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[1294] コード生成部分について
投稿者:
2009/05/24 19:18:12

 コード生成部分を作っています。基本部以外がほとんど新たなプログラムに なっています。下にバイトコードの変更およびコードのディスアセンブラです。  もしお時間が有りましたら見て、何か気になる点が有りますでしょうか? --- 修正したバイトコード ------------ {"push_int_4byte", "i", 1}, // 直接持に変更 {"push_double_8byte", "d", 1}, // 直接持に変更 // 今考えると、リアル値を持つのはまずい? --- 追加したバイトコード ------------ {"push_sysval_int", "s", 1}, // システムグローバル変数アクセス用 {"push_sysval_double", "s", 1}, // {"push_sysval_str", "s", 1}, // {"pop_sysval_int", "s", -1}, // {"pop_sysval_double", "s", -1}, // {"pop_sysval_str", "s", -1}, // -------------------------------------------------------- int main(int p1,int p2) { string[] msg = { "asd","qwe","zzz"}; int[] i1 = {1,2,65537}; double d1; d1 =3.1; } --------------------------------------------------------   ↓ コード生成後のダンプ   ↓   ↓ 上のコード修正で、constデータは文字列だけになりました。 -------------------------------------------------------- 1:*** 関数情報ダンプ ****************** 1:--- int main(int p1, int p2) 1:*** ローカル変数の表示 no = 3 *** 1: 0:string [] msg 1: 1:int [] i1 1: 2:double d1 1:*** 文字列定数 数 = 3 *** 1: 0: "asd" 1: 1: "qwe" 1: 2: "zzz" 1:*** 使用予定のスタックサイズ = 10 1:*** 関数コードのディスアセンブラ size = 45 1: 0 push_string_ptr 0 1: 3 push_string_ptr 1 1: 6 push_string_ptr 2 1: 9 new_array_literal_object 3 1: 12 pop_stack_object 2 1: 15 push_int_1byte 1 1: 17 push_int_1byte 2 1: 19 push_int_4byte 65537 1: 24 new_array_literal_int 3 1: 27 pop_stack_int 3 1: 30 push_double_8byte 3.100000e+000 1: 39 pop_stack_double 4 1: 42 push_int_1byte 0 1: 44 return 1:*** 行情報 数 = 5 *** 1: 3: from 0 size 15 1: 4: from 15 size 15 1: 6: from 30 size 12 1: 8: from 42 size 2 1: 7: from 44 size 1 1:*** end of main() -------------- --------------------------------------------------------
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[1295] Re:コード生成部分について
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/05/25 01:16:56

> {"push_int_4byte", "i", 1}, // 直接持に変更 > {"push_double_8byte", "d", 1}, // 直接持に変更 要点は、文字列以外はコンスタントプールを使わずに、直接定数を バイトコードの中に埋め込むようにした、ということですよね。 Diksamは、JVMを真似したのと、将来的にバイトコードをファイルに 吐き出すことを考えてコンスタントプールを持ちましたが、 たとえばYARVでは、効率を考えて定数をバイトコード(ていうかこれも 効率を考えてバイトコードではなくワードコード)中に埋め込んでいるそうです。 http://www.atdot.net/yarv/yarvarch.ja.html > {"push_sysval_int", "s", 1}, // システムグローバル変数アクセス用 > {"push_sysval_double", "s", 1}, // > {"push_sysval_str", "s", 1}, // > {"pop_sysval_int", "s", -1}, // > {"pop_sysval_double", "s", -1}, // > {"pop_sysval_str", "s", -1}, // あと、もしシステムグローバル変数がDVM_Valueを保持しているのなら、 実はpush_sysval_intやpush_sysval_doubleのようにインストラクションを 型ごとに分ける必要はありません。 Diksamの場合、スタックはDVM_Valueの配列のくせにこのインストラクションを 分けているのは、将来的にint型ローカル変数は4バイトしか消費しないようにする、 といった改善を入れるときのためです。
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[1296] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/05/25 19:44:20

