雑記帳 0007(2000/10/7〜)


いったい誰が...(2000/10/7)

私の住んでるあたりでは、金曜日の朝が、資源ゴミ回収の日だったりする。

んで、昨晩おそく、コンビニ行くのでふらふらと外出したら、 古紙の回収の所に、紙袋にぎっしりの、えっちな本が出してあった。

んで、翌朝、会社に行く途中に見てみたら、 昨晩紙袋にぎっしり入っていたはずのモノが、 2〜3冊しか残ってなかった。

だ、誰が持ってったんだろう...

ま、これもリサイクルってことかなあ。

確かに、再生紙を作るより、ずっと効率良さそうだ(笑)


IT後進国(2000/10/9)

Leptonさんの 「闘わないプログラマ」の、現時点での 最新の記事ページから辿ったんだけど、 「IT国民運動の発想と構成(習う側を援けるか、教える側を補助するか)」 とかいう文章がある。

日本のネットの普及率が低い、ということを問題にしてるようなんだけど...

先日、住んでる所からちょっと離れた所の居酒屋にふらりと入ったんだけど、 そこにいた、60はとうに超えてるだろうおばあさんが、 「最近チャットにはまってる」という話をしてて、ちょっとびっくりしてしまった。

「テレホーダイにしてるけど、夜は寝ちゃうので結局昼間使うことになり、 通信費用が大変だから、フレッツISDNにでも切り替えようかと考えている」 のだそうだ。 さすがに、環境構築は、息子さんだかお孫さんだかにやってもらっているらしいけど。

やっぱねー、ネットなんて、「習う」とか「教える」というもんじゃなくて、 使いたい人は放っておいても使うもんだよなあ。

たとえばうちの父なんかは、完璧なコンピュータ音痴なんだけど、 そういう人にネットを使ってもらおうと思ったら、 ネックになるのは、やっぱりWindows環境の「脆さ」にあると思う。 環境がぶっ壊れて立ち上がらなくなってしまうのは論外としても、 タスクバーが横に行っちゃった、IEのURL入力欄がなくなっちゃった、 なんてことだけでも、多くの人がパニックを起こすもんです (ほんと、Windowsの「カスタマイズの容易さ」は、最大の欠陥のひとつだと思う)。

お年寄りにWebやメイルを使ってもらいたければ、 Linuxあたり(何でもいいけど)のカーネルに、 完璧に日本語が通るブラウザとメイラ一式でも乗っけた ディストリビューションでも作った方が、ずっと役に立つんじゃなかろうか。

んで、それよりも、今後日本が本当に「IT後進国」になっていくとすれば、 技術者が育っていないことの方が、 ずっと深刻な問題だと思う。

文系出身の私がこんなことを言うと墓穴掘っちゃいそうだけど、 理系の大学を出といて、 一元の一次方程式すらろくすっぽ使えないような奴が実際にいるわけで、 もっと基礎的な学力をつけてもらわんと。 円周率を「約3」にしといて、「IT革命」もないもんだと思う。

そういや、今はセンター入試でBASICが出るんだってね...

なぜ今更BASIC? VBとかならまだしも、行番号付きの、あの懐かしのBASICを、なんで今頃? と思ってしまう。

ま、アルゴリズムを組み立てる点においてはどんな言語でも一緒かもしれないし、 どうせ、ごく短いプログラムでは、 ちゃんとした言語のちゃんとした機能の恩恵を実感として認識することは 難しいかもしれないけれど、それにしたってなあ...


HDD増設(2000/10/15)

私、昔はPCの自作をやったこともあるけれど、 かかる労力分だけのメリットなり楽しみなりが見出せず、 最近はそっち方面からはすっかり遠ざかってたりする。 てなわけで、随分長いこと、PCのケースを開けたりもしてなかった。

が、HDDがいっぱいになっちゃったものはしょうがない。

OSがWindows98なので、「ドライブCの空き領域が少なくなっています」と 怒られつづけ... ているうちはまだいいが、 「ドライブCがいっぱいになりました」とまで言われてしまっては、 そう悠長に構えてもいられない(メッセージは共にうろおぼえ)。 てなわけで、先週末、秋葉原に行って、20GのIDEディスクをひとつ買ってきた。 自分のマシンに、8Gを超えるドライブが付くかどうかが分からず、 ちょっと手間取ったりもしたけれど。 QuantumのLC20Aが1万円弱ぐらい。安くなったものよのう。

