうと思いまして。 >ということで、数ページ程度の引用でしたらまったく問題ありません。 なるほど、承知しました。一つの基準として覚えておきます。もっとも数ページも引用 してしまっては、私程度の筆力では間違いなく「主従の関係」が逆転してしまいそうです。 >もし必要でしたら、該当部分の電子ファイルをお送りしますが、どうしましょうか? それは大変助かります。本の文章をネットで掲載するには、自分でキーボードを叩か ねばなりませんしね。(私は遅筆なものですから) ではご厚意に甘えてメールを出させていただきますので、いつでも結構ですからご返信 いただければ幸甚です。 過分なご配慮、ありがとうございました。
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[243] Re:「センス・オブ・プログラミング」からの引用について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>前橋様、皆様、初めまして。tasaedaと申します。 はじめまして。 >そういうわけですので、差し支えなければ前橋さんからの引用に関しての注意点や >不都合とお考えになることについて、お教えいただけたらと存じます。 状況は了解いたしました。 正直、私としてはあまりこういう質問が来ることは想定していなかったのですが、 私自身の都合からすれば、その引用を読んで「もう本は買わなくてもいいや」と 思う人さえ出て来なければ差し支えないわけです(おそらく出版社さんとしても)。 具体的には「1章まるごと」とかの転載をされなければ問題ないと思います。 1ページ程度であれば全然問題ないです。 また、引用部分を読んで、「こんなクソ本買うのやめた」と思う人がいたとしても、 それは仕方がないと思います(立ち読みでも発生し得る話ですし)。 本来、この本を読んでメリットを受ける人が(仮にいるとして)、その引用部分を読んで、 目的を達成してしまうと、私としては(経済的に)嬉しくないわけですけど、 1ページやそこらはもともと立ち読みできる範囲内ですから。 ということで、数ページ程度の引用でしたらまったく問題ありません。 引用した上でボロクソにけなそうがかまいません(再反論はするかもしれませんけどね) ので、ご自由にしてください。 もし必要でしたら、該当部分の電子ファイルをお送りしますが、どうしましょうか? もっとも私の手元にあるのは編集さんの手が入る前の、著者校正もしていないものだけ ですから、漢字の使い方が違っていたり誤植があったりしますけれど。 必要でしたら、そう言っていただければ、1/10中にはメールで送れると思います。
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[242] 「センス・オブ・プログラミング」からの引用について
投稿者:tasaeda
2007/02/20 02:13:25

前橋様、皆様、初めまして。tasaedaと申します。 プログラミングに関する話題ではないのですが、掲題に関する質問がございますので 投稿させていただきます。 私のホームページでは雑文のようなものを書いているのですが、近日中の日記に前橋 さんの「センス・オブ・プログラミング」から一部を引用させていただこうと考えて おります。 具体的には、今のところP.10の24行目からP.11の15行目くらいまでを想定しています。 ただ読み始めて間がないので、他に感銘を受けた箇所を見つけた時は、もう少し増える かもしれません。 引用の理由ですが、プログラミングに関することでは全くございません。最近「抽象」 についての駄文を書いているとき、偶然手元にある貴著を拝読し、「これは自分の 考えにピッタリだ!」と思いましたので、早速日記に書こうと思いました。 ただ、引用部分が少々長くなりそう(あるいは増えそう)だな、と感じましたので、 これは前もって著者様に確認しておいた方がよいと判断し、この度お伺いを立てた 次第です。 そういうわけですので、差し支えなければ前橋さんからの引用に関しての注意点や 不都合とお考えになることについて、お教えいただけたらと存じます。 無論、文化庁の言う「引用における注意事項」は当然守りますが、それ以外に留意 して欲しいことがございましたら、ということです。 以上、宜しくお願いいたします。 追記:前橋さんの本には「C言語 ポインタ完全制覇」以降全てお世話になっており ます。もう何年もたちますが「最後は本人次第だなぁ」と痛感しております(苦笑)
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[241] Re:int32_tについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

ISO C99はすっかり頭から抜け落ちていたので、今調べなおしました (^^; >int32_t を生で使うのがアレなのは賛成ですが、 >typedef int32_t CustomerID; のようにして >int ではなく CustomerID を使うってのは OK >なんですよね? 私の主張は「低レベルな概念をわざわざアプリケーションにばらなくな」 ということなので、CustomerIDを使うのであれば問題ないと思います。 ただ、ISO C99を前提にするのなら、CustomerIDなら、int_least32_tの 方が移植性が高そうには思います。 が、「どの環境でも同じようにバグって欲しい」とか、 「バイトオーダーがある程度限定されてもよいから生データでやりとりしたい」 とかの状況も当然あるとは思います。移植性という点ではどちらもなんとも 中途半端だと思いますが、全面否定はできません。 >int32_t の定義されてない古い処理系上で、 >上の CustomerID のような typedef を行うために、 >アプリケーションで「typedef int int32_t;」するのも >OK なんですよね? 上のような意図なので、これもOKですね。 いつもながら軽率な表現ですみません(ご指摘ありがとうございます(_o_)) 意図としてはそのあたりだとご理解くださいませ。
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[240] Re:int32_tについて
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

一応、念のため確認です。 int32_t を生で使うのがアレなのは賛成ですが、 typedef int32_t CustomerID; のようにして int ではなく CustomerID を使うってのは OK なんですよね? あと、int32_t は既に C言語標準に含まれているので、 基本的にはアプリケーションで定義する必要はないわけ ですが、int32_t の定義されてない古い処理系上で、 上の CustomerID のような typedef を行うために、 アプリケーションで「typedef int int32_t;」するのも OK なんですよね?
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[239] Re:int32_tについて
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>> 私は特殊なソフトウエアを作ってる場合が多いので、あれですけど、 >> 色々な環境からハードウエアを直に叩く様なアプリケーションを >> 作っていて、そういう時整数型のビット数とかは非常に重要になっていたりしますが。 >もちろんそういう低レベルな階層を意識しなければならないケースでは、 >ビット数を意識する必要があると思います。それでもできるだけ階層化して、 >下の方に押し込めたいところですが。 私の感覚が特殊な状況にあったようですね。 私の作るアプリケーションが いわゆるICデバイスを生で扱うためのもので、 最上位...つまりユーザインターフェイスにまでビット数やら 各ビットの01情報が見えないといけないという「超特殊」なモノ... 私が特殊な環境のプログラムばかり作っているってことを忘れてました(^^;) しかも、私の環境がWindows⇔UNIXという移植性は(あまり)考える必要がないので バイトオーダと言うことも考えから抜け落ちてました。 そうですねぇ。一般の例えばワープロとかで、使うintが何bitか なんて概念が残ってる必要はないですよねぇ。
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[238] int32_tについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

件名を変えました。 >># そういう意味で、typedef int int32_t; みたいなのは、少なくともアプリケーション >># プログラムとしては、方向性が間違ってると思う。 … > 一般のアプリではビット数なんか気にしないで作らんとあかんって言うことでしょうか? まあ、簡単に言ってしまえばそういうことです。 > でも、ファイルフォーマットとかでやっぱりビット数って重要になりそうですが。 ファイルにデータを吐き出したいのなら結局バイト列まで面倒を見なければ いけないでしょう。int32_tを、32bitだからってそのままファイルに吐いてたら、 バイトオーダーの問題さえ解決できません。まあ、バイトオーダー(とか負の数の 表現方法とか)が同じ環境に限り移植性が高い、というだけでもメリットは もちろんあるので、全面的に否定はしませんが。 コンピュータの世界では、実に色々な概念が階層的に構成されていて、 ハードに近い「低レベルな」概念を、より抽象的な概念で隠す、という層の 積み重ねになっています。が、typedef int int32_t; は、より低レベルな階層を 剥き出しにする方向の定義になっている。これじゃあ向きが反対です。 その意味で、私は、Javaな人が、「Javaでは、Cなんかと違い、intとかの データ型のサイズがきちんと規定されているから良い」という主張が理解できません。 「intは最低限いくつからいくつまでの数を表現できる」という規定があれば (本来は)十分じゃないでしょうか。実際、Cの規格ではそれは保証していますし。 # intが3万ちょっとであふれるのは嫌だ、ということなら、「俺のプログラムは # intが32ビット以上の環境だけを対象とする」と言ってもよいでしょう。 2147483647に1足すと-2147483648になる、なんてことを仕様で保証しても、 「どの環境でも同じようにバグる」ことが保証できるだけでしょう。 現実問題としては「どの環境でも同じようにバグる」と助かるのは確かですが、 そういう意味で利便を図るなら、実行時エラーにする(できる)ほうが 筋が通ってますよね(C#のように)。 > 私は特殊なソフトウエアを作ってる場合が多いので、あれですけど、 > 色々な環境からハードウエアを直に叩く様なアプリケーションを > 作っていて、そういう時整数型のビット数とかは非常に重要になっていたりしますが。 もちろんそういう低レベルな階層を意識しなければならないケースでは、 ビット数を意識する必要があると思います。それでもできるだけ階層化して、 下の方に押し込めたいところですが。
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[237] Re:ビルドという行為について
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

あけまして おめでとうございます。 少し趣旨の異なる質問ですが ># そういう意味で、typedef int int32_t; みたいなのは、少なくともアプリケーション ># プログラムとしては、方向性が間違ってると思う。 この方向性が間違っていると言うのは, どういうことを意味してるのでしょう? int32_tみたいな型を利用するのは、けっこう便利だと思うのですが。 一般のアプリではビット数なんか気にしないで作らんとあかんって言うことでしょうか? でも、ファイルフォーマットとかでやっぱりビット数って重要になりそうですが。 私は特殊なソフトウエアを作ってる場合が多いので、あれですけど、 色々な環境からハードウエアを直に叩く様なアプリケーションを 作っていて、そういう時整数型のビット数とかは非常に重要になっていたりしますが。 >>ビルドについて詳細に取り上げている書籍、もしくはサイトをご存知の方、ご教授願います。 >これは私も知りたいです。詳しい方、よろしくお願いいたします。 Javaはよくわかりませんが、私はX関係とかで一般に公開されている かなり熟練されている人たちが作ったと思われるプログラムの ディレクトリ構造とかを真似してみたりしてます。 まぁ、新規に作り始めることが少ないので、 既にある環境で何も考えずに やってることがほとんどですが。 なんつうか、頭を使わない私なのでした。
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[236] Re:ビルドという行為について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>皆様初めまして、HN「けろ助」と申します。 はじめまして。 >ビルドを効率的、柔軟に行えるようにするには、makefile (make)、build.xml (ant) の記述ノウハウはもちろ >んのこと、ディレクトリ構成等も慎重に考えて設計しなくてはならないように思います。 いやあ、このあたりは、最近はかなり「若い奴にお任せ」してる部分が大きいので、 私がこの方面に詳しいかというとそんなことはないと思います (^^; 詳しくないなりに思うところを書きますが、こういうのはアプリケーションと 環境により千差万別なわけですが、実はプログラマが仕事で書くプログラムの 95%は特定顧客からの受注アプリケーションだという現実があって(※1)、 その場合、特に相手がUNIXワークステーションだったりすると環境はかなり 限定できますから、「ディレクトリまるごとtarで固めてインストール先で展開。 パスは全て絶対指定」みたいなやり方でもなんとかなっちゃう、という面はあると 思います。 Windows環境ではさすがにそういうのは避けるべきかと思いますが(PCはきっと 他のことにも使うので)、業務用の特注アプリケーションだと、Cドライブにしか インストールできなくてもさほど問題にはならなかったりします。 一般に配布するのでどこでも動くようにしたい、と考え出すと、途端に難しく なりますよね。Cの場合、かつては#ifdef __SOLARIS__ とか書いてましたが これはひどいということでautoconfみたいなのが出てきましたけどconfig.hに 頼ってたらテストが大変(というか不可能)という状況には変わりなく、 結局は、(Javaが本質的にそうであるように)最初からどこでも動くように書くのが 正しいのでしょう。 # そういう意味で、typedef int int32_t; みたいなのは、少なくともアプリケーション # プログラムとしては、方向性が間違ってると思う。 Javaではそういうところは改善されているはずが、Webアプリ構築のために アプリケーションサーバを導入すると移植性なんかどっか行っちゃったりしますし、 JDKのバージョンに泣かされることもあります。 「Tigerはいつになったら仕事で使えるんだろう?」 「あと数年は無理じゃないですかねえ」 という会話を、まさに今日、同僚としてました。 >ビルドについて詳細に取り上げている書籍、もしくはサイトをご存知の方、ご教授願います。 これは私も知りたいです。詳しい方、よろしくお願いいたします。 ※1「魔法のおなべ」より http://cruel.org/freeware/magicpot.html
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[235] ビルドという行為について
投稿者:けろ助
2007/02/20 02:13:25

皆様初めまして、HN「けろ助」と申します。 職業プログラマ歴3年と9ヶ月のまだまだへっぽこです。 前橋さんのファン歴(?)は「Java 謎+落とし穴」発刊以来ですから丸3年くらいでしょうか。 で、いきなりですが質問なのです。 本格的なアプリケーションを作る場合、「ソースを書いてコンパイルする」だけではなく、「リリース用のファ イルセット (実行モジュールや設定ファイル等の集合) を作成する」という作業も必要になってくると思います。 そして世間一般ではこの作業を「ビルド」と言い習わしているようです (正確な定義は良く認識できていません。 コンパイル~リリース用ファイルセット作成までの、一連の作業を「ビルド」と言っている場合もあれば、個別 の作業行為を「ビルド」と言っている場合もあるからです)。 ビルドを効率的、柔軟に行えるようにするには、makefile (make)、build.xml (ant) の記述ノウハウはもちろ んのこと、ディレクトリ構成等も慎重に考えて設計しなくてはならないように思います。 プログラマにとってデータ構造やアルゴリズムと同程度に重要な話題に思えるのですが、参考になる書籍やサイ トが見つからずに困っております。 ビルドツールの使い方そのものについては充分な情報が得られるのですが…。 ビルドについて詳細に取り上げている書籍、もしくはサイトをご存知の方、ご教授願います。 特に Java+ant に向いた情報を必要としています。 「自分は大抵こんな構成で作ってる」「このオープンソースの設計が参考になる」「そんなものはプログラマの 基本教養じゃ。この青二才め」等、何でも構いません。 よろしくお願いします。 個人的には、前橋さんに「本格的なアプリケーションの構築技法」の本を出していただきたいな…と思っていた りするのですが。
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[234] Re:インタプリタとコンパイラ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

Perlに詳しいわけではありませんが、故あって最近Perlのソースを眺めたりも してるので、ちょっと調べてみました。 >perlの場合、関数の引数は全て配列(@_)として扱われます。なので、この場合は、 >一つ目の%sには$_[0]が、二つ目の%sには$_[1]が、三つ目の%sには$_[2]が入ります。 Perlで記述された関数についてはその通りでしょうが、今回のケースのsprintfは Perl組み込みの関数ですから、Cで書かれた実装部分に引数の数が渡っているかどうかが 問題では? で、5.8.6のソースから探したところ、どうもsv.cのPerl_sv_vcatpvfnが sprintfの実装のように見えます(1000行近い巨大関数。sprintfじゃあ しょうがないですが)。 void Perl_sv_vcatpvfn(pTHX_ SV *sv, const char *pat, STRLEN patlen, va_list *args, SV **svargs, I32 svmax, bool *maybe_tainted) doop.cのPerl_do_printf()から追跡すると、このsvmaxが、引数の数のように見えます。 printfかましてminiperlを再構築し、確認しましたが、実際に引数の数が渡って きているようです。 が、この関数の中でsvmaxをどう使っているか見てみると、 if (svix < svmax) { というように「svmaxを超えてないか?」というチェックは何箇所かでしてますが、 上記の箇所でもelse節はなかったりするので、そのために何も起きないんじゃ ないでしょうか。
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[233] あけましておめでとうございます
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 しばらくごぶさたしてましてすみません。 この年末は、風邪ひいて寝込むわ、紅茶ひっくり返して太ももをやけどするわで、 ただでさえ短い正月休みの前半は寝ている間に終わってしまいました。 Webページの更新を含め、やりたいことはいろいろあったはずなので、 3が日の間にぼちぼち進めるつもりです   …無理かも。断酒も明けたし。 なお、正月バージョンの壁紙は、 「へなちょこ愚連隊」 http://www6.wind.ne.jp/hena/index.html からお借りしました。
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[232] Re:インタプリタとコンパイラ
投稿者:iwa
2007/02/20 02:13:25

>Perlのようなインタプリタ型の言語は、なぜエラーにならないのでしょうか? インタプリタだから、ではなくて、perlの言語仕様的な問題です。 perlの場合、関数の引数は全て配列(@_)として扱われます。なので、この場合は、 一つ目の%sには$_[0]が、二つ目の%sには$_[1]が、三つ目の%sには$_[2]が入ります。 このとき、Cあたりだと配列長を超えたらそのままバッファオーバーラン、Javaだと 例外が投げられますが、perlの場合は読むときはundefが返り、書くときは自動で 配列長が拡大されます。 今回の場合は、$_[2]を読もうとして返ってきたundefが文字列化されて空文字列 扱いになったわけです。
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[231] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>>externで「外部にあるよ!」と宣言してるにも関わらず、 >「プログラマの意図」はそうなのかもしれませんが、言語規格書の主張は違います。 >3.5-6 で、こういう宣言を行うと hoge() は内部結合のままだと書かれています。 ふむふむ。C++だとそう記述があるのですね。 ありがとうございます。
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[230] Re:インタプリタとコンパイラ
投稿者:kon
2007/02/20 02:13:25

御指摘ありがとうございます。 >sprintf は「可変個引数」な関数です。 >固定な引数=必ず必要な引数、が無いとエラーになりますが、 >可変個数部分=有るか無いかは状況次第、が過不足していてもエラー検出することはできません。 >原理的に不可能。 申し訳ありません。すっかり忘れていました。 (前橋さんの本などで、話題になっていたのに・・・) printf系の関数は実引数が不足しているときの動作は未定義でしたね。 >C/C++ では上記コードのエラー検出はされません。 確認せずに記述してしまいました。(VC++でも検出しませんでした) 大変お騒がせ致しました。 (件名のインタプリタとコンパイラとは一切関係ありませんでした (;_;) )
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[229] Re:インタプリタとコンパイラ
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>my $string = sprintf("%s %s %s\n", $day, $message); perl はぜんぜん知りませんが、この sprintf が C の sprintf と同じ機能と仮定して: C/C++ では上記コードのエラー検出はされません。 sprintf は「可変個引数」な関数です。 固定な引数=必ず必要な引数、が無いとエラーになりますが、 可変個数部分=有るか無いかは状況次第、が過不足していてもエラー検出することはできません。 原理的に不可能。 # GNU CC では printf 系関数のフォーマット引数が文字列リテラルな場合に限り、 # 個数や形の不一致を検出してくれますが、一般的には無理。
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[228] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

とりあえず以下 C++ の話に限定 (ISO/IEC 14882:1998) 。 # C 規格書はウチに帰r) >externで「外部にあるよ!」と宣言してるにも関わらず、 「プログラマの意図」はそうなのかもしれませんが、言語規格書の主張は違います。 3.5-6 で、こういう宣言を行うと hoge() は内部結合のままだと書かれています。
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[227] インタプリタとコンパイラ
投稿者:kon
2007/02/20 02:13:25

いつも楽しく拝見しています。 久しぶりに投稿します。konです。 質問なんですが、 共通機能でログを作成する機能をPerlで作成する事になりました。 その際、ログファイルに情報を1行ずつ書くのですが 必ず最後にスペースが入って改行される現象がありました。 原因は my $string = sprintf("%s %s %s\n", $day, $message); 上記のコードで、2番目の%sの後のスペースが表示されて、3番目の%sが引数のエラー にならない事が分かりました。 Cなどのコンパイラ型の言語なら、コンパイルエラーになりますが Perlのようなインタプリタ型の言語は、なぜエラーにならないのでしょうか? (strictはいれてますが、ワーニングにもなりません) Perlのマスターが言うには、”Perlはアバウトだからね”と意味不明(論理的でない?) 回答が返ってきました。私も、あまりPerlをやっていないのでとても 気持ちが悪いです。
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[226] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>は、「コンパイラさん、宣言はブロックスコープを越えないで…」というような、私の嘆きの意味合いです。 なるほど、そうでしたか。 私は「ブロックスコープを超えるのはなんで?」と読めたのでその理由を書き足したのです(^-^;) # とりあえず解決!?
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[225] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

>まぁ、コンパイラがリンク処理を行う段階でexternなんていう情報は >すっかり消えうせて関数名だけ残ってしまう。 >しかも、名前の一致する呼び出し元と実体をリンク処理しちゃう。 ここ、私の解釈が間違ってましたね・・・ 本多さんの意図はexternで「外部にあるよ!」と宣言してるにも関わらず、 同一ファイル内に同じ名前があると「外部」を見に行かなくなるってことですね。 # ブロックスコープの「外にある」という風に解釈するのが自然!?
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[224] 背景をいじってみました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

