K.Maebashi's BBS

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[1405] 言語のデバックシステム
投稿者:
2009/07/22 20:10:38

 下記に示すURLに言語デバックシステムのプロトタイプイメージが あります。 http://dl7.getuploader.com/g/yamamoto/1/lz_db.gif こんな感じのデバックシステムを作る予定。エラーが発生したら、 モニターにファイルと行を表示して修正ができます。ただし、行番号 はないので、好みのエディターを使いたい場合は編集を押押すか エディターを登録してそのエディターを起動します。  ファイルタブは、ファイルリストとファイルが表示され編集可能 です。簡単な修正ならここでできます。  関数のトレースとログ1はスレッド置きにタブが作成されるので、 トレースが混合してわけワカメにならない予定。タブは200まで自動 で増えるので問題なし。  システム情報のログはsysログに、自由に定義して使用可能なのが ログ2です。また、モニタ02がローカル変数とシステム変数のログ を表示します。全部でモニター2種、本体1を起動します。  通信はUDPを使うので、LAN内の他PCでモニターできます。  これはまだGUIを作ったものなので、これから詳細の実装です。 また、本体の表示部分はできていないので、真っ黒です。それ に、右上の実行・ステップ・ステップインのボタンはイメージで、 画像合成です。こんなボタンとシステムログが透過で表示される 予定。  久しぶりにC#触ったけど、ユーザーインターフェース作るのが簡単だった。
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[1415] デバックシステム一応完成
投稿者:
2009/08/11 19:20:41

 プログラムのブレーク、ステップ処理等を除き一応の完成、ブレーク等は アプリケーションのGUIが出来上がらないとボタンが無いので。その他にも いろいろ修正をしました。  ・言語の内部コードをSJISからワイド文字wchat_tに変更。  ・動的コンパイラの組込み。  ・コンパイルエラーのモニター連携  ・VM実行時エラーのモニター連携  ・デバックシステムの組込み(第1段階終了、全体の80%以上は終わったかな)  ・コンパイラのpool導入による高速メモリー確保と一括開放。  ・VMも一部Pool化。  ・VMの言語関数起動の最適化と高速化。  ・ライザ付属エディターの組込み。  ・LIZA.iniファイルによる初期化設定を組込み  等々いろいろ修正しました。特にデバッグシステムの組み込みは大きかった。 もう、文字で示すのも画像で示すのも困難と思うので。↓にUPしています。 http://ux.getuploader.com/yamamoto/download/2/debug.zip もしお暇がありましたら試してみて、何かありましたらよろしくお願いします。 まだ本体はCUIで出来ています。多分バグだらけです。  手順は、ライザデバックモニタ「LZ_moniter1_001.exe」を実行して、本体の 「lz002.exe」を実行するとデフォルトの「start.lzp」を実行します。以前出した タイマプログラムです。  2つともローカルでUDP通信をしているので、通信許可でお願いします。 初期起動時は、UDP通信がごっそり抜ける時があるので、本体は2回以上起動して みたほうがいいかもしれません。時々モニターのログが抜ける時があります  本体はデバックモードのままなのでEXEも大きく、動作はとても遅いです。 大量のデバックトレースをモニターに送っているので。  また、XXX.lzpの起動をlz002.exeに起動リンクすれば、その他のプログラムは、 ダブルクリックで直接実行できます。そこに入っているXXX.lzpは総て動きます。 ただ、修正するとこける可能性が高いです。試作以前の段階なので。  デバックの組込みで以下の言語仕様が追加されました。 ただ、まだほとんど機能しません。本体のGUIを作る時でないと2度手間に なってしまうので。  次からはようやくアプリケーションの本体です。ああ~~長かった~ 次も長いんだろうな //-- デバック行コントロール ------------- #define DBL        // デバック行有効 //#define DBL       /-/ // デバック行のコメント化 //-- デバック関係関数 ----------------------- #define 一時停止    debug_break //-- デバックログ関係関数 ------------------- #define ファイル表示  debug_file_disp // モニタにファイル表示 #define トレースログ  debug_trace_log // トレースログに表示 #define システムログ  debug_system_log // sysログに表示 #define ログ1      debug_log1 // ログ1に表示 #define ログ2設定    debug_log2_set // ログ2にタブ追加設定 #define ログ2      debug_log2 // ログ2に表示 #define ログsys変数   debug_sysval // ログするシステム変数の登録 #define クリア     "クリア" // ログするシステム変数のクリア //-- デバックモニタ制御関数 ------------------- #define デバックモニタ制御 debug_monitor_control #define 変数ログクリア   1 // モニタ02の変数ログクリア #define 全ログクリア    2 // モニタ01全ログクリア #define トレースログクリア 3 // トレースログクリア #define sysログクリア    4 // sysログクリア #define ログ1クリア     5 // デバックログ1クリア #define ログ2クリア     6 // デバックログ2クリア //-- ログ出力制御用システム変数 --------------- #define 全ログSW      SLI001 // 全てのログ0:停止1:開始 #define トレースログSW   SLI002 // トレースログSW #define システムログSW   SLI003 // #define ログ1SW       SLI004 // #define ログ2SW       SLI005 // #define ローカル変数ログSW SLI006 // #define システム変数ログSW SLI007 // //-- 組込み関数宣言 -------------------- DBL int 一時停止()     // 戻り=0 DBL int デバックモニタ制御(int type); // 戻り=0 DBL int ファイル表示(string fname); // 戻り=0 DBL int システムログ(string str); // 戻り=0 DBL int トレースログ(string str); // 戻り=0 DBL int ログ1(string str); // 戻り=0 DBL int ログ2設定(string tag_name); // 戻り=log2id DBL int ログ2(int log2id,string str); // 戻り=0 DBL int ログsys変数(string str); // 戻り=0 //--------------------------------------
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[1416] Re:デバックシステム一応完成
投稿者:
2009/08/12 18:01:54

