雑記帳 0010(2001/1/4〜)


21世紀(2000/1/4)

さて、21世紀である。

21世紀だというのに、透明なチューブの中を走る列車も、 エアカーも、月面の基地も、立体テレビも何もない。 リニアモーターカーも営業運転してないし、 テレビ電話さえ普及してるとは言いがたい... なんて話は、既にいたるところでされてるわけなんだけど。

でも、その代わり、女子高生はみんなケータイ持ってるし、 世界はWebで繋がった。これはこれですごいことだと思う。

別に科学が思ったほど進歩しなかったといって悲観するようなものじゃなく、 いくら技術的にすごくても、 さほど必要とされないものはやっぱり普及しない、 ということなんじゃないかと思ったりもする。

だってさー、地上数センチしか浮けないエアカーなら、 (街中なら)タイヤで走っても一緒だし、 だからって、びゅんびゅん空を飛ぶような車(?)は私には運転できそうもない。 列車も、車輪で似たようなスピードが出せるなら、 ことさらリニアで浮かせる必要はなさそう。 現在名古屋から東京に出るとのぞみで1時間30分だけど、 なんとか3倍のスピードを出してこれが30分に縮んだところで、 所詮1時間の差でしかないわけで、 そこまで急がなきゃならない人がどれぐらいいるもんか、とも思う。

そういえば、未来というと、みんな、 銀色の上下つながったスピードスケートの選手みたいな服を着てるという イメージがあるんだけど、あれだって、 着たいと思うかっていうと...


スタイルシート(2000/1/4)

1/4, 1/5と会社は休みを取ったので、12/29以来、1/8まで神をも恐れぬ11連休... の筈なんだが、それはそれでやっぱりいろいろ忙しいんだけど、 掲示板でのやりとりに触発されて、 とりあえず雑記帳だけスタイルシートを書いてみた(現実逃避?)。

参考文献は、「スタイルシートWebデザイン」すみけんたろう著 技術評論社 ISBN4-7741-0622-4。本自体は、もう1年以上(2年近く)前に買ってあったんだけど。

まあ、たいしてデザインセンスがあるわけでもないので、 無難なところで書いてみたんですが、いかがでしょうか? うちのブラウザでは決定的に画面が変になっちゃった、という方は、 掲示板にでもご連絡ください。

CSS未対応のブラウザでも、たぶん読めないって事はないと思うんだけど、 たとえばページ全体のタイトルの部分は、 今までは大きな文字でセンタリングされてたのが、 きっと普通の文字になっちゃったと思う。

でも、ま、いっか。世間の人の大多数はIEの4.0以上か Netscape Navigatorの4.0以上を使ってるだろうから...

なんか、世間のスタイルシート信奉者の方がもっとも嫌う結論に 落ち着いたような気もしますが。

# 追記:
# 手持ちのモバイルギア(MC-R300)で見てみたら、やっぱりタイトルが小さく
# なっちゃってます。ま、少なくとも読めないわけではないので、問題ないと
# 思いますが、あんまり格好はよくないですね。

HTML文書タイトル(2000/1/4)

うちのWebページは、TITLEエレメントは全て英語だけで構成されている。 まあ、最近、 「C言語 ポインタ完全制覇」広告のページ で初めて日本語を使ってみたけれど。

これについては、たとえば手元の「正しいHTML4.0 リファレンス&作法」 (ビレッジセンター)という本には以下の記述があって(p.233)、

(前略)サーチエンジンが一覧を作るときに使われる。 だから、国内のパソコンでしか表示できない文字(つまり日本語)を 使うべきでないと主張する宗派もある。

たとえHTML文書が日本語にしか対応していないとしても、 サーチエンジンの出力一覧の中に読めない行が突然現れるのは、 多くの人々(インターネットは世界中につながっている)に 不快を与えるという考えらしい。

だとしたら、せっかくTITLEを英語で書くなら "Japanese only"と書き添えるべきかもしれない。

ま、それはそれでもっともかもしれないけれど、 私としては別にこれに共感して TITLEを英語にしているわけではなく、 私自身が以前、FreeBSD上で、何も考えずに英語版を拾ってきた Netscape Navigatorを使っていた時期があって、 こいつは、(そのままでは)日本語のページ自体は表示できるけど、 ボタンとかでは日本語が表示できなくて、 おかげで、ブックマークに日本語を入れると文字化けを起こしてしまった、 という理由による。

今は、Webを見るのはWindowsに乗り換えているからそんな苦労はないわけだけど...

んで、勝手なもので、そうなってみると 「TITLEは日本語じゃないとブックマークに入れたときにわかりにくいじゃないか」 という気になってくる。

実際、例えば「配列とポインタの完全制覇」のページのTITLEは 「POINTER」なんだけど、こんなもんをこのままブックマークに入れても わかりにくくてしょうがない(すみません(_o_))。 おまけに、「C言語ヨタ話」の その2「ポインタ」も、 TITLEはやっぱり「POINTER」になっていたりする(重ね重ねすみません(_o_))。

略すからいけない、と言う人もいるかも知れないけれど、 「配列とポインタの完全制覇」を英語で言うとどうなるか知らないが (The perfect mastery of array and pointerとか? 自信なし)、 英語だと日本語よりもたいてい長ったらしくなるので、 ブックマークに入れるにはちょっと... とも思う。 まして、これに(Japanese only)なんて付けたら余計長ったらしいし。

# 余談だけど、日本で開発したアプリケーションを海外展開するときに、
# メニューの文字列を英語化すると入りきらずに苦労することがよくある。

こうなってくるともう、英語で書こうが日本語で書こうが、 何割かの人には不便になってしまうというだけの話であって、 別にどっちが正義という問題ではなさそう。

んで、結局何を言いたいのかというと、 あんまり教条主義的になるのはいかがなものか、 ...って、以前書いたの と同じことなんだけど。


ノートPC(2000/1/7)

出かけた帰り道、ふと立ち寄ったCompmartの中古品売り場で、 ノートPCを衝動買いしてしまった。衝動買いながら中古を買うあたりが、 我ながら貧乏くさいと思うけど。

SHARPのMebius PC-PJ1-M3。B5サイズで、Pentium MMX 226MHz、 メモリ128M、HDD4.3G。 モデム・PS2コネクタ・シリアルコネクタなんかがついてるくせに、 PCカードは1枚きり、なんとかUSBはついている。外付けFDDが付属。

まあ、本の原稿なんかを書くようになってから、 出先で仕事が出来るようにノートPCが欲しいなあとはずっと思ってて、 でも、家にはデスクトップがあるので、 たまにしか使わないノートPCに大金払うのもなんだかなあ、 と思ってたんだけど、割と安く手に入ったからよしとすべきか。

でも、デスクトップなら、5万円も出せば新品が1式揃ったりするんだけどね。

とりあえず、Windows98がプリインストールされているので、 しばらくこのまま使うつもり。 何せCD-ROMドライブがないので、今のままではOSの入れ替えもままならない。 そのうち、デスクトップマシンと共用で USB接続のCD-RWドライブぐらい買おうかとは思うけど、 それじゃOSのインストールはなかなか難しいだろうしなあ...

ところで、おまけのプレインストールソフトがなかなか面白そう。 よく考えたら、 私は、こういう個人ユーザ向けのメーカ品PCって初めて手にした気がする。

なんか翻訳ソフトも入っているようだけど、 EVAとかいうアニメーション作成ツールも面白そう。 Webページにも使えるようだし...

と思ってたら、プラグインが必須かい? GIFアニメぐらい吐けるかと思ったのに、これじゃあねえ。


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