クリスマスバージョン(柄にもなく)ということで背景をいじってみました。 イブの晩が終わったら戻そうと思います。 少し前、板ごとにCSSをいじれるようスクリプトを修正しました。 なので、以前作ったテスト掲示板↓では、古いCSSがそのまま適用されています。 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=testbbs 板ごとに多少の紹介文をページ上部に入れられるような修正もしたのですが、 とりあえず今は時間がないので 今回の素材は以下のページからお借りしました。 http://kisetu.chu.jp/navi_fuyu_xmas.html ところで、クリスマスといえば、最近久々にアクセス記録なぞ見たのですが、 「赤鼻のトナカイ」「赤鼻のトナカイ 歌詞」という検索キーワードで この雑記↓に到達した人が最近結構いらっしゃるようです。さすがはクリスマス。 http://kmaebashi.com/zakki/zakki0009.html#xmas きっとお役には立てなかったと思います。すみませんねえ。
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[223] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

自己レスです。 >>a)hoge1()の中のpiyoの宣言はhoge1()の中で完結していて、 >なのに、既存の宣言(hoge1の関数ブロック内の宣言)との整合性がチェックされているとは…。 は、「コンパイラさん、宣言はブロックスコープを越えないで…」というような、私の嘆きの意味合いです。
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[222] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

れぷさんへ。 > a)hoge1()の中のpiyoの宣言はhoge1()の中で完結していて、 > b)hoge2()の中のpiyoの呼び出しで、宣言がないので暗黙にintを返す関数として > 宣言されて、 > c)その宣言の段階で、既存の宣言との整合性がチェックされ、なぜかこのときは > hoge1()の中での宣言とのチェックも行っていて、そのためにエラーになった。 なので、 「a)hoge1()の中のpiyoの宣言はhoge1()の中で完結していて、」なのですが、 最終的には、 「c)その宣言の段階で、既存の宣言との整合性がチェックされ、なぜかこのときは  hoge1()の中での宣言とのチェックも行っていて、そのためにエラーになった。 」 となるので、前者の文章は「完結していて」が「完結していない」という結論になります。 (チェックされていればhoge1で完結している事にはなりませんので、(ぱ)さんは完結していないと仰りたかったんだと私は解釈しております。間違ってたらごめんなさい。) という訳で(私の解釈が正しければ)、bcc32では774RRさんが仰っている > と思います。C++ と違い C の場合、K&R1 の頃の(いわゆる non-ansi C) との後方互換性を > 保つため、規格書に書かれていない(もしくは規格書が禁じている)後方互換のための機能が > いくつも有効になっている処理系がほとんどのようです。 となります。 という訳でして、hoge1()のextern宣言時では「外部関数はグローバルにあると想定するしかない」ですよね。 で、宣言が完結していていない(コンパイラが余計(?)なことをしてくれるため)ため、「外部関数はグローバルにあると想定するしかない」がhoge2にも摘要されるので、れぷさんの仰る通り、 > なので「外部関数はグローバルにあると想定するしかない」→「だから整合チェックがかかるのでは?」と思ったわけです。 となります。 一応念の為に書いておきます。
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[221] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

> と仰っているので、C++の名前空間的な機能が無い限り衝突はされられないので、それはできないとい >う結論になると思います(少なくても私の知っている限りでは)。 そうなりますね。 実は私が反応したのはお二方の文、   >>a)hoge1()の中のpiyoの宣言はhoge1()の中で完結していて、   >なのに、既存の宣言(hoge1の関数ブロック内の宣言)との整合性がチェックされているとは…。 だったりします。 なので「外部関数はグローバルにあると想定するしかない」→「だから整合チェックがかかるのでは?」と思ったわけです。 ちなみにstaticを使ってしまうと、最初のソースの記述では hoge1()もhoge2()もstaticのほうを呼び出してしまうので、 元のソースとは構成を変える必要が出てしまいますね(^-^;)
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[220] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

> 例えば、externする側をa.c、ローカルextern用のpiyo()を定義したものをb.c、  仰っている意味が分かりました。  ローカルextern用のpiyo()は、a.cのローカルextern用の関数定義って事だったんですね。 > 例えば、externする側をa.c、ローカルextern用のpiyo()を定義したものをb.c、 > グローバルextern用のpiyo()を定義したものをc.cしたとして、 > どちらのpiyo()をローカルへリンクして、もう一方をグローバルでリンクすれば良いのか、 > コンパイラこれを判断するにはどうすることが良いのでしょうか? > b.c、c.cの関数定義はいずれにせよグローバルにおかれるでしょうし、 > コンパイラもそれを想定していると考えるなら衝突することになるのかな、なんて思いました。 > 名前空間があれば解決できるのでしょうが、Cは空間分けがザックリすぎて(^-^;) > それができないですよね。  774RRさんも、 > C の場合は名前空間わけがざっくりすぎるし、オーバーロードは無いので、 > 結局同一名称の関数は1つしか存在し得ないわけです。では  と仰っているので、C++の名前空間的な機能が無い限り衝突はされられないので、それはできないという結論になると思います(少なくても私の知っている限りでは)。  ローカルのextern宣言の意味については774RRさんの仰っている通りです。  一応念の為に書いておきますが、b.cのpiyoをa.cのhoge1専用の作業関数としたい場合にはstaticを付けて、翻訳単位を分けるという方法しかないと思います。
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[218] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

宣言した関数が宣言のあるブロック内でのみ有効と明示したいんでしょうね。 でも、C言語を使っていると型はコンパイル後に情報が残らないので、 同じ名前が二つ残ったら、リンクエラーになるんですね。 宣言を関数ブロックに入れるというのが、かなり異常な使い方だと思いますが。 実際、以下の様になってると宣言は何の効果も発揮しません。 ----test1.c---- #include <stdio.h> static int hoge(void) { printf("static int hoge()\n"); return 0; } int main(void) { extern int hoge(void); hoge(); return 0; } ----test2.c---- #include <stdio.h> int hoge(void) { printf("extern int hoge()\n"); return 0; } ---- % gcc -O2 -Wall test1.c test2.c % a.out static int hoge() まぁ、コンパイラがリンク処理を行う段階でexternなんていう情報は すっかり消えうせて関数名だけ残ってしまう。 しかも、名前の一致する呼び出し元と実体をリンク処理しちゃう。 だから処理内容を考えると当たり前の結果なんでしょうけど。 宣言で自分の結合先を選べるという意図があったとして、結果がこうなったら、 私の例はstaticを使ってるのでちょっと事情は異なりますが ちょっと残念に思うかもしれませんね。
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[217] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

C の場合は名前空間わけがざっくりすぎるし、オーバーロードは無いので、 結局同一名称の関数は1つしか存在し得ないわけです。では >int func1(void) { > extern int piyo(void); > return piyo(); >} の意図はというと、 「この extern を {} 外に出してしまうと同一翻訳単位中の他の関数から piyo() が正しく  呼び出せてしまって警告にならない」 ことを防止することにあります。 piyo() は func1() 専用の作業関数であることを明示したい、と。 だから func2() からは piyo() を呼び出せない、ないしは、 呼び出そうとすると警告になってほしい、わけですね。 # C++ ではきっちりエラーになってくれる。 ではない?
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[216] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

九龍さん、はじめまして。  3つに別けたのはa.cのコードが以下のような状況を想定しているように思えたからです。 ---a.c--- void hoge1(void) { extern void piyo(int a); // b.c内を想定 piyo(1); } void hoge2(void) { piyo(2); // c.cを想定 }  なので、↓こういう状況を考えたわけです。 ---b.c--- // hoge1()ではAさんがくれたこっちを使おうと思った void piyo(int a) { return; } ---c.c--- // hoge2()ではBさんがくれたこっちを使おうと思った int piyo(int a) { return a; }  この状態でb.c内にあるpiyo()をhoge1()ローカルだけに対して定義できるかというとできないですよね。 従って、hoge1()でローカルexternしたpiyo()はどこにあるのかというと、 コンパイラは「外部にある関数はグローバルに存在すると想定する」としかないのかな、と思います。 そうなると、   「hoge1()でローカルexternされてるpiyo()はグローバルにあるはず」   「hoge2()のpiyo()はプロトタイプ宣言ないけどこれも多分グローバルにあるはず」 になるので、a.cのコンパイル時に正しいpiyo()をリンクするための情報を作るには 「正しいpiyo()はどれですか?」と整合エラーを吐くしかないような気がしました。  名前空間があれば解決できるのでしょうが、Cは空間分けがザックリすぎて(^-^;) それができないですよね。
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[215] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

れぷさん、はじめまして。 >例えば、externする側をa.c、ローカルextern用のpiyo()を定義したものをb.c、 「ローカルextern用のpiyo()を定義したもの」とありますが、どのような意味なのか理解しかねております。 具体的にどういうソースかをお書き頂けると嬉しいのですが。
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[214] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

横レスすいません。 >c)その宣言の段階で、既存の宣言との整合性がチェックされ、なぜかこのときは > hoge1()の中での宣言とのチェックも行っていて、そのためにエラーになった。 ローカルでexternするにしてもグローバルでexternするにしても、 piyo()は外部に定義あるわけですよね。 例えば、externする側をa.c、ローカルextern用のpiyo()を定義したものをb.c、 グローバルextern用のpiyo()を定義したものをc.cしたとして、 どちらのpiyo()をローカルへリンクして、もう一方をグローバルでリンクすれば良いのか、 コンパイラこれを判断するにはどうすることが良いのでしょうか? b.c、c.cの関数定義はいずれにせよグローバルにおかれるでしょうし、 コンパイラもそれを想定していると考えるなら衝突することになるのかな、なんて思いました。 あー、なんかまた外したこと言ってそう(;_;)
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[213] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

>bcc32ですが、 > > extern void piyo(int a); > >と書いていたのを、 > > extern int piyo(int a); 一応、VC++ 6.0(SP6)でテストしてみました。 --a.c-- void hoge1 (void); void hoge1(void) { extern int piyo(int a); piyo(1); } void hoge2(void) { piyo(2); } --b.c-- int piyo (int a) { return a; } c:\cppsrc\a\a.c(11) : warning C4013: 関数 'piyo' は定義されていません。int 型の値を返す外部関数と見なします。 となりました。 しかし、 >a)hoge1()の中のpiyoの宣言はhoge1()の中で完結していて、 なのに、既存の宣言(hoge1の関数ブロック内の宣言)との整合性がチェックされているとは…。 >あまり関係ありませんが、コンパイラの警告メッセージの翻訳チームは規格書を理解して >細心の注意を払って訳しているのか、かなり疑問。 >宣言と定義は用語の意味が違うのですが、どう見ても混同していると思われます。 同感です。 私もコンパイラの警告メッセージで理解に苦しむ時があります。
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[212] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>ということでしょうかね。 と思います。C++ と違い C の場合、K&R1 の頃の(いわゆる non-ansi C) との後方互換性を 保つため、規格書に書かれていない(もしくは規格書が禁じている)後方互換のための機能が いくつも有効になっている処理系がほとんどのようです。 VC++ や BCC なんかはその典型ですね。 # 関数宣言のスコープ拡大なんかはその一例。 gcc の場合、後方互換な機能が使われると警告を出すオプションがあったりしますが... あまり関係ありませんが、コンパイラの警告メッセージの翻訳チームは規格書を理解して 細心の注意を払って訳しているのか、かなり疑問。 宣言と定義は用語の意味が違うのですが、どう見ても混同していると思われます。 >エラー E2356 proto2.c 10: 'piyo' の再宣言で型が一致していない(関数 hoge2 ) >エラー E2344 proto2.c 3: 一つ前の 'piyo' の定義位置(関数 hoge2 ) 前者は正しく『宣言』ですが、後者は『定義』ではなく宣言であるはずです。 >hoge.c(7) : warning C4013: 関数 'piyo' は定義されていません。int 型の値を返す外部関数と見なします。 これもヘン。ここは『宣言』でなければならないはずです。 >hoge.c:7: warning: implicit declaration of function `piyo' gcc の英語は正しく「宣言」と言っています。 gcc-3.3.4 の gcc/po/ja.po を見たところほぼ正しく翻訳しているようですが、 一部やはり誤訳を発見。あぁ、フィードバックしないといけないかも?
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[211] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>C++ 規格書であれば 「JIS X3014:1998-3.3.2 局所的な有効範囲」で、 >ブロック内に宣言された名前はそのブロックに局所的である。 >と書かれています。実際以下のコードはコンパイルエラーです。 C でも、6.1.2.1 を見る限り、ブロック内で宣言された識別子のスコープは ブロック内ですから、プロトタイプ宣言もブロック内だけで有効と考えるのが 自然なように思います。 ただ、ふたつのコンパイラで、単純にそうとは言えない動きをしているので、 どこか別に規定があるのかと、昨晩は規格書をひっくり返していたのでした。 >んで、上記を hoge.c とした場合の挙動ですが >bash-3.0$ hppa2.0w-hp-hpux11.00-gcc-3.3.4 -Wall -c hoge.c >hoge.c: In function `func2': >hoge.c:7: warning: implicit declaration of function `piyo' これはプロトタイプ宣言がない場合の通常の挙動ですよね。 だから、gccでは、ちゃんとブロックでスコープが終了していて、 C++ではだめなのは、C++ではそもそもプロトタイプ宣言がないことを許さないからで。 bcc32ですが、 extern void piyo(int a); と書いていたのを、 extern int piyo(int a); にしたら通りました。 推測するに、 a)hoge1()の中のpiyoの宣言はhoge1()の中で完結していて、 b)hoge2()の中のpiyoの呼び出しで、宣言がないので暗黙にintを返す関数として  宣言されて、 c)その宣言の段階で、既存の宣言との整合性がチェックされ、なぜかこのときは  hoge1()の中での宣言とのチェックも行っていて、そのためにエラーになった。 ということでしょうかね。
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[210] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

申し訳ございません。コンパイラの警告レベルを4に上げるの忘れてました…(面目ないです)。 ちなみに、警告レベル3では何も出ませんでした。 >cl -W4 -Za -c hoge.c だと >hoge.c(7) : warning C4013: 関数 'piyo' は定義されていません。int 型の値を返す外部関数と見なします。 >となるのでやはりブロックスコープなのが本来みたいですね。 Microsoft言語拡張機能の無効スイッチですね(全然気にしてませんでした。これからは切るようにします…)。 確かに、これを見るとブロックスコープなのが本来の仕様みたいですね。
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[209] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

おっと自己レス。 cl -W4 -Za -c hoge.c だと hoge.c(7) : warning C4013: 関数 'piyo' は定義されていません。int 型の値を返す外部関数と見なします。 となるのでやはりブロックスコープなのが本来みたいですね。 ブロックスコープを超越して大域に関数宣言が有効になるのは(互換性のための)拡張機能、と。 # 規格書を要確認だなこりゃ。
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[208] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

C 規格書はウチに帰らないと無いのでアレげですが C++ 規格書であれば 「JIS X3014:1998-3.3.2 局所的な有効範囲」で、 ブロック内に宣言された名前はそのブロックに局所的である。 と書かれています。実際以下のコードはコンパイルエラーです。 ---hoge.cpp--- int func1(void) { extern int piyo(void); return piyo(); } int func2(void) { return piyo(); } ---EOF of hoge.cpp--- んで、上記を hoge.c とした場合の挙動ですが bash-3.0$ hppa2.0w-hp-hpux11.00-gcc-3.3.4 -Wall -c hoge.c hoge.c: In function `func2': hoge.c:7: warning: implicit declaration of function `piyo' Microsoft Visual C++ 6.0SP6 だと cl -W4 -c hoge.c hoge.c(2) : warning C4210: 非標準の拡張機能が使用されています : 関数にはファイル スコープが与えられています。 hoge.c(7) : warning C4217: 非標準の拡張機能が使用されています : 以前のブロックでの関数宣言です。 となりました。 やはり言語規格がスコープ詳細等を定めていないようです。 # IE6 でも Acrobat Reader を uninstall してから JIS 閲覧するとゲフガフ # って検索が効かない文書なので、むりくり保存してもあまり役に立たない鴨。
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[207] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

774RRさん、度々申し訳ありません。 >リンク先の12番の解説を文字通りに解釈してください。 >仮定義(初期化子なし定義)だけがあって、初期化子あり定義が無い場合、 >翻訳単位のEOFに達した時点で仮定義は定義となります。 >--hoge.c-- >int x; // 仮定義 >int x; // 仮定義:何回仮定義が現れても(既存の宣言に反しない限り)問題ない >int x; // 仮定義 >--EOF of hoge.c-- >この時点で int x=0; と定義されたことになる。 > >>上記の場合だと、b.cのint a;が仮定義なので、 >この文章はある意味YES、ある意味NO。確かに int a; は仮定義ですが、既に述べたとおり >翻訳単位 (b.c) の EOF に達した時点で、仮定義は「仮ではない『定義』」になります。 >よって提示の例では a.c b.c ともに変数 a が定義されています。 >そこではじめてリンク先13番目の解説が効いてきます。 > >>a.cで定義されているint a = 1;のオブジェクトとまとめられたと言うことで >「仮定義だからまとめられた」のではありません。 >「C では、定義が複数ある場合の挙動が定められていない」(未定義動作) >→「エラーにするのも、定義を1つにまとめるのも処理系の実装次第」 >→→「多くの C 処理系では定義を1つにまとめちゃう」 >となっただけです。 > >>b.cのint a;がextern int a;と解釈されている訳ではないという解釈で宜しいでしょうか? >コンパイラは int a; を勝手に extern int a; と解釈しません。 >そのへん関数宣言と変数宣言で文法が違う場所です。 なるほど。理解できました。 ご丁寧な解説、ありがとうございます。
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[206] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

リンク先の12番の解説を文字通りに解釈してください。 仮定義(初期化子なし定義)だけがあって、初期化子あり定義が無い場合、 翻訳単位のEOFに達した時点で仮定義は定義となります。 --hoge.c-- int x; // 仮定義 int x; // 仮定義:何回仮定義が現れても(既存の宣言に反しない限り)問題ない int x; // 仮定義 --EOF of hoge.c-- この時点で int x=0; と定義されたことになる。 >上記の場合だと、b.cのint a;が仮定義なので、 この文章はある意味YES、ある意味NO。確かに int a; は仮定義ですが、既に述べたとおり 翻訳単位 (b.c) の EOF に達した時点で、仮定義は「仮ではない『定義』」になります。 よって提示の例では a.c b.c ともに変数 a が定義されています。 そこではじめてリンク先13番目の解説が効いてきます。 >a.cで定義されているint a = 1;のオブジェクトとまとめられたと言うことで 「仮定義だからまとめられた」のではありません。 「C では、定義が複数ある場合の挙動が定められていない」(未定義動作) →「エラーにするのも、定義を1つにまとめるのも処理系の実装次第」 →→「多くの C 処理系では定義を1つにまとめちゃう」 となっただけです。 >b.cのint a;がextern int a;と解釈されている訳ではないという解釈で宜しいでしょうか? コンパイラは int a; を勝手に extern int a; と解釈しません。 そのへん関数宣言と変数宣言で文法が違う場所です。
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[205] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

>それをやっちゃうと、swap(float *a, float *b)のような関数で困りますし。 なるほど。仰られる通りです。 >もともと、プロトタイプ宣言なんて書かなくても(警告は出ても)動きますから、 >結合はされるとしても、プロトタイプ宣言の有効範囲は微妙な問題のように >思います。 > >以下のソースをbcc32でコンパイルしたところ、 > >void hoge1(void) >{ > extern void piyo(int a); > > piyo(1); >} > >void hoge2(void) >{ > piyo(2); >} > >こんなエラーが出ました。 >エラー E2356 proto2.c 10: 'piyo' の再宣言で型が一致していない(関数 hoge2 ) >エラー E2344 proto2.c 3: 一つ前の 'piyo' の定義位置(関数 hoge2 ) > >hoge2のブロックの先頭に「extern void piyo(int a);」を入れると >ちゃんと通るので、少なくともbcc32においては、hoge1()内部の宣言がそのまま >hoge2()内部で有効になっているというわけではないようです。 > >この件について規格書になにか書いてないかとぱらぱらめくったのですが >見つけられませんでした。 わざわざ規格書まで調べて頂き有り難うございます。 と、ゆうことは処理系依存って事なんでしょうね…。
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[204] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> どうせ仮引数でdoubleしか渡せないのなら、void sub_funcの関数宣言での >floatへのポインタの仮引数宣言は、doubleへのポインタに読み替えられて >いるのではないかという勝手な勘違いです。 それをやっちゃうと、swap(float *a, float *b)のような関数で困りますし。 > 例えば、別のモジュールで定義宣言されている関数を、他のモジュールの >関数ブロック内でextern void f (void)とすると(普通はこんなことしませんが)、 >その関数ブロック内だけでその関数への参照が可能だと思っていたのですが、 >それより下の関数定義ブロック内でも参照可能となっていました(VC++ 6.0で確認)。 もともと、プロトタイプ宣言なんて書かなくても(警告は出ても)動きますから、 結合はされるとしても、プロトタイプ宣言の有効範囲は微妙な問題のように 思います。 以下のソースをbcc32でコンパイルしたところ、 void hoge1(void) { extern void piyo(int a); piyo(1); } void hoge2(void) { piyo(2); } こんなエラーが出ました。 エラー E2356 proto2.c 10: 'piyo' の再宣言で型が一致していない(関数 hoge2 ) エラー E2344 proto2.c 3: 一つ前の 'piyo' の定義位置(関数 hoge2 ) hoge2のブロックの先頭に「extern void piyo(int a);」を入れると ちゃんと通るので、少なくともbcc32においては、hoge1()内部の宣言がそのまま hoge2()内部で有効になっているというわけではないようです。 この件について規格書になにか書いてないかとぱらぱらめくったのですが 見つけられませんでした。 ご存知の方がいらっしゃいましたら情報よろしくお願いいたします(_o_)
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[203] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

