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[726] Re:オブジェクト指向「初」入門
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投稿者:CES
2007/02/20 02:13:25

>CESさんいわく > >>「is-a である関係が、LSP を満たすように作れ」と言っているのです。 > >それじゃあ「CESさん言うところのis-a」がLSPを満たすのは当たり前ですわな。 >そう定義したんだから。 「LSP を満たす関係が is-a である」とは言っていませんよ(そう言っているのは kit さんです)。 結果的にはそうなりますが、それは is-a の定義ではありません。 じゃあ is-a の定義は何なんだって話になりますが、言い換える言葉が見つかりませんね。is-a は is-a です。「A is-a B」は「AはBの一種」です。これがもっともシンプルかつ的確ではないですか。 以前に、ソフトウェアは「分析→設計→実装」の3段階で作られると言う話をしました。 俺の言う「is-a」の関係を決めるのは分析段階、LSP を満たすように作るのは設計段階の話です。 それで設計段階になって、LSP がどうしても満たせなくなったらどうするか? LSP を捻じ曲げて is-a を固持しろなんていってません。分析からやり直すのです。 ちょっと古い投稿を引用すが… [658] > 設計を見直す=分析のしなおし、だよん。って。 その通りではないですか。 あるプロジェクトに直面した時、「AはBの一種である」とも「AはBの一種ではない」とも、どちらの考え方もできます。 どちらが適切なのかを選ぶのが「分析」というプロセスですよ。 >我々は、設計段階で、どういう継承関係にすればうまくいくかを知りたい >ため、設計原則を求めているわけです。 そこで機械的に従えばいいガイドラインを求めるのは、分析プロセスの放棄ですよ。 >>1:オブジェクトが is-a であると仮定した。 >>2:LSP に照らし合わせたらうまく行かなかった。 >>  (照らし合わせるまでも無く判断できる場合もある) >>3:実はオブジェクトは is-a じゃなかったんだ。だから継承関係にはしない。 > >こちらも同様です。is-aの定義が「うまくいくかどうか」で決定されるんなら、 >「うまくいくようにやりなさい」と言ってるだけのことで、結局何も言って >いないのです。 そうですよ。 「どうすればうまく行くのか」は、その場合に応じて変わるのですから、それ以外に言いようが無いではありませんか。 こんな記事見つけました(Wikipedia - 「継承」) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%99%E6%89%BF > 一般的に、AがBを継承する場合、A is a B. (AはBの一種である)という > 意味的な関係(is-a関係)が成り立つ。従って、同じふるまいを持つから > と言って、意味的に無関係なクラス間に継承関係を持たせるのは適切でない > 場合が多い。 だそうですよ。
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