んで、HDDを増設する時には、何せWindowsは放っておくと C:ドライブの下がぶくぶく膨れるOSなので、 古いドライブの内容を新しい(大容量の)ディスクにそっくりコピーして 新しい方をマスターにするのが望ましいんだと思うけど、 今回は、面倒くさいので、新しい方をスレーブにする。 まあ、日々確実に膨れていくのはメイルだから、 メイラの環境さえ新しいドライブに移せれば、まず問題なかろう、 という考え。

ジャンパの設定には、マスター・スレーブのほかに、 cable selectというのがあって、これが工場設定になっていた。 ということは、最近は、いちいちマスター/スレーブを設定しなくても、 これにしとけば自動判定してくれるのかなあ、と思ったけれど、 うちのPC、結構古いし、一発でうまく動かないと嫌なので、 とりあえずスレーブにする。

よく、雑誌の自作記事なんかでは、PCのカバーを開けて、 パーツを付けて、カバーを付けないでそのまま動作確認するようなことが 書かれているが、普通のユーザって、PCなんて机の隅とか下とか、 デスクトップならモニタの下なんかに置いてあると思う。 かくいう私のマシンもモニタの下に置いてあるので、 PCのカバーを開けるにはまず大汗かいてモニタをどかして、 それから、PCをうんとこしょと広い所に持ってこなければならない。 私の部屋で広い所というと、ベッドの上しかない んだけどさ。 しかも、デスクトップPCなんて、半年も同じ所に置いてあれば、 PCの上(モニタの台のとなり)にちょっとした小物が山をなしていて、 そいつら全部どかさなきゃいけないし。 ってなわけで、パーツひとつ付けて動作確認するのは、 もう本当に大仕事なので、何が何でも一発で成功させなければならない。 この辺、そっち方面の雑誌のライターさんは、 感覚が一般人からかなり乖離していると思う。 私が一般人かどうかは置いといて。

で、カバーを外し、3.5インチベイを外して、HDDを挿入し... とやってたら、やっぱり慣れないことして緊張したせいか、 短いケーブル相手に悪戦苦闘したせいか、 汗をかいちゃってその1滴がマザーボードの上にぽたり。 あわてて落ちた先を探したら(かなり手間取った)、 どうやら拡張カードの隙間に落ちたようで、 丸めたティッシュを突っ込んで拭くことが出来たけど、 これがCeleronのあの剥き出しのCPUあたりにかかってたら、 乾くまで起動しない方がいいんだろうなやっぱり。

まあとにかく取り付けには成功したので、机の上に乗っけて、 モニタも乗せて(本体の上以外、一時的な置き場すらない)、 電源を入れてみる。ちゃんと認識されたのでFDISKをかけて、 Windowsからフォーマットする。順調順調。

んで、フォーマットが終わったら... SCANDISKをかけろと言ってくるので、 一応かけることにする。と、これが時間がかかるのなんの、 正確に測ってないけど、3時間では済まなかったと思う。 20Gのディスクともなると、完全なSCANDISKには時間がかかるのね。

んで、もう寝なきゃいけないし、 とっととメイラ(AL-Mail)の環境の移動だけすることにする。 でも、ヘルプを見ても、ディスクの移動方法については書いてない。 ままよとREGEDITでAL-Mailを検索し、それっぽい値を全部書き換え、 C:Windows\Program Files\Almail32をD:Windows\Program Files\Almail32 にそっくりコピーし、どうなるかな、と起動して、メイルを取りこんでみたら、 新しいメイルはCドライブの方にいっちゃった。 これは困ったと、C:Windows\Program Files\Almail32のフォルダ名を書き換えて 再度起動したら、「メイルボックスが見付かりません」とかいうダイアログが出て、 そこで新しいパスを入れたらちゃんと変更してくれたようだ。 とりあえず、よかったよかった。