774RRさん、度々申し訳ありません。 すばやいレスありがとうございます。 つまり、 --a.c-- int a = 1; // 定義 --b.c-- int a; // 仮定義 上記の場合だと、b.cのint a;が仮定義なので、a.cで定義されているint a = 1;のオブジェクトとまとめられたと言うことで、b.cのint a;がextern int a;と解釈されている訳ではないという解釈で宜しいでしょうか? (774RRさんがお書きになったリンク先の13番目の項目に該当するので、結局それは処理系依存になる為、VC++ 6.0ではまとめられて解釈されたというような解釈で宜しいでしょうか?) 後、くだらない事をお聞きしますが、 -- a.c -- #include <stdio.h> extern void f (void); // a.c の関数 f と結び付く(通常externは付けないけど) int main (void) { f (); return 0; } static void f (void) { printf ("a.c の関数 f\n"); } -- b.c -- #include <stdio.h> extern void f (void) { printf ("b.c の関数 f\n"); } の場合、main関数のf関数の呼び出しは、a.cにある関数fとなりますが、この場合のextern void f (void)の関数プロトタイプ宣言のリンケージ属性はどうなるのでしょうか? くだらない質問ですが、宜しくお願い致します。
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[201] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

関数宣言と変数宣言では話が違います。 関数宣言の省略時解釈は extern つまり外部結合ありです。 関数定義においても省略時解釈は extern つまり外部結合ありです。 関数定義と関数宣言とでは書式が違うので誤解を生む余地が無く、問題は発生しません。 大域変数の「定義にならない宣言」の場合は extern が必須です。 extern を書かずに大域変数を宣言し、初期化子が無い場合 ・C の場合:変数の仮定義となります。仮定義は複数個あってかまいません。 ・C++ の場合:変数の定義となります。定義は1つしか許されません。 ・C/C++ とも、その大域変数は外部結合となります。 --a.c-- extern int g; /* 定義にならない宣言 */ int g; /* 仮定義 */ int g=1; /* 定義 */ C の場合、言語規格は 「同一翻訳単位中に同一名称の大域変数の複数個の仮定義がある」ことを認めています。 「複数翻訳単位中に同一名称の大域変数の定義がある」ことは定めておらず、 たいていの処理系では全翻訳単位での定義を1つにまとめてしまいます。 ==b.cpp== extern int g; /* 定義にならない宣言 */ int g; /* 定義 */ int g=1; /* 再定義:エラー */ C++ の場合、仮定義などというものはないので 「同一翻訳単位中に同一名称の大域変数の複数個の定義がある」 「複数翻訳単位中に同一名称の大域変数の複数個の定義がある」 の両方が言語規格上、認められずエラー発生となります。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~hig/q_a/Programing_QA02.html
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[200] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

774RRさん、はじめまして。 >>>int hoge(void); という関数宣言は extern int hoge(void); と解釈されます。 >>そのため、過去のコンパイラ用に書かれたコードとの互換性のために、 >>「複数個の翻訳単位で同一名称の変数が定義されたら、それを同一の実体とみなす」 >>処理系がほとんどです。 という事は、他の翻訳単位のファイルスコープ(外部宣言)で同一識別子で変数定義宣言をおこなった場合でも、省略時解釈ではexternになるために省略可能(でも普通は区別する為に付けますが)って解釈で宜しいのでしょうか?
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[199] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>>・どこかで定義されている関数を使う場合、プロトタイプ宣言を行うが、 >> これにはexternをつけても付けなくても良い(で、たぶん普通はつけない) つけてもつけなくても良い、というか単純に省略時解釈なだけですね。 int hoge(void); という関数宣言は extern int hoge(void); と解釈されます。 void piyo(void) {} という関数定義は extern void piyo(void) {} と解釈されます。 extern がついているので外部結合となるわけです。 あと C と C++ では規則が少し変更されていて --a.cpp-- int g; --b.cpp-- int g; とするとエラーになります (One Definition Rule : ISO/IEC 14882:1998 3.2) C の場合 ODR の規定がありません。 そのため、過去のコンパイラ用に書かれたコードとの互換性のために、 「複数個の翻訳単位で同一名称の変数が定義されたら、それを同一の実体とみなす」 処理系がほとんどです。 # そーいうコードが多く残っているので。
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[198] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

 (ぱ)さん、はじめまして。  丁寧なご解答ありがとうございます。 >そうです…と答えると一言で終わってしまうわけですが、何か疑問があるので >質問されたのだと思います。そこをもう少し明確にしていただけると、何か回答 >できるかもしれません。 >たとえばfloat 4バイト、double 8バイトの処理系を仮定したとして、fは実は >doubleなので 8バイトです。その領域をfloat *で読めるはずはないわけです。    するどいですね。実は私が最初に思ったのが、どうせ仮引数でdoubleしか渡せないのなら、void sub_funcの関数宣言でのfloatへのポインタの仮引数宣言は、doubleへのポインタに読み替えられているのではないかという勝手な勘違いです。  それでちょっと心配になったのでご質問させて頂きました。  後、externとリンケージについての解答もありがとうございます。 >・どこかで定義されている関数を使う場合、プロトタイプ宣言を行うが、 > これにはexternをつけても付けなくても良い(で、たぶん普通はつけない)  昔、プロトタイプ宣言にexternをつけていたプログラムがあったので、一時期付けていた記憶があります。  話はちょっと脱線しますが、http://okuyama.mt.tama.hosei.ac.jp/unix/C/slide82-1.htmlにある解説、表はちょっと分かりずらいと思うのですが…。  例えば、別のモジュールで定義宣言されている関数を、他のモジュールの関数ブロック内でextern void f (void)とすると(普通はこんなことしませんが)、その関数ブロック内だけでその関数への参照が可能だと思っていたのですが、それより下の関数定義ブロック内でも参照可能となっていました(VC++ 6.0で確認)。  変数の場合であれば、その関数ブロック内のみ有効な筈ですが…。  うーん、ややっこしい。  ちょっと長くなりそうなので、この辺でやめておきます。  これからもちょくちょく寄らせて頂きますので、宜しくお願い致します。
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[194] Re:C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> 初めまして、九龍と申します。 > C言語でのプログラム経験は結構長いのですが、ある事が分からなかったので、 > C言語ポインタ完全制覇に購入させて頂きました。 はじめまして。お買い上げいただきありがとうございます。 > それで、現在読んでいる真っ最中なのですが、p303ページに記載されている >「fは勝手にdoubleに読み替えられているので,当然正しく渡らないことになります.」 > の意味が分かりません。 > 上記は、仮引数float fは、double fと読み替えられているため、fのポインタを >渡しても、void sub_func 関数では、floatへのポインタで間接参照されるため、 >正常に参照されないということでよろしいのでしょうか? そうです…と答えると一言で終わってしまうわけですが、何か疑問があるので 質問されたのだと思います。そこをもう少し明確にしていただけると、何か回答 できるかもしれません。 たとえばfloat 4バイト、double 8バイトの処理系を仮定したとして、fは実は doubleなので 8バイトです。その領域をfloat *で読めるはずはないわけです。 > 後、もし宜しければexternとリンケージに関する事も教えて頂ければと思います。 > p80の脚注にも出てきているので、ちょっとインターネットで調べてみたのですが >(http://okuyama.mt.tama.hosei.ac.jp/unix/C/slide82-1.html)、見た瞬間に >定義宣言と参照宣言、関数プロトタイプ宣言がごっちゃになりました。 そのページにあるように、外部結合とは、 | プログラムが複数のソースファイルから構成される場合,それらすべての | ソースファイルにおいて同一のオブジェクト,或いは関数として参照。 ですよね? それに対し内部結合はそのソースファイルの中だけで有効なリンケージです。 関数や変数を内部結合にするためにはstaticを付けますが、 外部結合の場合、定義では何もつけず、宣言ではexternを付ける…と決まっていれば 説明が楽なのですが、実際には、 ・どこかで定義されている変数を参照する場合、externを付けなくても、たいていの  処理系では何のエラーにもならない(p.317を参照) ・どこかで定義されている関数を使う場合、プロトタイプ宣言を行うが、  これにはexternをつけても付けなくても良い(で、たぶん普通はつけない) ということで、説明がややこしくなっています。 > (なにせ今まで、どこかで定義宣言をしている変数を参照する場合には、 > externを付ければ良いぐらいにしか思ってなかったんで。) この認識で正しいと思います。
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[193] C言語ポインタ完全制覇についての質問
投稿者:九龍
2007/02/20 02:13:25

 初めまして、九龍と申します。  C言語でのプログラム経験は結構長いのですが、ある事が分からなかったので、C言語ポインタ完全制覇に購入させて頂きました。  それで、現在読んでいる真っ最中なのですが、p303ページに記載されている「fは勝手にdoubleに読み替えられているので,当然正しく渡らないことになります.」の意味が分かりません。  上記は、仮引数float fは、double fと読み替えられているため、fのポインタを渡しても、void sub_func 関数では、floatへのポインタで間接参照されるため、正常に参照されないということでよろしいのでしょうか?  一生懸命意味を理解しているつもりですか、拙い理解能力で申し訳ありません。  後、もし宜しければexternとリンケージに関する事も教えて頂ければと思います。  p80の脚注にも出てきているので、ちょっとインターネットで調べてみたのですが(http://okuyama.mt.tama.hosei.ac.jp/unix/C/slide82-1.html)、見た瞬間に定義宣言と参照宣言、関数プロトタイプ宣言がごっちゃになりました。  (なにせ今まで、どこかで定義宣言をしている変数を参照する場合には、externを付ければ良いぐらいにしか思ってなかったんで。)  宜しくお願い致します。
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[192] Re:ありがとうございます
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

本筋と関係ないですが。 >(ぱ)さん、kit2004さん本当にありがとです。 kitさんはkitさんであってkit2004さんではないわけですが、 神奈川さんが「kit2004」さんだと思ってしまったのは、スレッド表示のとき ハンドル名と日付の間に空白が空いてなかったからだと思います。 これは掲示板の仕様の問題で、要するに私が悪いので、先ほど修正しました。 数日前から気になってはいたのですが、対応が遅くなりましてすみません。
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[191] ありがとうございます
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

件名を変更しました。 (ぱ)さん、kit2004さん本当にありがとです。 根本的なところから、やり直す必要が多々あるかもしれません。 プログラムを始めてから、はや2週間ぐらいになります。 ここまで成長(といってもまだまだですが)したのも、ひとえに皆さん のお陰だと思っています。 解らない事もたくさんあり、丁寧に教えてくださったり、サイトを教えてくださったり 本当に感謝しています。 プログラム以外の基本的なこと(ぱ)さんが指摘してくださった。質問のしかたなど も勉強になりました。 こんな基本的なことも知らずに皆さんに接していた事は、失礼な事だと承知しました。 皆さんに聞くにしても、ちゃんとしたルールを守る必要があると強く思いました。 私としては、本や参考書などまず自分で調べてみて、解らなかった事は、人に聞くという プロセスを実行しています。そこで安易に「解らなかったから教えてください」という 感じになっていました。もしかしたら皆さんに不快な思いをさせてしまったかもしれません。 もしそうでしたら、申し訳ないです。 もう一つ自分を成長させるためにも、頑張ってみます。そして本当に解らなかった時、 具体的な説明を踏まえ解らない所を説明をします。 また逆に私が皆さんのお役に立てるように皆さんのお話を継承しこの掲示板を利用していきたいと思います。
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[190] Re:XMLについて
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> こういう場合は、似たようなことを > している他人のプログラムを読んで理解し、真似を > することから始めるのがいいんじゃないでしょうか。 書き忘れましたが、読むプログラムは一つではなく、 多いほうが良いです。勉強ってどういう分野でも そうなんですけど、沢山読んでいるうちに、だんだん どうすれば良いのか分かるようになってきます。
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[189] Re:XMLについて
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

ちょっと気になるのは、神奈川さんがどういう立場で プログラミングをされているかですね。 自力でプログラミングができるようになることが目的で あれば、分からない問題を安易にBBSで聞いて解決する のは考えものです。むしろ、ひとに全く聞かなくても 自分で解けるようになるにはどうすれば良いのかを 考えた方がいいと思います。 最初のうちは、自分で解こうにもどうすればいいのか 見当もつかないことも多いわけですし、神奈川さんの 質問自体、まさにそういう状態にあると思われる質問 なわけですが、こういう場合は、似たようなことを している他人のプログラムを読んで理解し、真似を することから始めるのがいいんじゃないでしょうか。 似たようなプログラムはあるけどどう変えたらいいのか 分からないような場合、それは結局、そのプログラムが どういう動作をしているかちゃんと理解できてないという ことを意味しますから、理解できるようになるまで、 変数の内容表示を行う文を挿入したり、デバッガによる トレースなどを行いながら、他人のプログラムを繰り返し 読むというのが、遠回りに見えて実は近道になると思います。 神奈川さんの質問を見ていると、そもそも他人の書いた プログラムを細部までちゃんと理解して読んだ経験が 少なそうに見える点、そしてもっと大きな問題として、 自分で書くプログラムについても、どう動作するのか、 ちゃんと理解してないように見える点が気になります。 このあたりの問題をきちんと解決しておかないと、当面の 問題は解決できても、いつまでたっても一人だちできない ということになりかねません。 あと、これは基本中の基本なので、わざわざ指摘するのも 何か変な気もするのですが、インデントも変ですよ。 使い捨てのテストプログラムならともかく、人に見て もらう場合、インデントを正しくつけるのは、最低限必要な ことだと思います。
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[188] Re:XMLについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ここで問題なのは、属性を作成するとエラーが発生してしまうということです。 このプログラムを自分のところでコンパイルして動かすほど私は親切ではないので、 エラーが出たというのなら、どんなエラーが出たかぐらいは書いてください。 もちろん、エラーメッセージを直接コピペする形で。 掲示板やMLに質問する際の質問のしかたについては、以下のページが参考になります。 JavaHouse Topics。この中の「質問のしかたについて」 http://java-house.jp/ml/topics/ 技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージ http://www.hyuki.com/writing/techask.html 真 技術系メーリングリストFAQ http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/5656/
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[187] XMLについて
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

件名を変更しました。 またXMLで解らない事が出てきてしまいました・・・ 問題例を以下に記述します。 ---あ.xml---- <愛 id=1>   <b>     <c>     </c>   </b>     <愛 ID=2>     </愛> </愛> ------------ 特定のタグの属性の下に -- <k>  <愛 ID=7>あああ</愛>   </k> を記述しそのタグ<愛>に属性を与えるというプログラムです。 ☆例えば、あ.xmlの<愛 ID=2>の下に <k>  <愛 ID=7>あああ</愛>   </k> を加えたりするなどです。 ここで問題なのは、属性を作成するとエラーが発生してしまうということです。 以下に自作したプログラムを記述します。 static void selectionAppend() throws Exception { DocumentBuilderFactory dbf = DocumentBuilderFactory.newInstance(); DocumentBuilder db = dbf.newDocumentBuilder(); Document doc = db.parse(new FileInputStream("あ.xml")); NodeList list = doc.getElementsByTagName("愛"); for (int i = 0; i < list.getLength(); i++) { Element node = (Element)list.item(i); if (!(node instanceof Element)) continue; String value = ((Element)node).getAttribute("ID"); //ここで対象属性名を指定し if (value != null && value.equals("2")) { //ここで対象属性値を指定する Node child1 = doc.createElement("k"); Node child2 = doc.createElement("愛"); //↑ここのタグに属性を追加したい、setAttribute("ID", "7");このメソッドを代入する //のでしょうがどのように代入すればよろしいでしょうか。 Node child3 = doc.createTextNode("あああ"); child2.appendChild(child3); child1.appendChild(child2); node.appendChild(child1); //↑ここでツリー構成は完了していることになるのでしょうか?できたとしたら、 //NodeList know = node.getElementsByTagName("愛"); //Element knowe = (Element)know.item(0); //knowe.setAttribute("No", "8"); //こうするのでしょうが、 //解らなくなってしまったので、また質問しにきました。宜しくお願いします。 } } FileOutputStream out = new FileOutputStream("あ2.xml"); DOMSource src = new DOMSource(doc.getDocumentElement()); StreamResult dst = new StreamResult(out); Transformer tfm = TransformerFactory.newInstance().newTransformer(); tfm.transform(src, dst); out.close(); }
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[186] Re:どうしても,整理できません.
投稿者:student
2007/02/20 02:13:25

※この投稿は、現在の裏掲示板に投稿されたものを前橋が転載したものです。 丁寧な,ご返答ありがとうございます.大変,参考になりました.大分,整理がついてきました. 心から,感謝します. 今後も,疑問が沸いてくると思いますが,どうしても,手に負えない場合には,相談させて頂きます.お時間が,ありましたら返答して頂けたら幸いです. > よろしければ、studentさんの最初の投稿から、全て表の掲示板に移行しようと > 思うのですが、よろしいでしょうか? 是非,移行してください.
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[185] Re:どうしても,整理できません.
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

※この投稿は、現在の裏掲示板に投稿されたものを前橋が転載したものです。 > オブジェクト指向再入門を読ませて頂きました.大変,勉強になりました. ありがとうございます。 > こんな,私が,今,一番悩んでいることは,まさに,関数による再利用性との違いです. そのあたりのことについては、 「オブジェクトに仕事をさせる、ということ」 http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html に書いたつもりです。 まとめると、関数による再利用では、関数の呼び出しをまたがって何らかのデータを 保持することができない、ということです。無理に保持しようとすると、 例に出したstrtok()のような困った仕様になってしまいます。 これで回答になっていますでしょうか? ところでお願いですが、 現在、当サイトの掲示板は以下のURLに移転しています。 http://kmaebashi.com/bbs/list.php?boardid=kmaebashibbs ここは裏掲示板でして、ザンボットがどうのZガンダムがどうのといった話ばかり しているのはそのためです。 「オブジェクト指向再入門」のページのリンクが古いままになっていました。すみません。 よろしければ、studentさんの最初の投稿から、全て表の掲示板に移行しようと 思うのですが、よろしいでしょうか? よろしいようでしたら、投稿内容をこちらで貼り直します。
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[184] どうしても,整理できません.
投稿者:student
2007/02/20 02:13:25

※この投稿は、現在の裏掲示板に投稿されたものを前橋が転載したものです。 オブジェクト指向再入門を読ませて頂きました.大変,勉強になりました. 私は,オブジェクト指向プログラミングを初めて,2ヶ月の初心者であります. こんな,私が,今,一番悩んでいることは,まさに,関数による再利用性との違いです. ここが,どうも,頭の中で整理出来ていません. どうか,教えてください.お願いします.
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[183] Re:ファイルについて
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>>しかしLinkedHashsetやSetなどのシンボルが解決できないとというエラーが >>起こってしまいました。 > >LinkedHashSetやSetはjava.utilパッケージにありますから、 >importしなければそうなって当たり前です。 すみません(TOT) ioのパッケージに含まれいるものだと思っていました。 変な勘違いをしていました。何してんだ私・・・ とりあえず解決は、しました。よくよく考えれば当たり前なのに・・
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[182] Re:ファイルについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>しかしLinkedHashsetやSetなどのシンボルが解決できないとというエラーが >起こってしまいました。 LinkedHashSetやSetはjava.utilパッケージにありますから、 importしなければそうなって当たり前です。 SAXなどのパッケージはimportしているわけですから、神奈川さんがimportの 何たるかを知らないとは考えにくいのですが、それでなぜ、java.utilの importを忘れるのかが不思議です。書き忘れるのは別に不思議じゃないですが、 このエラーメッセージを見れば一目瞭然です。 もしかして神奈川さんが、importの何たるかがわかっていなくて、 ネットに落ちてるコードとかを拾い集めてここまでプログラムを書いたのだとすれば、 それはそれでたいしたものではありますが、やっぱり勉強の順番がおかしいように 私には思えます。 >また最後の値{"け","ちち","た"}を配列に格納したいのですが 配列に格納したいのなら、すればよいのでは?
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[181] Re:ファイルについて
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>>今度は、txtファイルの読み込みと書き込みについて質問なんですが、 > >APIリファレンスを見ると、InputStreamReaderにはmarkとresetという >メソッドがありますが、markSupportedはfalseのようなので使えませんね。 > >よって、対象とするファイルがよっぽど巨大なのでなければ、 >「最初にいったん全部読み込んでメモリに載せ、いったんclose()し、 > 処理が全部すんだらまとめて書き出す」 >という方法で良いんじゃないでしょうか。 返信送れてしみません。。確かにこの方法しかないようですね。。 これでやってみます。 新たな質問です。 文字列が String[] a={"あい","うえ","お","かか","きき","こ"} String[] b={"あい","け","お","こ","ちち","た"} と二つあるとき,bに対してaの文字列を引いた文字列 だけを取得するためのサンプルプログラム作成しようと思っているのですが この場合は、結果的に{"け","ちち","た"}のみになります。 以下にプログラムを書きました。 しかしLinkedHashsetやSetなどのシンボルが解決できないとというエラーが 起こってしまいました。 もしよろしければ正しく直していただけるとうれしいのですが、 また最後の値{"け","ちち","た"}を配列に格納したいのですが それも含めて宜しくお願いします。 import javax.xml.parsers.*; import org.xml.sax.*; import org.xml.sax.helpers.*; import java.io.*; public class www extends DefaultHandler { public static void main(String[] args) { String[] a = {"あい","うえ","お","かか","きき","こ"} ; String[] b = {"あい","け","お","こ","ちち","た"} ; Set setA = new LinkedHashSet(Arrays.asList(a)); Set setB = new LinkedHashSet(Arrays.asList(b)); setB.removeAll(setA); Iterator it = setB.iterator(); while (it.hasNext()) { System.out.println(it.next()); } }
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[180] Re:センス・オブ・プログラミングの間違い?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして。 はじめまして。ご指摘ありがとうございます。 >// カーソルの位置の直後の文字を削除 >void backSpace(); > >ですけど >「直後」じゃなくて「直前」ではないでしょうか? おっしゃる通りです。なにしろbackSpace()ですから、カーソルの前の文字が 消えるのが当然です。 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。 正誤表に加えておきました。ご指摘ありがとうございました。
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[179] センス・オブ・プログラミングの間違い?
投稿者:いくら
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 センス・オブ・プログラミング読ませていただいて気になったのですが、 P.278の真ん中あたりの // カーソルの位置の直後の文字を削除 void backSpace(); ですけど 「直後」じゃなくて「直前」ではないでしょうか? サンプルコード試すと直前の文字が消えますし。
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[178] Re:[業務連絡]サーバの障害について
投稿者:iWA
2007/02/20 02:13:25