 別のPCで実行したところ、MSVCXXXX.DLLが必要でした。 ↓にDLLを添付したファイルをUPしました。申し訳ありません。 http://ux.getuploader.com/yamamoto/download/3/debug.zip  また、add_stringのバイトコードでたまーに、システム変数が コンフリクトを起こす現象を発見しています。  あと、遅いPCでは、UDP通信が大幅に抜ける場合があります。 デバック用に最小時間を指定しているので、遅いPCでは大量の 送信データを受けきれないです。送信後のウェイトを長くすれば 問題ないのですが、デバックターンが長くなるのでこのままに しています。
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[1420] Re:デバックシステム一応完成
投稿者:
2009/08/13 19:38:47

 速いPCでも問題が…、日ごろノートPCで開発しているのですが。 久しぶりにディスクトップでやったら。  デュアルPC以上だと、本体のスピードが早すぎてモニターの処理が 追いつかないです。 約1秒に1000行ぐらいの情報を送っています。  UDP送信後 sleep(0)のウェイトをかけているのですが、シングルCPU だと、それなりに時間がかかるのですが、デュアル以上だと多少のウェイト だけで、高速にUDP送信をしていました。さすがに受けきれない結果に なります。t016.lzp t17.lzp でモニターが動作異常になります。デバック モニターがロックしたような状態、UDP受信例外、等々が発生します。  モニター側で、過負荷のときの処理を追加すべきでした。 そんな訳で、こんなデバックシステムが出来ましたよ程度としてみてください。  その他、ディスアセンブラの行情報異常や、システム変数配列処理ミス、 変数のコンフリクト問題、等々その後見つかった問題も対策終了しています。  見つかったバグのほとんどは、以前は無かったのですが、各種修正と機能 追加で新たにバグを作りこんだようです… 良くあることです orz
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[1421] Re:デバックシステム一応完成
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/08/14 00:24:29

