K.Maebashi's BBS 投稿フォーム
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>はじめまして。面白く読ませていただきました。 >思うに、Cなどでは構造化設計に始まり、原始的な >オブジェクト指向的設計まである程度踏み込んで >いたのではないかと思います。この点は同じ論を >唱えていらっしゃると思います。 > >ただ、手続き型言語では「オブジェクト指向設計」 >とは「呼んでいなかった」だけではないかな、と >個人的には思っています。 > >Cで言うと、 > >・データを持つオブジェクトが操作方法を知っている > >より緻密なソースファイル分割 > >関数名のルール付け > >データ操作関数のファイル内限定 > >・インターフェースの限定による(使用者から見た)隠蔽 > >static関数、ファイル内static変数(privateメンバに相当) > >・ポリモーフィズム、継承、同じ動作は同じ名前に > >これはクラス型言語にしかできない機能ですね > >これらを、言語仕様面からより便利に使えるように >したのがC++なりJavaなりであって、オブジェクト指向 >のような概念的なことは(意識するしないをおいて) >近代の開発では行っていたと思います。 > >で、私の考えるオブジェクト指向とは、 > >「クラス(部品)を作り、組み合わせてアプリケーションを作る」 > >ことであると考えています。七面倒くさい用語はそれを >表現するための方便に過ぎないと。 > >このような(オブジェクト指向的)作り方をすると、手続き >型言語で感じていた以上に、ライブラリ的立場の部品と本来 >のアプリケーション的立場の部品をいやでも意識させられる >ことになります。 > >従来であれば、「じゃあこの機能とこの機能は整理して別に >ライブラリ化しよう」ということになるのでしょう。それは >クラス型言語でも可能だと思いますが、クラス型言語なら、 >ライブラリ化という結構エネルギーを使う作業をしなくても >クラス単位で再利用という手軽な使い方ができるのは1つの >メリットかと思います。 > >長くなりましたのでこのへんで。
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