はじめまして。
>しかし、複数の人が同時アクセス出来ることがメリットの一つであるのであれば、
>それはそれで納得できます。
オセロでは確かにそういう例を出しましたが、「複数の人(人間)が」と言ってしまうと、
適用範囲がずいぶん狭くなってしまうように思います。
こちらにStringTokenizerの例を出しましたが、これはどうでしょうか?
http://kmaebashi.com/programmer/object/shigoto.html
StringTokenizerはCのstrtok()と違って、プログラムの複数の箇所から同時アクセス
できる(というよりは、よそで使われているかどうかを意識せずに使うことができる)
わけです。
また、たとえば大昔のBASICやHSPとかでは、画面に線を引く命令が、ウインドウを
引数に取りません。まあ、大昔のBASICにはマルチウインドウがなかったから
当然かもしれませんが、オブジェクト指向的に考えれば、最初から「ウインドウ」という
クラスを作り、複数のウインドウを開けるようにするのではないでしょうか。
もちろん、オブジェクト指向のメリットはこれだけではなくて、継承やら多態も
あるのですけれど、そのあたりは他の本とかにも書いてあるということ、
特に継承についてはあまりいい例題がないということから放置してしまっています。
すみません。