見ていただきありがとうございます。 >要点は、文字列以外はコンスタントプールを使わずに、直接定数を >バイトコードの中に埋め込むようにした、ということですよね。 はい >効率を考えてバイトコードではなくワードコード)中に埋め込んでいるそうです。 管理面とスピードを考えて、コードに埋め込みましたが問題なさそうでよかった。 >あと、もしシステムグローバル変数がDVM_Valueを保持しているのなら、 コード生成が一応落ち着いたのでVM部分を見ました。計算スタックはDVM_Value なんですね。VMを複数スレッド起動させるので、VMは極力最小にしようと思って います。その為に、省ける分はがさがさ省いていっています。コンスタントプール も、まさに、文字列を詰め込んだ配列とそのアクセスポインタテーブルのみです。 それと、GCは不要なシステムになります。INT用とdouble用の固定長プール、そして 文字列はstringに任せてしまうのでVMとしてのGCは無くなりました。この部分は VM管理システムで一括管理する予定。コード生成もそうでしたが、必要機能のた めに実行部分は最小に、その結果管理部分が大きくなっています。  新しく組み込んでいる部分をあいまいに表現して申し訳ありません。なにぶん 出来てみないとなんとも言えなくて、絵に描いたもちを説明するのも気が引けて。 その部分はある程度完成するまでお待ちください。構想したものを組み込んで、 自身が確認しないとなんとも^^;  追記、目的ターゲットでは、細かい文字列操作は多量にあると思いますが、長い 文字列は無いと思われますので、stringの管理でも問題は無いと思っています。 しかし、実際やってみての部分は有ります。その時は専用の文字列だけを管理する 処理を組み込む予定です。その場合も文字列だけなのでGCは不要で出来ます。
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[1308] Re:コード生成部分について
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/05/29 00:51:22

>それと、GCは不要なシステムになります。INT用とdouble用の固定長プール、そして >文字列はstringに任せてしまうのでVMとしてのGCは無くなりました。 intとdoubleが固定長のプールに保持されてGCがないということは、 配列はグローバルなものだけなのでしょうか? ローカルな配列が使えないのはちょっと不便なような。 ローカルな配列を使えるようにする場合、再帰を考えれば (1)Cのように、配列の領域をスタック上に取る。  →現状のDVMには、スタック上でインデックスを指定して要素を参照する   インストラクションがないので、追加が必要。 (2)配列の領域はヒープに取るが、その参照をスタックに持つ。  →最低でも参照カウンタのGCが必要。 ということになりそうな…
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[1314] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/05/29 22:32:50

