『センス・オブ・プログラミング!―抽象的に考えること・データ構造を理解す
ること』(第1刷)
こちらも大変興味深く楽しく拝読しました。コンパクトな本に「低レベル」か
ら「高レベル」までのしくみの解説やノウハウで盛りだくさんで、これらの内
容を血肉化できれば自分にもアプリ開発は夢ではないと思いましたので、これ
からも何度も読み返すでしょう。
さて、またご面倒をおかけしますが、以下についてそちらの正誤表への追加を
ご検討お願いいたします。年末のお忙しい時期におそれいりますが、またご都
合のよろしいときにでもご対応いただければ幸いです。
p.94 本文 l.4
> 逆行していています
p.109 l.1
> 脳内になる
p.142 l.17
> Congraturations
Congratulations
p.149 l.4
> なけばならなくなってしまう。
p.177 4-3-9 スタック
> 先入れ後出し方式(LIFO--Last In First Out)
後入れ先出し Last In First Out
先入れ後出し First In Last Out
どちらも同じ事柄をさしているとは思いますが、念のためエラッタの候補としてあげます。
p.180 下から 9 行目
> 追加すべき要素
「検索すべき要素」だと思います。
p.183
> 27人集れば、誕生日が衝突する確率は50%を超えます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%95%E7%94%9F%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
によれば 23 人とのことです。ちなみに、手元の計算でも
$ awk 'BEGIN { p1 = 1; p2 = 0; n = 1;
> while (p2 <= 0.5) { ++n; p1 *= (365 - n + 1) / 365; p2 = 1 - p1 }
> print n, p2 }'
23 0.507297
となりました。
p.192 l.2
> O(1/2N^2)
これは誤りとまではいえないとは思いますが、一応、より細かいことをいえば
(N-1) + (N-2) + ... + 1 = N(N-1)/2
かと。 (つまり、無視するのは定数の係数だけでなく第二項以降も。)
p.226 注 l.4
> sturct
p.250 リスト6-1 l.5
> 多重度が0..*
p.246 の記述からして「多重度が1..*」が適切と思います。
p.272 図6-16
> 行かページを
「行がページを」だと思います。
同図
> 表示対象範囲に部分的に含まれる段落
「ページをまたがる段落」だと思います。