>私の記憶では、iWAさんの投稿があったと思うのですが、消えてしまっているのは >そのためです。 ○| ̄|_ >他にも投稿していた方がいらっしゃいましたら、よろしければ再度投稿を >お願いいたします。 さすがにもう一度書けるほど、書いたことを憶えてないです……(^^;
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[177] [業務連絡]サーバの障害について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

裏掲示板の方には一応アナウンスしましたが、昨晩の19:30頃より、kmaebashi.comが 置いてあるサーバが停止していました。原因はハードディスク障害だそうです。 本日14:00過ぎあたりに復旧したのですが、その際、 「7日の午前1時前後のバックアップデータ」からデータを復元したため、 この掲示板の投稿も、一部消えてしまいました。 私の記憶では、iWAさんの投稿があったと思うのですが、消えてしまっているのは そのためです。 他にも投稿していた方がいらっしゃいましたら、よろしければ再度投稿を お願いいたします。 サーバ障害に関する詳細は雑記帳にでも書きます。
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[176] Re:ファイルについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>今度は、txtファイルの読み込みと書き込みについて質問なんですが、 APIリファレンスを見ると、InputStreamReaderにはmarkとresetという メソッドがありますが、markSupportedはfalseのようなので使えませんね。 よって、対象とするファイルがよっぽど巨大なのでなければ、 「最初にいったん全部読み込んでメモリに載せ、いったんclose()し、  処理が全部すんだらまとめて書き出す」 という方法で良いんじゃないでしょうか。
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[175] ファイルについて
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>「飲み会以外では飲まない」という軟弱な断酒中ですが、木曜の晩は飲み会で、 >日付が変わる頃帰宅して風呂に入って、朝の5:00頃目がさめました。風呂の中で。 >というわけで昨晩も帰宅後即寝てしまったので返事が遅れましてすみません。 いえいえ,こちらこそお世話になっているので、ありがとうございます。解決できました。 ふぃよかったです。 件名を変更しました。 今度は、txtファイルの読み込みと書き込みについて質問なんですが、 一つ目の質問です。 ******aaa.txt****** ねこ こねこ いぬ 哺乳類 爬虫類 とかげ ******************* この場合4行目のみ読み取るためにはどうすればよいのでしょうか? ちなみに //文字ストリーム作成 br=new BufferedReader ( new InputStreamReader ( new FileInputStream( "aaa.txt" ), "SJIS" ) ); //読み込み、ついでにreadLine()は、1行ずつ見る。1回目とおれば、1行目2回通れば2行目 String AAA=br.readLine() String BBB=br.readLine() この場合、AAAは、1行目の「ねこ」がはいります。 BBBには、2行目の「こねこ」がはいります。 4回ループを起してから抽出する事は可能ですが、 最初2行目 次4行目 次1行目 を読み取るとなると、readLine()は、よくわからないけど1行目ずつ格納してしまうので 4行目の次に1行目を見るというのは、どうも難しいような気がwします。 何か、行数を指定してその行を読み取るメソッドは、あるでしょうか? 無い場合は、行数を初期化(1行目から)すればいいんでしょうが、どうすればいいのかわかりません・・ 二つ目の質問です。 やりたいことは、書き込みと読み込みを同じファイルから行いたいことです。 それを踏まえた上で、 例えばaaa.txtにたいして最初に1:ネコという書き込みがされ 1ステップ(書き込み)    ******aaa.txt******    1:ねこ    ******************* 2ステップ(1行目読み込み) 3ステップ(書き込み)    ******aaa.txt******    1:ねこ    1-1:こねこ    1-2:いぬ    ******************* 4ステップ(2行目読み込み) 5ステップ(書き込み)    ******aaa.txt******    1:ねこ    1-1:こねこ    1-2:いぬ    1-1-2:哺乳類    1-1-3:爬虫類    1-1-4:とかげ    ******************* 6ステップ(3行目読み込み) 7ステップ(書き込み内容なし) と繰り返し 最後(読み込んだ文字列=null)になって終了 というふうにしたいのです。 書き込んでいる最中に読み込めるのでしょうか? この場合、読み込みの後に別の処理があるのですが、これについては できていて、文字列が入力されると0~複数の文字列が出力される。という感じです。
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[174] Re:本を買いました
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

うわ、こりゃまた思わぬ方から。 ごぶさたしております。 お買い上げいただきありがとうございました。 昨晩の飲み会は行きたかったのですが、[169]で書いたようにその日はちゃんと 寝てなかったので、帰宅してしまいました。 サイン、というか名前を書くぐらいいくらでもしますので、次の機会(どうせ 頻繁にあるでしょう)でお会いしましょう。
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[173] 本を買いました
投稿者:PZH
2007/02/20 02:13:25

 前橋さん、プログラミングの本は私には難しいのですが、最近だされた本は私でも読めそうでしたので買いました。 今度お会いする機会があった時、著書にサインしてください。
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[172] Re:データ構造の重要性
投稿者:隠れファン
2007/02/20 02:13:25

>こう考えると、このケースでも多重継承は不要ですねえ。 よく考えてみたら前橋さんのおっしゃる通りでした...。 さすがです。 >Perlは詳しくないですが、PerlからCを呼ぶことぐらいはできるはずなので、 >ラクダ本第2版を今見てみました。perlxstutというキーワードが出てきたので >Googleして見つかったのがこちらです。 > >http://www.kt.rim.or.jp/~kbk/perl5.005/perlxstut.html ありがとうございます。参考になります。 買って読んでいない本がだいぶたまってきたので、 また色々勉強して、その内投稿するかもしれません。 ありがとうございました。 「オブジェクト指向開発講座」を超える本を期待しています。
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[171] Re:センス・オブ・プログラミング読ませていただきました。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>はじめまして、前橋さん。 はじめまして。 >『センス・オブ・プログラミング』を読ませていただきました。 >初心者の私にとって、とても示唆に富む面白い本でした。 ありがとうございます。大変励みになりますです (_o_) …が、これ以上何を書いてよいかわからないので、大変嬉しいのですが こういう投稿への返答には困るのでした。f(^^;;
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[170] Re:データ構造の重要性
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>1)インターフェース継承による多重継承によりWINDOWを表す方法 >2)集約によりWINDOWをもつ方法 >の2つでは、若干違いがあると思います。 >クラスのクライアント側から見た場合、2)の場合、あくまでも外面は >TREE_NODEであり、WINDOWではない訳です。 ちょっと今まで出た案を整理しますね。 案1)多重継承。WINDOWがSCREEN_OBJECTとTREE_NODEを多重継承する。 案2)インタフェースと委譲を使う。WINDOWはSCREEN_OBJECTを継承し、  TREE_NODEインタフェースを実装する。  TREE_NODEの実装はTREE_NODE_IMPLクラスにあって、WINDOWは  TREE_NODE_IMPLへの参照を保持し、add_child()などのメソッドを  そっちに委譲する。 案3)コレクションクラスTREEを作り、そのTREE_NODEがWINDOWへの  参照を保持するようにする。 案3)は、私がうっかりこれでいいかと思っちゃった案ですが、WINDOWの場合は ダメです。たとえばWINDOWのrepaint()メソッドが呼び出されたとき、 WINDOWは自分の子を再帰的にrepaint()しなければなりません。 つまり、「外から見て木構造に見える」のではダメで、 WINDOW自身が自分の子を知っていないといけないわけで、 TREE_NODEからWINDOWに参照を持つような構造では困ります。 案2)ですが、この方法で、外から見れば多重継承と実質同じことができますが、 考えてみれば、外から見て、WINDOWがTREE_NODEに見えて嬉しいことは なさそうなので、わざわざinterfaceを使う必要はなさそうです。 つまり委譲だけでよいと。で、何に委譲するかですが、TREE_NODE_IMPLなんぞ 作らなくても、ArrayListで良いような… こう考えると、このケースでも多重継承は不要ですねえ。 >ところで、知っていたら教えてほしいのですが、PerlとCのリンク方法で >詳しいページとか書籍とかあったら教えてほしいです。 >つまりCのメモリ上にPerlで処理したデータを取得したいのです >(外部ファイルとか、ソケットなどを使わずに)。 Perlは詳しくないですが、PerlからCを呼ぶことぐらいはできるはずなので、 ラクダ本第2版を今見てみました。perlxstutというキーワードが出てきたので Googleして見つかったのがこちらです。 http://www.kt.rim.or.jp/~kbk/perl5.005/perlxstut.html
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[169] Re:配列で問題が・・
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

「飲み会以外では飲まない」という軟弱な断酒中ですが、木曜の晩は飲み会で、 日付が変わる頃帰宅して風呂に入って、朝の5:00頃目がさめました。風呂の中で。 というわけで昨晩も帰宅後即寝てしまったので返事が遅れましてすみません。 # ていうか他のどなたかが答えてくれてもいいような… >ここでは、真となるファイル名のみをtopfnameの配列に格納したいのですが >配列の長さも真となるファイルの個数になるようにしたい。 >現在の状態だと、topfnameのサイズを「10」と定義しているので、これをなんとか >真となるファイルの個数をサイズにしたいのですが、どのようにすればよいでしょうか? Javaの配列は拡張できないので、java.util.ArrayListクラスあたりを 使えばよいでしょう。 で、最終的に配列が欲しければ、 String[] s = (String[])arrayList.toArray(new String[0]); で変換します。 このへんのことは「Java謎+落とし穴徹底解明」のp.329あたりに書いてあります。
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[168] センス・オブ・プログラミング読ませていただきました。
投稿者:shun
2007/02/20 02:13:25

はじめまして、前橋さん。 『センス・オブ・プログラミング』を読ませていただきました。 初心者の私にとって、とても示唆に富む面白い本でした。 これからもがんばってください。 では。
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[167] 配列で問題が・・
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

ツリーがあまりに長くなってしまったので新しく投稿させていただきました。 現在,配列の格納の仕方で迷っています。 下にプログラムを表記します。 import javax.xml.parsers.*; import org.xml.sax.*; import org.xml.sax.helpers.*; import java.io.*; public class Q extends DefaultHandler { public static void main(String[] argv) { BufferedReader br = null; String fname; int l=0; int k=0; String[] topfname=new String[10]; //キーワードとなる文字列 String[] r={"空"}; try { br = new BufferedReader ( new InputStreamReader ( new FileInputStream( "fname1.txt" ), "SJIS" ) ); //ここでfname1.txtに表記されているファイル名を順番(1行ずつ)に抽出 while( ( fname = br.readLine() )! = null) {              //XML検索で抽出プログラムを呼び出し KnowledgeExtract myKnowledgeExtract=new KnowledgeExtract();              //ファイル名とキーワードを送り,戻り値として真偽を取得 boolean xxx=myKnowledgeExtract.Ext(fname,r) ; System.out.println(xxx+" "+"top:"+fname); //ここが問題点・・       if(xxx){topfname[l]=fname;l++;}else{} } } catch( Exception ex ) { ex.printStackTrace(); } //truuになったファイル名を表示 for (int i=0; i < topfname.length ; i++) System.out.println("topfname:"+topfname[i]); } ここでは、真となるファイル名のみをtopfnameの配列に格納したいのですが 配列の長さも真となるファイルの個数になるようにしたい。 現在の状態だと、topfnameのサイズを「10」と定義しているので、これをなんとか 真となるファイルの個数をサイズにしたいのですが、どのようにすればよいでしょうか?
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[166] Re:データ構造の重要性
投稿者:隠れファン
2007/02/20 02:13:25

>MAYERさんのはこっちですね。品切れ、中古もなしですねえ… 手に入らないとなると余計にほしくなります。 いろいろと探してみます...。 >>>一瞬納得しそうになりますが、TREE_NODEが、その要素への参照を持てば >>>済む話ですよね。EiffelにはGenericsがあるわけですし。 > >>委譲が面倒でなければ前橋さんのやり方の方が柔軟性ありそうですね。 > >うむむ。私が書いたやり方は、実は普通にコレクションクラスライブラリに >オブジェクトを突っ込む方の意味のつもりでしたが、WINDOWは本質的に >親子関係を持つわけですからadd_child()とかはWINDOW側に付くべきですよね。 ># ていうかWINDOW自身が自分の子を知らないと困るわけで… ># 今回いろいろぼけてました。 > >てなわけでinterfaceにして委譲することになるわけですが、 >面倒だという意見もあるでしょう。 コレクションライブラリにオブジェクトを突っ込むということで Genericsがあるという意味がやっと分かりました。 しかし自分で書いておいて後からよく考えてみると、 1)インターフェース継承による多重継承によりWINDOWを表す方法 2)集約によりWINDOWをもつ方法 の2つでは、若干違いがあると思います。 クラスのクライアント側から見た場合、2)の場合、あくまでも外面は TREE_NODEであり、WINDOWではない訳です。 クライアントクラスに渡す場合、WINDOWとして処理したい場合でも クライアントは、TREE_NODEとして受け取らなくてはならないからです。 TREE_NODEからGetterでWINDOWを取り出し、渡すという方法もありますが、 あまり気楽に渡したのでは参照を保持する意味がありません。 1)と2)は機能的には同じですが、外面という意味では違いそうです。 恐らく一般的に、実装継承と比較すると集約の方が柔軟性あるということですね。 前橋さんのコレクションクラスを利用する方法は一番シンプルだと 思いますが、前橋さん自身がおっしゃってるように、真面目に考えると 本来WINDOWクラス自身に持たせたい機能を他で持つのはあまり 好ましくないかもしれません。 >>テストケースを書く前に決まっているとすると、結局は初めにUMLありき >>なので、テストケース自体単なる動作チェックもしくは、 >>後でリファクタリングをするのだけが目的ということになり、 >>あまりおいしくはなさそうです。 > >うーん、UMLで言えば、クラス図よりは後だけどシーケンス図よりは前というか。 >また、いつでも気楽に自動テストができるなら、それだけでもおいしいと思います。 確かにそうかもしれません。使い方次第ですかね? ところで、知っていたら教えてほしいのですが、PerlとCのリンク方法で 詳しいページとか書籍とかあったら教えてほしいです。 つまりCのメモリ上にPerlで処理したデータを取得したいのです (外部ファイルとか、ソケットなどを使わずに)。 前橋さんに聞くのはどうかとも思いましたが、特にCのプログラミングのことなら 知らないことないというイメージだったので...。 もし知っていたらで結構です。
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[165] Re:XMLファイルを検索
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

ありがとうございます。。できました。また基本的な質問だったかもしれません 11月27日に投稿してから5日たちました。 最初は、javaなんて聞いた事がある程度だったんですが、 ここまでプログラムを完成できるように指導してくださって有難うございます。 以前(ぱ)さんがお話していた。 引数をキーワード及びファイル名にして 戻り値の型をbooleanにして真偽を返す事に成功しました。
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[164] Re:XMLファイルを検索
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>この場合return文のsyutokusuとkeyが認識せず、 >どのようにすればsyutokusuとkeyを認識し返せるのでしょうか? 変数のスコープ(見える範囲)は、その宣言を囲む最小のブロック({}で囲まれた範囲)で 終わってしまうので、syutokusuとkeyの宣言をtryのブロックの外に出せばよいです。
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[163] Re:データ構造の重要性
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>私が間違っているのかもしれませんが、恐らく同一な書名なのですが、 >バートランド・マイヤーさんのではありません。 うわわ、すみません、うっかりしてました。 MAYERさんのはこっちですね。品切れ、中古もなしですねえ… http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756100503/qid=1101915980/sr=1-38/ref=sr_1_2_38/249-6600035-2383509 >>一瞬納得しそうになりますが、TREE_NODEが、その要素への参照を持てば >>済む話ですよね。EiffelにはGenericsがあるわけですし。 >委譲が面倒でなければ前橋さんのやり方の方が柔軟性ありそうですね。 うむむ。私が書いたやり方は、実は普通にコレクションクラスライブラリに オブジェクトを突っ込む方の意味のつもりでしたが、WINDOWは本質的に 親子関係を持つわけですからadd_child()とかはWINDOW側に付くべきですよね。 # ていうかWINDOW自身が自分の子を知らないと困るわけで… # 今回いろいろぼけてました。 てなわけでinterfaceにして委譲することになるわけですが、 面倒だという意見もあるでしょう。 >テストケースを書く前に決まっているとすると、結局は初めにUMLありき >なので、テストケース自体単なる動作チェックもしくは、 >後でリファクタリングをするのだけが目的ということになり、 >あまりおいしくはなさそうです。 うーん、UMLで言えば、クラス図よりは後だけどシーケンス図よりは前というか。 また、いつでも気楽に自動テストができるなら、それだけでもおいしいと思います。
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[162] Re:XMLファイルを検索
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>同じ要領でelementlistからelementのElementを取り出して、そこからさらに >getElementsByTagName()を呼び出せば、elementの子のpretestを取り出すことが >できるでしょう。 (ぱ)さん!!!やりました!!何とか動きました~(^o^)v 有難うございます。keyさんも有難うございます。 後は、戻り値として真偽をbooleanに返すだけだす。。 しかしちょっとここで問題が起こりましたです。。 例えば下に自作で創った簡単なサンプルプログラムを記述します。 class T {    public boolean tyu(int h) {      try {         int syutokusu,key;         syutokusu=2;         key=h;         System.out.println(syutokusu);        }      catch (Exception e)         {         e.printStackTrace();         }      return (syutokusu==key);                  }      } この場合return文のsyutokusuとkeyが認識せず、 どのようにすればsyutokusuとkeyを認識し返せるのでしょうか? try文の内部で処理した(定義した方や変数は使えないのかな??) なんかまた間違えてるのかな?
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[161] Re:データ構造の重要性
投稿者:隠れファン
2007/02/20 02:13:25