>(1)Cのように、配列の領域をスタック上に取る。 ご指摘ありがとうございます。前の書き込みからVMをいろいろ調べていましたが、 まさに(1)の方法を取ろうと思っています。このレス読んだのがちょうど今日なん ですよ。  ちなみに、配列の添え字記述が宣言時決定でnewは無くなる方向しかないかなと 思っています。スタック上に取る以上は動的確保は無理のようで。VMコードも多少 変わってしまいました。 下記がVMコードの現在の案です。 S_OpcodeInfo D_opcode_info[] = { {"dummy", "", 0}, {"push_int_1byte", "b", 8}, {"push_int_2byte", "s", 8}, {"push_int_4byte", "i", 8}, // 実際の値を持つ {"push_double_0", "", 12}, {"push_double_1", "", 12}, {"push_double_8byte", "d", 12}, // 実際の値を持つ {"push_string", "s", 40}, // 文字列の位置NOを持つ0~ {"push_null", "", 8}, /**********/ {"push_stack_int", "s", 8}, // intローカル変数をスタックに {"push_stack_double", "s", 12}, // {"push_stack_string", "s", 40}, // {"pop_stack_int", "s", -8}, // スタックのintをローカル変数に {"pop_stack_double", "s", -12}, // {"pop_stack_string", "s", -40}, // /**********/ {"push_static_int", "s", 8}, // int静的変数をスタックに {"push_static_double", "s", 12}, // {"push_static_string", "s", 40}, // {"pop_static_int", "s", -8}, // スタックのintを静的変数に {"pop_static_double", "s", -12}, // {"pop_static_string", "s", -40}, // /**********/ {"push_sysval_int", "i", 8}, // システムグローバル変数をスタックに {"push_sysval_double", "i", 12}, // {"push_sysval_str", "i", 40}, // {"pop_sysval_int", "i", -8}, // スタックからシステムグローバル変数に {"pop_sysval_double", "i", -12}, // {"pop_sysval_str", "i", -40}, // /**********/ {"push_array_int", "", 16}, // int配列値をスタックに {"push_array_double", "", 20}, // {"push_array_string", "", 16}, // {"pop_array_int", "", -16}, // スタックからint配列に {"pop_array_double", "", -20}, // {"pop_array_string", "", -16}, // /**********/ {"add_int", "", -8}, // 以下は総て算術演算子 {"add_double", "", -12}, {"add_string", "", -40}, {"sub_int", "", -8}, {"sub_double", "", -12}, {"mul_int", "", -8}, {"mul_double", "", -12}, {"div_int", "", -8}, {"div_double", "", -12}, {"mod_int", "", -8}, {"mod_double", "", -12}, {"minus_int", "", 0}, {"minus_double","", 0}, {"increment", "", 0}, {"decrement", "", 0}, // ここまで算術演算子 {"cast_int_to_double", "", 4}, // 以下はキャスト処理 {"cast_double_to_int", "", -4}, {"cast_boolean_to_string" "", 32}, {"cast_int_to_string", "", 32}, {"cast_double_to_string", "", 28}, // ここまでキャスト処理 {"eq_int", "", -8}, // 以下は総て論理演算子 {"eq_double", "", -12}, {"eq_string", "", -40}, {"gt_int", "", -8}, {"gt_double", "", -12}, {"gt_string", "", -40}, {"ge_int", "", -8}, {"ge_double", "", -12}, {"ge_string", "", -40}, {"lt_int", "", -8}, {"lt_double", "", -12}, {"lt_string", "", -40}, {"le_int", "", -8}, {"le_double", "", -12}, {"le_string", "", -40}, {"ne_int", "", -8}, {"ne_double", "", -12}, {"ne_string", "", -40}, {"logical_and", "", -8}, {"logical_or", "", -8}, {"logical_not", "", 0}, // ここまで論理演算子 {"pop", "", -1}, // スタックを1つ減らす {"duplicate", "", 12}, // スタック内容をコピーしてスタックに {"jump", "s", 0}, // 指定ポインターにjump {"jump_if_true", "s", -1}, // スタックがtrueならjump {"jump_if_false","s", -1}, // スタックがfalseならjump /**********/ {"push_function", "sss", 0},// 関数情報をスタックに {"invoke", "", -1}, // 関数コール {"return", "", -1}, // 関数戻り /**********/ {"new_array_int", "b", 16}, // 次元数 基本データ-型の配列生成 {"new_array_double", "b", 20}, // 次元数 基本データ-型の配列生成 {"new_array_object", "b", 16}, // 次元数 基本データ-型の配列生成 {"new_array_literal_int", "s", 16}, // int定数配列を変数に接続 {"new_array_literal_double","s", 20}, // double定数配列を変数に接続 {"new_array_literal_object","s", 16}, // object定数配列を変数に接続 };  (注:ちなみに1とか-1は未定です)  上の構造だとstringがやたらスタックを食っているのは、string自体の大きさ からです。このへんが、stringを使用するのを変えてしまいそうな気分です。 ちなみに、配列は3次元まで、要素の最大は60KByteまでの制限をする予定。汎用の 言語を作るわけではないし、あくまでもローカル変数の制限だけなので、目的と 効率を優先にしています。  また、スタック構造ですが、VC++だとenumが4byte取るのでスタック対応する フラグは消して、下記のようなS_Valueに変えて、タイプとサイズを持つことに しました。で結局の所、関数のローカル変数は総てスタックに持つことでint用と double当のプールはなくしました。前に話したようにVMは出来るだけシンプルに したいので、持つデータ構造は違う形になりそうです。配列の仕様も変えてし まったし。下記の構造体をスタックで使用します //=================================================================== typedef struct { ushort dimno; // 配列の次元数 ushort dimsno[DIMMAX]; // 配列の添え字数 union { int *intDim; // int配列実態 double *doubleDim; // double配列実態 string *stringDim; // string配列実態 }u; } SV_array; //=================================================================== typedef struct { ushort vtype; // データタイプ E_StackDType ushort size; // スタック消費サイズ union { int int_value; // intデータ double double_value; // doubleデータ string *string_value // string参照 SV_array *i_array; // int配列参照 SV_array *d_array; // double配列参照 SV_array *s_array; // string配列参照 }u; } S_Value;  以上が、今日までに想定した仕様です。まだVM自体を作っていないので、まだ 変更があるかもしれません。ちなみに、組み込み関数についてはラフ案で下記の ようなクラスを使用しようと思っています。組み込み関数からのリターンはエラー コードにする予定。パラメータ可変の関数も対応します。それと変数リファレンス 情報を持って一部の関数は総ての変数をリファレンスに操作します。この点は悩み ました。文字列と配列以外は実数渡しなのですが、一部のシステム関数のみリファ レンス操作してしまうんですよ。その一部のために構文を作るべきか特殊仕様とす るかで、たった2つの関数のために構文を変えることは止めにしました。 目的優先に^^; //=================================================================== typedef struct { char *name; // 変数名 ushort gval_x; // グローバル変数横軸数 ushort gval_y; // グローバル変数縦軸数 S_Value *val_ref; // 変数参照データ S_Value val; // 変数コピーデータ } S_Value_info; //=================================================================== class C_NFBase { //-- VMに送る情報 ---------------------- char *m_name; // 関数名 int m_prmno; // 要求するパラメータ数0-10まで20は可変関数 E_ValueType m_type[PRMMAX]; // 要求するパラメータの型 E_ValueType m_rtntype; // 関数戻り値の型 //-- VMから受け取る情報 ---------------------- int m_prninno; // 引き渡されたパラメータ数 S_Value_info m_prm[PRMMAX]; // 引き渡されたパラメータデータ //-- 関数の戻り情報 ---------------------- S_Value m_return; // 関数からの戻り値データ
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[1315] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/05/29 23:00:15