>http://ux.getuploader.com/yamamoto/download/3/debug.zip 山さんのVMがDVMとどれぐらい違うのだろうと思ってダウンロードしてみましたが、 VM部分のソースはないのでしょうか…… あと、フォルダ名の「editer」は固有名詞でしょうか?
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[1422] Re:デバックシステム一応完成
投稿者:
2009/08/14 19:19:24

>山さんのVMがDVMとどれぐらい違うのだろうと思ってダウンロードしてみましたが、 >VM部分のソースはないのでしょうか……  どれぐらい違うのかソースファイルのサイズで定量的に計ってみました。 ・システム管理部分  115K(ソースファイルの合計) ・コンパイラ     150K ・VM         73K ・共用        45K ・組込み関数     34K ・ヘッダーファイル  140K (クラスやテンプレートでヘッダーファイルが大きくなるのはC++の宿命ですね)         合計 557K  プログラムの行数的にはコメント含み1万数千行ほどあります。 Diksam 2.0 より流用改変したソースはコンパイルラ部分のみで123K、 全体の22%。その中はクラス化や、言語仕様の違いで全関数修正している ため。元の6割ぐらいしか原型が残っていないと思います。VMについては、 新たに書いているので基本アルゴリズムが同じで、中身は違ったものになっ ています。  VMは最小になるように作られているので、73K 全体の13%です。ソース の60%は新しく作りこんだ仕様のためでした。内容はマルチVMのシステム・ 言語的にスレッドセーフな仕組み・コンパイルとVM間の協調動作管理、等々です。  私が言ってはいけないのかもしれませんが、結構複雑なシステムになってます。 難しいのもまた楽しくもあります。  ソースの件ですが、正式にフリー公開時点でソース公開も考えています。 現時点ではまだちょっとです。(ぱ)さん以外非公開を条件にVMのソース送り ましょうか?  VMは1つのクラスで、そのクラスのオブジェクトを1つ作ったら、それが1つの VMスレッドになり、VM機能を詰め込んだ、あまりクラスらしくないクラスです。 だから、メモリーがあるだけマルチでVMスレッドを自由に実行できます。  ちなみにコンパイラも見た目は1クラス(内部でいくつかのクラスを使用)で、 機能的にきれいに分離されています。ただその分システム管理で全体の協調 動作制御が必要です。 >あと、フォルダ名の「editer」は固有名詞でしょうか? いえ、LIZA.iniファイルで自由に変えられます。  先のことですが、ライザ言語はC言語のシンタックスにとても似ているので、 ライザ言語をC++のソースにコンパイルすることは簡単です。完成した後、 暇だったらシステムをライブラリー化して、コンパイルしたC++ソースとリンクし、 ネイティブな実行形式作成をやってみたいですね。
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[1423] Re:デバックシステム一応完成
投稿者:
2009/08/14 21:22:27

つ、追記。 いや、ソフトを使って行数カウントしてみた。全体で17,657行ありました。それだけ^^;
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[1425] Re:デバックシステム一応完成
投稿者:(ぱ)こと管理人
2009/08/16 21:38:16

>Diksam 2.0 より流用改変したソースはコンパイルラ部分のみで123K、 >全体の22%。その中はクラス化や、言語仕様の違いで全関数修正している >ため。元の6割ぐらいしか原型が残っていないと思います。VMについては、 >新たに書いているので基本アルゴリズムが同じで、中身は違ったものになっ >ています。 そういえばVMは新規と言う話は以前書いておられたと思うのですけれど、 バイトコードが基本的に同一らしいので、VMも流用かと思い込んでしまいました。 コンパイラをgenerate.cまで含めて流用していれば、そりゃバイトコードは 似たようなものになりますね。 > ソースの件ですが、正式にフリー公開時点でソース公開も考えています。 >現時点ではまだちょっとです。(ぱ)さん以外非公開を条件にVMのソース送り >ましょうか? 了解です。DiksamはGPLとかではないので、現時点では公開されないという 方針でしたらそれでよいかと思います。
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