>うわ、絶版でしたか。知りませんでした。 > ># amazonで中古品が買えるようではありますが。 >http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/4274075400/all/ref=sdp_srli_u/249-6600035-2383509 ご紹介ありがとうございます。ページ拝見しました。 私が間違っているのかもしれませんが、恐らく同一な書名なのですが、 バートランド・マイヤーさんのではありません。 上記の本は、日本人が書いた本だと思います。 中古品とかで色々探してみます...。 >インタフェースの多重継承はよく使いますよね。 Javaのイメージで話してたので勘違いしていました。 私が言いたかったのは実装継承による多重継承のことでした。 確かにインターフェースの多重継承は必要ですね。 >継承関係は、スーパークラスの分類とも言えますから、複数の軸について >分類したければ多重継承になる…という考え方もありますが、 >それをやるとクラスの数が掛け算で増えていくので実用的ではないと私は思います。 なるほど...。難しいですね。 >「オブジェクト指向入門」では、階層構造を持てるWINDOWが、 >SCREEN_OBJECTとTREEを多重継承するという例が出ています(このTREEは、 >TREE_NODEと呼ぶべきだと思う)。 >一瞬納得しそうになりますが、TREE_NODEが、その要素への参照を持てば >済む話ですよね。EiffelにはGenericsがあるわけですし。 委譲が面倒でなければ前橋さんのやり方の方が柔軟性ありそうですね。 私は1つのクラスに複数の役割を持たせるのはあまり好きではありません。 ただし本に載っているサンプルは実装を簡単にするため (あるいは、インターフェースの多重継承の説明のため) なのかもしれないですね。 >テストファーストって、設計の前にテストケースを書くということではなく、 >実装の前にテストケースを書くのでは。メソッドの引数など細かいところは >テストケースを書きながら詰めていく面もあるでしょうけど、 >クラス間の関係のような重要な点は、テストケースを書く前に決まっていると思います。 確かに実装の前にテストケースを書くのだと思うのですが、 テストケースを色々書いていく内に必要なクラスと不要なクラスが 浮かび上がってきてクラスの関係が導きだせるという感じだったと思います。 テストケースを書く前に決まっているとすると、結局は初めにUMLありき なので、テストケース自体単なる動作チェックもしくは、 後でリファクタリングをするのだけが目的ということになり、 あまりおいしくはなさそうです。 ># テストファースト、良いと思うんですが、現場ではなかなか。 ># 私の場合、「使用例」として、Wordでせこせこサンプルコードを書いて、 ># レビューを通してから若いのに実装してもらうことが多いような。 私は仕事では数値計算関係のプログラムを作成することが多く、 テストケースを作成しにくいです(つまりテストケース自体のテストをしないと いけないので)。 ただ無理にでも使っていかないと、結局使う機会がなく勉強にならないので なかなか難しいです。 前橋さんは若い人に実装してもらえるのはいいですね。 私の場合、小さいチームなのでそこまではいきません。 以前別の部署の後輩にやってもらったら余計仕事が遅くなりました。 やはり上司はブルックスの法則を理解していないのだと思いました。 最近「人月の神話」を購入して、XPの考え方の基になったという印象が あります。XPの歴史とか知らないので何とも言えないですが。 前橋さんは、他の人に仕事を手伝ってもらったら余計遅くなったこと ありませんか?
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[160] Re:溝
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ちなみに、買った帰りにぺらぺらめくって眺めていたんですが、第3章の扉絵を見た瞬間 >吹き出してしまいました。・・・電車の中で。 > ># 本筋と関係ない話ですみません。 本筋とは関係ないんでしょうが、ここに反応していただけるとムチャクチャ嬉しいです。 かなり狙って描いたので w >「なぜオブジェクト指向が生まれたのか」という経緯を、自分の中で追体験するような >形で学ばないと、そのありがたみもわからないのかな、などと、最近思ったりもします。 そう思います。そういう意味じゃ、BASICなどの経験も無駄ではなかったかも。
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[159] Re:データ構造の重要性
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>私はオブジェクト指向勉強中の身なので色々勉強はしていて、 >バートランド・マイヤーさんの「オブジェクト指向入門」も >絶版のため結局買えてません。英語は面倒ですし...。 うわ、絶版でしたか。知りませんでした。 # amazonで中古品が買えるようではありますが。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/detail/offer-listing/-/4274075400/all/ref=sdp_srli_u/249-6600035-2383509 >私はartonさんと前橋さんの本が気に入っています。 >「C言語ポインタ完全制覇」でCに開眼したので。 ありがとうございます (_o_) >ところで、多重継承って使ったことないのですが必要な機能なのでしょうか? >使う目的が分かりません。 インタフェースの多重継承はよく使いますよね。 継承関係は、スーパークラスの分類とも言えますから、複数の軸について 分類したければ多重継承になる…という考え方もありますが、 それをやるとクラスの数が掛け算で増えていくので実用的ではないと私は思います。 「オブジェクト指向入門」では、階層構造を持てるWINDOWが、 SCREEN_OBJECTとTREEを多重継承するという例が出ています(このTREEは、 TREE_NODEと呼ぶべきだと思う)。 一瞬納得しそうになりますが、TREE_NODEが、その要素への参照を持てば 済む話ですよね。EiffelにはGenericsがあるわけですし。 >テストケースを書くことで本当にクラスの設計ができるのでしょうか? >クラスの設計って経験がものをいうというイメージだったのですが。 テストファーストって、設計の前にテストケースを書くということではなく、 実装の前にテストケースを書くのでは。メソッドの引数など細かいところは テストケースを書きながら詰めていく面もあるでしょうけど、 クラス間の関係のような重要な点は、テストケースを書く前に決まっていると思います。 # テストファースト、良いと思うんですが、現場ではなかなか。 # 私の場合、「使用例」として、Wordでせこせこサンプルコードを書いて、 # レビューを通してから若いのに実装してもらうことが多いような。
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[158] Re:XMLファイルを検索
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>>Elementを取り出すとは、何でしょう? … >Element element = (Element)pretestlist.item(i); >これは、item(i)⇒要素を順番に取得していくという意味ではないかとお思います つまりここでpretestの要素(Elementオブジェクト)が取り出せているわけですよね。 getElementsByTagName()はElementのメソッドです。 前回の神奈川さんのプログラムは、NodeListのgetElementsByTagName()を 呼ぼうとしていて、NodeListにそんなメソッドはないのでエラーになっていたわけです。 同じ要領でelementlistからelementのElementを取り出して、そこからさらに getElementsByTagName()を呼び出せば、elementの子のpretestを取り出すことが できるでしょう。 # ElementはJavaの(DOMの)クラスで、elementは神奈川さんが書いているXMLの # 要素名です。念のため。
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[157] Re:溝
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

>仮にAPIリファレンスを見なくても、getElementByTagName()がElementの >メソッドである、ということは、神奈川さん自身が投稿したソースを見れば >わかることですし。 あー。。 スレッド別表示にして見ていたので、下の方にひょろっとあった[145]の投稿に 気づかず、それを読まずに投稿してしまいました。(気付けよ、自分) ・・・と言うか神奈川さん、すでに答えをご自分で(ほぼ)書いていたんですね。。 >神奈川さんが越えるべきハードルはたくさんありそうです。 実は、僕もそれを感じたので >>神奈川さんが抱えている問題は複数あるように感じます。 って書いちゃいました、なんだか偉そうに。 >プログラムを書くには、まず自分が「何をしたいのか」を日本語でちゃんと >説明できなければならない、なんてことは「センス・オブ・プログラミング!」にも >書きましたけど。 実は、「センス・オブ・プログラミング!」は購入済みなんですが、忙しくて ほとんど読めていなかったりします。すみません。せっかく10月29日に買ったのに! ちなみに、買った帰りにぺらぺらめくって眺めていたんですが、第3章の扉絵を見た瞬間 吹き出してしまいました。・・・電車の中で。 # 本筋と関係ない話ですみません。 >今時の入門者は、「梯子が外された」状態にあるのかもしれません。 それは、良く感じます。 僕は運良く、プログラムを始めた時期に前橋さんの本で学ぶことが出来たわけですが、 同時期にプログラムを始めた人間は、研修でいきなり「StrutsでWebアプリケーション」 だとか、そんなことを勉強させられたりしたようです。 そう言えば、「オブジェクト指向で全ては抽象化されているんだから、細かい アルゴリズムなんて覚える必要は無い!」とか、トンでもなことを言い出している 上司もいました。 「なぜオブジェクト指向が生まれたのか」という経緯を、自分の中で追体験するような 形で学ばないと、そのありがたみもわからないのかな、などと、最近思ったりもします。 で、「センス・オブ・プログラミング!」には、きっとそんなことが書かれているのかなぁ などと妄想してみたり(笑) # うーん、「溝」という話題とは微妙にそれてしまったような。。
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[156] Re:データ構造の重要性
投稿者:隠れファン
2007/02/20 02:13:25

隠れファンです。 返信ありがとうございます。 >これはその通りでしょう。でもまあ、それで細部は隠せても、 >大まかなところはオブジェクト間の関係のような形で見えてしまいますし。 >多重度の設計をしくじって拡張の際にはまる、なんてことは多いですよね。 ># Hogeに対してPiyoはひとつでよいはずだったのに、今度の機能拡張では ># n個にしなきゃいけなくなった。HogeのgetPiyo()には引数ないぞ。どうしてくれよう。 私は設計に失敗した場合、その部分を作り直してしまった方が早いと思っています (もちろん関連が多すぎるなど、そうできない場合も多いと思います)。 例えばクラスをラップしていって機能を追加してうまくごまかして 無理やりつじつま合わせようとしてもどんどん泥沼にはまりそうです。 >オブジェクト指向のバイブルは、私にとってはMAYERさんの「オブジェクト指向入門」 >でした。第2版は(買いはしたものの)まるで読めてませんけど。 ># なにせ英語なので… (^^;; > >継承がらみの議論では(特に多重継承)首をひねるところもありますが、 >今でも名著だと思います。 私はオブジェクト指向勉強中の身なので色々勉強はしていて、 バートランド・マイヤーさんの「オブジェクト指向入門」も 絶版のため結局買えてません。英語は面倒ですし...。 ご存知だと思いますが、オブジェクト指向の本では 「憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向講座」が売れているみたいですが 今ではほとんど役に立たないと思っています。 最近購入した「アジャイルソフトウェア開発の奥義」という本は かなり気に入っていて新たな発見がありそうです。 私はartonさんと前橋さんの本が気に入っています。 「C言語ポインタ完全制覇」でCに開眼したので。 ところで、多重継承って使ったことないのですが必要な機能なのでしょうか? 使う目的が分かりません。 あとテストファーストについてどう思われますか? 本を読んでると何かよさげなのですが...。 テストケースを書くことで本当にクラスの設計ができるのでしょうか? クラスの設計って経験がものをいうというイメージだったのですが。
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[155] Re:XMLファイルを検索
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>>Elementを取り出すとは、何でしょう? > >[145]で神奈川さんが投稿されたリストの、 > > Element element = (Element)pretestlist.item(i); > >この部分は、どういう意味だと思って書いていましたか? 皆さん私のために親身に教えてくださって有難うございます。(TOT) (ぱ)さんの仰ったとおり「溝」に陥っているのかもしれません。。 Element element = (Element)pretestlist.item(i); これは、item(i)⇒要素を順番に取得していくという意味ではないかとお思います 例: タグpretestに対して item(0)が1番初めpretest要素取得 item(1)が2番目のpretest要素取得 とこのような感じだと思ったのですが、この状態だと全ての<pretest>タグ要素 を取得してしまう気がするんですけど。 間違っているでしょうか??
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[154] Re:データ構造の重要性
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>隠れファンです。 >勝手に返信させて頂きます。 どうもです f(^^;; >但し、重要なデータほど >オブジェクト指向ではインターフェースを利用しモジュールを分離するので、 これはその通りでしょう。でもまあ、それで細部は隠せても、 大まかなところはオブジェクト間の関係のような形で見えてしまいますし。 多重度の設計をしくじって拡張の際にはまる、なんてことは多いですよね。 # Hogeに対してPiyoはひとつでよいはずだったのに、今度の機能拡張では # n個にしなきゃいけなくなった。HogeのgetPiyo()には引数ないぞ。どうしてくれよう。 >オブジェクト指向の実装よりではなく設計よりの内容でのバイブルを作れるのは オブジェクト指向のバイブルは、私にとってはMAYERさんの「オブジェクト指向入門」 でした。第2版は(買いはしたものの)まるで読めてませんけど。 # なにせ英語なので… (^^;; 継承がらみの議論では(特に多重継承)首をひねるところもありますが、 今でも名著だと思います。
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[153]
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

また件名かえました。 >・ DOMのAPIドキュメントをちゃんと読んでいない。 > >というのが差し当たっての問題のように思えます。 それもそうだと思うのですが、 >「なぜ、NodeListに対してgetElementsByTagName()が出来ないのか」 という言葉の意味がわかるなら、そしてAPIリファレンスの何たるかを知っていれば、 別に熟読しなくても、その部分だけでも読みそうなもんですし、 仮にAPIリファレンスを見なくても、getElementByTagName()がElementの メソッドである、ということは、神奈川さん自身が投稿したソースを見れば わかることですし。 神奈川さんが越えるべきハードルはたくさんありそうです。 以下、別に神奈川さんを責めているわけではありません。 「闘わないプログラマ」に「溝」という文章がありますが、 http://www.amy.hi-ho.ne.jp/~lepton/program/p1/prog181.html 神奈川さんの最初の投稿の >ファイルを格納するということは、できるのでしょうか? というのを読んで私が連想したのが実はこの文章でした。 質問者の側に知識が不足していると、往々にしてこういうことは起こってしまうわけで、 じゃあどうすればいいのかというと、私もLeptonさんと同じく「名案は無いですねえ」 状態なわけで。 本なんか書いてる身としては、こんなこっちゃいかんわけですが。私のほうにセンスが 足りてないんでしょう。 プログラムを書くには、まず自分が「何をしたいのか」を日本語でちゃんと 説明できなければならない、なんてことは「センス・オブ・プログラミング!」にも 書きましたけど。 正直、APIリファレンスの読み方がわからない人が、XMLを解析してどうこうする プログラムを書くのは難度が高すぎやしないか、と思うわけですが、 現代の初心者にはありがちな話のような気がします。 私がプログラミングを始めた頃は、そんな複雑なAPIもなく、そもそもそんな 凝ったことをするマシンパワーもなくて、簡単なプログラムから順次入門して いったわけですが、今時の入門者は、「梯子が外された」状態にあるのかもしれません。 うーん。まとまらなくてすみません。
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[152] Re:XMLファイルを検索
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>Elementを取り出すとは、何でしょう? [145]で神奈川さんが投稿されたリストの、 Element element = (Element)pretestlist.item(i); この部分は、どういう意味だと思って書いていましたか?
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[151] Re:XMLファイルを検索
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

> 神奈川さん こんにちは。 スレッドを拝見していて思ったんですが、神奈川さんが抱えている問題は 複数あるように感じます。 が、とりあえずは ・ DOMのAPIドキュメントをちゃんと読んでいない。 というのが差し当たっての問題のように思えます。 Javaでプログラミングをする時は、APIドキュメントを読むことが必須だったりします。 「なぜ、NodeListに対してgetElementsByTagName()が出来ないのか」理由が わからないのでしたら、前橋さんがご提示してくださったDOMのAPIドキュメントを 読み返してみてはいかがでしょうか? そうすれば、次に自分が何をすべきか見えてくると思いますよ。 ヒントを書くと、「NodeListの2つのメソッドを組み合わせて使えば。。」って 感じです。 # って、なんか偉そうですね。。すみません。 それから、今回はもう間に合わないと思いますが、世の中にはxmlとJavaオブジェクトの バインディングのためのライブラリなども存在しますので、次回はそういったものも 勉強してみると、同じことが楽に出来るかもしれないですよ。
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[150] Re:XMLファイルを検索
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>> NodeList pretestlist = elementlist.getElementsByTagName >... >>しかしこの状態だとエラーが発生してしまいました・・ > >そりゃNodeListに対してgetElementsByTagName()はできないでしょう。 >Elementを取り出してからにしないと。 たびたびすみません。 うーん・・解らないですね。。 Elementを取り出すとは、何でしょう? どうすれば、elementの下のpretestのみを取得できるのでしょう? 僕のイメージは、親を指定して例えば(element) その後に子を指定する(pretest)を行って初めて、 そのpretestにたどり着くようなイメージがあるのですが、 とんでもない勘違いをしているのでしょうか? Element root = doc.getDocumentElement(); ⇒ルート要素取得(ドキュメントの下のノードを取得したことになりますよね?) NodeList list = root.getElementsByTagName("タグの名前"); ⇒タグの名前要素のリストを取得(ルート要素で取得したノードに対してタグの名前要素のリス                トを取得) リストを取得して⇒ノードを取得⇒リストを取得して⇒ノードを取得 を繰り返す事で末端の要素にたどり着くのでしょうか? すみません。。ほんとに解らなくて・・・ここさえ解れば、あとは何とか成りそうなんですが・・(実は、ものすごい単純なのかもしれませんが宜しくお願いします) 下のようなxmlならば、elementの下のpretestを指定する。 (後はitemごとにtextを取得するこれ自体は、可能) <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?> <site> <title>JavaでHello World</title> <element id="28"> <pretest id="28"> <title>EJB編</title> <file>ejb.htm</file> </pretest> <pretest> <title>DOM編</title> <file>xmldom.htm</file> </pretest> </element> <element1 id="28"> <pretest id="28"> <title>neko</title> <file>neko.htm</file> </pretest> <pretest> <title>DOMneko編</title> <file>xmldomneko.htm</file> </pretest> </element1> </site>
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[149] Re:XMLファイルを検索
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> NodeList pretestlist = elementlist.getElementsByTagName ... >しかしこの状態だとエラーが発生してしまいました・・ そりゃNodeListに対してgetElementsByTagName()はできないでしょう。 Elementを取り出してからにしないと。
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[148] Re:XMLファイルを検索
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

有難うございます^^ あまり理解できなくすみません。 >まずelementを見つけて、そのelementに対して >getElementsByTagNameをやればよいだけの話では? とのことでしたので、(先ほど記述したプログラムの一部を抜粋) DocumentBuilder builder = dbfactory.newDocumentBuilder(); // パースを実行してDocumentオブジェクトを取得 Document doc = builder.parse(new File("site.xml")); // ルート要素を取得(タグ名:site) Element root = doc.getDocumentElement(); // element要素のリストを取得 NodeList elementlist = root.getElementsByTagName("element"); // pretest要素のリストを取得 (elementの下のpretest) NodeList pretestlist = elementlist.getElementsByTagName このようにすればよいのでしょうか? NodeList pretestlist=elementlist(ここで親を指定するという形でいいのでしょうか?) .getElementsByTagName しかしこの状態だとエラーが発生してしまいました・・ エラー内容は、 java21:シンボルが解決されません シンボル:getElementsByTagName(java.lang.string) 場所:org.w3c.dom.Nodelist NodeList pretestlist = elementlist.getElementsByTagName                   ^ とのようになりました。。難しいです。。記述の仕方がまずいのでしょうか?
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[147] Re:難易度(ゴミ)
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>難易度って難しい℃なのかやさしい℃なのか、いつもわかりません。 >素直に難度といえばいいのにとか思う今日子の頃。 確かに。 Google検索してみると… 難易度が高い の検索結果 約 34,300 件 難度が高い の検索結果 約 5,350 件 「難易度が高い」の方が多いことは予想していましたが、 「難度が高い」も結構ありますねえ。
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[146] XMLファイルを検索
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

件名を変えました。 >>私ならそもそもそういうメソッドは、 >>ファイル名と検索キーワードを引数で受け取って、マッチしたかどうかを >>booleanで返すようにしますけど。 ... >引数は、ファイル名とキーワードは、複数ある場合があるから、配列で示すのかな >?? キーワードは配列で渡すのでしょうが、ファイル名はひとつだけ渡すことを 想定していました。だから戻り値がboolean 1個でいいわけです。 戻り値は「そのファイルにキーワードが含まれていたかどうか」を表現します。 もちろん、それ以外の情報も返したいなら、booleanではなく、何らかの オブジェクトに値を詰めて返さなければなりません。 で、もちろん検索はたくさんのファイルの中から行いたいのでしょう。 でも、たくさんのファイルでぐるぐるループするのは、このメソッドの 呼び出し側で行えばよい話で、だから >で、フォルダ内のファイル名を片っ端からそのメソッドで判定する、 >という処理は、その一階層上でやらせます。 こう書きました。 >となります。このように「この親(element)のこの子(pretest)」 >という指定はできるのでしょうか?今の状態だと全てのpretestの要素を取得している >ので何とかしたいのですが・・どうぞ宜しくお願いします。 elementとpretestの間に何かが挟まったり、pretestがネストしたりする 可能性がないのであれば、まずelementを見つけて、そのelementに対して getElementsByTagNameをやればよいだけの話では?
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[145] Re:難しいです。。
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