> {"new_array_int", "b", 16}, // 次元数 基本データ-型の配列生成 > {"new_array_double", "b", 20}, // 次元数 基本データ-型の配列生成 > {"new_array_object", "b", 16}, // 次元数 基本データ-型の配列生成 > {"new_array_literal_int", "s", 16}, // int定数配列を変数に接続 > {"new_array_literal_double","s", 20}, // double定数配列を変数に接続 > {"new_array_literal_object","s", 16}, // object定数配列を変数に接続 補足  このnewは構文のnewではなくスタック上に実配列生成のnewです。 ちなみに、言語上の総ての関数は特に何も記述することなくスレッドセーフに なります。複数のスレッドから関数AAAを同時に呼んでも問題が無いです。 もちろん組み込み関数も。利用者はスレッドを意識することなく自由に組んでも 問題の無い言語になります。  しかしよくよく考えてみると、この仕様がOOのクラスに合わないんです。OOP 好きな私がOOPに合わない言語を作るとは、考えてしまいます。早く作って検証 したくてなりません。
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[1319] 配列の仕様について
投稿者:
2009/05/30 21:54:58

 上記の仕様変更により。yacc,lex部分からの修正をしています。 下に示すようなプログラムに。diksamの言語仕様と離れていってしまうのは 仕方の無いことかもしれません。それに、ほぼC言語に近くなってしまう。 ちなみに、配列変数宣言時に[]内に変数を入れるとエラーになります。 ---------------------------------------- int main(int p1,int p2) {   int aa;   string[1+2] msg = { "asd","qwe","zzz"};   int[1+1+1] i1 = {1,2,65537};   int[10][9] id;   id[5][4] = 321;   aa =id[9][8]; } ----------------------------------------  結局の所、GCを装備して配列の動的確保を可能にし、管理のための処理及び間接 アクセスのためのオーバーヘッドを許すか。領域を固定にもって直接スアクセス し、高速で単純な処理だが配列領域は宣言時に固定で確保しなければならないか。 のチョイスで有ったのではないかと思います。  私は今回、連続的な処理(一般的なプログラム)より。マルチスレッドで複数の 小さな処理の集合体による制御を優先しているので下の方を選びました。単にGCを 入れたくなかっただけかもしれませんが^^;
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[1320] Re:コード生成部分について
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/05/31 02:10:17

>>(1)Cのように、配列の領域をスタック上に取る。 >ご指摘ありがとうございます。前の書き込みからVMをいろいろ調べていましたが、 >まさに(1)の方法を取ろうと思っています。このレス読んだのがちょうど今日なん >ですよ。 この方法を取るとして、ローカルな配列への参照を、別関数に渡すことは できるのでしょうか? できるとしたら、配列への参照がプログラマの思いのままにできるということですから、 Cですごくありがちなバグである、 char *get_line() { char buf[256]; /* bufに値をつめる処理 */ return buf; } みたいなのも許すことになりませんか?
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[1321] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/05/31 02:48:40

>Cですごくありがちなバグである、  配列の参照戻しは今エラーにしています。もともと、配列は参照渡しなので、 リターンで戻す必要を感じなかったので。  いや~~寝ようとしたら、動的配列生成でトリッキーな方法を思いついてしまって 眠れなくなってしまいました、ここ2日間の作成をチャラにして元に戻そうかな~~  何を思いついたかと言うと、配列をnew宣言したときにスタック上の配列データの所を 開ける、その為にスタックを移動することです。スタックにリアルアドレスを持ってい るわけではないし、アドレス操作をするときは移動してないわけで。たぶん問題ないかと。  ああ~~~だめだ、思いついたらやらないでおけなくなってしまう。寝ながら だめだ、だめだ、こんな変なこと考えてはと、何度繰り返したことか。でも、どうせ 好きに作れるんだからやってしまおう^^ どう思いますか? 
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[1322] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/05/31 03:19:58

 やはり寝ながら思いついたアイデアは細部まで検討されていませんでした。 出来なくは無いのですが、副作用が見つかったし。やはりトリッキーでnew事態の 一般的な意味の仕様も変えてしまうのは問題が有るので、上のアイデアは 無かったことにしてください。 orz  今日は寝れそうに無くなってしまった…
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[1323] Re:コード生成部分について
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/05/31 22:03:45

>>Cですごくありがちなバグである、 > 配列の参照戻しは今エラーにしています。もともと、配列は参照渡しなので、 >リターンで戻す必要を感じなかったので。 ええと、ということは、そもそもユーザは配列への参照を取ることができない (配列を引数として別関数に渡すときは内部的には参照が作られるが、ユーザがそれを 変数に代入したりすることはできない)ということでしょうか? それなら問題ないように思います。CやJavaに慣れた身にはちょっと不便そうですが。
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[1324] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/06/01 01:11:00