私の場合、MP3とかやってないし、WindowsはほとんどメイルとWebマシンで、 コーディングや文章書きをFreeBSDでやっている。 いくつかアクティブなメイリングリストに入っているので、 メイルの量はそれなりにある(最近は少ないけど、それでも1日100通ぐらいかな)。 1年分のメイルをそっくり移動させたら、C:ドライブは半分空いちゃった。

マシンに元々ついてたディスクは4G、それをWindowsとFreeBSDで 半分づつに分けていたので、実質Windows側に2G、それで1年もったんだから、 今度増設したHDDの量で、ジオンはあと10年は戦える。めでたしめでたし。


ひねれば熱湯が(2000/10/24)

あまりコーヒーが好きな方ではないので(飲むけどね)、 会社では、自販機のコーヒーを買うことよりも、 ティーバッグを使って自分で適当にお茶を淹れることが多い。 煎茶・ほうじ茶・ウーロン茶あたりが定番かな。

で、給湯室には、ひねれば熱湯が出てくる蛇口があって、 いつもそれを使っているのだけれども、この手のものは、 熱いお湯が出てくるまで相当量を捨てなければならない。

水と、加熱のために使われるエネルギー、 それぞれ何割が無駄になってるんだろう。 結構バカにならない量だと思うんだけど。

一杯分づつヤカンで沸かした方が、効率的にはずっといいんだろうな。 やっぱり。


くりまんじゅう(2000/10/26)

みなさんよくご存じかとは思うけど、 「ドラえもん」てんとう虫コミックス17巻の最初の話(だったと思う)に、 「バイバイン」という話があった。

ストーリーもまたみなさんよくご存じのように、 くりまんじゅうに「バイバイン」という薬をかけると5分毎に倍に増えるのだった。 んで、 「それこそ1日で地球がくりまんじゅうの底に埋まってしまう!」 なんてドラえもんが言ってたんだけど、 職業柄、こういうのを聞くと「本当かなあ?」と思ってしまう。 もちろん、「そんなにすごいことになるわけないじゃん」じゃなくて、 「地球が埋まる程度で済むのか?」という意味でなんだけど。

んで、ちょっと計算してみると、くりまんじゅう1個を 1辺が5cmの立方体として、それを一直線に並べるとすると、 その長さは93回分裂した時点で約523億光年に達する。

# 1光年は9兆4600億kmで計算。だいたいこんなもんだったよな。

次は、その523億光年の棒が横方向に93回分裂すると、 1辺が523億光年の正方形の板が出来て、それがまた93回分裂すると、 1辺が523億光年の立方体が出来るわけだ。こりゃ宇宙よりでかいな。

ちなみに、5分毎に倍になるってことは、こうなるまでの所要時間は

  93 * 3 * 5

で1395分、時間に直せば23時間15分。

1日あれば、地球どころか宇宙がくりまんじゅうで埋まってしまう。

あれ? そういやマンガのラストシーンでは、 「宇宙のかなたに捨てるしかしょうがない」とか言って、 風呂敷包みを引いたロケットでもって宇宙に打ち上げてたような...


どたばた(2000/11/24)

えらく久しぶりの更新だけど、別に飽きたとか忘れてたとかではなくて、 単に最近いろいろどたばたしてて、 Webページなんぞ更新してる場合じゃなかったんだったりする。

でも、たまには更新しないと忘れ去られてしまいそうだし...

最近忙しかったのは、ひとつには、東京から名古屋(というか愛知) に引っ越してきた(出戻ったというべきか?)ことがある。

それから、会社の海外研修で、 しばらくラスベガス(要するにCOMDEX)とニューヨークに行っていたのもある。

実は私はこれが海外初体験だったんだけど、 アメリカっていう国は... いや、これについては、 私なんぞがぐだぐだ説明するよりも、 こっちのページを見てもらった方が早いと思う。

アメリカっていう国は!
http://www.2ys.com/essay/ak/index.html

私の感想は、「ここに書いてあることは事実だったのね」で充分ですな。

あっち方面で忙しいのは、今週がラストスパート、というか締め切り。 さあ大変だ。


アメリカって国は...(2000/11/30)

あっち方面で忙しいのはとりあえず一区切り付いたけど、 またすぐに次が控えていたりする(-_-;

それはそれとして、せっかくアメリカ行ってきたんで、 ちょっとぐらいは印象でも書いておこうかと。


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