>http://www.hellohiro.com/xmldom.htm >このページではDOMの環境構築の話から書いてあります (ぱ)さんの指定したリンク先を元にプログラムを作成してみました。 下は、xmlファイルです。 <?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" ?> <site> <title>JavaでHello World</title> <element id="28"> <pretest id="28"> <title>EJB編</title> <file>ejb.htm</file> </pretest> <pretest> <title>DOM編</title> <file>xmldom.htm</file> </pretest> </element> <element1 id="28"> <pretest id="28"> <title>neko</title> <file>neko.htm</file> </pretest> <pretest> <title>DOMneko編</title> <file>xmldomneko.htm</file> </pretest> </element1> </site> 僕のプログラム public class A { public static void main(String[] args) { try { // ドキュメントビルダーファクトリを生成 DocumentBuilderFactory dbfactory = DocumentBuilderFactory.newInstance(); // ドキュメントビルダーを生成 DocumentBuilder builder = dbfactory.newDocumentBuilder(); // パースを実行してDocumentオブジェクトを取得 Document doc = builder.parse(new File("site.xml")); // ルート要素を取得(タグ名:site) Element root = doc.getDocumentElement(); System.out.println("ルート要素のタグ名:" + root.getTagName()); System.out.println("***** ページリスト *****"); // element要素のリストを取得 NodeList elementlist = root.getElementsByTagName("element"); // pretest要素のリストを取得 NodeList pretestlist = root.getElementsByTagName("pretest"); // pretest要素の数だけループ for (int i=0; i < pretestlist.getLength() ; i++) { // page要素を取得 Element element = (Element)pretestlist.item(i); // title要素のリストを取得 NodeList titleList = element.getElementsByTagName("title"); // title要素を取得 Element titleElement = (Element)titleList.item(0); // title要素の最初の子ノード(テキストノード)の値を取得 String title = titleElement.getFirstChild().getNodeValue(); // file要素のリストを取得 NodeList fileList = element.getElementsByTagName("file"); // file要素を取得 Element fileElement = (Element)fileList.item(0); // file要素の最初の子ノード(テキストノード)の値を取得 String file = fileElement.getFirstChild().getNodeValue(); System.out.println("タイトル:" + title + " " + "ファイル:" + file); } } catch (Exception e) { e.printStackTrace(); } } } というように作成してみました。 そうすると実行結果が、 タイトル:EJB編 ファイル:ejb.htm タイトル:DOM編 ファイル:xmldom.htm タイトル:neko ファイル:neko.htm タイトル:DOMneko編 ファイル:nekoxmldom.htm となりました。私としては、elementの下にあるpretestのみを取得したいのですが 詰まり実行結果としては、 タイトル:EJB編 ファイル:ejb.htm タイトル:DOM編 ファイル:xmldom.htm となります。このように「この親(element)のこの子(pretest)」 という指定はできるのでしょうか?今の状態だと全てのpretestの要素を取得している ので何とかしたいのですが・・どうぞ宜しくお願いします。 長々と申し訳ありません・・
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[144] Re:データ構造の重要性
投稿者:隠れファン
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 隠れファンです。 勝手に返信させて頂きます。 「センス・オブ・プログラミング」読ませて頂きました。 データ構造のあたりの考え方はかなり参考になりました。 >>抽象化・データ構造重視というとまさにオブジェクト指向的な考えですよね。 > >そう思います。「センス・オブ~」はオブジェクト指向の手前で止まっていますが、 >延長線上にある概念だと思います。 >オブジェクト指向を、従来のプログラミング技術と「まるで違う」もので >あるかのように宣伝したがる人も多いようですけど。 私も同感です。プログラミングの本質は言語が何であろうと変わらないと 思っています。「まるで違う」という人の意見は設計ではなく実装よりの ことを言っているのかもしれません。ただし設計と実装の境界が微妙な場合も 多々あると思います。 データ構造に関してですが、私はデータを処理するアルゴリズムがデータ構造に 依存しているために、仕様の変更時にデータ構造の変更は、アルゴリズムの変更も 伴うため、データ構造が重要だと思っています。但し、重要なデータほど オブジェクト指向ではインターフェースを利用しモジュールを分離するので、 結合度をどの程度にするかは結局は他とのバランスだと思っています。 >>オブジェクト指向に関する本もやがて出ると(勝手に)期待してます。 > >えーっと f(^^;; >たぶん私を逆さにして振っても、「Java謎+落とし穴~」に書いてある以上のことは >出てこないと思います。 ># でも、Webページの方も更新しないとなあ。 私も期待しています。特に最近のキーワードでもある「アジャイル開発」や「XP」 あたりのテーマを書いてほしいです。 オブジェクト指向の実装よりではなく設計よりの内容でのバイブルを作れるのは 前橋さんだと思っています。
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[143] Re:難しいです。。
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

有難うございます。。 返信遅れてすみません。。 >>実は、XMLファイルの検索のプログラムを作成し様としているのです。 > >ということは、 >・たくさんあるXMLファイルを片っ端から開いて、 >・内容を読み込み、解析し、 >・ある特定のキーワードが、(ある特定のタグの下に)あるファイルを抽出する。 >という動作になりますよね? (合ってますか?) 合ってます。 >私ならそもそもそういうメソッドは、 >ファイル名と検索キーワードを引数で受け取って、マッチしたかどうかを >booleanで返すようにしますけど。 なるほど具体的にいうと例えばどのようなプログラムでしょう? 簡単な受け取り部分のサンプルプログラムを教えていただけると嬉しいのですが・・ booleanが戻り値 public boolean a(引数) 引数は、ファイル名とキーワードは、複数ある場合があるから、配列で示すのかな ?? アホみたいな質問ですみません・・ >このページではDOMの環境構築の話から書いてあります いいページです。勉強中~。。 >これが「難しくてわけわからない」ということだとすると、 >今の神奈川さんには、ちょっと問題の難易度が高かった、ということだと思います。 初心者なので探り探りです・・・
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[142] Re:データ構造の重要性
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 >前々から、前橋さんの本は結構気に入っていて、 >全部読んでいます。 ありがとうございます。大変励みになります。 >抽象化・データ構造重視というとまさにオブジェクト指向的な考えですよね。 そう思います。「センス・オブ~」はオブジェクト指向の手前で止まっていますが、 延長線上にある概念だと思います。 オブジェクト指向を、従来のプログラミング技術と「まるで違う」もので あるかのように宣伝したがる人も多いようですけど。 >オブジェクト指向に関する本もやがて出ると(勝手に)期待してます。 えーっと f(^^;; たぶん私を逆さにして振っても、「Java謎+落とし穴~」に書いてある以上のことは 出てこないと思います。 # でも、Webページの方も更新しないとなあ。
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[141] データ構造の重要性
投稿者:sec
2007/02/20 02:13:25

はじめまして。 前々から、前橋さんの本は結構気に入っていて、 全部読んでいます。 今回のセンス・オブ・プログラミング!も さっそく読ましていただきました。 今回の本で、抽象化とデータ構造の重要さを改めて認識することができました。 仕事でコーディングする時は、ロジックに焦点がいきがちで、 ついデータ構造がおざなりになってしまいがちなんですよね。 私自身、そこまで意識して、データ構造を明確に意識して設計することは、 あまりなかったなぁと感じて、反省しています。 (でかいグローバルな構造体を用意して、そいつにすべての情報を詰め込み、 あらゆるところから、参照するという「やっちゃいけない」パターンを やってることが多いです。) 抽象化・データ構造重視というとまさにオブジェクト指向的な考えですよね。 オブジェクト指向に関する本もやがて出ると(勝手に)期待してます。 仕事もしながら、執筆は大変だと思いますが、今後もがんばってください。
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[140] 難易度(ゴミ)
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

難易度って難しい℃なのかやさしい℃なのか、いつもわかりません。 素直に難度といえばいいのにとか思う今日子の頃。 燃費がいいってどっち?とか。
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[139] Re:難しいです。。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>実は、XMLファイルの検索のプログラムを作成し様としているのです。 ということは、 ・たくさんあるXMLファイルを片っ端から開いて、 ・内容を読み込み、解析し、 ・ある特定のキーワードが、(ある特定のタグの下に)あるファイルを抽出する。 という動作になりますよね? (合ってますか?) 抽出した後のファイルをどうするのかわかりませんが、ファイル名(パス)を 表示するだけなら、ファイルを探すメソッドの戻り値は、ファイル名(文字列)で よいように思います。ただ、私ならそもそもそういうメソッドは、 ファイル名と検索キーワードを引数で受け取って、マッチしたかどうかを booleanで返すようにしますけど。 で、フォルダ内のファイル名を片っ端からそのメソッドで判定する、 という処理は、その一階層上でやらせます。 具体的な実現手段を探してうろうろする前に、自分がなにをしたいのかを 明確にしないと、プログラムは書けませんよ。 また、こういうことをしたいのなら、難しいのはむしろXMLのパース(構文解析) でしょうが、XMLの構文解析はDOMなどを使うと簡単です。 JavaでHello World!: http://www.hellohiro.com/xmldom.htm このページではDOMの環境構築の話から書いてありますが、 1.4以降のJavaなら標準で入っています。 APIリファレンスはこちら: http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/org/w3c/dom/package-summary.html これが「難しくてわけわからない」ということだとすると、 今の神奈川さんには、ちょっと問題の難易度が高かった、ということだと思います。
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[138] Re:難しいです。。
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

早速ありがとうございます。^^ >本当にやりたいことは、ファイル名から「ファイル」を得ることじゃなく、 >「そのファイルを読み書きするためのナニモノか」を得ることなんじゃないかなあ、 >という気がします(合ってますか?)。 (ぱ)さんは、すごく鋭いですね^^ 現在知識の詰め込み中でして・・多々解らない事がありまして。勉強中なんです。。 実は、XMLファイルの検索のプログラムを作成し様としているのです。 前のスレで似たような質問があったみたいですが、僕には解らなくて・・ タグで検索するという形なのですが、 例えば、入力のキーワードを「2ちゃん」とすると(下のxmlファイルを参照して) 下の<a>のタグの下に<b>内にある文字列である「2ちゃん」 を検索してこのxmlファイルを戻り値として返すという感じです。 入力キーワードが2つ以上ある場合は、それをandで計算して、その二つのキーワード が含まれる<a>のタグの下に<b>内にある文字列を検索します。 一致したファイルをxmlファイルを戻り値として返すという感じです。 ******②ちゃん.xml********* <c>    <b>ギコ</b>    <b>おにぎり</b> </c> <a>    <b>2ちゃん</b>    <b>掲示板</b> </a> *************************** 実は、二人で作業していまして、僕がファイルを戻すという作業をすることになったのです。 目的としては、見つけたファイルを戻して終了という感じです。 もしよろしければ、このようなサンプルプログラムとかあるでしょうか? なければ、どのような本を見れば乗ってるでしょうか? 宜しくお願いします。
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[137] Re:難しいです。。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

どうも、はじめまして。 ご質問の件ですが、一般に 「自分が何をしたいのか、きちんと日本語で説明できないうちは、  プログラムは書けない」 と言えます。(ちょうど「センス・オブ・プログラミング!」にそんなことを書きました。) >引数が文字列で,戻り値がファイルというような形です。 ... >「おにぎり」というキーワードを入力 >↓ >ファイル名がおにぎりというファイルを出力 ここだけ読むと import java.io.*; class Test { File hoge(String path) { return new File(path); } } こんなことがしたいようにも読めますが… File f = Test.hoge("hoge.txt"); と呼び出した後で何をしたいのかが不明ですし。 本当にやりたいことは、ファイル名から「ファイル」を得ることじゃなく、 「そのファイルを読み書きするためのナニモノか」を得ることなんじゃないかなあ、 という気がします(合ってますか?)。 だとすれば、Fileではなく、FileInputStreamやFileOutputStreamを使うことになるでしょう。 このへんのクラスの説明については、JavaのAPIリファレンス http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/index.html を参照してください。 http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/java/io/File.html http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/java/io/FileInputStream.html http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/docs/ja/api/java/io/FileOutputStream.html
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[136] 難しいです。。
投稿者:神奈川
2007/02/20 02:13:25

質問ですー JAVAでプログラムを組もうとしています。 JAVAでは文字列や数字などintなどの変数によって格納できますが、 ファイルを格納するということは、できるのでしょうか? 例えば 引数が文字列で,戻り値がファイルというような形です。 「おにぎり」というキーワードを入力 ↓ ファイル名がおにぎりというファイルを出力 というような形です。 宜しくお願いします。 プログラム初心者なので、出来もしない事を書いてあるかもしれません。 初歩的なことかもしれませんが宜しくお願いします。 そこも踏まえて宜しくです。。
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[134] Re:可変長配列について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>これは、この構造体の例よりも もっと合法な使い方である、 >単なる可変長配列を realloc() した場合にも起きる問題ですね。 うーん、たとえば折れ線を表現するときに、 typedef struct { int point_count; Point *point; } Polyline; typedef struct { int point_count; Point point[1]; } Polyline; というふたつの実現方法があって、どちらを使うかを考えたとき、 後者の方法だと、pointの数を増減させるたびにPolylineのアドレスが 変わってしまう、ということを言いたかったのですが。 確かにどちらもrealloc()すればpointの指すアドレスは変わりますが、 「pointはPolyline以外誰も指してないけど、Polylineを指してる奴は いっぱいいる」というケースはたぶんたくさんあって、後者の方が 危険度がかなり高いと思います(程度問題にせよ)。 >この手法は、C99 で合法化されたと考えて良いと思います。 >以下参照: >http://seclan.dll.jp/c99d/c99d04.htm#dt19990726 これはそうですね。 そういえばGCCにも、point[0]と書ける拡張機能がありました。
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[133] Re:可変長配列について
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> このテクニックで可変長配列を実現すると、realloc()で配列を > 拡張したとき、 これは、この構造体の例よりも もっと合法な使い方である、 単なる可変長配列を realloc() した場合にも起きる問題ですね。 例としては、むしろ、pArry[1] みたいなアクセスでまずいことに なることを挙げた方がいいような気がします。 > 微妙です。少なくとも合法と言い切ることはできません。 この手法は、C99 で合法化されたと考えて良いと思います。 以下参照: http://seclan.dll.jp/c99d/c99d04.htm#dt19990726
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[132] Re:可変長配列について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「センス・オブ・プログラミング」読ませていただきました。 >読んで良かったと思いました。 はじめまして。読んでいただきありがとうございます。 >ところで、可変長配列について説明(P153)がちょっと足りないのでは? このテクニックは、私も「ポインタ完全制覇」では説明していますが、 今回の本で必要だったかというとどうかと思います。 Cに特化した話ですし(だからこそ「Cに特有の話」の項になら書いてよいのでは、 というご意見なのだと思いますが)、それに、このテクニックは、使用できる 状況が限定されますし。 このテクニックで可変長配列を実現すると、realloc()で配列を拡張したとき、 構造体本体のアドレスまで変わってしまう可能性があります。 よって、この構造体を指しているポインタがどこかにあるときは、 このテクニックは使えません。 また、可変長配列にできる要素が最後のひとつだけ、という問題もあります。 このテクニックを使う機会は、「その構造体を、連続した塊としてファイルに 吐いたり、ネットワークでどこかに送りたい」というケースに限定されるように 思います。 >Cではこれが間違いではありません。---① 微妙です。少なくとも合法と言い切ることはできません。 C-FAQには以下の記述があります。 http://www.kouno.jp/home/c_faq/c2.html#6 | この技巧は人気がある。ただしDennis Ritchieは「Cの実装への | 根拠のない馴れ馴れしさ」と呼んだ。公式な解釈によると上の | 技巧は Cの 規格に厳密には準拠していないと考えられる。 私も同じように思います。が、ほぼ全ての環境で動くと思うので、 移植性を根拠にこれを使うことをためらう必要はないでしょうけど。 >この2点が「Cに特有の話」である事で、この説明が足りないと思いました。 補足の形で(Webに)載せた方がよいかどうかは、現在思案中です。
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[131] 可変長配列について
投稿者:しゅん
2007/02/20 02:13:25

「センス・オブ・プログラミング」読ませていただきました。 読んで良かったと思いました。 特に3章は共感する所が多くありました。 私もコピペやっちゃうんですよね、そして後で後悔してますね。 新人の頃に読めたらもっと何か違っていたかもと思いもしました。 ところで、可変長配列について説明(P153)がちょっと足りないのでは? 特に「Cに特有の話」の部分にかかります。 typedef struct _VARIABLEARRY { int valMaxIndex; char val[1]; // 1つの配列のインデックス値は本来0だけが有効。 // char val[0]; の記述はコンパイラの実装により異なる。 }VARIABLEARRY; たとえばこの場合 int maxIndex = 10; VARIABLEARRY *pArry; pArry = malloc( sizeof(VARIABLEARRY) + maxIndex ); pArry->valMaxIndex = maxIndex; pArry->val[1] = 'a'; // 配列のインデックス値が宣言した範囲を超えている。 の表記が許される事です。 BASICでは配列のインデックス値が範囲を超えるとエラーです。 Cではこれが間違いではありません。---① また、構造体の最後のメンバを配列にする事でこれが可能である事です。---② typedef struct _VARIABLEARRY { char val[1]; int valMaxIndex; }VARIABLEARRY; とした場合は正しく機能しません。 この2点が「Cに特有の話」である事で、この説明が足りないと思いました。
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[130] Re:C++におけるラベル付きbreakについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ところで本文中でちょっとした誤りだと思われる箇所を見つけました。 >goto文について解説しているところで、JavaとC++にはラベル付きbreakが >存在すると記述されていますが、C++では聞いたことがなかったので念のために ご指摘ありがとうございます。 とりあえず手元のStroustrup本で確認しましたが、C++にラベル付きbreakは ありませんね。なぜかは知りませんが勘違いしていたようです。 これは罪の重い間違いだと思います。申し訳ありません。 正誤表に載せておきました。
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[129] C++におけるラベル付きbreakについて
投稿者:lowlander
2007/02/20 02:13:25

センス・オブ・プログラミング読ませて頂きました。 プログラミングにおけるポイントを押さえていていい本だと感じました。 またループに使用する変数i,j,k,...の由来を知ったときは感激でしたね。 ところで本文中でちょっとした誤りだと思われる箇所を見つけました。 goto文について解説しているところで、JavaとC++にはラベル付きbreakが 存在すると記述されていますが、C++では聞いたことがなかったので念のために ISO/IEC FDIS 14882:1998を調べてみました。ところが自分が調べた限り そのような記述は見つかりませんでしたので、ご確認していただけないでしょうか? 一応自分が参照したFDISのbreakに関する部分を掲載させていただきます。 では失礼致します。 6.6.1 The break statement The break statement shall occur only in an iterationstatement or a switch statement and causes termination of the smallest enclosing iterationstatement or switch statement; control passes to the statement following the terminated statement, if any.
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[128] Re:指を折って数える
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

昨晩は飲んだくれてまして反応が遅れました。すみません。 >0~5 の 6通りの数を表現しています。 あっ。 …重ね重ねありがとうございます。(_o_) 修正しておきました。
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[127] Re:指を折って数える
投稿者:かずま
2007/02/20 02:13:25

>えっ! …と思ってやってみたら本当でした。どうもボケていたようです。 >どう直すべきか悩むところですが、正誤表に入れておきます。 : 正) : しかも、0と10、1と9、2と8などは同じ形ですから、実際は5通りの数しか表現していません。 0~5 の 6通りの数を表現しています。 [1] 0 - 10 [2] 1 - 9 [3] 2 - 8 [4] 3 - 7 [5] 4 - 6 [6] 5
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[126] Re:第一号かな?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> へぇ、そういうものなんですか(おどろき) > TeXの機能に索引に載せる単語を指定すると > 自動で索引作成してくれるような機能があったと思っていたので > そんな感じに改版するたびに全自動で作ってるのかと思ってました。 編集さんが使っているDTPソフトには、そういう機能があるのだろうと思います。 ミスが出ている以上、どこかに手作業が介在しているのでしょうけど。 たとえば、自動生成した索引を手でレイアウトしなおしていて、再生成すると 手作業分がふっとぶから、そこだけ手で直した…とか(想像です)。 > えっ、全ページ出力し直すわけじゃないんですか。 そのようです。例外として、「体当たり学習」では、タイトルとかの背景の luckyがスペルミスしてる、という問題があって(初版発行まえに差し替えを 要求したはずが、印刷会社側のミスで反映されていなかった)、このときは 第2刷の際に全ページ再出力しました。「どうせ再出力するから、直したい ところがあれば言って欲しい」というようなことを言われました。 > きっとワープロ→プリンタ出力の様なイメージで考えちゃ > いけない世界なんですね...(^^;) 数千とか万とか刷る本は、「小部数ではバカ高だが、たくさん刷れば安くなる」 方法で印刷しますから、事前準備の部分にコストがかかるということなんでしょうね。 ># と、いうことは間違え探しも見つけるたびに言うのではなく、 ># 一気に出さないと迷惑なのかしら? (^^;) いえ、修正は増刷のタイミングで行うわけですから、その分のバッファリングは こちらでできます。見つかるたびに報告していただけたほうがありがたいです。
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[125] Re:指を折って数える
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

おひさしぶりです。いつもありがとうございます。 >1と9、2と8、3と7、4と6 も同じ指の形になりませんか? 実質は 5。 えっ! …と思ってやってみたら本当でした。どうもボケていたようです。 どう直すべきか悩むところですが、正誤表に入れておきます。 >p.85 図 2-26 コンパイラの出力が「hello.c」になっています。 こちらもご指摘ありがとうございます。 # ここは、念校時に直してもらうようお願いしたのですが、意図とは異なる # 直され方をしてしまったようです。書き方が悪かったかなあ。
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[124] Re:指を折って数える
投稿者:かずま
2007/02/20 02:13:25

>「センス・オブ・プログラミング」買いました。 書名に「!」をつけるのを忘れました。全角か半角かは? > 1と9、2と8、3と7、4と6 も同じ指の形になりませんか? 実質は 5。 「実質は 0~5」と書いたつもりでした。
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[123] 指を折って数える
投稿者:かずま
2007/02/20 02:13:25

「センス・オブ・プログラミング」買いました。 p.60 しかも、0 と 10は同じ指の形ですから、実質は 0~9 までになるでしょう。 1と9、2と8、3と7、4と6 も同じ指の形になりませんか? 実質は 5。 p.85 図 2-26 コンパイラの出力が「hello.c」になっています。
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[122] Re:第一号かな?
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