>ええと、ということは、そもそもユーザは配列への参照を取ることができない >(配列を引数として別関数に渡すときは内部的には参照が作られるが、ユーザがそれを >変数に代入したりすることはできない)ということでしょうか? >それなら問題ないように思います。CやJavaに慣れた身にはちょっと不便そうですが。 言葉足らずですみません。 int[] func(p1,p2,p3); これの int[] 配列の戻りが禁止になっています。 int func(p1[][],p2[]) これは問題ありません。内部で操作しても問題なく処理されます。 配列は参照渡しなので、子関数で操作したものは、呼びだし関数の配列内が変わります
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[1325] Re:コード生成部分について
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/06/01 01:30:54

>int[] func(p1,p2,p3); >これの int[] 配列の戻りが禁止になっています。 具体的にどうされているのかがよくわかりませんが、少なくとも、関数の戻り値の型として 配列型を返せないようにするだけでは不完全ではないでしょうか。 ユーザが、配列への参照を取得できるのなら、それをグローバル変数に代入することも できるはずで、もしそれをされたら、関数を抜けてスタックが開放された時点で 不正なポインタになってしまいます。 対策するのであれば、ユーザには、配列への参照自体を取得できないようにしておかないと だめなのでは。
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[1326] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/06/01 01:48:27

>>int[] func(p1,p2,p3); >>これの int[] 配列の戻りが禁止になっています。 > >対策するのであれば、ユーザには、配列への参照自体を取得できないようにしておかな Cで言う所のポインターの存在がありません。だから、グローバル変数に参照を 入れることが出来ません。 int func(p1[],p2[]) { p1[2]=10; // これはOK p2[4]=9;    // これはOK p1=p2;     // これがエラーです } ひょっとしてdiksamはOKでしたか? (駄目だと思い込んでいました)仕様が変わっています。
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[1327] スレッドセーフについて
投稿者:
2009/06/01 11:32:47

 会話の上で言語仕様に食い違いがあった原因を今理解しました。私の考慮不足だったの ですが、当初より言語に求める基本機能に、スレッドセーフなシステムでした。この要求 に対しポインターや参照を操作することは、スレッドセーフを著しく阻害する要因です。  なぜなら、2つのスレッドで同じ参照を持った場合、そのデータアクセスに対しスレッド セーフを自動で行うことはとても大変であり重い処理となります。同一スレッド内でも その機構の一部が動いてしまいます。これは避けたいことです。  次の問題がもっと深刻です。参照先が複数データの場合、他の何らかのサポートなしに 参照された複数のデータをスレッドセーフにすることは原理的に不可能です。  以上2つの理由により、一番最初から、ポインターや参照を直接操作する行為は無いとの、 大前提が私の思考基本にありました。そのため、無意識にそれが前提で思考や会話をして いたことを気がつきました。よくある事ですが考慮不足です。  では、スレッド間で複数のデータを渡す場合の方法が無いのではないだろうかと思われ るでしょう。これには、変数集合体のパック、アンパック機能を提供し、複数の情報を パックして他スレッドに渡すことで、スレッドセーフを保障しています。これは始めて 説明しています。その他にもスレッドセーフを自動保障するシステムがあります。まだ 説明されていません。しばらくお待ちください。なにぶん自己検証を先にしたくて。 本当に申し訳ありません。
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[1333] Re:スレッドセーフについて
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/06/02 00:29:53

