K.Maebashi's BBS 投稿フォーム
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>>>このへんから、 >>>・静的型言語 >>>・実行時に型を持つ言語 >>>・アセンブラみたいな、本当に型のない言語 >>>あたりの対比につながると面白いのかな、と思いつつ、 > >ええと、すみません、そんなたいした話ではないのですが。 > >たとえばCで、 > >int a; > >という(定義を兼ねた)宣言があったとき、これは > >>(1)変数xの内容を読んだり書いたりするときには、型Tに合った >メモリの使い方に従います。 >>(2)(1)、かつ、変数xのメモリ領域を型Tに対応するサイズだけ確保する。 > >この(1), (2)の両方を意味しますが、(1)の意味で効いてくるのはコンパイル時であり、(2)は実行時なんですよね(細かく言えば、staticでないローカル変数なら関数突入時、グローバル変数なら実行開始時)。 >もちろんCではintとdoubleとでは普通はサイズが違いますから、「型Tに対応するサイズだけ確保する」ためには型を知らなければならないように思いますが、実際には「intのローカル変数ふたつ」であっても「doubleのローカル変数ひとつ」であっても、実行時の機械語コードは「スタックに領域を8バイト分確保する」となっている(※1)だけで、細かい型までは意識していません。 > >構造体定義にしても、 > >typedef struct { > double x; > double y; >} Point; > >と書いたとして、Cでは、この型定義の情報はコンパイルされた機械語コードには残っていません。Point型の変数pがあったとき、p.yという記述は、「pの先頭アドレスから8バイト(※1)ずれたところを参照する」という機械語コードに変換されるのであって、「メンバyを参照する」ということは実行時には意識していません。 >Javaあたりだと微妙に話が違って、リフレクション用にクラスの情報を保持しておく必要はありますし、バイトコード中に「メンバy」という情報は残っていますが、「メンバy」という情報はロード時にオフセット参照に変換されるはずです(JITがなかったとしても)。 > >静的型言語だとこんな感じですが、型なし言語であるRubyとかcrowbarでは、 > >a = 10; > >で変数が宣言されます。JavaScriptなら > >var a; > >でしょうか。これはひげおやじさんのおっしゃるところの(2)を、実行時に行っています(※2)。ただし「a = 10;」の実行のあとで「a = "abc";」と書くのも許されます。これは、整数型も文字列型も(変数aのレベルでは)同じサイズで表現されるためです。また、オブジェクトのメンバを参照するためa.yと書いてあったとき、aの型は実行時までわかりません(aにyというメンバがあるかどうかさえも)。よってひげおやじさんがおっしゃるところの(1)は、aという変数が宣言されたさらに後、まさにその変数を使うときに判定されるわけです。 > >「アセンブラみたいな、本当に型のない言語」は、例としてはたとえば(Cの前身である)Bなんかがそうでしょう。Bでは > >auto a; > >で変数が宣言できるようですが(※3)、なにしろBには型がないというか、intとポインタ(アドレス)は同じ型でそれ以外の型はなかったわけですから、「auto a;」は(2)の意味しか持ち得ません。 > >……ええと、なんというかあまり面白い話にはならなかった気がしますが、ひげおやじさんもおそらく哲学論議がしたいわけではないと思いますから、ここはひとつ「言語を作ってみる」…とまではいかなくても処理系の実装を想像してみる、というのはいかがでしょうか(と、「プログラミング言語を作る」の宣伝につなげてみる)。 > >とか言いつつ、静的言語であるDiksamは、いまだにクラス部分が公開できてないわけですが。秋ごろから一応クラスやポリモルフィズムは動いていて、ただいろいろな意味で中身がぐちゃぐちゃで、作業時間が全然(本当に全然)取れないので進んでいないのですが。 > >※1)intが4バイト、doubleが8バイトの処理系を想定しています。 >※2)Rubyの変数の宣言は厳密には「代入文が実行されたとき」ではないのですが、ここでは置いておきます。 >※3) http://cm.bell-labs.com/cm/cs/who/dmr/kbman.html >
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