>>C++などの流儀のOOは、そう言われることが多いようですね。
>
>C++ ファミリーじゃない言語をよく知らないので、よろしければ、
>他の流儀では何がオブジェクト指向だと呼ばれているのか、ご教示願えませんか。
CESさん自身が挙げられたこのページに、
http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/414
| Smalltalk(アラン・ケイ)は“オブジェクトへのメッセージ送信”という
| メタファをしてその「オブジェクト指向」と、C++(ストラウストラップ)は
| 抽象データ型からの発展型(あるいはそれとは別のクラスのあり方)をして
| その「オブジェクト指向」と位置づけ、その進化の初期の過程で整備されました。
と書いてあるわけですが。読んでいませんか?
また、既に書きましたが、(私が作っているcrowbarのような)タイプベースの言語では、
そもそもクラスがないので、抽象データ型からは離れているように思います。
>「型」がある→「マルチプルインスタンスが前提」という繋がりがよくわかりません。
>「鋳型」「ケーキ型」などは、同じ形のものを量産するためにありますが…
>そもそも「型」の語源は「type」ですし、「クラス」という用語もそうですが、
>「分類」というような意味があるんじゃないでしょうか。
実は拙著「Java謎+落とし穴~」ではタイヤキの型を使ってクラスとインスタンスの
説明をしていますが、タイヤキ型がtypeでないことはわかってて注でツッコミ入れたり
してます。それはさておき。
typeだから分類だ、という解釈をしたところで、分類というのは、通常ひとつの
カテゴリに複数のナニモノカが入るでしょう。
ただ、イメージとしては、プログラミング言語における「型」は、
結構タイヤキの型の方に近いような気もします。インスタンス生成なんて
型にタネとアンコ(メモリ)を詰めてタイヤキ作るイメージそっくり。