> では、スレッド間で複数のデータを渡す場合の方法が無いのではないだろうかと思われ >るでしょう。これには、変数集合体のパック、アンパック機能を提供し、複数の情報を >パックして他スレッドに渡すことで、スレッドセーフを保障しています。 いまさらなのかも知れませんが、スレッド間のデータの受け渡しがこれぐらい疎結合で よいのなら、ひとつのVMで複数のスレッドを動かすのではなく、VMごと分けてしまって、 それぞれ別のスレッドで動かせばよいのではないでしょうか。 このスレッドでは、まさにそういうことを話していたつもりでした。 http://kmaebashi.com/bbs/thread.php?boardid=kmaebashibbs&from=1221&range=1 >この要求に対しポインターや参照を操作することは、スレッドセーフを著しく >阻害する要因です。 >なぜなら、2つのスレッドで同じ参照を持った場合、そのデータアクセスに対し >スレッドセーフを自動で行うことはとても大変であり重い処理となります。 少なくともDiksamの設計なら、ヒープもグローバル変数もDVMの配下にあります。 よって、DVMを複数生成すれば、ふたつのスレッドで同じオブジェクトへの参照を 持つことはありませんし、グローバル変数も別です。 その上で、VM共有変数とかを導入して、VM間のデータのやり取りを考えれば よいのではないかと。 スクリプト言語において、ひとつのVMで複数のネイティブスレッドを使うことに関しては、 Rubyのまつもとゆきひろさんが以前こんなことを書いています。 http://www.rubyist.net/~matz/20070530.html >global interpreter lockを使っているので、native threadを使ってもさほど >並列性はあがらず性能もあがりません。 >というのも、オブジェクトアクセスひとつひとつを排他制御しなければならないので、 >コンフリクトは無視して問題が起きそうなら自分で対処というようなC++のような >対応はスクリプト言語では難しいでしょう。 (中略) >また、PythonのGuido van Rossumはスクリプト言語の並列性について >http://mail.python.org/pipermail/python-3000/2007-May/007414.html >という(むしろforkを活用すべきという)意見を述べています。 まあ、JVMなんかでも、doubleの操作はアトミックであることを保証してはいないので、 割り切ってしまう、という考え方もあるかもしれませんけれど。 # ポインタが不正になってクラッシュするのはさすがにまずいのかなあ。 # でも、黙って間違った答を吐くアプリケーションはもっとひどいと思うけど。
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[1335] Re:コード生成部分について
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/06/02 01:28:02

>int func(p1[],p2[]) >{ > p1[2]=10; // これはOK > p2[4]=9;    // これはOK > p1=p2;     // これがエラーです >} >ひょっとしてdiksamはOKでしたか? DiksamではOKです。Diksamの配列の仕様はJavaとほぼ同じですので。 よって、[]は演算子です。 int[][]という型の式に対し、1回適用すればその式の型はint[]になりますし、 2回適用すればintになります。 山さんの言語でこのあたりを変えるとなると、fix_tree.cでのTypeSpecifierの 扱いが変わってくるはずです。
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[1338] Re:スレッドセーフについて
投稿者:
2009/06/03 19:51:23

>ひとつのVMで複数のスレッドを動かすのではなく、VMごと分けてしまって、 >それぞれ別のスレッドで動かせばよいのではないでしょうか。  大きな単位でのスレッドのことだと思いますが、当初はそう考えていましたが、 結局言語を作ることになったので、理想を少しあげてみました。 >Rubyのまつもとゆきひろさんが以前こんなことを書いています。 > (中略) >>という(むしろforkを活用すべきという)意見を述べています。  言語としての統一性と、インタープリター言語としてのスレッド化は、理想的な 形で両立するのは難しいと思います。なので、私はスレッド向けに参照操作を すっぱりなくしました。グローバルシステム変数にいたっては…、いやこれは目的 アプリケーションのためで…。  でも、せっかくだから殆どの面でスレッドセーフにすることで、利用者は並列動作 のためのプログラミングルールを気にすることなく書けるようになるのではないか と思いチャレンジしています。  それに、一般的な言語だったら、C/C++なりJavaなりその他のもっといい言語が あるので、作る気なんてしません。^^ どうせ作るなら一般言語では出来ないよう な事を、です。
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[1339] Re:コード生成部分について
投稿者:
2009/06/03 19:56:14

>山さんの言語でこのあたりを変えるとなると、fix_tree.cでのTypeSpecifierの >扱いが変わってくるはずです。 はい、実質中では同じような構造を持っていますが意味が多少違ってきました。  いまようやくVM 入り口まで書けるようになりました。可変スタックはなかなか やっかいです。まずは動くことを目指してスピードUPはまた今度で書いています。
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