>お陰様で風邪も良くなりまして、また勉強に励んでおります。
ええと、ご無理されませんように。
>そんな中で、J2EE は一定の成果を上げることができた、と。
EJBなんか本当に必要なのか? という声はなくもないですが。
ただ、EJBを使おうが使うまいが、Webアプリケーションでは、何らかの「型」を決めて
アプリケーションを開発する傾向はあります。Strutsなどは「型」を提供してくれますし、
たいていプロジェクトごとにさらに細かい型を決めます。
実際、それで生産性は上がりますし、品質もある程度均一化できると思うのですが、
考えてみれば、「どこ見ても同じようなパターンで書いてある」というのは、
「同じことを複数の箇所に書いてはいけない原則」に反するのではないかと
思うこともあります。
アスペクト指向ってのはそのへんをどうにかしようという発想なのだと思うのですが、
私はちゃんと追えてません。
>で、ツールの制限の話なのですが、実は私、色々な所で悪口を聞く COBOL を嫌いになれません。
>COBOL の持つ記述上の制約は、「誰でも、それなりに実用に耐えうるソースを書ける」と信じられていた時代な
>らではのものだからです。
すみません、私はCOBOLはやったことないです(入門書をみた程度)。
「誰が書いても似たようなコードになる」という話はよく聞きますけれど。
一時期、TeXに凝っていた頃、「マクロでどうにでも化ける言語ってすごいじゃん」と
思ってしまったことがありますが、読むほうからするとむしろたまったもんじゃ
ないんですよね。C++は、演算子のオーバロードで結構いかようにも化けますが、
おかげで、読む方は、そのクラスの仕様がわからなければ手が出せない。
たとえば文字列のクラスがあったとして、それが実体として扱われるのか参照として
扱われるのかはC++の文法からだけではわからないわけです。
# STLのstringの話をしているわけではないですからね。念のため。
その点、Javaなら参照しかないので迷いようがない。こういうのは結構重要かなあ、
とも思ったりしてます。
ちなみに、そういう発想にはおそらく真っ向から反するのがこちら。
「簡潔さは力なり」
http://www.shiro.dreamhost.com/scheme/trans/power-j.html