> 索引に関しては、私は、ゲラの段階で、索引に載せるべき単語にマーカーで >印を付ける、という以上の作業はしていません。よって、どのようにして索引が >作られているかどうかは知らないんですよ。 へぇ、そういうものなんですか(おどろき) TeXの機能に索引に載せる単語を指定すると 自動で索引作成してくれるような機能があったと思っていたので そんな感じに改版するたびに全自動で作ってるのかと思ってました。 # TeXは修論のとき以来触ってないから、 # もうどんな機能があったか忘却のかなたですねぇ。 # \frac{1}{2} だったかな? > 増刷の際に自動的に直るということはないと思います。増刷時、ポカが >あったりして直す際は、ページ単位で製版し直しているようです。 >ページ単位でコストが発生するため、「全部作り直す」ということはしないはずです。 えっ、全ページ出力し直すわけじゃないんですか。 きっとワープロ→プリンタ出力の様なイメージで考えちゃ いけない世界なんですね...(^^;) # と、いうことは間違え探しも見つけるたびに言うのではなく、 # 一気に出さないと迷惑なのかしら? (^^;)
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[121] Re:第一号かな?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> ところで、索引とかは何かのツールで自動生成してると思うので、 > 第2版では直っている、もしくは自動的に直ってしまうかもしれませんが > 一つ間違いを見つけました...  これもご指摘ありがとうございます。  まずは編集さんに伝えておきました。 > どうしてこういうことが発生するのかしら?ツールにバグがあるのかな? > ツールで索引作成後に文章を書き足したのでしょうか?  索引に関しては、私は、ゲラの段階で、索引に載せるべき単語にマーカーで 印を付ける、という以上の作業はしていません。よって、どのようにして索引が 作られているかどうかは知らないんですよ。 # 知っていたとして、ここに書いてよいかどうか、という問題もありますが。 >こういう場合、チェック項目が何個もあるんでしょうけど、 >それを自動化できないのはプログラマとしては歯がゆい感じしません?  元原稿はLaTeXで書いているので、「3章を参照してください」とか 「p.XXXを参照してください」という類の相互参照は、私が提出する段階では 自動チェックできるんですが、いずれにしても組版すれば変わってしまうので、 あとは編集さんにお任せですね。ゲラを見ると、いろいろこう、歯がゆいことも あるんですが(謎)  増刷の際に自動的に直るということはないと思います。増刷時、ポカが あったりして直す際は、ページ単位で製版し直しているようです。 ページ単位でコストが発生するため、「全部作り直す」ということはしないはずです。
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[120] Re:第一号かな?
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

>> これだけの分量に対して、この程度の量の間違いって言うのは >> 私のプログラムのソースコードとバグの比率と比べて >> かなりいいと思いますが。 >いやあ、プログラムのテストと同じで、現状で見つかっているポカの数が >本当のポカの数を反映しているとは限らないわけでして。 >現状のチェックがぬるいだけで、これから増えるかもしれません。 こういう場合、チェック項目が何個もあるんでしょうけど、 それを自動化できないのはプログラマとしては歯がゆい感じしません? ところで、索引とかは何かのツールで自動生成してると思うので、 第2版では直っている、もしくは自動的に直ってしまうかもしれませんが 一つ間違いを見つけました... 索引(INDEX)中の「副作用」の項目を調べると97ページと書いてありますが 実際には副作用の記述は97ページにはなくて98ページにあるようです。 どうしてこういうことが発生するのかしら?ツールにバグがあるのかな? ツールで索引作成後に文章を書き足したのでしょうか? あ、「プロシージャ」は98ページとなっていますが、99ページにあるようですね。 ずれている場所を細かく調べると、どの文章を書き足したかわかる仕組み?(^^)/
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[119] Re:第一号かな?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

> これだけの分量に対して、この程度の量の間違いって言うのは > 私のプログラムのソースコードとバグの比率と比べて > かなりいいと思いますが。 いやあ、プログラムのテストと同じで、現状で見つかっているポカの数が 本当のポカの数を反映しているとは限らないわけでして。 現状のチェックがぬるいだけで、これから増えるかもしれません。 もちろんそうならないことを祈ってますけれど。
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[118] Re:誤り??
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>> ! = >>となっているように見えます ... >編集さんに確認メールを出しておきました。  回答が来ました。  結論から言うと、「!が全角になっていた」そうです。  本文中で感嘆符として使う「!」は、私はいつも半角で書いていますが、 編集の際に全角に統一するらしく、その際、置換しすぎたそうです。  本多さんご指摘の図を含め、第2刷にギリギリ間に合ったそうです。  取り急ぎ、ご報告まで。
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[117] Re:第一号かな?
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

> この週末は風邪引いて寝込んでまして、反応が遅れましてすみません。 ご自愛くださいませ。 > 正誤表の方ですが、ちょうど増刷がかかり、通しチェックをしていたので、 >それで見つけたポカと合わせてページを作成しました。 これだけの分量に対して、この程度の量の間違いって言うのは 私のプログラムのソースコードとバグの比率と比べて かなりいいと思いますが。 #まぁ、それは比較対照が悪すぎとも言いますが...(^^;)。 なにしろ、書物の世界はプログラムと違って コンパイラが構文チェックしてくれませんから ほとんど机上デバッグですもんね。
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[116] Re:誤り??
投稿者:(ぱ)@ネットカフェ
2007/02/20 02:13:25

>センスオブプログラミングの95ページに掲載されてる否定演算子(名前うろ覚え) > != >ですが、間にスペースが入って > ! = >となっているように見えます ご指摘ありがとうございます。 確かにそう見えます。私自身、「心の隅にひっかかってた」状態でした。 ただ、 ・私から編集さんに原稿を出すときは、当然電子入稿(テキストファイル)である ・私が出した元原稿では、そんなところにスペースはない ・編集さんのところでわざわざそんなところをいじることはないだろう という判断で、フォントの都合か何かかと思っていました。 でも、別ページを見ると、もっと詰まっているところもありますよね。 編集さんに確認メールを出しておきました。
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[115] 誤り??
投稿者:ja
2007/02/20 02:13:25

センスオブプログラミングの95ページに掲載されてる否定演算子(名前うろ覚え) != ですが、間にスペースが入って ! = となっているように見えます
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[114] Re:コピペしたでしょ?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>初めまして。koicと申します。 はじめまして。 >スレ違いでしたらすみません。 とんでもないです。スレッドタイトルそのままです。あああ。 >「センス・オブ・プログラミング!」のページに書かれているISBNが「Java謎+落とし穴徹底解明」のISBNになっております。 修正しました。重ね重ねポカしてましてすみません(_o_)
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[113] Re:第一号かな?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>P66の繰り上がり計算回路の「OR回路」の記号がAND回路で書かれています。  ご指摘ありがとうございます。  この週末は風邪引いて寝込んでまして、反応が遅れましてすみません。  正誤表の方ですが、ちょうど増刷がかかり、通しチェックをしていたので、 それで見つけたポカと合わせてページを作成しました。  …が、本多さんのご指摘は、気付いてすぐ編集さんにメールを入れたのですが、 たぶん第2刷に間に合っていないと思います。残念。
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[112] Re:コピペしたでしょ?
投稿者:koic
2007/02/20 02:13:25

初めまして。koicと申します。 スレ違いでしたらすみません。 「センス・オブ・プログラミング!」のページに書かれているISBNが「Java謎+落とし穴徹底解明」のISBNになっております。
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[111] 第一号かな?
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

P66の繰り上がり計算回路の「OR回路」の記号がAND回路で書かれています。
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[110] Re:スタイルあれこれ
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

こんばんは。 > それはそう思います。でもそれはお互い様であるわけで、 > プロジェクトに入ったら、「郷に従え」とは思います。 同意します。 そういうわけで私は新規作成の場合は自分のスタイルで打って コンパイル通ったら括弧の位置を直したりしてます(^-^;) 追加の場合は直してる時間がもったいないので 最初から規約に従ってコーディングしますね。 > 関数の最初のレベルはインデントしない、という規約もあった これってちょっと誤認識しそう(^-^;) 最近は4タブでエディタ横幅が広いのでネストを展開したり、 内部関数化して切り離すほうが現実的かもしれないですね。 # 実はまだ8タブ規約のプロジェクトも健在してます。 そういえば昔は変数宣言だけはインデントしないところは多かったような。 int main(void) { char hoge; int piyo; /*--- 以下略 ---*/ } 処理がどこから始まるかがパッと見で判らないからなんでしょうけど、 私はあまり好きになれませんでした。 > 組み込みとかでもまた話は違うとは思います。 私も組み込みは経験がないので何とも言えなかったり・・・ メモリを節約するなら共用体も有効かも!? # サーバ系だと怒られそうですが。 グローバル変数は今の時代なら「クラス内static変数にすれば十分」とか 色々な選択ができるので議論が広がりそうですね。 ちなみに未だに残っている80文字制限ですが、 「telnetでシェルスクリプトなどを覗くクライアントがいて折り返すと大激怒される」 という理由のあって渋々やっているプロジェクトがありました。 # もちろん彼らはコードが読めないのですが・・・
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[109] Re:買いました。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>あとスタイルは長年の経験で手が憶えたとおりに打ってしまうので、 >それを変えるのが嫌というのも原因かもしれませんね。実際、変えるの難しいですし。 それはそう思います。でもそれはお互い様であるわけで、 プロジェクトに入ったら、「郷に従え」とは思います。 きっと違う誰かが保守するわけですからね。 ただ、聞いた話ですが、 int main(void) { printf("hello\n"); if (a==0) { printf("world.\n"); } } みたいな感じで、関数の最初のレベルはインデントしない、という 規約もあったそうです。確かに関数の切れ目はコメントなどでわかるから 無駄にインデントを深くしないためには合理的なのかもしれませんが… でも、あんまり一般的じゃない規約はちょっと勘弁してほしい、とも思ったり。 >私もここ何年かで読み手主体で名前をつけるようになりました。(WinAPIの影響かも) WinAPIやJavaのおかげで、最近の世代では長い名前が当たり前になっているかも しれませんね。今あれを本に書くのはちょっと時代遅れだったかも。 >グローバル変数はゲーム系だと良く利用しますし、 >「オープン系ではこう」「でもゲーム系はこう」なんて限定したほうが良いのかな、と思ってます。 組み込みとかでもまた話は違うとは思います。経験がないのであまり語れませんが。 実行環境にメモリがなくても、開発環境のコンパイラが賢ければ、(インライン関数とかで) カバーできる部分もあるのではないか、と思いますが… Cだと苦しいですかね。
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[108] ソースを読む・読ませる
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

丁度いいタイミングで「ソースを読む」ことに関連するサイトを発見(^-^;) ソースコードを読むための技術   http://i.loveruby.net/ja/misc/readingcode.html 引用元:   http://d.hatena.ne.jp/oooooooo/20041109#p2   →言われてみると確かに、と思いました。    私は他人のソースを読むのは好きです。
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[107] Re:買いました。
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

> 「中括弧の位置論争」なんかはもう純粋に好みの問題でしかない そうですね。 あとスタイルは長年の経験で手が憶えたとおりに打ってしまうので、 それを変えるのが嫌というのも原因かもしれませんね。実際、変えるの難しいですし。 (変数名、関数名のつけ方にも言えますね) だから私は自分のスタイルでコーディングして、 必要最低限(要は目立ちそうなところだけ)だけ規約どおりに直してます。 > 私は、本にも書いたとおり、「読むとき」の方が重要だと考えているので >あのような記述になりましたが、異なる立場はもちろんあって良いわけで、 私もここ何年かで読み手主体で名前をつけるようになりました。(WinAPIの影響かも) 下手に省略しないので命名も意外と楽ですし、統一が取りやすい感じがします。 逆にcreateをcrtなんて略されると私は思い出すのが面倒だなと最近思ったり・・・ >立場が変われば「変数なんて1文字でいいよね」とか「グローバル変数マンセー」が >正解になることもあるかもしれません。 変数一文字は「y = a * x + b」など明らかに意味が読み取れるなら問題ないでしょうね。 ただ、数学得意な方がこぞってこれをやってしまうと 普通のプログラマが演算ライブラリを弄るのにひと苦労かも(^-^;) グローバル変数はゲーム系だと良く利用しますし、 「オープン系ではこう」「でもゲーム系はこう」なんて限定したほうが良いのかな、と思ってます。
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[106] Re:サンプルコード
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>さっき、X-Wordのサンプルコード(Windows版)をダウンロードしてビビりました。 >xword_ver1.0\maebashi\book\kotsu\xword_ver1.0\src_dos\com\kmaebashi\xword >なんか、一般向けに配布するにしちゃ、やけに階層が深くないですか?(^^;) すみません、単純に、圧縮する際のミスでした。修正しました。 報告ありがとうございました。 ログを見ると、30人ほどの方が既にダウンロードされていたようです。 確認不足でご迷惑をおかけいたしました。
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[105] サンプルコード
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

さっき、X-Wordのサンプルコード(Windows版)をダウンロードしてビビりました。 xword_ver1.0\maebashi\book\kotsu\xword_ver1.0\src_dos\com\kmaebashi\xword なんか、一般向けに配布するにしちゃ、やけに階層が深くないですか?(^^;) (kmaebashiという名前のフォルダが2度現れて、階層がループしてるのかと疑いました) 今後、配布するコードを格納するためのフォルダとかを熟慮した結果こうなった...ということかしら? まだ、この本を手に入れてないんですけど、 「普通は、これくらい深い階層で開発するべきなんだ」とか書いてあったりして?
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[104] Re:買いました。
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 お買い上げいただきありがとうございます。 >スタイルについては「なぜ相手がそうしているのか」を理解する気があれば、 >話は大荒れになったりしないんだろうといつも思いますけどね(^-^;) ># もしかして雑記はこのための布石とか?  そうかもしれません (^^;  雑記帳の方には、 | 最終的に「好み」や「優先度」の問題に落ち着くようなことは結論は出ませんけど  と書きましたが、スタイルに関する宗教戦争にもこういう面はあると思います。  リンク集にも入れている「「いんちき」心理学研究所」の編集後記のページで、 こんな記述があります。 http://2shin.net/neko/ | コップに水が半分あって、「もう半分しかない」と解釈するか | 「まだ半分もある」と解釈するかでどちらが正しいかを議論して | どれだけ意味があるのか。  「中括弧の位置論争」なんかはもう純粋に好みの問題でしかないと思いますが、 たとえば変数名をどれくらいの長さにするのか、ということであれば、 ソースを「書くとき」と「読むとき」のどちらに重点を置くかで 正しい対応が変わってきます。  私は、本にも書いたとおり、「読むとき」の方が重要だと考えているので あのような記述になりましたが、異なる立場はもちろんあって良いわけで、 立場が変われば「変数なんて1文字でいいよね」とか「グローバル変数マンセー」が 正解になることもあるかもしれません。
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[103] 買いました。
投稿者:れぷ
2007/02/20 02:13:25

昔のエディタのアルゴリズム(ポインタを逆向きに繋ぎかえる)とかが 掲載されていたので興味を持って買いました。 # 恥ずかしながらその辺り知らなかったもので・・・ かなり現場寄りの要点が書かれていますね。 私も「あー、そうなんだよ。」なんて思いながら読み進めてました。 # 私もこれくらい的確な説明で指導できればなぁ(T_T) スタイルについては「なぜ相手がそうしているのか」を理解する気があれば、 話は大荒れになったりしないんだろうといつも思いますけどね(^-^;) # もしかして雑記はこのための布石とか?
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[102] Re:コピペしたでしょ?
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「「センス・オブ・プログラミング!」のページに戻る」ためのリンクが >「「Java謎+落とし穴徹底解明」のページに戻る」となってますよー(^.-) うわ、ご指摘ありがとうございます。修正しました。 >コピペしたでしょ? 図星です。 この本の中に、「コピペすると後で必ず後悔するよ」ってことが書いてあるのですが、 まさに身をもってそれを実践してしまいました(_o_)
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[101] コピペしたでしょ?
投稿者:本多
2007/02/20 02:13:25

どうでもいいことですが、例題プログラム「X-Word」のページの一番下にある 「「センス・オブ・プログラミング!」のページに戻る」ためのリンクが 「「Java謎+落とし穴徹底解明」のページに戻る」となってますよー(^.-)
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[100] Re:「宗教な話」について
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>いつも楽しく読ませていただいております。 どうもです。 >なぜなら、面倒臭い作業をしなければならない状況ほど、「思考停止」というのは人を楽 >にしてくれるからです(人間の生理というのはそういうものなんだそうです)。 ええと、プログラマのような「面倒なことを回避できる仕事」ならともかく、 回避できない仕事の人は思考停止もある程度しょうがない、ということでしょうか? うーん、仕事上のことであればそうかもしれませんが、それ以外のことについては どうでしょうか。職種が全てに影響を与えるほど、みんな心血絞って仕事してる わけじゃない気がするんですが。 あと、雑記で書いた「進化論と創造論」のような話なら、それこそ日常生活を 送るには関係ない話です。「神様が創ったんだよ」を丸呑みするよりは、 「おら知らね」の方がずっと誠実な態度だと思えるんですよね。
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[99] 「宗教な話」について
投稿者:roy
2007/02/20 02:13:25

いつも楽しく読ませていただいております。 で、雑記の「宗教な話」を読んだ感想としては、仰ることには全面的に賛成ですけれども、 「面倒臭いことからは可能な限り逃げるのがプログラマの美徳」と仰る(ぱ)さんらしい 見解だとも思いました。 なぜなら、面倒臭い作業をしなければならない状況ほど、「思考停止」というのは人を楽 にしてくれるからです(人間の生理というのはそういうものなんだそうです)。 ちなみに、私はプログラマとは全く畑の違う職業に就いておりますが、やはり面倒臭い作 業から逃げることが許されない職業です。 もちろん、職業だけで人の思考が規定されるわけでもありませんし、私自身も(ぱ)さん の仰るとおり、思考停止に陥らないよう努力したいものですけど、それでも世の中からは 思考停止な人が消えることはないんでしょうね。
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[98] 断酒の話
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

ええと、投稿者により削除された投稿にレスするのもアレかもしれませんが。 昨年は、2月の健康診断に向けて11月末(って30日だから実質12月からですな)から 断酒を始めたわけですが、会社が変わったせいで、健康診断の時期が変わってしまいました。 どうも5月頃らしいです。 「俺はいつ断酒をはじめたらいいんだろ」と同僚に言ったら、 「今から始めればいいのでは」と言われてしまいました。もっともです。
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[97] Re:センス・オブ・プログラミング!
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>前橋信者未満な前橋ファン、かつ半人前プログラマな僕としては、これは >是非読みたいです! ありがとうございます (_o_) >先日の「宗教な話」を深読みすると、論争を巻き起こしそうな内容ってこと >なのでしょうか?期待しています! そういう面が全くないとは言いませんが、そんなにはないだろう、と 書いた本人は思っていますです。 もちろん既刊の3冊も、そうだと思っています(きっぱり)
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[95] センス・オブ・プログラミング!
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

前橋信者未満な前橋ファン、かつ半人前プログラマな僕としては、これは 是非読みたいです! 仕事帰りにさっそく書店に寄ってみます。(って、仕事中に書き込んでますが。。) 先日の「宗教な話」を深読みすると、論争を巻き起こしそうな内容ってこと なのでしょうか?期待しています!
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[94] Re:「信者」論
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

 や、まとまらない話にご意見いただきありがとうございます。 > しょせん日本人が「私は Free Software Foundation 信者である」とか「彼は qmail 信者だから」 >といったところで、葬式のときには仏教に頼る、という程度の意味しか持たないのではないかと思うのです。  これなんですが、伝統宗教以外の世界で「○○信者」と言ったらそれはけなし言葉だろう、 つまり自分から「○○信者」と名乗ることはあるまい、ということを雑記帳には書いた のですが、書きながら、いやFSF信者だけは「自称」するかもしれない、と思ってました。 いやそのなんとなく。 > Gnu/Linux 遣いが PostgreSQL を使ったり、qmail 信者の人が DNS サーバは BIND だったり。  正しい姿勢だと思います。所詮は道具なので。 > ...で、そこが日本人の良いところだと思うのです。  これはつくづくそう思います。  葬式仏教にはそれなりの存在意義があるし、初詣だって仲間とわいわい行けば楽しい でしょうし。
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[93] 「信者」論
投稿者:やえもん (パイプ)
2007/02/20 02:13:25

しょせん日本人が「私は Free Software Foundation 信者である」とか「彼は qmail 信者だから」 といったところで、葬式のときには仏教に頼る、という程度の意味しか持たないのではないかと思うのです。 Gnu/Linux 遣いが PostgreSQL を使ったり、qmail 信者の人が DNS サーバは BIND だったり。 「信者」という言葉の意味、英語の「洗礼を受けた人」よりもだいぶ軽いんじゃないですかね。 ...で、そこが日本人の良いところだと思うのです。 -- yaemon
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[92] Re:メタデータの関係付けプログラムについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>b)KeywordとPKeywordの区別はつけられるのか、という気がしますし、 >タグ検索のような事ができると聞いた事が有ります。例えばKeywordで検索すると ><Keyword></Keyword>の属性をメタファイルからチョイスし(複数ある場合もあります) XMLから特定の要素を抜き出したいのであれば、DOMなりSAXなり使えばよいと思います。 ただ、私が「KeywordとPKeywordの区別はつけられるのか」と書いているのは、 「PKeywordはそもそも不要では?」ということです。 既に例示されているA, Bでは、AがBへのリンクを持つだけでなく、BもAへの リンクを持つことになるのでは? つまりPKeywordは不要で、 単純に「共通のKeywordを含むメタデータへリンクする」ということに なるのではないかと思うわけです。 >>c)LOMだと、他のリソースを参照する場合はRelationという要素を使うようですし。 >LOMのRelationは,他のコンテンツ(LOMではない)を関係付ける記述です。また おっと、これは私が誤解していました。失礼しました。 >何か良い正規化の仕方は,あるでしょうか? >>a)メタデータクラスとキーワードクラスができて、 >>b)メタデータクラスはキーワードクラスを0..*で集約していて、 >>c)キーワードクラスは、そのキーワードにより関連するメタデータへの >> 参照を保持するようにする。 ここのところ、修正します。あるキーワードから、そのキーワードにより 関連するメタデータは複数ありますよね。 >>または、LOMの構造を意識するなら、 >> >>a)メタデータクラスとキーワードクラスとリレーションクラスができて、 >>b)メタデータクラスはキーワードクラスを0..*で集約していて、 >>c)メタデータクラスはリレーションクラスも0..*で集約していて、 >>d)リレーションクラスは、そのメタデータと、何らかの要因(必ずしもそれは >> キーワードの一致でなくてもよい)で関係するメタデータへの参照を >> 保持するようにする。 >これも勉強します。「0..*で集約」の意味が解っていないという寂しさ・・ 正直、この件に関する限り、特にOO用語を使う必要はないように思います。
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[91] Re:メタデータの関係付けプログラムについて
投稿者:ねこさん
2007/02/20 02:13:25

はじめまして(ぱ)さん。有難うございます(^0^) ものすごい早い回答で嬉しいです。またご丁寧な説明有難うございます。 ならびに少々わかりづらい文面があったこと申し訳ありません。 プログラム初心者の私にとって,メタデータの関係付けプログラムを 作成するのは,色々と難解な所が有ります。・・(ToT) 頑張ります。 >a)あるデータについて、Keywordはひとつのような気はしませんし、 確かに複数ある場合があります。 >b)KeywordとPKeywordの区別はつけられるのか、という気がしますし、 タグ検索のような事ができると聞いた事が有ります。例えばKeywordで検索すると <Keyword></Keyword>の属性をメタファイルからチョイスし(複数ある場合もあります) ただし聞いた事があるだけなので,実際にみた事はありません。仮に無かった場合は, JAVAプログラムでタグから属性見つけるプログラムを作成することは,できるできるでしょうか?出来たらいいんですけど・・・ >c)LOMだと、他のリソースを参照する場合はRelationという要素を使うようですし。 LOMのRelationは,他のコンテンツ(LOMではない)を関係付ける記述です。また そのコンテンツを,LOM作成者が知っている必要があります。 私がやろうとしている事は,メタデータ同士を関連付けるプログラムでござります。 メタデータAを登録すると⇒自動的に関連付ける という感じです。つまり他のオブジェクトを意識せずに関連付ける事が出来ます。 「属性を記述することで関係を持たせる」というコンセプトで考えています。 >ひとつのメタデータには複数のキーワードがあり、 >あるメタデータから、共通するKeywordを含む(全ての?)メタデータへの >参照を持ちたいのなら、テーブルを分けて正規化するのがセオリーの >ように思うんですが、どうでしょうか。 流石でございます。確かに今のDB構造では,ダメだと思っていました。 今どのように正規化するのかも検討しています。←実はDBについても初心者なので                       本を抱えて勉強中です。                       本は,SQLでござんす。。 何か良い正規化の仕方は,あるでしょうか? Keyword属性 PKeyword属性 リンク先ID この3つは,複数ある場合があります。 >a)メタデータクラスとキーワードクラスができて、 >b)メタデータクラスはキーワードクラスを0..*で集約していて、 >c)キーワードクラスは、そのキーワードにより関連するメタデータへの > 参照を保持するようにする。 > >または、LOMの構造を意識するなら、 > >a)メタデータクラスとキーワードクラスとリレーションクラスができて、 >b)メタデータクラスはキーワードクラスを0..*で集約していて、 >c)メタデータクラスはリレーションクラスも0..*で集約していて、 >d)リレーションクラスは、そのメタデータと、何らかの要因(必ずしもそれは > キーワードの一致でなくてもよい)で関係するメタデータへの参照を > 保持するようにする。 これも勉強します。「0..*で集約」の意味が解っていないという寂しさ・・ 知識が無く申し訳ないです。。。 以下にアドレス 3aeem029@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp
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[90] Re:メタデータの関係付けプログラムについて
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>初めまして,ねこさんといいます。 ねこさんさん(でいいんでしょうか?) はじめまして。 >例 >Aというメタデータ内 ><Keyword>仲間</Keyword> ><PKeyword>学校</PKeyword> > >Bというメタデータ内(Aと同じく) ><Keyword>相性</Keyword> ><PKeyword>仲間</PKeyword> ええと、私はLOMについては今調べた知識しかありませんので、見当外れの ことを言ってましたらすみません。 このモデルには正直ちょっと違和感を感じます。 a)あるデータについて、Keywordはひとつのような気はしませんし、 b)KeywordとPKeywordの区別はつけられるのか、という気がしますし、 c)LOMだと、他のリソースを参照する場合はRelationという要素を使うようですし。 >AのKeyword属性とBのPKeyword属性が同じなので >AとBは関係しているようにしたいのです。 > >これをDBに記述すると >メタID メタデータ名 Keyword属性 PKeyword属性 リンク先ID > 1     A     仲間      学校      2 > 2     B     相性      仲間      Keywordがひとつでよく、KeywordとPKeywordの区別があってよく、 ひとつのメタデータが参照するメタデータもひとつでよいのなら、 このテーブルでよいのでしょうが、それでよいのでしょうか? ひとつのメタデータには複数のキーワードがあり、 あるメタデータから、共通するKeywordを含む(全ての?)メタデータへの 参照を持ちたいのなら、テーブルを分けて正規化するのがセオリーの ように思うんですが、どうでしょうか。 >またこれを実現するための >オブジェクト指向が聞けるとすごく嬉しいです。 >(これを先に教えていただけると嬉しいです) 「オブジェクト指向が聞けると」というのはちょっとよくわかりませんが (^^; a)メタデータクラスとキーワードクラスができて、 b)メタデータクラスはキーワードクラスを0..*で集約していて、 c)キーワードクラスは、そのキーワードにより関連するメタデータへの  参照を保持するようにする。 または、LOMの構造を意識するなら、 a)メタデータクラスとキーワードクラスとリレーションクラスができて、 b)メタデータクラスはキーワードクラスを0..*で集約していて、 c)メタデータクラスはリレーションクラスも0..*で集約していて、 d)リレーションクラスは、そのメタデータと、何らかの要因(必ずしもそれは  キーワードの一致でなくてもよい)で関係するメタデータへの参照を  保持するようにする。 ということになるのではないでしょうか。 ズレたこと言ってましたらすみません。
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[89] メタデータの関係付けプログラムについて
投稿者:ねこさん
2007/02/20 02:13:25

初めまして,ねこさんといいます。 質問です。 メタデータのタグの間にある語彙と別のメタデータのタグの間にある語彙 を関係付けDBに反映するプログラムをJAVAで作成しようとしているのですが, なんせ初めてなもので何処からはじめていいのかが解りません。 またメタデータは,XML形式(LOM)です 例 Aというメタデータ内 <Keyword>仲間</Keyword> <PKeyword>学校</PKeyword> Bというメタデータ内(Aと同じく) <Keyword>相性</Keyword> <PKeyword>仲間</PKeyword> である場合,(特に脈絡は、ありませんがメタデータには,タグが        KeywrodとPKeywrodがありその間に語彙が記述されています) AのKeyword属性とBのPKeyword属性が同じなので AとBは関係しているようにしたいのです。 これをDBに記述すると メタID メタデータ名 Keyword属性 PKeyword属性 リンク先ID  1     A     仲間      学校      2  2     B     相性      仲間      このようにKeyword属性とPKeyword属性が同じメタデータがあった場合 Keyword属性の方にリンク先IDを追加する。 (リンク先IDは,Keyword属性とPKeyword属性が同じだった場合の PKeyword属性のメタIDが反映される。上記で記すと2となる) また新しくメタデータが追加された場合,同じくDBに反映させたいのです。 どのようにプログラムをすればよろしいでしょうか? またこれを実現するための オブジェクト指向が聞けるとすごく嬉しいです。 (これを先に教えていただけると嬉しいです) 長々と申し訳ありません。どうぞ宜しくお願い致します。 以下にメールを書きます 3aeem029@keyaki.cc.u-tokai.ac.jp
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[88] Re:GLOBAL
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>>hoge.h, piyo.hが共にプライベートヘッダファイルならどこかでまとめて >>#define GLOBAL_VARIABLE_DEFINEして#includeしますし、 >そのまとめて include っつーことは globals.c とか作るということですか? >モジュール切り分け原則に反しているような気がしてなんとなくいやです。 globals.cを作るか、ということですが、 そのglobals.cが、プログラム全域のグローバル変数の定義を行う、 ということなら、Noです。 あるモジュールについて、「そのモジュールの内部だけで使う、ソースを超えた スコープを持つ変数」の定義を行うglobal.cなら、作るかもしれません。 たとえば先のcalcの例だと、電卓モジュール「CLC」内にglobals.cを 置くかもしれません(モジュールごとにディレクトリが分けられていて、 ソースファイル名の重複が許されるとして)。 モジュールをまたがったglobals.cがあるなら「モジュール切り分け 原則に反している」と私も思いますが、モジュール内でしか見ない グローバル変数のためのglobals.cなら、問題ないと思います。 # ここでモジュールは「複数の.cの集合体」と定義しています。 ## Mayerさんの「オブジェクト指向入門」に「ヘッダファイルはモジュールを ## 破壊する」ってあったけど、使い方次第だと思うんだけどなあ。 ただ、実際には、ひとつのモジュールに、そんなにたくさんプライベート ヘッダファイルがあるわけはないので、どこかのソースで代表させて終わりです。 CLCの場合はinterface.cですね。 # どこのソースで代表させるかが不明確なので(たとえ3行しかなくても)globals.c # を書くべきだ、という主張には正当性があると思います。 >組み込み系では「状態保持」のための変数は、プログラムが生きている >=電源が入っている限り、ずっと必要なので必然的に静的変数(大域変数)になっちゃいます。 >んで getter/setter も最適化の都合でインライン関数化したかったりするんです。 なるほど。アクセサを書くことまではできても、ヘッダファイルを切り分けると、 コンパイル単位が分かれてしまうからインライン展開が効かず効率が悪くなる わけですね。 Javaなんかだと、javacによるコンパイルはソース単位ですが、 JITコンパイラが実行時にソースを超えたインライン展開までやってくれたり するようです。でも組み込みじゃ難しいですよね。
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[87] Re:GLOBAL
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

>hoge.h, piyo.hが共にプライベートヘッダファイルならどこかでまとめて >#define GLOBAL_VARIABLE_DEFINEして#includeしますし、 そのまとめて include っつーことは globals.c とか作るということですか? モジュール切り分け原則に反しているような気がしてなんとなくいやです。 >piyo.hが別モジュールのパブリックヘッダなら、グローバル変数は公開しないので >この問題は起きないんですね。 御意。ではあるのですが... 組み込み系では「状態保持」のための変数は、プログラムが生きている =電源が入っている限り、ずっと必要なので必然的に静的変数(大域変数)になっちゃいます。 んで getter/setter も最適化の都合でインライン関数化したかったりするんです。 っとなるとプライベートヘッダとパブリックヘッダの分離とか、 理想を追いかけていられない実装上の都合があったりするのです(泣)
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[86] Re:GLOBAL
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>手間と言えば手間なんですが、グローバル変数にするような >ものは、必ず初期化する趣味なので、GLOBAL みたいな簡単な >マクロでは対処できなかったりします (たとえ 0 や NULL で >初期化する場合でも、明示的に初期化するスタイルを採って >ます)。 GLOBAL char *hoge[] #ifdef GLOBAL_VARIABLE_DEFINE = { "foo", "bar", } #endif /* GLOBAL_VARIABLE_DEFINE */ ; とか書いたこともありますけどね (^^; >また、そもそもグローバル変数なんてほとんど使わないので、 >手間的にはたいしたことないです。 別レスで書きましたけど、実は私もそうです。 別レスで挙げたCLC_Interpreterのように、構造体にまとめて malloc()で領域を確保することが多いです。 # わかりにくいですがCLC_Interpreterはポインタでして、 # こういうふうにポインタがポインタでないかのようにtypedefするのは # よろしくないなあ、と今は思っています。当時はXtとかのスタイルを見て # かっこいいと思ってしまったわけですが。 ## clc_current_interpreterのようなものを静的に持ってしまうと ## リエントラントでなくなります。当時はマルチスレッドなんて ## そうそう使わないよね、と思ってたわけですが… ## まあ、リエントラントにしたい場合も、外部のインタフェースにだけは影響を ## 与えないようにしてあるからまあ許容範囲かと。 >昔風のプログラムなら >グローバル変数にする場合も、たいていは accessor/mutator >関数でラップして見かけは関数にしてしまうことがほとんど >です。 たとえばclc_current_interpreterは関数でラップされていませんが、 CLCモジュールの外から見えることもありません。 これはモジュールの粒度をどのくらいにするかという問題だと思いますが、 「関連の強いソースの集合体としてのモジュール」内(せいぜい数千行レベル)で あれば、この程度のカプセル化の侵食は許容範囲じゃないかなあ、 と私は思っています。 もちろん最初からgetter/setterを書いたからといってさしたる手間でも ないですけれど。
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[85] Re:GLOBAL
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>http://kmaebashi.com/programmer/pointer.html >では GLOBAL int global_variable; を推奨されているようですが、私は反対です。 うーん。 GLOBALに反対する根拠として一番大きいのは、私としては 「Cの構文をねじ曲げるようなマクロはよろしくない」という原則に 反しているからじゃないかな、と思っています。 #define BEGIN { みたいなシンタックスのレベルで改変を入れるようなマクロは確かに いろんな意味でまずいでしょう。 >hoge.c の中で >#include "hoge.h" >int global_variable; >と書いても ISO 文法上何の問題も無いので。 これはそうですね。 >もし仮に hoge.c の中で >#define GLOBAL_VARIABLE_DEFINE >#include "hoge.h" >#include "piyo.h" >とかやっちゃうと hoge piyo 両方の大域変数が定義されてしまいます。 私のヘッダファイルの切り分け方からすると、 http://kmaebashi.com/programmer/c_yota/module.html hoge.h, piyo.hが共にプライベートヘッダファイルならどこかでまとめて #define GLOBAL_VARIABLE_DEFINEして#includeしますし、 piyo.hが別モジュールのパブリックヘッダなら、グローバル変数は公開しないので この問題は起きないんですね。 >わざわざ同一の記述を複数の個所で行なうのは間違いのもとである このメリットは一応それなりの説得力はあるかと思っています。 が、私が実際これをどう使っているかというと、たとえばここで 公開しているソースでは、 http://kmaebashi.com/programmer/c_yota/calc_html/calc.html #ifdef GLOBAL_VARIABLE_DEFINE #define GLOBAL #else #define GLOBAL extern #endif GLOBAL CLC_Interpreter clc_current_interpreter; これ一個だけ… だったら必要ないじゃん、というのはもっともですね (^^;
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[84] Re:GLOBAL
投稿者:kit
2007/02/20 02:13:25

> hoge.h の中では必ず > extern int global_variable; > と書くべきだと考えます。 僕も自分で一から書くソフトウェアでは、 GLOBAL のようなマクロは使わず、extern 宣言と、変数の 実体の定義と 2回書いてます。 手間と言えば手間なんですが、グローバル変数にするような ものは、必ず初期化する趣味なので、GLOBAL みたいな簡単な マクロでは対処できなかったりします (たとえ 0 や NULL で 初期化する場合でも、明示的に初期化するスタイルを採って ます)。 また、そもそもグローバル変数なんてほとんど使わないので、 手間的にはたいしたことないです。昔風のプログラムなら グローバル変数にする場合も、たいていは accessor/mutator 関数でラップして見かけは関数にしてしまうことがほとんど です。プロファイルとって効率が問題になるようだったら、 あとで実装をマクロに直すだけですから、最初からグローバル 変数として見せる必要があるとは思えません。逆に、最初は 変数で済んでいたものが、後になって変更時に手続きをフック したくなることは結構あります。(単に最初の仕様検討がいい 加減なだけだって話もありますが… ^^;) > globals.c とか作るのは個人的には嫌っています。 同じく globals.c みたいなものは作りません。 こういうのって、モジュール分けの原則に反してますよね。
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[83] Re:GLOBAL
投稿者:トル
2007/02/20 02:13:25

 はじめまして、トルと申します。  追加・削除する時は、分けると2箇所を修正する必要がありますから、分けない方が一箇所で済み、何かと楽ではないですか? >globals.c とか作るのは個人的には嫌っています。  私は嫌いではありませんよ。
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[82] GLOBAL
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

発言数が少ないようなのでネタ振りなど。 http://kmaebashi.com/programmer/pointer.html では GLOBAL int global_variable; を推奨されているようですが、私は反対です。 hoge.h の中では必ず extern int global_variable; と書くべきだと考えます。 hoge.c の中で #include "hoge.h" int global_variable; と書いても ISO 文法上何の問題も無いので。 もし仮に hoge.c の中で #define GLOBAL_VARIABLE_DEFINE #include "hoge.h" #include "piyo.h" とかやっちゃうと hoge piyo 両方の大域変数が定義されてしまいます。 #undef GLOBAL_VARIABLE_DEFINE しますか?めんどくさいです。 ヘッダ中から別ヘッダを #include しているとそもそも分離不可能だし。 globals.c とか作るのは個人的には嫌っています。 >わざわざ同一の記述を複数の個所で行なうのは間違いのもとである こと自体は御意なのです。でも、 関数(原型)宣言と関数定義を両方書く必要があるなら、 大域変数の宣言と定義を両方書いても大差ないぢゃん、とか思う今日この頃。 皆様はどうお考えですか?
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[81] Re:ハッカーと画家
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>「ハッカーと画家」、出版されるみたいですよ。 > >http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?Shiro  遅くなりましたが、情報提供ありがとうございます。  Webで公開されている文書11本に、書き下ろしを4本加えた本ですか。 その11本がどれだかわからないのですが、この中からチョイスしたものなんですかね。  http://www.paulgraham.com/articles.html  翻訳されたものがWebで読めるのかわかりませんが、読めるのだとしたら、 やっぱりどうしても購入を躊躇してしまう…
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[80] ハッカーと画家
投稿者:kei
2007/02/20 02:13:25

こんにちは。 「ハッカーと画家」、出版されるみたいですよ。 http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/wiliki/wiliki.cgi?Shiro ↑の、2004/9/30の箇所で査読者募集していました。
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[78] Re:Javaコミュニティ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>ですよねぇ。あれだけ居た人々はいったいどこに行ってしまったのでしょうか。 ># Java人口自体は増えてると思うんですが……。 2chかなあ… それとも小さなコミュニティに分散したのか… これは私も不思議に思っていますので、ご存知の方、情報をお願いいたします(_o_)
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[77] Re:Javaコミュニティ
投稿者:iwa
2007/02/20 02:13:25

>JavaHouse自体、最近はほとんど流量がないじゃないですか。 ですよねぇ。あれだけ居た人々はいったいどこに行ってしまったのでしょうか。 # Java人口自体は増えてると思うんですが……。 # 最近はどの案件もみ~んなJava。(おいらは異端のPerl屋さん^^;) >私が知っているところだと、Java読書会BOFくらいですかねえ。 情報ありがとうございます。一度入って様子を見てみます。 >JavaMailネタでしたら、木下さんもいますし。 そーいえばJavaMailの本の存在をどっかで見かけたよーな気がするなー、と思って 「JavaMail 木下」でぐぐってみたのですが……まだちゃんと中身確認してませんが、 この本とWebページみれば質問事項一通り解決しそーな予感が(^^; ぁぅぁぅ。 # 如何にJavaについて情報収集してなかったかとゆー……。
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[76] Re:Javaコミュニティ
投稿者:(ぱ)
2007/02/20 02:13:25

>JavaHouseに質問投げたら応答無し子さん(;_;)だったので JavaHouse自体、最近はほとんど流量がないじゃないですか。 アーカイブも復活しませんし。高木さんもすっかり投げてますよね。 というわけで >## それとも質問の仕方がマズかったのかなぁ……。 これはないと思います。 >他のところに聞こーかと思うんですが、どこか良さげな >ところありますでしょーか? 私が知っているところだと、Java読書会BOFくらいですかねえ。 http://www.iaj.or.jp/bukai/java/wg_bof/jfriends.html JavaMailネタでしたら、木下さんもいますし。
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[75] Javaコミュニティ
投稿者:iwa
2007/02/20 02:13:25

JavaHouseに質問投げたら応答無し子さん(;_;)だったので 他のところに聞こーかと思うんですが、どこか良さげな ところありますでしょーか? # 2ch?(^^; ## それとも質問の仕方がマズかったのかなぁ……。
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[74] Re:式の中のchar型
投稿者:tos
2007/02/20 02:13:25

>規格の6.2.1.5を見る限り、両辺の型が浮動小数点数でもlongでも >unsignedでもなければ、両オペランドがintに拡張されることになっています。 すいません。 テストする時、下記のようにpiyoに200を代入してました。 hoge = 100; piyo = 200; で、投稿する時に(手が勝手に?)piyoに100を代入して送ってしまいました。 お騒がせしてすいませんでした。 前橋さん、774RRさんありがとうございました。
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[73] Re:式の中のchar型
投稿者:774RR
2007/02/20 02:13:25

LSI-C 86 試食版とか。 これは最近では数少ない non-ISO compliant な悪名高き処理系です。 もともと i8080 系のためのコンパイラとして開発されたため char と char の演算は char のまま行ってくれます。 っていうか README にその旨書いてあるので、理解し評価し納得した上で 使わないといけないのですが...
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